JP5034878B2 - 基板情報の管理方法および管理システム - Google Patents

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Description

この発明は、部品実装基板の自動外観検査の結果を、基板毎に固有の識別コードを用いて管理するための方法、およびこの方法が適用された管理システムに関する。
近年の部品実装基板の製作現場では、出荷された基板に関する問い合わせに応答したり、万一のトラブルに対応するために、自動外観検査に使用された基板の画像や検査結果などの情報(以下、これらを「検査結果情報」と総称する。)をデータベース化するようにしている。各基板の検査結果情報は、それぞれその基板に固有の識別コードに対応づけられているので、その識別コードによりデータベースを検索することによって、特定の基板に関する情報を確認することができる。
従来の一般的な管理システムでは、識別コードが表示されたシールを添付する方法やレーザ等によるマーキングによって、基板の空き領域に識別コードを記し、この表示を光学的に読み取って認識するようにしている(特許文献1参照。)。しかし、小型の基板や実装密度が高い基板では、識別コードを記すのに必要なスペースを確保するのが困難である。また、コードの表示領域が小さい場合には、シールの貼付が困難になるため、基板にコードを直接マーキングする必要が生じるが、マーキング用の装置は高価であるためコストが嵩むという問題もある。
特開2004−259790号公報
一方、処理の順番を識別コードにすることによって、基板に識別コードを記す必要をなくすことも提案されている。このような方法では、検査直後の確認には支障はないが、検査が終了して出荷された基板について、後日、故障等の事情で検査結果情報を確認する必要が生じた場合には、対応が困難である。
この発明は上記の問題に着目してなされたもので、基板に識別コードを記さなくとも、検査結果情報の読み出しを可能にすることを、目的とする。
この発明による基板外観検査の結果情報の管理方法では、配線パターンの構成および実装される各部品の機能が同一の複数の基板について、これらの基板に共通する設定処理として、自動外観検査の撮影対象領域に含まれ、基板によって外観状態が異なる可能性がある複数の部位を符号化対象部位として設定する処理と、各符号化対象部位について、それぞれその外観を所定の符号に置き換えるための符号化のルールを定める処理とを実行する。そして、上記した複数の基板について、それぞれ、自動外観検査に使用された画像中の各符号化対象部位を当該部位に対応するルールに基づき符号化する処理と、符号化により得た複数の符号を配列する処理とを実行することによって、基板毎に固有の識別コードを作成する。
さらにこの方法では、識別コードに対応づけられた各基板の検査結果情報、および各符号化対象部位を示す部位識別情報ならびに各符号化対象部位に対して実行された符号化のルールを、メモリ装置に登録する。また、メモリ装置に登録された各部位識別情報に対応する符号化対象部位を具備する任意の基板について、各符号化対象部位の外観を示す情報が入力されたとき、これらの入力情報を登録された符号化のルールに基づき符号化することによって、当該基板の識別コードを特定し、この特定された識別コードに対応する検査結果情報をメモリ装置から読み出す。
「基板によって外観状態が異なる可能性がある部位」には、たとえば、機能は同じであるが、メーカによって色彩が異なる部品が実装される部位や、チップ抵抗のように、向きが逆になってもかまわない部品が実装される部位、パッケージに印刷される文字列が一定でない部品が実装される部位などがある。これらの部位の外観を「符号化のルール」により符号化することにより、符号化対象部位の外観が異なれば、異なる符号を導出することが可能になる。
したがって、所定数の符号化対象部位の外観を組み合わせたときに、基板毎に異なる内容の組み合わせが生じるように、符号化対象部位や符号化のルールを定めることによって、基板毎に固有のコードを得ることができる。
この発明による方法では、上記の原理に基づいて、各符号化対象部位の外観を符号化して得た符号の配列によって基板毎に固有の識別コードを作成するとともに、検査結果情報の照合が必要となった場合にも、照合対象の基板における各符号化対象部位の外観を示す情報の入力を受け付けることによって、その基板の識別コードを特定するので、基板に識別コードを記す必要がなくなる。
上記方法の好ましい態様では、複数の基板の製作に用いられた基板設計データ(たとえばCADデータ)に基づいて、符号化対象部位を設定する処理を実行するとともに、各基板に対する前記符号の配列によるコードが基板毎に固有の内容になるまで符号化対象部位を追加設定または変更する。このような処理により、基板毎に固有の識別コードを作成する処理を、自動的かつ簡単に行うことが可能になる。
基板を照会する処理に関し、好ましい態様では、任意の基板について、メモリ装置に登録されている部位識別情報を表示し、その表示画面上で各符号化対象部位の外観状態を示す情報の入力を受け付ける。このようにすれば、照会者が符号化対象部位を認識していなくとも、必要な情報を容易に入力して、正しい識別コードを求めることができる。
また他の好ましい態様では、前記任意の基板について、各符号化対象部位の外観情報を示す情報として当該基板の画像の入力を受け付け、この基板に対する部位識別情報に基づき、画像中の各符号化対象部位の外観を認識する。このようにすれば、照会対象の基板を撮像して、生成された画像を入力することによって、正しい識別コードを求めることができる。
上記方法が適用された基板外観検査結果の結果情報の管理システムは、配線パターンの構成および実装される各部品の機能が同一の複数の基板について、これらの基板に共通する設定処理として、自動外観検査の撮影対象領域内に含まれ、基板によって外観状態が異なる可能性がある複数の部位を符号化対象部位として設定する処理と、各符号化対象部位について、それぞれその外観を所定の符号に置き換えるための符号化のルールを定める処理とを実行する設定手段;前記複数の基板について、それぞれ、自動外観検査に使用された画像中の各符号化対象部位を当該部位に対応するルールに基づき符号化する処理と、符号化により得た複数の符号を配列する処理とを実行することによって、基板毎に固有の識別コードを作成する識別コード作成手段;各基板の検査結果情報がそれぞれ識別コード作成手段により作成された識別コードに対応づけて登録された検査結果データベース;設定手段により設定された各符号化対象部位を示す部位識別情報と各符号化対象部位に対して実行された符号化のルールとが登録された符号化用データベース;符号化用データベースに登録された各部位識別情報に対応する符号化対象部位を具備する任意の基板について、各部位識別情報に基づき、この基板における各符号化対象部位の外観を示す情報の入力を受け付ける入力手段;この入力手段が受け付けた各符号化対象部位の外観を示す情報を、それぞれ符号化用データベースに登録されている当該部位に対応するルールに基づき符号化して、基板の識別コードを特定するコード特定手段;コード特定手段により特定された識別コードにより検査結果データベースを検索して、対応する検査結果情報を読み出して出力する情報読み出し手段;の各手段を具備する。
上記のシステムを構成する各手段やデータベースは、コンピュータを制御部とする単一の装置に組み込むことができるが、これに限らず、それぞれの機能に応じて、複数の装置に分けて設定することもできる。たとえば、設定手段や識別コード作成手段を、自動外観検査装置に設け、検査装置とは別体のコンピュータに検査結果データベースや符号化用データベースを保存するとともに、このコンピュータに、入力手段、コード特定手段、情報読み出し手段を設けてもよい。または、各データベースを管理するコンピュータを「サーバ」として、入力手段を具備する「端末装置」をサーバに接続してもよい。
上記の方法およびシステムによれば、基板に識別コードが表示されていなくとも、各基板の識別コードを特定して検査結果情報を読み出すことが可能になる。よって、識別コードの表示するだけのスペースを確保できない基板も、支障なく管理することができる。
図1は、この発明が適用された基板検査システムの構成例を示す。
この基板検査システムは、自動外観検査装置1(以下、「検査装置1」と略す。)、管理サーバ2、および確認作業用の端末装置3(以下、「確認端末3」と略す。)を通信回線4を介して接続した構成のものである。確認端末3は、パーソナルコンピュータにより構成され、管理サーバ2には、大容量のメモリ装置が組み込まれている。
検査装置1は、はんだ印刷、部品実装、はんだ付けの各工程を経た完成体の基板を対象に、部品の位置ずれやはんだ付け状態の適否を検査するものである。ここでは図示しないが、検査装置1の筐体10の内部には、基板支持テーブル、カメラ、照明装置などを含む撮像スペースが設けられ、さらに所定位置に、コンピュータを含む制御部が配備される。また、筐体10の前面には、各種設定のための設定スイッチ15や、設定用の画面や基板の画像を表示するための液晶パネル16が設けられる。
検査装置1の図示しないメモリには、装置内の各機構の制御や画像処理に関するプログラムが格納される。さらに、このメモリには、検査領域の設定データ、被検査部位の特徴を抽出するための2値化しきい値、抽出された特徴部分の良否を判定するための判定基準値などの検査用データが、基板の種毎にティーチングにより登録される。検査装置1の制御部は、検査対象の基板の種類が変更される毎に、使用するプログラムや検査用データを切り替えて、所定数の基板に対する検査を実行する。この検査では、部品毎に良否の判定を行って、さらにこれらの判定結果を総合して基板全体の良否を判定する。さらに、1枚1枚の基板について、各部品に対する判定結果(OK/NG)、部品毎の画像データ、判定に使用された計測値などを含む検査結果情報が作成される。
さらに検査装置1は、同一種類の一群の基板の検査が終了する都度、各基板の検査結果情報をまとめて、管理サーバ2に送信するようにしている。管理サーバ2には、受信した検査結果情報を、専用のデータベース(図4に示す検査結果データベース21)内に保存し、必要に応じて読み出すようにしている。
各基板の検査結果情報には、それぞれその基板の種類を示すコード(この実施例では、基板が組み込まれる装置の機種名のコードを使用する。)と、基板毎に割り当てられた識別コード(以下、「基板コード」または「ID」という。)とが対応づけられる。さらに、この基板単位の検査結果情報に含まれる部品毎の検査結果情報には、それぞれその部品を基板上で特定するための識別コード(以下、「部品コード」という。)が対応づけられる。
したがって管理サーバ2では、機種名コードおよび基板コードを特定して検査結果データベース21を検索することにより、基板単位の検査結果情報を読み出すことができる。さらに、部品コードを加えた検索を行えば、特定の基板上の特定の部品の検査結果情報を読み出すことができる。
確認端末3は、検査装置1が不良と判定した部品を対象に、その判定の正否を目視により判断する作業や、特定の基板を対象に、その基板の検査結果情報の照会を要求し、要求に応じて提示された情報を確認する作業に使用される。これらの作業のために、確認端末3には、モニタ31や、キーボード32、マウス33などの操作部が接続されている。
なお、この実施例では、管理サーバ2で検査結果情報を管理しているが、管理サーバ2を設けずに、検査装置1内に検査結果情報を蓄積するようにしてもよい。または、管理サーバ2と確認端末3という分け方をせずに、これらの装置の機能を1台のコンピュータに設定してもよい。
この実施例では、各基板に対し、それぞれその基板の検査に使用した画像を用いて、その画像中の所定部位の特徴を符号化することによって、基板コードを作成するようにしている。以下、この基板コードの作成方法について、詳細に説明する。
この実施例では、同じ設計データに基づいて作成される基板間で各基板に固有の内容のIDを設定することを目標にする。上記したように、検査結果情報は、機種名コードと基板コードとの組み合わせにより管理されるので、基板コードが同一であっても機種名コードが異なれば、基板の取り違えが生じるおそれはないからである。
共通の設計データに基づいて作成される基板は、配線パターンの構成や実装される各部品の機能は同一であるが、個々の部品やその周囲の外観にはばらつきがある。たとえば、同じ位置に配備される部品であっても、メーカが異なると部品本体の色彩が異なる場合があり、また同じメーカの部品であっても、部品本体に印字されるロットコード等が異なる場合がある。
また、チップ抵抗のように、部品の向きが逆転しても、基板電極に正しく接続されていれば支障が生じない部品に関しては、現場でも向きのばらつきを許容する傾向が高いため、外観の差異が生じやすい。
この実施例では、このように基板によって外観状態が異なる部位がある点に着目し、このような部位を複数特定して、それぞれの外観状態を、あらかじめ定めたルールに基づき符号化する。そして符号化により得られた複数の符号を配列することによって、各基板の基板コードを作成する。
図2および図3は、部品の色彩、文字列、向きを符号化することにより、基板コードを作成する例を示す。
この実施例では、これらの外観をアルファベットの1〜2文字で表すようにしている。部品の色彩については、その色彩を表す英語表記に含まれる文字を符号として採用する。たとえば、部品の色彩が黒(Black)であれば「Bk」が、茶色(Brown)であれば「Br」が、白色(White)であれば「W」が、それぞれ符号に設定される。
また、文字列については、その文字列の中の特定位置にある文字を符号として採用する。また、部品の向きについては、上・下・左・右を表す英語表記(UP,DOWN,LEFT,RIGHT)の先頭文字(U,D,L,R)が符号に設定される。
図2は、特定種の基板の符号化処理に用いられる情報をテーブル形式にして示したものである。この情報にも、検査結果情報と同様に、基板の種類を示す機種名コード(図示例では「keitai_A」)が対応づけられる。
さらに、基板コード(ID)を構成する1つ1つの符号(以下「ID要素」と呼ぶ。)について、符号化の対象となる部品の部品コード(図示では、便宜上、「部品a」「部品b」・・・のように示す。)、符号化される外観の内容(向き、文字、部品色)、および符号化のルールが設定される。
以下、このテーブルに示す情報の集合体を「ID要素情報」という。この実施例では、検査装置1において、同じ種類に属する一群の基板の検査を終了する都度、ID要素情報を設定し、そのテーブルの内容に基づき符号化処理を実行して、各基板にIDを付与する。作成されたID要素情報は、検査結果情報とともに管理サーバ2に送信され、後記するID要素情報データベース22内に格納される。
図2の例によれば、1番目のID要素(要素1)は、「部品a」の向きが左向きであるか、右向きであるかによって、「R」または「L」に設定される。なお、部品の向きは、パッケージに付された文字やマークの向きにより特定される。
2番目のID要素(要素2)は、「部品b」のパッケージに印刷されたロットコードの3番目の文字の文字種によって、「X」「Y」「Z」のいずれかに設定される。
3番目のID要素(要素3)は、「部品c」の向きが上向きであるか、下向きであるかによって、「U」または「D」に設定される。
4番目のID要素(要素4)は、「部品d」のパッケージの色彩(部品色)が黒、茶、白のいずれであるかによって、「Bk」「Br」「W」のいずれかに設定される。また5番目のID要素(要素5)は、「部品e」の部品色が緑であるか、白であるかによって、「G」または「W」に設定される。
図3は、上記の機種keitai_Aの設計データに基づき製作された5枚の基板(この例では便宜上、基板イ〜ホとするが、具体的には基板コードで表される。)について、5つのID要素の元になる外観状態と、これらの外観状態から得た符号の配列により設定された基板コード(ID)とを、対応づけたものである。
この例によれば、個々のID要素に関しては、基板間での重複が認められるが、5種類の要素を組み合わせると、いずれの基板にも、他の基板とは異なる組み合わせが設定されている。
多品種少量生産に対応する現場であれば、同一種の基板の数はかなり絞り込まれるので、ある程度の数のID要素を設定して上記の符号化処理を行えば、基板毎に異なる内容のコードを設定することができる。
また多数の基板が製作される場合でも、機種名コード、製作日時、製作したライン等の情報により、基板をいくつかのグループに分けて、同一グループ内でIDが重複することがないようにすれば、仮に異なるグループ間でIDの重複が生じても、基板の取り違えが生じることはない。さらに、グループ毎にID要素の内容や符号の配列順序などを変更するようにすれば、グループ間でのIDの重複を防止することもできる。
このように、図2,3に例示した符号化処理によれば、それぞれの基板の検査に使用された画像を用いて、基板の特定に必要な基板コードを作成することが可能になる。
さらに、この実施例では、管理サーバ2に図4に示すような検索システム20を組み込むとともに、確認端末3に、この検索システム20と協働して、ユーザの問い合わせに対応するためのユーザインタフェースを設けることによって、符号化処理により作成したIDが基板に記されていなくとも、その基板のIDを容易に特定して、検査結果情報を読み出せるようにしている。
図4において、検索システム20には、検査結果データベース21、ID要素情報データベース22のほか、問い合わせ受付部23,ID要素特定部24,検査結果情報読み出し部25が設けられる。
検査結果データベース21には、上記したとおり、複数の基板の検査結果情報が、それぞれ機種名コードおよび基板コードに対応づけられて格納される。またID要素情報データベース22には、複数の機種について、それぞれ図2に示したような構成のID要素情報が格納される。
問い合わせ受付部23は、確認端末3を介してユーザからの問い合わせ(照会)を受け付け、その問い合わせに応じた情報を返送する。問い合わせに対する具体的な処理は、ID要素特定部24および検査結果情報読み出し部25が担当する。
図5,6は、確認端末3側のユーザインタフェースによる表示画面の例を、図7は、これらの画面を用いて実行される確認端末3の処理を、それぞれ示す。以下、これら図5〜7と先の図4とを用いて、検査結果情報の照会に関する処理を説明する(図7のSTは「ステップ」の略である。)。
確認端末3において、検査結果情報の照会処理を指定する操作が行われると、確認端末3から管理サーバ2に、照会開始を要求するメッセージが送信される。管理サーバ2の問い合わせ受付部23は、このメッセージを受けると、ID要素特定部24を介してID要素情報データベース22にID要素情報が登録されている機種名を読み出し、確認端末3に送信する。この送信情報により、確認端末3では、図5に示すような初期画面を表示する。
この画面には、送信された機種名の一覧が表示される。さらに各機種名の左横には、それぞれチェックボックス301が設けられ、画面の下方には、選択確定ボタン302やキャンセルボタン303が設けられる。作業者は、この画面により、紹介対象の機種名を選択することができる。
確認端末3では、機種名の選択を受け付けて、その選択された機種名を管理サーバ2に送信する。管理サーバ2では、確認端末3から送信された機種名を、問い合わせ受付部23からID要素特定部24に渡し、選択された機種名に対応するID要素情報の読み出しを行う。読み出されたID要素情報は、問い合わせ受付部23を介して確認端末3に提供される。図7のST101,102は、この一連の処理に対応するものである。
確認端末3では、ID要素情報の送信を受けると、モニタ31の画面を、図6に示すような内容に切り替える。図7のST103は、この処理に対応するものである。
この画面には、管理サーバ2から送信された情報に基づき、選択された機種名の基板の各ID要素の元情報が表形式で表される。表中の左端欄は、符号化対象の部品を示し、中央の欄は、符号化される外観の種類(向き/文字/部品色)を示す。
右端欄は、具体的な外観状態を表す情報(以下、「外観情報」という。)を入力するためのもので、プルダウンボタン306が付加されている。ここには図示していないが、プルダウンボタン306を操作することにより、ID要素情報に含まれる符号化前の外観情報が選択肢として表示される。
図6の例は、各選択肢を選択する操作が完了した段階のもので、図3に示した基板イの外観情報が入力されている。
さらに、この画面には、各ID要素に対応する部品の位置を示すマップ画像305、入力確定ボタン307、キャンセルボタン303などが設けられる。
図6に示した画面構成によれば、作業者は、マップ画像により符号化対象の部品を確認しながら、これらの部位の実際の外観状態を示す選択肢を選択することによって、各ID要素の元情報を容易かつ正確に入力することができる。
外観情報の選択が完了した後に入力確定ボタン307が操作されると、確認端末3は、この入力を受け付けて、管理サーバ2に送信する(図7のST104)。この入力情報は、管理サーバ2の問い合わせ受付部23から検査結果情報読み出し部25に渡される。検査結果情報読み出し部25は、ID要素特定部24を介して照合対象の機種名や符号化のルールを取得しており、このルールに基づき入力情報中の各外観情報を符号化することによって、照合対象の基板の基板コードを特定する。そして、この特定された基板コードおよび機種名により検査結果データベース21を検索して、検査結果情報を読み出す。
読み出された情報は、問い合わせ受付部23を介して確認端末3に送信される。確認端末3は、送信された検査結果情報を受け付けて、これをモニタ31に表示する(図7のST105,106)。
なお、図5,6の画面により基板の検査結果を確認する作業は、基板が出荷された後に発生する可能性が高い。このような場合には、部品が欠落したり、文字が消えるなどして、ID要素が不明になることが考えられるから、符号化処理では、冗長性のあるコードが設定されるようにするのが望ましい。
図8は、先の図3に示した5つの基板について、5つのID要素のうちのいずれかが欠落した場合の各コードの内容を示す。この例によれば、いずれの要素が欠落しても、各基板のIDの独自性が保たれているので、検査結果情報の照会作業に支障が生じることがない。
上記したように、特定の基板について検査結果情報を確認する必要が生じた場合には、実際の基板の外観に関する情報を入力することによって、該当する検査結果情報を読み出すことが可能である。したがって、実際の基板に基板コードを記す必要がなくなるから、基板コードを記すスペースが乏しい小型基板や実装密度の高い基板の管理が容易になる。また、基板コードを記すためのコストや労力が不要になる。
一方、検査後に不良判定がなされた部品を確認する作業を行う場合には、上記図5,6の画面による作業を行う必要はない。この場合には、あらかじめ管理サーバ2から確認端末3に、確認対象の部品を特定するための情報(部品コード、基板コードおよび機種名コードの組み合わせ)のリストが送信されるからである。確認端末3では、各部品の特定情報を1つずつ順に管理サーバ2に送信して、該当する部品の検査結果情報の送信を受けてこれを表示し、作業者の確認操作を受け付けるので、作業者は、確認対象の部品が属する基板のIDを特段に意識せずに、作業を行うことができる。
つぎに、この実施例の検査装置1では、同一の機種に属する複数の基板の検査結果情報に対し、検査した順番を仮IDとして設定して保存するようにしている。各基板の検査が終了すると、検査装置1では、図9に示すような処理を実行することにより、各基板に、それぞれアルファベットによる固有のIDを設定し、上記の仮IDと入れ替える。
検査装置1のメモリには、あらかじめ複数とおりの外観が示される可能性のある部品と、この部品に適用可能な符号化のルールとを登録した参照用データベースが登録される。最初のST1では、処理対象機種のCADデータを用いて、参照用データベースに登録されている部品が実装されている位置をn個選択し、これらを符号化対象部位に設定する。
なお、nの値はデフォルトとして所定の値(たとえば5)に設定されているが、IDを設定する対象の基板の数に応じてnの値が変更されるようにしてもよい。
ST2では、ST1で選択された符号化対象部位について、それぞれ参照用データベースの該当する登録情報に基づき、その部位に適用可能な符号化のルールを設定する。ここでルールとして設定されるのは、符号化の対象となる外観、その外観の具体的内容、およびその具体的内容に対応する符号の種類である。
たとえば、符号化の対象が「部品色」であれば、外観の具体的内容は、実際に現れ得る部品の色彩(たとえば「黒/白」)になる。また、符号化の対象が「向き」の場合には、CADデータに基づき、実際の部品の向きが「左または右」になるか、「上または下」になるかを判別し、判別された方を外観の具体的内容に採用する。
このようにして、n個の符号化対象部位とそれぞれの部位に適用する符号化のルールが定められると、ST3では、基板毎に、検査に使用された画像を用いて各符号化対象部位の外観の具体的内容を認識し、その内容を設定されたルールに基づき符号化することにより、n桁のコードを作成する。
ここでn桁のコードが基板毎に異なる内容になっている場合(ST4が「NO」の場合)には、これらのコードをそれぞれ該当する基板のIDとして確定する(ST7)。そして、各符号化対象部位および符号化のルールを示す情報をまとめたものを、ID要素情報として、管理サーバ2に送信し(ST8)、ID作成処理を終了する。
一方、作成されたn桁のコードの中に重複するものがあった場合(ST4が「YES」の場合)には、新たな符号化対象部位を追加または一部の符号化対象部位を他のものに変更する(ST5)。そして、再び各基板の画像を用いて、基板毎に、追加または変更された部位に対する符号化を実行し、その結果得られた符号を用いて各基板のコードを再設定する(ST8)。
ST5,6の処理は、再設定されたコードが基板毎に異なるものになるまで繰り返される。この結果、いずれの基板にも他の基板とは異なる内容のコードが設定されると、ST7,8の処理が実行され、処理を終了する。
なお、ST4のコードの重複の有無を確認する処理では、所定数の符号が欠落してもコードの重複が生じないかどうかまで確認するのが望ましい。その趣旨は、先に図8を用いて説明したとおりである。
上記のID作成処理によれば、あらかじめ定めた参照用データベースやCADデータを用いて、符号化対象部位の選択やルールの設定を自動的に行うことができる。さらに、検査に使用された画像を用いることにより、符号化処理も自動化することができる。
ただし、符号化の方法は上記に限らず、1つ1つの基板の検査を実行する間に、符号化が可能な部位をすべて符号化してメモリ内に蓄積してゆき、一群の基板の検査が終了したときに、所定数の符号を選択してコードを作成するようにしてもよい。
さらに、上記の例では、上記の処理により作成された基板コードによって、検査結果情報を管理するようにしたが、基板の生産が開始されてから検査が終了するまで、処理対象の基板の数や処理順序が一貫している場合には、各生産工程で発生した種々の情報についても、検査結果情報と同様の基板コードに対応づけて管理することができる。
また上記の例では、検査結果情報の照会作業を確認端末3を用いて行っているが、これに代えて、インターネット等を用いて外部の装置で同様の照会作業を行えるようにしてもよい。また、各符号化対象部位の外観情報を作業者に入力させる方法に代えて、照合対象の基板を作業者が撮影し、その撮影により生成された画像から各符号化対象部位を特定して、符号化を行うようにしてもよい。
また、上記の例では、基板コードが記されていない基板を対象にすることを前提としたが、基板コードを記す場合でも、複数の同一種の基板が一体化された大型基板を製作し、検査の後に、個々の基板(個片基板)を切り離す生産方法をとる場合には、各個片基板に上記の方法を適用してIDを設定するようにしてもよい。この場合、元の大型基板のIDにその基板から切り離された各個片基板の位置およびIDを対応づけておけば、個片基板に分割された後も、特定の個片基板のIDに基づき、大型基板の検査結果情報から当該個片基板に対応する情報を読み出すことができる。
基板検査システムの構成例を示す説明図である。 符号化処理の内容を示すID要素情報の構成例を示す説明図である。 各ID要素により設定される基板コードの例を示す説明図である。 管理サーバ内の検索システムを示す機能ブロック図である。 機種名の選択画面の例を示す説明図である。 ID要素の入力画面の例を示す説明図である。 検査結果情報を照会に関して確認端末が実行する処理のを示すフローチャートである。 1つの要素が欠落しても基板コードの独自性が失われていない例を示す説明図である。 基板コードの作成処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 自動外観検査装置
2 管理サーバ
3 確認端末
20 検索システム
21 検査結果データベース
22 ID要素情報データベース

Claims (5)

  1. 複数の部品実装基板に対する自動外観検査の結果を基板の識別コードを用いて管理する方法において、
    配線パターンの構成および実装される各部品の機能が同一の複数の基板について、これらの基板に共通する設定処理として、自動外観検査の撮影対象領域内に含まれ、基板によって外観状態が異なる可能性がある複数の部位を符号化対象部位として設定する処理と、各符号化対象部位について、それぞれその外観を所定の符号に置き換えるための符号化のルールを定める処理とを実行し、
    前記複数の基板について、それぞれ、自動外観検査に使用された画像中の各符号化対象部位を当該部位に対応するルールに基づき符号化する処理と、前記符号化により得た複数の符号を配列する処理とを実行することによって、基板毎に固有の識別コードを作成し、
    前記識別コードに対応づけられた各基板の検査結果情報、および各符号化対象部位を示す部位識別情報ならびに各符号化対象部位に対して実行された符号化のルールを、メモリ装置に登録し、
    前記メモリ装置に登録された各部位識別情報に対応する符号化対象部位を具備する任意の基板について、各符号化対象部位の外観を示す情報が入力されたとき、これらの入力情報を前記登録された符号化のルールに基づき符号化することによって、当該基板の識別コードを特定し、この特定された識別コードに対応する検査結果情報をメモリ装置から読み出す、
    ことを特徴とする基板外観検査の結果情報の管理方法。
  2. 請求項1に記載された方法において、
    前記複数の基板の製作に用いられた基板設計データに基づいて、前記符号化対象部位を設定する処理を実行するとともに、各基板に対する符号の配列によるコードが基板毎に固有の内容になるまで前記符号化対象部位を追加設定または変更する、基板外観検査の結果情報の管理方法。
  3. 請求項1に記載された方法において、
    前記任意の基板について、前記メモリ装置に登録されている部位識別情報を表示し、その表示画面上で各符号化対象部位の外観状態を示す情報の入力を受け付ける、基板外観検査の検査情報の管理方法。
  4. 請求項1に記載された方法において、
    前記任意の基板について、各符号化対象部位の外観状態を示す情報として当該基板の画像の入力を受け付け、この基板に対応する部位識別情報に基づき、前記画像中の各符号化対象部位の外観状態を認識する、基板外観検査の検査情報の管理方法。
  5. 複数の部品実装基板に対する自動外観検査の結果を基板の識別コードを用いて管理するシステムであって、
    配線パターンの構成および実装される各部品の機能が同一の複数の基板について、これらの基板に共通する設定処理として、自動外観検査の撮影対象領域内に含まれ、基板によって外観状態が異なる可能性がある複数の部位を符号化対象部位として設定する処理と、各符号化対象部位について、それぞれその外観を所定の符号に置き換えるための符号化のルールを定める処理とを実行する設定手段と、
    前記複数の基板について、それぞれ、自動外観検査に使用された画像中の各符号化対象部位を当該部位に対応するルールに基づき符号化する処理と、前記符号化により得た複数の符号を配列する処理とを実行することによって、基板毎に固有の識別コードを作成する識別コード作成手段と、
    各基板の検査結果情報がそれぞれ前記識別コード作成手段により作成された識別コードに対応づけて登録された検査結果データベースと、
    前記設定手段により設定された各符号化対象部位を示す部位識別情報と各符号化対象部位に対して実行された符号化のルールとが登録された符号化用データベースと、
    前記符号化用データベースに登録された各部位識別情報に対応する符号化対象部位を具備する任意の基板について、各部位識別情報に基づき、この基板における各符号化対象部位の外観を示す情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段が受け付けた各符号化対象部位の外観を示す情報を、それぞれ前記符号化用データベースに登録されている当該部位に対応するルールに基づき符号化して、前記基板の識別コードを特定するコード特定手段と、
    前記コード特定手段により特定された識別コードにより前記検査結果データベースを検索して、対応する検査結果情報を読み出して出力する情報読み出し手段とを、具備する基板外観検査結果の結果情報の管理システム。
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