JP5033011B2 - 貯湯タンクユニット - Google Patents

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本発明は、温水を貯湯する貯湯タンクを筐体内に収納した貯湯タンクユニットに関するものである。
この種の貯湯タンクユニットとして、略矩形の筐体内に貯湯タンクを収納した貯湯タンクユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の貯湯タンクユニットにおける筐体への貯湯タンクの固定構造について、図8(a)(b)を参照して説明する。同図8(a)(b)は、貯湯タンクユニット100の立設状態と、同ユニット100を輸送のために地面200上に横倒しとした状態を示している。貯湯タンクユニット100は、貯湯タンク101と、貯湯タンク101を収納する略矩形の筐体102と、筐体102を支える脚部103で構成される。筐体102は、メンテナンス等のために筐体102から開放される前板111と、ビス又は溶接等で互いに固定された左右の側板112、113と、背板114と、天板115と、底板116とにより形成されている。貯湯タンク101は、その側面に溶接等で固定された複数のタンク固定脚104を介して底板116上にねじ止め等により立設固定される。
貯湯タンク101が、このようにして固定されているため、貯湯タンクユニット100を輸送のために横倒ししたとき、図8(b)に示すように、貯湯タンク101の保持は、底板116に固定されたタンク固定脚104による片持ちとなる。このため、貯湯タンク101の重量による応力が、タンク固定脚104を固定した底板116の固定部分と、タンク固定脚104の貯湯タンク101側面への接合部分とに集中することになり、これら固定部分や接合部分が貯湯タンクユニット100の輸送時の振動や衝撃で破損し易くなる。特に、貯湯タンク101の接合部分の破損は、タンクの亀裂等につながる。
これに対し、振動による影響を緩和するため、図9(a)(b)に示すように、貯湯タンク101の頂点近傍をバー材120により筐体102に固定する構成が知られている。即ち、筐体102の側板112、113にバー材120の両端部が各接合部122において固定され、このバー材120に貯湯タンク101の頂点近傍の接合部121が固定される。これにより、貯湯タンク101は、バー材120とタンク固定脚104で支持される。ところが、この構成においても、貯湯タンク101を頂点近傍で固定するので、貯湯タンクユニット100を横倒しにして持ち運ぶとき、貯湯タンク101の振動による応力が、貯湯タンク101とバー材120の接合部121及びバー材120と筐体102の接合部122に集中し、各接合部が破損し易くなる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、筐体内に立設して収納された貯湯タンクを備えた貯湯タンクユニットにおいて、該ユニットの輸送中等に、貯湯タンクを安定して筐体内に保持することができる貯湯タンクユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、前板、左右の側板、背板、天板、及び底板を有する略矩形の筐体と、前記筐体内に収納され、該筐体の底板に立設固定された貯湯タンクとを備えた筐体貯湯タンクユニットにおいて、前記貯湯タンクの少なくとも上部近傍を前記筐体の側面に固定するための複数のタンク保持金具を備え、前記タンク保持金具は、略矩形の平板をZ字状に折り曲げて形成された2つの折り曲げ面を有し、前記2つの折り曲げ面のうち、一方の折り曲げ面を前記筐体の側板に、他方の折り曲げ面の端辺を前記貯湯タンクの側面に、それぞれ固定したものである。
請求項1の発明によれば、貯湯タンクの上部近傍がZ字状のタンク保持金具により筐体の側面に固定されると共に、タンク保持金具の1つの折り曲げ面の端辺による狭幅の線状的な面接合により貯湯タンクに固定されているので、ユニットの輸送時等に貯湯タンクが振動することによって応力が発生しても、タンク保持金具が変形し易く、該応力は吸収される。このため、貯湯タンクは安定して筐体内に保持されると共に、筐体と貯湯タンクの接合部分が破損することが防止される。
本発明の実施形態に係る貯湯タンクユニットついて図1乃至図5を参照して説明する。図1及び図2は、本実施形態による貯湯タンクユニット1を示す。この貯湯タンクユニット1は、温水を貯湯する貯湯タンク2と、貯湯タンク2を収納する略矩形の金属製又は樹脂製の筐体3と、筐体3を支えるタンクユニット脚部4と、貯湯タンク2を筐体3内に立設して固定するためのタンク固定脚5と、貯湯タンク2の少なくとも上部2aを筐体3に固定するためのタンク保持金具6とを備えている。
貯湯タンク2は、略円筒形の金属製筐体からなり、その底部2bに溶接またはビス止めされた複数(ここでは、3本)のタンク固定脚5を有し、このタンク固定脚5を介して筐体3の底板36上に立設固定される。
筐体3は、メンテナンス等のために開放自在な前板31と、ビス又は溶接等で互いに固定されている左右の側板32、33と、背板34と、天板35と、底板36とから形成される。前板31は、筐体3の空間内に貯湯タンク2が収納された後に、ビス止め等により筐体3の前面側に固定される。
貯湯タンク2は、その中心軸が筐体3の側板32.33と略平行に成るように、また、側板32.33との距離が略等しくなるように配設されている。また、タンクユニット脚部4は、貯湯タンク2のタンク固定脚5に対応する筐体3の底板36の裏面側に固定されている。なお、貯湯タンクユニット1の輸送時を想定して、貯湯タンク2への給水用、給湯用の配管等の図面は省略している。
貯湯タンク2と筐体3との固定は、タンク固定脚5による筐体3の底板36への固定に加え、2つのタンク保持金具6による筐体3の側板32、33への固定により行われる。ここに、タンク保持金具6の貯湯タンク2側の接合部位21、22は溶接で、筐体3側はビス7でそれぞれ固定される。また、これらの接合部位21、22は、貯湯タンク2の中心軸に対して互いに略対称な位置にあり、貯湯タンク2の上部近傍とされるが、タンク高さの半分以上の高さであればよい。
ここで、タンク保持金具6について、図3を参照して説明する。タンク保持金具6は、略矩形の金属製の平板60を、その側辺に平行な折り曲げ線63、64に沿ってZ字状に折り曲げて形成された2つの折り曲げ面61、62を有する。折り曲げ面61、62は、略等幅の矩形の板片を成す。折り曲げ線63、64は、貯湯タンク2の中心軸に略平行になるように配設される。一方の折り曲げ面61には、筐体3の側板32、33にビス止めするためのビス孔65が形成されている。折り曲げ面62の端辺62aは、貯湯タンク2の側面への接合部位となる。
ここで、タンク保持金具6による貯湯タンク2の筐体3への固定について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、貯湯タンクユニット1の貯湯タンク2を筐体3内に立設して固定した状態を、筐体3の天板35を開放して上方から見た図を示す。図5は、貯湯タンクユニット1の前板31を開放して正面から見た図を示す。タンク保持金具6のうちの、一方の折り曲げ面61は、筐体3の側板32、33にそれぞれビス7によりビス止めされ、他方の折り曲げ面62は、その端辺62aで貯湯タンク2の円筒状の側面に接合部位21、22において溶接等で接合される。この接合は、端辺62aを貯湯タンク2の中心軸と略平行になるように貯湯タンク2の側面に接触させて、貯湯タンク2の高さ方向に沿って行われる。ここに、貯湯タンク2とタンク保持金具6とは、折り曲げ面62の広い面での接合ではなく、その端辺62aによる狭幅の線状的な面接合で行われる。このようなZ字状のタンク保持金具6の折り曲げ面62の端辺62aによる接合により、タンク保持金具6が変形し易くなるので、貯湯タンク2が横揺れ等で振動した場合に、その振動による応力を吸収することができる。また、筐体3内において、貯湯タンク2は、筐体3の各側板32、33からの距離が略同じに、また、前板31と背板34とからの距離が略同じになるように配設される。また、折り曲げ面62の貯湯タンク2との接合部位21、22の各中心を結ぶ線Lは、筐体3の側板32、33に略直交するようになっている。
次に、貯湯タンクユニット1を横倒しにして搬送するときの、タンク保持金具6による貯湯タンク2の振動による応力の吸収について、図6(a)(b)及び図7を参照して説明する。図6(a)(b)は、貯湯タンクユニット1を、筐体3の背板34を地面200上に横倒しに置いた状態を示す。横倒し状態の貯湯タンク2は、タンク固定脚5を固定した底板36の固定部分と、タンク保持金具6と筐体3の側板32、33との固定部分とにおいて保持される。このとき、図7に示すように、貯湯タンク2が、矢印で示す上下方向に振動して、貯湯タンク2の重さにより初期の保持状態から筐体3の下方に動いたとき、タンク保持金具6がZの文字が伸びるように変形する。このとき、上記接合部位21、22の各部の中心を結ぶ線Lの位置は変位している。ここに、折り曲げ面62は、端辺62aによる線状的な面接合とされているので、変形し易い。これにより、振動による応力がタンク保持金具6により吸収されることになる。
このように、本実施形態においては、貯湯タンク2がZ字状のタンク保持金具6により筐体3に固定されているので、貯湯タンク2が振動により変位しても、筐体3への応力を吸収することができる。従って、タンク固定脚5と底板36の固定部分と、タンク保持金具6と貯湯タンク3の接合部位21、22及び筐体3の側板32、33との固定部分に瞬間的に大きな応力が掛からなくなり、筐体3と貯湯タンク2が互いに固定される接合部分等が破壊され難くなり、貯湯タンク2の亀裂による漏水等の発生を抑制することができる。また、貯湯タンクユニット1の輸送中に、貯湯タンクを安定して筐体内に保持することができ、安全に輸送することができる。
なお、本発明は、上記実施形態等に限られるものでなく、さらに適宜に変更することができる。例えば、本実施形態では、タンク保持部を貯湯タンクの上部の1箇所のみに設けたが、貯湯タンクの上部に加え、貯湯タンクの中部など複数箇所に設けてもよい。また、タンク保持部の一方の折り曲げ面を筐体の左右の側板に固定したが、筐体の背板や前板等に固定してもよい。また、貯湯タンクを、保温のため、その周囲を断熱材で包むと共に、この断熱材を貯湯タンクの揺れを抑制するような緩衝材と兼用することにより、さらに貯湯タンクの揺れを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る貯湯タンクユニットの斜視図。 上記ユニットの前板を開放したときの正面図。 上記ユニットにおけるタンク保持金具の斜視図。 上記ユニットの天板を開放した平面図。 上記ユニットの前板を開放した部分正面図。 (a)上記ユニットの横倒しの状態の側面図、(b)は(a)の天板を開放したときの天板側から見た側面図。 図5(b)の拡大図。 (a)は従来の貯湯タンクユニットの正面図、(b)は同ユニットを横倒しの状態の側面図。 (a)は他の従来の貯湯タンクユニットの横倒しの状態の側面図、(b)は(a)の天板側から見た側面図。
符号の説明
1 貯湯タンクユニット
2 貯湯タンク
3 筐体
31 前板
32、33 側板
34 背板
35 天板
36 底板
6 タンク保持金具
60 平板
61、62 折り曲げ面
62a 端辺

Claims (1)

  1. 前板、左右の側板、背板、天板、及び底板を有する略矩形の筐体と、前記筐体内に収納され、該筐体の底板に立設固定された貯湯タンクとを備えた貯湯タンクユニットにおいて、
    前記貯湯タンクの少なくとも上部近傍を前記筐体の側板に固定するための複数のタンク保持金具を備え、
    前記タンク保持金具は、略矩形の平板をZ字状に折り曲げて形成された2つの折り曲げ面を有し、
    前記2つの折り曲げ面のうち、一方の折り曲げ面を前記筐体の側板に、他方の折り曲げ面の端辺を前記貯湯タンクの側面に、それぞれ固定したことを特徴とする貯湯タンクユニット。
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