JP5032201B2 - 非破壊検査方法及び非破壊検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁波、X線、γ線、中性子線等を用いて容器内の不明物質等を非破壊で検査する非破壊検査方法及び非破壊検査装置に関する。
放射線(以下電磁波としてのX線、γ線並びに中性子線を含む)が物質を透過する際には、放射線の種類、エネルギーや検査対象となる構成物質の種類や形状によって吸収や散乱が異なる。これを映像として写真やビデオ、デジタルファイル等として記録すれば、物質の破損状態、変化、充填状況等を把握することができる。これは一般にX線の場合、レントゲン写真で人体の内部の状態を診察する方法として用いられている。測定したい物体あるいは試料を破壊せずに内部の状態を測定するこの方法はラジオグラフィまたは非破壊放射線撮影法と呼ばれている。
医療診断や工業用非破壊検査などに利用されるX線撮影を例に説明すると、通常、撮影系の感度を上昇させるために、フィルム(X線フィルム)を放射線増感紙と組み合わせて使用している。X線撮影においては、被検体を透過したX線が直接フィルムの銀粒子を黒化する以外に、増感紙で可視光に変換され、光でフィルム上の銀粒子を黒化させることによって、被検体の透過画像を得ている。フィルムを用いて撮像する場合には、シャーカステンと呼ばれる光源の上にフィルムを設置してフィルムの透過光から画像を観察する。この場合、光源の明るさや周囲の明るさにより画像の識別度合いが異なり、識別する人によっても変わる。
デジタルの撮像では、アナログのフィルムと異なり、イメージングプレート(通称IP)と呼ばれる輝尽性蛍光シートを用い、フィルムと同様に照射した後、フィルムの現像とは異なるが、IP上に記録された情報をレーザ装置でスキャンニングして再発光させて、光電子増倍管にて電気信号に変換して記録情報をデジタルデータとして読み取るシステムがある。
一方、空港の手荷物検査のように、放射線のセンサにシンチレータとラインセンサを用いたものもあり、物体が動くことによりスキャンして透過画像を表示する方法もある。この方法では、フィルムやIPとは異なり、発光したシンチレータの信号をラインセンサで電気信号に変換した直後にデジタルの画像データとして表示できる。さらに、シンチレータとテレビカメラを組み合わせた放射線テレビ(X線テレビや中性子テレビ等ラジオグラフィとして良く用いられている。)では、リアルタイムに放射線の透過画像をテレビモニターで観察できる方法がある。増幅機能を持たせてより感度を高くしたイメージインテンシファイアとテレビカメラとの組み合わせもある。
これらのフィルムを用いる方法、IPやラインセンサ、放射線テレビ、イメージインテンシファイア等で撮像した結果の画像は、現時点でも一般的にはモノクロの濃淡画像である。
近年、デジタル技術が発達し、アナログのフィルムも、フィルムデジタイザーにて読み取り、デジタル化することも行われている。撮像画像をデジタル情報として管理する方が、膨大なフィルム自体を管理するよりもデータの検索や管理スペースの面で優れているからである。従来のフィルムデジタル化やデジタル検出器により記録される情報は、黒から白まで256段階の8ビットのモノクロで表示したものである。最近では、デジタル化が進み、メモリー容量も増えており、この量子化は、10ビット(1024段階)、12ビット(4096段階)、16ビット(65536段階)と拡張する傾向にある。しかし、これらのデータを画像として人間が確認するには、8ビットでも難しいとされる識別限界がある。
図22は、濃淡をグレースケールで示したステップパターンの例を示したものである。図22(a)は、写真用(フィルム)のグレースケールを8ビットのデジタルデータにして表示したものである。スケール上部左端から255,202,161,…,6,5,4,3と示している数字が8ビットにした輝度値(最大の明るさ255の白から最も暗い0の黒を256段階の輝度で表示)である。図22(a)には、スケールの各ステップに黒の縁取りを行っているが、図22(b)は、図22(a)のスケールから縁を取った状態を示している。モニターやプリンターの性能によって異なるが、輝度データで20まで個別に識別ができるか微妙である。すなわち、この図22(a)の明るい部分255,202,161,…,25,20までは個々のステップが隣のステップと識別できるが、20以下のステップでは、識別が難しい。図22(a)のステップは、20個のステップを写真用のステップとして示しているが、この20ステップを明るい白255から輝度が5少なくなるように表示したものを図22(c)に示す。また、この縁なし画像を図22(d)に示す。さらに、暗い部分の黒0までの20ステップを図22(e)に示し、その縁なし画像を図22(f)に示す。この図22(d)や図22(f)では、両端の濃淡は明るさが異なると認識できるが、255と250のように隣り合うステップは、輝度の差が少なく、デジタル信号としては異なるが、人間が判断すると境界部分がはっきりせず識別し難い。全体的に明るい左側から暗い右側まで、グラデーションとなっていることしか濃淡の識別が難しい。
図23は、上記のステップパターンをデジタルでプロットしたものである。図23において、横軸は左からのステップ位置、縦軸は8ビットの輝度データを示している(輝度の明るい最大値が255、黒が0となっている。)。また、図23中、円形のマークが図22(a)の写真用ステップ、四角形のマークが図22(c)の明部5ステップ、三角形のマークが図22(e)の暗部5ステップを示している。
図23中、円形のマークで示された写真用ステップは、比例して減衰していないことがわかる。この写真用ステップの場合、縦軸を対数とすると、図24に示すように、比例する。すなわち、写真用ステップは、輝度値に対して対数で比例するように作られている。ところで、放射線の透過量Iについても、同じ材質であれば、放射線の透過厚さtと透過量の関係が、下記(1)式で示されるように対数の関係にある。すなわち、X(γ)線の物質中の透過は、物質に入射する前の強度をI0、透過後の強度をIとすると、
I=I0exp(−μρt) (1)
で表される。ここで、μ(cm2/g)は、X(γ)線のエネルギーに依存した質量エネルギー吸収係数、ρ(g/cm3)は、透過した物質の比重、t(cm)は、X(γ)線が透過する厚さを示している。
したがって、透過で得られる輝度データは、写真用ステップと同様に対数で比例する関係となり、図22や図23のように、特に黒い部分で識別が難しい状況であることがわかる。
以上の説明は、わずか20ステップの識別の場合についてのものであるが、識別が難しいことがわかる。量子化が大きくなり、8ビットから16ビットに拡張しても、モニター画面やプリントでは、この膨大な諧調を表示することはできず、また、人間がこのまま識別することは難しい。
これら放射線を用いた非破壊検査において、本発明者等は、放射線の異なる透過量をシンチレータの発光割合を変えて色別に感度を変えて、カラー化して表示する方法を提案している(例えば、特許文献1参照)。この方法では、放射線の種類やエネルギーの違いを色別に測定し表示する。測定の領域は異なる色毎に異なり、従来よりも広い感度領域を同時に表示可能としている。しかし、上記濃淡の識別のように、放射線の透過輝度値は、同じ材質では透過厚さに対して対数で比例する関係であり、画像表示の8ビットそのままでは識別が難しい。
特開平11−271453号公報
上述したように、放射線にて非破壊検査を行い、その透過画像をデジタル化して表示する方法としては、量子化のビット数が増えても識別しやすいとは限らなかった。また、特にビット数の大きな輝度データを、識別しやすく多くの情報を同時に表示することのできる方法もなかった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、被検査体を破壊することなく、放射線を用いて非破壊で被検査体内部の状態を従来に比べてより識別しやすく検査することのできる非破壊検査方法及び非破壊検査装置を提供しようとするものである。
本発明の非破壊検査方法は、被検体に電磁波または放射線を照射し、前記被検体を透過した電磁波または放射線を検出して透過量に応じた輝度データを取得し、前記輝度データに基づいて表示手段に表示して前記被検体の検査を行う非破壊検査方法であって、前記輝度データをデジタルデータとして量子化した輝度データを、量子化輝度値の範囲により複数の領域に分けて抽出し、各領域毎の前記量子化した輝度データに対して輝度の明暗を拡張するように再度量子化し直し、この再度量子化し直した輝度データにより前記表示手段に表示することを特徴とする。
また、本発明の非破壊検査装置は、被検体に電磁波または放射線を照射し、前記被検体を透過した電磁波または放射線を、フィルム、又は輝尽性蛍光体、又はセンサで検出して透過量に応じた輝度データを取得し、前記輝度データに基づいて表示手段に表示して前記被検体の検査を行う非破壊検査装置であって、前記輝度データをデジタルデータとして量子化した輝度データを、量子化輝度値の範囲により複数の領域に分けて抽出し、各領域毎の前記量子化した輝度データに対して輝度の明暗を拡張するように再度量子化し直し、この再度量子化し直した輝度データにより前記表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、被検査体を破壊することなく、放射線を用いて非破壊で被検査体内部の状態を従来に比べてより識別しやすく検査することのできる非破壊検査方法及び非破壊検査装置を提供することができる。
以下、本発明の非破壊検査方法及び非破壊検査装置の詳細を図面を参照して実施形態について説明する。
本発明の非破壊検査方法及び非破壊検査装置では、放射線としては、主にX線やγ線、中性子線等を用い、被検体を透過させてセンサにて測定してその結果を表示する。センサには、例えば、この放射線と反応するシンチレータを用い、シンチレータで発光した光を電気的に変換して測定する。なお、本発明は、フィルムをフィルムデジタイザーで量子化して読み取る場合や、前述したイメージングプレートを用いる場合についても同様にして適用することができる。
X線の物質中の透過は、物質に入射する前の強度をI0とし、透過後の強度をIとすると前述した(1)式にて表される。この透過信号強度を輝度値とした場合、変換されるビット数(輝度の諧調)で発生する頻度分布を、ヒストグラムにて表示させることができる。
図25は、測定した一例の画像データを量子化し、輝度値とその頻度をヒストグラムにしたものである。図25において、縦軸は輝度頻度相対値(a.u.)、横軸は量子化輝度値を示している。横軸の表示が複数あるのは、量子化するときのビット数に対応させたものである。例えば、測定したフィルムをフィルムデジタイザーで量子化して読み取る場合やイメージングプレートやカメラで量子化する場合に、8ビットで量子化する場合や12ビット、16ビットで量子化する場合を示している。
例えば、図25の結果の輝度頻度が0〜50000階調の16ビットで得られたとする。この結果全体を一般に使用されているモニター(8ビット)で表示する場合に、図25に示すように、50000階調を250階調(正確には8ビットの255階調であるが説明の上で分かり易く250とする。)に置き換えて表示することになる。この場合、30000〜40000諧調の差が10000階調あっても150〜200の50諧調(1/200)に圧縮され表示される。単純に圧縮する場合には、1000階調を50に分割し、3000から30199までを150、30200から30399までを151の輝度値として表示する。
したがって、30000と30100の輝度値は同一になり、数値的にも視覚的にも区別ができなくなる。このことは、12ビットでも、更に情報量の多い32ビットでも同じ考えになる。そこで、この30000と30100の輝度値を視覚的に表示するために、図1のヒストグラムに示すように、図25のヒストグラムの領域分けを行う。
図1では、領域をn+1個に分割している。この中で、30000と30100の差の領域をn番目としてその輝度を8ビットに置き換えて表示させる。この場合、単純に数値を100段階の差として表示すると、図22(d)、図22(f)に示したように、5段階の輝度差となって、識別し難くなる。そのため、図22(d)、図22(f)の20ステップを、図2に示すように輝度の明暗を拡張して表示することで隣り合うスケール輝度の差を大きくしてステップの識別性を高める。
図2(a)のパターン1は、20ステップの明暗を、両サイドの明るい輝度値255と暗い輝度値0としてそれらの間を直線的に(比例するように)分割して表示したものである。この結果、図22(d)、図22(f)の場合と比べると識別し易くなっている。しかし、暗い部分の輝度値27,13,0では、明るい部分の輝度値と比較して識別し難いことがわかる。
そこで、更に20のステップを、明るい方から4ステップまでと、4ステップから18ステップまでと、18ステップから20ステップまでとの3段階(小領域)に分けて、それぞれ輝度ステップの減衰する傾きを変えて表示するようにしたのが、図2(b)のパターン2である。
更に、上記の図2(b)のパターン2の結果にフィッティングする2次元関数を求めて輝度値を補正した結果を図2(c)のパターン3に示す。また、パターン2の明るい輝度値と暗い輝度値の部分のみで2次関数のフィッティング式を求めて輝度値を補正した結果を図2(d)のパターン4に示す。
これらのパターン1〜4のステップポジションによる輝度値変化を、縦軸を輝度信号(8ビット)、横軸をステップポジション(左から何番目)とした図3のグラフにまとめて示す。また、パターン2によるフィッティング関数(パターン3に用いたフィッティング関数)を、縦軸を輝度信号(8ビット)、横軸をステップポジション(左から何番目)とした図4に、パターン2の明暗部によるフィッティング関数(パターン4に用いたフィッティング関数)を、縦軸を輝度信号(8ビット)、横軸をステップポジション(左から何番目)とした図5に示す。図2に示されるように、図2(b)のパターン2から図2(d)のパターン4では、明るい輝度値255から暗い輝度値0までを、隣の輝度と識別し易く視認できる。
上記の方法では、1つの領域のみについて見る場合は視認性が向上するが、他の領域についても同じように輝度値が8ビットで表示されるため、同時に区別して見ることはできない。例えば、同じ厚さの鉄と樹脂では、樹脂が明るい領域で撮影される一方、鉄は透過率が暗い領域になる。上記のように領域毎にコントラストを調整すると鉄も樹脂も同じようになってしまう。樹脂の領域nを見やすいように改善した結果と鉄の領域(図1では、領域1あるいは領域2付近)を改善した結果が、モノクロでは同じになってしまい、同時に視認性良く表示できない。かえって、モノクロの場合には、コントラストを調整して合成すると間違った表示となる。そこで、異なる領域に対して、異なる色を割り当てる方法を行う。
図6は、一例として8ビットで表示した3つの領域をそれぞれ20個のステップで表示している。図6(a)のケース1は、図22(d)と、図22(f)を示している。したがって、隣り合うステップの輝度差は5階調である。この図6(a)のケース1では、隣り合うステップ毎の識別が難しく視認性が悪い。
図6(b)のケース2では、領域毎に図2(b)のパターン2を適用している。この結果、各領域の識別度が向上し、隣り合うステップを区別して視認することができるようになっている。しかし、各領域の輝度値において、明暗の幅が等しくなるため、図6(a)のケース1のように、領域毎に異なる輝度値群にならず、領域を合成した場合に領域毎の識別ができなくなる。
そこで、図6(c)のケース3に示すように、図6(b)のケース2の各領域の処理結果に色をつけて(図6(c)では、赤、緑、青)識別度を向上させ、合成しても分離して視認できるようにする。このように、カラー情報をモノクロに入れることで、色別に分離して輝度を示せば、一度に多くの情報を確認することが可能となる。例えば、樹脂と鉄も色別に確認し同時に視認することができるようになる。図6(c)のケース3の概念を図1に当てはめると図7のようになる。
さらに、図6(c)のケース3の色別で、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を、さらに領域毎に各色取り入れて識別し易くする。図6(c)のケース3の赤は、RGBのR成分を255に固定して、GとBの成分を図中の各ステップの上に記載した値(0,30,…,255)にしたものである。緑も同様にB成分を255に固定して、RとBの成分を各ステップの上に記載した値(0,30,…,255)にしたものであり、青も同様にB成分を255に固定して、RとGの成分を各ステップの上に記載した値(0,30,…,255)にしたものである。
図8は、上記の固定した各RGB成分を255から変化させた場合を示すものである。比較のために、最上部に図6(c)のケース3の場合(255に固定した場合)を示してある。図8(d)のケース4は、200に固定した場合、図8(e)のケース5は、100に固定した場合を示している。この場合、色の濃度に加えて色合いが変化する。
図8(d)のケース4では、上段のステップでは、左端の水色から右端の赤まで色合いが変化し、中段のステップでは、左端のピンクから右端の緑まで色合いが変化し、下段のステップでは、左端の黄色から右端の青まで色合いが変化している。
図8(e)のケース5では、上記の図8(d)のケース4の場合と同様に色合いが変化するが、各ステップにおいて、左端の色(水色、ピンク、黄色)が濃くなり、右端の色(赤、緑、青)が薄くなり、色合いの変化の度合いが、図8(d)のケース4の場合に比べて全体的に右側へシフトしたようになる。
上記の固定する数値は、原理的には、255から0まで、256通り変えることができるが、実質的な色変化では、せいぜい10通り程度である。
次に、各領域をまとめて表示する場合について説明する。上記したケースでは、領域毎に8ビットで明暗を表示しており、領域毎に表示する場合は問題ないが、これらの輝度データが加えられた状態では8ビットの最大輝度値(一番明るい状態)255階調を超えてしまう。例えば、領域1の輝度値200と、領域2の輝度値100が加えられると300となり、255を超えてしまう。
そこで、図6(c)のケース3、及び図7に示したようなRGBの基本色を考えた3領域を、それぞれさらに6つの基点に分けて、RGBの成分が図9〜11に示したようになるように振り分けて表示する。すなわち、それぞれ6つの基点に対して赤色、緑色、青色各成分の輝度値の組み合わせを(105,84,63)、(63,84,42)、(84,42,21)、(42,42,42)、(63,0,21)、(21,0,0)とし、括弧内の順番を(赤色成分、緑色成分、青色成分),(緑色成分、青色成分、赤色成分),(青色成分、赤色成分、緑色成分)とした3つの領域としてそれぞれの基点を直線で結び、その輝度値を割り当てることで異なる3つの領域それぞれの色調を作るとともに、3つの領域を合成して表示した場合に、明暗のグレースケール8ビットで表示できるようにする。各基点と次の基点までの間の色合いの変化は、図9〜11に示すように比例して変化していく。
これらの3領域をR領域、G領域、B領域とすると、それぞれの色合いの変化は、図12(f)のケース6に示すようになる。また、これらの各領域を単純に加えた状況の輝度変化は、図12(g)のケース7に示すように輝度値が明るい252から暗い21までグレー表示で表示され、8ビットを超えずに表示することができる。逆に図12(g)のケース7のように合成した画像が明暗のグレースケールとなるように、R領域とG領域とB領域を、図9〜11で示す基点を設けて設定している。
この図12(f)のケース6の各領域だけでは、色合いとして暗くなり、図22のように明暗の輝度差が少なく、隣り合うステップの識別度が悪くなるように考えられるが、各領域のRGB成分の色合いを異なるように変化させることで、隣り合うステップの違いを識別できるようにすることができる。
図13は、3種類の材質の異なるステップウェッジ(厚さが段階的に異なる階段状の物)をX線で透過させた場合を想定して得られた画像を示したものである。例えば、ステップウェッジとして上から透過率の比較的高い、樹脂、アルミニウム、鉄を想定する。
図13(a)の元画像では、上のステップウェッジから全体的に透過率の異なるようすが確認できる。このステップウェッジには、上部、中間部、下部の順番に左から10番目と13番目、11番目にそれぞれ星型、逆三角形、四角形の厚みが1ステップ分厚いマークがステップ上に配置されている。すなわち、それぞれのマークの厚さは、張られているステップと1ステップ分の差しかない。
図13(a)の元画像では、8ビットの256段階で表示されている。但し、透過率の輝度値は、図22,23に示したように、対数で減衰するため、図13(a)の表示はこの対数をリニアにして輝度値の差を5ステップにて表示している。この図13(a)の元画像からは、星型、逆三角形、四角形のマークを識別することは難しい。
そこで、図13(a)の上部に示されている輝度頻度相対値を示すヒストグラムを参考に、領域を3分割して、それぞれの領域1,2,3に量子化変更を行った画像を、図13(b),(c),(d)に示すように表示させる。ここでは、3つに分けて表示しているが、さらに細かく分けて夫々を選択して表示することも可能である。
領域1の明るい部分に対して図2、図3に示したパターン3の量子化変更を行うと、図13(b)の上段部分に示すように、星型マークについて、図13(a)に示した場合よりも識別度が上がり視認性がよくなった。図13(c)の中段部分に示す領域2(中間の明るさの部分)や、図13(d)の下段部分に示す領域3(暗い部分)についても、同様に量子化変更することにより視認性がよくなった。この図13の表示では、異なる領域について量子化変更を行った3種類の画像と、元の画像とを同時に表示することができ、X線の透過量が異なる材質の変化量(欠陥であったり、異物であったり)を選択的に同時に表示することができる。
更に、図14には、図13に示した3つの領域を、同時に識別しやすいように再度輝度値を量子化して表示した場合を示している。図14(b)では全ての領域1〜3に対して再量子化を行っているため、各領域の識別度は上がっているが、材質による領域1〜3の透過率の差(上段部分と中段部分と下段部分の差)がわからなくなっている。
そこで、図14(c)、図14(d)に示すように、図8に示した色情報を各領域に対応させて表示すると、材質による違いを色情報の違いで確認することができる。図14(c)は、図8(c)のケース3に対応するもので、RGB各色固定の色成分を255としている。この結果上段が赤、中段が緑、下段が青で表示されている。また、図14(d)は、図8(e)のケース5に対応するもので、RGB各色固定の色成分を100としている。この結果、上段については左端の水色から右端の赤に徐々に色合いが変化しており、中段については左端のピンク色から右端の緑色に徐々に色合しており、下段については左端の黄色から右端の青色に徐々に色合いが変化している。図8の説明でも示したように、RGB各色固定の色成分を255から100等に調整することで、図14(d)に示すように、図14(c)の場合よりも視認性を向上させることができる。これら図13、図14に表示した4つの画像は、元画像(a)を基準として選択して組み合わせを変えて同時に表示することができるため、識別度を上げるとともに、視認性を向上させることができる。
一方、1つの画面を4分割等して表示するのではなく、1画面上で領域分けした画像を同時に表示する場合に、これら材質の異なる透過輝度データを表示できるかを示す。単純に領域分けした画像を合成して表示すると、前述したように、輝度値が200と100を合成すると300となり、8ビットの最大明るさ255を超えて真っ白になってしまう。従って、単純に領域を分割し、その領域の輝度値を8ビットの256段階を全て用いて量子化し直してその結果を単純に足し算した結果で表示することはできない。
そこで、図9から図12に示したように、各領域に対して異なる色情報を組み合わせて表示させる。図15は、領域Rのステップパターンのカラー表示をしたもので、上記領域1に対して図9のパターンを適用している。図16は、領域Gのステップパターンのカラー表示をしたもので、上記領域2に対して図10のパターンを適用している。図17は、領域Bのステップパターンのカラー表示をしたもので、領域3に対して図11のパターンを適用している。それぞれのパターンは、図14の場合ほど鮮明には認識し難いが、良く見ると図15では全体が赤味を帯びた色合いの中で星型のマークを周囲より暗い色合いの違いとして識別することができ、図16では全体が緑がかった色合いの中で逆三角形のマークを周囲より緑がかった色合いの違いとして識別することができ、図17では全体が青味を帯びた色合いの中で四角形のマークを周囲より暗い色合いの違いとして識別することができる。
さらに、これらの画像を合成した場合について図18から図21に示す。図18は、領域Rと領域Gを合成したもので、図中左側が緑がかった色合い、右側が赤味を帯びた色合いとなり、星型のマークを周囲より青味がかった色合いの違いとして、逆三角形のマークを周囲より緑色がかった色合いの違いとして識別することができる。図19は、領域Rと領域Bを合成したもので、図中左側がピンクがかった色合い、右側が紫色を帯びた色合いとなり、星型のマークを周囲より青味がかった色合いの違いとして、四角形のマークを周囲より黄色味がかった色合いの違いとして識別することができる。図20は、領域Gと領域Bを合成したもので、全体的に青味を帯びた色合いの中、部分的に紫がかった色合いの部分があり、逆三角形のマークと、四角形のマークを周囲より緑がかった色合いの違いとして識別することができる。
図21は、領域Rと領域Gと領域Bを全て合成したものである。この全て合成されたものでは、図中左側が白に近い色合いとなり、中央部付近から右側は、緑、青、赤の色合いが混在したようになり、星型のマークは、周囲よりやや青味がかった色合いの違いとして表示され、逆三角形のマークと、四角形のマークは周囲よりやや薄い草緑色がかった色合いの違いとして表示されている。これらの色調は、選択する領域によっても重なり具合で異なるが、透過率の大きく異なる材質に対して同時に一画面上に表示ができるため、欠陥や異物など通常と異なる状況を判断しやすくできるようになる。
本発明の実施形態における量子化輝度値と領域分けの概念を示したヒストグラム。 (a)から(d)はスケール輝度ステップパターンの変化を示した説明図。 ステップパターンによる輝度変化を示したグラフ。 パターン2による2次元フィッティング関数を示したグラフ。 パターン2の明暗部による2次元フィッティング関数を示したグラフ。 (a)から(c)は8ビット輝度値によるステップパターンの領域表示を示した説明図。 量子化輝度値とカラー領域分けの概念図。 (c)から(e)は8ビット輝度値によるステップパターンのカラー領域表示を示した説明図。 8ビット輝度値によるR領域のカラーステップパターン表示を示した説明図。 8ビット輝度値によるG 領域のカラーステップパターン表示を示した説明図。 8ビット輝度値によるB領域のカラーステップパターン表示を示した説明図。 (f)および(g)は8ビット輝度値によるステップパターンのカラー領域表示を示した説明図。 (a)から(d)はサンプル撮影画面とステップパターンの領域表示を示した説明図。 (a)から(d)はサンプル撮影画面とステップパターンの領域カラー表示を示した説明図。 領域Rのステップパターンのカラー表示を示した説明図。 領域Gのステップパターンのカラー表示を示した説明図。 領域Bのステップパターンのカラー表示を示した説明図。 領域Rと領域Gの合成ステップパターンのカラー表示を示した説明図。 領域Rと領域Bの合成ステップパターンのカラー表示を示した説明図。 領域Gと領域Bの合成ステップパターンのカラー表示を示した説明図。 領域Rと領域Gと領域Bの合成ステップパターンのカラー表示を示した説明図。 (a)から(e)はスケールのステップパターンを示した説明図。 ステップパターンの輝度分布を示したグラフ。 写真用スケールの輝度分布(対数表示)を示したグラフ。 量子化と輝度頻度相対値(撮影結果一例)を示したヒストグラム。

Claims (13)

  1. 被検体に電磁波または放射線を照射し、前記被検体を透過した電磁波または放射線を検出して透過量に応じた輝度データを取得し、前記輝度データに基づいて表示手段に表示して前記被検体の検査を行う非破壊検査方法であって、
    前記輝度データをデジタルデータとして量子化した輝度データを、量子化輝度値の範囲により複数の領域に分けて抽出し、各領域毎の前記量子化した輝度データに対して輝度の明暗を拡張するように再度量子化し直し、この再度量子化し直した輝度データにより前記表示手段に表示することを特徴とする非破壊検査方法。
  2. 請求項1記載の非破壊検査方法であって、
    前記再度量子化し直した輝度データを得る際に、
    前記透過量に応じた輝度データを対数からリニアスケールに数値変換し、
    リニアスケールで量子化し直した領域をさらに複数の小領域に分割し、
    分割した前記小領域のうち輝度が低い小領域に対して輝度が高い小領域よりも前記リニアスケールの変化の勾配を急にすることを特徴とする非破壊検査方法。
  3. 請求項1記載の非破壊検査方法であって、
    前記再度量子化し直した輝度データを得る際に、
    放射線の透過量に応じた輝度データを対数からリニアスケールに数値変換し、
    前記リニアスケールに変換した輝度データに対して、輝度が低い部分での隣り合うステップ間の変化量を多くする2次元のフィッティング関数を求め、当該フィッティング関数によって前記リニアスケールに変換した輝度データを変換することを特徴とする非破壊検査方法。
  4. 請求項1〜3いずれか1項記載の非破壊検査方法であって、
    前記再量子化した輝度データに対して、前記領域毎に異なる色を割り当てて、複数の領域をカラーで同時に表示することを特徴とする非破壊検査方法。
  5. 請求項4記載の非破壊検査方法であって、
    前記領域毎に異なる色を割り当てる際に、各領域の赤色、緑色、青色の成分について、
    第1の領域では、赤色成分の輝度値を固定して、緑色成分と青色成分の輝度値を同時に変化させ、
    第2の領域では、緑色成分の輝度値を固定して、赤色成分と青色成分の輝度値を同時に変化させ、
    第3の領域では、青色成分の輝度値を固定して、赤色成分と緑色成分の輝度値を同時に変化さて、表示することを特徴とする非破壊検査方法。
  6. 請求項5記載の非破壊検査方法であって、
    輝度値を固定する赤色成分、緑色成分、青色成分の固定する輝度値を変えることによって、色調の異なる表示を行うことを特徴とする非破壊検査方法。
  7. 請求項4記載の非破壊検査方法であって、
    3つの前記領域のそれぞれを、更に6つの基点で5分割し、
    それぞれ6つの基点に対して赤色、緑色、青色各成分の輝度値の組み合わせを(105,84,63)、(63,84,42)、(84,42,21)、(42,42,42)、(63,0,21)、(21,0,0)とし、括弧内の順番を(赤色成分、緑色成分、青色成分),(緑色成分、青色成分、赤色成分),(青色成分、赤色成分、緑色成分)とした3つの領域としてそれぞれの基点を直線で結び、その輝度値を割り当てることで異なる3つの領域それぞれの色調を作るとともに、
    3つの前記領域を合成して表示した場合に、明暗のグレースケール8ビットで表示することを特徴とする非破壊検査方法。
  8. 請求項1〜6いずれか1項記載の非破壊検査方法であって、
    複数の前記領域についての元の画像と、前記元の画像に含まれる前記領域のうちの少なくとも1つの領域について再度量子化し直した輝度データにより表示する画像とを同時に表示することを特徴とする非破壊検査方法。
  9. 請求項1〜7いずれか1項記載の非破壊検査方法であって、
    複数の前記領域についての元の画像と、前記元の画像に含まれる複数の前記領域について再度量子化し直した輝度データで、かつ、複数の前記領域毎にそれぞれ別の色情報を付加した画像とを同時に表示することを特徴とする非破壊検査方法。
  10. 請求項8又は9記載の非破壊検査方法であって、
    前記領域の画像を、量子化した輝度値の頻度を示すヒストグラムと共に表示することを特徴とする非破壊検査方法。
  11. 請求項1〜10いずれか1項記載の非破壊検査方法であって、
    前記輝度データをデジタルデータとして量子化した輝度データを得る際に、
    フィルムの画像を読み取ってデジタルデータに変換するフィルムデジタイザー、又は輝尽性蛍光体を用いたイメージングプレートの読み込み装置を用いる
    ことを特徴とする非破壊検査方法。
  12. 請求項1〜10いずれか1項記載の非破壊検査方法であって、
    前記輝度データをデジタルデータとして量子化した輝度データを得る際に、
    電磁波または放射線を検出して電気信号に変換するセンサからの信号から直接デジタルデータとして量子化する読み込み装置を用いる
    ことを特徴とする非破壊別検査方法。
  13. 被検体に電磁波または放射線を照射し、前記被検体を透過した電磁波または放射線を、フィルム、又は輝尽性蛍光体、又はセンサで検出して透過量に応じた輝度データを取得し、前記輝度データに基づいて表示手段に表示して前記被検体の検査を行う非破壊検査装置であって、
    前記輝度データをデジタルデータとして量子化した輝度データを、量子化輝度値の範囲により複数の領域に分けて抽出し、各領域毎の前記量子化した輝度データに対して輝度の明暗を拡張するように再度量子化し直し、この再度量子化し直した輝度データにより前記表示手段に表示することを特徴とする非破壊検査装置。
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