JP5031600B2 - 無線通信方法、無線通信システム、基地局、移動局 - Google Patents

無線通信方法、無線通信システム、基地局、移動局 Download PDF

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Description

本発明は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing; 直交周波数分割多重)変調方式を利用して無線通信を行う無線通信方法、無線通信システム、基地局、移動局に関するものである。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)に代表される移動局が提供されている。これらの移動局は所定距離ごとに設置された基地局に対して接続し、基地局が接続された通信網を介して通話やデータ送受信などの通信を行うことができる。
かかる無線通信システムに用いられる、デジタル信号を伝送する方式の1つに、OFDM変調方式がある。OFDM変調方式は、送信データを相互に直交する周波数が設定された複数のキャリアに分配して伝送するので、各キャリアの帯域が狭帯域となり、周波数利用効率が非常に高い。
また、OFDM変調方式では、図9に示すように、送信時にIFFT(Inverse Fast Fourier Transformation; 高速逆フーリエ変換)が行われる信号期間である有効シンボルと、この有効シンボルの後半の一部分の波形がそのままコピーされたガードインターバル50とから構成されている。ガードインターバル50は有効シンボル長が例えば512サンプルであれば、その1/8の長さである64サンプルとなり、OFDMシンボルの前半部分に挿入されている。OFDM変調方式では、このようなガードインターバル50が挿入されることにより、マルチパスによるシンボル間干渉を許容し、マルチパス耐性を向上させている。
ところで、PHSの無線通信システムにおいては、発呼時、着呼時、及び位置登録時などに、サービスエリア内に複数配置されている基地局(CS:Cell Station)と移動局(PS:Personal Station)との間にて報知チャネル(BCCH:Broadcast Control CHannel)の送受信を行い、通信チャネル(TCH:Traffic CHannel)を割り当てることにより通信が可能となる。
かかる通信チャネルを確立するには、基地局の基準タイミングに同期するよう、移動局の送信タイミングを補正する必要がある。その手順を大まかに述べると、移動局は、まず、基地局にタイミング補正用のチャネルを生成してOFDMシンボルを送信する。基地局では、受信したOFDMシンボルを用いてタイミング検出を行い、基地局の基準タイミングからのずれを移動局に知らせる。移動局は、基準タイミングからのずれを解消するように、送信タイミングを補正する。
移動局は、補正した送信タイミングにて、基地局に対し、発呼のための通信チャネル割当要求を送る。基地局はこれを受信すると、通信チャネル割当情報を移動局に送信する(例えば特許文献1〜特許文献4)。
特開2000−68972号公報 特開2000−134176号公報 特開2000−315991号公報 特開2001−119368号公報
基地局では、OFDMシンボルからガードインターバルを除去して有効シンボルとした後、FFT(Fast Fourier Transformation; 高速フーリエ変換)を行う。タイミング検出を行うときには、さらにIFFTを行い、基地局の基準タイミングに既に同期している既知の理想的なシンボルとの相関ピークを検出する。そして、相関ピークが検出された時点の、基地局の基準タイミングからのずれを、タイミング補正バーストにて移動局に送信する(図10)。
しかし、ガードインターバル除去後にタイミング検出を行うと、IFFTが適用される有効シンボル長の両サイドのタイミング60に相関ピークが立ち上がることがある(図11)。かかる場合、相関ピークを誤って検出してしまい、移動局における送信タイミングの補正量を誤ってしまうことがある。
この対策として、ガードインターバル除去前にタイミング検出を行うことも可能であるが、他の通信チャネルが混在する状態では、タイミング検出の相関値が小さくなってしまい、やはり誤検出の原因となってしまう。
本発明はこのような課題に鑑み、OFDM変調方式を用いた無線通信において、基地局でのタイミング検出をより確実に成功させ、移動局と基地局とが接続不能になるのを、より確実に回避可能な無線通信方法、無線通信システム、基地局、移動局を提供することを目的としている。
上述の課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、移動局と基地局との間でOFDM変調方式を利用して無線通信を行う無線通信方法において、基地局から移動局へ報知チャネル(Broadcast Control Channel; BCCH)を報知し、移動局にて、報知チャネルとフレーム同期するチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局へ送信し、基地局の処理として、送信されたOFDMシンボルからガードインターバルを除去して有効シンボルとし、有効シンボルと、既知の理想的なシンボルとの相関ピークを検出し、相関ピークが、有効シンボルの長さより短い所定のタイミング検出範囲内で検出された場合に限り、相関ピークが検出された時点の、基地局の基準タイミングからのずれを、タイミング補正バーストにて移動局に送信し、移動局にて、OFDMシンボルを基地局へ送信してから所定時間が経過してもタイミング補正バーストが基地局から到来しない場合には、直前に生成したチャネルの送信タイミングを所定のシフト量だけシフトした送信タイミングを有する新しいチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局へ送信し、基地局の処理を再び実行させ、所定時間以内にタイミング補正バーストが基地局から到来した場合には、基地局の基準タイミングからのずれを解消するよう、現時点までの送信タイミングのシフト量の合計を算入して送信タイミングを補正し、補正した送信タイミングにて通信チャネル割当要求を基地局に送信することを特徴とする。
従来、ガードインターバルを除去してからタイミング検出をすると、IFFTが適用される有効シンボル長の両サイドに相関ピークが立ち上がることがあり、この場合、誤った相関ピークを検出し、タイミング検出に失敗していた。そこで、基地局は、所定のタイミング検出範囲を設け、その外側、すなわち、有効シンボル長の両サイドに相関ピークが現れる場合には、タイミング補正バーストを出さないこととした。
移動局では、最初に生成したチャネルを送信した後、所定時間経過してもタイミング補正バーストを受け取れなかった場合に、送信タイミングをシフトした新しいチャネルを生成してOFDMシンボルを再送信する。この結果、基地局にて、所定のタイミング検出範囲内で相関ピークが検出されれば、タイミング補正バーストが移動局に返される。これにより移動局の送信タイミングが正しく補正され、通信チャネルが確立され、無線通信が接続される可能性が高まる。
上述の移動局における、新しいチャネルを生成する処理では、所定のシフト量だけ送信タイミングに差があり交互に生成される2種類のチャネルのいずれかを生成してよい。
すなわち、2種類の送信タイミングを有するチャネルを交互に生成してよい。移動局の送信タイミングを、直前にシフトした分だけ元に戻し、再送信を繰り返すうちに、タイミング検出に成功することに期待したものである。例えば移動局が、たまたま無線通信を確立できない、いわゆるデッドポイントに入ったために、基地局からのタイミング補正バーストを受信できなかった場合は、移動局がデッドポイントから出さえすれば、やがて、タイミング補正バーストを受信できる。
上述の移動局における、新しいチャネルを生成する処理では、所定のシフト量だけ送信タイミングを繰り上げ、または繰り下げたチャネルを生成してもよい。
すなわち、タイミングを繰り上げるか、または繰り下げるか、いずれか一方向に連続して送信タイミングをシフトしてもよい。かかる処理を繰り返すうちに、タイミング検出に成功することに期待したものである。
上述のシフト量の合計は、有効シンボルの長さより短くするとよい。有効シンボルの長さより長くなると、タイミング検出が破綻するからである。これを行うには、1回のシフト量を、有効シンボルの長さより短くする必要がある。2種類の送信タイミングを交互に繰り返して生成する場合は、常に、シフト量の合計は、上記の条件を満たす。また、一方向に連続して送信タイミングをシフトする場合も、上記の条件を満たすよう、シフト回数を制限するとよい。
上述の移動局にて通信チャネル割当要求を基地局に送信しても基地局から通信チャネルが割り当てられない場合には、直前に生成したチャネルと同じタイミングでOFDMシンボルを基地局へ送信し、基地局の処理を再び実行させるとよい。
タイミング補正バーストが得られ、それを用いて送信タイミングを補正して通信チャネル割当要求を基地局に送信したにも拘らず、基地局から通信チャネルが割り当てられない原因は、移動局がデッドポイントに入ったり、通信電力が弱かったりすることが考えられる。この場合には、直前に生成したチャネル、すなわち、タイミング補正バーストが得られる送信タイミングで再び送信するのが得策である。移動局がデッドポイントに入った場合などは、かかるチャネルを生成してOFMD信号を送信すれば、送信タイミングをシフトするという工程を経ることなく、すぐにタイミング補正バーストが得られる可能性が高いからである。
上述の課題を解決するために、本発明の代表的な他の構成は、移動局と基地局とを含み、これらがOFDM変調方式を利用して無線通信を行う無線通信システムにおいて、基地局は、移動局へ報知チャネルを報知する報知部と、移動局が生成するチャネルを介して移動局から送信されたOFDMシンボルからガードインターバルを除去して有効シンボルとするガードインターバル除去部と、有効シンボルと、既知の理想的なシンボルとの相関ピークを検出するタイミング検出部と、相関ピークが、有効シンボルの長さより短い所定のタイミング検出範囲内で検出された場合に限り、相関ピークが検出された時点の、基地局の基準タイミングからのずれを、タイミング補正バーストにて移動局に送信する相関ピーク判定部とを含み、移動局は、報知チャネルとフレーム同期するチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局へ送信し、送信してから所定時間が経過してもタイミング補正バーストが基地局から到来しない場合には、直前に生成したチャネルの送信タイミングを所定のシフト量だけシフトした送信タイミングを有する新しいチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局へ送信するタイミング補正チャネル生成部と、タイミング補正チャネル生成部での送信タイミングのシフト量の合計を記憶するシフト記憶部と、所定時間以内にタイミング補正バーストが基地局から到来した場合には、基地局の基準タイミングからのずれを解消するよう、記憶部に記憶した送信タイミングのシフト量の合計を算入して送信タイミングを補正する送信タイミング補正部と、補正した送信タイミングにて通信チャネル割当要求を基地局に送信する通信チャネル割当要求部とを含むことを特徴とする。
上述の課題を解決するために、本発明の代表的な他の構成は、移動局とOFDM変調方式を利用して無線通信を行う基地局において、移動局へ報知チャネルを報知する報知部と、移動局が生成するチャネルを介して移動局から送信されたOFDMシンボルからガードインターバルを除去して有効シンボルとするガードインターバル除去部と、有効シンボルと、既知の理想的なシンボルとの相関ピークを検出するタイミング検出部と、相関ピークが、有効シンボルの長さより短い所定のタイミング検出範囲内で検出された場合に限り、相関ピークが検出された時点の、基地局の基準タイミングからのずれを、タイミング補正バーストにて移動局に送信する相関ピーク判定部とを含むことを特徴とする。
上述の課題を解決するために、本発明の代表的な他の構成は、基地局とOFDM変調方式を利用して無線通信を行う移動局において、基地局から報知される報知チャネルとフレーム同期するチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局へ送信し、送信してから所定時間が経過してもタイミング補正バーストが基地局から到来しない場合には、直前に生成したチャネルの送信タイミングを所定のシフト量だけシフトした送信タイミングを有する新しいチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局へ送信するタイミング補正チャネル生成部と、タイミング補正チャネル生成部での送信タイミングのシフト量の合計を記憶するシフト記憶部と、所定時間以内にタイミング補正バーストが基地局から到来した場合には、基地局の基準タイミングからのずれを解消するよう、記憶部に記憶した送信タイミングのシフト量の合計を算入して送信タイミングを補正する送信タイミング補正部と、補正した送信タイミングにて通信チャネル割当要求を基地局に送信する通信チャネル割当要求部とを含むことを特徴とする。
上述した無線通信方法における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該無線通信システム、基地局および移動局にも適用可能である。
本発明によれば、OFDM変調方式を用いた無線通信において、基地局でのタイミング検出をより確実に成功させ、移動局と基地局とが接続不能になるのを、より確実に回避可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
移動局は通信を開始しようとするとき、基地局の基準タイミングに同期するよう、送信タイミングを補正しようとする。本実施形態では、移動局としては、PHS端末、携帯電話、PDA等様々な電子機器があるが、ここでは理解を容易にするためPHS端末を挙げて説明する。
図1は、本実施形態による無線通信システム100を説明するためのシステムブロック図である。かかる無線通信システム100は、PHS端末110(110A、110B)と、基地局120と、通信網130と、管理サーバ140とを含んで構成される。PHS端末110と基地局120との間ではOFDM変調方式を利用して無線通信が行われる。
無線通信システム100では、ユーザがPHS端末110Aを利用して他のPHS端末110Bに電話しようと試みた場合、すなわち、PHS端末110Aにおける発呼時及びPHS端末110Bにおける着呼時に、ユーザのPHS端末110Aの操作に応じて、無線通信可能領域にある基地局120との無線通信が確立され、基地局120は、通信網130を介して管理サーバ140にPHS端末110Bとの通信接続を要求する。
ただし、PHS端末110Aと基地局120との無線通信が確立する前に、基地局120の基準タイミングに同期するよう、PHS端末の送信タイミングを補正する必要がある。
図2および図3は、それぞれ、図1のPHS端末および基地局の詳細な構成図である。図2に示すように、PHS端末110は、端末全体を制御する端末制御部200と、端末メモリ202と、表示部204と、操作部206と、音声入力部208と、音声出力部210と、無線通信部212とを含んで構成される。
端末制御部200は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりPHS端末110全体を管理および制御する。端末制御部200は、端末メモリ202のプログラムを用いて、PHS端末110を利用した通話機能やメール配信機能も当然にして遂行する。
端末メモリ202は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、端末制御部200で処理されるプログラムや音声データ等を記憶する。
表示部204は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)、PDP(Plasma Display Panel)等で構成され、端末メモリ202に記憶された、または通信網130を介してアプリケーション中継サーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
操作部206は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
音声入力部208は、マイク等の音声認識装置で構成され、通話時に入力されたユーザの音声をPHS端末110内で処理可能な電気信号に変換する。
音声出力部210は、スピーカで構成され、PHS端末110で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や、操作部206の操作音、アラーム音等も出力できる。
無線通信部212は、PHS電話網における基地局120と無線通信を行う。本実施形態では、無線通信方式として、多重化方式の一つに分類され、単位時間軸上で多数の搬送波を利用し、変調対象となる信号波の位相が隣り合う搬送波間で直交するように搬送波の帯域を一部重ね合わせて周波数帯域を有効利用する方式であるOFDM方式を採用している。以下、PHS端末110の無線通信部212に含まれる各部位について説明する。
(PHS端末)
タイミング補正チャネル生成部214は、後に詳述する基地局120から報知される報知チャネルとフレーム同期するチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局120へ送信する。また、送信してからの時間をタイマ213によって計時し、所定時間が経過してもタイミング補正バーストが基地局120から到来しない場合には、直前に生成したチャネルの送信タイミングを所定のシフト量だけシフトした送信タイミングを有する新しいチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局120へ送信する。
端末メモリ202は、タイミング補正チャネル生成部214が、上記の送信タイミングを1回シフトするときのシフト量、および、前後いずれの方向にシフトするかを記憶する。また、タイミング補正チャネル生成部214が行う、送信タイミングのシフト量の合計をも記憶するシフト記憶部としての役割を果たす。
送信タイミング補正部216は、チャネルを送信してから所定時間以内にタイミング補正バーストが基地局120から到来した場合には、基地局120の基準タイミングからのずれを解消するよう、端末メモリ202に記憶した送信タイミングのシフト量の合計を算入して送信タイミングを補正する。
通信チャネル割当要求部218は、上記の補正した送信タイミングにて通信チャネル割当要求を基地局120に送信する。
通信チャネルが確立した後は、OFDM変復調部220によって変復調が行われる。OFDM変復調部220は、受信したOFDMシンボルからガードインターバルを除去してFFTを適用し、有効シンボルを抽出して復調するとともに、送信すべき信号を符号化し、IFFTを適用して有効シンボルとし、さらにガードインターバルを挿入してOFDMシンボルを生成し、無線通信部212から送信する。
(基地局)
図3に示すように、基地局120は、基地局120全体を制御する基地局制御部300と、無線通信部312とを含む。無線通信部312は、PHS端末110へ報知チャネルを報知する報知部314と、OFDM変復調部320とを含む。
図4は図3のOFDM変復調部の詳細を示すブロック図である。以下、OFDM変復調部320に含まれる各部位について説明する。
シンボル同期部315は、PHS端末110が生成するチャネルを介してPHS端末110から送信されたOFDMシンボルとのシンボル同期をとる。ガードインターバル除去部316は、OFDMシンボルからガードインターバルを除去して有効シンボル(図9参照)とする。FFT部317は有効シンボルにFFTを適用する。
タイミング検出部318は、有効シンボルと、既知の理想的なシンボルとの相関ピークを検出する。相関ピーク判定部319は、タイミング検出部318で検出された相関ピークが、有効シンボルの長さより短い所定のタイミング検出範囲(図5)内で検出された場合に限り、相関ピークが検出された時点の、基地局120の基準タイミングからのずれ(図10参照)を、タイミング補正バーストにてPHS端末110に送信する。具体的には、基地局120の基準タイミングからのずれをメモリ323に記録し、変調・符号化部324に転送して、タイミング補正バーストを生成させる。
なお、タイミング検出範囲は、図5に示すように、有効シンボルの両端から内側にシフトした範囲である。
これらの処理を経た有効シンボルは、復調・復号部322にて復調される。一方、送信すべき信号は、変調・符号化部324にて変調・符号化され、符号化された信号に、IFFT部326がIFFTを適用して有効シンボルとする。その後、ガードインターバル挿入部328が有効シンボルにガードインターバルを挿入してOFDMシンボルとし、送信する。
(送信タイミングの補正)
図6はPHS端末110の送信タイミングを補正する動作を説明するフローチャートである。図6においてPHS端末110の処理は「P:」で示し、基地局の処理は「基:」で示している。
まず基地局120からPHS端末110へ報知チャネルを報知する(ステップS400)。すると、PHS端末110にて、報知チャネルとフレーム同期するチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局120へ送信する(ステップS402)。
次に基地局120の処理として、ガードインターバル除去部316を用いて、送信されたOFDMシンボルからガードインターバルを除去して有効シンボルとし、FFT部317にてFFT処理した後、タイミング検出部318を用いて、有効シンボルと、既知の理想的なシンボルとの相関ピークを検出する(ステップS404)。
基地局120の相関ピーク判定部319は、相関ピークが、有効シンボルの長さより短い所定のタイミング検出範囲(図5)内で検出されたか否かを判定する(ステップS406)。そしてタイミング検出範囲内で検出された場合に限り、相関ピークが検出された時点の、基地局120の基準タイミングからのずれ(図10)を、タイミング補正バーストにてPHS端末110に送信する(ステップS408)。
一方、相関ピークがタイミング検出範囲内で検出されない場合、すなわち、相関ピークが図5のように有効シンボル長(512サンプル)の両サイドで検出された場合には、相関ピーク判定部319は、タイミング補正バーストを送信しない。
PHS端末110では、OFDMシンボルを基地局120へ送信してからの時間をタイマ213にて計時する。そして、所定時間内にタイミング補正バーストが受信されたか否かを判定し(ステップS410)、所定時間が経過してもタイミング補正バーストが基地局120から到来しない場合には、直前に生成したチャネルの送信タイミングを所定のシフト量だけシフトし(ステップS412)、そのシフト量を端末メモリ202に記録されている既存の合計シフト量に加算して、新たなシフト量の合計を算出する(ステップS414)。これにより、上記シフトされた送信タイミングを有する新しいチャネルを生成してOFDMシンボルを基地局120へ再び送信し(ステップS402)、基地局120の処理を再び実行させる。
一方、PHS端末110にて、所定時間以内にタイミング補正バーストが基地局120から到来した場合には、基地局120の基準タイミングからのずれを解消するよう、端末メモリに記憶されている、現時点までの送信タイミングのシフト量の合計を算入して送信タイミングを補正する(ステップS416)。そして補正した送信タイミングにて通信チャネル割当要求を基地局120に送信する(ステップS418)。
ガードインターバルを除去してからタイミング検出を行い、IFFTが適用される有効シンボル長の間に相関ピークが立ち上がると、従来の方式でも、タイミング検出は成功し、通信チャネルの割当が行われる(図12)。しかし、有効シンボル長の両サイドに相関ピークが立ち上がることがあり、この場合、誤った相関ピークを検出し、タイミング補正に誤りが生じる。その結果、通信チャネル割当要求が基地局で受信されず、通信チャネルの割当に失敗していた(図13)。
そこで本実施形態では、図6のフローチャートに従い、図7に示すように、基地局120は、所定のタイミング検出範囲を設け、その外側、すなわち、有効シンボル長の両サイドに相関ピークが現れる場合には、タイミング補正バーストを出さないこととした。1回目に生成したタイミング補正チャネルに対しては、タイミング補正バーストは与えられていない。
図7に示すように、本実施形態のPHS端末110では、1回目に生成したチャネルを送信した後、所定時間経過してもタイミング補正バーストを受け取れなかった場合に、送信タイミングをシフトした新しいチャネル(2回目)を生成してOFDMシンボルを再送信する(図6のステップS412、S414、S402)。この2回目の送信の結果、基地局120にて、所定のタイミング検出範囲内で相関ピークが検出されれば、タイミング補正バーストがPHS端末110に返される。これによりPHS端末110の送信タイミングが正しく補正され、通信チャネルが確立され、無線通信が接続される可能性が高まる。
図7のPHS端末110における、新しいチャネルを生成する処理(ステップS412)では、所定のシフト量だけ送信タイミングに差があり交互に生成される2種類のチャネルのいずれかを生成してよい。すなわち、ステップS412では、2種類の送信タイミングを有するチャネルを交互に生成してよい。
これは、PHS端末110の送信タイミングを、直前にシフトした分だけ元に戻し、再送信を繰り返すうちに、タイミング検出に成功することに期待したものである。例えばPHS端末110が、たまたま無線通信を確立できない、いわゆるデッドポイントに入ったために、基地局120からのタイミング補正バーストを受信できなかった場合は、PHS端末110がデッドポイントから出さえすれば、やがて、タイミング補正バーストを受信できる。
上記のステップS412では、所定のシフト量だけ送信タイミングを繰り上げ、または繰り下げたチャネルを生成してもよい。すなわち、タイミングを繰り上げるか、または繰り下げるか、いずれか一方向に連続して送信タイミングをシフトしてもよい。かかる処理を繰り返すうちに、タイミング検出に成功することに期待したものである。
ステップS414で計算、記憶される送信タイミングのシフト量の合計は、有効シンボルの長さ(512サンプル)より短い。有効シンボルの長さより送信タイミングのシフト量の合計が長くなると、タイミング検出が破綻するからである。
かかる条件を満たすため、1回のシフト量は、当然に、有効シンボルの長さ(512サンプル)より短くする必要がある。2種類の送信タイミングを交互に繰り返して生成する場合は、常に、シフト量の合計は、上記の条件を満たす。また、一方向に連続して送信タイミングをシフトする場合も、上記の条件を満たすよう、シフト回数を制限するとよい。
シフト量は、具体的には、以下のように決定してよい。すなわち、図5のデータ長(512サンプル)からタイミング検出範囲Yを減じた長さをXとし(X=512−Y)、X、Yのうち短いほうを1回分のシフト量とする。両者が等しい場合はいずれを選んでもよい。典型的には、X=40程度を1回分のシフト量として選択してよい。つまりタイミング検出範囲Y=470程度とする。
図6にて、PHS端末110が通信チャネル割当要求(ステップS418)を基地局120に送信しても、基地局120から通信チャネルが割り当てられないことがある。その原因としては、PHS端末110がデッドポイントに入ったり、通信電力が弱かったりするため、基地局120が通信チャネル割当要求を受信しなかったことが考えられる。ステップS420にて基地局120が通信チャネル割当要求を受信すれば当然、基地局120は、PHS端末110に対して通信チャネルの割当(ステップS422)を行うが、受信しなければ、通信チャネルの割当を行わない。
かかる場合、本実施形態では、図8に示すように、PHS端末110は、あらかじめ、制限時間を設け、制限時間内に通信チャネルが割り当てられない場合には(ステップS424)、直前に生成したチャネル(2回目のチャネル)と同じタイミングでOFDMシンボルを基地局120へ送信する(ステップS426)。そして基地局120の処理(ステップS404以降)を再び実行させる。
直前に生成したチャネルによって、タイミング補正バーストは一度得られているため、かかるチャネルと同じタイミングでOFMD信号を送信すれば、送信タイミングをシフトするという工程を経ることなく、すぐにタイミング補正バーストが得られる可能性が高いからである(図8)。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、OFDM変調方式を利用して無線通信を行う無線通信方法、無線通信システム、基地局、移動局に関するものである。
に適用可能である。
本実施形態による無線通信システムを説明するためのシステムブロック図である。 図1のPHS端末の詳細な構成図である。 図1の基地局の詳細な構成図である。 図3のOFDM変復調部の詳細を示すブロック図である。 図4のタイミング検出部が設定するタイミング検出範囲を示す図である。 図2のPHS端末の送信タイミングを補正する動作を説明するフローチャートである。 図6において、2回目のタイミング補正チャネルの生成によって通信チャネルの割当に成功したシーケンス図である。 図6において、通信チャネル割当がなされない場合に、直前に生成したタイミング補正チャネルを再生成することによって通信チャネルの割当に成功したシーケンス図である。 OFDM変調方式において用いられるOFDMシンボルの構成を示す図である。 図4のタイミング検出部にて相関ピークがタイミング検出範囲内で検出された場合を示す図である。 図4のタイミング検出部にて相関ピークがタイミング検出範囲外で検出された場合を示す図である。 従来技術において通信チャネル割当に成功した場合のシーケンス図である。 従来技術において通信チャネル割当に失敗した場合のシーケンス図である。
符号の説明
50 …ガードインターバル、100 …無線通信システム、110A、110B …PHS端末、120 …基地局、140 …管理サーバ、200 …端末制御部、202 …端末メモリ、214 …タイミング補正チャネル生成部、216 …送信タイミング補正部、218 …通信チャネル割当要求部、220 …OFDM変復調部、314 …報知部、315 …シンボル同期部、316 …ガードインターバル除去部、317 …FFT部、318 …タイミング検出部、319 …相関ピーク判定部、320 …OFDM変復調部、322 …復調・復号部、324 …変調・符号化部、326 …IFFT部、328 …ガードインターバル挿入部

Claims (8)

  1. 移動局と基地局との間でOFDM変調方式を利用して無線通信を行う無線通信方法において、
    前記基地局から前記移動局へ報知チャネルを報知し、
    前記移動局にて、
    前記報知チャネルとフレーム同期するチャネルを生成してOFDMシンボルを前記基地局へ送信し、
    前記基地局の処理として、
    前記送信されたOFDMシンボルからガードインターバルを除去して有効シンボルとし、該有効シンボルと、既知の理想的なシンボルとの相関ピークを検出し、該相関ピークが、有効シンボルの長さより短い所定のタイミング検出範囲内で検出された場合に限り、該相関ピークが検出された時点の、基地局の基準タイミングからのずれを、タイミング補正バーストにて前記移動局に送信し、
    前記移動局にて、
    前記OFDMシンボルを前記基地局へ送信してから所定時間が経過しても前記タイミング補正バーストが該基地局から到来しない場合には、直前に生成したチャネルの送信タイミングを所定のシフト量だけシフトした送信タイミングを有する新しいチャネルを生成してOFDMシンボルを該基地局へ送信し、前記基地局の処理を再び実行させ、
    前記所定時間以内に前記タイミング補正バーストが前記基地局から到来した場合には、前記基地局の基準タイミングからのずれを解消するよう、現時点までの送信タイミングのシフト量の合計を算入して送信タイミングを補正し、
    前記補正した送信タイミングにて通信チャネル割当要求を前記基地局に送信することを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記移動局における、新しいチャネルを生成する処理では、前記所定のシフト量だけ送信タイミングに差があり交互に生成される2種類のチャネルのいずれかを生成することを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記移動局における、新しいチャネルを生成する処理では、前記所定のシフト量だけ送信タイミングを繰り上げ、または繰り下げたチャネルを生成することを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
  4. 前記シフト量の合計は、有効シンボルの長さより短いことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線通信方法。
  5. 前記移動局にて通信チャネル割当要求を前記基地局に送信しても前記基地局から通信チャネルが割り当てられない場合には、直前に生成したチャネルと同じタイミングでOFDMシンボルを該基地局へ送信し、前記基地局の処理を再び実行させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線通信方法。
  6. 移動局と基地局とを含み、これらがOFDM変調方式を利用して無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記基地局は、
    前記移動局へ報知チャネルを報知する報知部と、
    前記移動局が生成するチャネルを介して該移動局から送信されたOFDMシンボルからガードインターバルを除去して有効シンボルとするガードインターバル除去部と、
    前記有効シンボルと、既知の理想的なシンボルとの相関ピークを検出するタイミング検出部と、
    前記相関ピークが、有効シンボルの長さより短い所定のタイミング検出範囲内で検出された場合に限り、該相関ピークが検出された時点の、基地局の基準タイミングからのずれを、タイミング補正バーストにて前記移動局に送信する相関ピーク判定部とを含み、
    前記移動局は、
    前記報知チャネルとフレーム同期するチャネルを生成してOFDMシンボルを前記基地局へ送信し、該送信してから所定時間が経過しても前記タイミング補正バーストが該基地局から到来しない場合には、直前に生成したチャネルの送信タイミングを所定のシフト量だけシフトした送信タイミングを有する新しいチャネルを生成してOFDMシンボルを前記基地局へ送信するタイミング補正チャネル生成部と、
    前記タイミング補正チャネル生成部での送信タイミングのシフト量の合計を記憶するシフト記憶部と、
    前記所定時間以内に前記タイミング補正バーストが前記基地局から到来した場合には、前記基地局の基準タイミングからのずれを解消するよう、前記記憶部に記憶した送信タイミングのシフト量の合計を算入して送信タイミングを補正する送信タイミング補正部と、
    前記補正した送信タイミングにて通信チャネル割当要求を前記基地局に送信する通信チャネル割当要求部とを含むことを特徴とする無線通信システム。
  7. 移動局とOFDM変調方式を利用して無線通信を行う基地局において、
    前記移動局へ報知チャネルを報知する報知部と、
    前記移動局が生成するチャネルを介して該移動局から送信されたOFDMシンボルからガードインターバルを除去して有効シンボルとするガードインターバル除去部と、
    前記有効シンボルと、既知の理想的なシンボルとの相関ピークを検出するタイミング検出部と、
    前記相関ピークが、有効シンボルの長さより短い所定のタイミング検出範囲内で検出された場合に限り、該相関ピークが検出された時点の、基地局の基準タイミングからのずれを、タイミング補正バーストにて前記移動局に送信する相関ピーク判定部とを含むことを特徴とする基地局。
  8. 基地局とOFDM変調方式を利用して無線通信を行う移動局において、
    前記基地局から報知される報知チャネルとフレーム同期するチャネルを生成してOFDMシンボルを該基地局へ送信し、該送信してから所定時間が経過してもタイミング補正バーストが該基地局から到来しない場合には、直前に生成したチャネルの送信タイミングを所定のシフト量だけシフトした送信タイミングを有する新しいチャネルを生成してOFDMシンボルを前記基地局へ送信するタイミング補正チャネル生成部と、
    前記タイミング補正チャネル生成部での送信タイミングのシフト量の合計を記憶するシフト記憶部と、
    前記所定時間以内に前記タイミング補正バーストが前記基地局から到来した場合には、前記基地局の基準タイミングからのずれを解消するよう、前記記憶部に記憶した送信タイミングのシフト量の合計を算入して送信タイミングを補正する送信タイミング補正部と、
    前記補正した送信タイミングにて通信チャネル割当要求を前記基地局に送信する通信チャネル割当要求部とを含むことを特徴とする移動局。
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