JP2009010661A - 通信装置、サブチャネル配置方法 - Google Patents

通信装置、サブチャネル配置方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009010661A
JP2009010661A JP2007169804A JP2007169804A JP2009010661A JP 2009010661 A JP2009010661 A JP 2009010661A JP 2007169804 A JP2007169804 A JP 2007169804A JP 2007169804 A JP2007169804 A JP 2007169804A JP 2009010661 A JP2009010661 A JP 2009010661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subchannel
ofdma
tcch
signal
ofdma signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007169804A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyokazu Sato
清和 佐藤
Mitsuharu Senda
充治 千田
Masamitsu Nishikido
正光 錦戸
Yohei Murakami
洋平 村上
Toru Sawara
徹 佐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2007169804A priority Critical patent/JP2009010661A/ja
Publication of JP2009010661A publication Critical patent/JP2009010661A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】 迅速かつ確実に無線端末と通信装置間の同期を確立し、同期精度の向上を図ることを目的とする。
【解決手段】
時分割による複数のTDMAスロット毎に、ベースバンドの異なる複数のサブチャネルを有するOFDMA方式を用いて変調されたOFDMA信号を複数の無線端末110から受信する本発明の通信装置は、OFDMA信号を受信する信号受信部320と、OFDMA信号がTCCHであれば、TCCHを特定のサブチャネルに割り当てるTCCH割当部322と、OFDMA信号がTCCH以外であれば、特定のサブチャネルとTDMAスロットが相異するサブチャネルにOFDMA信号を割り当てるTDMA割当部324と、を備えることを特徴としている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、OFDMA(直交周波数分割多元接続)方式を用いて変調されたOFDMA信号の受信を行う通信装置、サブチャネル配置方法に関する。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handy phone System)等に代表される無線端末が普及し、場所や時間を問わず通話や情報入手が可能となった。特に昨今では、入手可能な情報量も増加の一途を辿り、大容量のデータをダウンロードするため高速かつ高品質な無線通信方式が取り入れられるようになってきた。
このような高速デジタル無線通信方式の一つとして、IEEE802.16やWiMAX(例えば、非特許文献1)に代表されるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式が挙げられる。かかるOFDMは、多重化方式の一つに分類され、単位時間軸上で多数の搬送波を利用し、変調対象となる信号波の位相が隣り合う搬送波間で直交するように搬送波の帯域を一部重ね合わせて周波数帯域を有効利用する方式である。また、OFDMが個別のユーザ毎に時分割でサブチャネルを割り当てているのに対して、複数のユーザが全サブチャネルを共有し、各ユーザにとって最も伝送効率のよいサブチャネルを割り当てるOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access:直交周波数分割多元接続)も提供されている。
「Mobile WiMAX ? Part I:A Technical Overview and Performance Evaluation」Prepared on Behalf of the WiMAX Forum, February 21, 2006, http://www.intel.com/netcomms/technologies/wimax/WiMAX_Overview_v2.pdf
このようなOFDMA通信では、多数の搬送波が重畳されたシンボル単位でデータを抽出するために、無線端末と基地局との間でそのシンボル位置の同期がとられる。そして一旦通信が確立されると安定してデータの交換が可能となる。しかし、着呼や発呼等の未だ無線端末と基地局との同期がとられていない状態で無線端末が基地局に接続要求をするときには、意図していないタイミングで同期信号(同期シンボル)を送信することとなる。OFDMAでは、特別に準備されたシンボルでない限り、他の変調方式のような同期の基準となる信号,例えば時間軸上で特定の波形となる信号が存在せず、データの認識単位であるシンボルの開始点を正確に検出するのは困難である。しかもOFDMは通常の単一搬送波のデジタル変調信号と異なり、さらに抽出すべきパラメータが多数存在している。
従って、基地局では、受信開始の際、無線端末から受信した同期信号の中から同期シンボルの位置を正確に検出し、基地局自体のタイミングとの差分を無線端末に返信して無線端末の送信タイミングの校正を行わなくてはならない。かかる同期シンボルの位置は、有効シンボル分のデータを任意に標本化し、フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform、FFT:Fast Fourier Transform等)を実行してはじめて標本化した期間が妥当であるかどうかを認識することができる。従って、妥当な同期シンボルの位置を標本化するまで同期のための検波が繰り返される。
上述した同期信号としてのTCCH(Timing Compensation Channels:タイミング補正チャネル)は、予め定められているサブチャネルに配置される。このTCCHは上述したように無線端末のタイミングで送信されるため基地局のタイミングとずれる可能性が高く、TCCHがガードインターバルを超えて遅延した場合、既に基地局と通信確立済みの他の無線端末との干渉が起こり、帯域外輻射やICI(Inter-Carrier Interference)の原因となる。ここで、ガードインターバルとは、マルチパスを回避するため、シンボル中の波形を冗長させた部分をいう。
また、他の無線端末と基地局との間でやりとりされるパイロットやプリアンブルといった同期検波用の制御チャネルは、データチャネルの復調に必要な非常に重要な信号であり、再送信が許されない。また、データチャネルにおいては誤り訂正等の処理が為されるが上記制御チャネルには適用されない。従って、制御チャネルがTCCHから上述したような干渉を受けるとICIが生じてしまう。
本発明は、従来のOFDMAにおける同期確立が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、通信におけるチャネルを適切なサブチャネルに配置することで帯域外輻射やICIを回避し、通信精度や同期精度の向上を図ることが可能な、通信装置、サブチャネル配置方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明のある観点によれば、時分割による複数のTDMA(時分割多元接続)スロット毎にベースバンドの異なる複数のサブチャネルを有するOFDMA(直交周波数分割多元接続)方式を用いて変調されたOFDMA信号を複数の無線端末から受信する通信装置であって、OFDMA信号を受信する信号受信部と、OFDMA信号がTCCHであれば、TCCHを特定のサブチャネルに割り当てるTCCH割当部と、OFDMA信号がTCCH以外であれば、特定のサブチャネルとTDMAスロットが相異するサブチャネルにOFDMA信号を割り当てるTDMA割当部と、を備えることを特徴とする、通信装置が提供される。
かかる構成により、OFDMA信号がTCCHと別タイミングで受信されるので、TCCHがガードインターバルを超えて遅延した場合においても両者の干渉は起きず、OFDMA信号の劣化および同期検波性能の劣化を回避できる。
OFDMA信号がTCCH以外であり、TDMA割当部がOFDMA信号を割り当てられなかった場合、特定のサブチャネルと等しいTDMAスロット内の特定のサブチャネルと相異するサブチャネルにOFDMA信号を割り当てるサブチャネル割当部をさらに備えてもよい。
TDMA割当部による異なるTDMAスロットへの割り当てができなかった場合、OFDMA信号は同一TDMAスロットに割り当てることとなる。かかる同一TDMAスロット内ではベースバンドが近いほど干渉され易い特性を有する。従って、重要なOFDMA信号はベースバンドが離れたサブチャネルに割り当てるとよい。
サブチャネル割当部によって割り当てられるサブチャネルの、特定のサブチャネルからのベースバンド距離は、割り当てられるOFDMA信号の種類に応じて決定されてもよい。
OFDMA信号はその用途に応じて重要度や優先度が異なる。重要度や優先度の高いOFDMA信号は、可能な限りTCCHとの干渉を避け、重要度や優先度の低い再送信要求可能なOFDMA信号は、重要な信号配置を効率よく行うためにTCCHの近くに配置する。このようにOFDMA信号の種類によって意図的に優劣をつけることで、全体的な通信精度の向上を図る。
サブチャネル割当部は、OFDMA信号がBPSKもしくはQPSKの場合、いずれのサブチャネルにも割り当て可能であり、それ以上の伝送速度を有する変調方式の場合、1以上のサブチャネルを隔てて割り当てることができる。
BPSK(Binary Phase Shift Keying)もしくはQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)は伝送速度が遅い代わりに干渉に強い特性がある。従って、TCCHの近くに配置しても致命的な干渉を生じない。しかし、それ以上の伝送速度を有する変調方式、例えば、8PSK、16QAM、64QAM等は干渉に弱いので少なくともサブチャネル1つ分隔てて割り当てることとなる。
サブチャネル割当部は、OFDMA信号が再送要求可能なパケットデータの場合、いずれのサブチャネルにも割り当て可能であり、リアルタイム性が求められるデータの場合、1以上のサブチャネルを隔てて割り当てることができる。
容量の少ない電子メール等におけるパケットデータの場合、干渉により通信品質を保てなかったとしても再送信を要求することができる。しかし、リアルタイム性が求められたり誤り符号訂正が付与されないデータは干渉の影響を受けてはならない。従って、リアルタイム性が求められるデータは少なくともサブチャネル1つ分隔てて割り当てることとなる。
サブチャネル割当部に割り当てられたサブチャネルと特定のサブチャネルとのベースバンド距離情報を、OFDMA信号送信元の無線端末に送信する距離情報送信部をさらに備えてもよい。
やむを得ずTCCHの近くにOFDMA信号が割り当てられた場合、そのOFDMA信号への干渉もさることながら、OFDMA信号のTCCHへの干渉も問題になる。距離情報送信部により無線端末にベースバンド距離情報を送信することで、各無線端末はOFDMA信号にベースバンド距離に応じたウィンドウイング(Windowing)(ECP(Extended Cyclic Prefix)とも言う。)を施すことが可能となり、OFDMAシンボル連結における不連続点を滑らかな連続点とすることができ、TCCHへの干渉を最小限に抑えることができる。また、かかるウィンドウイングの強さをベースバンド距離に対応させることで、不要なウィンドウイングを避け最適なデータ通信を構築することができる。
上述した課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、複数の無線端末から送信された、時分割による複数のTDMAスロット毎に、ベースバンドの異なる複数のサブチャネルを有するOFDMA方式を用いて変調されたOFDMA信号をサブチャネルに配置するサブチャネル配置方法であって、OFDMA信号を受信し、OFDMA信号がTCCHであれば、TCCHを特定のサブチャネルに割り当て、OFDMA信号がTCCH以外であれば、特定のサブチャネルとTDMAスロットが相異するサブチャネルにOFDMA信号を割り当てることを特徴とする、サブチャネル配置方法が提供される。
上述した通信装置における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該サブチャネル配置方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明の通信装置は、通信チャネルを適切なサブチャネルに配置することで帯域外輻射やICIを回避し、通信精度や同期精度の向上を図ることが可能となる。
以下に図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
携帯電話やPHS等に代表される無線端末では、所定間隔をおいて配される基地局との無線通信システムが構築され、この無線通信システムを利用して通信を行うことができる。本実施形態では、このような無線端末と基地局とを例に挙げ、無線通信システムにおける特にOFDMAの変調方式を用いた無線通信の確立に関して説明する。先ず、本実施形態の理解を容易にするため、通信システムの概略的な構成を説明する。
(無線通信システム100)
図1は、無線通信システム100を説明するためのシステムブロック図である。かかる無線通信システム100は、ユーザが所有する無線端末110と、基地局120と、ISDN(Integrated Services Digital Network)やインターネット等の通信網130と、中継サーバ140とを含んで構成される。
上記無線通信システム100では、ユーザ152が無線端末110を利用して他の無線端末150に電話しようと試みた場合、ユーザ152の無線端末110の操作に応じて、無線通信可能領域にある基地局120との無線通信が確立され、基地局120は、通信網130を介して中継サーバ140に他の無線端末150との通信接続を要求する。
次に、中継サーバ140は、他の無線端末150の無線通信可能領域にある基地局120を選定して、通信相手154の有する他の無線端末150との音声通話を設定する。
そして、音声通話に必要な基地局120の設定が完了すると、基地局120同士が中継サーバ140を介して接続され、ユーザ152と通信相手154との音声通信が可能となる。上述した通信を実現するため、本実施形態ではOFDMA方式を採用している。以下、OFDMA方式の構成を簡単に述べる。
図2は、OFDMA占有帯域におけるサブキャリアの配置を説明するための説明図である。OFDMAでは、時間軸方向と周波数方向とに2次元化したマップを有し、時間軸方向には時分割したTDMAスロット160が、周波数軸方向にはTDMAスロット160毎にベースバンドの異なる複数のサブチャネル170が配される。また、時間軸方向のTDMAスロット160は4つずつダウンリンク(Downlink)とアップリンク(Uplink)に割り当てられている。ここでダウンリンクは基地局120から無線端末110へのデータ伝送を、アップリンクは無線端末110から基地局120へのデータ伝送をいう。
そして、サブチャネル170は、同一TDMAスロット160内で均一のベースバンド距離をおいて複数配される。従って、サブチャネル170はベースバンド距離に応じた900kHzの占有帯域と時分割による625μsecの時間長で定義される。基地局120が任意の無線端末110と1つのサブチャネル170で送受信を行う場合、例えば、基地局120からの送信をダウンリンクの「SCH14」に割り当て、基地局120への受信をアップリンクの「SCH10」に割り当てる。
図3は、図2の個々のサブチャネル170の構成を詳細に説明するための説明図である。サブチャネル170は、900kHzの帯域幅と625μsecの時間長とを有し、複数の搬送波を重ね合わせたシンボル180が周波数の異なる複数のサブキャリア182毎に時間方向に配されている。そして、各シンボル180は、配置に応じてそれぞれの役割を担っている。上記役割は、パイロットシンボル、プリアンブルシンボル、トレーニングシンボル、データシンボル等として機能するシンボル190、ガードキャリア192、DCキャリア194、ガードタイム196がある。無線端末110と基地局120との間で実際に交換されるデータは、パイロットシンボルに続くデータシンボルである。
ここで、このようなOFDMA方式の通信を確立するための同期に関して説明する。OFDMA通信では、図2に示したOFDMA占有帯域におけるサブキャリアのうち、特定のサブチャネルを利用して同期処理が遂行される。本実施形態では、例えば図2におけるアップリンクの「SCH1」に同期シンボルを含むTCCHが割り当てられる。これは、無線端末110と基地局120との同期が完了していないうちは複雑なデータのやりとりが困難なため、特定のサブチャネルへのアクセスを予め決めておいた方が同期処理を効率化できるからである。
図4は、本実施形態における同期処理の基本的概念を示した説明図である。ここでは、伝送路の距離が相異する3つの無線端末110A、110B、110Cを挙げている。図4(a)は、3つの無線端末110A、110B、110Cの基地局120との位置関係を示し、図4(b)は、送受信タイミングの遅延量を示し、図4(c)は遅延量の補正を行った状態を示している。
図4(a)に示すように、基地局120との距離が異なる無線端末110A、110B、110Cは、その伝送路の距離に応じて伝送遅延が生じる。例えば、図4(b)に示すように、基地局120が同一のデータ(TX)を同時刻に送信したとしても、無線端末110A、110B、110Cはそれぞれの電波距離に応じた遅延を伴ってデータ(RX)を受信する。無線端末110は、その受信したデータを基準にしてデータ(TX)を送信するので、基地局120側ではさらなる遅延を伴ってデータ(RX)が受信される。
基地局120は、このように受信されたTCCHから同期シンボルを抽出し、本来の受信タイミング、即ち、基地局120が基準とするタイミングに合わせるべく無線端末110A、110B、110Cそれぞれに遅延量を送信し、図4(c)のようにそれぞれの無線端末110A、110B、110Cのデータ(TX)の送信タイミングを早めて所望する本来の基地局120のタイミングでデータ(RX)を受信する。こうしてTCCHを用いた同期処理が完了する。基地局120では、他の複数の無線端末110とも同期処理が行われているので基地局120の受信端では受信精度の劣化が生じないはずである。
しかし、同期シンボルを含むTCCHは、無線端末110における任意のタイミングで送信されるため、基地局120が想定するタイミングを逸脱する場合がある。無線通信が確立された後のマルチパスによる問題は、ガードインターバルの付加によって回避できるが、ガードインターバルを超えて遅延した場合、その直交性がくずれ、既に通信確立済みの他の無線端末への干渉が生じ帯域外輻射やICIの原因となる。
図5は、TCCHの伝搬遅延が生じた場合のベースバンド距離とICIとの関係を示した説明図である。かかる図5を参照すると、TCCHの伝搬遅延がガードインターバル以内にある場合S/N比は劣化しないが、ガードインターバルを超えた地点から、次のシンボルのガードインターバルになるまで、著しくS/N比が劣化しているのが理解できる。しかも、かかる劣化は、サブチャネルとTCCHとのベースバンド距離が近いほど顕著に表れている。従って、このようなS/N比の劣化を避けるために、(1)TCCHと同一のTDMAスロットにOFDMA信号を配置しない、(2)TCCHと同一のTDMAスロットに配置せざるを得ない場合、サブチャネルを離隔させ、ベースバンド距離をとるという対応が考えられる。
以下、無線通信システム100における無線端末110、基地局120を用いて、サブチャネルを配置する具体的な生成処理を説明する。ここでは、無線端末と無線通信を行う通信装置として基地局120を挙げている。
(無線端末110)
図6は、無線端末110の概略的な機能を示した機能ブロック図である。かかる無線端末110は、端末側制御部210と、端末側メモリ212と、表示部214と、操作部216と、端末側無線通信部218とを含んで構成される。
上記端末側制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により無線端末110全体を管理および制御する。端末側制御部210は、端末側メモリ212のプログラムを用いて、無線端末110を利用した通話機能やメール配信機能等を遂行する。また、端末側無線通信部218からCRC演算結果や伝搬路情報が伝達された場合、CRC演算結果に応じてデータの再送を要求したり、伝搬路情報に基づいてQoS(Quality Of Service)や周波数割り当てMCS等の管理を行う。
上記端末側メモリ212は、ROM、RAM、EPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、端末側制御部210で処理されるプログラムやアプリケーション等を記憶する。
上記表示部214は、カラーまたは単色のディスプレイで構成され、端末側メモリ212に記憶された、または通信網を介してアプリケーションサーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
上記操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
上記端末側無線通信部218は、携帯電話網における基地局120と無線通信を行う。例えば、信号の送信においては端末側制御部210からのデータにCRCを付加し、符号化、インターリーブ、マッピング等を行い、サブキャリア毎のベースバンド信号を生成する。そして、そのベースバンド信号にIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)処理を施しOFDMA信号に変換後、ガードインターバルを付加して出力する。
また、端末側無線通信部218は、信号の受信において、受信信号をRFからIFにダウンコンバートしてOFDMA信号を取得し、シンボル同期処理を行ってガードインターバルを削除する。こうして生成されたOFDMA信号にFFT(Fast Fourier Transform)処理を施しサブキャリア毎のベースバンド信号に変換する。そして、ベースバンド信号に含まれるプリアンブルやパイロットから伝搬路を推定し、位相/周波数/電力を補正するための情報を生成する。また、FFTされたベースバンド信号と伝搬路推定情報に基づいてユーザ毎にデマッピング、デインターリーブ、複合処理、CRC演算が行う。そして、CRC結果を制御部に伝達する。
さらに端末側無線通信部218は、送信したOFDMA信号が配されたサブキャリアのベースバンド距離を基地局120から受信し、OFDMA信号にベースバンド距離に応じたウィンドウイングを施す。
(基地局120)
図7は、基地局120の概略的な機能を示した機能ブロック図である。基地局120は、基地局側制御部310と、基地局側メモリ312と、通信網接続部314と、基地局側無線通信部316と、を含んで構成される。
上記基地局側制御部310は、中央処理装置を含む半導体集積回路により基地局120全体を管理および制御する。基地局側制御部310は、基地局側メモリ312のプログラムを用いて、無線端末同士間の通話もしくは通信を支援する。また、基地局側無線通信部316からCRC演算結果や伝搬路情報が伝達された場合、CRC演算結果に応じてデータの再送を要求したり、伝搬路情報に基づいてQoS(Quality Of Service)や周波数割り当てMCS等の管理を行う。
上記基地局側メモリ312は、ROM、RAM、EPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、基地局側制御部310で処理されるプログラムや、無線端末同士間で送受信されるデータを記憶する。
上記通信網接続部314は、通信網130を通じて中継サーバ140と設定信号の送受信を行う。
上記基地局側無線通信部316は、無線通信システム100における無線端末110と無線通信を行う。例えば、信号の送信においては基地局側制御部310からのデータにCRCを付加し、符号化、インターリーブ、マッピング等を行い、サブキャリア毎のベースバンド信号を生成する。そして、そのベースバンド信号にIFFT処理を施しOFDMA信号に変換後、ガードインターバルを付加して出力する。
また、基地局側無線通信部316は、信号の受信において、受信信号をRFからIFにダウンコンバートしてOFDMA信号を取得し、シンボル同期処理を行ってガードインターバルを削除する。こうして生成されたOFDMA信号にFFT処理を施しサブキャリア毎のベースバンド信号に変換する。そして、ベースバンド信号に含まれるプリアンブルやパイロットから伝搬路を推定し、位相/周波数/電力を補正するための情報を生成する。また、FFTされたベースバンド信号と伝搬路推定情報に基づいてユーザ毎にデマッピング、デインターリーブ、複合処理、CRC演算が行う。そして、CRC結果を制御部に伝達する。
さらに、基地局側無線通信部316は、以下に示すような信号受信部320、TCCH割当部322、TDMA割当部324、サブチャネル割当部326、距離情報送信部328としても機能する。
上記信号受信部320は、無線端末110から送信されたOFDMA信号を受信する。
上記TCCH割当部322は、信号受信部320がTCCHを受信すると、TCCHを特定のサブチャネルに割り当てる。本実施形態では、図2を用いて説明したようにアップリンクの「SCH1」に同期シンボルを含むTCCHが割り当てられる。このように無線端末110のTCCHの割当先を予め定めておくことで同期処理を効率化する。
上記TDMA割当部324は、OFDMA信号がTCCH以外であれば、特定のサブチャネルとTDMAスロットが相異するサブチャネルにOFDMA信号を割り当てる。上述したようにTCCHは特定のサブチャネルに配されるが、通常のOFDMA信号であるトラフィックチャネルは任意のサブチャネルに配置することができる。
図8は、TDMA割当部324の割り当て可能な範囲を示した説明図である。かかる図8でもTCCHはアップリンクの「SCH1」に割り当てられているので、アップリンク中の他のタイムスロット340全てのサブチャネルが割り当て可能範囲となる。
かかる構成により、OFDMA信号がTCCHと別タイミングで受信されるので、TCCHがガードインターバルを超えて遅延した場合においても両者の干渉は起きず、OFDMA信号の劣化および同期検波性能の劣化を回避できる。
上記サブチャネル割当部326は、OFDMA信号がTCCH以外であり、TDMA割当部324がOFDMA信号を割り当てられなかった場合、特定のサブチャネル、例えば、「SCH1」サブチャネルと等しいTDMAスロット内の特定のサブチャネルと相異するサブチャネルにOFDMA信号を割り当てる。
図5を参照して理解したように、S/N比の劣化は、サブチャネルとTCCHとのベースバンド距離が近いほど顕著に表れる。従って、上述したようなTDMA割当部324による異なるTDMAスロットへの割り当てができなかった場合においてもS/N比の劣化を避けるためには、サブチャネルをTCCHから離隔させ、ベースバンド距離をとる必要がある。
図9は、サブチャネル割当部326の割り当て可能な範囲を示した説明図である。TCCHはアップリンクの「SCH1」に割り当てられているので、TCCHと等しいTDMAスロット内における「SCH1」以外の全てのサブチャネルが割り当て可能範囲となる。ここでは、図9中矢印で示すように、TCCHにベースバンド距離が近いほどS/N比の劣化が大きくなり、遠いほど小さくなる。例えば、保護すべき重要なOFDMA信号はベースバンドが離れたサブチャネルに割り当てるとよい。
サブチャネル割当部326によって割り当てられるサブチャネルの、TCCHが割り当てられている特定のサブチャネルからのベースバンド距離は、割り当てられるOFDMA信号の種類に応じて決定してもよい。
OFDMA信号にはその用途に応じて重要度や優先度が異なる。重要度や優先度の高いOFDMA信号は、可能な限りTCCHとの干渉を避け、重要度や優先度の低い再送信要求可能なOFDMA信号は、重要な信号配置を効率よく行うためにTCCHの近くに配置する。このようにOFDMA信号の種類によって意図的に優劣をつけることで、全体的な通信精度の向上を図る。
サブチャネル割当部326は、OFDMA信号がBPSKもしくはQPSKの場合、いずれのサブチャネルにも割り当て可能であり、それ以上の伝送速度を有する変調方式の場合、1以上のサブチャネルを隔てて割り当てることができる。
BPSKもしくはQPSKは伝送速度が遅い代わりに干渉に強い特性がある。従って、TCCHの近くに配置しても致命的な干渉を生じない。しかし、それ以上の伝送速度を有する変調方式、例えば、8PSK、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM等は干渉に弱いので少なくともサブチャネル1つ分隔てて割り当てることとなる。ただし、BPSKやQPSKの配置に関しても、隣接して配置可能かどうかはサブチャネル個々の帯域幅、即ち隣接するサブチャネルとのベースバンド距離に応じて変化する。
サブチャネル割当部326は、OFDMA信号が再送要求可能なパケットデータの場合、いずれのサブチャネルにも割り当て可能であり、リアルタイム性が求められるデータの場合、1以上のサブチャネルを隔てて割り当てることができる。
容量の少ない電子メール等におけるパケットデータの場合、干渉により通信品質を保てなかったとしても再送信を要求することができる。しかし、リアルタイム性が求められたり誤り符号訂正が付与されないデータは干渉の影響を受けてはならない。従って、リアルタイム性が求められるデータは少なくともサブチャネル1つ分隔てて割り当てることとなる。
また、サブチャネル割当部326は、受信側での復調に利用されるパイロット信号を、インターリーブおよび誤り訂正方式を用いて、TCCHの干渉により影響を受けないようにする。一般に、TCCHの影響を受けないデータシンボルは、パイロット信号を用いた復調により高いS/N比を得ることができるが、TCCHの影響を受けたシンボルはパイロット信号との相関性が低くなり高いS/N比を得ることができない。そこで、TCCHの影響を受けたシンボルをバースト誤りとみなし、高いS/N比とそうでないS/N比をインターリーブによってランダム化し、誤り訂正方式によって符号化利得を得る。
上述したTCCHは、一般に、同期信号のみならず他の制御データも含んでいるが、同期が完了するまでは、同期信号のみをTCCHに含め、他の制御データの信号のやりとりを行わないこととする。
上記距離情報送信部328は、サブチャネル割当部326に割り当てられたサブチャネルと特定のサブチャネルとのベースバンド距離情報を、OFDMA信号送信元の無線端末110に送信する。
やむを得ずTCCHの近くにOFDMA信号が割り当てられた場合、そのOFDMA信号への干渉もさることながら、OFDMA信号のTCCHへの干渉も問題になる。距離情報送信部328により無線端末110にベースバンド距離情報を送信することで、そのベースバンド距離情報を受けた無線端末110はOFDMA信号にベースバンド距離に応じたウィンドウイングを施すことが可能となり、OFDMAシンボル連結における不連続点を滑らかな連続点とすることができ、TCCHへの干渉を最小限に抑えることができる。また、かかるウィンドウイングの強さを割り当てられたサブチャネルのベースバンド距離に対応させることで、不要なウィンドウイングを避け最適なデータ通信を構築することができる。
上記ウィンドウイングは、連続しているシンボル間の不連続性を緩和して他の無線端末110への干渉を最小限に留めるものである。以下、ウィンドウイングの生成に関して説明する。
図10は、シンボル180の不連続性を説明するためのタイミングチャートである。図10では、送受信される波形として4つのシンボル180が示されている。上述したようにシンボル180は、ガードインターバルにより1.125周期分の波形からなるため、隣接するシンボル180の波形は連続せず、シンボル180間には不連続点が生じる。このような不連続点は、直交性をくずし、その点がフーリエ変換の対象領域に含まれると帯域外輻射やICIが生じる。本実施形態では、かかる不連続点にウィンドウイングを施して連続波形を形成する。
図11は、ウィンドウイングの処理を説明するための説明図である。かかる図11(a)のシンボル180は、有効シンボル領域370とガードインターバル372とからなる。ここで、図11(b)に示すようにガードインターバル372の先頭波形380および有効シンボル領域370の先頭波形382を抽出し、ウィンドウイング、即ち窓関数をかける。本実施形態では、窓関数としてハミング窓を採用するが、かかる場合に限られず、ハニング窓やガウス窓等様々な窓関数を利用することができる。窓関数をかける時間長は例えばガードインターバル372の1/2とする。
ここで、窓関数h(n)は、0≦n<N−1(nは先頭波形270、272の各サンプル位置、Nは先頭波形380、382のサンプル数)の範囲で0.54―0.46×cos(2πn/(N−1))であり、その他の範囲で0(ゼロ)である。従って、図11(b)の波形に窓関数h(n)をかけた後の波形は、図11(c)のようになる。
そして図11(d)に示すように、窓関数がかかったガードインターバル372の先頭波形380をそのままその位置に、窓関数がかかった有効シンボル領域370の先頭波形382をシンボル180の終端に配置する。このようにウィンドウイングを施すことで隣接するシンボルとの不連続点を滑らかな連続点とすることができ、かかる点がフーリエ変換の対象となったとしても帯域外輻射やICIを緩和することが可能となる。
このように生成された各シンボル180を他のシンボルと重畳すると、図11(e)のようになる。図11(d)ではシンボル180がガードインターバル372の1/2の長さだけ(先頭波形382)延長されているが、有効シンボル領域370の先頭波形382は次のシンボルの先頭波形380と重畳されるので、実質的な期間の変動は生じない。そして、ウィンドウイングが施されたシンボル同士が並置され、図11(e)のように全ての点において波形が連続する。
サブチャネル割当部326は、このようなウィンドウイングの強さをそのベースバンド距離に応じて変化させる。例えば、図9においてTCCHに近いサブキャリアでは強いウィンドウイングが、遠いサブキャリアでは弱いウィンドウイングがなされる。
以上説明した通信装置としての基地局120では、通信チャネルを適切なサブチャネルに配置することで帯域外輻射やICIを回避し、通信精度や同期精度の向上を図ることが可能となる。
(サブチャネル配置方法)
図12は、サブチャネル配置方法の処理の流れを示したフローチャートである。ここでは、複数の無線端末110から送信されたOFDMA信号をサブチャネルに配置する処理を行う。
まず、基地局120は、無線端末110に制御情報を報知するBCCH(Broadcast Control Channel)や着信通知を行うPCH(Paging Channel)を送信する(S400)。無線端末110は、BCCHを受信し、必要な情報を設定する(S402)。無線端末110から発信するまたはPCHにより着信が通知された場合(S404)、基地局120に対して予め設定されたサブチャネルを用いてTCCHを送信し、通信チャネルの確立を要求する(S406)。ここで、基地局120が複数の無線端末110から同一タイミングでTCCHを受信した場合、予め設定されたサブチャネルに時間差でTCCHを受信すべく、そのTCCHパターンを無線端末に通知する。かかるTCCHパターンには、該当する無線端末および基地局の識別番号、アップリンクの送信電力の相対制御値、アップリンクの送信タイミングの相対制御値等が含まれる。
基地局120は、TCCHによる同期処理を遂行し(S408)、計測済みの上りキャリアセンス結果から実際の通信を行うサブチャネルを選択して(S410)、そのサブチャネルを無線端末に通知する(S412)。このとき、基地局120は、TCCHの測定結果から、アップリンクの送信電力の相対制御値、および上り送信タイミングの相対制御値を無線端末110に通知する。無線端末110は、かかる通知に従い、通信サブチャネル等自体の設定を更新する(S414)。
上述したサブチャネルの選択(S410)では、受信したOFDMA信号を、まず、TCCHを割り当てる特定のサブチャネルとTDMAスロットが相異するサブチャネルに割り当て、それが不可能な場合に特定のサブチャネルと等しいTDMAスロット内の特定のサブチャネルと相異するサブチャネルに割り当てている。
以上説明したシンボル同期方法においても、迅速かつ確実に基地局120と無線端末110との同期を確立し、同期精度の向上を図ることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書のサブチャネル配置方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含んでもよい。
本発明は、OFDMA方式を用いて変調されたOFDMA信号の受信を行う通信装置、サブチャネル配置方法に利用することができる。
無線通信システムを説明するためのシステムブロック図である。 OFDMA占有帯域におけるサブキャリアの配置を説明するための説明図である。 図2の個々のサブチャネルの構成を詳細に説明するための説明図である。 同期処理の基本的概念を示した説明図である。 TCCHの伝搬遅延が生じた場合のベースバンド距離とICIとの関係を示した説明図である。 無線端末の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 基地局の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 TDMA割当部の割り当て可能な範囲を示した説明図である。 サブチャネル割当部の割り当て可能な範囲を示した説明図である。 シンボルの不連続性を説明するためのタイミングチャートである。 ウィンドウイングの処理を説明するための説明図である。 サブチャネル配置方法の処理の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
100 …無線通信システム
110 …無線端末
120 …基地局
160 …TDMAスロット
170 …サブチャネル
180 …シンボル
320 …信号受信部
322 …TCCH割当部
324 …TDMA割当部
326 …サブチャネル割当部
328 …距離情報送信部

Claims (7)

  1. 時分割による複数のTDMAスロット毎に、ベースバンドの異なる複数のサブチャネルを有するOFDMA方式を用いて変調されたOFDMA信号を複数の無線端末から受信する通信装置であって、
    前記OFDMA信号を受信する信号受信部と、
    前記OFDMA信号がTCCHであれば、該TCCHを特定のサブチャネルに割り当てるTCCH割当部と、
    前記OFDMA信号がTCCH以外であれば、前記特定のサブチャネルとTDMAスロットが相異するサブチャネルに該OFDMA信号を割り当てるTDMA割当部と、
    を備えることを特徴とする、通信装置。
  2. 前記OFDMA信号がTCCH以外であり、前記TDMA割当部が該OFDMA信号を割り当てられなかった場合、前記特定のサブチャネルと等しいTDMAスロット内の該特定のサブチャネルと相異するサブチャネルに該OFDMA信号を割り当てるサブチャネル割当部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記サブチャネル割当部によって割り当てられるサブチャネルの、前記特定のサブチャネルからのベースバンド距離は、割り当てられる前記OFDMA信号の種類に応じて決定されることを特徴とする、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記サブチャネル割当部は、前記OFDMA信号がBPSKもしくはQPSKの場合、いずれのサブチャネルにも割り当て可能であり、それ以上の伝送速度を有する変調方式の場合、1以上のサブチャネルを隔てて割り当てることを特徴とする、請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記サブチャネル割当部は、前記OFDMA信号が再送要求可能なパケットデータの場合、いずれのサブチャネルにも割り当て可能であり、リアルタイム性が求められるデータの場合、1以上のサブチャネルを隔てて割り当てることを特徴とする、請求項3に記載の通信装置。
  6. 前記サブチャネル割当部に割り当てられたサブチャネルと前記特定のサブチャネルとのベースバンド距離情報を、前記OFDMA信号送信元の無線端末に送信する距離情報送信部をさらに備えることを特徴とする、請求項3に記載の通信装置。
  7. 複数の無線端末から送信された、時分割による複数のTDMAスロット毎に、ベースバンドの異なる複数のサブチャネルを有するOFDMA方式を用いて変調されたOFDMA信号をサブチャネルに配置するサブチャネル配置方法であって、
    前記OFDMA信号を受信し、
    前記OFDMA信号がTCCHであれば、該TCCHを特定のサブチャネルに割り当て、
    前記OFDMA信号がTCCH以外であれば、前記特定のサブチャネルとTDMAスロットが相異するサブチャネルに該OFDMA信号を割り当てることを特徴とする、サブチャネル配置方法。
JP2007169804A 2007-06-27 2007-06-27 通信装置、サブチャネル配置方法 Pending JP2009010661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169804A JP2009010661A (ja) 2007-06-27 2007-06-27 通信装置、サブチャネル配置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169804A JP2009010661A (ja) 2007-06-27 2007-06-27 通信装置、サブチャネル配置方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009010661A true JP2009010661A (ja) 2009-01-15

Family

ID=40325298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007169804A Pending JP2009010661A (ja) 2007-06-27 2007-06-27 通信装置、サブチャネル配置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009010661A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096394A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Kyocera Corporation 無線通信方法、無線通信システム、基地局、移動局
WO2009096393A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Kyocera Corporation 無線通信方法、無線通信システム、基地局
WO2009119768A1 (ja) * 2008-03-26 2009-10-01 京セラ株式会社 無線通信方法、無線通信システム、基地局、移動局

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005088886A1 (en) * 2004-03-12 2005-09-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for operation of harq in a broadband wireless access communication system
JP2006005946A (ja) * 2004-06-19 2006-01-05 Samsung Electronics Co Ltd 広帯域無線接続通信システムにおける安全チャンネルを割り当てるシステム及び方法
JP2007110643A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動無線端末、及び干渉波電力測定方法
JP2007129726A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Samsung Electronics Co Ltd マルチホップ中継方式のセルラーネットワークでマルチホップをグループ化してマルチリンクを支援するための装置及び方法
JP2008141320A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Sanyo Electric Co Ltd 割当方法およびそれを利用した基地局装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005088886A1 (en) * 2004-03-12 2005-09-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for operation of harq in a broadband wireless access communication system
JP2006005946A (ja) * 2004-06-19 2006-01-05 Samsung Electronics Co Ltd 広帯域無線接続通信システムにおける安全チャンネルを割り当てるシステム及び方法
JP2007110643A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動無線端末、及び干渉波電力測定方法
JP2007129726A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Samsung Electronics Co Ltd マルチホップ中継方式のセルラーネットワークでマルチホップをグループ化してマルチリンクを支援するための装置及び方法
JP2008141320A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Sanyo Electric Co Ltd 割当方法およびそれを利用した基地局装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096394A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Kyocera Corporation 無線通信方法、無線通信システム、基地局、移動局
WO2009096393A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Kyocera Corporation 無線通信方法、無線通信システム、基地局
US8537946B2 (en) 2008-01-28 2013-09-17 Kyocera Corporation Wireless communication method, wireless communication system and base station
WO2009119768A1 (ja) * 2008-03-26 2009-10-01 京セラ株式会社 無線通信方法、無線通信システム、基地局、移動局
US8340237B2 (en) 2008-03-26 2012-12-25 Kyocera Corporation Wireless communication method, wireless communication system, base station and mobile station

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9219581B2 (en) Base station and method for configuring sub-frames for relay-node operations
US10764006B2 (en) Method and apparatus for generating pilot tone in orthogonal frequency division multiplexing access system, and method and apparatus for estimating channel using it
CN106572539B (zh) 用于上行链路信令的系统和方法
EP2269393B1 (en) Method and system for providing an uplink structure in a wireless communication network
US8310994B2 (en) Method for configuring and managing channels in a wireless communication system using AMC channels and diversity channels, transmission/reception apparatus thereof, and system thereof
JP5065389B2 (ja) Ofdm通信環境におけるアップリンクアクセス要求
US8238322B2 (en) Optimizing of channel allocation in a wireless communications system
KR101669305B1 (ko) 무선 통신 네트워크에서의 업링크 구조 및 향상된 채널화 스킴을 제공하는 방법 및 시스템
JP6931060B2 (ja) 情報送信方法、情報受信方法、装置及びシステム
EP1672947A1 (en) Method and system for dynamic hybrid multiple access in an OFDM-based wireless network
US8582537B2 (en) Communication method and terminal apparatus using the same
CN101064701B (zh) 一种发送测量导频的方法及其用户终端、系统
CN113615300A (zh) 用于随机接入过程的方法、终端设备和基站
US8483042B2 (en) Mobile communication system, base station device and channel allocation method
US8599882B2 (en) Mobile communication system, mobile station device, base station device and handover method
US20100272210A1 (en) Method of transmitting data for digital broadcasting in wireless communication system
JP2009010661A (ja) 通信装置、サブチャネル配置方法
RU2553261C2 (ru) Способ выделения ресурса, назначения множества пользователей и передатчик
US8498232B2 (en) Method of transmitting data in wireless communication system
US7835322B2 (en) Apparatus and method for data transmission/reception in mobile telecommunication system
RU2450463C2 (ru) Передача данных в многопользовательской системе ofdm с адаптивной модуляцией
US8630261B2 (en) Communication method for determining the start of a handover and radio apparatus using the method
CN109716811B (zh) 用于正交多协议传输的方法和系统
WO2018173208A1 (ja) 基地局装置、端末装置、無線通信システム、および無線通信方法
JP2012085084A (ja) Ofdm信号送信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120110