JP5031291B2 - ダイジェスト作成装置、ダイジェスト作成方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
作成途中の板書を板書画面として随時取り込む画面取込手段と、
取り込まれた複数の板書画面において、連続して取り込まれた2つの板書画面の差分画面に含まれる描画領域を囲む矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値以上の場合に、前記作成途中の板書を縦書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値未満の場合に、前記作成途中の板書を横書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値以上の場合に、前記作成途中の板書をその他のタイプと判定するタイプ判別手段と、
判別されたそれぞれのタイプ別に、前記作成途中の板書内の図形のまとまりをブロック化するブロック検出手段と、
前記ブロック検出手段によってブロック化されたブロックに基づいて代表画面を生成する代表画面生成手段と、
最初と最後の代表画面の重要度を高に設定し、最初と最後の代表画面以外の代表画面について、連続する2つの代表画面においてその間に取り込まれた板書画面の数が所定数以上の場合に重要度を中に設定し、その間に取り込まれた板書画面の数が所定数未満の場合に重要度を低に設定する重要度割当手段と、
それぞれの前記代表画面を、割り当てられた重要度が高いものほど長く表示する表示手段と
を備え、
前記ブロック検出手段は、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合に、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値未満である場合には、前記矩形の領域をブロック化が完了していないブロックに統合し、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である場合には、前記矩形の領域内において縦方向の行を特定し、特定した行の中で、行の開始位置と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である行を検出し、検出した行より右側の行をブロック化が完了していないブロックに統合した上で、当該ブロックのブロック化を完了し、当該矩形内の残りの行を新たなブロックと判定してブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合に、横方向の行を抽出し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量以上の場合に、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックに統合し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量未満の場合に、ブロック化が完了していないブロックのブロック化を完了し、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書がその他のタイプと判定された場合に、縦書きタイプまたは横書きタイプと判定されるまで、前記タイプ判別手段に判別を繰り返させ、
前記代表画面生成手段は、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標が、直前にブロック化が完了したブロックの最上端の座標の所定値以上上方にある場合には、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成し、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックのブロック化が完了した場合に、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成することを特徴とするダイジェスト作成装置を提供する。
前記ダイジェスト作成装置を、
作成途中の板書を板書画面として随時取り込む画面取込手段、
取り込まれた複数の板書画面において、連続して取り込まれた2つの板書画面の差分画面に含まれる描画領域を囲む矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値以上の場合に、前記作成途中の板書を縦書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値未満の場合に、前記作成途中の板書を横書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値以上の場合に、前記作成途中の板書をその他のタイプと判定するタイプ判別手段、
判別されたそれぞれのタイプ別に、前記作成途中の板書内の図形のまとまりをブロック化するブロック検出手段、
前記ブロック検出手段によってブロック化されたブロックに基づいて代表画面を生成する代表画面生成手段、
最初と最後の代表画面の重要度を高に設定し、最初と最後の代表画面以外の代表画面について、連続する2つの代表画面においてその間に取り込まれた板書画面の数が所定数以上の場合に重要度を中に設定し、その間に取り込まれた板書画面の数が所定数未満の場合に重要度を低に設定する重要度割当手段、および
それぞれの前記代表画面を、割り当てられた重要度が高いものほど長く表示する表示手段として機能させ、
前記ブロック検出手段は、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合に、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値未満である場合には、前記矩形の領域をブロック化が完了していないブロックに統合し、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である場合には、前記矩形の領域内において縦方向の行を特定し、特定した行の中で、行の開始位置と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である行を検出し、検出した行より右側の行をブロック化が完了していないブロックに統合した上で、当該ブロックのブロック化を完了し、当該矩形内の残りの行を新たなブロックと判定してブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合に、横方向の行を抽出し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量以上の場合に、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックに統合し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量未満の場合に、ブロック化が完了していないブロックのブロック化を完了し、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書がその他のタイプと判定された場合に、縦書きタイプまたは横書きタイプと判定されるまで、前記タイプ判別手段に判別を繰り返させ、
前記代表画面生成手段は、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標が、直前にブロック化が完了したブロックの最上端の座標の所定値以上上方にある場合には、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成し、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックのブロック化が完了した場合に、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成することを特徴とするプログラムを提供する。
前記ダイジェスト作成装置は、
作成途中の板書を板書画面として随時取り込む画面取込ステップと、
取り込まれた複数の板書画面において、連続して取り込まれた2つの板書画面の差分画面に含まれる描画領域を囲む矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値以上の場合に、前記作成途中の板書を縦書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値未満の場合に、前記作成途中の板書を横書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値以上の場合に、前記作成途中の板書をその他のタイプと判定するタイプ判別ステップと、
判別されたそれぞれのタイプ別に、前記作成途中の板書内の図形のまとまりをブロック化するブロック検出ステップと、
前記ブロック検出手段によってブロック化されたブロックに基づいて代表画面を生成する代表画面生成ステップと、
最初と最後の代表画面の重要度を高に設定し、最初と最後の代表画面以外の代表画面について、連続する2つの代表画面においてその間に取り込まれた板書画面の数が所定数以上の場合に重要度を中に設定し、その間に取り込まれた板書画面の数が所定数未満の場合に重要度を低に設定する重要度割当ステップと、
それぞれの前記代表画面を、割り当てられた重要度が高いものほど長く表示する表示ステップと
を実行し、
前記ダイジェスト作成装置は、前記ブロック検出ステップにおいて、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合に、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値未満である場合には、前記矩形の領域をブロック化が完了していないブロックに統合し、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である場合には、前記矩形の領域内において縦方向の行を特定し、特定した行の中で、行の開始位置と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である行を検出し、検出した行より右側の行をブロック化が完了していないブロックに統合した上で、当該ブロックのブロック化を完了し、当該矩形内の残りの行を新たなブロックと判定してブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合に、横方向の行を抽出し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量以上の場合に、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックに統合し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量未満の場合に、ブロック化が完了していないブロックのブロック化を完了し、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書がその他のタイプと判定された場合に、縦書きタイプまたは横書きタイプと判定されるまで、前記タイプ判別手段に判別を繰り返させ、
前記ダイジェスト作成装置は、前記代表画面生成ステップにおいて、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標が、直前にブロック化が完了したブロックの最上端の座標の所定値以上上方にある場合には、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成し、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックのブロック化が完了した場合に、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成することを特徴とするダイジェスト作成方法を提供する。
Claims (18)
- 板書のダイジェストを作成するダイジェスト作成装置であって、
作成途中の板書を板書画面として随時取り込む画面取込手段と、
取り込まれた複数の板書画面において、連続して取り込まれた2つの板書画面の差分画面に含まれる描画領域を囲む矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値以上の場合に、前記作成途中の板書を縦書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値未満の場合に、前記作成途中の板書を横書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値以上の場合に、前記作成途中の板書をその他のタイプと判定するタイプ判別手段と、
判別されたそれぞれのタイプ別に、前記作成途中の板書内の図形のまとまりをブロック化するブロック検出手段と、
前記ブロック検出手段によってブロック化されたブロックに基づいて代表画面を生成する代表画面生成手段と、
最初と最後の代表画面の重要度を高に設定し、最初と最後の代表画面以外の代表画面について、連続する2つの代表画面においてその間に取り込まれた板書画面の数が所定数以上の場合に重要度を中に設定し、その間に取り込まれた板書画面の数が所定数未満の場合に重要度を低に設定する重要度割当手段と、
それぞれの前記代表画面を、割り当てられた重要度が高いものほど長く表示する表示手段と
を備え、
前記ブロック検出手段は、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合に、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値未満である場合には、前記矩形の領域をブロック化が完了していないブロックに統合し、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である場合には、前記矩形の領域内において縦方向の行を特定し、特定した行の中で、行の開始位置と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である行を検出し、検出した行より右側の行をブロック化が完了していないブロックに統合した上で、当該ブロックのブロック化を完了し、当該矩形内の残りの行を新たなブロックと判定してブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合に、横方向の行を抽出し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量以上の場合に、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックに統合し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量未満の場合に、ブロック化が完了していないブロックのブロック化を完了し、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書がその他のタイプと判定された場合に、縦書きタイプまたは横書きタイプと判定されるまで、前記タイプ判別手段に判別を繰り返させ、
前記代表画面生成手段は、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標が、直前にブロック化が完了したブロックの最上端の座標の所定値以上上方にある場合には、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成し、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックのブロック化が完了した場合に、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成することを特徴とするダイジェスト作成装置。 - 請求項1に記載のダイジェスト作成装置であって、
前記画面取込手段は、
前記作成途中の板書を一定の時間間隔で板書画面として取り込むことを特徴とするダイジェスト作成装置。 - 請求項1または2に記載のダイジェスト作成装置であって、
前記ブロック検出手段は、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが、今回抽出された行を囲む矩形の領域の8割以上の場合に、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックに統合し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが、今回抽出された行を囲む矩形の領域の8割未満の場合に、ブロック化が完了していないブロックのブロック化を完了し、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックとすることを特徴とするダイジェスト作成装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のダイジェスト作成装置であって、
前記重要度割当手段は、さらに、
最初と最後の代表画面以外の代表画面について、所定の色が含まれている場合に、当該代表画面の重要度を高に設定することを特徴とするダイジェスト作成装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のダイジェスト作成装置であって、
前記重要度割当手段は、さらに、
最初と最後の代表画面以外の代表画面について、
前記作成途中の板書が縦書きタイプの場合に、縦方向に所定の長さ以上の線分を検出した場合に、当該代表画面の重要度を高に設定し、
前記作成途中の板書が横書きタイプの場合に、横方向に所定の長さ以上の線分を検出した場合に、当該代表画面の重要度を高に設定することを特徴とするダイジェスト作成装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のダイジェスト作成装置であって、
前記表示手段は、
重要度が低の代表画面の数と、重要度が中の代表画面の数に2を乗じた数と、重要度が高の代表画面の数に3を乗じた数とを合計した数で、予め定められたダイジェスト表示時間を割ることにより、重要度が低の代表画面1つあたりの表示時間である単位表示時間を算出し、重要度が低の代表画面の表示時間を、算出した単位表示時間とし、重要度が中の代表画面の表示時間を、算出した単位表示時間の2倍の時間とし、重要度が高の代表画面の表示時間を、算出した単位表示時間の3倍の時間とすることを特徴とするダイジェスト作成装置。 - 板書のダイジェストを作成するダイジェスト作成装置を制御するプログラムであって、
前記ダイジェスト作成装置を、
作成途中の板書を板書画面として随時取り込む画面取込手段、
取り込まれた複数の板書画面において、連続して取り込まれた2つの板書画面の差分画面に含まれる描画領域を囲む矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値以上の場合に、前記作成途中の板書を縦書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値未満の場合に、前記作成途中の板書を横書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値以上の場合に、前記作成途中の板書をその他のタイプと判定するタイプ判別手段、
判別されたそれぞれのタイプ別に、前記作成途中の板書内の図形のまとまりをブロック化するブロック検出手段、
前記ブロック検出手段によってブロック化されたブロックに基づいて代表画面を生成する代表画面生成手段、
最初と最後の代表画面の重要度を高に設定し、最初と最後の代表画面以外の代表画面について、連続する2つの代表画面においてその間に取り込まれた板書画面の数が所定数以上の場合に重要度を中に設定し、その間に取り込まれた板書画面の数が所定数未満の場合に重要度を低に設定する重要度割当手段、および
それぞれの前記代表画面を、割り当てられた重要度が高いものほど長く表示する表示手段として機能させ、
前記ブロック検出手段は、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合に、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値未満である場合には、前記矩形の領域をブロック化が完了していないブロックに統合し、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である場合には、前記矩形の領域内において縦方向の行を特定し、特定した行の中で、行の開始位置と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である行を検出し、検出した行より右側の行をブロック化が完了していないブロックに統合した上で、当該ブロックのブロック化を完了し、当該矩形内の残りの行を新たなブロックと判定してブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合に、横方向の行を抽出し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量以上の場合に、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックに統合し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量未満の場合に、ブロック化が完了していないブロックのブロック化を完了し、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書がその他のタイプと判定された場合に、縦書きタイプまたは横書きタイプと判定されるまで、前記タイプ判別手段に判別を繰り返させ、
前記代表画面生成手段は、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標が、直前にブロック化が完了したブロックの最上端の座標の所定値以上上方にある場合には、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成し、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックのブロック化が完了した場合に、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成することを特徴とするプログラム。 - 請求項7に記載のプログラムであって、
前記画面取込手段は、
前記作成途中の板書の画面を一定の時間間隔で板書画面として取り込むことを特徴とするプログラム。 - 請求項7または8に記載のダイジェスト作成装置であって、
前記ブロック検出手段は、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが、今回抽出された行を囲む矩形の領域の8割以上の場合に、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックに統合し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが、今回抽出された行を囲む矩形の領域の8割未満の場合に、ブロック化が完了していないブロックのブロック化を完了し、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックとすることを特徴とするプログラム。 - 請求項7から9のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記重要度割当手段は、さらに、
最初と最後の代表画面以外の代表画面について、所定の色が含まれている場合に、当該代表画面の重要度を高に設定することを特徴とするプログラム。 - 請求項7から10のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記重要度割当手段は、さらに、
最初と最後の代表画面以外の代表画面について、
前記作成途中の板書が縦書きタイプの場合に、縦方向に所定の長さ以上の線分を検出した場合に、当該代表画面の重要度を高に設定し、
前記作成途中の板書が横書きタイプの場合に、横方向に所定の長さ以上の線分を検出した場合に、当該代表画面の重要度を高に設定することを特徴とするプログラム。 - 請求項7から11のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記表示手段は、
重要度が低の代表画面の数と、重要度が中の代表画面の数に2を乗じた数と、重要度が
高の代表画面の数に3を乗じた数とを合計した数で、予め定められたダイジェスト表示時
間を割ることにより、重要度が低の代表画面1つあたりの表示時間である単位表示時間を
算出し、重要度が低の代表画面の表示時間を、算出した単位表示時間とし、重要度が中の
代表画面の表示時間を、算出した単位表示時間の2倍の時間とし、重要度が高の代表画面
の表示時間を、算出した単位表示時間の3倍の時間とすること
を特徴とするプログラム。 - 板書のダイジェストを作成するダイジェスト作成装置におけるダイジェスト作成方法であって、
前記ダイジェスト作成装置は、
作成途中の板書を板書画面として随時取り込む画面取込ステップと、
取り込まれた複数の板書画面において、連続して取り込まれた2つの板書画面の差分画面に含まれる描画領域を囲む矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値以上の場合に、前記作成途中の板書を縦書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値未満であり、かつ、前記矩形の縦の長さを当該矩形の横の長さで割った値が所定値未満の場合に、前記作成途中の板書を横書きタイプと判定し、
前記矩形の縦または横のうち長い方の長さが所定値以上の場合に、前記作成途中の板書をその他のタイプと判定するタイプ判別ステップと、
判別されたそれぞれのタイプ別に、前記作成途中の板書内の図形のまとまりをブロック化するブロック検出ステップと、
前記ブロック検出手段によってブロック化されたブロックに基づいて代表画面を生成する代表画面生成ステップと、
最初と最後の代表画面の重要度を高に設定し、最初と最後の代表画面以外の代表画面について、連続する2つの代表画面においてその間に取り込まれた板書画面の数が所定数以上の場合に重要度を中に設定し、その間に取り込まれた板書画面の数が所定数未満の場合に重要度を低に設定する重要度割当ステップと、
それぞれの前記代表画面を、割り当てられた重要度が高いものほど長く表示する表示ステップと
を実行し、
前記ダイジェスト作成装置は、前記ブロック検出ステップにおいて、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合に、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値未満である場合には、前記矩形の領域をブロック化が完了していないブロックに統合し、
前記矩形の最上端の座標と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である場合には、前記矩形の領域内において縦方向の行を特定し、特定した行の中で、行の開始位置と、ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標との差分が所定値以上である行を検出し、検出した行より右側の行をブロック化が完了していないブロックに統合した上で、当該ブロックのブロック化を完了し、当該矩形内の残りの行を新たなブロックと判定してブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合に、横方向の行を抽出し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量以上の場合に、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックに統合し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが所定量未満の場合に、ブロック化が完了していないブロックのブロック化を完了し、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックとし、
前記作成途中の板書がその他のタイプと判定された場合に、縦書きタイプまたは横書きタイプと判定されるまで、前記タイプ判別手段に判別を繰り返させ、
前記ダイジェスト作成装置は、前記代表画面生成ステップにおいて、
前記作成途中の板書が縦書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックの最上端の座標が、直前にブロック化が完了したブロックの最上端の座標の所定値以上上方にある場合には、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成し、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合において、
ブロック化が完了していないブロックのブロック化が完了した場合に、ブロック化が完了したブロックで構成される画面を代表画面として作成することを特徴とするダイジェスト作成方法。 - 請求項13に記載のダイジェスト作成方法であって、
前記ダイジェスト作成装置は、前記画面取込ステップにおいて、
前記作成途中の板書の画面を一定の時間間隔で板書画面として取り込むことを特徴とするダイジェスト作成方法。 - 請求項13または14に記載のダイジェスト作成方法であって、
前記ダイジェスト作成装置は、前記ブロック検出ステップにおいて、
前記作成途中の板書が横書きタイプと判定された場合に、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが、今回抽出された行を囲む矩形の領域の8割以上の場合に、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックに統合し、
ブロック化が完了していないブロックの領域と今回抽出された行を囲む矩形の領域との横方向の重なりが、今回抽出された行を囲む矩形の領域の8割未満の場合に、ブロック化が完了していないブロックのブロック化を完了し、今回抽出された行をブロック化が完了していないブロックとすることを特徴とするダイジェスト作成方法。 - 請求項13から15のいずれか一項に記載のダイジェスト作成方法であって、
前記ダイジェスト作成装置は、前記重要度割当ステップにおいて、さらに、
最初と最後の代表画面以外の代表画面について、所定の色が含まれている場合に、当該代表画面の重要度を高に設定することを特徴とするダイジェスト作成方法。 - 請求項13から16のいずれか一項に記載のダイジェスト作成方法であって、
前記ダイジェスト作成装置は、前記重要度割当ステップにおいて、さらに、
最初と最後の代表画面以外の代表画面について、
前記作成途中の板書が縦書きタイプの場合に、縦方向に所定の長さ以上の線分を検出した場合に、当該代表画面の重要度を高に設定し、
前記作成途中の板書が横書きタイプの場合に、横方向に所定の長さ以上の線分を検出した場合に、当該代表画面の重要度を高に設定することを特徴とするダイジェスト作成方法。 - 請求項13から17のいずれか一項に記載のダイジェスト作成方法であって、
前記ダイジェスト作成装置は、前記表示ステップにおいて、
重要度が低の代表画面の数と、重要度が中の代表画面の数に2を乗じた数と、重要度が高の代表画面の数に3を乗じた数とを合計した数で、予め定められたダイジェスト表示時間を割ることにより、重要度が低の代表画面1つあたりの表示時間である単位表示時間を算出し、重要度が低の代表画面の表示時間を、算出した単位表示時間とし、重要度が中の代表画面の表示時間を、算出した単位表示時間の2倍の時間とし、重要度が高の代表画面の表示時間を、算出した単位表示時間の3倍の時間とすることを特徴とするダイジェスト作成方法。
Priority Applications (1)
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