JP5031098B2 - 3次元cadモデル作成装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、パラメトリック変形機能と変化論理の設定を行う機能とを有する3次元CADモデル作成装置およびプログラムに関するものである。
一般的に、3次元CADモデルを作成する近年の3次元CADソフトウェアには、3次元CADモデルを構成する形状要素の寸法パラメータ(以降、単にパラメータ)の値を変更すると、該当する形状要素の寸法を所望のように変形させることができるパラメトリック変形機能が実装されている。また、パラメトリック変形機能によれば、複数のパラメータに同一の変数を用いた同一または異なる数式を設定することにより、パラメータ間に依存関係を持たせることもできる。また、形状要素間の位置関係もパラメータとして使用することが可能である。
さらに、近年の3次元CADソフトウェアには、3次元CADモデルにプログラムを持たせ、このプログラム(以下、モデル内蔵プログラムという)を設定することによって、複雑な分岐条件を設け、変形後の一形態である変化状態と該変化状態に移行するために満たすべき条件との対応である変化論理を設定する機能(以下、この機能をプログラム変形機能という)がある。この機能により、パラメータ間の依存関係を設定した数式や形状要素の有無などを例えば所望のパラメータに基づく条件分岐により変更することができる。
パラメトリック変形機能を備えた3次元CADに関連する技術として、パラメータ値の入力部を表形式にすることによりユーザ操作における視認性の改善を図る技術がある(例えば特許文献1、特許文献2参照)。また、表計算ソフトと3次元CADソフトウェアとを連携させることによってパラメータの入力手段として表計算ソフトを使用できるようにする技術がある(例えば特許文献3参照)。
特開2001−338001号公報 特開2005−293014号公報 特開2005−78207号公報
上記するモデル内蔵プログラムは、BASICなどに代表されるようなプログラム言語でIF文などを用いてテキストエディタで作成され、3次元CADモデルに組み込まれる。しかしながら、3次元CADソフトウェアを使用する建築設計者や機械設計者など多岐にわたる分野のユーザの全てが上記のようなプログラミングに精通しているとは限らない。このため、モデル内蔵プログラムの記述にミスが生じやすく、そのデバッグ環境も不十分であるため、実際の使用時にCADに入力されたパラメータの値に対して形状変形の誤作動を起こすことがあるという問題があった。
また、モデル内蔵プログラムを作成したユーザ以外のユーザが3次元CADモデルの保守や流用を行う場合に、そのモデルに定義されている変化論理を理解するには、モデル内蔵プログラムの記述を読み解いていかねばならず、効率が極端に悪いという問題があった。さらに、モデル内蔵プログラムの内容を説明するために仕様書を用意しても、該仕様書は人手による作成であるため、3次元CADモデルと該仕様書との間に一意の対応関係を確保するのに労力を要するという問題があった。
上記する特許文献1〜3の技術は、単にパラメータの入力を支援する技術であって、変化論理の設定を支援するための技術ではなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡単に変化論理を設定できる3次元CADモデル作成装置およびプログラムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、3次元CADモデルに対し、該3次元CADモデルの変形後の一形態である変化状態と該変化状態に移行するために満たす条件との対応である変化論理を変化状態毎に記述する表形式データを作成する表作成部と、前記作成された表形式データに設定されている夫々の変化論理を所定のプログラム言語による記述に変換してモデル内蔵プログラムを作成するデータ変換部と、前記変換されたモデル内蔵プログラムを前記3次元CADモデルに登録するモデル内蔵プログラムIO部と、前記3次元CADモデルを変形する操作を受け付けたとき、該操作と前記3次元CADモデルに登録されているモデル内蔵プログラムに記述されている変化論理とに基づいて前記3次元CADモデルを変形させる3次元CADソフトウェア部と、を備えることを特徴とすることを特徴とする。
この発明によれば、簡単に変化論理を設定できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる3次元CADモデル作成装置の構成を示す図である。 図2は、パラメトリック変形の変化論理設定に関する表形式データの表示例である。 図3は、モデル内蔵プログラムデータのパラメトリック変形の変化論理設定部分の例である。 図4は、数式記述を含むパラメトリック変形の変化論理設定に関する表形式データの表示例およびモデル内蔵プログラムデータの例である。 図5は、記憶部における表形式データの記憶例である。 図6は、データ変換部がモデル内蔵プログラムデータを作成する動作を説明するフローチャートである。 図7は、データ変換部がモデル内蔵プログラムデータを作成する動作を説明するフローチャートである。 図8は、形状要素のリストを示す図である。 図9は、形状要素の有無についての変化論理の設定が記入された表形式データの表示例である。 図10は、形状要素の有無についての変化論理の設定が記入された表形式データの別の表示例である。 図11は、従来の3次元CADソフトウェアの機能を説明する図である。
符号の説明
1 3次元CADモデル作成装置
2 記憶部
3 制御部
4 入力部
5 表示部
21 3次元CADモデルデータ
22 モデル内蔵プログラムデータ
23 表形式データ
24 モデル変化論理
31 3次元CADソフトウェア部
32 データ変換部
33 表作成部
34 モデル内蔵プログラムIO部
101 表名記載行
102、103 終了インデックス
104 分岐結果列インデックス
105 説明行
106 変数名行
107 論理行
108 値設定行
201 表開始コメント行
202 表属性コメント行
203 論理記述行
204 条件分岐論理
205 条件分岐論理
206 表終了コメント行
301 形状要素リスト
302 追加行
401 値設定行
407 論理行
理解を助けるために、まずパラメトリック変形機能およびプログラム変形機能について説明する。図11は、従来の3次元CADソフトウェアが備えるパラメトリック変形機能およびプログラム変形機能を使用する場合の例を説明する概念図である。
図11(a)は、従来の3次元CADソフトウェアにより作成された3次元CADモデルの構成の一例と、該モデルに対応するモデル内蔵プログラムの一例を示している。図11(a)中、3次元CADモデルの形状1は3次元CADソフトウェアの操作者(ユーザ)が形状要素1、形状要素2、形状要素3、形状要素4、および形状要素5の5つの形状要素を順番に作成して3次元CADデータに付与していくことにより出来上がる。
本例において、形状要素1は6面体であって、幅、奥行き、高さという3つのパラメータを有する。例えば幅を示すパラメータにAというパラメータ名が付与されている場合、パラメータAを100から200に変更すると形状要素1の幅を100から200に変えるように変形させることができる。これにより、形状要素1の幅をパラメトリック変形させることができる。また、幅を示すパラメータ以外に、例えば奥行きを示すパラメータにAを用いた数式を付与することにより、Aを変更することにより幅と奥行とを連動させて変形させることができる。すなわち、幅と奥行きとの間に依存関係を持たせることができる。また、形状要素間の位置関係を変数にすることも可能であり、これによっても形状を変形させることができる。
本例におけるモデル内蔵プログラムにおいて、1行目から9行目までの記述により、パラメータ間の依存関係の数式の分岐条件である、パラメトリック変形に関する変化論理が設定されている。すなわち、文字列を格納するパラメータ「SIZE」が使用され、「SIZE」に夫々「大きい」、「普通」、「小さい」が格納されると、条件分岐により、Aの値が夫々300、200、100となるように設定されている。11行目から17行目までの記述により、形状要素の有無に関する変化論理が設定されている。すなわち、形状要素1〜3は常時「有り」とし、形状要素4および5はAの値が150を越える場合のみ「有り」とするように設定されている。
図11(b)は、図11(a)に示すモデル内蔵プログラムの設定により形状1がどのように変形されるかを説明する図である。図11(b)において、パラメータ「SIZE」の値を「普通」から「小さい」に変更すると、図11(a)に示したモデル内蔵プログラムの動作によってパラメータAの値が200から100に変更するとともに、パラメータAの値の大きさによって条件分岐して形状要素4および形状要素5は当モデル内で無効となるため、形状1は形状1−1に変化する。同様に、パラメータ「SIZE」の値を「普通」から「大きい」に変更すると形状要素4および5はモデル内で有効のままパラメータAの値のみが変化し、形状1は形状1−2に変化する。このように、プログラム変形機能により、パラメータ間の依存関係の変化および形状要素の有無を設定することができる。
以上のようにパラメトリック変形機能およびプログラム変形機能を備えている従来の3次元CADソフトウェアにおいて、ユーザがこれらの機能を使用する場合、例えばテキストエディタなどを用いて上述のモデル内蔵プログラムを直接作成するなど、著しく不便な方法を用いられていた。本発明の実施の形態は、表形式で入力された条件分岐や分岐結果からモデル内蔵プログラムを作成できるようにすることによって、プログラム言語に詳しくないユーザでも簡単にモデル内蔵プログラムを作成できるようにしたことが主たる特徴となっている。以下に、本発明にかかる3次元CADモデル作成装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本実施の形態1による3次元CADモデル作成装置においては、既に述べたパラメトリック変形機能およびプログラム変形機能を有する一般的に入手可能な3次元CADソフトウェアを使用する。
図1は、本発明にかかる3次元CADモデル作成装置の実施の形態1の構成を示す図である。図1において、3次元CADモデル作成装置1は、ROM、RAM、およびハードディスク装置などにより構成され、各種データを記憶する記憶部2と、CPUなどの演算装置に前記する3次元CADソフトウェアを含むプログラムを実行させることにより本発明の実施の形態1にかかる動作や3次元CADモデル作成装置1全体の制御動作などの動作を実行する制御部3と、ユーザの3次元CADモデル作成装置1を操作する入力を受け付ける、キーボードやポインティングデバイスなどにより構成される入力部4と、ユーザに対して各種動作結果などを表示出力するCRTや液晶ディスプレイなどにより構成される表示部5と、を備える。
制御部3は、3次元CADソフトウェア部31、データ変換部32、および表作成部33をさらに備える。3次元CADソフトウェア部31は、前記する市販の3次元CADソフトウェアが実行されることによって実現される。データ変換部32および表作成部33は、この市販の3次元CADソフトウェアのAPI(Application Programing Interface)などを利用して作成されたプログラムを3次元CADソフトウェア部31から呼び出すことによって実現されるものであってもよいし、市販の3次元CADソフトウェアとは関連のない独自に作成されたプログラムによって実現されるものであってもよい。
3次元CADソフトウェア部31は、ユーザによる入力に基づいて3次元CADモデルを作成する。3次元CADソフトウェア部31により作成された3次元CADモデルは、3次元CADモデルデータ21として記憶部2に記憶される。3次元CADモデルデータ21は、内部に自モデルに関する変化論理の設定であるモデル変化論理24が組み込まれている。モデル変化論理24は、後述するように表形式データ23から変換されて作成されたモデル内蔵プログラムデータ22が3次元CADモデルデータ21に登録されることによって組み込まれる。
さらに、3次元CADソフトウェア部31は、3次元CADソフトウェアが備えるパラメトリック変形機能およびプログラム変形機能により、ユーザによって所定のパラメータを変更する操作が入力されたとき、該入力とモデル変化論理24とに基づいて3次元CADモデルを変形させる。
3次元CADソフトウェア部31は、記憶部2に記憶されているプログラム言語で変化論理が記述されているモデル内蔵プログラムデータ22を3次元CADモデルデータ21に登録する動作と、3次元CADモデルデータ21に既に組み込まれたモデル変化論理24からモデル内蔵プログラムデータ22を記憶部2に抽出する動作と、を行うモデル内蔵プログラムIO部34をさらに有する。通常、市販の3次元CADソフトウェアは、このようにモデル内蔵プログラムIO部34の機能を有している場合が多いが、モデル内蔵プログラムIO部34を有していない場合は該モデル内蔵プログラムIO部34を別途作成するようにすればよい。
表作成部33は、変形後の一形態である変化状態と該変化状態に移行するために満たすべき条件との対応である変化論理を変化状態毎に設定するするための表形式の入力画面を表示部5に表示させるとともに、該表示に基づいてユーザが入力部4を使用することにより入力される変化論理を表形式データ23として記憶部2に記憶させる。また、作成済みの表形式データ23を表示部5に表示させ、該表示に基づいてユーザが表形式データ23を編集する入力を行うと、編集による変更を表形式データ23に反映させる。
データ変換部32は、表形式データ23を変換して所定のプログラム言語で記述されるモデル内蔵プログラムデータ22を作成する動作と、モデル内蔵プログラムデータ22を変換して表形式データ23を作成する動作と、を行う。所定のプログラム言語とは、とくに限定されるものではなく、例えばBASICなど、汎用のプログラム言語であってもよいし、独自に作成された言語であってもよい。作成された表形式データ23は、記憶部2に記憶される。同様に、表形式データ23から変換されて作成されたモデル内蔵プログラムデータ22も、記憶部2に記憶される。
記憶部2は、以上説明したように、モデル変化論理24を有する3次元CADモデルデータ21と、モデル内蔵プログラムデータ22と、表形式データ23と、を記憶する。
以上のように構成される本実施の形態1の3次元CADモデル作成装置1において、表形式データ23および該表形式データ23に対応するモデル内蔵プログラムデータ22の具体例と、データ変換部32が表形式データ23とモデル内蔵プログラムデータ22とを相互に変換する動作とを説明する。ここで、図11に示した例と同様に、モデル内蔵プログラムデータ22はパラメトリック変形に関する変化論理を設定する部分と形状要素の有無に関する変化論理を設定する部分とを含んでいるとし、パラメトリック変形に関する変化論理設定部分と形状要素の有無に関する変化論理設定部分とに分けて具体例および動作を説明する。
図2はパラメトリック変形の変化論理を設定する表形式データ23の表示部5への表示例を示す図である。図2において、表形式データ23の表の上部にその記述が表の名前を示す表名記載行101が設けられており、表の1列目セルの上部には「表名」等のわかりやすい固定的インデックス名が記述されており、その右横に「部品外形」という、本例の表形式データ23の名前が記述されている。表形式データ23の列および行の終了には、終了インデックス102および103が記述されている。本例では終了インデックス102および103として「END」を用いたが、所定の記述に固定されていれば別の記述であってもよい。
表形式データ23の第1行目には、どの列から右側が条件分岐の結果を示す列であるかを示す分岐結果列インデックス104が記述されている。第2行目には、各列に割り付けられている変数名に関する説明を自由に記述できる説明行105が設けられている。この行において、左から1行目のセルは、「説明」等の固定的インデックス名が記述されている。
表形式データ23の第3行目には、各列に割り付けられたパラメータの名前を記載する変数名行106が設けられている。この行において、左から1行目のセルは「変数名」等の固定的インデックス名が記述されている。第4行目には、変数名行106に記述された各列のパラメータ名と、後述する値設定行108の各列の値とを関係付ける論理を記述する論理行107が設けられている。論理行107においては、分岐条件の列では>や<など多種類の比較演算子が必要に応じて選択され、各列に記述される。本例では分岐結果の列ですべて代入を表す「=」が記載されているが、分岐結果の場合は論理のセルの記載が省略されていたら「=」とするなどの変換ルールを設定し、記述を簡略化していくことも可能である。
表形式データ23の第5行目以下には、変数名行106に記述された各列のパラメータ名と、論理行107に記述された各列の論理と、により構成される論理式に値を設定する値設定行108が設けられている。該行108において、変形後の一形態である変化状態と該変化状態に移行するために満たすべき条件との対応である変化論理が記述される。本例において、例えば、第5行目の値設定行108に記述されている変化論理は、「SIZE」が「大きい」かつ「OPTION」が「なし」かつ「FORCE>=0」かつ「FORCE<100」である条件を満たす時は、「WIDTH」の値は1000で「DEPTH」の値は300で「HEIGHT」の値は20という変化状態であるというように解釈される。
図3は、モデル内蔵プログラムデータ22の上記図2に示す表形式データ23に対応する部分を説明する図である。ここでは、モデル内蔵プログラムデータ22はBASICに類似した言語で記述されるとする。ただし、等しいことを表す比較演算子と代入演算子の識別が明確になるように前者を「==」、後者を「=」と記述している。
図3において、表名記載行101の記載内容を変換して記述した表開始コメント行201と、表形式データ23の表の大きさや、分岐結果列インデックス104の列位置、説明行105、変数名行106及び論理行107の記載内容を変換して記述した表属性コメント行202と、値設定行108の記載内容を変換して記述した論理記述行203と、が設けられている。
論理記述行203は、値設定行108の各行の記述と夫々対応する複数の条件分岐論理により構成されている。ここでは、欄の5行目の値設定行108および12行目の値設定行108に夫々対応する条件分岐論理204および条件分岐論理205を示し、それ以外の値設定行108に関する記述は省略している。
論理記述行203の後、表の終了を表す表終了コメント行206が記述されている。3次元CADモデルデータ21が複数の形状要素を有し、表作成部33により複数の表形式データ23が作成されている場合、モデル内蔵プログラムデータ22内では表開始コメント行201から表終了コメント行206までが1つの表形式データ23に対応し、各表開始コメント行201に記述される表の名前などをインデックスとして夫々の表形式データ23に対応づくように記述される。もちろんインデックスとしては表番号等を別途設定してデータを持たせる等により表名以外をインデックスとして使用することが可能である。
市販の3次元CADソフトウェアは本発明の実施の形態1の適用を前提として作成されているわけではないので、このソフトウェアにより実現される3次元CADソフトウェア部31が備えるモデル内蔵プログラムIO部34が抽出するモデル内蔵プログラムデータ22と表形式データ23とを相互に対応づけるための専用の記述書式を有していない。このため、本実施の形態1においては、データ変換部32は、表開始コメント行201のように、モデル内蔵プログラムデータ22を作成するとき、プログラム言語におけるコメント記述書式を用いて、モデル内蔵プログラムデータ22と表形式データ23とを対応づけるために、表開始コメント行201、表属性コメント行202および表終了コメント行206(以降、この3つの行を表データ情報という)をモデル内蔵プログラムデータ22に持たせるようにしている。このようにすることによって、データ変換部32は、モデル内蔵プログラムデータ22から表形式データ23を作成するとき、コメント記述書式で記述された文が純粋なコメント記述なのか、表データ情報なのかを、「’HYO::」、すなわち表開始コメント行201で開始されているコメント行であるか否かによって判別することができる。さらに、データ変換部32は、表データ情報のうちの列の数や行の数に関する情報を含む表属性コメント行202から、作成する表形式データ23の大きさなどの書式を取得することができる。
また、表データ情報に限らず、必要に応じて様々な情報をモデル内蔵プログラムデータ22にコメント記述書式で記述することによって3次元CADモデルデータ21に持たせることが可能であることはいうまでもない。
図2の例では、値設定行108に数値や文字列を記載しているが、図4(a)に示すような数式記述であっても良い。その場合、データ変換部32による変換結果は図4(b)に示すモデル内蔵プログラムデータ22となる。
図2における表形式データ23の記憶部2への記憶例を図5に示す。図5に示すように、表形式データ23を、各セルをカンマで区切ったCSV形式で記憶部2に記憶されるようにするとよい。ユーザが理解しやすいようテキストファイルで記述されるようにしているが、バイナリファイルであっても良く、また、デリミタもフィールドを区切ることができるものであればどのようなものであってもよい。
続いて、データ変換部32が図2に示すパラメトリック変形の変化論理に関する表形式データ23から図3に示すモデル内蔵プログラムデータ22を作成する動作を説明する。図6および図7は、該動作を説明するフローチャートである。
まず、データ変換部32は、図2に示す表形式データ23を開き(ステップS1)、対応する3次元CADモデルデータ21のモデル内蔵プログラムデータ22を開く(ステップS2)。続いて、データ変換部32は、開かれている表形式データ23から表名記載行101に記述されている表名を読み出し(ステップS3)、読み出した表名に基づいて、モデル内蔵プログラムデータ22に表開始コメント行201を書き込む(ステップS4)。さらに、データ変換部32は、表形式データ23の1行目から4行目までの記述および終了インデックス102、103の位置を読み出す(ステップS5)。そして、データ変換部32は、終了インデックス102、103の位置から表の列数と行数とを求めるとともに、分岐結果列インデックス104からどの列が分岐結果開始列かを求める(ステップS6)。そして、データ変換部32は、求めた内容に基づいて表属性コメント行202をモデル内蔵プログラムデータ22に記入する(ステップS7)。
続いて、データ変換部32は、表形式データ23の読み出し行を1つ進める(ステップS8)。そして、データ変換部32は、現在の読み出し行が表形式データ23の最後の行か否かを判定し(ステップS9)、最後の行である場合(ステップS9、Yes)、表形式データ23を閉じ(ステップS10)、モデル内蔵プログラムデータ22を閉じ(ステップS11)、動作を終了する。
現在の読み出し行が表形式データ23の最後の行ではない場合(ステップS9、No)、データ変換部32は、表形式データ23の現在の読み出し行から1行分の値を読み出す(ステップS12)。そして、図7において、データ変換部32は、読み出した1行分の値の現在の読み出し列を2に設定し(ステップS13)、IF文の数をカウントするIFカウンタをゼロに設定する(ステップS14)。
続いて、データ変換部32は、現在の読み出し列が分岐結果列インデックス104より左にあるか否かを判定する(ステップS15)。現在の読み出し列が分岐結果列インデックス104より左にある場合(ステップS15、Yes)、データ変換部32は、現在の読み出し行と列とで決まるセルが空白であるか否かをさらに判定する(ステップS16)。セルが空白ではない場合(ステップS16、No)、「IF」と現在の読み出し列の変数名と現在の読み出し列の論理と現在の読み出し行および列で決まるセルの値と「THEN」とを一行につなげてモデル内蔵プログラムデータ22に書き込む(ステップS17)。そして、データ変換部32は、IFカウンタをインクリメントし(ステップS18)、現在の読み出し列を1進め(ステップS19)、ステップS15に移行する。ステップS16において、セルが空白である場合(ステップS16、Yes)、ステップS19に移行する。
ステップS15において、現在の読み出し列が分岐結果列インデックス104より左ではない場合(ステップS15、No)、データ変換部32は、現在の読み出し行と列とで決まるセルが空白であるか否かをさらに判定する(ステップS20)。セルが空白ではない場合(ステップS20、No)、現在の読み出し列の変数名と現在の読み出し列の論理と現在の読み出し行および読み出し列で決まるセルの値とをモデル内蔵プログラムデータ22に書き込む(ステップS21)。そして、データ変換部32は、現在の読み出し列が表の最右列か否かを判定し(ステップS22)、最右列ではない場合(ステップS22、No)、ステップS19に移行し、最右列である場合(ステップS22、Yes)、IFカウンタの値の数だけ「ENDIF」をモデル内蔵プログラムデータ22に書き込み、図6のステップS8に移行する。ステップS20において、セルが空白である場合(ステップS20、Yes)、ステップS22に移行する。
このように、本実施の形態1の3次元CADモデル作成装置1のデータ変換部32は、作成済みのパラメトリック変形の変化論理を設定する表形式データ23から表データ情報を作成してモデル内蔵プログラムデータ22に書き込むとともに、値設定行108を一行ずつ読み出し、夫々の値設定行108に対応する条件分岐の論理をモデル内蔵プログラムデータ22にプログラム言語で書き込む。同様に、データ変換部32は、図6および図7に示した動作と逆の論理で、表データ情報から表の大きさや表名などを設定するとともに、プログラム言語で記述されたモデル内蔵プログラムデータ22のパラメトリック変形に関する条件分岐の論理を変換して値設定行108を作成する。このとき、データ変換部32は、モデル内蔵プログラムデータ22における表開始コメント行201と表属性コメント行202とで挟まれた部分から1つの表形式データ23を作成する。
次に、形状要素の有無に関する変化論理を設定する表形式データ23およびモデル内蔵プログラムデータ22の該表形式データ23に対応する部分について説明する。表形式データ23を用いて形状要素の有無に関する変化論理を設定する場合、前記するパラメトリック変形に関する変化論理を設定する表形式データ23とは別の書式の表形式データ23を使用する。
まず、ユーザは表形式データ23に3次元CADモデルデータ21に定義されている形状要素のIDのリストを記入する。図8は、形状要素のIDのリスト(形状要素リスト301)が記入されている表形式データ23を示す図である。3次元CADモデルデータ21においては、通常、形状要素が登録されている順番も意味をもつため、図8における形状要素のIDは、その順番に従って記載されている。ここで、例えばデータ変換部32がモデル内蔵プログラムIO部34を介して3次元CADモデルデータ21から該データ21に登録されている形状要素を抽出して図8に示す形状要素のリストを作成するように構成すれば便利である。ユーザは、図8の表形式データ23に希望する分岐条件の列を追加し、変化論理を設定する。
図9は、形状要素の有無についての変化論理の設定が記入された表形式データ23の表示の一例を説明する図である。形状要素の有無についての変化論理の表形式データ23においては、例えば分岐条件を満たす場合は有、満たさない場合は無、というように、分岐結果が2種類しかないので、図2に示したパラメータに関する変化論理の表形式データ23の場合とは異なり、分岐結果の列を省略し、分岐条件を満たす場合は有の変化状態を示すという規則に基づいて作成されるようにしている。もちろん、形状要素の有無についての変化論理の表形式データ23に分岐結果を示す列を用意されるようにしてもよい。
図9に示す表形式データ23において、ANDの論理で接続される複数の条件が満たされるときに一つの形状要素を有りとする場合、該形状要素のANDで接続される複数の分岐条件は一つの行の複数の分岐条件の列を使用して記述される。ORの論理で接続される複数の条件が満たされるとき形状要素を有りとする場合、該形状要素の夫々の分岐条件は夫々異なる複数の行を使用して記述される。例えば、追加行302は、形状要素3の分岐条件を表現するために追加された行である。すなわち、形状要素3の変化論理は、「SIZE」が「大きい」であるか、または「OPTION」が「あり」であるか、のうちの少なくとも1つを満たす場合、3次元CADモデルデータ21内で有りという変化状態となるように設定されている。
続いて、図9に示した表形式データ23をモデル内蔵プログラムデータ22に変換する場合のデータ変換部32による変化論理解釈について説明する。データ変換部32は、パラメトリック変形の変化論理に関する表形式データ23からモデル内蔵プログラムデータ22を作成する場合と同様に、形状要素の有無の変化論理を設定する表形式データ23を変換する場合も表データ情報を作成するとともに形状要素リスト301を一行ずつ読み出して変換を行う。
形状要素1の行には一切条件の記載がないが、こうした行においてはその要素は3次元CADモデルデータ21内で無条件に有りにすると解釈し、解釈した内容をモデル内蔵プログラムデータ22に記入する。形状要素2の行に関しては、データ変換部32は、「OPTION」が「あり」の場合に形状要素2が3次元CADモデルデータ21において有りになるようにモデル内蔵プログラムデータ22に記入する。
追加行がある場合は、データ変換部32は、追加行の直前に読み出して変換した分岐条件と追加行から読み出して変換した分岐条件とをORの論理で接続するように変換する。形状要素3の行は2行あるので、ORの扱いとなり、「SIZE」が「大きい」である場合かまたは「OPTION」が「あり」の場合のうち少なくとも1つを満たす場合に形状要素3は有りと解釈する。形状要素7の行では、データ変換部32は、「FORCE>=0」である場合かつ「FORCE<100」である場合に形状要素7が有りになると解釈する。
このように、データ変換部32は、形状要素の有無に関する表形式データ23を変換してモデル内蔵プログラムデータ22における形状要素の有無に関する変化論理設定部分に書き込む。また、データ変換部32は、前述したモデル内蔵プログラムデータ22のパラメトリック変形に関する変化論理設定部分からパラメトリック変形に関する表形式データ23を作成する動作と同様に、モデル内蔵プログラムデータ22における形状要素の有無に関する変化論理設定部分から形状要素の有無に関する表形式データ23を作成する。
なお、本例では一切条件の記載がない行についてモデル内蔵プログラムデータ内で無条件に有りにしているが、「−」のような特定の表記をもって無条件に有りを表現することにしてもよい。
また、図10に示すように、図9に示した表形式データ23の表示例とは異なる書式が用いられるようにしてもよい。図10に示す表形式データ23の表示例では論理行407に変数名とその値まですべて記述され、値設定行401にはその条件に該当する場合には「○」が記述されることで分岐条件を表形式に表現されている。「×」が記述されることで論理行に記述された条件の否定が指定されるようにしてもよい。また、「無条件」という論理行を設けられ、該論理行に「○」が記述されることにより、該当する形状要素をモデル内蔵プログラムデータ22内で無条件に有りとされるようにしてもよい。
また、図9および図10の表示例では、分岐条件が複数で、ANDやORの条件を伴う場合、表における列方向でANDの解釈を行い行方向でORの解釈を行わせているが、行方向でANDの解釈を行い列方向でORの解釈を行うようにしてもよい。
また、形状要素の有無に関する変化論理を設定するとき、複数の形状要素からなる構成部品について有無を設定できるようにしてもよい。
また、以上の説明においては、パラメトリック変形に関する変化論理の表形式データ23と形状要素の有無に関する変化論理の表形式データ23とを書式を分け、データ変換部32は一つのモデル内蔵プログラム22から夫々別の表形式データ23を作成するようにしたが、データ変換部32は、パラメトリック変形に関する変化論理の表形式データ23と形状要素の有無に関する変化論理の表形式データ23とを接続した一つの表形式データ23を一つのモデル内蔵プログラム22から作成するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態1によれば、表形式データに入力された変化論理を変換してプログラム言語で記述されるモデル内蔵プログラムを作成するように構成したので、該プログラム言語に詳しくないユーザであってもモデル内蔵プログラムを作成することができる。また、このように作成されたモデル内蔵プログラムから視認性のよい表形式データに変換するように構成したので、変化論理が設定された3次元CADモデルの流用などを第3者が行う場合にも該変化論理を理解しやすくすることができる。また、表形式データとモデル内蔵プログラムとの間に一意な対応関係が確保されているので、表形式データを、3次元CADモデルを説明する仕様書として利用できる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、表作成部33に市販の表計算ソフトウェアが使用され、表形式データ23は該表計算ソフトウェアによる保存フォーマットのデータ形式で記憶部2に記憶されるようにする。データ変換部32は、該保存フォーマットで記憶部2に記憶されている表形式データ23とモデル内蔵プログラムデータ22とを相互に変換する。
例えば複数の表形式データ23を夫々異なるシートとし、これらのシートを1つのファイル内に保存できる表計算ソフトウェアが表作成部33として用いられると、図2、図9、および図10の各表形式データ23を1つのファイルとして保存できるようになる。また、図2、図9、および図10の各表形式データ23を1つの表計算ソフトウェアファイル内に配置するなど、モデル内蔵プログラムデータ22内の各対象機能記述部に対応させたシートを配置することができ、より整理された表形式データ23を構成することができるようになる。
このように、実施の形態2によれば、表作成部として市販の表計算ソフトウェアを使用するようにしたので、表作成部を作成する必要がなく、効率的に3次元CADモデル作成装置の作成できるようになるとともに、ユーザは該市販の表計算ソフトウェアが有する種々の機能を利用することができるようになる。
実施の形態3.
実施の形態1にかかる制御部3においては、市販の3次元CADソフトウェアにより実現される3次元CADソフトウェア部31と、追加されたプログラムにより実現されるデータ変換部32および表作成部33とを有する構成としたが、データ変換部32および表作成部33を実現するプログラムを内蔵する3次元CADソフトウェアを作成し、該3次元ソフトウェアをCPUなどにより構成される制御装置に実行させることにより3次元CADソフトウェア部31とデータ変換部32と表作成部33とを実現するようにしてもよいことはいうまでもない。
このとき、ユーザにより環境設定ファイルなどから表データ情報の書式設定ができるようにし、モデル内蔵プログラムIO部34が3次元CADモデルデータ21からモデル内蔵プログラムデータ22を抽出する際に、前記する書式設定に基づいて3次元CADモデルデータ21に表データ情報を変更できる機能を設ける。
このように構成することにより、本実施の形態3によれば、ユーザは3次元CADモデルデータから所望の書式の表形式データを取り出すことができ、ユーザにとって3次元CADモデルデータの変化論理を理解しやすくすることができる。
以上のように、本発明にかかる3次元CADモデル作成装置は、パラメトリック変形機能と変化論理の設定を行う機能とを有する3次元CADモデル作成装置に適用して好適である。

Claims (7)

  1. 3次元CADモデルに対し、該3次元CADモデルの変形後の一形態である変化状態と該変化状態に移行するために満たす条件との対応である変化論理を変化状態毎に記述する表形式データを作成する表作成部と、
    前記作成された表形式データに設定されている夫々の変化論理を所定のプログラム言語による記述に変換してモデル内蔵プログラムを作成するデータ変換部と、
    前記変換されたモデル内蔵プログラムを前記3次元CADモデルに登録するモデル内蔵プログラムIO部と、
    前記3次元CADモデルを変形する操作を受け付けたとき、該操作と前記3次元CADモデルに登録されているモデル内蔵プログラムに記述されている変化論理とに基づいて前記3次元CADモデルを変形させる3次元CADソフトウェア部と、
    を備えることを特徴とする3次元CADモデル作成装置。
  2. 前記データ変換部は、前記表形式データから前記モデル内蔵プログラムを作成するとき、前記表形式データの列の数および行の数を含む表の書式の情報である表データ情報を作成し、該表データ情報を前記プログラム言語のコメント書式を用いて前記モデル内蔵プログラムに記入する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の3次元CADモデル作成装置。
  3. 前記モデル内蔵プログラムIO部は、3次元CADモデルから該3次元CADモデルに登録されているモデル内蔵プログラムを抽出し、
    前記データ変換部は、前記抽出されたモデル内蔵プログラムに記入されている表データ情報に基づいて表の列の数および行の数を含む表の書式を決定するとともに、該書式が決定された表に前記所定のプログラム言語で記述されている夫々の変化論理を変換して記入して表形式データを作成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の3次元CADモデル作成装置。
  4. 前記モデル内蔵プログラムIO部は、前記登録されているモデル内蔵プログラムを抽出するとき、予め保持する表データ情報に関する設定に基づいて前記モデル内蔵プログラムに含まれる表データ情報を変更し、
    前記データ変換部は、前記変更された表データ情報に基づいて、作成する表形式データの表の書式を決定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の3次元CADモデル作成装置。
  5. 前記表形式データを表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のうちの何れか一つに記載の3次元CADモデル作成装置。
  6. コンピュータに、
    3次元CADモデルに対し、変形後の一形態である変化状態と該変化状態に移行するために満たす条件との対応である変化論理を変化状態毎に記述する表形式データを作成する表作成機能と、
    前記作成された表形式データに設定されている夫々の変化論理を所定のプログラム言語による記述に変換してモデル内蔵プログラムを作成するデータ変換機能と、
    前記変換されたモデル内蔵プログラムを前記3次元CADモデルに登録するモデル内蔵プログラムIO機能と、
    前記3次元CADモデルを変形する操作を受け付けたとき、該操作と前記3次元CADモデルに登録されているモデル内蔵プログラムに記述されている変化論理とに基づいて前記3次元CADモデルを変形させる3次元CADソフトウェア機能と、
    を実現させることを特徴とする3次元CADモデル作成プログラム。
  7. コンピュータに、
    3次元CADモデルに対し、変形後の一形態である変化状態と該変化状態に移行するために満たす条件との対応である変化論理を変化状態毎に記述する、汎用の表計算ソフトウェアを用いて作成された表形式データを、該表形式データに設定されている夫々の変化論理を所定のプログラム言語による記述に変換してモデル内蔵プログラムを作成するデータ変換機能と、
    前記変換されたモデル内蔵プログラムを前記3次元CADモデルに登録するモデル内蔵プログラムIO機能と、
    前記3次元CADモデルを変形する操作を受け付けたとき、該操作と前記3次元CADモデルに登録されているモデル内蔵プログラムに記述されている変化論理とに基づいて前記3次元CADモデルを変形させる3次元CADソフトウェア機能と、
    を実現させることを特徴とする3次元CAD作成プログラム。
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