JP5030544B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明はアクティブマトリクス型の液晶表示装置などの表示装置に関する。
従来より、薄膜トランジスタ(TFT)などの能動素子を用いたアクティブマトリクス型の液晶表示装置が知られている。アクティブマトリクス型の液晶表示装置は画素密度を高くすることが可能であり、小型軽量でしかも低消費電力であることから、CRTに代わるフラットパネルディスプレイの一つとしてパーソナルコンピューターのモニター、液晶テレビ、カーナビゲーションのモニターなどの製品が開発されている。
液晶表示装置は、複数のTFTや配線の他、第1の電極(画素電極)等を含む画素部等が形成された基板(アクティブマトリクス基板)と、第2の電極(対向電極)、遮光膜(ブラックマトリクス)、および着色膜(カラーフィルター)等が形成された基板(対向基板)とを貼り合わせ、これらの間に液晶を封入し、画素電極と対向電極との間に印加される電界により液晶分子を配向させ、光源からの光量を制御することによって表示が行われている。
しかし、アクティブマトリクス基板と対向基板とを貼り合わせる際に、精度良く位置合わせをする必要があり、これが十分でないとアクティブマトリクス基板上の画素電極と、対向基板上の着色膜や遮光膜との間で位置ずれが生じ、表示の際に画像に色ずれやぼやけの他、光漏れによるコントラストの低下を招き、視認性の悪い表示になってしまうといった問題が生じている。
これに対して、対向基板上に形成されていた着色膜および遮光膜をアクティブマトリクス基板上に形成することとし、スイッチング素子、着色膜、遮光膜のいずれかを作製する工程において、アクティブマトリクス基板上に金属または樹脂膜で形成された第1のマーカー(アライメントマーカー)と、対向基板上に導電ペイント材料を塗布して形成された第2のマーカー(アライメントマーカー)とを照合することで、両基板を貼り合わせる際に精度の良い位置あわせを可能とする液晶表示装置の作製方法が報告されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−350800号公報
しかし、アクティブマトリクス基板および対向基板それぞれに対して、位置合わせの為のマーカー(第1のマーカーおよび第2のマーカー)を新たな工程で形成することは、複雑な工程を有する液晶表示装置の作製において、さらなる歩留まりの低下を招く要因の一つになっていた。さらに、パネルの大型化に伴い、位置合わせの精度の低下や、位置合わせの検査工程に時間がかかるという問題も生じている。
そこで、本発明では、新たな工程を増やすことなく位置合わせの為のマーカーを形成して歩留まりの低下を抑えると共に、精度の高い位置合わせおよび検査工程にかかる時間の短縮化を可能とすることにより視認性の高い液晶表示装置などの表示装置を提供することを目的とする。
本発明の液晶表示装置などの表示装置は、対向して配置された一対の基板の一方であり、画素部を有するアクティブマトリクス基板上に形成されたパターンを位置合わせのための第1のマーカーとして形成し、一対の基板の他方である対向基板上に形成された遮光膜の開口部が位置合わせのための第2のマーカーとして形成されていることを特徴とする。なお、これらのマーカーを用いて位置合わせを行うことにより、アクティブマトリクス基板と対向基板との精度の高い位置合わせが可能となる。また、本発明において形成されるパターンは、アクティブマトリクス基板の作製工程の中で形成される半導体膜、絶縁膜、導電膜などを用いて形成することができる。
本発明における液晶表示装置は、透過型、半透過型、微反射型(反射部の面積が透過部の面積よりも小さい場合の構造)、反射型のいずれの場合であっても適用可能である。
また、アクティブマトリクス基板と対向基板との位置合わせが重要となるMVA(Multi−domain Vertical Alignment)液晶、PVA(Patterned Vertical Alignment)液晶、ASV(Advanced Super View)液晶等の広視野角技術を用いた液晶表示装置にも適用することができる。
本発明の液晶表示装置などの表示装置に関する具体的な構成は、対向して配置された一対の基板の一方に形成されたパターンと、前記一対の基板の他方に形成され、開口部を有する遮光膜とを少なくとも有し、前記パターンと前記開口部とが、それぞれ同位置で対向することを特徴とする液晶表示装置などの表示装置である。
また、本発明の液晶表示装置などの表示装置に関する別の構成は、対向して配置された一対の基板の一方に配線、薄膜トランジスタ、画素電極、およびパターンと、前記一対の基板の他方に対向電極および開口部を有する遮光膜とを少なくとも有し、前記パターンは、前記配線上に形成され、前記配線と前記画素電極は、一部で重なっており、前記パターンと前記開口部とが、それぞれ同位置で対向することを特徴とする液晶表示装置などの表示装置である。
また、本発明の液晶表示装置などの表示装置に関する別の構成は、対向して配置された一対の基板の一方に配線、薄膜トランジスタ、画素電極、およびパターンと、前記一対の基板の他方に対向電極および開口部を有する遮光膜とを少なくとも有し、前記パターンは、前記配線上に形成され、かつ前記画素電極は、前記パターンと重ならない位置で前記配線とその一部が重なっており、前記パターンと前記開口部とが、それぞれ同位置で対向することを特徴とする液晶表示装置などの表示装置である。
また、本発明の液晶表示装置などの表示装置に関する別の構成は、対向して配置された一対の基板の一方に配線、薄膜トランジスタ、画素電極、およびパターンと、前記一対の基板の他方に対向電極および開口部を有する遮光膜とを少なくとも有し、前記パターンは、前記配線上に形成され、前記画素電極上の一部に反射性の導電膜が形成され、前記パターンと前記開口部とが、それぞれ同位置で対向することを特徴とする液晶表示装置などの表示装置である。
上記各構成において、前記反射性の導電膜は、前記画素電極の面積の50%以下の面積を占めるように形成されることを特徴とする。
上記各構成において、前記パターンは、前記薄膜トランジスタが有するチャネル形成領域と同一の半導体膜を用いて形成されていることを特徴とする。
上記各構成において、前記パターンは、半導体膜、絶縁膜、導電膜などを用いて形成することができるが、シリコン、シリコン・ゲルマニウムを主成分とする非晶質半導体、または結晶質半導体を用いて形成することが好ましい。
上記各構成において、前記パターンは、十字形、四辺形、円形のいずれかの形状を有するマーカーであることを特徴とする。
上記各構成において、前記開口部は、前記パターンに対して相似比が1以上となる相似形であることを特徴とする。
なお、本発明において、液晶表示装置とは、液晶素子を用いたデバイス、即ち画像表示デバイスを指す。また、液晶表示パネルにコネクター、例えばフレキシブルプリント配線(FPC:Flexible Printed Circuit)もしくはTAB(Tape Automated Bonding)テープもしくはTCP(Tape Carrier Package)が取り付けられたモジュール、TABテープやTCPの先にプリント配線板が設けられたモジュール、または液晶表示パネルにCOG(Chip On Glass)方式によりIC(集積回路)やCPU(中央演算処理装置)が直接実装されたモジュールも全て液晶表示装置に含むものとする。
本発明の液晶表示装置などの表示装置において、アクティブマトリクス基板上の画素部に形成されたマーカー(第1のマーカーともいう)は、新たな工程を設けることなく画素部の各画素に形成されており、また、これらの第1のマーカーに対応するように形成された対向基板上のマーカー(第2のマーカーともいう)も遮光膜のパターニングの際に同時に形成され、いずれの場合も工程数を増加させることがないために歩留まりの低下を抑えることができる。
また、上記マーカーを用いた位置合わせを行うことにより、両基板の全面での精度の高い位置合わせが可能となる。従って、パネルが大型化した場合にも精度良くアクティブマトリクス基板と対向基板とを貼り合わせることが可能となる。さらに、本発明における両基板の位置合わせは、第1のマーカーおよび第2のマーカーとを重ね合わせることにより行うことから、両基板の位置ずれが瞬時に把握できる為、検査工程にかかる時間の短縮を図ることができる。
さらに、本発明では、精度の高い位置合わせが可能となることにより、視認性の高い液晶表示装置などの表示装置を提供することができる。
以下に、本発明の一態様について図面等を用いながら詳細に説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
本発明において、アクティブマトリクス基板と対向基板とを精度良く貼り合わせることを可能とするアクティブマトリクス基板および対向基板の構造について図1〜図4を用いて説明する。なお、本実施の形態では、第1のマーカーとなるパターンが半導体膜で形成される場合について説明する。
図1において、アクティブマトリクス基板101上には、複数の画素102で構成された画素部103が形成されている。なお、各画素102には、駆動の為のスイッチング素子の他、配線、および画素電極等が形成されている。また、貼り合わせの際の位置合わせのためにアクティブマトリクス基板101側に形成される第1のマーカー104は、各画素102に形成されている。
一方、対向基板105上には、対向電極、着色膜、遮光膜等が形成されている。なお、貼り合わせの際の位置合わせのために対向基板105側に形成される第2のマーカー106は、アクティブマトリクス基板101と対向基板105とを貼り合わせる際にアクティブマトリクス基板101上の画素102とほぼ重なる位置に開口部を有するように設けられた遮光膜の一部に別の開口部を開けることにより形成される。
従って、本発明におけるアクティブマトリクス基板101と対向基板105とを貼り合わせる際の位置合わせは、これらの基板を重ねた際に第1のマーカー104と第2のマーカー106とを重ね合わせることで行う。
次に、アクティブマトリクス基板101の詳細な構造について図2を用いて説明する。図2(A)には、画素部103の平面図を示し、図2(A)中の線A−A’における断面図を図2(B)に示す。
図2(A)は、画素部103の一部における拡大図であり、ゲート線202(202a、202b)およびソース線203(203a、203b)で囲まれた領域に画素がそれぞれ形成されている。なお、各画素には、薄膜トランジスタ(TFT)204が形成されており、ここでは、逆スタガ型のTFTが形成される場合について示している。TFT204には画素電極209が電気的に接続するように形成されている。また、ゲート線202上に第1のマーカー206が形成されている。
なお、図2(B)に示すようにゲート線202(202a、202b)は、基板201上に形成されている。ゲート線202(202a、202b)には、Si、Ge等の半導体を含む膜、Ag、Au、Cu、Ni、Pt、Pd、Ir、Rh、W、Al、Ta、Mo、Cr、Cd、Zn、Fe、Ti、Zr、Ba、Nd等の金属元素からなる膜、または前記元素を主成分とする合金材料からなる膜、基板101側からMo、Al、Moを順次積層した膜、基板101側からTi、Al、Tiを順次積層した膜、基板101側からMoN、Al−Nd、MoNを順次積層した膜、基板101側からMo、Al−Nd、Moを順次積層した膜、基板101側からCr、Alを順次積層した膜、又は金属窒化物等の化合物材料からなる膜、透明導電膜として用いられるインジウム錫酸化物(ITO:indium tin oxide)、酸化珪素を含んだ酸化インジウムにさらに2〜20wt%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したターゲットを用いて形成されたIZO(indium zinc oxide)膜、酸化珪素を組成物として有するITO等の膜を用いることができる。また、ゲート線202(202a、202b)の膜厚は、150nm以上とするのが好ましく、さらに200〜500nmとするのが好ましい。
ゲート線202(202a、202b)上には、絶縁膜205が形成されており、ここでは図示しないが、その一部はTFT204のゲート絶縁膜である。なお、絶縁膜205は、酸化珪素膜、窒化珪素膜、酸化窒化珪素膜、及び窒化酸化珪素膜、その他の珪素を含む絶縁膜等により、単層または積層構造で形成される。また、絶縁膜205の膜厚は、300〜500nmとするのが好ましく、さらに350〜480nmとするのが好ましい。
また、絶縁膜205上には、第1の半導体膜が形成されている。第1の半導体膜には、シリコン、シリコン・ゲルマニウム(SiGe)等を主成分とし、結晶状態がそれぞれ異なる非晶質半導膜、結晶状態を一部に含む非晶質半導体膜、及び結晶質半導体膜のいずれかを用いることができる。また、半導体膜は、プラズマCVD法やスパッタリング法などの公知の成膜方法を用いて成膜することができる。半導体膜の膜厚は、40〜250nmとし、さらに50〜220nmとするのが好ましい。
第1の半導体膜をパターニングすることにより、TFT204のチャネル形成領域および第1のマーカー206(206a、206b)が形成されている。
なお、ここでは図示しないが、TFT204のチャネル形成領域上には、第2の半導体膜からなるソース領域およびドレイン領域が形成されている。なお、第2の半導体膜は、シリコン、シリコン・ゲルマニウム(SiGe)等を主成分とし、結晶状態がそれぞれ異なる非晶質半導体膜、結晶状態を一部に含む非晶質半導体膜、及び結晶質半導体膜のいずれかを用いることができる。また、ここで用いる第2の半導体膜には、上記主成分の他に、リン、ヒ素、ボロン等のアクセプター型元素又はドナー型元素が含まれている。また、第2の半導体膜の膜厚は、30〜250nmとするのが好ましく、さらに40〜220nmとするのが好ましい。
さらに、図2(A)において、ソース領域上にはソース電極207a、ドレイン領域上にはドレイン電極207bがそれぞれ形成されている。なお、ソース電極207aおよびドレイン電極207bは、ソース線203(203a、203b)と同一の導電膜からそれぞれ形成される。
また、ソース電極207a、ドレイン電極207b、およびソース線203(203a、203b)は導電性材料を用いて形成され、その膜厚は、100nm以上とするのが好ましく、さらに200〜500nmとするのが好ましい。ここで用いる導電性の材料としては、Si、Ge等の半導体を含む膜、Ag、Au、Cu、Ni、Pt、Pd、Ir、Rh、W、Al、Ta、Mo、Cr、Cd、Zn、Fe、Ti、Zr、Ba等の金属元素からなる膜、または前記元素を主成分とする合金材料からなる膜、又は金属窒化物等の化合物材料からなる膜等が挙げられる。
また、第1のマーカー206(206a、206b)、ソース電極207a、ドレイン電極207b、およびソース線203(203a、203b)上には保護膜208が形成されている。なお、保護膜208は、酸化珪素膜、窒化珪素膜、酸化窒化珪素膜、及び窒化酸化珪素膜、その他の珪素を含む絶縁膜により単層又は積層構造で形成される。また、保護膜208の膜厚は、100〜500nmとし、さらに200〜400nmとするのが好ましい。
また、ドレイン電極207b上の保護膜208の一部に形成された開口部を介してドレイン電極207bと電気的に接続された画素電極209が形成されている。なお、画素電極209は、導電性材料を用いて形成され、その膜厚は、10〜150nmとし、さらに40〜125nmとするのが好ましい。
また、ここで用いる導電性の材料としては、透明導電膜として用いられるインジウム錫酸化物(ITO:indium tin oxide)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化珪素を含んだ酸化インジウムにさらに2〜20wt%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したターゲットを用いて形成されたIZO(indium zinc oxide)、酸化ケイ素を組成物として有するITO等が挙げられる。
画素電極209上には、ポリイミド等の公知の材料を用いて配向膜210が形成される。なお、配向膜210は、説明の便宜上、図2(A)(B)のうち、図2(B)にのみ図示することとする。
また、図2(A)中の線B−B’については、実施の形態2で説明することとするため、ここでの説明は省略する。
なお、本発明は、微反射型の液晶表示の場合にも適用できることから、アクティブマトリクス基板として、図11に示すように画素電極209の一部に反射電極230を形成しても良い。図11に示すアクティブマトリクス基板は、反射電極230が形成されている構造であること以外は、図2に示したアクティブマトリクス基板と構造が同じであるので、同じ符号を用い、説明を省略することとする。
この場合、反射電極230は、遮光性の導電膜(例えば、Al、Ag等の金属元素からなる膜、または前記元素を主成分とする合金材料からなる膜、基板101側からAl、IZO等を順次積層した膜)を用いて10〜150nm、さらに好ましくは40〜125nmの膜厚で形成すればよい。なお、上述したIZO(indium zinc oxide)は、酸化珪素を含んだ酸化インジウムにさらに2〜20wt%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したターゲットを用いて形成された導電膜をいう。また、反射電極230は、画素電極209の面積の50%以下の面積となるように形成すればよい。
さらに、図12に示すように画素電極の一部がゲート線202(202a、202b)と重なるように画素電極240を形成することにより、図12に示す領域a(241)において、ゲート線202(202a、202b)と画素電極240との間で容量を形成することができる。なお、この場合には、ゲート線202(202a、202b)上に形成されている第1のマーカー206(206a、206b)と重ならないように画素電極240を形成することが好ましい。また、図12に示すアクティブマトリクス基板は、一部がゲート線202(202a、202b)と重なるように画素電極240が形成されている構造であること以外は、図2に示したアクティブマトリクス基板と構造が同じであるので、同じ符号を用い、説明を省略することとする。
図12に示す構造とすることにより、第1のマーカー206の部分における透光性を損なうことなく容量の形成が可能となる。
本発明の場合には、アクティブマトリクス基板上に形成される第1のマーカー206(206a、206b)は、図2に示すゲート線202(202a、202b)と平行して画素電極との容量を形成する為の容量線上に形成することもできる。
次に、対向基板105(図1)の詳細な構造について図3を用いて説明する。図3(A)には、図2で示すアクティブマトリクス基板の画素部103の一部と貼り合わされる部分の平面図を示し、図3(A)中の線A−A’における断面図を図3(B)に示す。
図3(A)は、対向基板上であって、アクティブマトリクス基板の画素部103と貼り合わされる部分についての拡大図であり、アクティブマトリクス基板の画素と重なる領域、および第1のマーカー206(206a、206b)(図2)と重なる部分を除いて形成される遮光膜221上に対向電極225が形成されている。
図3(B)に示すように基板220上に遮光膜221が形成されており、遮光膜221は、アクティブマトリクス基板の画素と重なる領域、および第1のマーカー206(206a、206b)(図2)と重なる部分に開口部を有するように形成されている。遮光膜221上には着色膜222が形成されており、着色膜222上には、遮光膜221を形成することにより生じる凹凸を緩和する為の平坦化膜224が形成されている。さらに、平坦化膜224上には対向電極225および配向膜226が形成されている。
遮光膜221は、遮光性の膜(例えば、クロム(Cr)の単層膜、酸化クロム(Cr)とクロム(Cr)の積層膜、カーボンブラックなどの顔料、染料等を樹脂中に分散させた樹脂BM(ブラックマトリクス)等)を10〜150nmの膜厚で形成し、アクティブマトリクス基板の画素と重なる領域、および第1のマーカー206(206a、206b)(図2)と重なる部分に開口部を有するようにパターニングして形成される。なお、第1のマーカー206(206a、206b)(図2)と重なる部分に形成される開口部が、第2のマーカー223(223a、223b)であり、第1のマーカーと第2のマーカーを位置合わせの目印として重ね合わせることにより、アクティブマトリクス基板と対向基板とを精度良く重ね合わせることができる。
遮光膜221上には、着色膜222が形成されている。なお、着色膜222は、着色顔料を含む絶縁膜(ポリイミド、アクリル樹脂)、その他、感光性樹脂やレジスト等を用いることができる。また、膜厚は、1〜3μmとするのが好ましい。着色膜222は、画素部における画素列ごとに異なる色(例えば赤、緑、青の3色)を呈する材料で形成されていても良いし、1画素ごとに異なる色(例えば赤、緑、青の3色)を呈する材料で形成されていても良い。さらに、全ての画素が同一色を呈する材料で形成されていても良い。
着色膜222上には、平坦化膜224が形成されている。なお、平坦化膜224には、絶縁材料(有機材料、無機材料)を用いることができ、単層または積層構造で形成することができる。なお、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらの誘導体、又はポリイミド(polyimide)、芳香族ポリアミド、ポリベンゾイミダゾール(polybenzimidazole)、エポキシ樹脂などの耐熱性高分子、又はシリカガラスに代表されるシロキサンポリマー系材料を出発材料として形成された珪素、酸素、水素からなる化合物のうちSi−O−Si結 合を含む無機シロキサンポリマー、アルキルシロキサンポリマー、アルキルシルセスキオキサンポリマー、水素化シルセスキオキサンポリマー、水素化アルキルシルセスキオキサンポリマーに代表される珪素上の水素がメチルやフェニルのような有機基によって置換された有機シロキサンポリマー系の有機絶縁材料からなる膜や、酸化珪素膜、窒化珪素膜、酸化窒化珪素膜、窒化酸化珪素膜、その他の珪素を含む無機絶縁材料からなる膜を用いることができる。また、膜厚は、1〜3μmとするのが好ましい。なお、本発明において平坦化膜224は、必ずしも設ける必要はないが、形成して対向基板表面を平坦化させることにより、液晶パネルを形成した際に生じうる液晶の配向乱れを防止することができる。
さらに平坦化膜224上に形成される対向電極225は、導電性材料を用いて形成され、その膜厚は、10〜150nmとし、さらに40〜100nmとするのが好ましい。
また、ここで用いる導電性材料としては、透明導電膜として用いられるインジウム錫酸化物(ITO:indium tin oxide)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化珪素を含んだ酸化インジウムにさらに2〜20wt%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したターゲットを用いて形成されたIZO(indium zinc oxide)、酸化ケイ素を組成物として有するITO等が挙げられる。
対向電極225上には、ポリイミド等の公知の材料を用いて配向膜226が形成される。なお、配向膜226は、説明の便宜上、図3(A)(B)のうち、図3(B)にのみ図示することとする。
次に、図4には、図2で示したアクティブマトリクス基板101と、図3で示した対向基板105とを位置合わせして貼り合わせた状態について示す。図4(A)には、平面図を示し、図4(B)には図4(A)中の線A−A’における断面図を図4(B)に示す。
なお、アクティブマトリクス基板101上に形成された第1のマーカー206(206a、206b)と、対向基板105上に形成された第2のマーカー223(223a、223b)とを重ね合わせることにより、両基板の位置合わせを行うことができる。
ここで、アクティブマトリクス基板101上に形成された第1のマーカー206(206a、206b)と、対向基板105上に形成された第2のマーカー223(223a、223b)の形状のバリエーションについて、図13を用いて説明する。
図13では、両基板を重ねた際のマーカー(第1のマーカーおよび第2のマーカー)の形状を説明する便宜上、アクティブマトリクス基板101側については、遮光膜501と第1のマーカーについてのみ示し、対向基板105側については、第2のマーカーについてのみ示すこととする。
図13(A)は、第1のマーカー502が十字形であり、第2のマーカー503が、第1のマーカー502に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。なお、図13(A)に示す十字形の場合には、周囲を囲む辺の長さが全て同一である。
図13(B)は、第1のマーカー504が十字形であり、第2のマーカー505が、第1のマーカー504に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。なお、図13(B)に示す十字形の場合には、周囲を囲む辺の長さが異なっている。図13(B)の形状の場合には、図13(A)の形状の場合よりもより高精度な位置合わせが可能となる。
図13(C)は、第1のマーカー506が、図13(B)に示した第1のマーカー504の十字形の端部4カ所がさらに十字形となる形状であり、第2のマーカー507が、第1のマーカー506に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。
図13(D)は、第1のマーカー508が2つの長方形を平行に並べた形状であり、第2のマーカー509が、第1のマーカー508に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。図13(D)の形状の場合には、2つの長方形による位置合わせとなる為、より高精度な位置合わせが可能となる。
図13(E)は、第1のマーカー510が長方形の端部2カ所が十字形になる形状であり、第2のマーカー511が、第1のマーカー510に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。
図13(F)は、第1のマーカー512がL字形であり、第2のマーカー513が、第1のマーカー512に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。
図13(G)は、第1のマーカー514が四辺形であり、第2のマーカー515が、第1のマーカー514に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。なお、ここでいう四辺形には、正方形、長方形、菱形等を含むこととする。
図13(H)は、第1のマーカー516が四辺形の内部に前記四辺形に対して相似比が1よりも小さくなる相似形の開口部を有する形状であり、第2のマーカー517が、第1のマーカー516に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。
図13(I)は、第1のマーカー518が、円を4等分して分離させてなる4つの1/4円の内部それぞれに前記1/4円に対して相似比が1よりも小さくなる相似形の開口部を有する形状であり、第2のマーカー519が、第1のマーカー518に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。
図13(J)は、第1のマーカー520が円が2つ並んだ形状であり、第2のマーカー521が、第1のマーカー520に対して相似比が1以上となる相似形である場合について示す。図13(J)の場合には、円形状である為、マーカーを形成するパターニングの際に残渣が残りにくいといったマーカー形成上のメリットを有している。
なお、上述した図13(A)〜(J)に示すマーカー形状のバリエーションは、本発明に用いることのできるマーカー形状の一例にすぎず、本発明のマーカー形状を限定するものではない。
また、マーカー形状は、露光やエッチング等のプロセスの事情により上述した形状の角または隅が若干丸くなることが一般的であるが、位置合わせという本質的機能を失わない程度において丸くなる場合には問題がないものとする。
また、本実施の形態で説明したアクティブマトリクス基板101と対向基板105の間に液晶層を挟むことにより、液晶表示パネルを形成することができる。
本発明において、アクティブマトリクス基板101上に形成される第1のマーカー206(206a、206b)は、第1の半導体膜をパターニングしてTFT204のチャネル形成領域と同時に形成され、また、対向基板105上に形成される第2のマーカー223(223a、223b)も遮光性の膜をパターニングして遮光膜221を形成する際に同時に形成される為、新たな工程を必要とすることなくアクティブマトリクス基板と対向基板との精度の高い位置合わせを実現することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、実施の形態1で説明したアクティブマトリクス基板の作製方法について図5、図6を用いて説明する。なお、図5、図6は、図2に示したアクティブマトリクス基板の図2(A)中、線B−B’における断面構造が形成されるまでの作製方法を示すものである。また、図2、図5、図6においては、共通の符号を用いて説明することとする。
図5(A)に示すように、基板201上に第1の導電膜301を形成する。第1の導電膜301は、スパッタリング法、PVD法、CVD法、液滴吐出法、印刷法、電界メッキ法等の成膜方法により、Si、Ge等の半導体を含む膜、Ag、Au、Cu、Ni、Pt、Pd、Ir、Rh、W、Al、Ta、Mo、Cd、Zn、Fe、Ti、Zr、Ba、Nd等の金属元素、または前記元素を主成分とする合金材料、又は金属窒化物等の化合物材料、透明導電膜として用いられるインジウム錫酸化物(ITO:indium tin oxide)、酸化珪素を含んだ酸化インジウムにさらに2〜20wt%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したターゲットを用いて形成されたIZO(indium zinc oxide)、酸化珪素を組成物として有するITO等の膜で形成される。
なお、基板201には、ガラス基板、石英基板、アルミナなどのセラミック等絶縁物質で形成される基板、プラスチック基板、シリコンウェハ、金属板等を用いることができる。
また、ここでは図示しないが、基板201から半導体膜等への不純物の混入を防止するため、基板201上に窒化珪素膜、酸化珪素膜、窒化酸化珪素膜、あるいはこれらの積層膜等のブロッキング膜が形成されていても良い。
次に、第1の導電膜301をパターニングすることによって、ゲート電極302およびゲート線202aが形成される(図5(B))。スパッタリング法やCVD法等の成膜方法を用いて第1の導電膜301を形成する場合には、液滴吐出法、フォトリソグラフィー工程、レーザービーム直接描画装置を用いた感光性材料の露光及び現像等によって、導電膜上にマスクを形成し、マスクを用いて導電膜を所望の形状にパターニングすることとする。
また、液滴吐出法を用いる場合には、そのままパターン形成が可能であるため、吐出口(以下、ノズルと示す。)から上記金属の粒子が有機樹脂に溶解又は分散された液状物質を吐出し、加熱することにより、ゲート電極302およびゲート線202aが形成される。有機樹脂は、金属粒子のバインダー、溶媒、分散剤、及び被覆剤として機能する有機樹脂から選ばれた一種又は複数種を用いることができる。代表的には、ポリイミド、アクリル、ノボラック樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、珪素樹脂、フラン樹脂、ジアリルフタレート樹脂等や、公知の有機樹脂が挙げられる。
なお、液状物質の粘度は5〜20mPa・sが好適であり、これは、乾燥が起こることを防止し、吐出口から金属粒子を円滑に吐出できるようにするためである。また、表面張力は40mN/m以下が好ましい。なお、用いる溶媒や用途に合わせて、液状物質の粘度等は適宜調整するとよい。
また、液状物質に含まれる金属粒子の粒径は、数nm〜10μmのものを用いることができるが、ノズルの目詰まり防止や高精細なパターンの作製のためには、なるべく小さい方が好ましく、粒径0.1μm以下の金属粒子を用いるのがより好ましい。
次に、絶縁膜205を形成する。絶縁膜205は、CVD法やスパッタリング法等の成膜方法により、酸化珪素膜、窒化珪素膜、酸化窒化珪素膜、窒化酸化珪素膜、およびその他の珪素を含む絶縁膜等の単層または積層構造で形成される。なお、絶縁膜205の膜厚は、300〜500nmとするのが好ましく、さらに350〜480nmとするのが好ましい。
次に、第1の半導体膜304を成膜する。第1の半導体膜304は、CVD法やスパッタリング法等の成膜方法により形成することができ、シリコン、シリコン・ゲルマニウム(SiGe)等を主成分とし、結晶状態がそれぞれ異なる非晶質半導膜、結晶状態を一部に含む非晶質半導体膜、及び結晶質半導体膜のいずれかを用いることができる。また、第1の半導体膜304には、上記主成分の他に、リン、ヒ素、ボロン等のアクセプター型元素又はドナー型元素が含まれていても良い。また、第1の半導体膜304の膜厚は、40〜250nmとし、さらに50〜220nmとするのが好ましい。
次に、第1の半導体膜304上に一導電型を呈する第2の半導体膜305を形成する。第2の半導体膜305は、CVD法やスパッタリング法等の成膜方法により形成される。また、ここで形成されるシリコン、シリコン・ゲルマニウム(SiGe)等を主成分とし、結晶状態がそれぞれ異なる非晶質半導膜、結晶状態を一部に含む非晶質半導体膜、及び結晶質半導体膜等の膜中には、上記主成分の他に、リン、ヒ素、ボロン等のアクセプター型元素又はドナー型元素が含まれている(図5(C))。
図5(D)に示すように第2の半導体膜305上の所望の位置に第1のマスク306(306a、306b)を形成し、これを用いて第1の半導体膜304および第2の半導体膜305の一部をそれぞれエッチングし、パターニングされた第1の半導体膜(307a、307b)および第2の半導体膜308(308a、308b)がそれぞれ得られる。なお、これらのうち307aは、TFTのチャネル形成領域として機能し、307bは、位置合わせの為のマーカーとして機能する(図5(D))。
図5(E)に示すように第1のマスク306(306a、306b)を除去した後、第2の半導体膜308(308a、308b)および絶縁膜205上に第2の導電膜309が形成される。なお、第2の導電膜309の膜厚は、100nm以上とするのが好ましく、さらに200〜700nmとするのが好ましい。また、第2の導電膜309に用いる導電性材料としては、Si、Ge等の半導体を含む膜、Ag、Au、Cu、Ni、Pt、Pd、Ir、Rh、W、Al、Ta、Mo、Cd、Zn、Fe、Ti、Zr、Ba等の金属元素からなる膜、または前記元素を主成分とする合金材料からなる膜、又は金属窒化物等の化合物材料からなる膜等が挙げられる。
第2の導電膜309上に第2のマスク310(310a、310b)を形成し、第2の導電膜309の一部をエッチングし、所望の形状に形成する。ここでパターニングされた第2の導電膜311(311a、311b)は、TFTのソース電極またはドレイン電極として機能する(図6(A)及び(B))。なお、第2の導電膜309を所望の形状に形成するためには、液滴吐出法、フォトリソグラフィー工程、レーザービーム直接描画装置を用いた感光性材料の露光及び現像等によって、第2の導電膜309上にマスクを形成し、マスクを用いて所望の形状にエッチングする方法を用いることができる。
第2のマスク310(310a、310b)を除去した後、パターニングされた第2の導電膜311(311a、311b)をマスクとして第2の半導体膜308aの一部をエッチングすることにより、TFT204のソース領域312aおよびドレイン領域312bが形成される。また、マーカーとして機能する第1の半導体膜307b上に形成されていた第2の半導体膜308bも同時に除去される(図6(C))。
なお、ここでは第2の導電膜311(311a、311b)のうち、ソース領域312aと重なる部分(311a)がソース電極207aとなり、ドレイン領域312bと重なる部分(311b)がドレイン電極207bとなる。
以上により、ゲート電極302、絶縁膜205、チャネル形成領域として機能する第1の半導体膜307a、ソース領域312a、ドレイン領域312b、ソース電極207a、およびドレイン電極207bを含むTFT204が形成される(図6(C))。
次に、保護膜208を形成する。なお、保護膜208は、プラズマCVD法やスパッタリング法等の成膜方法により、酸化珪素膜、窒化珪素膜、窒化酸化珪素膜、および酸化窒化珪素膜等の絶縁膜により単層又は積層構造で形成される。なお、保護膜208の膜厚は、100〜500nmとし、さらに200〜300nmとするのが好ましい。
次に、保護膜208の一部であって、ドレイン電極207bと重なる位置に開口部を形成し、開口部においてドレイン電極207bと電気的に接続された画素電極209を形成する(図6(D))。
なお、画素電極209は、スパッタリング法、蒸着法、CVD法、塗布法等により形成されるインジウム錫酸化物(ITO:indium tin oxide)、酸化珪素を含んだ酸化インジウムにさらに2〜20wt%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したターゲットを用いて形成されたIZO(indium zinc oxide)、酸化ケイ素を組成物として有するITO等の透明導電膜をパターニングすることにより形成される。なお、画素電極209の膜厚は、10〜150nmとし、さらに40〜120nmとするのが好ましい。
以上の工程により、本発明におけるアクティブマトリクス基板を形成することができる。また、アクティブマトリクス基板上に形成されたマーカーと、対向基板上に形成されたマーカーとが重なるように位置合わせを行った後、これらの基板の間に液晶材料が備えられた液晶表示パネルを形成することができる。なお、液晶表示パネルの構成については、実施の形態3で詳細に説明することとする。
本実施の形態で示した方法でアクティブマトリクス基板上に作製されたマーカーを用いることで、新たな工程を必要とすることなくアクティブマトリクス基板と対向基板との精度の高い位置合わせを実現することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、本発明の液晶表示パネルの構成について、図7を用いて説明する。図7(A)は、アクティブマトリクス基板701と、対向基板702との間に液晶材料を挟んでなる液晶パネルの上面図であり、図7(B)は、図7(A)のA−A’における断面図に相当する。また、アクティブマトリクス基板701には、実施の形態1または実施の形態2で説明したアクティブマトリクス基板を用いることとする。
図7(A)において、点線で示された705は画素部、706は駆動回路部である。本実施の形態において、画素部705は、シール材703で囲まれた領域内に形成され、駆動回路部706は、その領域外に実装されている。
また、アクティブマトリクス基板701と対向基板702とを封止するシール材703には、密閉空間の間隔を保持するためのギャップ材が含有されており、これらにより形成される空間には、液晶材料が充填されている。なお、図7(A)には、アクティブマトリクス基板701と対向基板702とをシール材703によって張り合わせた後、両基板の間に液晶材料を注入し、封止材704によって封止する場合について示したが、本発明は、この方法に限られることはなく、アクティブマトリクス基板701と対向基板702のうちの一方の基板上に液晶材料を滴下した後、両方の基板を貼り合わせる方法(ODF法)を用いることもできる。
次に、断面構造について図7(B)を用いて説明する。アクティブマトリクス基板701を形成する第1の基板707上には画素部705が形成されており、TFTを代表とする半導体素子を複数有している。また、本実施の形態では、基板上に実装された駆動回路部706には、ソース線駆動回路およびゲート線駆動回路が含まれている。
画素部705には、複数の画素が形成されており、画素電極である第1の電極711は、配線を介して駆動用TFT713と電気的に接続されている。さらに、画素部705には、対向基板702を貼り合わせる際の位置合わせに用いる第1のマーカー714が複数設けられている。また、第1の電極711、駆動用TFT713、第1のマーカー714上には、配向膜715が形成されている。
一方、対向基板702を形成する第2の基板708上には、遮光膜716、着色層(カラーフィルター)717、第2のマーカー718、および対向電極である第2の電極719が形成されている。また、第2の電極719上には、配向膜720が形成されている。
なお、本実施の形態で示す液晶表示パネルにおいて、アクティブマトリクス基板701上に形成された第1の電極711と、対向基板702上に形成された第2の電極719との間に液晶層712を挟んでなる部分が液晶素子710である。
また、721は柱状のスペーサーであり、アクティブマトリクス基板701と対向基板702との間の距離(セルギャップ)を制御するために設けられている。絶縁膜を所望の形状にエッチングして形成されている。なお、球状スペーサーを用いても良い。
画素部705、および駆動回路部706に与えられる各種信号及び電位は、接続配線722を介して、FPC723から供給されている。なお、接続配線722とFPC723とは、異方性導電膜又は異方性導電樹脂724で電気的に接続されている。なお、異方性導電膜又は異方性導電樹脂の代わりに半田や銀ペースト等の導電性ペーストを用いてもよい。
また、図示しないが、アクティブマトリクス基板701及び対向基板702の一方又は両方の表面には、接着剤によって偏光板が固定されている。なお、偏光板の他に位相差板を設けてもよい。
以上に説明した液晶表示パネルは、本発明を用いてアクティブマトリクス基板上に形成された第1のマーカーと、対向基板上に形成された第2のマーカーとが重なるように位置合わせを行った上でこれらの基板が貼り合わされている。なお、これらのマーカー(第1のマーカー、第2のマーカー)は、新たな工程を必要とすることなく形成することができることから、容易に精度の高い位置合わせを実現させた液晶表示パネルを提供することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、本発明の液晶表示パネルにおける駆動回路の実装方法について、図8を用いて説明する。
図8(A)の場合には、画素部801の周辺にソース線駆動回路802、及びゲート線駆動回路803a、803bを実装される。すなわち、公知の異方性導電接着剤、及び異方性導電フィルムを用いた実装方法、COG方式、ワイヤボンディング方法、並びに半田バンプを用いたリフロー処理等により基板800上にICチップ805を実装することで、ソース線駆動回路802、及びゲート線駆動回路803a、803b等が実装される。なお、ICチップ805は、FPC(フレキシブルプリントサーキット)806を介して、外部回路と接続される。
なお、ソース線駆動回路802の一部、例えばアナログスイッチを基板上に一体形成し、かつその他の部分を別途ICチップで実装してもよい。
また、図8(B)の場合には、画素部801とゲート線駆動回路803a、803b等が基板上に一体形成され、ソース線駆動回路802等が別途ICチップで実装される。すなわち、COG方式などの実装方法により、画素部801とゲート線駆動回路803a、803b等が一体形成された基板800上にICチップ805を実装することで、ソース線駆動回路802等が実装される。なお、ICチップ805は、FPC806を介して、外部回路と接続される。
なお、ソース線駆動回路802の一部、例えばアナログスイッチを基板上に一体形成し、かつその他の部分を別途ICチップで実装してもよい。
さらに、図8(C)の場合には、TAB方式によりソース線駆動回路802等が実装される。なお、ICチップ805は、FPC806を介して、外部回路と接続される。図8(C)の場合には、ソース線駆動回路802等をTAB方式により実装しているが、ゲート線駆動回路等をTAB方式により実装してもよい。
ICチップ805をTAB方式により実装すると、基板に対して画素部を大きく設けることができ、狭額縁化を達成することができる。
また、ICチップ805の代わりにガラス基板上にICを形成したIC(以下、ドライバICと表記する)を設けてもよい。ICチップ805は、円形のシリコンウェハからICチップを取り出すため、母体基板形状に制約がある。一方、ドライバICは、母体基板がガラスであり、形状に制約がないため、生産性を高めることができる。そのため、ドライバICの形状寸法は自由に設定することができる。例えば、ドライバICの長辺の長さを15〜80mmとして形成すると、ICチップを実装する場合と比較し、必要な数を減らすことができる。その結果、接続端子数を低減することができ、製造上の歩留まりを向上させることができる。
ドライバICは、基板上に形成された結晶質半導体を用いて形成することができ、結晶質半導体は連続発振型のレーザー光を照射することで形成するとよい。連続発振型のレーザー光を照射して得られる半導体膜は、結晶欠陥が少なく、大粒径の結晶粒を有する。その結果、このような半導体膜を有するトランジスタは、移動度や応答速度が良好となり、高速駆動が可能となり、ドライバICに好適である。
以上に示す実装方法により駆動回路が実装された液晶表示パネルは、本発明を用いてアクティブマトリクス基板上に形成された第1のマーカーと、対向基板上に形成された第2のマーカーとを用いた精度の高い位置合わせが行われている。従って、駆動回路が実装された場合においても、視認性の高い液晶表示パネルを提供することができる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、実施の形態1〜4を実施することにより形成される本発明の液晶表示パネルに電源回路、コントローラ等の外部回路を接続して形成される液晶モジュールであって、白色ライトを用いてカラー表示をする液晶モジュールについて、図9の断面図を用いて説明する。
図9に示すように、アクティブマトリクス基板901と対向基板902は、シール材903により固着され、それらの間には液晶層905が設けられ、液晶表示パネルが形成されている。
また、アクティブマトリクス基板901上に形成された着色膜906は、カラー表示を行う場合に必要であり、RGB方式の場合は、赤、緑、青の各色に対応した着色膜が各画素に対応して設けられている。アクティブマトリクス基板901と対向基板902との内側には、配向膜918、919が形成されている。また、アクティブマトリクス基板901と対向基板902との外側には、偏光板907、908が配設されている。また、偏光板907の表面には、保護膜909が形成されており、外部からの衝撃を緩和している。
アクティブマトリクス基板901に設けられた接続端子910には、FPC911を介して配線基板912が接続されている。配線基板912には、画素駆動回路(ICチップ、ドライバIC等)、コントロール回路や電源回路などの外部回路913が組み込まれている。
冷陰極管914、反射板915、及び光学フィルム916、インバーター(図示しない。)は、バックライトユニットであり、これらが光源となって液晶表示パネルへ光を投射する。液晶表示パネル、光源、配線基板912、FPC911等は、ベゼル917で保持及び保護されている。
以上に示す液晶モジュールは、本発明を用いてアクティブマトリクス基板上に形成された第1のマーカーと、対向基板上に形成された第2のマーカーとを用いた精度の高い位置合わせが行われた液晶表示パネルを用いて形成されている。従って、モジュールを形成した場合においても、視認性の高い表示を実現させることができる。
(実施の形態6)
本発明により、アクティブマトリクス基板上に形成された第1のマーカーと、対向基板上に形成された第2のマーカーとを用いて位置合わせをする方法について説明する。
アクティブマトリクス基板と対向基板とを貼り合わせる際、CCDカメラまたは光学顕微鏡で、両基板の全数あるいは任意の個数のマーカーをそれぞれ描出し、一方の基板上のマーカーとそれに対応するよう形成された他方の基板上のマーカーとが重なるように両基板の位置合わせを行う。なお、この場合には、基板の画像情報(x軸、y軸、z軸方向の位置情報を含む)を別々に取得した後、貼り合わせ位置を計算して貼り合わせるが、Z軸方向に両基板を固定した状態で対向基板側からCCDカメラまたは光学顕微鏡でマーカー(第1のマーカーと第2のマーカー)の重なり具合を確認し、x、y軸方向に一方または両方の基板を移動させることにより位置合わせをしてもよい。
なお、部分的にマーカーにズレが生じている場合には、マーカーの平均位置を算出し、x軸、y軸方向を適宜微調整した後、位置合わせを行えばよい。また、同時にゴミや汚染物、配線の短絡等を検知して処理しても良い。この場合、CCD等の一走査で2種類の情報を得ることができる。
さらにマザーガラスのパターンズレや不良箇所等の情報をストックし、工程管理の為のデータベースに送ることで工程全体へのフィードバックをかけ、より生産性を上げることが可能となる。
(実施の形態7)
本発明の液晶表示装置などの表示装置を備えた電子機器として、テレビジョン装置(単にテレビ、又はテレビジョン受信機ともよぶ)、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等のカメラ、電話装置(単に電話機、電話ともよぶ)、PDA等の情報端末、ゲーム機、コンピューター用のモニター、コンピューター、カーオーディオやMP3プレーヤー等の音響再生装置、家庭用ゲーム機等の記録媒体を備えた画像再生装置等が挙げられる。その好ましい形態について、図10を参照して説明する。
図10(A)に示すテレビジョン装置は、本体8001、表示部8002等を含んでいる。表示部8002は、本発明の液晶表示装置などの表示装置を適用することができる。なお、本発明の液晶表示装置などの表示装置は、新たな工程を設けることなく形成された位置合わせの為のマーカーにより精度良く張り合わされた表示パネルを用いていることから、視認性の高い画像表示が実現可能なテレビジョン装置を提供することができる。
図10(B)に示す情報端末機器は、本体8101、表示部8102等を含んでいる。表示部8102は、本発明の液晶表示装置などの表示装置を適用することができる。なお、本発明の液晶表示装置などの表示装置は、新たな工程を設けることなく形成された位置合わせの為のマーカーにより精度良く張り合わされた表示パネルを用いていることから、視認性の高い画像表示が実現可能な情報端末機器を提供することができる。
図10(C)に示すデジタルビデオカメラは、本体8201、表示部8202等を含んでいる。表示部8202は本発明の液晶表示装置などの表示装置を適用することができる。なお、本発明の液晶表示装置などの表示装置は、新たな工程を設けることなく形成された位置合わせの為のマーカーにより精度良く張り合わされた表示パネルを用いていることから、視認性の高い画像表示が実現可能なデジタルビデオカメラを提供することができる。
図10(D)に示す電話機は、本体8301、表示部8302等を含んでいる。表示部8302は、本発明の液晶表示装置などの表示装置を適用することができる。なお、本発明の液晶表示装置などの表示装置は、新たな工程を設けることなく形成された位置合わせの為のマーカーにより精度良く張り合わされた表示パネルを用いていることから、視認性の高い画像表示が実現可能な電話機を提供することができる。
図10(E)に示す液晶モニターは、本体8401、表示部8402等を含んでいる。表示部8402は、本発明の液晶表示装置を適用することができる。なお、本発明の液晶表示装置は、新たな工程を設けることなく形成された位置合わせの為のマーカーにより精度良く張り合わされた液晶表示パネルを用いていることから、視認性の高い画像表示が実現可能な液晶モニターを提供することができる。
このように、新たな工程を追加することなく形成された位置合わせの為のマーカーにより精度良く張り合わされた液晶表示パネルなどの表示パネルを用いた本発明の液晶表示装置などの表示装置をその表示部に用いることにより、視認性の高い画像表示が実現可能な電子機器を提供することができる。
本発明の構成について説明する図。 本発明のアクティブマトリクス基板の構造を説明する図。 本発明の対向基板の構造を説明する図。 本発明のアクティブマトリクス基板の作製方法を説明する図。 本発明のアクティブマトリクス基板の作製方法を説明する図。 本発明の液晶表示パネルの駆動回路について説明する図。 本発明の液晶表示パネルについて説明する図。 本発明の液晶表示パネルに実装する駆動回路について説明する図。 本発明の液晶モジュールについて説明する図。 電子機器について説明する図。 本発明のアクティブマトリクス基板の構造を説明する図。 本発明のアクティブマトリクス基板の構造を説明する図。 本発明のマーカー形状について説明する図。
符号の説明
101 アクティブマトリクス基板
102 画素
103 画素部
104 第1のマーカー
105 対向基板
106 第2のマーカー
201 基板
202(202a、202b) ゲート線
203(203a、203b) ソース線
204 薄膜トランジスタ(TFT)
205 絶縁膜
206(206a、206b) 第1のマーカー
207a ソース電極
207b ドレイン電極
208 保護膜
209 画素電極
210 配向膜
213 対向電極
220 基板
221 遮光膜
222 着色膜
223(223a、223b) 第2のマーカー
224 平坦化膜
225 対向電極
226 配向膜
230 反射電極
240 画素電極
301 第1の導電膜
302 ゲート電極
304 第1の半導体膜
305 第2の半導体膜
306(306a、306b) 第1のマスク
307(307a、307b) 第1の半導体膜
308(308a、308b) 第2の半導体膜
309 第2の導電膜
310(310a、310b) 第2のマスク
311(311a、311b) 第2の導電膜
312a ソース領域
312b ドレイン領域
501 遮光膜
502 第1のマーカー
503 第2のマーカー
504 第1のマーカー
505 第2のマーカー
506 第1のマーカー
507 第2のマーカー
508 第1のマーカー
509 第2のマーカー
510 第1のマーカー
511 第2のマーカー
512 第1のマーカー
513 第2のマーカー
514 第1のマーカー
515 第2のマーカー
516 第1のマーカー
517 第2のマーカー
518 第1のマーカー
519 第2のマーカー
520 第1のマーカー
521 第2のマーカー
701 アクティブマトリクス基板
702 対向基板
703 シール材
704 封止材
705 画素部
706 駆動回路部
707 第1の基板
708 第2の基板
710 液晶素子
711 第1の電極
712 液晶層
713 駆動用TFT
714 第1のマーカー
715 配向膜
716 遮光膜
717 着色層(カラーフィルター)
718 第2のマーカー
719 第2の電極
720 配向膜
721 スペーサー
722 接続配線
723 FPC
724 異方性導電樹脂
800 基板
801 画素部
802 ソース線駆動回路
803(803a、803b) ゲート線駆動回路
805 ICチップ
806 FPC(フレキシブルプリントサーキット)
901 アクティブマトリクス基板
902 対向基板
903 シール材
905 液晶層
906 着色膜
907 偏光板
908 偏光板
909 保護膜
910 接続端子
911 FPC
912 配線基板
913 外部回路
914 冷陰極管
915 反射板
916 光学フィルム
917 ベゼル
918 配向膜
919 配向膜
8001 本体
8002 表示部
8101 本体
8102 表示部
8201 本体
8202 表示部
8301 本体
8302 表示部
8401 本体
8402 表示部

Claims (9)

  1. 第1のゲート線及び第2のゲート線と、
    前記第1のゲート線上及び前記第2のゲート線上に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記第1のゲート線上に、前記第1の絶縁膜を介して設けられた半導体層と、
    前記第2のゲート線上に、前記第1の絶縁膜を介して設けられた半導体のパターンと、
    前記半導体層上に設けられたソース電極と、
    前記半導体層上に設けられたドレイン電極と、
    前記ソース電極上及び前記ドレイン電極上に設けられた第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜に設けられたコンタクトホールと、
    前記第2の絶縁膜上に設けられ、前記コンタクトホールを介して前記ドレイン電極と電気的に接続する画素電極と、
    前記画素電極上に設けられた液晶と、
    前記パターン上に、前記第2の絶縁膜及び前記液晶を介して設けられた開口部を有するブラックマトリクスと、を有し、
    前記画素電極と前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜と前記第2のゲート線とにより容量が形成され、
    前記画素電極は前記パターンと重なっていないことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 第1のゲート線及び第2のゲート線と、
    前記第1のゲート線上及び前記第2のゲート線上に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第1のゲート線と重なる半導体層と、
    前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第2のゲート線と重なる半導体のパターンと、
    前記半導体層上に設けられたソース電極と、
    前記半導体層上に設けられたドレイン電極と、
    前記ソース電極上及び前記ドレイン電極上に設けられた第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜に設けられたコンタクトホールと、
    前記第2の絶縁膜上に設けられ、前記コンタクトホールを介して前記ドレイン電極と電気的に接続する画素電極と、
    前記画素電極上に設けられた液晶と、
    前記液晶上に設けられ、前記パターンと重なる開口部を有するブラックマトリクスと、を有し、
    前記画素電極と前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜と前記第2のゲート線とにより容量が形成され、
    前記画素電極は前記パターンと重なっていないことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 第1のゲート線及び第2のゲート線と、
    前記第1のゲート線上及び前記第2のゲート線上に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記第1のゲート線上に、前記第1の絶縁膜を介して設けられた半導体層と、
    前記第2のゲート線上に、前記第1の絶縁膜を介して設けられた半導体のパターンと、
    前記半導体層上に設けられたソース電極と、
    前記半導体層上に設けられたドレイン電極と、
    前記ソース電極上及び前記ドレイン電極上に設けられた第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜に設けられたコンタクトホールと、
    前記第2の絶縁膜上に設けられ、前記コンタクトホールを介して前記ドレイン電極と電気的に接続する画素電極と、
    前記画素電極上に設けられた液晶と、
    前記パターン上に、前記第2の絶縁膜及び前記液晶を介して設けられた開口部を有するブラックマトリクスと、を有し、
    前記画素電極と前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜と前記第2のゲート線とにより容量が形成され、
    前記画素電極の形状は、前記パターンと重ならない形状であることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 第1のゲート線及び第2のゲート線と、
    前記第1のゲート線上及び前記第2のゲート線上に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第1のゲート線と重なる半導体層と、
    前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第2のゲート線と重なる半導体のパターンと、
    前記半導体層上に設けられたソース電極と、
    前記半導体層上に設けられたドレイン電極と、
    前記ソース電極上及び前記ドレイン電極上に設けられた第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜に設けられたコンタクトホールと、
    前記第2の絶縁膜上に設けられ、前記コンタクトホールを介して前記ドレイン電極と電気的に接続する画素電極と、
    前記画素電極上に設けられた液晶と、
    前記液晶上に設けられ、前記パターンと重なる開口部を有するブラックマトリクスと、を有し、
    前記画素電極と前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜と前記第2のゲート線とにより容量が形成され、
    前記画素電極の形状は、前記パターンと重ならない形状であることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 第1のゲート線及び第2のゲート線と、
    前記第1のゲート線上及び前記第2のゲート線上に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記第1のゲート線上に、前記第1の絶縁膜を介して設けられた半導体層と、
    前記第2のゲート線上に、前記第1の絶縁膜を介して設けられた半導体のパターンと、
    前記半導体層上に設けられたソース電極と、
    前記半導体層上に設けられたドレイン電極と、
    前記ソース電極上及び前記ドレイン電極上に設けられた第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜に設けられたコンタクトホールと、
    前記第2の絶縁膜上に設けられ、前記コンタクトホールを介して前記ドレイン電極と電気的に接続する画素電極と、
    前記画素電極上に設けられた液晶と、
    前記パターン上に、前記第2の絶縁膜及び前記液晶を介して設けられた開口部を有するブラックマトリクスと、を有し、
    前記画素電極と前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜と前記第2のゲート線とにより容量が形成され、
    前記第2のゲート線上において、前記画素電極は、前記パターンと重ならないように、前記パターンの周辺に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 第1のゲート線及び第2のゲート線と、
    前記第1のゲート線上及び前記第2のゲート線上に設けられた第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第1のゲート線と重なる半導体層と、
    前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第2のゲート線と重なる半導体のパターンと、
    前記半導体層上に設けられたソース電極と、
    前記半導体層上に設けられたドレイン電極と、
    前記ソース電極上及び前記ドレイン電極上に設けられた第2の絶縁膜と、
    前記第2の絶縁膜に設けられたコンタクトホールと、
    前記第2の絶縁膜上に設けられ、前記コンタクトホールを介して前記ドレイン電極と電気的に接続する画素電極と、
    前記画素電極上に設けられた液晶と、
    前記液晶上に設けられ、前記パターンと重なる開口部を有するブラックマトリクスと、を有し、
    前記画素電極と前記第2の絶縁膜と前記第1の絶縁膜と前記第2のゲート線とにより容量が形成され、
    前記第2のゲート線上において、前記画素電極は、前記パターンと重ならないように、前記パターンの周辺に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
    前記パターンを複数有し、且つ、前記開口部を複数有することを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項において、
    前記パターンの形状は円形状であることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
    であることを特徴とする液晶表示装置。
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