JP5030447B2 - 画像形成装置、表示処理方法、および表示処理プログラム - Google Patents

画像形成装置、表示処理方法、および表示処理プログラム Download PDF

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この発明は、入力されたデータを出力する画像形成を行う際に、各種画面を表示する画像形成装置、表示処理方法、および表示処理プログラムに関するものである。
近年、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と呼ばれる画像形成装置(以下、複合機という。)が知られている。この複合機は、1つの筐体内に表示部、印刷部および撮像部などを設けるとともに、プリンタ、コピーおよびファクシミリ装置にそれぞれ対応したソフトウェアを設け、これらのソフトウェアを切り替えることによって、当該装置をプリンタ、コピー、スキャナまたはファクシミリ装置として動作させるものである。
このような従来の複合機では、上述の各種機能を実行する際の設定を行うため、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示操作部が設けられている。すなわち、近年の複合機は、機能が複数存在する上に、設定すべき項目が多くなっているため、スタートキーやテンキーなど、基本的なキーのみを機械的なキーとし、多様な機能の設定や操作キーについては、LCDによって表示するような構成の表示操作部が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−194667号公報
しかしながら、従来の複合機では、LCDなどの表示操作部にモノクロ用またはカラー用の設定画面等を表示する場合、そのモノクロ用またはカラー用の設定画面等の表示制御プログラムを別個に開発していたため、複合機の開発工数が増大していた。
そこで、カラー用の設定画面等の表示制御プログラムを開発し、モノクロ用の設定画面等を表示する場合に、そのカラー用の設定画面等の表示制御プログラムを利用して、モノクロ用の設定画面等の明度をカラー表示時における設定画面等に割り当てられた明度に決定し、モノクロの設定画面等をLCD等に表示することが考えられる。
しかし、モノクロ用の設定画面等の明度を、単にカラー表示時における設定画面等に割り当てられた明度に決定して表示すると、カラー用の設定画面等では強調されていた部分(構成要素)が、モノクロ用の設定画面等では、他の部分との明度差が小さくなって、強調して表示されない場合があるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表示制御プログラム開発の効率化を図りつつ、視認性を向上させる画像形成装置、表示処理方法、および表示処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画面画像を表示可能な表示部と、前記表示部に表示する前記画面画像を構成する画面構成要素と、カラー表示時における前記画面構成要素に割り当てられた第1明度とは別個に、カラー表示時に強調して表示される前記画面構成要素に割り当てる明度を、モノクロ表示時に表示される前記画面画像における他の前記画面構成要素と比較して強調されるように前記画面構成要素ごとに割り当てた第2明度を定めたモノクロテーブルと、を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルに定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度で、カラー表示時に強調して表示される前記画面構成要素を、前記他の前記画面構成要素と比較して強調して表示されるモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示する表示処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記モノクロテーブルは、前記画面画像において利用者の入力による機能に対応して、前記画面構成要素ごとに割り当てて前記第2明度を定め、前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルの前記機能に対応して定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度でモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記モノクロテーブルは、前記画面画像において利用者の入力による接触部分または非接触部分に対応して、前記画面構成要素ごとに割り当てて前記第2明度を定め、前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルの前記接触部分または非接触部分に対応して定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度でモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記モノクロテーブルは、前記画面画像において前記画面構成要素を少なくとも一つ以上含んで分割された領域に対応して、前記画面構成要素ごとに割り当てて前記第2明度を定め、前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルの前記領域に対応して定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度でモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、を特徴とする。
また、本発明は、前記記憶手段は、カラー表示時における前記画面画像の表示性に基づいて前記画面構成要素ごとに割り当てて色彩を定めた複数のカラーテーブルを、さらに記憶し、前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、いずれかの前記カラーテーブルに定められた前記画面構成要素に対応する色彩でカラーの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、を特徴する。
また、本発明は、前記複数のカラーテーブルは、定めた色彩の変更が可能な前記画面構成要素の一定領域である可変色領域を有し、前記可変色領域に割り当てる色彩を色系統に応じてそれぞれ変更して定め、前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、いずれかの色系統に応じた前記カラーテーブルに定められた前記画面構成要素に対応する色彩でカラーの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、を特徴する。
また、本発明は、前記表示処理手段は、いずれの色系統の前記画面画像を前記表示部に表示するかを選択させる選択画面を、前記表示部に表示し、前記表示処理手段により表示された前記選択画面から、いずれの色系統の前記画面画像を表示するかの選択入力を受け付ける選択受付手段を、さらに備え、前記表示処理手段は、前記選択受付手段によって選択入力を受け付けた色系統に応じた前記カラーテーブルを前記記憶手段から取得し、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、取得した前記カラーテーブルに定められた前記画像構成要素に対応する色彩でカラーの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、を特徴する。
また、本発明は、画像形成装置において実行される表示処理方法において、前記画像形成装置は、画面画像を表示可能な表示部と、前記表示部に表示する前記画面画像を構成する画面構成要素と、カラー表示時における前記画面構成要素に割り当てられた第1明度とは別個に、カラー表示時に強調して表示される前記画面構成要素に割り当てる明度を、モノクロ表示時に表示される前記画面画像における他の前記画面構成要素と比較して強調されるように前記画面構成要素ごとに割り当てた第2明度を定めたモノクロテーブルと、を記憶する記憶手段と、を備え、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルに定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度で、カラー表示時に強調して表示される前記画面構成要素を、前記他の前記画面構成要素と比較して強調して表示されるモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示する表示処理ステップを含むことを特徴とする。
また、本発明は、請求項に記載された表示処理方法をコンピュータで実行させることを特徴とする。
本発明によれば、カラー表示時における画面構成要素に割り当てられた明度とは別個に定められたモノクロテーブルの明度で画面画像を表示するため、モノクロ用およびカラー用の画面画像として共通に開発した表示制御プログラムが利用でき、表示制御プログラム開発の効率化を図りつつ、画面画像の視認性を向上させるという効果を奏する。
また、本発明によれば、カラー表示時に強調して表示される画面構成要素を、モノクロの画面画像においても他の前記画面構成要素と比較して強調して表示されるため、画面画像の視認性を向上させるという効果を奏する。
また、本発明によれば、機能に対応して定められた明度でモノクロの画面画像を表示するため、画面画像の視認性を向上させるという効果を奏する。
また、本発明によれば、画面画像において利用者の入力による接触部分または非接触部分に対応して定められた明度でモノクロの画面画像を表示するため、表示制御プログラム開発の効率化を図りつつ、画面画像の視認性を向上させるという効果を奏する。
また、本発明によれば、領域に対応して定められた明度でモノクロの画面画像を表示するため、画面画像の視認性を向上させるという効果を奏する。
また、本発明によれば、複数のカラーテーブルのうち、いずれかのカラーテーブルに定められた色彩でカラーの画面画像を表示するため、表示制御プログラム開発の効率化を図りつつ、画面画像の視認性を向上させるという効果を奏する。
また、本発明によれば、カラーテーブルは、可変色領域に割り当てる色彩を色系統に応じてそれぞれ変更でき、いずれかの色系統に応じたカラーテーブルに定められた色彩でカラーの画面画像を表示するため、表示制御プログラム開発の効率化を図りつつ、画面画像の視認性を向上させるという効果を奏する。
また、本発明によれば、選択画面からいずれの色系統の画面画像を表示するかの選択入力を受け付け、その選択入力された色系統に応じたカラーテーブルに定められた色彩でカラーの画面画像を表示するため、表示制御プログラム開発の効率化を図りつつ、状況や環境に合わせた画面画像を選択でき、画面画像の視認性を向上させるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる画像形成装置、表示処理方法、および表示処理プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、この発明を画像形成装置の一種である複合機に適用した場合について説明するが、本発明はこれに限らず、表示処理をおこなう各種画像形成装置に適用することができる。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる複合機では、設定画面(画面画像)をモノクロで表示する場合に、カラー表示時における画面構成要素に割り当てられた明度とは別個に割り当てた明度で、モノクロの設定画面を表示するものである。
図1は、第1の実施の形態にかかる複合機の機能ブロック図である。同図に示すように複合機1は、構成としてオペレーティングシステム153と、サービス層152と、入力表示制御部151と、実行処理部105と、記憶部104と、操作パネル200とを備えている。
同図に示すように、複合機1の機能は階層関係となっており、オペレーティングシステム153の上層にサービス層152が構築され、サービス層152の上層に後述する本実施の形態の特徴部分が含まれた入力表示制御部151、および実行処理部105が構築されている。
オペレーティングシステム153は、ハードウェアリソースを含めた複合機1の資源を管理し、サービス層152、入力表示制御部151や実行処理部105に対して当該資源を利用した機能を提供する。
サービス層152は、複合機1が備えているハードウェアリソースを制御するドライバーに相当する。後述する実行処理部105からの出力処理の要求に応じて、スキャナ制御部121、プロッタ制御部122、蓄積制御部123、配信/メール送受信制御部124、FAX送受信制御部125、通信制御部126等から複合機1が備えているハードウェアリソースを制御して、様々な機能が実行される。
操作パネル200は、印刷設定をするための設定画面の表示や、その設定画面上での入力の受付けを行うユーザインターフェースである。なお、複合機1の機種に対応して、モノクロ用またはカラー用の画面のいずれを表示するかが予め決定されている。
図2は、複合機の操作パネルの一例を示す図である。同図に示すように、かかる操作パネル200は、初期設定キー201、コピーキー202、コピーサーバーキー203、プリンタキー204、送信キー205、テンキー206、クリア/ストップキー207、スタートキー208、予熱キー209、リセットキー210およびLCD220を有する。そして、LCD220に設定画面が表示されることになるが、この画面については後述する。
なお、複合機1は、記憶部104、操作パネル200以外にもスキャナ、プロッタなどの様々なハードウェアリソースを備えているが、説明は省略する。
記憶部104は、画面構成要素と、モノクロテーブルと、カラーテーブルと、LCD決定情報と、を主に記憶するものである。また、記憶部104は、画面構成要素等のデータを記憶可能な記憶手段であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やメモリ等の記憶媒体で構成することができる。
画面構成要素は、操作パネル200に表示される設定画面の構成要素である。具体的には、設定画面の設定ボタンや選択ボタン、背景、さらには設定ボタンへの接触後の設定ボタンなどの構成要素をいう。そして、各画面構成要素には、画面構成要素の識別情報である画面構成要素IDが定められている。
モノクロテーブルは、画面構成要素と、操作パネル200に表示される設定画面をカラー表示時における画面構成要素に割り当てられた明度とは別個に、モノクロで表示時における設定画面の表示性、例えば、設定画面の機能に対応して、画面構成要素ごとに割り当てた明度と、無彩色を構成するR(RED)、G(GREEN)、B(BLUE)の値とそのR、B、Gの値が設定されたパレットの識別情報であるパレットIDとを含めたカラーパレットと、を対応付けて定めたものである。そして、このパレットIDは、上述した画面構成要素IDと対応付けられている。
このモノクロテーブルでは、設定画面のカラー表示時において強調して表示される画面構成要素に割り当てる明度を、モノクロ表示時に表示される設定画面における他の前記画面構成要素と比較して強調される明度に定める。例えば、カラー表示時に黄色で表示されることで強調されていた設定ボタン(画面構成要素)に割り当てた明度で、設定画面をモノクロに表示すると、黄色は薄い灰色となり、周囲の画面構成要素である背景等をモノクロで表示しても同様に薄い灰色であった場合などには、強調されていた設定ボタンは強調されなくなる。そこで、設定ボタンの明度を、カラー表示時に強調されていた設定ボタンである黄色の明度ではなく、薄い灰色の背景に対して強調される黒色の明度に定める。
また、設定画面の機能とは、例えば、設定画面上の設定ボタン等の接触部分、または背景等の非接触部分を示しており、モノクロテーブルでは、接触部分、または非接触部分の画面構成要素に対応して明度を定めている。なお、設定画面の機能に対応して明度を定める場合の他の例として、複合機1の基本機能または応用機能に対応して明度を定めたり、使用頻度の多い機能または使用頻度の少ない機能に対応した明度を定めるよう構成してもよい。
図3は、モノクロテーブルの一例を示す図である。同図に示すように、「白黒モニタ用反転文字色_白→黒」「標準ボタン(BKey)・キートップ専用色」等の画面構成要素を示す使用用途と、画面構成要素ごとに割り当てた明度と、無彩色を構成するR、G、Bの値と、パレットIDとを含めたカラーパレットとを対応付けて定めている。
カラーテーブルは、画面構成要素と、操作パネル200に表示される設定画面をカラー表示時における設定画面の表示性、例えば、設定画面の機能等に応じて、画面構成要素ごとに割り当てた色彩と、色彩を構成するR、G、Bの値とパレットIDとを含めたカラーパレットとを対応付けて定めたものである。
LCD決定情報は、複合機1の操作パネル200が、工場出荷時にモノクロ表示用の操作パネルであるか、カラー表示用の操作パネルであるかを示す情報である。
図1に戻り、入力表示制御部151は、表示処理部101と、選択受付部103とを主に備えている。
表示処理部101は、記憶部104に記憶されているLCD決定情報を参照して、複合機1の操作パネル200がモノクロ表示用かカラー表示用かを判断する。そして、表示処理部101は、操作パネル200がモノクロ表示用であった場合は、記憶部104に記憶されている画面構成要素から、モノクロの画面を生成し、生成したモノクロの画面を、操作パネル200のLCD220に表示するものである。一方、操作パネル200がカラー表示用であった場合は、同様に、記憶部104に記憶されている画面構成要素から、カラーの画面を生成し、生成したカラーの画面を表示するものである。
モノクロの設定画面を表示する場合には、表示処理部101は、記憶部104に記憶されているモノクロテーブルを参照して、モノクロテーブルの機能、すなわち、接触部分または非接触部分に対応して定められた画面構成要素に対応する明度を画面構成要素に割り当ててモノクロの設定画面を生成し、生成したモノクロの設定画面を表示する。その際、表示処理部101は、記憶部104に記憶されている画面構成要素から、カラー表示時に強調して表示される画面構成要素を、他の画面構成要素と比較して強調して表示されるモノクロの設定画面を生成し、生成したモノクロの設定画面を表示することができる。以下に図面を用いて具体例を説明する。
まず、モノクロテーブルを参照せず、カラー表示時の設定画面における画面構成要素に割り当てられた明度で表示した場合のモノクロの設定画面を説明する。図4は、カラー表示時の画面構成要素に割り当てられた明度で表示したモノクロの設定画面の一例を示す図である。ここで、図4を参照して、図4に示した設定画面をカラーで表示した場合を始めに説明する。設定ボタン401、402、403、404、405が利用者により押下されて設定され強調されている場合は、設定ボタン401、402、403、404、405が黄色で表示され、その他の背景等が青系統で表示され、設定ボタン401、402、403、404、405が強調して表示される。
しかし、図4に示すように、カラーで表示時の設定画面における画面構成要素に割り当てられた明度で、モノクロの設定画面を表示すると、設定ボタン401、402、403、404、405は黄色で表示されていたため、その明度でモノクロに表示すると図4のように薄い灰色で表示される。そして、その他の背景等の画面構成要素は灰色に表示され、明度差が少なくなるので、強調したい設定ボタン401、402、403、404、405が強調されずに設定画面が表示されることになる。
次に、モノクロテーブルを参照して表示した場合のモノクロの設定画面を説明する。図5は、カラー表示時の画面構成要素に割り当てられた明度とは別個の明度で表示したモノクロの設定画面の一例を示す図である。同図に示すように、カラーで表示時の設定画面における画面構成要素に割り当てられた明度と別個に定めた明度で、モノクロの設定画面を表示すると、設定ボタン501、502、503、504、505は黒色で表示される。そして、その他の背景等の画面構成要素は薄い灰色に表示され、明度差が大きくなるので、設定ボタン501、502、503、504、505が強調されて設定画面が表示される。
選択受付部103は、表示処理部101により表示された設定画面からの設定を受付けるものである。具体的には、表示処理部101によりLCD220に表示された設定画面の設定ボタン等を利用者が押下した場合、選択受付部103は、その設定ボタンに対応する設定を受付ける。
実行処理部105は、入力処理部111および出力処理部112を備え、複合機1が有する機能を用いた入出力処理を実行する。そして、実行処理部105で処理した内容に基づいて、サービス層152に備えられた各制御部が、ハードウェアリソースを制御することで、ハードウェアを用いた処理が行われる。
入力処理部111は、選択受付部103により選択を受け付けた設定に対応する入力機能を用いた画像データを入力処理する。例えば、選択受付部103が、コピーの設定を受け付けた場合、入力処理部111がスキャナ制御部121より図示しないスキャナを制御することで、紙原稿の読み込み処理を行う。
出力処理部112は、選択受付部103により選択を受け付けた設定に対応する出力機能を用いた画像データを出力処理する。例えば、選択受付部103が、コピーの設定を受け付けた場合、出力処理部112がプロッタ制御部122により図示しないプロッタを制御することで、紙原稿として印刷処理を制御する。
次に、このように構成された第1の実施の形態にかかる複合機1による表示処理について説明する。図6は、第1の実施の形態における表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、表示処理部101は、記憶部104に記憶されているLCD決定情報を参照して、複合機1の操作パネル200がモノクロ表示用かカラー表示用かを判断する(ステップS601)。そして、カラー表示用の操作パネル200であると判断した場合(ステップS601:カラー表示用)、表示処理部101は、記憶部104に記憶されている画面構成要素から、カラーテーブルの画面構成要素に対応する色彩で設定画面を生成する(ステップS603)。
一方、モノクロ表示用の操作パネル200であると判断した場合(ステップS601:モノクロ表示用)、表示処理部101は、記憶部104に記憶されている画面構成要素から、モノクロテーブルの画面構成要素に対応する明度で設定画面を生成する(ステップS602)。
そして、表示処理部101は、ステップS603、604において生成された設定画面を、操作パネル200のLCD220に表示する(ステップS604)。
このように、本実施の形態にかかる複合機では、カラー表示時における画面構成要素に割り当てられた明度とは別個に定められたモノクロテーブルの明度で設定画面を表示する。このため、モノクロ用およびカラー用の設定画面の表示制御プログラムを同一のプログラムとして開発しつつ、モノクロ用の設定画面の機能に対応したモノクロテーブルを別個に設けることで、モノクロ用の設定画面の表示方法を改善し、表示制御プログラム開発の効率化を図りつつ、設定画面の視認性を向上させることができる。
(第1の実施の形態の変形例)
第1の実施の形態にかかる複合機では、設定画面の機能に対応して画面構成要素の明度を割り当てて定めているが、設定画面の領域に対応して画面構成要素の明度を割り当てて定めてもよい。
本実施の形態のモノクロテーブルは、画面画像において画面構成要素を少なくとも一つ以上含んで分割された領域に対応して、画面構成要素ごとに割り当てて明度を定めている。また、本実施の形態の表示処理部101は、記憶部104に記憶されている画面構成要素から、モノクロテーブルの領域に対応して定められた画面構成要素に対応する明度でモノクロの画面画像を生成し、生成したモノクロの画面画像を操作パネル200のLCD220に表示する。
図7は、領域ごとに分割された設定画面の一例を示す図である。同図に示すように、設定画面を領域1001、1002、1003、1004に分割し、各領域に対応してカラーで表示時の設定画面における画面構成要素に割り当てられた明度と別個に定めた明度を定めている。例えば、領域1001、1003は利用者により設定が行われる領域であるため薄い明度で表示し、領域1002、1004は利用者により設定が行われない領域であるため濃い明度で表示することができる。
このように、本実施の形態にかかる複合機では、カラー表示時における画面構成要素に割り当てられた明度とは別個に定められたモノクロテーブルの明度で設定画面を表示する。このため、モノクロ用およびカラー用の設定画面の表示制御プログラムを同一のプログラムとして開発しつつ、モノクロ用の設定画面の領域に対応したモノクロテーブルを別個に設けることで、モノクロ用の設定画面の表示方法を改善し、表示制御プログラム開発の効率化を図りつつ、設定画面の視認性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる複合機は、設定画面をモノクロで表示する場合に、カラー表示時における画面構成要素に割り当てられた明度とは別個に割り当てた明度でモノクロの画面画像を表示するものである。これに対し、本実施の形態の複合機は、第1の実施の形態に加え更に、設定画面をカラーで表示する場合に、複数の色系統のうち選択されたいずれかの色系統の設定画面を表示できるものである。
本実施の形態にかかる複合機の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、図1を参照して機能が異なる構成のみ説明する。
記憶部104は、カラー表示時における画面画像の表示性、例えば、設定画面の機能に対応して、画面構成要素ごとに割り当てて色彩を定めた複数のカラーテーブルを記憶している。
この複数のカラーテーブルは、定めた色彩の変更が可能な画面構成要素の一定領域である可変色領域を有し、その可変色領域に割り当てる色彩を色系統に応じてそれぞれ変更して定めている。具体的には、可変色領域か否かを示す固定・可変項目と、画面構成要素と、色彩を構成するR、G、Bの値とそのR、G、Bの値が設定されたパレットの識別情報であるパレットIDとを含めたカラーパレットとを対応付けて定めたものである。このパレットIDは、画面構成要素IDと対応付けられている。そして、この可変色領域の色彩を変更することにより、青色系統、赤色系統、青灰色系統、緑色系統、灰色系統等のさまざまな色系統のカラーテーブルができ、それぞれのカラーテーブルに定められた色彩を利用すると、それぞれの色系統の設定画面が生成できる。また、可変色領域以外の領域である固定色領域の色彩は予め定められており変更することができない。
図8は、カラーテーブルの一例を示す図である。同図に示すように、「固定」「可変」等の固定・可変項目と、「白黒モニタ用反転文字色_白→黒」「標準ボタン(BKey)・キートップ専用色」等の画面構成要素を示す使用用途と、色彩を構成するR、G、Bの値と、パレットIDとを含めたカラーパレットとを対応付けて定めている。なお、このカラーテーブルを利用すると青色系統の設定画面が生成される。
図9は、カラーテーブルの他の一例を示す図である。同図に示すように、「固定」「可変」等の固定・可変項目と、「白黒モニタ用反転文字色_白→黒」「標準ボタン(BKey)・キートップ専用色」等の画面構成要素を示す使用用途と、色彩を構成するR、G、Bの値と、パレットIDとを含めたカラーパレットとを対応付けて定めている。なお、このカラーテーブルを利用すると赤色系統の設定画面が生成される。
図10は、カラーテーブルの他の一例を示す図である。同図に示すように、「固定」「可変」等の固定・可変項目と、「白黒モニタ用反転文字色_白→黒」「標準ボタン(BKey)・キートップ専用色」等の画面構成要素を示す使用用途と、色彩を構成するR、G、Bの値と、パレットIDとを含めたカラーパレットとを対応付けて定めている。なお、このカラーテーブルを利用すると青灰色系統の設定画面が生成される。
表示処理部101は、記憶部104に記憶されているLCD決定情報を参照して、操作パネル200がカラー表示用であると判断した場合は、初期設定画面でいずれの色系統の画面画像をLCD220に表示するかを利用者に選択させる選択画面を表示するものである。そして、表示処理部101は、記憶部104から選択された色系統に応じたカラーテーブルを取得し、記憶部104に記憶されている画面構成要素から、取得したカラーテーブルに定められた画面構成要素に対応する色彩で、カラーの画面画像を生成し、生成したカラーの画面画像を操作パネル200のLCD220に表示する。
選択受付部103は、初期設定画面で、表示処理部104により表示された選択画面から、いずれの色系統の画面画像を表示するかの利用者による選択入力を受け付けるものである。
次に、このように構成された第2の実施の形態にかかる複合機1による表示処理について説明する。図11は、第2の実施の形態における表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、表示処理部101は、初期設定画面表示時に、記憶部104に記憶されているLCD決定情報を参照して、複合機1の操作パネル200がモノクロ表示用かカラー表示用かを判断する(ステップS1101)。そして、カラー表示用の操作パネル200であると判断した場合(ステップS1101:カラー表示用)、表示処理部101は、いずれの色系統の画面画像を表示するかを利用者に選択させる選択画面を表示する(ステップS1102)。
図12は、いずれの色系統の画面画像を表示するか選択させる選択画面の一例を示す図である。同図に示すように、ブルー系(青色系統)の選択ボタン、グレー系(灰色系統)の選択ボタン、グリーン系(緑色系統)の選択ボタン、ブルー〜グレー系(青灰色系統)の選択ボタン、レッド系(赤色系統)の選択ボタンと、それぞれの色系統に簡略画面が表示されている。利用者は、操作パネル200に表示したい色系統の選択ボタンを押下して、画面右上の設定ボタンを押下することで、いずれかの色系統の設定画面の選択入力ができる。
次に、選択受付部103は、表示処理部101により表示された選択画面からいずれの色系統の画面画像を表示するかの利用者による選択入力を受け付ける(ステップ1103)。そして、表示処理部101は、記憶部104に記憶されている選択された色系統に応じたカラーテーブルを取得し、記憶部104に記憶されている画面構成要素から、取得したカラーテーブルの画面構成要素に対応する色彩で設定画面を生成する(ステップS1104)。
一方、モノクロ表示用の操作パネル200であると判断した場合(ステップS1101:モノクロ表示用)、表示処理部101は、記憶部104に記憶されている画面構成要素から、モノクロテーブルの画面構成要素に対応する明度で設定画面を生成する(ステップS1105)。
そして、表示処理部101は、ステップS1104、1105において生成された設定画面を、操作パネル200のLCD220に表示する(ステップS1106)。
図13は、利用者により選択された青色系統の設定画面の一例を示す図である。この画面を表示する場合は、図8のカラーテーブルに定められた色彩を利用しており、図13に示すように、設定ボタン1301、1302、1303、1304、1305は黄色で表示され、その他の背景1306、1307等の画面構成要素は、青系統の色彩で表示されている。これにより、青色系統の色彩に対して設定ボタン1301、1302、1303、1304、1305を黄色に表示することで、背景等に対して設定ボタン1301、1302、1303、1304、1305が強調された設定画面となる。
図14は、利用者により選択された赤色系統の設定画面の一例を示す図である。この画面を表示する場合は、図9のカラーテーブルに定められた色彩を利用しており、図14に示すように、設定ボタン1401、1402、1403、1404、1405は黄色で表示され、その他の背景1406、1407等の画面構成要素は、赤系統の色彩で表示されている。これにより、赤色系統の色彩に対して設定ボタン1401、1402、1403、1404、1405を黄色に表示することで、背景等に対して設定ボタン1401、1402、1403、1404、1405が強調された設定画面となる。
本実施の形態にかかる複合機では、設定画面の機能に対応して画面構成要素の色彩を定めているが、第1の実施の形態の変形例と同様に、カラー表示の場合においても設定画面の領域に対応して画面構成要素の色彩を定めてもよい。この場合は、図7で示すように、設定画面を領域1001、1002、1003、1004に分割し、各領域に対応して異なる色彩を定めたり、各領域に対応して濃淡をつけた同系色の色彩を定めてもよい。
また、設定画面上に表示されるポップアップ画面の設定ボタンに対応して、画面構成要素の色彩を定めてもよい。図15は、色彩を定めていないポップアップ画面の一例を示す図である。図16は、色彩を定めて表示したポップアップ画面の一例を示す図である。図15、16で示すように、ログインユーザー名とログインパスワードを利用者に入力させる要求の画面が表示され、ログインユーザー名とログインパスワードを入力するフィールドと、取消ボタンと、ログインボタンが表示されている。図15では、取消ボタン1501、ログインボタン1501は、背景と同じ色彩で表示されているため強調されていないが、図16では、取消ボタン1601、ログインボタン1602は、背景と異なる色彩、例えば背景が白色で、取消ボタン1601が赤色、ログインボタン1602が青色で表示され、背景に対してそれぞれのボタンが強調されて表示されている。
また、設定画面上に表示されるポップアップ画面に対応して、画面構成要素の色彩を定めてもよい。図17は、色彩を定めて表示したポップアップ画面の他の一例を示す図である。図17で示すように、複合機の備えている機能を利用者が利用する権限がない旨の警告を表示した場合、確認ボタン1701以外のポップアップ画面の全体を赤色に表示し、色彩により警告である旨をさらに強調して表示している。
さらに、色覚障害者用、利用者の年齢、利用者の視力に対応して、画面構成要素の色彩を定めてもよい。例えば、白色に黒色の文字で表示した設定ボタンが認識しづらい場合は、反転させて黒色に白色の文字で表示した設定ボタンを表示することで強調する。
また、環境に対応して色彩を定めてよい。例えば、温度、湿度、季節、風水に対応して色彩を定めたり、外光の有無や、時間に対応して色彩を定める。これにより、温度が高い場合は、涼しさを出すために青色系統の色彩の設定画面が表示されたり、温度が低い場合は、暖かさを出すために赤色系統の設定画面が表示される。
また、複合機の機種に対応して色彩を定めてもよい。例えば、高価な複合機の機種には高級感を出すためにゴージャスな色彩を定め、低価格の複合機の機種にはポップな色彩を定める。また、複合機の配置場所に対応して色彩を定めてもよい。例えば、コンビニエンスストア等の店舗に配置する場合、会社等に配置する場合に、その環境に合わせた色彩に定める。
このように、本実施の形態にかかる複合機では、選択画面から利用者によるいずれの色系統の設定画面を表示するかの選択入力を受け付け、可変色領域を有する複数のカラーテーブルのうち、利用者により選択されたいずれかの色系統のカラーテーブルに定められた色彩で設定画面を表示する。このため、モノクロ用およびカラー用の設定画面の表示制御プログラムを同一のプログラムとして開発しつつ、カラー用の設定画面の機能、領域や環境等に対応したカラーテーブルを複数設けることで、カラー用の設定画面の表示方法を改善し、表示制御プログラム開発の効率化を図りつつ、設定画面の視認性を向上させることができる。
図18は、複合機1のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、この複合機1は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機1全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bとをさらに有する。
CPU11は、複合機1の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、第1、2実施の形態の複合機で実行される表示処理プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
第1、2の実施の形態の複合機で実行される表示処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、第1、2の実施の形態の複合機で実行される表示処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、第1、2の実施の形態の複合機で実行される表示処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
第1,2の実施の形態の複合機で実行される表示処理プログラムは、上述した各部(表示処理部101、選択受付部103、入力処理部111、出力処理部112)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから表示処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、表示処理部101、選択受付部103、入力処理部111、出力処理部112が主記憶装置上に生成されるようになっている。
第1の実施の形態にかかる複合機の機能ブロック図である。 複合機の操作パネルの一例を示す図である。 モノクロテーブルの一例を示す図である。 カラー表示時の画面構成要素に割り当てられた明度で表示したモノクロの設定画面の一例を示す図である。 カラー表示時の画面構成要素に割り当てられた明度とは別個の明度で表示したモノクロの設定画面の一例を示す図である。 第1の実施の形態における表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。 領域ごとに分割された設定画面の一例を示す図である。 カラーテーブルの一例を示す図である。 カラーテーブルの他の一例を示す図である。 カラーテーブルの他の一例を示す図である。 第2の実施の形態における表示処理の全体の流れを示すフローチャートである。 いずれの色系統の画面画像を表示するか選択させる選択画面の一例を示す図である。 利用者により選択された青色系統の設定画面の一例を示す図である。 利用者により選択された赤色系統の設定画面の一例を示す図である。 色彩を定めていないポップアップ画面の一例を示す図である。 色彩を定めて表示したポップアップ画面の一例を示す図である。 色彩を定めて表示したポップアップ画面の他の一例を示す図である。 複合機1のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 コントローラ
11 CPU
12 システムメモリ(MEM−P)
12a ROM
12b RAM
13 ノースブリッジ(NB)
14 サウスブリッジ(SB)
15 AGPバス
16 ASIC
17 ローカルメモリ(MEM−C)
18 ハードディスクドライブ(HDD)
30 FCU
40 USB
50 IEEE1394インターフェース
60 エンジン部
101 表示処理部
103 選択受付部
104 記憶部
105 実行処理部
111 入力処理部
112 出力処理部
121 スキャナ制御部
122 プロッタ制御部
123 蓄積制御部
124 メール送受信制御部
125 FAX送受信制御部
126 通信制御部
151 入力表示制御部
152 サービス層
153 オペレーティングシステム
200 操作パネル
201 初期設定キー
202 コピーキー
203 コピーサーバーキー
204 プリンタキー
205 送信キー
206 テンキー
207 ストップキー
208 スタートキー
209 予熱キー
210 リセットキー
220 LCD
401、402、403、404、405 設定ボタン
501、502、503、505、506 設定ボタン
601、602 項目
1001、1002、1003、1004 領域
1301、1302、1303、1304、1305 設定ボタン
1306、1307 背景
1401、1402、1403、1404、1405 設定ボタン
1406、1407 背景

Claims (9)

  1. 画面画像を表示可能な表示部と、
    前記表示部に表示する前記画面画像を構成する画面構成要素と、カラー表示時における前記画面構成要素に割り当てられた第1明度とは別個に、カラー表示時に強調して表示される前記画面構成要素に割り当てる明度を、モノクロ表示時に表示される前記画面画像における他の前記画面構成要素と比較して強調されるように前記画面構成要素ごとに割り当てた第2明度を定めたモノクロテーブルと、を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルに定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度で、カラー表示時に強調して表示される前記画面構成要素を、前記他の前記画面構成要素と比較して強調して表示されるモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示する表示処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記モノクロテーブルは、前記画面画像において利用者の入力による機能に対応して、前記画面構成要素ごとに割り当てて前記第2明度を定め、
    前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルの前記機能に対応して定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度でモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、
    を特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記モノクロテーブルは、前記画面画像において利用者の入力による接触部分または非接触部分に対応して、前記画面構成要素ごとに割り当てて前記第2明度を定め、
    前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルの前記接触部分または非接触部分に対応して定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度でモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、
    を特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記モノクロテーブルは、前記画面画像において前記画面構成要素を少なくとも一つ以上含んで分割された領域に対応して、前記画面構成要素ごとに割り当てて前記第2明度を定め、
    前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルの前記領域に対応して定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度でモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、
    を特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶手段は、カラー表示時における前記画面画像の表示性に基づいて前記画面構成要素ごとに割り当てて色彩を定めた複数のカラーテーブルを、さらに記憶し、
    前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、いずれかの前記カラーテーブルに定められた前記画面構成要素に対応する色彩でカラーの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、
    を特徴する請求項1〜のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記複数のカラーテーブルは、定めた色彩の変更が可能な前記画面構成要素の一定領域である可変色領域を有し、前記可変色領域に割り当てる色彩を色系統に応じてそれぞれ変更して定め、
    前記表示処理手段は、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、いずれかの色系統に応じた前記カラーテーブルに定められた前記画面構成要素に対応する色彩でカラーの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、
    を特徴する請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記表示処理手段は、いずれの色系統の前記画面画像を前記表示部に表示するかを選択させる選択画面を、前記表示部に表示し、
    前記表示処理手段により表示された前記選択画面から、いずれの色系統の前記画面画像を表示するかの選択入力を受け付ける選択受付手段を、さらに備え、
    前記表示処理手段は、前記選択受付手段によって選択入力を受け付けた色系統に応じた前記カラーテーブルを前記記憶手段から取得し、前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、取得した前記カラーテーブルに定められた前記画像構成要素に対応する色彩でカラーの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示すること、
    を特徴する請求項に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置において実行される表示処理方法において、
    前記画像形成装置は、
    画面画像を表示可能な表示部と、
    前記表示部に表示する前記画面画像を構成する画面構成要素と、カラー表示時における前記画面構成要素に割り当てられた第1明度とは別個に、カラー表示時に強調して表示される前記画面構成要素に割り当てる明度を、モノクロ表示時に表示される前記画面画像における他の前記画面構成要素と比較して強調されるように前記画面構成要素ごとに割り当てた第2明度を定めたモノクロテーブルと、を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記記憶手段に記憶されている前記画面構成要素から、前記モノクロテーブルに定められた前記画面構成要素に対応する前記第2明度で、カラー表示時に強調して表示される前記画面構成要素を、前記他の前記画面構成要素と比較して強調して表示されるモノクロの前記画面画像を生成し、生成した前記画面画像を前記表示部に表示する表示処理ステップを含むことを特徴とする表示処理方法。
  9. 請求項に記載された表示処理方法をコンピュータで実行させることを特徴とする表示処理プログラム。
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