JP5027631B2 - 固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタ - Google Patents

固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタ Download PDF

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本発明は、上下に配置した二つのロータが共通軸線回りに逆回転する固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタに関する。さらに詳しくは、エンジン停止時の緊急降下着地時における衝撃緩衝機能(ソフトランディング機能)を備えた固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタに関する。
本願人は、特許文献1において、手軽に使用することの可能な一人乗り等の小型ヘリコプタを提案している。当該文献に開示の小型ヘリコプタは、固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタであり、共通軸線の回りに上下に配置した二つのロータを逆回転させて推進力および揚力を得るものである。
固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタは、互いに逆方向に回転する二つの同形ロータを上下に配置することでトルクを打ち消し合っており、尾部ロータを必要としないので、全体の寸法を小さくでき、一人乗り等の小型ヘリコプタの基本形として適している。機体の姿勢制御や方向制御は、基本的には、ロータのブレードの回転面を水平面に対して前後左右に傾斜させることにより、また、ロータのブレード回転数を制御することにより行われる。
特開2000−72095号公報
ここで、この種の小型ヘリコプタでは、安全性を高めるために、複数台のエンジンを搭載し、それらのうちの1台あるいは複数台が故障して停止した場合であっても墜落することの無いようにしている。
しかしながら、このような場合にはヘリコプタを緊急降下させて着地させる必要がある。緊急降下着地の際の降下速度が大きいと大きな衝撃力が加わり、操縦者、ヘリコプタが損傷を受けるおそれがある。
本発明の課題は、この点に鑑みて、緊急降下着地の際の衝撃緩衝機能(ソフトランディング機能)を備えた固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、
共通の回転中心軸線の回りに逆方向に回転する上ロータおよび下ロータを備えた固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタにおいて、
前記上ロータおよび前記下ロータを回転駆動するためのエンジンと、
前記エンジンの回転を前記上ロータおよび前記下ロータに伝達するための回転出力軸に、一方向クラッチを介して連結されている非常用電動モータとを有し、
前記エンジンが停止した緊急降下着地時の衝撃を緩和させるために、当該緊急降下着地時に前記非常用電動モータを駆動して前記回転出力軸を回転させるようになっており、
前記エンジンとして、前記回転中心軸線を中心として放射状に配置されている少なくとも第1エンジンおよび第2エンジンが搭載されており、
前記回転出力軸として、前記第1エンジンの回転を前記上ロータおよび前記下ロータに伝達するために前記第1エンジンの出力軸に同軸に連結されている第1回転出力軸、および、前記第2エンジンの回転を前記上ロータおよび前記下ロータに伝達するために前記第2エンジンの出力軸に同軸に連結されている第2回転出力軸が配置されており、
前記非常用電動モータは前記第1回転出力軸に前記一方向クラッチを介して連結されており、当該非常用電動モータは中空形のものであり、前記第1回転出力軸を前記一方向クラッチを挟み同軸に取り囲む状態に配置されており、
前記第2回転出力軸には、当該第2回転出力軸の回転により発電を行う発電機が取り付けられており、当該発電機は中空形のものであり、前記第2回転出力軸を同軸に取り囲む状態に配置されており、
前記発電機には、当該発電機により充電されるキャパシタが接続されており、
当該キャパシタの蓄積電力を用いて前記非常用電動モータを駆動することを特徴としている。
緊急降下時に非常用モータを駆動して回転出力軸を回転させて上ロータおよび下ロータを回転駆動することにより、ロータにより揚力が増加し、緊急降下時の降下速度を遅くして、着地時の衝撃を緩和することができる。
ここで、緊急降下時における着地までの距離が予め定めた値以下になると非常用電動モータを駆動するようにすればよい。例えば、高度が5m程度になった時点で非常用電動モータを起動させて、着地までの僅かな時間、例えば5秒間程度駆動すればよい。したがって、非常用モータとしては数秒間の間所定の出力が得られるものであればよく、それ以後は焼損してもよい。
さらに、緊急降下状態を検出するためのセンサを設け、このセンサの出力に基づき非常用電動モータの駆動を制御すればよい。センサとしては、エンジン停止を直接に検出するためのセンサ、降下速度が予め定めた速度を超えて過剰降下速度になったことを検出するセンサ等を用いることができる。
本発明の固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタでは、緊急降下時に作動する非常用電動モータを備えており、緊急降下時の降下速度を落として着地時の衝撃を緩和することができる。よって、緊急降下着地時に大きな衝撃力が作用して、操縦者、ヘリコプタの各部が損傷を受けてしまうことを防止できる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した固定ピッチ式同軸2重反転型の一人乗りヘリコプタの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1には、本実施の形態に係る一人乗りヘリコプタの全体構成を示してある。この図に示すように、一人乗りヘリコプタ1は、機体2と、この機体2の上端部分に取り付けた駆動部3と、駆動部3の下側に取り付けた円環状のマフラ3Aとを有している。駆動部3によって、同形の上ロータ5および下ロータ6が逆方向に回転駆動される。機体2は金属製のパイプフレーム7から形成されており、当該パイプフレーム7には座席部8が取り付けられ、その下側にはスタンド9が取り付けられている。スタンド9には燃料タンク9Aが取り付けられている。
駆動部3および機体2は操縦機構11を介して相互に連結されている。操縦機構11からは、操縦用スティック12がL形に折れ曲がって下方に延び、座席部8に座ったパイロットPにより操作可能となっている。
(駆動部)
図2は駆動部3を示す平面図であり、図3は駆動部3および操縦機構11を示す部分側面図であり、図4は駆動部3を示す部分縦断面図である。
これらの図を参照して説明すると、下ロータ6は、中空のロータシャフト61と、ロータシャフト61の外周面に固着したロータハブ62と、ロータハブ62に対してヒンジ機構を介して支持されている一対のブレード63、64とを備えている。上ロータ5も同様な構造であり、中空のロータシャフト51と、ロータシャフト51の外周面に固着したロータハブ(図示せず)と、ロータハブに対してヒンジ機構を介して支持されている一対のブレード53、54(図1参照)とを備えている。上ロータ5のロータシャフト51は、その内側に同軸状態に配置されている中空の垂直シャフト40によって回転自在に支持されており、下ロータ6のロータシャフト61は上ロータ5のロータシャフト51の外周に同軸状態で回転自在に支持されている。
駆動部3は、エンジンユニット4と、ここから出力される回転駆動力を逆向きの等速度回転としてロータシャフト51および61に伝達する駆動力伝達機構10とを備えている。エンジンユニット4は、本例では、図2から分かるように、90度の角度間隔で放射状に配列した4基のエンジンユニット4(1)〜4(4)を備えている。各エンジンユニット4はそれぞれクラッチ機構を介して共通の駆動力伝達機構10に連結されている。各エンジンユニット4のエンジンおよびクラッチ機構は別個独立に駆動可能となっている。従って、例えば、1基のエンジンが故障等によって止まった場合においても支障なく飛行を継続できる。各エンジンユニット4の基本構造は同一であり、図4に示すように、2気筒のエンジン本体41と、このエンジン本体41のクランク軸42にクラッチ機構43を介して同軸状に連結されている回転出力軸44と、始動用モータ49とを備えている。
4基のエンジンユニットのうち2基のエンジンユニット4(1)、4(2)には、それらの回転出力軸44に、一方向クラッチ45を介して、中空形の非常用電動モータ46が取り付けられている。非常用電動モータ46は、一方向クラッチ45を挟み、回転出力軸44に同軸状態で連結されている円筒状のモータロータ47と、このモータロータ47の円形外周面に対して一定のギャップで対峙している複数の突極を備えたモータステータ48とを備えている。エンジン本体41の側から回転出力軸44が回転駆動されている状態では、一方向クラッチ45の作用により、非常用電動モータ46のモータロータ47は実質的に停止した状態に保持される。エンジン停止状態において、非常用電動モータ46に通電して当該非常用電動モータ46を駆動すると、そのモータロータ47の回転が一方向クラッチ45を介して回転出力軸44に伝達されるので、当該回転出力軸44を回転させることが可能である。
残りの2基のエンジンユニット4(3)、4(4)には、それらの回転出力軸44に中空形の発電機46Aが同軸状態に取り付けられている。発電機46Aは回転出力軸44の回転によって発電し、発生した電力は不図示のキャパシタに充電されるようになっている。キャパシタが非常用電動モータ46を駆動するための非常用電源として用いられるようになっている。
なお、非常用電動モータ46および発電機46Aの個数は、2個ずつに限定されるものではない。例えば、非常用電動モータ46を3基のエンジンユニットに取り付け、残りの1基のエンジンユニットに発電機46Aを取り付けてもよい。また、エンジンユニットも4基以外の数とすることも勿論可能である。
ここで、本例においては、高度センサと、降下速度が予め定めた値を超えた過剰速度になったことを検出するセンサと、エンジンが停止したことを検出するセンサを備えている。降下速度が予め定めた速度を超えたことが検出された場合、エンジン停止が検出された場合には、高度センサを用いて、緊急降下時の高度が測定され、着地点からの高さが、例えば、5m程度の高さになると、非常用電動モータ46を起動して、回転出力軸44を回転駆動する。これにより、緊急降下着地時の衝撃を緩和することができる。非常用電動モータ46としては、例えば、30HP程度の小型のものでよい。また、緊急用であるので、駆動時間も数秒程度のものでよい。
(駆動力伝達機構)
次に、駆動力伝達機構10は、下側に配置された第1の遊星歯車機構100と、上側に配置された第2の遊星歯車機構200とを備えている。第1の遊星歯車機構100は、上ロータ5のロータシャフト51の外周面に対して同軸状態でスプライン結合されたサンギヤ101と、このサンギヤ101に噛み合っている複数個のプラネタリーギヤ102と、各プラネタリーギヤ102に噛み合っているインターナルギヤ103とを備えている。同様に、第2の遊星歯車機構200も、下ロータのロータシャフト61の外周面にスプライン結合されたサンギヤ201と、このサンギヤ201に噛み合っている複数個のプラネタリーギヤ202と、各プラネタリーギヤ202に噛み合ったインターナルギヤ203とを備えている。
各遊星歯車機構100、200のプラネタリーギヤ102、202を支持しているキャリアは円筒状の共通キャリア104であり、その上端側には第2の遊星歯車機構200のプラネタリーギヤ202が回転自在に支持され、その下端側には第1の遊星歯車機構100のプラネタリーギヤ102が回転自在に支持されている。
インターナルギヤ103の上側環状端面およびインターナルギヤ203の下側環状端面には、それぞれ、クラウンギヤ71、72が固着あるいは一体形成されており、これらの上下一対のクラウンギヤ71、72は、各回転出力軸44の内側の軸端に形成した駆動ピニオン73と噛み合っている。駆動ピニオン73の回転中心線44aは、ロータ5、6の回転中心軸線(垂直シャフト40の中心軸線)40aに対して直交する方向に延びている。
駆動力伝達機構10における駆動力の伝達動作を説明する。各回転出力軸44の先端の駆動ピニオン73が回転駆動されると、ここに噛み合っているクラウンギヤ71、72を介して、インターナルギヤ103、203が回転中心軸線40aを中心して逆方向に等速回転する。各インターナルギヤ103、203の回転は、共通キャリア104によって回転自在に支持されている各プラネタリーギヤ102、202を介して、それぞれ、サンギヤ101、201に伝達される。従って、サンギヤ101に連結されている上ロータ5のロータシャフト51と、サンギヤ201に連結されている下ロータ6のロータシャフト61は、逆方向に等速回転する。このようにして、上下のロータ5、6は通常運転時には、逆方向に等速回転する。
(ヨーコントロール機構)
次に、駆動部3にはヨーコントロール機構300が備わっている。ヨーコントロール機構300は、第1および第2の遊星歯車機構100、200の共通キャリア104を回転させる差動回転発生機構である。この機構は、モータ301と、共通キャリア104の外周面に形成した外歯歯車302と、モータ301の出力軸303と外歯歯車302の間を連結している歯車減速機310とを備えている。歯車減速機310の減速回転出力軸には歯車311が取り付けられており、この歯車311は伝達歯車312を介して、外歯歯車302に連結されている。
モータ301を駆動すると、その出力軸303の回転が、歯車減速機310を介して共通キャリア104に伝達され、この共通キャリア104を所定の方向に所定の速度で回転させる。この結果、第1および第2の遊星歯車機構100、200のサンギヤ101、201の間に差動運動が発生し、一方のサンギヤが他方のサンギヤよりも高速回転する。よって、上下のロータ5、6は、共通キャリア104の回転速度に対応した速度差で逆方向に回転することになる。このために、回転中心軸線40aの回りに、速度差に応じたモーメント力が発生して、機体2は、回転中心軸線40aを中心として、低速回転するロータの回転方向に向きを変えることになる。
従って、モータ301の駆動速度、回転方向を制御する制御スイッチ等をパイロットの操作可能な位置に配置しておけば、機体2のヨーコントロールを行うことができる。また、磁気またはジャイロコンパスなどによる検出器からの信号に基づき、自動的に方向を一定に保つように制御することもできる。
(操縦機構)
なお、操縦機構11は、上ロータ5および下ロータ6を回転自在に支持している垂直シャフト40を重力方向に対して前後左右に傾斜させることにより上ロータ5、下ロータ6のブレード回転面を傾斜させてヘリコプタ1の推進方向を制御するものである。
操縦機構11は、垂直シャフト40を支持している機体ベース13と、機体ベース13の下面から吊り下げられている前後揺動機構400と、この前後揺動機構400から吊り下げられている左右揺動機構500と、機体ベース13に固定した操縦用スティック12とを備えている。
本発明を適用した一人乗りヘリコプタの全体構成図である。 駆動部を示す平面図である。 駆動部および操縦機構を示す部分側面図である。 駆動部を示す部分縦断面図である。
符号の説明
1 一人乗りヘリコプタ
2 機体
3 駆動部
3A マフラ
4、4(1)〜4(4) エンジンユニット
5 上ロータ
6 下ロータ
7 パイプフレーム
8 座席部
9 スタンド
10 駆動力伝達機構
11 操縦機構
11a 中心軸線
12 操縦用スティック
13 機体ベース
17 軸受け
40 垂直シャフト
40a 回転中心軸線
41 エンジン本体
42 クランク軸42
43 クラッチ機構
44 回転出力軸
45 一方向クラッチ
46 非常用電動モータ
46A 発電機
47 モータロータ
48 モータステータ
49 始動用モータ
51、61 ロータシャフト
52、62 ロータハブ
54、54、63、64 ブレード
71、72 クラウンギヤ
73 駆動ピニオン
100 第1の遊星歯車機構
101 サンギヤ
102 プラネタリーギヤ
103 インターナルギヤ
104 共通キャリア
200 第2の遊星歯車機構
201 サンギヤ
202 プラネタリーギヤ
203 インターナルギヤ
300 ヨーコントール機構
301 モータ
302 外歯歯車
303 出力軸
310 歯車減速機
311 歯車
312 伝達歯車

Claims (2)

  1. 共通の回転中心軸線の回りに逆方向に回転する上ロータおよび下ロータを備えた固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタにおいて、
    前記上ロータおよび前記下ロータを回転駆動するためのエンジンと、
    前記エンジンの回転を前記上ロータおよび前記下ロータに伝達するための回転出力軸に、一方向クラッチを介して連結されている非常用電動モータとを有し、
    前記エンジンが停止した緊急降下着地時の衝撃を緩和させるために、当該緊急降下着地時に前記非常用電動モータを駆動して前記回転出力軸を回転させるようになっており、
    前記エンジンとして、前記回転中心軸線を中心として放射状に配置されている少なくとも第1エンジンおよび第2エンジンが搭載されており、
    前記回転出力軸として、前記第1エンジンの回転を前記上ロータおよび前記下ロータに伝達するために前記第1エンジンの出力軸に同軸に連結されている第1回転出力軸、および、前記第2エンジンの回転を前記上ロータおよび前記下ロータに伝達するために前記第2エンジンの出力軸に同軸に連結されている第2回転出力軸が配置されており、
    前記非常用電動モータは前記第1回転出力軸に前記一方向クラッチを介して連結されており、当該非常用電動モータは中空形のものであり、前記第1回転出力軸を前記一方向クラッチを挟み同軸に取り囲む状態に配置されており、
    前記第2回転出力軸には、当該第2回転出力軸の回転により発電を行う発電機が取り付けられており、当該発電機は中空形のものであり、前記第2回転出力軸を同軸に取り囲む状態に配置されており、
    前記発電機には、当該発電機により充電されるキャパシタが接続されており、
    当該キャパシタの蓄積電力を用いて前記非常用電動モータを駆動することを特徴とする固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタ。
  2. 請求項1に記載の固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタにおいて、
    高度センサと、
    ヘリコプタ降下速度が予め定めた値を超えた過剰速度になったことを検出するセンサと、
    前記エンジンが停止したことを検出するセンサを備えており、
    前記ヘリコプタ降下速度が予め定めた速度を超えたことが検出された場合、および、前記エンジンの停止が検出された場合には、前記高度センサを用いて、前記緊急降下着地時の高度が測定され、前記緊急降下着地時における着地までの距離が予め定めた値以下になると前記非常用電動モータを起動させることを特徴とする固定ピッチ式同軸2重反転型ヘリコプタ。
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