JP5026485B2 - 手術器具 - Google Patents
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Description
また、前記第1本体部の内部には、前記吸込管が挿入されて内装されるように吸込管挿入ホールが長手方向に長く形成されることが望ましい。
また、前記吸込口は、前記第1本体部の先端の前面または内側面に形成されることが望ましい。
また、前記第2本体部には、前記光繊維の先端が露出する照明口が少なくとも一つ形成され、前記照明口は、前記第2本体部の先端から後方に一定距離に離隔され、内側面に形成されることが望ましい。
また、前記照明部は、前記第1本体部の先端と前記第2本体部の先端との間の空間の中央部位を照明するように、前記第2本体部の先端から後方に一定距離に離隔され、内側面に具備される電球またはLEDランプであることが望ましい。
また、前記第1及び第2本体部の後端には、指を入れて把持することができるように取っ手部が形成されてもよい。
また、前記第1本体部と前記第2本体部は、回転結合部によって回転自在に結合されることが可能である。ここで、前記回転結合部は、前記第1本体部の中央部位に一体に形成され、一面の端部に一対の結合突起が形成される第1回転結合部、及び前記第2本体部の中央部位に一体に形成され、前記第1回転結合部の一面と対向する面の端部に前記一対の結合突起が挿入されて、一定の回転角度の範囲内で回転自在に結合される一対の結合溝が形成される第2回転結合部、を含むことができる。
本発明の効果は、以上で言及した効果に制限されるのではなく、言及されていない更に他の効果は特許請求の範囲の記載から当業者に明確に理解されるはずである。
本発明の手術器具は、全体的にはさみ形状を有する組織剥離器で構成されることが可能である。
第2本体部120の内部には、後述する光繊維310が挿入されて内装されるように光繊維挿入ホール120aが長手方向に長く形成される。本実施例では、光繊維挿入ホール120aが第2本体部120の長手方向に全体形成される構成を例示した。しかし、第2本体部120の後述する照明口121から後述する第2回転結合部125までは、光繊維310が挿入されて完全に内装されるように、第2本体部120の内部中心を貫く光繊維挿入ホール120aを形成し、第2回転結合部125から第2本体部120の後端までは、光繊維310の外周の外側部分が固定されるように、第2本体部120の一側面に半球形の溝形態を有する光繊維固定溝(図示せず)を形成することもできる。
照明部300は、第2本体部120に挿入されて内装され、光源320で発生する光を光伝送して、第1本体部110と第2本体部120との先端の間を照射するようにガイドする光繊維310を含む。ここで、光源320は、光繊維310に光を提供しうる多様な形態の光発生装置を含むことができ、望ましくは発光ダイオード(LED)であってもよい。光繊維310は、第2本体部120内に形成された光繊維挿入ホール120aに挿入され、先端が第2本体部120の照明口121に露出し、後端が光源320と連結される。
本実施例で照明部300は、光繊維310で構成されることを例示したが、これに限定されることなく、図7に示したように、照明部300は、第1本体部110の先端と第2本体部120の先端との間の空間の中央部位を照明するように、第2本体部120の先端から後方に一定距離に離隔されて内側面に具備される電球またはLEDランプ311などで構成されることが可能である。
図9は、本発明による手術器具の使用状態を説明するための例示図である。
図9に示したように、手術者は、手術器具の取っ手部(113、123)に指を入れて把持した状態で手術器具を身体1の内部に進入させることになるものの、手術器具の両先端を下に向かせた状態で生体組織の間に入り込みながら、組織間隔を開ける組織剥離を行って、手術者が希望する手術部位に進入するようになる。この際、組織剥離などを行う過程で生体組織の間で出血が発生するようになるが、本発明による手術器具の第1本体部110に内装された吸込管210を用いて、手術中に患者の出血部位で発生する血液および異物などを吸込口111を通じて吸い込んで除去することによって手術視野を確保できるようになる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
111 吸込口
113、123 取っ手部
115 第1回転結合部
120 第2本体部
121 照明口
125 第2回転結合部
200 吸込部
210 吸込管
220 吸込装置
300 照明部
310 光繊維
320 光源
Claims (9)
- 先端の前面または内側面に吸込口が少なくとも一つ形成される第1本体部と、
前記第1本体部と交差して回転自在に結合され、先端から後方に一定距離に離隔されて内側面に形成された少なくとも1つの照明口を含む第2本体部と、
手術中において患者の出血部位で発生する血液を前記吸込口を通じて吸い込むために前記第1本体部に内装された吸込管を含む吸込部と、
前記第1本体部の内部に長手方向に長く形成されている吸込管挿入ホールであって、内部に前記吸込管が挿入されて内装されている、吸込管挿入ホールと、
前記第2本体部に内装され、光源で発生する光を光伝送して、前記第1本体部と前記第2本体部との先端間を照射するようにガイドする光繊維を含む照明部と、
前記第2本体部の内部に長手方向に長く形成されている光繊維挿入ホールであって、内部に前記光繊維が挿入されて内装されている、光繊維挿入ホールと、
を含み、
前記吸込口の直径は、前記吸込管挿入ホールの直径より小さく形成されており、かつ、前記第1及び第2本体部の先端は、上向きまたは下向きに折り曲げられて形成されている
ことを特徴とする手術器具。 - 前記光源は、LEDであることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
- 前記第2本体部には、前記光繊維の先端が露出する照明口が少なくとも一つ形成されることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
- 前記照明口に露出した前記光繊維は、前記第1本体部の先端と前記第2本体部の先端との間の空間の中央部位を照明するように配置されることを特徴とする請求項3に記載の手術器具。
- 前記照明部は、前記第1本体部の先端と前記第2本体部の先端との間の空間の中央部位を照明するように前記第2本体部の先端から後方に一定距離に離隔され、内側面に具備される電球またはLEDランプであることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
- 前記第1及び第2本体部の後端には、指を入れて把持できるように取っ手部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
- 前記第1本体部と前記第2本体部は、回転結合部によって回転自在に結合されることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
- 前記回転結合部は、前記第1本体部の中央部位に一体に形成され、一面の端部に一対の結合突起が形成される第1回転結合部と、前記第2本体部の中央部位に一体に形成され、前記第1回転結合部の一面と対向する面の端部に前記一対の結合突起が挿入されて、一定の回転角度の範囲内で回転するように結合される一対の結合溝が形成される第2回転結合部と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の手術器具。
- 先端の前面または内側面に吸込口が少なくとも一つ形成される第1本体部と、
前記第1本体部と交差して回転自在に結合され、先端から後方に一定距離に離隔されて内側面に形成された少なくとも1つの照明口を含む、第2本体部と、
手術中において患者の出血部位で発生する血液を前記吸込口を通じて吸い込むために前記第1本体部に内装される吸込管と、
前記第1本体部の内部に長手方向に長く形成されている吸込管挿入ホールであって、内部に前記吸込管が挿入されて内装されている、吸込管挿入ホールと、
前記照明口を通じて前記第1本体部と前記第2本体部との先端の間を照明するために前記第2本体部に内装される光繊維と、
前記第2本体部の内部に長手方向に長く形成されている光繊維挿入ホールであって、内部に前記光繊維が挿入されて内装されている、光繊維挿入ホールと、
前記吸込管に吸込力を提供する吸込装置と、
前記光繊維に光を提供する光源と、を含み、
前記吸込口の直径は、前記吸込管挿入ホールの直径より小さく形成されており、かつ、前記第1及び第2本体部の先端は、上向きまたは下向きに折り曲げられて形成されている
ことを特徴とする手術器具。
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