JP5026485B2 - 手術器具 - Google Patents

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Description

本発明は手術器具に関わり、より詳細には患者の生体組織を剥離するなどの手術に用いられる手術器具に関する。
一般的に、外科手術中には、軟部組織(soft tissue)を剥離(dissection)して、手術部位を手術者(operater)の希望する手術視野に入れる場合が多い。
しかし、生体組織は全て血液供給を受けて生存するため、どのような組織であれ、組織剥離を行うと出血が発生することになる。そうすると、出血の発生した部位を止血するために、既に出血したまたは出血中の血液を、手術補助者(assistant)が吸込器で迅速に除去して出血部位を確認した後、手術者が止血を行わなければならない。止血が完了すると、手術者は希望する手術視野に進むために、さらに深い組織に剥離を行うようになる。そうすると、再び出血が始まり、手術者と手術補助者は同じ作業を繰り返すようになり、組織剥離の手術視野が深くなると、出血のみならず劣悪な照明環境に接するようになる。
これは、手術視野が深くなると、手術室の天井に吊ってある無影灯(手術照明灯)の光が手術視野に到達しにくいためである。結果的に、組織剥離の深度が深くなるほど出血と劣悪な照明のせいで手術者は手術に困難を経験する場合が多く、迅速な止血が難しいため、手術中における患者の出血量が多くなり、手術時間が長くなり、最悪の場合には、劣悪な視野のせいで手術の目的に無関係な重要な他の臓器の損傷を誘発する恐れがある。このような結果は、患者の手術後の合併症や死亡率を増加させる原因となる。
本発明の属する技術分野に関わる参考先行文献は下記のようである。
韓国登録特許第10-0828135号 韓国登録特許第10-0592944号 韓国登録実用新案第20-0338068号
そこで、本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、患者の生体組織の手術時、暗くて深度の深い手術部位で発生する出血を吸い込み、照明を照らして、手術部位の視野を確保することによって、手術者が安全かつ迅速な手術を行うことが可能な、新規かつ改良された手術器具を提供することにある。
本発明の目的は、前記言及した目的に制限されることなく、言及しない更に他の目的は下記の記載から当業者に明確に理解されるはずである。
前記目的を達成するための本発明の手術器具は、先端に吸込口が少なくとも一つ形成される第1本体部と、前記第1本体部と交差して回転自在に結合される第2本体部と、手術中に患者の出血部位で発生する血液を前記吸込口を通じて吸い込むために前記第1本体部に具備される吸込部と、前記第1本体部と前記第2本体部との先端の間を照明するために前記第2本体部に具備される照明部と、を含むことができる。
また、前記吸込部は、前記吸込口と連結されるように前記第1本体部に内装される吸込管を含むことができる。
また、前記第1本体部の内部には、前記吸込管が挿入されて内装されるように吸込管挿入ホールが長手方向に長く形成されることが望ましい。
また、前記吸込口の直径は、前記吸込管挿入ホールの直径より小さく形成されることが望ましい。
また、前記吸込口は、前記第1本体部の先端の前面または内側面に形成されることが望ましい。
また、前記照明部は、前記第2本体部に内装され、光源で発生する光を光伝送して、前記第1本体部と前記第2本体部との先端の間を照射するようにガイドする光繊維を含むことができる。ここで、前記光源はLEDであることが望ましい。
また、前記第2本体部の内部には、前記光繊維が挿入されて内装されるように光繊維挿入ホールが長手方向に長く形成されることが可能である。
また、前記第2本体部には、前記光繊維の先端が露出する照明口が少なくとも一つ形成され、前記照明口は、前記第2本体部の先端から後方に一定距離に離隔され、内側面に形成されることが望ましい。
また、前記照明口に露出する前記光繊維は、前記第1本体部の先端と前記第2本体部の先端との間の空間の中央部位を照明するように配置されることが望ましい。
また、前記照明部は、前記第1本体部の先端と前記第2本体部の先端との間の空間の中央部位を照明するように、前記第2本体部の先端から後方に一定距離に離隔され、内側面に具備される電球またはLEDランプであることが望ましい。
また、前記第1及び第2本体部の先端は、上向きまたは下向きに折り曲げられて形成されることが望ましい。
また、前記第1及び第2本体部の後端には、指を入れて把持することができるように取っ手部が形成されてもよい。
なお、本発明で上下とは、回転方向に対して垂直の方向(垂直に沿った両方向)である。
また、前記第1本体部と前記第2本体部は、回転結合部によって回転自在に結合されることが可能である。ここで、前記回転結合部は、前記第1本体部の中央部位に一体に形成され、一面の端部に一対の結合突起が形成される第1回転結合部、及び前記第2本体部の中央部位に一体に形成され、前記第1回転結合部の一面と対向する面の端部に前記一対の結合突起が挿入されて、一定の回転角度の範囲内で回転自在に結合される一対の結合溝が形成される第2回転結合部、を含むことができる。
本発明の手術器具は、先端に吸込口が少なくとも一つ形成される第1本体部と、前記第1本体部と交差して、回転自在に結合されて先端に照明口が少なくとも一つ形成される第2本体部と、手術中に患者の出血部位で発生する血液を前記吸込口を通じて吸い込むために前記第1本体部に内装される吸込管と、前記照明口を通じて、前記第1本体部と前記第2本体部との先端の間を照明するために前記第2本体部に内装される光繊維と、前記吸込管に吸込力を提供する吸込装置と、前記光繊維に光を提供する光源と、を含むことができる。
その他、実施例の具体的な事項は、詳細な説明および図面に含まれている。
前記のような本発明の手術器具によると、手術時に暗くて出血の多い組織を剥離する時、手術部位で発生する出血を吸い込み、照明を照らして、組織剥離の深度の深い手術部位の視野を確保できるようになることによって、手術者は安全かつ迅速な手術を行うことができる。
また、全体的に小型の手術器具に、組織剥離、出血吸込、及び照明機能のような3つの機能を具備させて製作して、使用上便利性を提供する。
本発明の効果は、以上で言及した効果に制限されるのではなく、言及されていない更に他の効果は特許請求の範囲の記載から当業者に明確に理解されるはずである。
本発明の一実施例による手術器具を概略的に示した斜視図である。 図1に示した手術器具の分解斜視図である。 図1に示した第1本体部の側面図である。 図1に示した第2本体部の側面図である。 図1のA部分を裏面から見た拡大斜視図である。 図1のB部分を拡大して示した斜視図である。 図1のB部分の他の実施形態を示した斜視図である。 図1のC部分を裏面から見た拡大斜視図である。 本発明による手術器具の使用状態を説明するための例示図である。
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付する図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すると明確になるだろう。しかし本発明は、以下に開示される実施例に限定されるのではなく互いに異なる多様な形態に具現することができ、ただ本実施例は、本発明の開示が完全になるようにし、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるのであり、本発明は、請求項の範疇によって定義されるだけである。明細書の全体にかけて、同一の参照符号は同一の構成要素を示す。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態による手術器具を詳細に説明する。なお、本発明を説明することにおいて、連関する公知機能または構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
本発明で一貫して用いる「剥離(dissection)」とは、積層された生体組織の間または異種の生体組織の間を開くことを意味する。本実施例では、積層された生体組織の間または異種の生体組織の間に挿入して組織の間を開く生体組織剥離器の形態の手術器具を例示したが、これに限定されるのではなく、剥離器以外の形態を有する多様な手術器具にも適用することができる。
図1は、本発明の一実施例による手術器具を概略的に示した斜視図であり、図2は、図1に示した手術器具の分解斜視図であり、図3および図4は、図1に示した第1本体部および第2本体部の側面図であり、図5は、図1のA部分を裏面から見た拡大斜視図であり、図6は、図1のB部分を拡大して示した斜視図であり、図7は、図1のB部分の他の実施形態を示した斜視図であり、図8は、図1のC部分を裏面から見た拡大斜視図である。
図1〜図8に示したように、本発明の一実施例による手術器具は第1本体部110、第2本体部120、吸込部200、および照明部300などを含むことができる。
本発明の手術器具は、全体的にはさみ形状を有する組織剥離器で構成されることが可能である。
第1本体部110は、生体組織剥離の施行時、出血したまたは出血中にある血液または異物を吸い込むために先端に吸込口111が少なくとも一つ形成される。例えば、本実施例で吸込口111は、第1本体部110の先端の前面に1個111a、そして内側面に2〜3個(111b、111c、111d)ぐらい形成される構成を例示したが、これに限定されることなく多様な個数と形状を有することができる。吸込口111は、後述する吸込管挿入ホール110aと連通するように形成されて後述する吸込管210の先端と連結される。
第1本体部110の内部には、後述する吸込管210が挿入されて内装されるように吸込管挿入ホール110aが長手方向に長く形成される。本実施例では、吸込管挿入ホール110aが第1本体部110の長手方向に全体形成される構成を例示した。しかし、第1本体部110の先端から後述する第1回転結合部115までは、吸込管210が挿入されて完全に内装されるように、第1本体部110の内部中心を貫く吸込管挿入ホール110aを形成し、第1回転結合部115から第1本体部110の後端までは、吸込管210の外周の外側部分が固定されるように、第1本体部110の一側面に半球形の溝形態を有する吸込管固定溝(図示せず)を形成することもできる。また、吸込口111を通じて、吸込管挿入ホール110aに吸い込まれた出血または異物などの詰まりを防止するために、吸込管挿入ホール110aの直径を吸込口111の直径より大きく形成することが望ましい。また、吸込管挿入ホール110aは、第1本体部110の前端から後方に行くほど内径が拡大するように形成することもできる。
第2本体部120は、第1本体部110と交差して後述する回転結合部(115、125)により回転自在に結合される。
第2本体部120の内部には、後述する光繊維310が挿入されて内装されるように光繊維挿入ホール120aが長手方向に長く形成される。本実施例では、光繊維挿入ホール120aが第2本体部120の長手方向に全体形成される構成を例示した。しかし、第2本体部120の後述する照明口121から後述する第2回転結合部125までは、光繊維310が挿入されて完全に内装されるように、第2本体部120の内部中心を貫く光繊維挿入ホール120aを形成し、第2回転結合部125から第2本体部120の後端までは、光繊維310の外周の外側部分が固定されるように、第2本体部120の一側面に半球形の溝形態を有する光繊維固定溝(図示せず)を形成することもできる。
第2本体部120には、光繊維挿入ホール120aと連通するように形成されて光繊維310の先端が露出する照明口121が少なくとも一つ形成される。ここで、照明口121は、光繊維310が第1本体部110の先端と第2本体部120の先端との間の空間の中央部位を照明しうるよう、第2本体部120の先端から後方に一定距離に離隔して内側面に形成されることが望ましい。
第1本体部110と第2本体部120との先端は、生体組織の間を容易に開けるように、上向きまたは下向きに折り曲げられて形成されることが望ましい。また、第1本体部110と第2本体部120の後端には、指をそれぞれ入れて把持できるようにリング形態の取っ手部(113、123)を形成することができる。
第1本体部110と第2本体部120とは、回転結合部(115、125)によって回転自在に結合される。ここで、回転結合部は、第1回転結合部115と第2回転結合部125との相互回転自在な結合で構成される。
第1回転結合部115は、第1本体部110のほぼ中央部位にて、第1本体部110と一体に円形(円板形状)に形成され、その円板部分の一面の端部に一対の結合突起(115a、115b)が形成される。
第2回転結合部125は、第2本体部120のほぼ中央部位にて、第2本体部120と一体に円形(円板形状)に形成され、第1回転結合部115の一面と対向する面の端部には、一対の結合突起(115a、115b)が挿入されて、一定の回転角度、例えば、ほぼ0〜30°の回転角の範囲内で回転するように結合される一対の結合溝(125a、125b)が形成される。
吸込部200は、生体組織剥離などのような手術中に、患者の出血部位で発生する血液または異物などを吸込口111を通じて吸い込むために、第1本体部110に具備される。
吸込部200は、先端が吸込口111と連結されるように第1本体部110に挿入されて内装されるチューブ管形態の吸込管210を含む。吸込管210は、第1本体部110内に長手方向に長く形成された吸込管挿入ホール110aに挿入され、先端が吸込口111と連結され、後端が吸込管210に吸込力を提供する公知の吸込装置220と連結される。
照明部300は、第1本体部110と第2本体部120との先端の間を照明するために第2本体部120に具備される。
照明部300は、第2本体部120に挿入されて内装され、光源320で発生する光を光伝送して、第1本体部110と第2本体部120との先端の間を照射するようにガイドする光繊維310を含む。ここで、光源320は、光繊維310に光を提供しうる多様な形態の光発生装置を含むことができ、望ましくは発光ダイオード(LED)であってもよい。光繊維310は、第2本体部120内に形成された光繊維挿入ホール120aに挿入され、先端が第2本体部120の照明口121に露出し、後端が光源320と連結される。
照明口121に露出した光繊維310は、第1本体部110の先端と第2本体部120の先端との間の空間の中央部位を照明するように配置される。
本実施例で照明部300は、光繊維310で構成されることを例示したが、これに限定されることなく、図7に示したように、照明部300は、第1本体部110の先端と第2本体部120の先端との間の空間の中央部位を照明するように、第2本体部120の先端から後方に一定距離に離隔されて内側面に具備される電球またはLEDランプ311などで構成されることが可能である。
以下、図9を参照して、本発明の一実施例による手術器具の作動を具体的に説明する。
図9は、本発明による手術器具の使用状態を説明するための例示図である。
図9に示したように、手術者は、手術器具の取っ手部(113、123)に指を入れて把持した状態で手術器具を身体1の内部に進入させることになるものの、手術器具の両先端を下に向かせた状態で生体組織の間に入り込みながら、組織間隔を開ける組織剥離を行って、手術者が希望する手術部位に進入するようになる。この際、組織剥離などを行う過程で生体組織の間で出血が発生するようになるが、本発明による手術器具の第1本体部110に内装された吸込管210を用いて、手術中に患者の出血部位で発生する血液および異物などを吸込口111を通じて吸い込んで除去することによって手術視野を確保できるようになる。
また、手術者が希望する手術部位へ進入するために、手術器具をさらに深く進入させて組織剥離の手術部位が更に深くなると、暗いため、手術視野を確保しにくい。この際、本発明による手術器具の第2本体部120に内装された光繊維310を用いて光源320で発生する光を伝送して、第1本体部110の先端と第2本体部120の先端との間の空間の中央部位を照明することによって手術視野を確保しうるようになる。
即ち、本発明の手術器具は、手術時、暗くて出血の多い組織を剥離する時、手術部位で発生する出血を吸い込み、照明を照らして、組織剥離の深度の深い手術部位の視野を確保しうるようになることによって、手術者は安全かつ迅速な手術を行うことができる。
また、全体的に小型の手術器具に、組織剥離、出血吸込、及び照明機能のような3つの機能を備えるように製作して、使用上の便利性を提供する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の範囲は、前記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてそれの均等概念から導出されるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれることに理解すべきである。
110 第1本体部
111 吸込口
113、123 取っ手部
115 第1回転結合部
120 第2本体部
121 照明口
125 第2回転結合部
200 吸込部
210 吸込管
220 吸込装置
300 照明部
310 光繊維
320 光源

Claims (9)

  1. 先端の前面または内側面に吸込口が少なくとも一つ形成される第1本体部と、
    前記第1本体部と交差して回転自在に結合され、先端から後方に一定距離に離隔されて内側面に形成された少なくとも1つの照明口を含む第2本体部と、
    手術中において患者の出血部位で発生する血液を前記吸込口を通じて吸い込むために前記第1本体部に内装された吸込管を含む吸込部と、
    前記第1本体部の内部に長手方向に長く形成されている吸込管挿入ホールであって、内部に前記吸込管が挿入されて内装されている、吸込管挿入ホールと、
    前記第2本体部に内装され、光源で発生する光を光伝送して、前記第1本体部と前記第2本体部との先端間を照射するようにガイドする光繊維を含む照明部と、
    前記第2本体部の内部に長手方向に長く形成されている光繊維挿入ホールであって、内部に前記光繊維が挿入されて内装されている、光繊維挿入ホールと、
    を含み、
    前記吸込口の直径は、前記吸込管挿入ホールの直径より小さく形成されており、かつ、前記第1及び第2本体部の先端は、上向きまたは下向きに折り曲げられて形成されている
    ことを特徴とする手術器具。
  2. 前記光源は、LEDであることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
  3. 前記第2本体部には、前記光繊維の先端が露出する照明口が少なくとも一つ形成されることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
  4. 前記照明口に露出した前記光繊維は、前記第1本体部の先端と前記第2本体部の先端との間の空間の中央部位を照明するように配置されることを特徴とする請求項3に記載の手術器具。
  5. 前記照明部は、前記第1本体部の先端と前記第2本体部の先端との間の空間の中央部位を照明するように前記第2本体部の先端から後方に一定距離に離隔され、内側面に具備される電球またはLEDランプであることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
  6. 前記第1及び第2本体部の後端には、指を入れて把持できるように取っ手部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
  7. 前記第1本体部と前記第2本体部は、回転結合部によって回転自在に結合されることを特徴とする請求項1に記載の手術器具。
  8. 前記回転結合部は、前記第1本体部の中央部位に一体に形成され、一面の端部に一対の結合突起が形成される第1回転結合部と、前記第2本体部の中央部位に一体に形成され、前記第1回転結合部の一面と対向する面の端部に前記一対の結合突起が挿入されて、一定の回転角度の範囲内で回転するように結合される一対の結合溝が形成される第2回転結合部と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の手術器具。
  9. 先端の前面または内側面に吸込口が少なくとも一つ形成される第1本体部と、
    前記第1本体部と交差して回転自在に結合され、先端から後方に一定距離に離隔されて内側面に形成された少なくとも1つの照明口を含む、第2本体部と、
    手術中において患者の出血部位で発生する血液を前記吸込口を通じて吸い込むために前記第1本体部に内装される吸込管と、
    前記第1本体部の内部に長手方向に長く形成されている吸込管挿入ホールであって、内部に前記吸込管が挿入されて内装されている、吸込管挿入ホールと、
    前記照明口を通じて前記第1本体部と前記第2本体部との先端の間を照明するために前記第2本体部に内装される光繊維と、
    前記第2本体部の内部に長手方向に長く形成されている光繊維挿入ホールであって、内部に前記光繊維が挿入されて内装されている、光繊維挿入ホールと、
    前記吸込管に吸込力を提供する吸込装置と、
    前記光繊維に光を提供する光源と、を含み、
    前記吸込口の直径は、前記吸込管挿入ホールの直径より小さく形成されており、かつ、前記第1及び第2本体部の先端は、上向きまたは下向きに折り曲げられて形成されている
    ことを特徴とする手術器具。
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