JP5026013B2 - 無線端末及びハンドオーバ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アクセスポイントと無線を介して接続可能な無線端末におけるハンドオーバの技術に関する。
無線LAN(Local Area Network)を用いた通信システムでは、無線による通信と有線による通信を中継するアクセスポイント(以下、AP)と、このAPに対して無線を介して接続することにより通信を行うことができる無線端末と、を用いて通信を行うことができるようにされている。
そして、無線端末は、APからの電波の受信電力を測定し、移動等により受信電力が弱くなった場合には、より強い電波を受信することができるAPに接続を切り替えることで、ハンドオーバの技術を用いている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−244161号公報
従来の技術では、APから受信する電波の強さに基づいて、接続先のAPを変更するようにしているが、接続先のAPが過負荷状態となり、通信エラーが生じているような場合には、たとえ接続先のAPからの受信電波が強くても、他のAPに接続を切り替えた方が安定した通信を確保することができる場合が多い。
そこで、本発明は、通信エラーと受信電力に応じて、接続先を切り替える技術を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、通信における誤り率及び受信電力を測定し、これらの両方によって定まる閾値に基づいて、接続先のAPを切り替える技術を提供する。
例えば、本発明は、接続中の一のアクセスポイントから他のアクセスポイントに接続を切り替えることのできる無線端末であって、前記一のアクセスポイント及び前記他のアクセスポイントの受信電力を測定する受信電力測定部と、アクセスポイントの接続を切り替える切り替え部と、を備え、前記切り替え部は、前記一のアクセスポイントとの間の通信における誤り率を算出する誤り率算出処理と、前記誤り率に応じて異なる閾値を用いて、前記一のアクセスポイント及び前記他のアクセスポイントの受信電力からアクセスポイントの接続の切り替えを判断する切替判断処理と、を行うことを特徴とする無線端末を提供する。
以上のように、本発明によれば、接続先のAPからの受信電波が強くても通信エラーが多く生じている場合には、接続先のAPを切り替えることができる。
図1は、本発明の第一の実施形態である無線端末100の概略図である。
図示するように、無線端末100は、無線部110と、通信端末部140と、を備えている。
無線部110は、アンテナ111と、RF(Radio Frequency)部112と、受信電力測定部113と、ベースバンド部114と、MAC(Media Access Controller)部115と、IF(InterFace)部116と、記憶部120と、制御部130と、を備えている。
RF部112は、アンテナ111を介した無線周波数での信号の送受信処理、並びに、ベースバンド部114から入力される信号及びベースバンド部114へ出力する信号の周波数変換を行う。
受信電力測定部113は、RF部112を介して、アンテナ111で受信したAPからの電波の強さを受信電力として測定し、受信電力を測定した電波を送信したAPを識別する情報とともに、後述する制御部130に送る。ここで、APを識別する情報としては、MACアドレスやESSID(Extended Service Set IDentifier)を用いればよい。
なお、受信電力測定部113では、無線端末100が接続しているAPばかりでなく、他のAPからの信号(例えば、ビーコン信号)の受信電力も測定し、受信電力を測定した電波を送信したAPを識別する情報とともに、後述する制御部130に送る。
ベースバンド部114は、RF部112から送られてきたベースバンド信号を復調して、元のMACPDU(MAC Protocol Data Unit)を復元し、後述するMAC部115に送る。
また、ベースバンド部114は、後述するMAC部115から得られたMACPDUを変調してベースバンド信号を生成し、RF部112に送る。
ここで、ベースバンド部114は、RF部112に送ったベースバンド信号に対応する確認信号であるACK信号の受信を監視しており、必要なACK信号が所定の時間内に受信されない場合には、必要に応じて、ベースバンド信号の再送を行う。
なお、ベースバンド部114におけるACK信号の受信の有無については、後述する制御部130に送られ、管理されている。
MAC部115は、ベースバンド部114から得られるMACPDUからの制御情報を解析してMACプロトコルに従った処理を行い元のIPパケットを復元し、復元したIPパケットをIF部116に送る。
そして、MAC部115は、MACプロトコルに従って、MACPDUの誤り検出(パリティチェック)を行い、通信エラーの有無を検出する。
なお、MAC部115における誤り検出の結果については、後述する制御部130に送られ管理されている。
また、MAC部115は、IF部116から得られるIPパケットにMACヘッダを付加する等のMAC処理を行いMACPDUを生成して、ベースバンド部114に送る。
IF部116は、MAC部115から得られるIPパケットから元の情報を復元して、後述する通信端末部140に送る。
また、IF部116は、後述する通信端末部140から得られる情報をIPパケットにして、MAC部115に送る。
記憶部120は、帰属元AP記憶領域121を有している。
帰属元AP記憶領域121には、無線端末100が現在接続しているAPの直前に接続していたAPを特定する情報を所定の期間記憶されている。
ここで、APを識別する情報としては、MACアドレスやESSIDを用いればよい。
また、APを識別する情報の記憶期間については、適宜選択すればよく、本実施形態では、30秒間記憶するようにしている。なお、この期間が短いと多数のハンドオーバが発生し、さらに元のAPに過負荷を発生させる可能性がある。逆に長すぎると過負荷が解消された後にも受信電力が比較的小さいAPに接続し続け、通信が劣化し続ける可能性がある。
制御部130は、通信処理部131と、ハンドオーバ制御部132と、を有している。
通信処理部131は、無線部110全体の処理を制御する。
ハンドオーバ制御部132は、ベースバンド部114から得られるACK信号の有無に関する情報及びMAC部115から得られる通信エラーの有無に関する情報から誤り率を算出して、算出した誤り率と、受信電力測定部113から得られるAPからの電波の受信電力と、に基づいてハンドオーバの要否及びハンドオーバの可否を判断して、ハンドオーバが必要でハンドオーバが可能である場合に可能と判断されたAPにハンドオーバを行う。
具体的には、まず、ハンドオーバ制御部132は、ベースバンド部114から得られるACK信号の有無に関する情報を所定の期間集計して、送信パケット数Nに対するACK信号の返信回数Mから、下記の(1)式で送信誤り率ESを算出する。
Figure 0005026013
次に、ハンドオーバ制御部132は、MAC部115から得られる誤り検出の有無に関する情報を所定の期間集計して、受信パケット数Kに対する誤りが検出されたパケット数Pから、下記の(2)式で送信誤り率ERを算出する。
Figure 0005026013
そして、ハンドオーバ制御部132は、算出した送信誤り率ESと受信誤り率ERとを平均化することで、所定期間における誤り率Eを算出する。なお、ここでは、送信誤り率ESと受信誤り率ERとの算術平均(相加平均)を使用しているが、このような態様に限定されるわけではなく、他の平均化方法を適宜採用することが可能である。
次に、ハンドオーバ制御部132は、以上のようにして算出した誤り率Eと、受信電力測定部113から得られる帰属APの受信電力と、に基づいて、APの切り替えの要否を判断する。
具体的には、下記の(a)から(c)の判断基準で判断する。
(a)帰属APから受信した電波の受信電力が、予め定められた閾値(PW1)以下の場合には、APの切り替えが必要と判断する。
これは、帰属APの受信電力が小さいと伝送誤りやパケットロスが多発し、通信が劣化して使用に耐えないためである。従って、閾値(PW1)は、通信の劣化により使用に耐え得るか否かにより適宜決定すればよい。
(b)誤り率Eが、予め定められた閾値(E1)以上の場合には、APの切り替えが必要と判断する。
これは、誤り率が大きいと、通信が劣化して使用に耐えないためである。従って、この閾値(E1)についても、通信の劣化により使用に耐え得るか否かにより適宜決定すればよい。
(c)帰属APから受信した電波の受信電力が予め定められた閾値(PW1)よりも大きく、また、誤り率Eが予め定められた閾値(E1)よりも小さい場合でも、誤り率E毎の帰属APの受信電力が、誤り率Eが大きくなるにつれて大きくなる閾値(PW2)以下の場合には、APの切り替えが必要と判断する。
ここで、PW2は、誤り率Eが大きくなるにつれて大きくなるように適宜決定すればよいが、PW2≧PW1となるようにする。
以上の判断基準を図2に示すグラフを用いて説明する。
図2は、横軸に誤り率E、縦軸に帰属APの受信電力をとったグラフである。
そして、受信電力の閾値PW1を示す点線160と、誤り率Eの閾値を示す点線161と、誤り率Eの増加に伴って増加する閾値PW2を示す一点鎖線162と、が描かれており、誤り率E毎の受信電力が、これらの点線160、161及び一点鎖線162の右下方にある場合には、APの切り替えが必要と判断する。
なお、図2では、誤り率Eの増加に伴って増加する閾値PW2を示す一点鎖線162を直線で示しているが、このような態様に限定されるわけではなく、曲線で表されるようにしてもよい。
次に、ハンドオーバ制御部132は、ハンドオーバが必要と判断した場合には、受信電力測定部113から得られる帰属AP及び他のAPの受信電力と、誤り率Eと、から、ハンドオーバの可否について判断する。
具体的には、下記の(d)から(f)の判断基準で判断する。
(d)誤り率Eが、予め定められた閾値(E2)以下の場合には、他のAPの受信電力が、帰属APの受信電力よりも一定値(β)以上大きい場合に、当該他のAPへの切り替えが可能と判断する。即ち、(帰属APの受信電力)+βの値が、閾値となる。
ここで、本実施形態においては、誤り率の閾値E2=5%としているが、このような態様に限定されるわけではない。この点、無線通信において通常一般に生じる誤り率の場合に(d)の判断基準を適用するものとしているため、そのような範囲で、閾値E2を適宜選択すればよい。
また、一定値βについても、本実施形態ではβ=6dBに設定しているが、この値についても通常のハンドオーバ制御で帰属APの受信電力に加算するバイアスとして適当なものを適宜選択すればよい。
(e)誤り率Eが、予め定められた閾値(E3)以上の場合には、帰属APの受信電力によらずに、他のAPの受信電力が予め定められた閾値(PW3)よりも大きい場合に、当該他のAPへの切り替えが可能と判断する。
ここで、本実施形態においては、誤り率Eの閾値E3=10%としているが、この値についてもE3>E2の範囲で適宜選択可能である。
また、他のAPの受信電力の閾値であるPW3についても他の受信電力からの無線信号を正常に受信できる範囲で適宜選択可能である。
(f)誤り率Eが、予め定められた閾値E2とE3の間にある場合には、誤り率毎に帰属APの受信電力に対する他のAPの受信電力の閾値PW4が、誤り率が高まるにつれて徐々に低くなるようにし、他のAPの受信電力がこの閾値PW4以上である場合に、当該他のAPに切り替え可能と判断する。
なお、誤り率が大きくなるにつれて低くなる閾値PW4の低くなる割合については、適宜選択すればよい。
以上の判断基準を図3のグラフを用いて説明する。
図3のグラフは、横軸に帰属APの受信電力、縦軸に他のAPの受信電力をとったグラフである。
そして、誤り率Eが閾値E2以下の場合には、他のAPの受信電力が図3の点線163よりも左上にあるときに、当該他のAPに切り替え可能と判断される。
また、誤り率Eが閾値E3以上の場合には、他のアクセスポイントの受信電力が、閾値PW3を示す点線164よりも大きいときに、切り替え可能と判断する。
さらに、誤り率Eが閾値E2<E<閾値E3の場合には、帰属APに対する他のAPの受信電力の閾値であるPW4が、誤り率Eが高まるにつれて低くなるようにする。
この点、図3においては、この閾値PW4は、下記の(3)式により表される。
Figure 0005026013
ここで、(3)式は、図示されているように、閾値PW3と点線163との交点を軸として、誤り率Eが高まるにつれて傾きが小さくなり、E=E3で点線164と重なるようになっている。
以上のようにして、ハンドオーバ制御部132は、帰属APの切り替えが必要で、他のAPに切り替えが可能と判断した場合には、切り替えが可能と判断された他のAPのうち、帰属元AP記憶領域121に記憶されていないものであって、受信電力が最大ものに接続を切り替える。
なお、ハンドオーバ制御部132は、APの接続を切り替えた場合には、切り替え元のAPを識別する情報(例えば、MACアドレス又はESSID)を帰属元AP記憶領域121に記憶するとともに、所定の時間(本実施形態では、30秒)が経過したら、記憶したAPを識別する情報を削除する。
通信端末部140は、無線部110を介して送受信する情報を生成し、処理する。
以上のように構成される無線端末100におけるハンドオーバ処理を図4に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、ハンドオーバ制御部132は、ベースバンド部114から得られるACK信号の有無に関する情報及びMAC部115から得られる通信エラーの有無に関する情報から誤り率を算出し、算出した誤り率と、受信電力測定部113から得られるAPからの電波の受信電力と、に基づいて上述の(a)から(c)の判断基準により、帰属APの切り替えが必要か否かを判断し(S10)、必要ではないと判断した場合には処理を終了する。
また、ステップS10で、切り替えが必要と判断した場合には、受信最大電力を初期化する(S11)。ここでは、受信最大電力の初期値として「−無限大」とする。
次に、まだ選択されていない他のAPを一つ選択して(S12)、上述の(d)から(f)の判断基準により、切り替えが可能かどうか判断する(S13)。
そして、ステップS13で切り替えが可能ではないと判断した場合には、ステップS17に進み、ステップS13で切り替えが可能と判断した場合には、ステップS14に進む。
ステップS14では、切り替えが可能と判断されたAPは、直前に接続されたものではないか、記憶部120の帰属元AP記憶領域121に記憶されている情報を参照することにより確認し(S14)、直前に接続したものである場合にはステップS17に進む。
一方、ステップS14で、選択されたAPが直前に接続されたものではない場合には、選択したAPの受信電力が受信最大電力よりも大きいか否かが確認され(S15)、選択したAPの受信電力が受信最大電力よりも小さい場合には、ステップS17に進む。
一方、ステップS15で選択したAPの受信電力が受信最大電力よりも大きい場合には、選択したAPを切り替え候補に登録し、受信最大電力を選択したAPの受信電力と入れ替える(S16)。
そして、まだ選択されていない他のAPがあるか否かを確認して(S17)、他のAPがある場合には、ステップS12からステップS16の処理を繰り返す。
ステップS17において選択されていない他のAPがない場合には、切り替え候補に登録されたAPがあるか否かを確認し(S18)、切り替え候補に登録されたAPがない場合には処理を終了し、切り替え候補に登録されたAPがある場合には、ハンドオーバ制御部132は、切り替え候補に登録されたAPに接続先を切り替える(S19)。
以上のように、本発明によれば、無線端末100で計測することのできる誤り率により、APの切り替えの要否と可否とを判断するための閾値を変えることができるため、例えば、一つのAPに無線端末の接続が集中したような場合に、無線端末100が自律的に接続先を切り替えて負荷分散を行うことが可能となる。
なお、以上に記載した実施形態においては、APの可否を判断する際に、誤り率Eが閾値E2<E<閾値E3の場合には、帰属APに対する他のAPの受信電力の閾値であるPW4を示す線が図3のように、PW3と点線163の交点を軸にして、誤り率Eが高まるにつれて低くなる(傾きが小さくなる)ように形成されているが、このような態様に限定されるわけではなく、例えば、図5に示すように、点線163と縦軸との交点を軸に、誤り率Eが高まるにつれて低くなる(傾きが小さくなる)ように形成することも可能であるし、また、図6に示すように、点線163と横軸との交点を軸に、誤り率Eが高まるにつれて低くなる(傾きが小さくなる)ように形成することも可能である。
図7は、本発明の第二の実施形態である無線端末200の概略図である。
図示するように、無線端末200は、無線部210と、通信端末部140と、を備えている。
無線部210は、アンテナ111と、RF部112と、受信電力測定部113と、ベースバンド部114と、MAC部115と、IF部116と、記憶部120と、制御部230と、を備えており、本実施形態と第一の実施形態を比較すると制御部230のハンドオーバ制御部232が異なっているため、以下この異なっている点に関連する事項について説明する。
第一の実施形態におけるハンドオーバ制御部132は、帰属APからの切り替えの要否と、他のAPへの切り替えの可否と、複数の判断基準により判断しているが、本実施形態におけるハンドオーバ制御部232は、帰属APからの切り替えの要否と、他のAPへの切り替えの可否と、をそれぞれ一つの判断基準により判断している。
ここで、本実施形態におけるハンドオーバ制御部232は、受信電力測定部113から得られる帰属APの受信電力と、誤り率Eと、から、帰属APからのハンドオーバの要否を以下の(g)の判断基準により判断を行っている。
(g)帰属APからの受信電力が予め定めた閾値PW5以上の場合には、接続の切り替えは行わない。
これは、帰属APから受信される電波がある程度の強度を有している場合には、通信エラーも少なく安定した無線通信が可能だからである。従って、この閾値PW5については、安定した無線通信が可能か否かの観点から適宜定めればよい。
但し、この閾値PW5については、誤り率Eが高まるにつれて増加する変数γを加算することにより、誤り率Eが高まるにつれて高まるようになっている。
なお、誤り率Eが高まるにつれてどの程度変数γも高まるようにするかは、誤り率Eとの関係でどの程度負荷分散が必要かの観点から適宜定めることができる。
そして、本実施形態におけるハンドオーバ制御部232は、受信電力測定部113から得られる帰属AP及び他のAPの受信電力と、誤り率Eと、から、帰属APからのハンドオーバの可否を以下の(h)の判断基準により判断を行っている。
(h)他のAPの受信電力が、帰属APの受信電力よりも一定値(β)以上大きい場合に、当該他のAPへの切り替えが可能と判断する。
但し、誤り率Eが高まるにつれて高まる変数γを帰属APの受信電力から減算することで、誤り率Eが高まるにつれて、他のAPに切り替えることができるか否かの閾値が低くなるようにしている。
なお、誤り率Eが高まるにつれてどの程度変数γも高まるようにするかは、誤り率Eとの関係でどの程度負荷分散が必要かの観点から適宜定めることができる。
以上に記載した(g)の判断基準と(h)の判断基準を示したのが図8のグラフである。
図8は、縦軸に他のAPの受信電力をとり、横軸に帰属APの受信電力をとったグラフである。
まず、ハンドオーバ制御部232は、帰属APから受信した電波の受信電力がPE5以下の場合に、帰属APからの切り替えが必要と判断する。これは、図8のグラフにおいて、縦に伸びる点線165及び166によって示されている。
なお、この判断を行う場合の閾値PW5には、誤り率Eが高まるにつれて高まる変数γが加算されているため、誤り率Eが高まるにつれて、点線165から点線166のように徐々に高まるようになっている。
そして、ハンドオーバ制御部232は、帰属APからの切り替えが必要と判断した場合には、他のAPの受信電力が帰属APの受信電力よりも一定値βよりも大きい場合に、切り替えが可能と判断するが、誤り率Eが高まるにつれて帰属APから減算する変数γも高まるようになっているため、誤り率Eが高まるにつれて、図8の点線167から一点鎖線168のように、閾値が徐々に低くなるようになっている。
以上のように構成される無線端末200におけるハンドオーバ処理を図9に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、ハンドオーバ制御部232は、ベースバンド部114から得られるACK信号の有無に関する情報及びMAC部115から得られる通信エラーの有無に関する情報から誤り率を算出し、算出した誤り率から、変数γを算出する(S20)。
そして、帰属APの受信電力が閾値PW5以上か否かを判断し(S21)、帰属APの受信電力が閾値PW5以上の場合には、処理を終了する。
一方、帰属APの受信電力が閾値PW5よりも小さい場合には、帰属APの切り替えが必要と判断し、受信最大電力を初期化する(S22)。ここでは、受信最大電力の初期値として「−無限大」とする。
次に、まだ選択されていない他のAPを一つ選択して(S23)、選択したAPの受信電力が受信最大電力よりも大きいか否かが確認され(S24)、選択したAPの受信電力が受信最大電力よりも小さい場合には、ステップS27に進む。
一方、ステップS24で、選択したAPの受信電力が受信最大電力よりも大きい場合には、選択されたAPが、直前に接続されたものではないか、記憶部120の帰属元AP記憶領域121に記憶されている情報を参照することにより確認し(S25)、直前に接続したものである場合にはステップS27に進む。
一方、ステップS25で、選択されたAPが直前に接続されたものではない場合には、選択したAPを切り替え候補に登録し、受信最大電力を選択したAPの受信電力と入れ替える(S26)。
そして、まだ選択されていない他のAPがあるか否かを確認して(S27)、他のAPがある場合には、ステップS23からステップS26の処理を繰り返す。
ステップS27で、選択されていない他のAPがない場合には、切り替え候補に登録されたAPが上述の(h)の判断基準で、切り替えを行うことができるか否かを判断し(S28)、切り替えを行うことができない場合には処理を終了し、切り替えを行うことができる場合には、ステップS29に進んで、ハンドオーバ制御部132は、切り替え候補に登録されたAPに接続先を切り替える(S29)。
なお、以上に記載した実施形態においては、誤り率Eが高まるにつれて高まる変数γを用いているが、このような態様に限定されず、例えば、γを一定値とし、誤り率Eが所定値に達した場合に、このようなγの値を閾値PW5に加算したり、帰属APの受信電力から減算したりするようにしてもよい。
以上に記載した実施形態においては、送信誤り率ESと受信誤り率ERとを平均化することで、所定期間における誤り率Eを算出しているが、このような態様に限定されず、例えば、例えば、送信誤り率ES及び受信誤り率ERの何れか一方を誤り率として使用してもよい。
また、送信誤り率ES及び受信誤り率ERの何れか一方、または、これらの平均値を測定した時間で平均化することにより瞬時値を求めて、この瞬時値を誤り率とすることも可能である。
さらに、送信誤り率ES、受信誤り率ER、これらの平均値、および、瞬時値、の何れか最小のものを誤り率として使用することも可能である。
なお、誤り率として瞬時値を使用する場合には、上述の(a)から(c)又は(g)の判断基準において、誤り率が急増した場合には(増加率につき所定の閾値を定めておくことで判断)、その時点で切り替えが必要と判断するようにしてもよい。
また、以上に記載した実施形態においては、直前に接続したAPには一定の期間(30秒間)が経過するまで、再接続されないようにされているが、このような態様に限定されるわけではなく、例えば、直前に帰属したAP以外の全てのAPからの受信電力が予め定められた閾値以下となっているような場合には、当該一定の期間が経過する前であっても直前に帰属したAPに接続を切り替えることができるようにしてもよい。
第一の実施形態である無線端末100の概略図。 横軸に誤り率E、縦軸に帰属APの受信電力をとったグラフ。 横軸に帰属APの受信電力、縦軸に他のAPの受信電力をとったグラフ。 無線端末100におけるハンドオーバ処理を示すフローチャート。 横軸に帰属APの受信電力、縦軸に他のAPの受信電力をとったグラフ。 横軸に帰属APの受信電力、縦軸に他のAPの受信電力をとったグラフ。 第二の実施形態である無線端末200の概略図。 縦軸に他のAPの受信電力をとり、横軸に帰属APの受信電力をとったグラフ。 無線端末200におけるハンドオーバ処理を示すフローチャート。
符号の説明
100、200 無線端末
110、210 無線部
111 アンテナ
112 RF部
113 受信電力測定部
114 ベースバンド部
115 MAC部
116 IF部
120 記憶部
121 帰属元AP記憶領域
130、230 制御部
131、231 通信処理部
132 ハンドオーバ制御部
140 通信端末部

Claims (16)

  1. 一のアクセスポイントから他のアクセスポイントに接続を切り替えることのできる無線端末であって、
    前記一のアクセスポイント及び前記他のアクセスポイントの受信電力を測定する受信電力測定部と、
    アクセスポイントの接続を切り替える切り替え制御部と、
    を備え、
    前記切り替え制御部は、
    前記一のアクセスポイントとの間の通信における誤り率を算出する誤り率算出処理と、
    前記誤り率に応じて異なる閾値を用いて、前記一のアクセスポイント及び前記他のアクセスポイントの受信電力からアクセスポイントの接続の切り替えを判断する切替判断処理と、
    を行うことを特徴とする無線端末。
  2. 請求項1に記載の無線端末であって、
    前記切替判断処理は、
    前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であるか否かを判断する第一の判断処理と、
    前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができるか否かを判断する第二の判断処理と、
    からなることを特徴とする無線端末。
  3. 請求項2に記載の無線端末であって、
    前記第一の判断処理は、
    前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、予め定められた第一の閾値以下の場合には、前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であると判断する判断基準と、
    前記誤り率が、予め定められた第二の閾値以上の場合には、前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であると判断する判断基準と、
    前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が予め定められた第一の閾値よりも大きく、前記誤り率が予め定められた第二の閾値よりも小さい場合には、前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記誤り率が増加するに応じて増加する第三の閾値以下であるときに、前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であると判断する判断基準と、
    の何れかにより判断すること、
    を特徴とする無線端末。
  4. 請求項2又は3に記載の無線端末であって、
    前記第二の判断処理は、
    前記誤り率が、予め定めた第四の閾値以下の場合には、前記他のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力に応じて定められる第五の閾値以上のときに、前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができると判断する判断基準と、
    前記誤り率が、予め定められた第六の閾値以上の場合には、前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができると判断する判断基準と、
    前記誤り率が、前記第四の閾値よりも大きく、前記第六の閾値よりも小さい場合には、前記他のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記誤り率が増加するに応じて低下する第七の閾値以上であるときに、前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができると判断する判断基準と、
    の何れかにより判断すること、
    を特徴とする無線端末。
  5. 請求項2に記載の無線端末であって、
    前記第一の判断処理は、
    前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記誤り率が増加するに応じて増加する第八の閾値以下である場合に、前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であると判断すること、
    を特徴とする無線端末。
  6. 請求項2又は5に記載の無線端末であって、
    前記第二の判断処理は、
    前記他のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記誤り率が増加するに応じて低下する第九の閾値以上であるときに、前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができると判断すること、
    を特徴とする無線端末。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の無線端末であって、
    前記切り替え部は、送信パケットに対する確認信号を受信した回数、および、受信パケットの誤り検出符号により誤りが検出された回数、の少なくとも何れか一方から誤り率を算出すること、
    を特徴とする無線端末。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の無線端末であって、
    前記一のアクセスポイントの前に接続していたアクセスポイントを識別するための識別情報を記憶する記憶部を備え、
    前記切り替え部は、前記他のアクセスポイントが前記記憶部に記憶されている前記識別情報により識別されるアクセスポイントに一致する場合には、当該他のアクセスポイントを切り替え先のアクセスポイントから除外すること、
    を特徴とする無線端末。
  9. 一のアクセスポイントから他のアクセスポイントに接続を切り替えることのできる無線端末におけるハンドオーバ方法であって、
    前記一のアクセスポイント及び前記他のアクセスポイントの受信電力を測定する受信電力測定過程と、
    アクセスポイントの接続を切り替える切り替え過程と、
    を備え、
    前記切り替え過程には、
    前記一のアクセスポイントとの間の通信における誤り率を算出する誤り率算出過程と、
    前記誤り率に応じて異なる閾値を用いて、前記一のアクセスポイント及び前記他のアクセスポイントの受信電力からアクセスポイントの接続の切り替えを判断する切替判断過程と、
    が含まれることを特徴とするハンドオーバ方法。
  10. 請求項9に記載のハンドオーバ方法であって、
    前記切替判断過程は、
    前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であるか否かを判断する第一の判断過程と、
    前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができるか否かを判断する第二の判断過程と、
    からなることを特徴とするハンドオーバ方法。
  11. 請求項10に記載のハンドオーバ方法であって、
    前記第一の判断過程は、
    前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、予め定められた第一の閾値以下の場合には、前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であると判断する判断基準と、
    前記誤り率が、予め定められた第二の閾値以上の場合には、前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であると判断する判断基準と、
    前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が予め定められた第一の閾値よりも大きく、前記誤り率が予め定められた第二の閾値よりも小さい場合には、前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記誤り率が増加するに応じて増加する第三の閾値以下であるときに、前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であると判断する判断基準と、
    の何れかにより判断すること、
    を特徴とするハンドオーバ方法。
  12. 請求項10又は11に記載のハンドオーバ方法であって、
    前記第二の判断過程は、
    前記誤り率が、予め定めた第四の閾値以下の場合には、前記他のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力に応じて定められる第五の閾値以上のときに、前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができると判断する判断基準と、
    前記誤り率が、予め定められた第六の閾値以上の場合には、前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができると判断する判断基準と、
    前記誤り率が、前記第四の閾値よりも大きく、前記第六の閾値よりも小さい場合には、前記他のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記誤り率が増加するに応じて低下する第七の閾値以上であるときに、前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができると判断する判断基準と、
    の何れかにより判断すること、
    を特徴とするハンドオーバ方法。
  13. 請求項10に記載のハンドオーバ方法であって、
    前記第一の判断過程は、
    前記一のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記誤り率が増加するに応じて増加する第八の閾値以下である場合に、前記一のアクセスポイントからの切り替えが必要であると判断すること、
    を特徴とするハンドオーバ方法。
  14. 請求項10又は13に記載のハンドオーバ方法であって、
    前記第二の判断過程は、
    前記他のアクセスポイントから受信した電波の受信電力が、前記誤り率が増加するに応じて低下する第九の閾値以上であるときに、前記一のアクセスポイントから前記他のアクセスポイントに切り替えることができると判断すること、
    を特徴とするハンドオーバ方法。
  15. 請求項9乃至14の何れか一項に記載のハンドオーバ方法であって、
    前記切り替え過程では、送信パケットに対する確認信号を受信した回数、および、受信パケットの誤り検出符号により誤りが検出された回数、の少なくとも何れか一方から誤り率を算出すること、
    を特徴とするハンドオーバ方法。
  16. 請求項9乃至15の何れか一項に記載のハンドオーバ方法であって、
    前記一のアクセスポイントの前に接続していたアクセスポイントを識別するための識別情報を記憶する記憶過程を備え、
    前記切り替え過程では、前記他のアクセスポイントが前記記憶されている識別情報により識別されるアクセスポイントに一致する場合には、当該他のアクセスポイントを切り替え先のアクセスポイントから除外すること、
    を特徴とするハンドオーバ方法。
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