JP5023468B2 - 缶又は缶蓋用表面処理金属板およびその製造方法、ならびに缶又は缶蓋用樹脂被覆金属板、金属缶および缶蓋 - Google Patents

缶又は缶蓋用表面処理金属板およびその製造方法、ならびに缶又は缶蓋用樹脂被覆金属板、金属缶および缶蓋 Download PDF

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本発明は、主に缶などの容器に加工して用いられる金属板、特にプラスチックフィルムなどの樹脂との密着性(以後、樹脂密着性と呼ぶ)に優れる表面処理金属板およびその製造方法、ならびにこの表面処理金属板に有機樹脂が被覆された樹脂被覆金属板、それを用いた金属缶および缶蓋に関する。
飲料缶、食品缶、ペール缶や18リットル缶などの各種金属缶には、錫めっき鋼板やティンフリー鋼板と呼ばれる電解クロム酸処理鋼板などの金属板が用いられている。なかでも、ティンフリー鋼板は、6価クロムを含む浴中で鋼板を電解処理することにより製造され、塗料などとの優れた樹脂密着性を有していることに特長がある。
近年、環境に対する意識の高まりから、世界的に6価クロムの使用が規制される方向に向かっており、製造に6価クロム浴を用いるティンフリー鋼板に対しても代替材が求められている。クロムを用いないティンフリー鋼板の代替材として、例えば特許文献1には、タングステン酸溶液中で電解処理が施された容器用鋼板が開示されている。また、特許文献2には、表面にリン酸塩層が形成された容器用表面処理鋼板が開示されている。さらに、特許文献3には、Sn、Niの1種以上を含む表面処理層を有し、その上にタンニン酸または酢酸の1種以上およびTiまたはZrまたはそれらの化合物の1種以上を含んだフェノール構造を有する樹脂皮膜を施す容器用鋼板が提案されている。
一方、各種金属缶は、従来より、ティンフリー鋼板などの金属板に塗装を施した後に、缶体に加工して製造されていたが、近年、製造に伴う廃棄物の抑制のために、塗装に代わってプラスチックフィルムなどの樹脂をラミネートしたラミネート金属板(樹脂被覆金属板)を缶体に加工する方法が多用されるようになっている。このラミネート金属板には、樹脂と金属板が強く密着していることが必要であり、特に飲料缶や食品缶として用いられるラミネート金属板には、内容物の充填後にレトルト殺菌工程を経る場合があるため、高温の湿潤環境でも樹脂が剥離することのない強い樹脂密着性が要求される。
特開2004-285380号公報 特開2001-220685号公報 特開2002-355921号公報
しかしながら、特許文献1に記載のタングステン酸溶液中で電解処理が施された容器用鋼板、特許文献2に記載の表面にリン酸塩層が形成された容器用表面処理鋼板を用いたラミネート鋼板、および特許文献3に記載のフェノール構造を有する樹脂皮膜を施す容器用鋼板では、いずれもレトルト殺菌工程における樹脂密着性が不十分である。
本発明は、クロムを用いず、樹脂密着性に優れ、ティンフリー鋼板の代替材となり得る表面処理金属板およびその製造方法、ならびにこの表面処理金属板に有機樹脂が被覆された樹脂被覆金属板、それを用いた金属缶および缶蓋を提供することを目的とする。
本発明者らは、クロムを用いず、樹脂密着性に優れる表面処理金属板について鋭意研究を重ねた結果、表面にTi、FおよびOを含む皮膜を形成することにより極めて優れた樹脂密着性が得られることを見出した。
本発明は、このような知見に基づきなされたもので、鋼板の少なくとも片面に、フッ化チタン酸カリウムを含む水溶液中、または、フルオロチタン酸イオンおよびフッ素塩を含む水溶液中で陰極電解処理により形成した、付着量が片面あたりTi換算で3〜200mg/m2である、Ti、FおよびOを含む皮膜を有することを特徴とする缶又は缶蓋用表面処理鋼板を提供する。
本発明は、また、本発明の缶又は缶蓋用表面処理鋼板の前記皮膜を有する面に、有機樹脂が被覆されている缶又は缶蓋用樹脂被覆鋼板、それを用いた缶および缶蓋を提供する。
本発明の缶又は缶蓋用表面処理鋼板は、フッ化チタン酸カリウムを含む水溶液中で鋼板を陰極電解処理する方法、またはフルオロチタン酸イオンおよびフッ素塩を含む水溶液中で鋼板を陰極電解処理する方法により製造することが好ましい。
本発明により、クロムを用いず、樹脂密着性に優れる表面処理金属板を製造できるようになった。本発明の表面処理金属板は、これまでのティンフリー鋼板の代替材として問題なく、有機樹脂を被覆して樹脂被覆金属板とし、金属缶や缶蓋に加工しても、樹脂の剥離が全く起こらず加工できる。
1)表面処理金属板
本発明の表面処理金属板では、金属板の少なくとも片面に、Ti、FおよびOを含む皮膜が形成されている。
金属板としては、一般的な缶用の鋼板、アルミニウム板、アルミニウム合金板などを用いることができる。
金属板表面に形成されたTi、FおよびOを含む皮膜は、下地金属板と強固に結合し、金属板に耐食性を付与するとともに、樹脂密着性を向上させる。
Ti、FおよびOを含む皮膜の付着量は、片面あたりTi換算で、3mg/m2未満だと樹脂との密着性改善の効果が不十分であり、200mg/m2を超えると更なる密着性の向上が望めず、コスト高となるので、3〜200mg/m2であることが好ましい。なお、Ti付着量の測定は、蛍光X線による表面分析により行うことができる。また、F、O量については、特に規定しないが、XPSによる表面分析でその存在を確認することができる。
Ti、FおよびOを含む皮膜の形成方法としては、フルオロチタン酸イオンを含む水溶液中で金属板を陰極電解処理または浸漬処理する方法、またはフルオロチタン酸イオンおよびフッ素塩を含む水溶液中で金属板を陰極電解処理または浸漬処理する方法等が好適である。フルオロチタン酸イオンを与える化合物としては、フッ化チタン酸、フッ化チタン酸アンモニウム、フッ化チタン酸カリウムなどを用いることができる。フッ素塩としては、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化銀、フッ化錫などを用いることができる。特に、フッ化チタン酸カリウム水溶液中で、さらにはフッ化チタン酸カリウムおよびフッ化ナトリウムを含む水溶液中で、金属板を陰極電解処理、または浸漬処理する方法は、効率良く均質な皮膜を形成することが可能であり好適である。なお、陰極電解処理する方法での電流密度および電解時間、ならびに浸漬処理での浸漬時間は、必要なTi付着量に応じて適宜決定すればよい。
本発明の一実施形態として製造方法の一例を以下に説明する。
金属板にアルカリ脱脂および酸洗を施し、陰極電解処理もしくは浸漬処理を行う。処理液としては、フルオロチタン酸イオンを、Tiにして0.1〜10g/L、またはさらにフッ素塩を、Fにして0.05〜5g/L含み、温度20〜70℃の水溶液を用いる。陰極電解処理条件の場合は電解時間を0.5〜10sec、電流密度1〜100A/dm2、浸漬処理の場合は浸漬時間1〜10secで行う。その後、水洗し、常温の冷風で乾燥する。その結果、Ti換算で3〜200mg/m2のTi、FおよびOを含有する皮膜を有する表面処理金属板を得られることになる。
2)樹脂被覆金属板(ラミネート金属板)
本発明の表面処理金属板のTi、FおよびOを含有する皮膜を有する面に、有機樹脂を被覆して樹脂被覆金属板とすることができる。上述したように、本発明の表面処理金属板は樹脂密着性に優れているため、この樹脂被覆金属板は優れた耐食性と加工性を有する。
本発明の表面処理金属板に被覆する有機樹脂としては、特に限定はなく、各種熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂を挙げることができる。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン-アクリルエステル共重合体、アイオノンマー等のオレフィン系樹脂フィルム、またはポリブチレンテレフタラート等のポリエステルフィルム、もしくはナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン11、ナイロン12等のポリアミドフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム等の熱可塑性樹脂フィルムの未延伸または二軸延伸したものであってもよい。積層の際に接着剤を用いる場合は、ウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤、酸変性オレフィン樹脂系接着剤、コポリアミド系接着剤、コポリエステル系接着剤(厚さ:0.1〜5.0μm)等が好ましく用いられる。さらに熱硬化性塗料を、厚み0.05〜2μmの範囲で表面処理金属板側、あるいはフィルム側に塗布し、これを接着剤としてもよい。
さらに、フェノールエポキシ、アミノ-エポキシ等の変性エポキシ塗料、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体けん化物、塩化ビニル-酢酸ビニル-無水マレイン酸共重合体、エポキシ変性-、エポキシアミノ変性-、エポキシフェノール変性-ビニル塗料または変性ビニル塗料、アクリル塗料、スチレン-ブタジェン系共重合体等の合成ゴム系塗料等の熱可塑性または熱硬化性塗料の単独または2種以上の組合わせであってもよい。
本発明において、有機樹脂被覆層の厚みは3〜50μm、特に5〜40μmの範囲にあることが望ましい。厚みが上記範囲を下回ると耐食性が不十分となり、厚みが上記範囲を上回ると加工性の点で問題を生じやすい。
本発明において、表面処理金属板への有機樹脂被覆層の形成は任意の手段で行うことができ、例えば、押出コート法、キャストフィルム熱接着法、二軸延伸フィルム熱接着法等により行うことができる。押出コート法の場合、表面処理金属板の上に有機樹脂を溶融状態で押出コートして、熱接着させることにより製造することができる。すなわち、有機樹脂を押出機で溶融混練した後、T-ダイから薄膜状に押し出し、押し出された溶融樹脂膜を表面処理金属板と共に一対のラミネートロール間に通して冷却下に押圧一体化させ、次いで急冷する。多層の有機樹脂被覆層を押出コートする場合には、表層樹脂用の押出機および下層樹脂用の押出機を使用し、各押出機からの樹脂流を多重多層ダイ内で合流させ、以後は単層樹脂の場合と同様に押出コートを行えばよい。また、一対のラミネートロール間に垂直に表面処理金属板を通し、その両側に溶融樹脂ウエッブを供給することにより、前記表面処理金属板両面に有機樹脂被覆層を形成させることができる。
3)金属缶および缶蓋
本発明の金属缶は、前述した樹脂被覆金属板から形成されている限り、任意の製缶法によるものでよい。この金属缶は、側面継ぎ目を有するスリーピース缶であることもできるが、一般にシームレス缶(ツーピース缶)であることが好ましい。このシームレス缶は、表面処理金属板の有機樹脂の被覆面が缶内面側となるように、絞り・再絞り加工、絞り・再絞りによる曲げ伸ばし加工(ストレッチ加工)、絞り・再絞りによる曲げ伸ばし・しごき加工、あるいは絞り・しごき加工等の従来公知の手段に付すことによって製造される。
また、本発明の缶蓋は、上述した樹脂被覆金属板から形成されている限り、従来公知の任意の製蓋法によるものでよい。一般には、ステイ・オン・タブタイプのイージーオープン缶蓋やフルオープンタイプのイージーオープン缶蓋に適用することができる。
上述したところは、この発明の実施形態の一例を示したに過ぎず、請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
金属板として、
A:板厚0.20mm、調質度T-4の低炭素冷延鋼板
B:板厚0.20mm、調質度T-2の極低炭素冷延鋼板
C:板厚0.28mmのJIS5021H18アルミニウム板
を使用し、アルカリ脱脂、酸洗を施した後、表1に示す組成の処理液中で、同じく表1に示す条件で陰極電解処理または浸漬処理を行い、水洗、乾燥してTi、FおよびOを含む皮膜を金属板の両面に形成し、表面処理金属板No.1〜11を作製した。陰極電解処理の際は、陽極には酸化イリジウム被覆したTiを用いた。ここで、表面処理金属板No.6では、電解処理ではなく浸漬処理によりTi、FおよびOを含む皮膜が金属板の両面に形成されている。
比較のため、金属板Aを用い、表2に示す条件で陰極電解処理を行い、一部の金属板には、その後、表2に示す条件で浸漬処理を行い、表面処理金属板No.12〜14を作製した。ここで、表面処理金属板No.12では、陰極電解処理によりWを含有する皮膜が金属板の両面に形成され、表面処理金属板No.13およびNo.14では、陰極電解処理および浸漬処理により、それぞれMgを含有する皮膜、NiおよびTiを含有する皮膜が金属板の両面に形成されている。
表面処理金属板No.1〜11およびNo.14のTi付着量、No.12のW付着量、No.13のMg付着量およびNo.13のNi付着量の測定は、それぞれ予め付着量を湿式分析して求めた検量板との比較による蛍光X線分析により行った。また、FおよびOは、XPSによる表面分析でその存在を確認した。Ti付着量、W付着量、Mg付着量、Ni付着量を、表1、2に示す。
これらの表面処理金属板No.1〜14の両面に、厚さ25μm、共重合比12mol%のイソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタラートフィルム(有機樹脂被覆層)をラミネートして、ラミネート金属板(樹脂被覆金属板)No.1〜14を作製した。ラミネートは、245℃に加熱した金属板とフィルムを一対のゴムロールで挟んでフィルムを金属板に融着させ、ゴムロール通過後1sec以内に水冷して行った。このとき、金属板の送り速度は40m/min、ゴムロールのニップ長は17mmであった。ここで、ニップ長とは、ゴムロールと金属板が接する部分の搬送方向の長さのことである。そして、作製したラミネート金属板No.1〜14について、次の樹脂密着性の評価を行った。
樹脂密着性評価:
温度130℃、相対湿度100%のレトルト雰囲気における180°ピール試験により樹脂密着性の評価を行った。180°ピール試験とは、図1の(a)に示すようなフィルム2を残して金属板1の一部3を切リ取った試験片(サイズ:30mm×100mm)を用い、図1の(b)に示すように、試験片の一端に重り4(100g)を付けてフィルム2側に180°折り返して30min間放置して行うフィルム剥離試験のことである。そして、図1の(c)に示す剥離長5を測定し、次のように樹脂密着性を評価し、◎、○であれば樹脂密着性が良好であるとした。
◎:剥離長が15mm未満
○:剥離長が15mm以上20mm未満
△:剥離長が20mm以上50mm未満
×:剥離長が50mm以上
樹脂密着性の評価結果を表3に示す。本発明例であるラミネート金属板No.1〜11では、いずれも良好な樹脂密着性を示している。これに対し、比較例であるラミネート金属板No.12〜14では、Ti、FおよびOを含む皮膜を金属板上に有していないため、樹脂密着性評価が劣っている。
Figure 0005023468
Figure 0005023468
Figure 0005023468
実施例1で作製したラミネート金属板No.1、3、4、6、7、13を用いて、表4に示す条件で製缶加工を行い、缶胴の開口端をネックイン、フランジ加工して金属シームレス缶No.1〜6を作製した。また、同じラミネート金属板を用いて、209径のSOT蓋を作製し、スコア加工部内外面をエポキシフェノール系塗料で補修した。
作製した金属缶No.1〜6および蓋について、製缶後のフィルムの剥離や穴あきなどの異常の有無を目視で調査した。また、金属缶に50℃でコーヒー飲料を充填した後、蓋を2重巻締めし、125℃で25min間のレトルト処理を行い、37℃で6ヶ月放置後開缶して、缶内面側の腐食やフィルム異常を目視で調査した。
結果を表5に示す。本発明であるラミネート金属板と表面処理金属板を用いた金属缶No.1〜5には、製缶後および内容物充填後、金属缶および蓋を調べたが、いずれにおいてもフィルムの異常は確認できなかった。
一方、本発明でないラミネート金属板を用いた金属缶No.6では、製缶後にフィルム異常や、内容物充填後にフィルム異常(剥離)と腐食が確認された。
Figure 0005023468
Figure 0005023468
180°ピール試験を説明する図である。
符号の説明
1 金属板
2 フィルム
3 金属板の切リ取った部位
4 重り
5 剥離長

Claims (6)

  1. 鋼板の少なくとも片面に、フッ化チタン酸カリウムを含む水溶液中、または、フルオロチタン酸イオンおよびフッ素塩を含む水溶液中で陰極電解処理により形成した、付着量が片面あたりTi換算で3〜200mg/m2である、Ti、FおよびOを含む皮膜を有することを特徴とする缶又は缶蓋用表面処理鋼板。
  2. 請求項1に記載の缶又は缶蓋用表面処理鋼板の前記皮膜を有する面に、有機樹脂が被覆されていることを特徴とする缶又は缶蓋用樹脂被覆鋼板。
  3. 請求項2に記載の缶又は缶蓋用樹脂被覆鋼板からなることを特徴とする缶。
  4. 請求項2に記載の缶又は缶蓋用樹脂被覆鋼板からなることを特徴とする缶蓋。
  5. 請求項1に記載の缶又は缶蓋用表面処理鋼板を製造するに際し、フッ化チタン酸カリウムを含む水溶液中で鋼板を陰極電解処理することを特徴とする缶又は缶蓋用表面処理鋼板の製造方法。
  6. 請求項1に記載の缶又は缶蓋用表面処理鋼板を製造するに際し、フルオロチタン酸イオンおよびフッ素塩を含む水溶液中で鋼板を陰極電解処理することを特徴とする缶又は缶蓋用表面処理鋼板の製造方法。
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