JP5023393B2 - プロジェクタ用天吊り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタ用天吊り装置に関する。
天吊り式のプロジェクタは、従来より、会議室などに設置されてプレゼンテーション用などに利用されるのが一般的であったが、近年では、これに加えてホールや店舗などにも設置されることが多くなってきている。天吊り式のプロジェクタは、このような用途の多様化により、埃等の多い場所に設置されることも多くなってきている。
プロジェクタは、通常、光源等を冷却するための冷却用ファンを備えており、冷却用ファンは、プロジェクタの外部の空気をプロジェクタの筐体に形成された吸気口からプロジェクタ内部へ送り込むことにより光源等を冷却する。吸気口には、プロジェクタ内部への埃等の混入を防ぐために、フィルタが取り付けられている。
しかし、プロジェクタが埃等の多い場所に設置される場合には、このフィルタのみではプロジェクタ内部への埃等の混入を十分に防げずにプロジェクタ内部に埃等が混入する場合がある。それが原因で、プロジェクタが故障して正常に動作しなくなることや、プロジェクタに表示される画像に悪影響を及ぼすことなどの問題が発生することがある。
そこで、近年では、プロジェクタ内部への埃等の混入を十分に防ぐための技術が検討されている。具体的にはフィルタの改良が多く試みられている。プロジェクタのフィルタを改良することにより、プロジェクタが埃等の多い場所に設置される場合にもプロジェクタ内部への埃等の混入を防ぐことができる従来技術が特許文献1に開示されている。
特開2004−157347号公報
しかしながら、プロジェクタ自体にフィルタを取り付けることのみにより埃等の混入を防止するプロジェクタでは、プロジェクタが埃等の多い場所に設置される場合には、フィルタによる集塵量が多くなるため、フィルタが目詰まりを起こしやすい。そのため、フィルタ交換を高い頻度で行う必要があるため、メンテナンスに手間がかかる。
また、フィルタ交換の頻度が高くなることにより、ユーザがフィルタ交換をすることを忘れることが多くなり、それが原因で、プロジェクタのフィルタが目詰まりを起こしてしまうことがある。プロジェクタのフィルタが目詰まりを起こすと、冷却用ファンによって吸気口からプロジェクタ内部へ送り込まれる空気の量が減少してしまい、プロジェクタの光源等の冷却が不十分になることによりプロジェクタ内部の温度が上昇してしまう。このプロジェクタ内部の温度上昇が原因で、プロジェクタ内部の部品が損傷を受けることにより、プロジェクタが短寿命化してしまうことがある。
以上より、プロジェクタが埃等の多い場所に設置される場合において、プロジェクタ内部への埃等の混入を防止するためには、プロジェクタ自体にフィルタを取り付ける手法以外の手法を用いることが望ましい。
そこで本発明は、天吊り式のプロジェクタを天井に固定する天吊り装置に着目し、プロジェクタのメンテナンス性を向上させるとともにプロジェクタを長寿命化させることができるプロジェクタ用天吊り装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のプロジェクタ用天吊り装置は、プロジェクタを天井に固定する固定手段と、空気を清浄化する空気清浄手段と、を有するプロジェクタ用天吊り装置において、前記空気清浄手段は、平板状であり、前記空気清浄手段の厚み方向に直交する一方の面である上面が天井に当接した状態で天井に取り付けられるように構成され、前記空気清浄手段の厚み方向に直交する他方の面である下面に吸気口と排気口とが形成されており、前記空気清浄手段の内部には、前記空気清浄手段の外部の空気を前記内部へ吸入する送風手段と、空気を清浄化する集塵手段と、が備えられ、前記送風手段により前記吸気口から前記内部へ吸入された空気が、前記集塵手段を通過することにより清浄化された後に、前記排気口から排出されるように構成されており、前記固定手段は前記下面に配置されている。
本発明によれば、プロジェクタのメンテナンス性を向上させるとともにプロジェクタを長寿命化させることができるプロジェクタ用天吊り装置を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るプロジェクタ用天吊り装置およびそれに取り付けられたプロジェクタの正面図である。
本実施形態に係るプロジェクタ用天吊り装置は、プロジェクタを固定する天吊り金具2と、空気を清浄化する空気清浄機3と、を有している。
空気清浄機3は平板状であり、説明の便宜上、図1に示すように、厚み方向に直交する一方の面を上面とし、厚み方向に直交する他方の面を下面とする。空気清浄機3の下面には、吸気口3aと排気口3bとが形成されている。空気清浄機3の内部には、ファン(不図示)等により構成される送風部(不図示)と、フィルタ(不図示)等により構成される集塵部(不図示)と、が備えられている。送風部により吸気口3aから空気清浄機3の内部へ送り込まれた空気は、集塵部を通り抜けることにより清浄化された後、排気口3bから排出される。
天吊り金具2は、空気清浄機3の下面から空気清浄機3の外側へ突出するように設けられている。また、空気清浄機3および天吊り金具2は一体となって、空気清浄機3の上面が天井に当接するように、ネジ(不図示)等を用いて天井に取り付けられる。このプロジェクタ用天吊り装置は、天吊り金具2により、プロジェクタを天井に固定させることができる。
本実施形態において用いたプロジェクタ1は一般的に用いられている天吊り式のプロジェクタである。プロジェクタ1は、画像を表示させるために発光する光源(不図示)と、光源等を冷却する冷却ファン(不図示)と、を有している。また、プロジェクタ1の筐体の、一方の側面には空気吸入口である吸気口4が形成されており、他方の側面には空気排出口である排気口5が形成されている。
プロジェクタ1は、プロジェクタ1の外部の空気が冷却用ファンにより吸気口4からプロジェクタ1の内部へ送り込まれることにより光源等が冷却され、その空気はプロジェクタ1の内部を通り抜けて排気口5から排出されるように構成されている。なお、吸気口4には、埃等がプロジェクタ1の内部へ混入しにくくさせるためにフィルタ(不図示)が取り付けられている。
このプロジェクタ用天吊り装置の空気清浄機3の排気口3bは、天吊り金具2に固定されたプロジェクタ1の吸気口4の上方に設けられており、空気清浄機3により清浄化された空気は、プロジェクタ1の吸気口4のある方向へ向けて空気清浄機3の排気口3bから排出されるように構成されている。これにより、空気清浄機3によって清浄化されて排気口3bから排出された空気がプロジェクタ1の吸気口4へ送り込まれるので、プロジェクタ1の吸気口4に取り付けられたフィルタの集塵量は減少する。よって、このプロジェクタ用天吊り装置を用いて設置されたプロジェクタは、フィルタ交換を頻繁に行う必要がないため、メンテナンス性が向上する。
なお、このプロジェクタ用天吊り装置を用いずに、プロジェクタが設置されている場所に別途空気清浄機を設けることも考えられるが、空気清浄機の排気口とプロジェクタの吸気口との距離が遠く離れている場合には、プロジェクタのフィルタによる集塵量を減少させる効果が十分に得られない。一方、このプロジェクタ用天吊り装置によれば、空気清浄機3の排気口3bとプロジェクタ1の吸気口4との距離が近くに保たれているため、プロジェクタ1のフィルタによる集塵量を減少させる効果が十分に得られる。
また、このプロジェクタ用天吊り装置を用いて設置されたプロジェクタは、フィルタ交換を頻繁に行う必要がないため、ユーザがフィルタ交換をすることを忘れてフィルタの目詰まりを起こすことを抑制することができる。よって、このプロジェクタ用天吊り装置を用いて設置されたプロジェクタは、フィルタが目詰まりすることにより生ずることがあるプロジェクタ内部の温度上昇により、プロジェクタ内部の部品が損傷を受けることを防止することができるため、長寿命化する。
以上のように、本実施形態に係るプロジェクタ用天吊り装置によれば、プロジェクタのフィルタの集塵量を減少させることができるため、プロジェクタのメンテナンス性を向上させるとともにプロジェクタを長寿命化させることができる。
また、天吊り式のプロジェクタは人が多く集まる場所に設置されることが多いため、空気を清浄化する必要性があるが、空気清浄機3は、プロジェクタとは独立に設けられているため、このプロジェクタ用天吊り装置を用いてプロジェクタが設置された場所全体の空気を清浄化することができる。また、プロジェクタは常に使用されるものではないが、空気清浄機3は、プロジェクタを使用していないときにも作動させることができるように構成されているため、プロジェクタを使用していないときにも空気を清浄化することができる。
このように、このプロジェクタ用天吊り装置の空気清浄機3は、天吊り金具2と一体とされていること以外は、通常使用される空気清浄機と同様のものであるため、空気清浄機3のメンテナンスは通常使用される空気清浄機と同程度に行うことで十分である。また、通常使用される空気清浄機に代用してこのプロジェクタ用天吊り装置の空気清浄機3を使用することで、空気清浄機のメンテナンス性は以前と同様であるが、プロジェクタのフィルタ交換の回数を減らすことができるため、全体としてメンテナンス性が向上する。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係るプロジェクタ用天吊り装置およびそれに取り付けられたプロジェクタの正面図である。
本実施形態に係るプロジェクタ用天吊り装置はダクト6を備えている。なお、このプロジェクタ用天吊り装置は、ダクト6を備えていること以外の構成は第1の実施形態と同様である。
ダクト6は、管状に形成されており、一方の開口部が空気清浄機3の排気口3bに取り付けられ、他方の開口部がプロジェクタ1の吸気口4に取り付けられている。これにより、空気清浄機3で清浄化されて排気口3bから排出される空気の一部または全部がプロジェクタ1の吸気口4へ送り込まれるように構成されている。
このように、このプロジェクタ用天吊り装置は、空気清浄機3の排気口3bから排出された空気を、周囲の空気から埃等が混入されることなく、プロジェクタ1の吸気口4へ送り込むことができる。したがって、このプロジェクタ用天吊り装置を用いて設置されたプロジェクタは、フィルタの集塵量をさらに減少させることができる。
以上のように、本実施形態に係るプロジェクタ用天吊り装置によれば、プロジェクタのフィルタの集塵量を減少させることができるため、プロジェクタのメンテナンス性を向上させるとともにプロジェクタを長寿命化させることができる。
なお、空気清浄機3が作動されているときには、プロジェクタ1を使用していないときにも、空気清浄機3で清浄化された空気は、プロジェクタ1の吸気口4へ送り込まれるが、この空気はプロジェクタ1の内部を通過して、そのままプロジェクタ5の排気口5から排出される。そのため、空気清浄機3の空気を清浄化する機能が損なわれることはない。
本発明の第1の実施形態に係るプロジェクタ用天吊り装置およびそれに取り付けられたプロジェクタの正面図である。 本発明の第2の実施形態に係るプロジェクタ用天吊り装置およびそれに取り付けられたプロジェクタの正面図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
2 天吊り金具
3 空気清浄機
3a 吸気口
3b 排気口
4 吸気口
5 排気口
6 ダクト

Claims (3)

  1. プロジェクタを天井に固定する固定手段と、空気を清浄化する空気清浄手段と、を有するプロジェクタ用天吊り装置において、
    前記空気清浄手段は、平板状であり、前記空気清浄手段の厚み方向に直交する一方の面である上面が天井に当接した状態で天井に取り付けられるように構成され、前記空気清浄手段の厚み方向に直交する他方の面である下面に吸気口と排気口とが形成されており、
    前記空気清浄手段の内部には、前記空気清浄手段の外部の空気を前記内部へ吸入する送風手段と、空気を清浄化する集塵手段と、が備えられ、前記送風手段により前記吸気口から前記内部へ吸入された空気が、前記集塵手段を通過することにより清浄化された後に、前記排気口から排出されるように構成されており、
    前記固定手段は前記下面に配置されていることを特徴とする、プロジェクタ用天吊り装置。
  2. 前記プロジェクタには、前記プロジェクタの内部へ空気を吸入するための空気吸入口が形成されており、
    前記排気口は、前記固定手段に前記プロジェクタが固定されたときに前記空気吸入口の上方に位置する領域に形成されている、請求項1に記載のプロジェクタ用天吊り装置。
  3. 前記空気清浄手段は、前記空気清浄手段の前記排気口に接続される一方の開口部と、前記プロジェクタの前記空気吸入口に接続される他方の開口部とを有する導管を備えている、請求項1または2に記載のプロジェクタ用天吊り装置。
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