JP5021504B2 - カラープロファイル作成装置、方法及びプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
[実施の形態1]
実施の形態1の装置ブロック図説明の前に、まず、本実施形態に係るガマット圧縮について概要を説明する。ガマット圧縮はカラー画像出力装置の高品位な色再現に大きく係わるため、カラー画像表示装置に表示されたsRGBデータは人間の知覚に基づいて策定されたCIELAB、CIECAM02などの知覚空間データに変換され、処理が行われる。これら知覚空間データへの変換は変換式が定義されているので、sRGBから三刺激値XYZを介してCIELABへ、あるいは逆方向への変換が可能である。CIECAM02も同様な変換が定義されている。
C=√(a*×a*+b*×b*) 式(1)
H=atan2(a*,b*)×180/π 式(2)
ただし、a*=b*=0のとき、H=0
H<0のとき、H=360+H
図3において、第1ガマットの左側にあるのがsRGB空間(図は各色8bitの場合を一例に記載している)である。図では各軸均等に8分割してあり、格子点は9×9×9個存在する(8分割は一例であり、特に限定するものではない)。sRGB空間の原点にブラックK(0,0,0)(=Bp)があり、最も遠い所にホワイトW(255,255,255)(=Wp)がある。他にも頂点はR(255,0,0)、G(0,255,0)などWRGBCMYKの8頂点からなる立方体がsRGB色空間である。sRGBはγ変換や式(3)の3×3マトリクス演算で3刺激値XYZへ変換される。
X=α00×R+α01×G+α02×B
Y=α10×R+α11×G+α12×B 式(3)
Z=α20×R+α21×G+α22×B
L*=116×(Y/Y0)^(1/3)−16
(ただし、Y/Y0>0.008856)
a*=500×〔(X/X0)^(1/3)−(Y/Y0)^(1/3)〕
b*=200×〔(Y/Y0)^(1/3)−(Z/Z0)^(1/3)〕
(X0、Y0、Z0は基準反射面の値) 式(4)
以下、ガマット圧縮はCIELAB色空間で行うものとして説明するが、これに限定するものではない。
点群特定手段103で図7(b)のp0、p9〜p15、p8が選択され、この9点が出力ガマット内外判定手段104で内外判定される。図12(a)に同9点と出力ガマットのポリラインを太線で示しており、外部判定の点は●、内部判定の点は○でプロットしてある。
次に本発明を実施するための第2の実施の形態(実施の形態2)について説明する。まず本実施形態の課題を説明する。グラフィックス用のカラープロファイルの品質を左右する一要因として、sRGB色空間のRGBCMY各色の最高彩度をカラー画像出力装置でどの色で再現するかという課題がある。ガマット圧縮の様子を示した図2から、第1ガマットの最高彩度点sがある。この点はsRGB色空間のR(R,G,B)=(255,0,0)であると仮定する。グラフィックス用として、点sを第2ガマットの代表色として点vに対応させた。この点vをカラー画像出力装置で色再現する色として点tを決める必要がある。実施の形態1では、入力ガマットデータから選択した点群の間の距離(D値)の比を保存することで、出力ガマットの点tを算出した。しかし、図9(c)を参照し、ポリラインで囲まれた領域の中にはp4’よりも若干、彩度を上げることができる場合もある。また、逆にp4’では濃すぎるという場合もある。つまり、p4の色相は保存するが、p4’の濃淡を変えたいという要望がある。そこで、色相を指定し、最高彩度点を所望の点に対応させる必要がある。
点群選択データを入力する時点で、どの色相が処理対象であるのかは既知なので、所望の色相で処理を実施する。点間算出手段105では、ポリラインを参照しながら(図示していはいなが、例えば画像表示装置に表示するなど)所望の座標を座標指定データとして入力し、このデータを元に点間算出手段105で点間データを算出する(S200)。カラー画像表示装置への表示方法などは特に限定しない。
101 入力ガマットデータ記憶手段
102 出力ガマットデータ記憶手段
103 点群特定手段
104 出力ガマット内外判定手段
105 点間算出手段
106 ポリライン生成手段
107 ポリライン形成手段
108 カラープロファイル生成手段
Claims (5)
- 任意の表色系で表される第1ガマットと、仮想デバイスの第2ガマットと、カラー画像出力装置の第3ガマットと、を含む複数のガマットの中から、入力ガマット及び出力ガマットを指定するガマット指定手段と、
前記入力ガマットから点群を指定する点群指定手段と、
前記出力ガマットに対し、指定された点群の内外判定を行う内外判定手段と、
前記内外判定の結果、外部判定された点群から特徴量を算出する特徴量算出手段と、
算出された前記特徴量を用いて指定された前記入力ガマットから前記出力ガマットへガマット圧縮するガマット圧縮手段と、
前記点群指定手段により指定された点群の少なくとも1点に対し、前記出力ガマットの座標を指定する座標指定手段と、
指定された座標を用い、前記指定された点群の特徴量算出範囲を分割する特徴量算出範囲分割手段と、を有し、
前記特徴量算出手段は、前記特徴量算出範囲分割手段により分割された特徴量算出範囲を用いて、特徴量を算出することを特徴とするカラープロファイル作成装置。 - 前記点群指定手段は、略一致する色相の点群を指定することを特徴とする請求項1記載のカラープロファイル作成装置。
- 前記点群指定手段は、前記入力ガマットのホワイトポイントとブラックポイントとを含む点群を指定することを特徴とする請求項1又は2記載のカラープロファイル作成装置。
- 任意の表色系で表される第1ガマットと、仮想デバイスの第2ガマットと、カラー画像出力装置の第3ガマットと、を含む複数のガマットの中から、入力ガマット及び出力ガマットを指定するガマット指定ステップと、
前記入力ガマットから点群を指定する点群指定ステップと、
前記出力ガマットに対し、指定された点群の内外判定を行う内外判定ステップと、
前記内外判定の結果、外部判定された点群から特徴量を算出する特徴量算出ステップと、
算出された前記特徴量を用いて指定された前記入力ガマットから前記出力ガマットへガマット圧縮するガマット圧縮ステップと、
前記点群指定ステップにより指定された点群の少なくとも1点に対し、前記出力ガマットの座標を指定する座標指定ステップと、
指定された座標を用い、前記指定された点群の特徴量算出範囲を分割する特徴量算出範囲分割ステップと、を有し、
前記特徴量算出ステップは、前記特徴量算出範囲分割ステップにより分割された特徴量算出範囲を用いて、特徴量を算出することを特徴とするカラープロファイル作成方法。 - カラープロファイル作成装置に、
任意の表色系で表される第1ガマットと、仮想デバイスの第2ガマットと、カラー画像出力装置の第3ガマットと、を含む複数のガマットの中から、入力ガマット及び出力ガマットを指定するガマット指定処理と、
前記入力ガマットから点群を指定する点群指定処理と、
前記出力ガマットに対し、指定された点群の内外判定を行う内外判定処理と、
前記内外判定の結果、外部判定された点群から特徴量を算出する特徴量算出処理と、
算出された前記特徴量を用いて指定された前記入力ガマットから前記出力ガマットへガマット圧縮するガマット圧縮処理と、
前記点群指定処理により指定された点群の少なくとも1点に対し、前記出力ガマットの座標を指定する座標指定処理と、
指定された座標を用い、前記指定された点群の特徴量算出範囲を分割する特徴量算出範囲分割処理と、を実行させ、
前記特徴量算出処理は、前記特徴量算出範囲分割処理により分割された特徴量算出範囲を用いて、特徴量を算出する処理であることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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JP2008006321A JP5021504B2 (ja) | 2008-01-15 | 2008-01-15 | カラープロファイル作成装置、方法及びプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
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