JP5019727B2 - 車輪用軸受装置 - Google Patents
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Description
部品全体を調質して硬度アップをする方法の場合は、工程が増える上に、硬度アップにより全体の加工性(例えば、被削性や、加締め加工などの冷間加工性)が低下し、ハブボルトの食い込み性低下によるスリップトルクの低下等が生じることがある。
この発明のさらに他の目的は、制動部品を取付ける部分の耐摩耗性の向上が図れ、かつ工程増による生産性の低下が抑えられる車輪用軸受装置を提供することである。
具体的には、前記微細フェライト・パーライト組織は、前記熱間鍛造工程の最後に、前記部品に冷媒を浴びせることで部分的に冷却することにより得られる。または、熱間鍛造工程が複数段階の鍛造工程からなる場合に、最終段階の鍛造工程の前に冷却を行い、その後に最終段階の鍛造工程を行うことで得られる。前記焼戻マルテンサイト組織は、熱間鍛造工程の最後に、前記部品を部分的に、マルテンサイト・スタート・ポイント以下まで冷却し、その後、復熱焼戻しを行うことで得られる。前記上部ベイナイト組織および下部ベイナイト組織は、熱間鍛造工程の最後に、所定の冷却速度に制御し、室温程度まで冷却することで得られる。下部ベイナイト組織は、上部ベイナイト組織の場合よりも冷却速度を遅くすることで得られる。
また、車輪取付用フランジの車輪取付面には、通常、ブレーキディスクが重ねて取付けられるが、車輪取付用フランジの組織微細化や硬度アップにより、ブレーキディスクとのフレッティングによりフランジ面が摩耗して面精度が悪化することが抑えられる。そのため、ブレーキの使用感の悪化、例えばシャダーやキックバック等も抑えられる。
前記非標準組織とする部分は、車輪取付用フランジを有する部品の全体の表面としても良いが、車輪取付用フランジの一部または全体という必要箇所のみとすると、被削性などの加工性の低下が最小限に抑えられる。
自動車の旋回時等には、車輪取付用フランジに大きな振幅の撓みが繰り返し生じ、このフランジの根元部には高応力が繰り返し発生する。このような繰り返し発生する高応力に対して、車輪取付用フランジの根元部が前記の非標準組織であると、組織微細化や硬度アップによって強度や疲れ強さが向上し、車輪取付用フランジの根元部に亀裂が発生することが抑制される。つまり、亀裂発生→車輪取付用フランジの変位増加→車両の振動増加→車輪用軸受装置の損傷、という作用が抑えられ、長寿命化される。
非標準組織の部分の硬さの下限は、硬度アップによる疲れ強さ向上のために、母材硬さの中央程度の値となる20HRC以上、できれば25HRC以上とすることが好ましい。非標準組織の部分の硬さの上限は、被削性確保のために40HRC以下であることが好ましい。
使用材料は炭素鋼(C量0.4〜0.8%)の場合であるが、S53Cの場合、標準部分の硬さは、13〜25HRCとなる。加締等の冷間加工を行う場合や、ハブボルトを圧入する部分等を考慮すると、最大で25HRCとすることが好ましい。
また、車輪取付用フランジの組織微細化や硬度アップにより、ブレーキディスクとのフレッティングによりフランジ面が摩耗して面精度が悪化することが抑えられる。そのため、ブレーキの使用感の悪化、例えばシャダーやキックバック等も抑えられる。
ハブ14の車輪取付用フランジ17の根元部からは、ハブ14と同心の円環状のパイロット部20が突出している。パイロット部20は、車輪取付用フランジ17のアウトボード側の側面に重ねて取付けられるブレーキディスクを案内する部分となるブレーキパイロット20aと、このブレーキパイロット20aよりもアウトボード側に突出するホイールパイロット20bとからなる。なお、パイロット部20は、円周方向複数箇所に切欠が設けられて複数個に分割されたものであっても良い。
図3(A)に示すように、ハブ14の1個分の素材となるビレットW1が、バー材(図示せず)を定寸に切断することで準備される。このビレットW1は、熱間鍛造の工程として、複数の工程、ここでは鍛造1パス、鍛造2パス、鍛造3パスを経て、次第にハブの形状に近づけ、最終鍛造工程(鍛造3パス)で、ハブ14のおおまかな形状となる鍛造仕上がり品W4を得る(同図(B)〜(D))。
冷媒の吹き付けは、噴出し孔を多数開けたリング状の冷却ジャケット(図示せず)を使用しても良いし、またハブ14となる素材W3,W4を回転させるのであれば、1箇所のノズルから吹き付けるものであっても良い。
図5において、横軸は時間の経過を、縦軸は温度を示す。図中のA3 は、A3 変態点となる温度、A1 はA1 変態点となる温度である。Ms はマルテンサイト・スタート・ポイント(以下「Ms 点」と称す)であり、Mf はマルテンサイト・フィニッシュ・ポイント(以下「Mf 点」と称す)である。
素材となる鋼材は、例えばS53C等のC量が0.4〜0.8%の炭素鋼である。
前記非標準組織とする部分30は、車輪取付用フランジ17の一部であるため、被削性などの加工性の低下が最小限に抑えられる。
また、外方部材2における車体取付用フランジ12の車体取付側の側面とは反対側の側面であるアウトボード側の側面の全体と、車体取付用フランジ12よりもアウトボード側における外方部材2の外径面の全体とに渡る範囲を、非標準組織の部分30としている。さらに、車体取付用フランジ12の車体取付側の側面であるインボード側の側面における根元部の表面を、非標準組織の部分30としている。
なお、この実施形態において、各部の非標準組織の部分30は、いずれか一つ、または任意の組み合わせとなる複数の部分30を選択的に設けても良い。
図7の実施形態において、非標準組織の部分30は、同図(B)の提案例に示すように、車輪取付用フランジ17の根元部の表面だけとしても良い。また、同図(A)のように、図6の例と同じく、車輪取付用フランジ17の両側の側面の全面や、外方部材2における図6の例と同様の各部に非標準組織となる部分30を設けても良い。
非標準組織の部分30を設けたことによる効果は、図1の例と同じである。また、図7の例のような加締部14bを有する車輪用軸受装置の場合、ハブ14の熱間鍛造工程の途中または最後に、冷媒を浴びせることでハブ14の一部を冷却して非標準組織の部分30を得るようにすると、加締部14bが硬化されず、加締作業の障害とならない。
なお、これらの各実施形態または提案例において、特に説明した事項の他は、図1ないし図5と共に説明した第1の提案例と同じである。また、これらの各実施形態または提案例において、非標準組織とした部分30が複数箇所にある場合、各部の非標準組織の部分30は、いずれか一つ、または任意の組み合わせとなる複数の部分30を選択的に設けても良い。
同図(B)は、ハブ14の車輪取付用フランジ17の根元部を非標準組織の部分30とした例である。同図(A)は、図6の例と同じく、車輪取付用フランジ17の両側面、外方部材2における車体取付用フランジ12の反車体取付側の側面であるアウトボード側の側面から外径面に渡る部分、および車体取付用フランジ12のインボード側の側面における根元部に、非標準組織の部分30が設けてある。
同図(B)は、ハブ14の車輪取付用フランジ17の根元部を非標準組織の部分30とした例である。同図(A)は、車輪取付用フランジ17の両側面と、外方部材2における外径面を、非標準組織の部分30としている。
同図(A)のように、外方部材2における外径面を、非標準組織の部分30とした場合は、外方部材2を固定するナックル(図示せず)と外方部材2との嵌合面におけるフレッティング摩耗が、外径面の非標準組織の部分30の硬度が高いことによって抑えられる。
同図(A)の例では、外方部材2の車体取付用フランジ12の両側面から外径面に渡って非標準組織の部分30が設けられている。
同図(B)の例では、車体取付用フランジ12の根元部に非標準組織の部分30が設けられている。
なお、内輪15を嵌合させるハブ(図示せず)は、図12等の例と同じく、車輪取付用フランジ17の根元部、または両側面に非標準組織の部分30を設けても良い。
同図(B)は、ハブ14の車輪取付用フランジ17の根元部を非標準組織の部分30とした例である。同図(A)は、車輪取付用フランジ17の両側面と、外方部材2における車体取付用フランジ12の両側面から外径面に渡って非標準組織の部分30とした例である。
同図(B)は、外方部材2の車輪取付用フランジ17の根元部を非標準組織の部分30とした例である。同図(A)は、車輪取付用フランジ17の両側面と、外方部材2における外径面を、非標準組織の部分30とした例である。
2…外方部材(部品)
3…転動体
6〜9…軌道面
12…車体取付用フランジ
14…ハブ(部品)
14a…軸部
14b…加締部
15…内輪(部品)
17…車輪取付用フランジ
20…パイロット部
30…非標準組織となる部分
31…等速ジョイント
32…継手外輪(部品)
Claims (6)
- 複列の転動体を介して互いに回転自在な内方部材および外方部材を有し、これら内方部材または外方部材の全体または一部を構成する部品に、車輪取付用フランジを有する車輪用軸受装置において、前記車輪取付用フランジを有する部品が鋼材の熱間鍛造品であり、この部品は、母材部分がフェライト・パーライト組織である標準組織であって、車輪取付用フランジの根元部の表面と少なくとも車輪取付用フランジの車輪取付面とに非標準組織を有し、前記非標準組織が、微細フェライト・パーライト組織、上部ベイナイト組織、下部ベイナイト組織、焼戻マルテンサイト組織のうちのいずれか、もしくは少なくともこれらの組織のうちの2種類以上の混合組織であり、前記微細フェライト・パーライト組織はフェライト・パーライト組織の焼準によって得られる組織であることを特徴とする車輪用軸受装置。
- 複列の転動体を介して互いに回転自在な内方部材および外方部材を有し、これら内方部材または外方部材の全体または一部を構成する部品に、車輪取付用フランジを有する車輪用軸受装置において、前記車輪取付用フランジを有する部品が鋼材の熱間鍛造品であり、この部品は、母材部分がフェライト・パーライト組織である標準組織であって、車輪取付用フランジの根元部の表面と少なくとも車輪取付用フランジの車輪取付面とに非標準組織を有し、前記非標準組織が、熱間鍛造の工程中または工程の最後に冷却して自己復熱させるかまたは復熱保持焼戻しをすることで得られた組織であって、微細フェライト・パーライト組織、上部ベイナイト組織、下部ベイナイト組織、焼戻マルテンサイト組織のうちのいずれか、もしくは少なくともこれらの組織のうちの2種類以上の混合組織であり、前記微細フェライト・パーライト組織はフェライト・パーライト組織の焼準によって得られる組織である車輪用軸受装置。
- 請求項1または請求項2において、前記車輪取付用フランジの根元部の表面と車輪取付用フランジの車輪取付面とに非標準組織を有し、かつ前記車輪取付用フランジの車輪取付面の反対側の側面が前記非標準組織の部分である車輪用軸受装置。
- 請求項1または請求項2において、前記車輪取付用フランジの根元部の表面と車輪取付用フランジの車輪取付面とに非標準組織を有し、かつ前記車輪取付用フランジの両側面または全面が前記非標準組織の部分である車輪用軸受装置。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記内方部材が、ハブと、このハブの軸部の外周に嵌合した内輪とでなり、前記車輪取付用フランジを有する部品が前記ハブである車輪用軸受装置。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記非標準組織の部分の硬さが20〜40HRCであり、母材部分の硬さが13〜25HRCである車輪用軸受装置。
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