JP5019112B2 - 通信方法、通信システム及び通信プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電話の際にユーザ間の音声通信に加えてWeb上のコンテンツを同時に利用する通信方法、通信システム及び通信プログラムに関する。
近年、IP(Internet Protocol)ネットワーク上で音声通信を行うIP電話の機能がソフトウェアとして実現されたソフトフォンの利用が拡大している。また近年、ユーザが自身の日記や最近撮った写真などを、ブログサイトやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイト、写真共有サイトなどのインターネット上のWebサイトにアップロードすることが普及しつつある。アップロードすることで、ユーザの近況を友人や家族などに伝えることができる。この点、一部のWebサイトでは、ユーザIDやパスワードを入力するログイン処理を経てからでないとコンテンツにアクセスできないようにすることで、コンテンツの公開範囲を友人や家族などに限定しているものがある。
ここで、コンテンツを作成してアップロードするユーザ(以下、コンテンツ作成者と記載する。)が、コンテンツをプッシュ配信したい相手(以下、コンテンツ鑑賞者と記載する。)を指定することに関する従来技術が、特許文献1と特許文献2に記載されている。
特許文献1では、まずコンテンツ作成者が、番組コンテンツをアップロードする際に番組配信の対象者の属性情報として住所、性別、生年月日を指定する。そして、コンテンツ鑑賞者の端末で読み取った住民カードに格納されたコンテンツ鑑賞者の属性情報とマッチしたら、その番組コンテンツがコンテンツ鑑賞者の端末にプッシュ配信される、という方法が提案されている。
また、特許文献2では、コンテンツ作成者が、複数のコンテンツ鑑賞者を指定して、コンテンツがアップロードされているURL(Uniform Resource Locator)をプッシュ配信する。そして、URLを受信したコンテンツ鑑賞者の端末が、そのURLにアクセスしてコンテンツを表示する、という方法が提案されている。
また、Webサイトにアップロードされたコンテンツを事前にキャッシュサーバに対してプッシュ配信してキャッシュしておくことで、コンテンツ鑑賞者の端末におけるコンテンツの表示要求から表示完了までの応答時間を短縮するという従来技術が、特許文献3に記載されている。特許文献3の記載では、無線通信を対象として、各無線基地局にキャッシュサーバが接続され、ユーザが移動すると、移動先の無線基地局に接続されたキャッシュサーバにWebサイトのコンテンツをプッシュ配信してキャッシュさせる方法が提案されている。
特開2007−006297号公報 特開2005−094266号公報 特開2006−196008号公報 RSS−−サイト情報の要約と公開、神崎 正英、 [平成19年7月10日検索]、インターネット 〈http://www.kanzaki.com/docs/sw/rss.html〉
従来技術の第1の問題点は、コンテンツ作成者がWebサイトにコンテンツを新たにアップロードする度に、毎回、そのコンテンツを表示させたいコンテンツ鑑賞者の候補を指定するという煩わしい作業をしなければならないことである。
その理由は、特許文献1に記載の技術も、特許文献2に記載の技術も、コンテンツ毎にコンテンツ鑑賞者を切替えることを目的としているため、コンテンツを新たにアップロードする作業と、コンテンツ鑑賞者の候補を指定する作業とが、不可分な関係になっているからである。
特許文献1に記載の技術では、番組コンテンツを新たにアップロードする度に、必ず番組配信の対象者の属性情報を指定しなければならない。具体的には図14(特許文献1における図11)に示すように、住所、性別、生年月日のいずれかの情報を、番組配信の対象者の属性情報として指定する(ステップS101)という煩わしい作業を、番組コンテンツを新たにアップロードする度(ステップS102)に行う必要がある。属性情報の指定を行わない場合は、その番組コンテンツを視聴させたいユーザの候補を指定することができない。
特許文献2に記載の技術ではコンテンツを新たにアップロードする度に、必ずURLのプッシュ配信の配信対象である、コンテンツ鑑賞者を指定しなければならない。具体的には図15(特許文献2における図12)に示すように、コンテンツを新たにアップロードする度に、地区、時間帯、住所、氏名などのいずれかの情報を、URLのプッシュ配信の対象者の属性情報(1201)として指定する(ln1)という煩わしい作業を行う必要がある。属性情報の指定を行わない場合は、そのURLをプッシュ配信したいユーザを指定することができない。
従来技術の第2の問題点は、コンテンツ作成者がコンテンツ鑑賞者の候補を指定しても、表示させたいコンテンツを、コンテンツ鑑賞者の端末にプッシュ配信してキャッシュさせることができないことである。キャッシュサーバにWebサイトのコンテンツをプッシュ配信してキャッシュさせるという技術だからである。
その結果、Webサイトの負荷が高い場合や、Webサイトからのコンテンツの取得にログイン処理を経る必要がある場合には、コンテンツ鑑賞者の端末におけるコンテンツの表示要求から表示完了までの応答時間が長くなってしまい、コンテンツ鑑賞者が表示されたコンテンツに気付かない場合が生じてしまう。
その理由は、特許文献3では、移動前も移動後も、キャッシュされたコンテンツを利用するのは同一の端末であるため、ある端末からの要求に基づいて他の端末にコンテンツをキャッシュさせるということができないからである。
そこで、本発明は第1の目的として、コンテンツ作成者からコンテンツ鑑賞者への電話の着信時に、コンテンツ作成者が最近アップロードしたコンテンツを、コンテンツ鑑賞者の端末に表示できる通信方法を提供することを目的とする。
また、本発明は第2の目的として、コンテンツ作成者がコンテンツ鑑賞者の候補を一度だけ指定しておけば、それ以降は、Webサイトに新しいコンテンツをアップロードする際にコンテンツ鑑賞者の候補を指定する必要がなく、コンテンツ作成者が新しいコンテンツをアップロードするだけで、次回の電話の際には新しいコンテンツをコンテンツ鑑賞者の端末に表示させられる通信方法を提供することを目的とする。
更に、本発明の第3の目的として、Webサイトの負荷状況やログイン処理の有無に関わらず、コンテンツ作成者からコンテンツ鑑賞者への電話の着信時に、コンテンツ作成者が最近アップロードしたコンテンツを、瞬時にコンテンツ鑑賞者の端末に表示させることが可能な通信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、通信制御装置と、Webサーバと、端末とが相互に接続された通信システムであって、第1の端末が、コンテンツ作成者が作成したコンテンツを前記Webサーバにアップロードし、該アップロード先のURL並びに該コンテンツを鑑賞させてもよい端末である第2の端末を特定する識別情報を前記通信制御装置に送信する手段を備え、前記通信制御装置が、前記URLに基づいて前記Webサーバにアクセスすることにより前記コンテンツをダウンロードし、該ダウンロードしたコンテンツを記憶するサーバキャッシュ記憶手段と、前記識別情報に基づいて、前記第2の端末宛てに前記サーバキャッシュ記憶手段が記憶したコンテンツをプッシュ配信するキャッシュ制御手段と、を備える通信システムが提供される。
本発明の第2の観点によれば、通信制御装置と、Webサーバと、端末とが相互に接続されたシステムにおける通信方法であって、第1の端末が、コンテンツ作成者が作成したコンテンツを前記Webサーバにアップロードし、該アップロード先のURL並びに該コンテンツを鑑賞させてもよい端末である第2の端末を特定する識別情報を前記通信制御装置に送信するステップと、前記通信制御装置が、前記URLに基づいて前記Webサーバにアクセスすることにより前記コンテンツをダウンロードし、該ダウンロードしたコンテンツを、当該通信制御装置が備えるサーバキャッシュ手段に記憶するサーバキャッシュ記憶ステップと、前記通信制御装置が、前記識別情報に基づいて、前記第2の端末宛てに前記サーバキャッシュ記憶ステップにおいて記憶したコンテンツをプッシュ配信するキャッシュ制御ステップと、を含む通信方法が提供される。
本発明の第3の観点によれば、Webサーバ及び端末と相互に接続された通信制御装置であって、コンテンツ作成者が作成したコンテンツを前記Webサーバにアップロードした第1の端末から、該アップロード先のURL並びに該コンテンツを鑑賞させてもよい端末である第2の端末を特定する識別情報を受信する手段と、前記URLに基づいて前記Webサーバにアクセスすることにより前記コンテンツをダウンロードし、該ダウンロードしたコンテンツを記憶するサーバキャッシュ記憶手段と、前記識別情報に基づいて、前記第2の端末宛てに前記サーバキャッシュ記憶手段が記憶したコンテンツをプッシュ配信するキャッシュ制御手段と、を備えることを特徴とする通信制御装置が提供される。
本発明の第4の観点によれば、Webサーバ及び端末と相互に接続された通信制御装置としてコンピュータを機能させるための通信プログラムであって、前記コンピュータを、コンテンツ作成者が作成したコンテンツを前記Webサーバにアップロードした第1の端末から、該アップロード先のURL並びに該コンテンツを鑑賞させてもよい端末である第2の端末を特定する識別情報を受信する手段と、前記URLに基づいて前記Webサーバにアクセスすることにより前記コンテンツをダウンロードし、該ダウンロードしたコンテンツを記憶するサーバキャッシュ記憶手段と、前記識別情報に基づいて、前記第2の端末宛てに前記サーバキャッシュ記憶手段が記憶したコンテンツをプッシュ配信するキャッシュ制御手段と、を備える通信制御装置として機能させることを特徴とする通信プログラムが提供される。
本発明によれば、コンテンツ作成者がコンテンツ鑑賞者の候補を一度だけ指定しておけば、それ以降は、Webサイトに新しいコンテンツをアップロードする際にコンテンツ鑑賞者の候補を指定する必要がなく、コンテンツ作成者が新しいコンテンツをアップロードするだけで、次回の電話の際には新しいコンテンツをコンテンツ鑑賞者の端末に表示することが可能となる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<発明を実施するための最良の形態>
図1は本発明を実施するための最良の形態におけるネットワーク構成であり、通信制御装置1000、端末A1200、端末B1200…、Webサーバ1100X、Webサーバ1100Y…がネットワークに接続されている。
図2は本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。図3乃至図7にデータ構造を示す。これらの図を使って以下説明する。
<通信制御装置1000の説明>
図2を参照すると、通信制御装置1000は、通信手段1001とアクセス制御手段1002とキャッシュ制御手段1003と通話管理手段1004とアクセス制御情報記憶装置1005とサーバキャッシュ記憶装置1006とユーザ情報記憶装置1007を備える。
通信手段1001は、通信手段A1201、通信手段B1201…、コンテンツ管理手段X1101、コンテンツ管理手段Y1101…と、ネットワークを介してデータをやり取りする。
アクセス制御手段1002は、端末A1200、端末B1200…から、その端末のユーザがどのURLでブログなどを開設しているかについての情報について開示を受ける。また、電話の際にブログなどのコンテンツを表示しても良いコンテンツ鑑賞者や表示したくないコンテンツ鑑賞者などの情報の開示を受ける。そして、開示をうけた情報に基づいて、電話の際にコンテンツを表示可能なコンテンツ鑑賞者の候補を選出する。
キャッシュ制御手段1003は、ユーザから開示されたURLに定期的にアクセスして、更新があった場合に、更新後のコンテンツをダウンロードする。また、電話の際にコンテンツを表示可能なコンテンツ鑑賞者の候補の中から、実際に、端末側にコンテンツをキャッシュさせるべきコンテンツ鑑賞者を選出する。そして、選出したユーザの端末に、ダウンロード済みのコンテンツをプッシュ配信してキャッシュさせる。
通話管理手段1004は、各ユーザにどういう電話番号が割り当てられているかを管理し、また、各ユーザが各Webサイトで利用しているアカウントのユーザIDを管理する。また、各ユーザが過去にどのユーザと、どれ位通話をしたのかという通話履歴を管理する。
アクセス制御情報記憶装置1005は、複数のアクセス制御テーブル200を格納している。
アクセス制御テーブル200は、コンテンツ作成者が開示したURL毎に生成されるデータである(図3参照)。
アクセス制御テーブル200は、電話番号2000とユーザURL2001とWebユーザID2002とWebパスワード2003とWebサイトユーザリスト2004と表示希望ユーザリスト2006と表示禁止ユーザリスト2008と表示候補ユーザリスト2010を備えている。
電話番号2000は、コンテンツ作成者の電話番号である。
ユーザURL2001は、コンテンツ作成者が開示した、コンテンツがアップロードされているWebサイトのURLである。
WebユーザID2002とWebパスワード2003は、Webサイトからコンテンツをダウンロードする際にログイン処理を要求される場合に必要となる、Webサイト用のアカウントのユーザIDとパスワードである。
SNSサイトや一部のブログサイトや写真共有サイトでは、Webサイトからコンテンツをダウンロードする際にログイン処理が必要な場合があり、その時のために利用される。また、ログイン処理が不要なWebサイトもあるが、その場合にはWebユーザID2002とWebパスワード2003は、値が空で良い。
なお、WebユーザID2002とWebパスワード2003は、ユーザが端末を使って直接Webサイトにアクセスするためではなく、キャッシュ制御手段1003が、ユーザの代わりに定期的にWebサイトにアクセスするために使用される。
Webサイトユーザリスト2004は、複数のコンテンツ鑑賞者を指定するために利用され、複数の電話番号2005を格納している。
電話番号2005には、コンテンツ鑑賞者の電話番号が格納される。
一部のWebサイトでは、各ユーザの友人関係をデータとして保持しており、あるユーザがアップロードしたコンテンツは、そのユーザと友人関係にあるユーザだけがダウンロードできるように制限をしている場合がある。コンテンツ作成者がURLをアクセス制御手段1002に開示するにあたり、Webサイト上で友人関係になっているユーザを、電話の際にそのURLのコンテンツを表示する対象であるコンテンツ鑑賞者として指定する。そして、指定された各ユーザの電話番号が電話番号2005に格納される。
コンテンツ作成者がこの指定を行わなかった場合には、電話番号2005の値は空となる。
表示希望ユーザリスト2006は、複数のコンテンツ鑑賞者を指定するために利用され、複数の電話番号2007を格納している。
電話番号2007には、コンテンツ鑑賞者の電話番号が格納される。
コンテンツ作成者が、電話の際にコンテンツを表示しても良い複数のコンテンツ鑑賞者の電話番号を指定すると、その電話番号が電話番号2007に格納される。
電話番号の指定は、コンテンツ作成者が電話帳リスト2400から選択しても良いし、手動で入力しても良い。なお、電話帳リスト2400については後述する。
表示禁止ユーザリスト2008は、複数のコンテンツ鑑賞者を指定するために利用され、複数の電話番号2009を格納している。
電話番号2009には、コンテンツ鑑賞者の電話番号が格納される。
コンテンツ作成者が、電話の際にコンテンツを表示したくない複数のコンテンツ鑑賞者の電話番号を指定すると、その電話番号が電話番号2009に格納される。
電話番号の指定は、コンテンツ作成者が電話帳リスト2400から選択しても良いし、手動で入力しても良い。
表示候補ユーザリスト2010は、複数のコンテンツ鑑賞者を指定するために利用され、複数の電話番号2011を格納している。複数の電話番号2005のリストと複数の電話番号2007のリストを連結したリストとなる。
電話番号2011には、コンテンツ鑑賞者の電話番号が格納される。
このデータにより特定されるユーザが、電話の際にコンテンツを表示可能なコンテンツ鑑賞者の候補である。
サーバキャッシュ記憶装置1006は、複数のサーバキャッシュテーブル201とキャッシュユーザ数上限2105を格納している。
サーバキャッシュテーブル201は、コンテンツ作成者が開示したURL毎に生成されるデータである。サーバキャッシュテーブル201について図4に示す。
ユーザURL2100と更新時刻2101とコンテンツデータ2102とキャッシュユーザリスト2103を備えている。
ユーザURL2100には、ユーザURL2001から値がコピーされる。
更新時刻2101は、コンテンツ作成者が最後にコンテンツをアップロードした時刻であり、更新時刻2305から値がコピーされる。
コンテンツデータ2102は、コンテンツ作成者が最後にアップロードしたコンテンツのデータであり、先頭のコンテンツデータ2307から値がコピーされる。
なお、更新時刻2305及び先頭のコンテンツデータ2307については後述する。
キャッシュユーザリスト2103は複数のコンテンツ鑑賞者を指定するために利用され、複数の電話番号2104を格納している。
電話番号2104には、コンテンツ鑑賞者の電話番号が格納される。
このデータにより特定されるユーザが、端末側にコンテンツをキャッシュさせるべきコンテンツ鑑賞者である。
キャッシュユーザ数上限2105は、端末側にコンテンツをキャッシュさせるべきコンテンツ鑑賞者の人数の上限を示す数である。キャッシュユーザ数上限2105に基づきコンテンツ毎に、キャッシュ制御手段1003がそのコンテンツをプッシュ配信する端末の数を制限することで、通信制御装置1000が消費するネットワーク帯域を制限することができる。
ユーザ情報記憶装置1007は、複数のユーザデータテーブル202を格納している。ユーザデータテーブル202について、図5に示す。
ユーザデータテーブル202は、ユーザ毎に用意されるデータである。また、ユーザデータテーブル202は電話番号2200とWebデータリスト2201と通話履歴リスト2204を格納している。
電話番号2200は、ユーザの電話番号である。
ユーザはコンテンツ作成者とコンテンツ鑑賞者の両方の立場になり得るので、電話番号2200は、コンテンツ作成者やコンテンツ鑑賞者のいずれかの電話番号に限定されるものではない。
Webデータリスト2201は、複数のWebサイトID2202とWebユーザID2203の組を備えている。
WebサイトID2202は、各Webサーバを識別するIDである。例えば、ユーザURL2001に格納されているURLの、ホスト名の部分を切り出すことで、各Webサーバを識別することができる。
WebユーザID2203は、そのユーザがWebサイトID2202で識別されるWebサイトで利用しているアカウントのユーザIDである。
通話履歴リスト2204は、複数の電話番号2205と開始時刻2206と終了時刻2207の組を備えている。
電話番号2205には、そのユーザが過去に電話で通話した相手の電話番号が格納される。また、開始時刻2206には、その通話の開始時刻が格納される。更に、終了時刻2207には、その通話の終了時刻が格納される。
<WebサーバX1100の説明>
WebサーバX1100は、コンテンツ管理手段X1101とコンテンツ記憶装置X1102を備える。
なお、WebサーバY1100以降のWebサーバの構成は、WebサーバX1100と同一であるため、説明は省略する。
コンテンツ管理手段X1101は、端末A1200、端末B1200…から、ユーザIDとパスワードによるログイン処理を経て、コンテンツのアップロードを受け付ける。また、通信制御装置1000は、端末A1200、端末B1200…からコンテンツのダウンロード要求があった場合には、そのコンテンツを送信する。なお、コンテンツのアップロードだけでなく、ダウンロードの際にも、ユーザIDとパスワードによるログイン処理を行うようにしてもよい。
コンテンツ記憶装置X1102は、複数のログインテーブル203と複数のコンテンツテーブル204を格納している。ログインテーブル203及びコンテンツテーブル204について、図6に示す。
ログインテーブル203は、そのWebサイトにアカウントを持っているユーザ毎に用意されるデータである。また、ログインテーブル203は、WebユーザID2300とWebパスワード2301と友人リスト2302を格納している。
WebユーザID2300とWebパスワード2301には、そのWebサイト用のアカウントのユーザIDとパスワードがそれぞれ格納される。
友人リスト2302は、複数のWebユーザID2303を格納している。
WebユーザID2303には、WebユーザID2300で特定されるユーザと友人関係であるユーザのアカウントのユーザIDが格納される。
コンテンツテーブル204は、そのWebサイトにアカウントを持っているユーザ毎に用意されるデータである。
ユーザURL2304と更新時刻2305とコンテンツリスト2306を格納している。
ユーザURL2304は、そのユーザがアップロードしたコンテンツのURLである。
更新時刻2305は、そのユーザが最後にコンテンツをアップロードした時刻である。
コンテンツリスト2306は、複数のコンテンツデータ2307を格納している。
コンテンツデータ2307は、そのユーザがアップロードした日記や写真などのコンテンツのデータが格納される。このデータは、テキストと画像から構成される日記や、写真の画像とその写真に対するテキストによるコメントなどを含むため、複数のメディアが混在した複合メディアである。ユーザが新しくコンテンツをアップロードすると、そのデータは先頭のコンテンツデータ2307として格納される。
<端末A1200の説明>
端末A1200は、通信手段A1201と入出力手段A1202と端末キャッシュ記憶装置A1203を備える。
端末A1200は、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯型コンピュータ(パーソナル・デジタル・アシスタンス、PDA)、スマートフォン(PDA機能付き携帯電話)、街頭マルチメディア端末、車載端末、ネットワーク接続機能付きテレビ、ネットワーク接続機能付きセットトップボックス、ネットワーク接続機能付きゲーム機、外部と情報をやり取りする機能を備えた類似するその他の装置であってよい。
なお、端末B1200以降の端末の構成は、端末A1200と同一であるため、説明は省略する。
通信手段A1201は、通信手段1001、コンテンツ管理手段X1101、コンテンツ管理手段Y1101…、通信手段B1201…と、ネットワークを介してデータをやり取りする。
入出力手段A1202は、マウス、キーボード、マイク、カメラ、USBインタフェース、SDカードインタフェースその他の各種入力機能と、ディスプレイ、スピーカーその他の各種出力機能とを備える。
端末キャッシュ記憶装置A1203は、電話帳リスト2400と複数の端末キャッシュテーブル205を格納している。
電話帳リスト2400は、複数の電話番号2401を格納している。
電話番号2401は、その端末を所有するユーザが、親しい相手の電話番号を保存しておくために使用される。
端末キャッシュテーブル205は、その端末でキャッシュするコンテンツ毎に生成されるデータである。端末キャッシュテーブル205について図7に示す。
端末キャッシュテーブル205は、ユーザURL2402と、更新時刻2403と、コンテンツデータ2404を格納している。
ユーザURL2402は、キャッシュするコンテンツが元々Webサイト上にアップロードされていたURLである。ユーザURL2100からコピーされる。
更新時刻2403は、キャッシュするコンテンツがアップロードされた時刻である。更新時刻2101からコピーされる。
コンテンツデータ2404は、キャッシュするコンテンツのデータである。コンテンツデータ2102からコピーされる。
<発明を実施するための最良の形態の動作の説明>
次に、図8乃至図11のフローチャートを参照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。
図8、図9及び図10は、端末A1200を利用するコンテンツ作成者が通信制御装置1000にURLを開示してから、複数のコンテンツ鑑賞者の端末にコンテンツがプッシュ配信されてキャッシュされるまでの動作を示している。説明の都合上、コンテンツ作成者がWebサーバX1100にコンテンツをアップロードする例を題材とするが、WebサーバY1100などの他のWebサーバに読み替えても良い。
図11は、端末A1200を利用するコンテンツ作成者が、端末B1200を利用するコンテンツ鑑賞者を選んで電話を掛けてから、そのコンテンツ鑑賞者と通話を開始するまでの動作を示している。
まず、図8を用いてコンテンツ作成者がコンテンツをアップロードする際の動作について説明する。
コンテンツ作成者が入出力手段A1202を用いて、通信手段A1201を介してコンテンツ管理手段X1101にアクセスして、WebサーバX1100用のユーザIDとパスワードとURLを送信して、コンテンツをアップロードする(ステップS3001)。
コンテンツ管理手段X1101では、受信したユーザIDとパスワードが、WebユーザID2300とWebパスワード2301に合致するかチェックする(ステップS3002)。
合致した場合は、受信したURLと一致するユーザURL2304に対応するコンテンツテーブル204内の、先頭のコンテンツデータ2307に、アップロードされたコンテンツを格納する(ステップS3003)。
また、更新時刻2305に現在の時刻を格納する(ステップS3004)。
なお、これらS3001乃至S3004のステップは、ステップS3100以降とは全く独立に、コンテンツ作成者がコンテンツをアップロードする度毎に発生する。
次に、図10を用いて、端末A1200を利用するコンテンツ作成者が通信制御装置1000にURL等を開示する際の動作について説明する。
コンテンツ作成者が入出力手段A1202を用いて、通信手段A1201と通信手段1001を介してアクセス制御手段1002にアクセスして、自分の電話番号、自分がアップロードしたWebサイトのコンテンツのURL、そのWebサイトの自分用のユーザIDとパスワード、電話の際にコンテンツを表示するユーザとしてWebサイト内で友人関係になっているユーザを指定するか否かを送信する。なお、ユーザを指定するか否かについては具体的には、電話の際にコンテンツを表示しても良い複数のユーザの電話番号と、表示したくない複数のユーザの電話番号を送信することにより指定される。
ただし、コンテンツのダウンロードにログイン処理が必要ないWebサイトの場合には、ユーザIDとパスワードは送信しなくても良い。
これらのデータを受信したアクセス制御手段1002は、電話番号を電話番号2000に、コンテンツのURLをユーザURL2001に、ユーザIDをWebユーザID2002に、パスワードをWebパスワード2003に、電話の際にコンテンツを表示しても良い複数のユーザの電話番号を電話番号2007に、表示したくない複数のユーザの電話番号を電話番号2009に、それぞれ格納する(ステップS3100)。
次に、図9を用いてコンテンツデータ2102の定期的な更新のための動作について説明する。コンテンツデータ2102の定期的な更新は、前述したS3001乃至S3004のステップや、後述するS3300以降のステップとは全く独立に、定期的に発生する。
まず、キャッシュ制御手段1003が、ステップS3100で格納されたユーザURL2001を参照して、その値に一致するユーザURL2100を含むサーバキャッシュテーブル201が存在するか確認する(ステップS3201)。
存在した場合は、ステップS3203に進む。一方、存在しない場合はサーバキャッシュテーブル201を1つ生成して、ユーザURL2001の値をユーザURL2100に格納する(ステップS3202)。
次に、キャッシュ制御手段1003が、ステップS3100で格納されたユーザURL2001、WebユーザID2002、Webパスワード2003を参照してコンテンツ管理手段X1101にアクセスする。そして、ユーザURL2001の値に一致するユーザURL2304を含むコンテンツテーブル204を特定し、そのコンテンツテーブル204内の、更新時刻2305を取得する(ステップS3203)。
次に、更新時刻2101に値が格納されているかを確認し(ステップS3204)、格納されていれば更新時刻2305の値と比較する(ステップS3205)。
更新時刻2305の値の方が新しければ、更新時刻2305を更新時刻2101に格納して(ステップS3206)、ステップS3207に進む。
比較した値が同じであれば、次回のステップS3200の定期発生まで待つ。
一方、格納されていなければ更新時刻2305を更新時刻2101に格納して(ステップS3206)、ステップS3207に進む。
次に、キャッシュ制御手段1003が、先頭のコンテンツデータ2307をダウンロードし、コンテンツデータ2102に格納する(ステップS3207)。
その後、キャッシュユーザリストを再計算するために、ステップS3304に進む。
アクセス制御手段1002が、ステップS3100において、電話の際にコンテンツを表示するユーザとしてWebサイト内で友人関係になっているユーザが指定されていたか否かを確認する(ステップS3300)。指定されていればステップS3301に進み、指定されていなければステップS3303に進む。
アクセス制御手段1002が、ユーザURL2001、WebユーザID2002、Webパスワード2003を用いてコンテンツ管理手段X1101にアクセスして、WebユーザID2002の値に一致するWebユーザID2300を含むログインテーブル203内の、全てのWebユーザID2303を取得する(ステップS3301)。
このWebユーザID2303は、Webサイト内でコンテンツ作成者と友人関係にある全てのユーザのユーザIDである。
まず、アクセス制御手段1002が、ユーザURL2001のURLからホスト名の部分だけを切り出した文字列を生成する。
次に、アクセス制御手段1002が、通話管理手段1004にアクセスして、前記文字列と一致するWebサイトID2202と、ステップS3301で取得したWebユーザID2303の値に一致するWebユーザID2203の組を含むユーザデータテーブル202を全て特定し、特定したユーザデータテーブル202の全ての電話番号2200を取得する(ステップS3302)。
この電話番号2200は、Webサイト内でコンテンツ作成者と友人関係にある全てのユーザの電話番号である。ただし、その友人関係にあるユーザが、通話管理手段1004に、Webサイト用の自分のユーザIDを開示していない場合には、そのユーザの電話番号は取得されないことになる。そのため、取得した電話番号2200の個数は、ステップS3301で取得したWebユーザID2303の個数以下であるという関係が常に成り立つ。
次に、アクセス制御手段1002が、取得した全ての電話番号2200を、電話番号2005に格納する。
アクセス制御手段1002が、電話番号2005と電話番号2007を参照し、重複する値がある場合には重複を除去してからマージして、電話番号2011に格納する(ステップS3303)。
この電話番号2011は、電話の際にコンテンツを表示可能なコンテンツ鑑賞者の候補の電話番号である。
キャッシュ制御手段1003が、電話番号2011が空か否かを確認し(ステップS3304)、空であればステップS3305に進み、空でなければステップS3306に進む。
ステップS3305では、まず、キャッシュ制御手段1003が、コンテンツ作成者の電話番号2200を含むユーザデータテーブル202を特定し、そこから辿れる全ての通話履歴リスト2204を選択する。
次に、選択した通話履歴リスト2204の中から、電話番号2205の値が電話番号2009の値と一致するものを全て除外する。
次に、残った通話履歴リスト2204について、終了時刻2207から開始時刻2206の差分を取って各通話の通話時間を計算し、電話番号2205毎に通話時間を合計する。
次に、通話時間が長い順に電話番号2205を並び替える。
次に、並び替えた電話番号2205の個数が、キャッシュユーザ数上限2105の値を超過する場合には、電話番号2205を先頭からキャッシュユーザ数上限2105の値の個数分だけ取り出す(ステップS3305)。
なお、通話時間が長い順に並び替えるのではなく、他の基準に従って並べ替えるようにしても良い。例えば通話回数が多い順に並び替えても良い。また、例えば通話がなされたのが最近である順に並べ変えても良い。
ステップS3306では、まず、キャッシュ制御手段1003が、コンテンツ作成者の電話番号2200を含むユーザデータテーブル202を特定し、そこから辿れる全ての通話履歴リスト2204を選択する。
次に、選択した通話履歴リスト2204の中から、電話番号2205の値が電話番号2011の値と一致するものだけを全て選択する。
また、選択した通話履歴リスト2204の中から、電話番号2205の値が電話番号2009の値と一致するものを全て除外する。
次に、残った通話履歴リスト2204について、終了時刻2207から開始時刻2206の差分を取って各通話の通話時間を計算し、電話番号2205毎に通話時間を合計する。
次に、通話時間が長い順に電話番号2205を並び替える。
更に、並び替えた電話番号2205の個数が、キャッシュユーザ数上限2105の値を超過する場合には、電話番号2205を先頭からキャッシュユーザ数上限2105の値の個数分だけ取り出す(ステップS3306)。
なお、通話時間が長い順に並び替えるのではなく、他の基準に従って並べ替えるようにしても良い。例えば通話回数が多い順に並び替えても良い。また、例えば通話がなされたのが最近である順に並べ変えても良い。
キャッシュ制御手段1003が、ステップS3305またはステップS3306の結果取り出された複数の電話番号2205を、電話番号2104に格納する(ステップS3307)。
キャッシュ制御手段1003が、電話番号2104で特定される複数の端末に対して、ユーザURL2100と更新時刻2101とコンテンツデータ2102をプッシュ配信する。これらを受信した複数の端末では、受信したデータをユーザURL2402と更新時刻2403とコンテンツデータ2404にそれぞれ格納する(ステップS3308)。なお、この際に受信端末のユーザがプッシュ配信を受けることについて特別な操作を行う必要はなく、自動的に配信を受けることが可能である。
以上の動作により、コンテンツ作成者からコンテンツ鑑賞者への電話の着信時に、コンテンツ作成者が最近アップロードしたコンテンツを、コンテンツ鑑賞者の端末に表示できる。また、コンテンツ作成者がコンテンツ鑑賞者の候補を一度だけ指定しておけば、それ以降は、Webサイトに新しいコンテンツをアップロードする際にコンテンツ鑑賞者の候補を指定する必要がない。更に、コンテンツ作成者が新しいコンテンツをアップロードするだけで、次回の電話の際には新しいコンテンツをコンテンツ鑑賞者の端末に表示できる。
次に、図11での動作を説明する。
コンテンツ作成者が入出力手段A1202を用いて、通信手段A1201と通信手段1001を介して通話管理手段1004にアクセスする。そして、自分の電話番号とコンテンツ鑑賞者の電話番号を送信する。これにより、このコンテンツ鑑賞者に電話発信を行うことを要求する(ステップS3400)。
通話管理手段1004が、コンテンツ作成者の電話番号と一致する電話番号2000を含む全てのアクセス制御テーブル200を特定し、そのアクセス制御テーブル200内のユーザURL2001を全て選択する。
次に、通話管理手段1004が、選択したユーザURL2001の値と一致するユーザURL2100を含む全てのサーバキャッシュテーブル201を特定し、そのサーバキャッシュテーブル201内のユーザURL2100と更新時刻2101を全て選択する(ステップS3401)。
通話管理手段1004が、コンテンツ鑑賞者の端末B1200を呼び出して電話着信を行い、さらに、ステップS3401で選択した全てのユーザURL2100と更新時刻2101を送信する(ステップS3402)。
通信手段B1201が、受信したユーザURL2100と更新時刻2101の値にそれぞれ一致するユーザURL2402と更新時刻2403の組が、端末キャッシュ記憶装置1203内に存在するか確認する。存在する場合にはステップS3404に進み、存在しない場合にはステップS3405に進む(ステップS3403)。
コンテンツが端末側にキャッシュ済みであることが判明したため、通信手段B1201が、コンテンツデータ2404を取得して入出力手段B1202に送信する。
入出力手段B1202では、コンテンツデータ2404を表示すると共に、電話の呼出し音を鳴らす(ステップS3404)。
コンテンツが端末側にキャッシュ済みでないことが判明したため、通信手段B1201が、通信手段1001を介してキャッシュ制御手段1003にアクセスし、コンテンツデータ2102をダウンロードして入出力手段B1202に送信する。
入出力手段B1202では、コンテンツデータ2102を表示すると共に、電話の呼出し音を鳴らす(ステップS3405)。
コンテンツ鑑賞者が入出力手段B1202を用いて電話の呼び出しに応答したら、通信手段A1201と通信手段B1201との間で音声を交換することにより、通話を開始させる(ステップS3406)。
以上の動作により、Webサイトの負荷状況やログイン処理の有無に関わらず、コンテンツ作成者からコンテンツ鑑賞者への電話の着信時に、コンテンツ作成者が最近アップロードしたコンテンツを、瞬時にコンテンツ鑑賞者の端末に表示させられることができる。
〈具体例〉
本発明の実施形態に対応する第1の具体例について説明する。
ここでは、コンテンツ作成者がコンテンツのURLを通信制御装置1000に開示した場合に、どのようにして表示候補ユーザリスト2010とキャッシュユーザリスト2103が算出されるのかを、具体的な例を用いて説明する。
図12のように、ユーザAがコンテンツ作成者で、あるWebサイトにコンテンツをアップロードしており、そのWebサイト内でユーザB、ユーザC、ユーザDと友人関係にある。
ユーザAがコンテンツのURLを通信制御装置1000に開示するとともに、電話の際にコンテンツを表示しても良いコンテンツ鑑賞者として、Webサイト上で友人関係になっているユーザを指定し、さらに、ユーザEも指定したものとする。また、表示したくないコンテンツ鑑賞者として、ユーザDを指定したものとする。
更に、キャッシュユーザ数上限2105の値は2で、ユーザAと各ユーザとの通話時間の合計は図12のようになっているものとする。
この時、ステップS3300の判定はYESになるためステップS3301に進む。ステップS3303の時点での表示候補ユーザリスト2010の値はユーザB、ユーザC、ユーザD、ユーザEとなる。
ステップS3306において、表示候補ユーザリスト2010の値は、ユーザDが除外されるため、ユーザB、ユーザC、ユーザEとなる。この3人を、ユーザAとの通話時間の合計が長い順に並び替えると、ユーザB、ユーザE、ユーザCとなる。ここで、キャッシュユーザ数上限2105の値が2であるため、ユーザBとユーザEの2人が選出される。
そのため、ステップS3307の時点でのキャッシュユーザリスト2103の値は、ユーザB、ユーザEとなる。
また、コンテンツテーブル204のデータは、RSS(RDF Site Summary)データであっても良い。なお、RSSについての詳細は、例えば非特許文献1の記載から入手できる。
この時、ユーザURL2304はRSSファイルへのURLに相当する。また、データを、RSSデータとする場合は、更新時刻2305は<dc:date>タグの要素に相当し、コンテンツデータ2307は<item>タグの要素に相当する。
次に、本発明の実施形態に対応する第2の具体例について説明する。
ここでは、コンテンツ作成者(氏名は日電太郎)がWebサイトにコンテンツをアップロードするだけで、次回の電話発信時には、コンテンツ鑑賞者の端末で表示されるコンテンツが更新される動作を、図13を用いて説明する。
まず、3月20日にコンテンツ作成者が、「温泉の写真とその写真についてのコメント」をコンテンツとして、Webサイトにアップロードする(ステップS3000)。
次に、3月23日にコンテンツ作成者が、コンテンツ鑑賞者に電話を掛ける(ステップS3400)。その際、コンテンツ鑑賞者の端末には、コンテンツ表示用のウィンドウが出現し、コンテンツ作成者から電話が来た旨のメッセージと共に、「温泉の写真とその写真についてのコメント」がコンテンツとして表示される。
更に、3月25日にコンテンツ作成者が、新たに、「レストランの写真とその写真についてのコメント」をコンテンツとして、Webサイトにアップロードする(ステップS3000)。
次に、3月29日にコンテンツ作成者が、コンテンツ鑑賞者に電話を掛ける(ステップS3400)と、コンテンツ鑑賞者の端末には、コンテンツ表示用のウィンドウが出現し、コンテンツ作成者から電話が来た旨のメッセージと共に、「レストランの写真とその写真についてのコメント」がコンテンツとして表示される。
以上説明した本発明の実施形態の第1の効果は、コンテンツ作成者からコンテンツ鑑賞者への電話の着信時に、コンテンツ作成者が最近アップロードしたコンテンツを、コンテンツ鑑賞者の端末に表示できることである。更に、コンテンツ作成者がコンテンツ鑑賞者の候補を一度だけ指定しておけば、それ以降は、Webサイトに新しいコンテンツをアップロードする際にコンテンツ鑑賞者の候補を指定する必要がないことである。加えて、コンテンツ作成者が新しいコンテンツをアップロードするだけで、次回の電話の際には新しいコンテンツをコンテンツ鑑賞者の端末に表示できることである。
その理由は、コンテンツ作成者の端末から通信制御装置に、コンテンツのURLと、電話の際に前記コンテンツを表示させても良いコンテンツ鑑賞者と、表示させたくないコンテンツ鑑賞者と、コンテンツ鑑賞者をWebサーバ内に格納されている登録メンバーに限定するか否か、とを一度だけ送信すればよいためである。
また、通信制御装置が、受信した情報に基づいて、コンテンツ作成者からの電話発信の際に前記コンテンツを表示させても良いコンテンツ鑑賞者を選択することができるためである。更に、コンテンツ作成者がコンテンツ鑑賞者の候補を指定する作業と、Webサイトに新しいコンテンツをアップロードする作業とを独立に行うことができるようになるためである。
加えて、コンテンツ作成者からコンテンツ鑑賞者への電話発信に連動して、通信制御装置が前記URLをコンテンツ鑑賞者に通知できるようになるからである。
本発明の第2の効果は、Webサイトの負荷状況やログイン処理の有無に関わらず、コンテンツ作成者からコンテンツ鑑賞者への電話の着信時に、コンテンツ作成者が最近アップロードしたコンテンツを、瞬時にコンテンツ鑑賞者の端末に表示させられることである。
その理由は、通信制御装置が、前記受信した情報と、コンテンツ作成者の通話履歴と、通信制御装置内で設定済みのコンテンツをキャッシュする端末台数の上限とに基づいて、前記選択されたコンテンツ鑑賞者のうち、コンテンツをキャッシュさせるコンテンツ鑑賞者を選択できるためである。
また、Webサーバから前記コンテンツをダウンロードして端末にプッシュ配信してキャッシュさせておき、コンテンツ鑑賞者の端末が電話の着信時に、キャッシュされたコンテンツを表示する動作をするからである。
本発明の第3の効果は、過去に1度も通話したことのない相手に対しても、初めて電話をかける際にコンテンツを表示させることができる点である。
その理由は、Webサイト内での友人であれば、過去に通話履歴がなくとも、キャッシュユーザ数の上限を超えない範囲の人数である、という条件を満たせば、コンテンツを表示させることが可能だからである。
これにより、Webサイト内では友人であるが電話番号は知らない相手についても、コンテンツの表示を許可することについての可否を設定出来る。そして、その後に、電話番号を知り、初めて電話をかける場合であっても、過去に、表示を許可すると設定したコンテンツを表示させることが可能となる。
以上の3つの技術的効果により、音声通話のみの電話サービスに対する付加価値サービスを実現できる。即ち、ユーザが他のユーザに電話を掛けた際に、自分が最近Webサイトにアップロードした日記や写真などのコンテンツを、瞬時に相手の端末に表示することで、相手に自分の近況が伝わり、近況についての会話を楽しむことができる。
例えば、電話着信時に、旅行先の滞在日記や、食事に行ったレストランの感想などの、最新の日記を表示することで、相手に自分の近況を通知できる。さらに、Webサイトに新しい日記をアップロードするだけで次回の電話着信時に新しい近況を通知できる付加価値サービスが実現できる。
また、既存のサービスとして電話の着信音をユーザがカスタマイズできる「着信メロディ」があるが、本発明を用いれば、電話の着信時に画面に表示する写真をカスタマイズできる。さらに、Webサイトに新しい写真をアップロードするだけで次回の電話着信時に表示される写真を更新できる付加価値サービスが実現できる。
上記した、このような付加価値サービスは、電話で音声通話を行うだけの場合に比べて、近況についての通話時間が増えるため、電話サービスを提供している通信事業者にとって、通話料の増加が見込めるという利点がある。併せて、顧客の満足度を高めることが可能になるという利点もある。
なお、本発明の実施形態である情報通信システムは、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せにより実現することができる。
本発明は、通信業界において、音声通話のみの電話サービスに対する付加価値サービスを創出するといった用途に適用できる。
本発明の実施形態におけるネットワーク構成を表す図である。 第1の発明を実施するための最良の形態の構成を示すブロック図である。 第1の発明を実施するための最良の形態のデータ構造を示す図(アクセス制御情報)である。 第1の発明を実施するための最良の形態のデータ構造を示す図(サーバキャッシュ情報)である。 第1の発明を実施するための最良の形態のデータ構造を示す図(ユーザ情報)である。 第1の発明を実施するための最良の形態のデータ構造を示す図(コンテンツ情報)である。 第1の発明を実施するための最良の形態のデータ構造を示す図(端末キャッシュ情報)である。 第1の発明を実施するための最良の形態の動作を示すフローチャート(1/3)である。 第1の発明を実施するための最良の形態の動作を示すフローチャート(2/3)である。 第1の発明を実施するための最良の形態の動作を示すフローチャート(3/3)である。 第1の発明を実施するための最良の形態におけるコンテンツ作成者が、コンテンツ鑑賞者を選んで電話を掛けてから、そのコンテンツ鑑賞者と通話を開始するまでの動作を示すフローチャートである。 第1の具体例のデータ構造を示す図である。 第2の具体例の画面例を示す図である。 特許文献1から引用した図である。 特許文献2から引用した図である。
符号の説明
200 アクセス制御テーブル
201 サーバキャッシュテーブル
202 ユーザデータテーブル
203 ログインテーブル
204 コンテンツテーブル
205 端末キャッシュテーブル
1000 通信
1001 通信手段
1002 アクセス制御手段
1003 キャッシュ制御手段
1004 通話管理手段
1005 アクセス制御情報記憶装置
1006 サーバキャッシュ記憶装置
1007 ユーザ情報記憶装置
1100 Webサーバ
1101 コンテンツ管理手段
1102 コンテンツ記憶装置
1200 端末
1201 通信手段
1202 入出力手段
1203 端末キャッシュ記憶装置
2000 電話番号
2001 ユーザURL
2002 WebユーザID
2003 Webパスワード
2004 Webサイトユーザリスト
2005、2007、2009、2011、2104、2200、2205、2401 電話番号
2006 表示希望ユーザリスト
2008 表示禁止ユーザリスト
2010 表示候補ユーザリスト
2100、2304、2402 ユーザURL
2101、2403 更新時刻
2102、2307、2404 コンテンツデータ
2103 キャッシュユーザリスト
2105 キャッシュユーザ数上限
2201 Webデータリスト
2202 WebサイトID
2203、2303 WebユーザID
2204 通話履歴リスト
2206 開始時刻
2207 終了時刻
2300 WebユーザID
2301 Webパスワード
2302 友人リスト
2305 更新時刻
2306 コンテンツリスト
2400 電話帳リスト

Claims (20)

  1. 通信制御装置と、Webサーバと、端末とが相互に接続された通信システムであって、
    第1の端末が、コンテンツ作成者が作成したコンテンツを前記Webサーバにアップロードし、該アップロード先のURL並びに該コンテンツを鑑賞させてもよい端末である第2の端末を特定する識別情報を前記通信制御装置に送信する手段を備え、
    前記通信制御装置が、前記URLに基づいて前記Webサーバにアクセスすることにより前記コンテンツをダウンロードし、該ダウンロードしたコンテンツを記憶するサーバキャッシュ記憶手段と、
    前記識別情報に基づいて、前記第2の端末宛てに前記サーバキャッシュ記憶手段が記憶したコンテンツをプッシュ配信するキャッシュ制御手段と、
    を備える通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記通信制御装置は、
    前記URLによって示される前記Webサーバにアクセスすることによりコンテンツの更新が行われていないかを確認し、更新が検出された場合には前記新たなコンテンツをダウンロードして記憶し、該記憶した新たなコンテンツを前記第2の端末宛てにプッシュ配信することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の通信システムであって、
    前記識別情報が、前記第2の端末および前記コンテンツを鑑賞させてはならない端末である第3の端末をそれぞれ特定する情報であり、
    前記通信制御装置が、
    前記識別情報によって前記第2の端末として特定された端末に加えて、前記Webサーバ内で前記コンテンツ作成者と友人関係であると定義されているユーザの端末であって前記識別情報によって前記第3の端末として特定されていない端末を前記第2の端末として更に追加することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信システムであって、
    前記第1の端末は前記コンテンツを前記URLによって示される前記Webサーバにアップロードした後に、新たなコンテンツを前記URLによって示される前記Webサーバにアップロードした場合には前記URL及び前記識別情報は送信せず、前記通信制御装置は以前のコンテンツアップロード時に送信されてきた前記URL及び前記識別情報に基づいて前記新たなコンテンツをダウンロードして前記第2の端末宛てにプッシュ配信することを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信システムであって、
    前記通信制御装置が、
    コンテンツ作成者が利用する前記第1の端末からコンテンツ鑑賞者が利用する前記第2の端末への電話発信に連動して、前記URLを前記第2の端末に通知する、URL通知手段を更に備え、
    前記第2の端末が、
    前記URL通知手段により通知されたURLによって示される前記Webサーバにアップロードされている前記コンテンツを表示する、表示手段を備えることを特徴とする通信システム。
  6. 請求項5に記載の通信システムであって、
    前記表示手段における、URLによって示される前記Webサーバにアップロードされたコンテンツの表示は、前記第2の端末内にキャッシュ済みのコンテンツを表示させることにより実現されることを特徴とする通信システム。
  7. 請求項6に記載の通信システムであって、
    前記表示手段を動作させる際に、前記第2の端末内にコンテンツがキャッシュされていなかった場合には、前記第2の端末が前記サーバキャッシュ記憶手段からコンテンツをダウンロードすることを特徴とする通信システム。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の通信システムであって、
    前記プッシュ配信の対象とされる端末の数に予め制限を設けておき、
    前記通信制御装置は、
    前記プッシュ配信を行う際の前記第1の端末の通話履歴を参照し、該第1の端末との通話時間の合計が長い順に、前記第2の端末を前記制限を満たす数だけ選択し、該選択した第2の端末を対象として前記プッシュ配信を行うことを特徴とする通信システム。
  9. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の通信システムであって、
    前記プッシュ配信の対象とされる端末の数に予め制限を設けておき、
    前記通信制御装置は、
    前記プッシュ配信を行う際の前記第1の端末の通話履歴を参照し、該第1の端末との通話回数の合計が長い順に、前記第2の端末を前記制限を満たす数だけ選択し、該選択した第2の端末を対象として前記プッシュ配信を行うことを特徴とする通信システム。
  10. 通信制御装置と、Webサーバと、端末とが相互に接続されたシステムにおける通信方法であって、
    第1の端末が、コンテンツ作成者が作成したコンテンツを前記Webサーバにアップロードし、該アップロード先のURL並びに該コンテンツを鑑賞させてもよい端末である第2の端末を特定する識別情報を前記通信制御装置に送信するステップと、
    前記通信制御装置が、前記URLに基づいて前記Webサーバにアクセスすることにより前記コンテンツをダウンロードし、該ダウンロードしたコンテンツを、当該通信制御装置が備えるサーバキャッシュ手段に記憶するサーバキャッシュ記憶ステップと、
    前記通信制御装置が、前記識別情報に基づいて、前記第2の端末宛てに前記サーバキャッシュ記憶ステップにおいて記憶したコンテンツをプッシュ配信するキャッシュ制御ステップと、
    を含む通信方法。
  11. 請求項10に記載の通信方法であって、
    前記通信制御装置が、
    前記URLによって示される前記Webサーバにアクセスすることによりコンテンツの更新が行われていないかを確認し、更新が検出された場合には前記新たなコンテンツをダウンロードして記憶し、該記憶した新たなコンテンツを前記第2の端末宛てにプッシュ配信することを特徴とする通信方法。
  12. 請求項10又は11に記載の通信方法であって、
    前記識別情報が、前記第2の端末および前記コンテンツを鑑賞させてはならない端末である第3の端末をそれぞれ特定する情報であり、
    前記通信制御装置が、
    前記識別情報によって前記第2の端末として特定された端末に加えて、前記Webサーバ内で前記コンテンツ作成者と友人関係であると定義されているユーザの端末であって前記識別情報によって前記第3の端末として特定されていない端末を前記第2の端末として更に追加することを特徴とする通信方法。
  13. 請求項10乃至12の何れか1項に記載の通信方法であって、
    前記第1の端末は前記コンテンツを前記URLによって示される前記Webサーバにアップロードした後に、新たなコンテンツを前記URLによって示される前記Webサーバにアップロードした場合には前記URL及び前記識別情報は送信せず、前記通信制御装置は以前のコンテンツアップロード時に送信されてきた前記URL及び前記識別情報に基づいて前記新たなコンテンツをダウンロードして前記第2の端末宛てにプッシュ配信することを特徴とする通信方法。
  14. 請求項10乃至13の何れか1項に記載の通信方法であって、
    前記通信制御装置が、コンテンツ作成者が利用する前記第1の端末からコンテンツ鑑賞者が利用する前記第2の端末への電話発信に連動して、前記URLを前記第2の端末に通知する、URL通知ステップと、
    前記第2の端末が、前記URL通知ステップにより通知されたURLによって示される前記Webサーバにアップロードされている前記コンテンツを表示する、表示ステップと、
    を更に含むことを特徴とする通信方法。
  15. 請求項14に記載の通信方法であって、
    前記表示ステップにおける、URLによって示される前記Webサーバにアップロードされたコンテンツの表示は、前記第2の端末内にキャッシュ済みのコンテンツを表示させることにより行われることを特徴とする通信方法。
  16. 請求項15に記載の通信方法であって、
    前記表示ステップを行う際に、前記第2の端末内にコンテンツがキャッシュされていなかった場合には、前記第2の端末が前記サーバキャッシュ記憶手段からコンテンツをダウンロードすることを特徴とする通信方法。
  17. 請求項10乃至16の何れか1項に記載の通信方法であって、
    前記プッシュ配信の対象とされる端末の数に予め制限を設けておき、
    前記通信制御装置は、
    前記プッシュ配信を行う際の前記第1の端末の通話履歴を参照し、該第1の端末との通話時間の合計が長い順に、前記第2の端末を前記制限を満たす数だけ選択し、該選択した第2の端末を対象として前記プッシュ配信を行うことを特徴とする通信方法。
  18. 請求項10乃至17の何れか1項に記載の通信方法であって、
    前記プッシュ配信の対象とされる端末の数に予め制限を設けておき、
    前記通信制御装置は、
    前記プッシュ配信を行う際の前記第1の端末の通話履歴を参照し、該第1の端末との通話回数の合計が長い順に、前記第2の端末を前記制限を満たす数だけ選択し、該選択した第2の端末を対象として前記プッシュ配信を行うことを特徴とする通信方法。
  19. Webサーバ及び端末と相互に接続された通信制御装置であって、
    コンテンツ作成者が作成したコンテンツを前記Webサーバにアップロードした第1の端末から、該アップロード先のURL並びに該コンテンツを鑑賞させてもよい端末である第2の端末を特定する識別情報を受信する手段と、
    前記URLに基づいて前記Webサーバにアクセスすることにより前記コンテンツをダウンロードし、該ダウンロードしたコンテンツを記憶するサーバキャッシュ記憶手段と、
    前記識別情報に基づいて、前記第2の端末宛てに前記サーバキャッシュ記憶手段が記憶したコンテンツをプッシュ配信するキャッシュ制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  20. Webサーバ及び端末と相互に接続された通信制御装置としてコンピュータを機能させるための通信プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    コンテンツ作成者が作成したコンテンツを前記Webサーバにアップロードした第1の端末から、該アップロード先のURL並びに該コンテンツを鑑賞させてもよい端末である第2の端末を特定する識別情報を受信する手段と、
    前記URLに基づいて前記Webサーバにアクセスすることにより前記コンテンツをダウンロードし、該ダウンロードしたコンテンツを記憶するサーバキャッシュ記憶手段と、
    前記識別情報に基づいて、前記第2の端末宛てに前記サーバキャッシュ記憶手段が記憶したコンテンツをプッシュ配信するキャッシュ制御手段と、
    を備える通信制御装置として機能させることを特徴とする通信プログラム。
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