JP5018911B2 - 照明装置および液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一方の面に立体構造が連続して配列された光透過フィルムを備えた照明装置および液晶表示装置に関する。
液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)は、ブラウン管(CRT:Cathode Ray Tube)と比較して、低消費電力かつ小型化、薄型化が可能であり、現在では携帯電話、デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistants)等の小型機器から、大型サイズの液晶テレビに至るまで、様々なサイズのものが幅広く使用されている。
液晶表示装置は透過型、反射型等に分類され、特に透過型液晶表示装置は、液晶層を一対の透明基板で挟んだ液晶表示パネル、この液晶表示パネルの光入射側、光出射側にそれぞれ配置された入射側偏光板、出射側偏光板のほか、照明光源としてバックライトユニットを備えている。バックライトユニットは、光源を液晶表示パネルの直下に配置する直下型のほか、導光板を用いたエッジライト型がある。
一方、液晶表示パネルから出射される光が正面方向に強くなるように配光させる目的で、プリズムシートと称される光透過フィルムをバックライトユニットと液晶表示パネルとの間に配置する構成が知られている。プリズムシートは、第1の方向(稜線方向)に稜線をもつ断面が略三角形の構造体が、第1の方向と直交する第2の方向(配列方向)に複数配列されることからなるプリズム部を有するシートであり、バックライトの光を正面方向に立ち上げて、正面輝度を向上させる作用を有している。
また、この断面略三角形状のプリズムを有するプリズムシートに、屈折率異方性を与えることでさらなる正面輝度の向上と利用効率の向上が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1によると、プリズムの配列方向の屈折率よりもプリズムの稜線方向の屈折率を大きくすることで、光透過フィルムへ入射した光のうちプリズムの配列方向に振動する偏光成分よりもプリズムの配列方向に振動する偏光成分の方が戻り光になる量が大きくなり、これにより、一定の偏光分離機能が得られることになる。このため、屈折率の小さなプリズムの配列方向に偏光板の透過軸を合わせることで、正面輝度を向上させることができる。
WO2007/032440号公報
しかしながら、特許文献1に記載の照明装置においては、偏光板の透過軸とプリズムシートの面内屈折軸との間の最適な組み合わせについては記載されているが、プリズムシートの厚み方向の屈折率については記載されていない。
すなわち、偏光板の透過軸とプリズムシートの面内の屈折軸の間の位置関係が最適化されても、プリズムシートの厚み方向の屈折率を考慮しないと正面輝度や光の取出効率(利用効率)の向上が図れない場合があるだけでなく、かえって特性が低下する場合もある。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、プリズムの稜線方向、配列方向および厚み方向の3軸間の屈折率の関係を考慮して偏光板との組み合わせを最適化し、正面輝度および光取出効率の向上を図ることができる照明装置及びこれを備えた液晶表示装置を提供することを課題とする。
本発明の照明装置は、偏光板と、光源と、偏光板と光源の間に配置され一方の面に第1の方向に稜線をもつプリズムが第1の方向と直交する第2の方向に複数連続して配列された光透過フィルムとを備えた照明装置である。
光透過フィルムは、プリズムの稜線方向、配列方向及び厚み方向の屈折率をそれぞれnx,ny,nzとしたときに、プリズムの稜線方向と配列方向とで屈折率の大きな方の軸を偏光板の透過軸と直交させて配置される。具体的に、稜線方向の屈折率(nx)が配列方向の屈折率(ny)よりも大きい場合には、プリズムの稜線方向を偏光板の透過軸と直交させる。一方、配列方向の屈折率(ny)の方が稜線方向の屈折率(nx)よりも大きい場合には、プリズムの配列方向を偏光板の透過軸と直交させる。
そして、本発明では、プリズムの稜線方向が偏光板の透過軸と垂直又はほぼ垂直となるように配置される場合、
(1)プリズムの稜線方向の屈折率(nx)を、その配列方向の屈折率(ny)および厚み方向の屈折率(nz)よりも大きくする(nx>ny,nz)。あるいは、
(2)プリズムの配列方向の屈折率(ny)を、その稜線方向の屈折率(nx)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さくする(ny<nx,ny)。
一方、プリズムの稜線方向が偏光板の透過軸と平行又はほぼ平行となるように配置される場合、
(3)プリズムの配列方向の屈折率(ny)を、その稜線方向の屈折率(nx)及び厚み方向の屈折率(nz)よりも大きくする(ny>nx,nz)。あるいは、
(4)プリズムの稜線方向の屈折率(nx)を、その配列方向の屈折率(ny)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さくする(nx<ny,nz)。
以上の構成によって、プリズムの厚み方向の屈折率を考慮した偏光板との最適な組み合わせを実現でき、正面輝度および利用効率の向上を図ることができる。なお、上記(1)〜(4)は、それぞれの構成によって得られる正面輝度や光取出効率、輝度の角度分布が異なるため、用途に応じて使い分けるのが好ましい。
本発明において、プリズムとは、断面が略三角形の構造体を意味するが、プリズムの頂部や谷部が丸まっていても構わない。また、本発明に係る光透過フィルムをシート部とプリズム部とに分けた場合、シート部とプリズム部は異なる材料で形成されていてもよいし、同一材料で形成されていてもよい。本明細書において、光透過フィルムの屈折率異方性とは、プリズム部の屈折率異方性を意味するものとする。なお、シート部は、プリズム部と同等の屈折率異方性を有していることが好ましいが、有していなくてもよい。
以上述べたように、本発明によれば、プリズムの厚み方向の屈折率を考慮した偏光板との最適な組み合わせを実現でき、正面輝度および光取出効率(利用効率)の向上を図ることができる。したがって、液晶表示装置の輝度向上効果を高めることができるとともに、消費電力の低減を図ることが可能となる。
本発明の実施形態による液晶表示装置の概略構成を示す断面図である。 本発明に係る光透過フィルムとしてのプリズムシートの概略斜視図である。 本発明の実施形態における入射側偏光板とプリズムシートとの配置関係を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態において説明するシミュレーションモデルの図である。 本発明の実施形態において説明するプリズム稜線方向と偏光板の透過軸が垂直な場合の正面輝度および光取出効率のシミュレーション結果を示す図である。 図5におけるケース1の角度輝度分布のシミュレーション結果を示す図である。 図5におけるケース2の角度輝度分布のシミュレーション結果を示す図である。 プリズムシートに対するP偏光とS偏光の透過特性の違いを説明する図である。 本発明の実施形態において説明するプリズム稜線方向と偏光板の透過軸が平行な場合の正面輝度および光取出効率のシミュレーション結果を示す図である。 図9におけるケース3の角度輝度分布のシミュレーション結果を示す図である。 図9におけるケース4の角度輝度分布のシミュレーション結果を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態による液晶表示装置1の概略構成図である。なお、図1は模式的に表したものであり、実際の寸法、形状と同一とは限らない。まず、この液晶表示装置1の全体構成について説明する。
本実施形態の液晶表示装置1は、液晶表示パネル2と、バックライトユニット3と、これらを支持する筺体12と、液晶表示パネル2を駆動して映像を表示させるための駆動回路(図示略)とを備えており、液晶表示パネルの表面(図中上面)が観察者側に向けられている。
(液晶表示パネル)
液晶表示パネル2は、観察者側から順に、出射側偏光板4、液晶セル5および入射側偏光板6の積層構造となっている。偏光板4,6は、光学シャッタの一種であり、ある一定の振動方向の光(偏光)のみを通過させる。これら偏光板4,6はそれぞれ、偏光軸(透過軸)が互いに90度異なるように配置されている場合が多く、これにより光源からの射出光が、液晶層を介して透過し、あるいは遮断されるようになっている。
液晶セル5は、観察者側から順に、透明基板、カラーフィルタ、透明電極、配向膜、液晶層、配向膜、透明画素電極および透明基板を有している。透明基板は、可視光に対して透明な基板、例えば板ガラスからなる。光源側の透明基板には、透明画素電極に電気的に接続された駆動素子としてのTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)および配線などを含むアクティブ型の駆動回路が形成されている。カラーフィルタは、光源からの射出光を例えば、赤(R)、緑(G)および青(B)の三原色にそれぞれ色分離するためのカラーフィルタを配列して構成されている。透明電極は、例えばITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)からなり、共通の対向電極として機能する。配向膜は、例えばポリイミドなどの高分子材料からなり、液晶に対して配向処理を行う。液晶層は、例えば、VA(Vertical Alignment)モード、IPS(In-Plane Switching)モード、TN(Twisted Nematic)モードまたはSTN(Super Twisted Nematic)モードの液晶からなり、駆動回路からの印加電圧により、光源からの射出光を画素ごとに透過または遮断する機能を有する。透明画素電極は、例えばITOからなり、画素ごとの電極として機能する。
(バックライトユニット)
バックライトユニット3は、図1に示すように、光源7、反射シート8、拡散板9、拡散シート10、プリズムシート11を備えている。本実施形態においてバックライト3は直下型で構成されているが、これに限らず、導光板を使用するサイドエッジ型で構成されていてもよい。なお、バックライトユニット3と入射側偏光板6とにより、本発明に係る「照明装置」が構成される。
光源7は、複数本の冷陰極管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの線状光源や、複数個の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの点状光源が用いられる。反射シート8は、例えば、発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)や銀蒸着フィルム、多層膜反射フィルムなどであり、拡散板、拡散シート、プリズムシートなどで一部反射された光を、液晶表示パネルの方向へ反射する。これにより、光源7からの射出光を効率的に利用することができる。
拡散板9は、例えば、比較的厚手の板状の透明樹脂の内部に光拡散材(フィラー)を分散して形成された光拡散層を有する剛性の比較的高い光学シートである。ここで、板状の透明樹脂には、例えばPET、アクリルおよびポリカーボネートなどの光透過性熱可塑性樹脂が用いられる。上記拡散板に含まれる光拡散層は、例えば0.5mm以上4mm以下の厚みを有している。また、光拡散材は、例えば0.5μm以上10μm以下の平均粒子径を有する粒子からなり、上記光拡散層全体の重量に対して0.1重量部以上10重量部以下の範囲で透明樹脂中に分散されている。これにより、この拡散板は、光源からの光を拡散し、輝度の面内分布を均一化する機能を有している。
拡散シート10は、例えば、比較的薄手のフィルム状の透明樹脂上に光拡散材を含む透明樹脂を塗布して形成された光学シートである。ここで、フィルム状の透明樹脂には、例えばPET、アクリルおよびポリカーボネートなどの光透過性熱可塑性樹脂が用いられる。光拡散材としては、例えば、大きさ数μm程度の球形をしたアクリルやシリコーン等が用いられる。これにより、この拡散シートは、光源からの光を拡散する機能及び正面方向の輝度を向上させる機能を有している。
プリズムシート11は、本発明に係る「光透過フィルム」に対応し、液晶表示装置の正面輝度を向上させる輝度向上フィルムとして用いられる。プリズムシート11は、光源からの光を拡散させる拡散シートの光出射側に配置され、正面輝度と光取出効率を向上させる作用を有している。以下、このプリズムシート11の詳細について説明する。
(プリズムシート)
図2はプリズムシート11の構成を示す概略斜視図である。プリズムシート11は、一方の面に、第1の方向(x方向)に稜線Prをもつプリズム11Pが、第1の方向と直交する第2の方向(y方向)に複数連続して配列された構成を有している。プリズム11Pは、プリズムシート11の厚み方向(z方向)に突出した断面が略三角形の立体構造で、本実施形態では断面が頂角90度の二等辺三角形で形成されている。
ここで、頂角とは、プリズム頂部Ptと谷部Pbの間を結ぶ2つの辺P1とP2のなす角度Paを意味する。また、プリズムとは、断面形状が三角形状の立体構造に限られず、例えば頂部Ptが曲面形状の立体構造も含まれる。プリズム11Pの配列ピッチPp(隣接するプリズムの頂部間または谷部間の距離)は特に限定されず、例えば数十μm〜数百μmである。
プリズムシート11は、図2に示したように、複数のプリズム11Pが形成されたプリズム部11Aと、プリズム部11Aを支持するシート部11Bとに分けられる。プリズム部11Aとシート部11Bはいずれも透光性のある樹脂材料からなるが、同一材料で形成されていてもよいし、異種材料で構成されていてもよい。
具体的に、プリズム11Pあるいはプリズムシート11は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)及びこれらの混合物またはPET−PENコポリマー等の共重合体、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリフッ化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリメチルメタクリレート等のメタクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリロニトリル共重合体(AS樹脂)、スチレン−メチルメタクリレート共重合体、及びこれらの混合物等が挙げられる。また、紫外線や熱線などの光あるいは電子線等の照射で硬化するエネルギー線硬化樹脂が適用可能である。
プリズムシート11は、入射側偏光板6と拡散シート10との間に配置されている。プリズム11Pは、その稜線方向(x方向)、配列方向(y方向)および厚み方向(z方向)にそれぞれ主屈折率を有する軸を有している。本実施形態において、プリズムシート11は、3軸方向の屈折率の大きさ関係に応じて、プリズム11Pの稜線Prが入射側偏光板6の透過軸6aと直交するように配置される図3Aの構成例と、プリズム11Pの稜線Prが入射側偏光板6の透過軸6aと平行となるように配置される図3Bの構成例を選択的にとり得る。
すなわち、プリズム11の稜線方向の屈折率をnx、配列方向の屈折率をny、厚み方向の屈折率をnzとしたとき、プリズム11Pの稜線方向の屈折率(nx)が、配列方向の屈折率(ny)および厚み方向の屈折率(nz)よりも大きい場合(nx>ny,nz)、図3Aに示すように、プリズムシート11は、プリズム11Pの稜線方向が入射側偏光板6の透過軸6aと垂直又はほぼ垂直となるように配置される。プリズム11Pの配列方向の屈折率(ny)が、稜線方向の屈折率(nx)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さい場合(ny<nx,nz)も、同様である。
一方、プリズム11Pの配列方向の屈折率(ny)が、稜線方向の屈折率(nx)および厚み方向の屈折率(nz)よりも大きい場合(ny>nx,nz)、図3Bに示すように、プリズムシート11は、プリズム11Pの稜線方向が入射側偏光板6の透過軸6aと平行又はほぼ平行となるように配置される。プリズム11Pの稜線方向の屈折率(nx)が、配列方向の屈折率(ny)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さい場合(nx<ny,nz)も、同様である。
本発明者は、図4に示す照明装置のシミュレーションモデルを用いて正面輝度、光取出効率、角度輝度分布を計算した。以下、その詳細について説明する。ここでは、プリズム11Pの稜線(Pr)方向に対する入射側偏光板(以下単に「偏光板」ともいう。)6の透過軸6aの向き、及びプリズム11Pの屈折率nx,ny,nzの値をパラメータとして光線追跡シミュレーションを行い、正面輝度、光取出効率および角度輝度分布を計算した。
なお、正面輝度とはプリズムシート11の垂直方向から見た場合の輝度であり、光取出効率とは光源から出射された光がどれだけシートを透過し出射されたかという効率であり、角度輝度分布とは照明装置を斜めから見た場合の輝度の分布である。
<プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が垂直な場合>
プリズム11Pの稜線方向と偏光板6の透過軸6aが垂直な場合(図3A)についてのシミュレーション結果を図5に示す。図5の各値は、nx=ny=nz=1.55の等方性のプリズム部を有するプリズムシートで規格化した値であり、これに比べてどの程度、正面輝度と取出効率が向上したかを示している。図5の結果から以下のことがわかる。
(1)プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が垂直な場合、nx>ny=nzにおいて、Δn=nx−nyの値が大きいほど、正面輝度および取出効率が高くなる。
(2)プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が垂直な場合、ny<nx=nzにおいて、Δn=nx−nyの値が大きいほど、正面輝度および取出効率が高くなる。
(3)プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が垂直な場合、ny>nx=nzにおいて、Δn=nx−nyの値が大きいほど、正面輝度および取出効率が低くなる。
(4)プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が垂直な場合、nx<ny=nzにおいて、Δn=nx−nyの値が大きいほど、正面輝度および取出効率が低くなる。
以上より、プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が垂直な場合、正面輝度および取出効率を高めるには、プリズム稜線方向の屈折率(nx)をプリズム配列方向の屈折率(ny)よりも大きくする必要があることがわかる。
次に、プリズムの厚み方向の屈折率(nz)の影響について考える。ここで、
ケース1:nx=1.80、ny=1.55、nz=1.55
ケース2:nx=1.80、ny=1.55、nz=1.80
としたときに、それぞれの角度輝度分布を図6および図7に示す。図6および図7において、「Horizontal」とは、水平方向のことでプリズムの稜線方向に対する角度輝度分布を示しており、「Vertical」とは、垂直方向のことでプリズムの配列方向に対する角度輝度分布を示している。
図5から明らかなように、ケース1の方がケース2よりも正面輝度は低いが、取出効率は高いという結果となっている。取出効率が高いということは、図6と図7を比較してもわかるように、斜め方向の輝度が高いということを示しており、大画面テレビ等に用いて好適である。一方、ケース2は正面輝度が高いため、比較的画面の大きくないモニターやモバイル機器等に用いて好適である。
ケース1とケース2において、面内の屈折率異方性の大きさΔnは、どちらの場合も0.25であるのに対し、厚み方向の屈折率(nz)の値によって正面輝度と取出効率が異なる。以下、その理由について説明する。
図8を参照して、屈折率異方性を有するプリズムシート11内では、界面P2に対するS偏光とP偏光で、実効屈折率が異なる。プリズムシート内で、S偏光およびP偏光がz軸となす角度をそれぞれθsおよびθpとすると、S偏光およびP偏光のプリズムシート内での実効屈折率nsおよびnpは、
ns=nx …(1)
(1/np)=(cosθp/ny)+(sinθp/nz)…(2)
と表される。このため、P偏光の実効屈折率npは、nyからnzの間の値をとり、θpが0のときにnyに、θpが大きくなるにつれ、nzの値に近づいていくことになる。
ここで、プリズムシート11内の実効的な複屈折値Δnは、
Δn=ns−np …(3)
で与えられ、この値が大きいほど偏光分離効果が高いことになる。そこで、ケース1とケース2を比較すると、ケース1では、ny=nzであるため、角度θpに依存せず、np=nyとなる。一方、ケース2では、ny≠nzであるため、角度θpに依存し、npはnyとnzの間の値をとることになる。
つまり、実効的な複屈折値Δnは、ケース1では、(1)〜(3)式より、
Δn=nx−ny
となるのに対し、ケース2では、(1)〜(3)式より、
Δn=nx−[(cosθp/ny)+(sinθp/nz)−1/2
となる。このため、ケース1の方がケース2よりも、実効的な複屈折の値が大きくなる結果、取出効率が高くなる。
一方、ケース2の方がケース1に比べて正面輝度が高い理由は、以下のとおりである。
ケース1とケース2では、プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が垂直であるため、偏光板を透過し出射する光は、P偏光(図8参照)である。このため、出射光はプリズム内ではP偏光の実効屈折率npを感じている。一般的に、等方性でも異方性でも、プリズムシートは屈折率が高い方が正面輝度が高いため、P偏光の実効屈折率(np)が高いケース2の方が、ケース1よりも正面輝度が高くなる。
<プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が平行な場合>
次に、プリズム11Pの稜線方向と偏光板6の透過軸6aが平行な場合(図3B)についてのシミュレーション結果を図9に示す。図9の各値は、nx=ny=nz=1.55の等方性のプリズム部を有するプリズムシートで規格化した値であり、これに比べてどの程度、正面輝度と取出効率が向上したかを示している。図9の結果から以下のことがわかる。
(5)プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が平行な場合、nx>ny=nzにおいて、Δn=nx−nyの値が大きいほど、正面輝度および取出効率が低くなる。
(6)プリズム稜線方向の偏光板の透過軸が平行な場合、ny<nx=nzにおいて、Δn=nx−nyの値が大きいほど、正面輝度および取出効率が低くなる。
(7)プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が平行な場合、ny>nz=nzにおいて、Δn=nx−nyの値が大きいほど、正面輝度および取出効率が高くなる。
(8)プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が平行な場合、nx<ny=nzにおいて、Δn=nx−nyの値が大きいほど、正面輝度および取出効率が高くなる。
以上より、プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が平行な場合、正面輝度および取出効率を高めるには、プリズム稜線方向の屈折率(nx)をプリズム配列方向の屈折率(ny)よりも小さくする必要があることがわかる。
次に、プリズムの厚み方向の屈折率(nz)の影響について考える。ここで、
ケース3:nx=1.55、ny=1.80、nz=1.55
ケース4:nx=1.55、ny=1.80、nz=1.80
としたときに、それぞれの角度輝度分布を図10および図11に示す。図10および図11において、「Horizontal」とは、水平方向のことでプリズムの稜線方向に対する角度輝度分布を示しており、「Vertical」とは、垂直方向のことでプリズムの配列方向に対する角度輝度分布を示している。
図9から明らかなように、ケース4の方がケース3よりも正面輝度も取出効率も高いという結果となっている。つまり、プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が平行な場合はnzが大きいほど良いことになる。しかし、材料などの制約で、nzが大きくできない場合においても、屈折率が等方性のプリズムシートに比べて正面輝度も取出効率も高いため、ケース3の場合も有効である。
ケース3とケース4において、面内の屈折率異方性の大きさΔnは、どちらの場合も0.25であるのに対し、厚み方向の屈折率(nz)の値によって正面輝度と取出効率が異なる。以下、その理由について説明する。
上述したように、屈折率異方性を有するプリズムシート内では、界面P2(図8)に対するS偏光とP偏光で、実効屈折率が異なる。プリズムシート内で、S偏光およびP偏光がz軸となす角度をθsおよびθpとすると、S偏光およびP偏光のプリズムシート内での実効屈折率nsおよびnpは、
ns=nx …(1)
(1/np)=(cosθp/ny)+(sinθp/nz) …(2)
と表される。このため、P偏光の実効屈折率npは、nyからnzの間の値をとり、θpが0のときにnyに、θpが大きくなるにつれ、nzの値に近づいていくことになる。
ここで、プリズムシート11内の実効的な複屈折値Δnは、
Δn=np−ns …(4)
で与えられ、この値が大きいほど偏光分離効果が高いことになる。そこで、ケース3とケース4を比較すると、ケース4では、ny=nzであるため、角度θpに依存せず、np=nyとなる。一方、ケース3では、ny≠nzであるため、角度θpに依存し、npはnyとnzの間の値をとることになる。
つまり、実効的な複屈折値Δnは、ケース3では、(1),(2)および(4)式より、
Δn=[(cosθp/ny)+(sinθp/nz)−1/2−nx
となるのに対し、ケース4では、(1),(2)および(4)式より、
Δn=ny−nx
となる。このため、ケース4の方がケース3よりも、実効的な複屈折の値が大きくなる結果、取出効率が高くなる。
一方、正面輝度に関してもケース4の方がケース3よりも高いのは以下の理由である。
ケース3とケース4では、プリズム稜線方向と偏光板の透過軸が平行であるため、偏光板を透過し出射する光は、S偏光(図8参照)である。このため、出射光はプリズム内ではS偏光の実効屈折率nsを感じており、これはケース3でもケース4でも同じである。したがって、プリズムシートの正面方向への立ち上げ効果は同じであるが、上述のようにケース4の方がケース3よりも取出効率が高いため、結果としてケース4の方がケース3よりも正面輝度も高くなる。
以上のように、本実施形態によれば、プリズム11Pの稜線方向が入射側偏光板6の透過軸6aと垂直又はほぼ垂直となるように配置される場合、プリズムの稜線方向の屈折率(nx)をその配列方向の屈折率(ny)および厚み方向の屈折率(nz)よりも大きくする(nx>ny,nz)、あるいは、プリズム11Pの配列方向の屈折率(ny)をその稜線方向の屈折率(nx)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さくする(ny<nx,nz)ことにより、プリズムの屈折率が等方性である場合に比べて、正面輝度および光利用効率(取出効率)の向上を図ることができる。
一方、プリズム11Pの稜線方向が入射側偏光板6の透過軸6aと平行又はほぼ平行となるように配置される場合、プリズムの配列方向の屈折率(ny)をその稜線方向の屈折率(nx)および厚み方向の屈折率(nz)よりも大きくする(ny>nx,nz)、あるいは、プリズムの稜線方向の屈折率(nx)をその配列方向の屈折率(ny)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さくする(nx<ny,nz)ことにより、プリズムの屈折率が等方性である場合に比べて、正面輝度および光利用効率(取出効率)の向上を図ることができる。
このように、プリズムの稜線方向および配列方向の屈折率だけでなく、厚み方向の屈折率をも考慮に入れて偏光板との組み合わせを最適化することで、照明装置の正面輝度および光利用効率の向上を図ることができる。したがって、この照明装置を液晶表示装置用のバックライトに適用することによって、液晶表示装置の輝度向上効果および視野角向上効果を実現できるとともに、光源の消費電力の低減を図ることが可能となる。
なお、プリズムシート11に屈折率異方性を付与する手法としては、プリズムの稜線方向に延伸処理を施したり、屈折率異方性をもった液晶材料を配向させたり、屈折率異方性を有する結晶材料を用いてプリズムシートを構成したりする等の方法が適用可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施形態では、液晶表示装置1として図1に示した構成のものを説明したが、これに限られない。すなわち、光源7とプリズムシート11の間に配置される各種光学シート(拡散板9、拡散シート10)は図示の例に限られないだけでなく、他の光学シート(例えば偏光分離シート)を組み合わせて設置してもよい。また、プリズムシート11の設置場所も図示の例に限られない。
さらに、以上の実施形態において、例えばケース1およびケース4に関しては、nx>ny=nz、およびnx<ny=nzの例を説明したが、nyとnzの値は完全に同一である場合に限らず、ほぼ同一であればよい。ケース2およびケース3に関してのnxおよびnzの関係も同様である。
1 液晶表示装置
2 液晶表示パネル
3 バックライトユニット
4 出射側偏光板
5 液晶セル
6 入射側偏光板
6a 透過軸
7 光源
8 反射シート
9 拡散板
10 拡散シート
11 プリズムシート(光透過フィルム)
11P プリズム
nx プリズムの稜線方向の屈折率
ny プリズムの配列方向の屈折率
nz プリズムの厚み方向の屈折率

Claims (9)

  1. 偏光板と、
    光源と、
    前記偏光板と前記光源の間に配置され、一方の面に、第1の方向に稜線をもつプリズムが前記第1の方向と直交する第2の方向に複数連続して配列された光透過フィルムとを備え、
    前記光透過フィルムは、前記プリズムの稜線方向が前記偏光板の透過軸と垂直又はほぼ垂直となるように配置されているとともに、
    前記プリズムの稜線方向、配列方向及び厚み方向の屈折率をそれぞれnx,ny,nzとしたときに、配列方向の屈折率(ny)が、稜線方向の屈折率(nx)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さい(ny<nx,ny<nz)
    照明装置。
  2. 前記プリズムの稜線方向の屈折率(nx)と厚み方向の屈折率(nz)が同じ又はほぼ同じである(ny<nx≒nz)請求項に記載の照明装置。
  3. 偏光板と、
    光源と、
    前記偏光板と前記光源の間に配置され、一方の面に、第1の方向に稜線をもつプリズムが前記第1の方向と直交する第2の方向に複数連続して配列された光透過フィルムとを備え、
    前記光透過フィルムは、前記プリズムの稜線方向が前記偏光板の透過軸と平行又はほぼ平行となるように配置されているとともに、
    前記プリズムの稜線方向、配列方向及び厚み方向の屈折率をそれぞれnx,ny,nzとしたときに、配列方向の屈折率(ny)が、稜線方向の屈折率(nx)および厚み方向の屈折率(nz)よりも大きい(ny>nx,ny>nz)
    照明装置。
  4. 前記プリズムの稜線方向の屈折率(nx)と厚み方向の屈折率(nz)が同じ又はほぼ同じである(ny>nx≒nz)請求項に記載の照明装置。
  5. 偏光板と、
    光源と、
    前記偏光板と前記光源の間に配置され、一方の面に、第1の方向に稜線をもつプリズムが前記第1の方向と直交する第2の方向に複数連続して配列された光透過フィルムとを備え、
    前記光透過フィルムは、前記プリズムの稜線方向が前記偏光板の透過軸と平行又はほぼ平行となるように配置されているとともに、
    前記プリズムの稜線方向、配列方向及び厚み方向の屈折率をそれぞれnx,ny,nzとしたときに、稜線方向の屈折率(nx)が、配列方向の屈折率(ny)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さい(nx<ny,nx<nz)
    照明装置。
  6. 前記プリズムの配列方向の屈折率(ny)と厚み方向の屈折率(nz)が同じ又はほぼ同じである(nx<ny≒nz)請求項に記載の照明装置。
  7. 入射側偏光板と出射側偏光板との間に液晶セルが配置されてなる液晶表示パネルと、
    光源と、
    前記入射側偏光板と前記光源の間に配置され、一方の面に、第1の方向に稜線をもつプリズムが前記第1の方向と直交する第2の方向に複数連続して配列された光透過フィルムとを備え、
    前記光透過フィルムは、前記プリズムの稜線方向が前記入射側偏光板の透過軸と垂直又はほぼ垂直となるように配置されているとともに、
    前記プリズムの稜線方向、配列方向及び厚み方向の屈折率をそれぞれnx,ny,nzとしたときに、配列方向の屈折率(ny)が、稜線方向の屈折率(nx)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さい(ny<nx,ny<nz)
    液晶表示装置。
  8. 入射側偏光板と出射側偏光板との間に液晶セルが配置されてなる液晶表示パネルと、
    光源と、
    前記入射側偏光板と前記光源の間に配置され、一方の面に、第1の方向に稜線をもつプリズムが前記第1の方向と直交する第2の方向に複数連続して配列された光透過フィルムとを備え、
    前記光透過フィルムは、前記プリズムの稜線方向が前記入射側偏光板の透過軸と平行又はほぼ平行となるように配置されているとともに、
    前記プリズムの稜線方向、配列方向及び厚み方向の屈折率をそれぞれnx,ny,nzとしたときに、配列方向の屈折率(ny)が、稜線方向の屈折率(nx)および厚み方向の屈折率(nz)よりも大きい(ny>nx,ny>nz)
    液晶表示装置。
  9. 入射側偏光板と出射側偏光板との間に液晶セルが配置されてなる液晶表示パネルと、
    光源と、
    前記入射側偏光板と前記光源の間に配置され、一方の面に、第1の方向に稜線をもつプリズムが前記第1の方向と直交する第2の方向に複数連続して配列された光透過フィルムとを備え、
    前記光透過フィルムは、前記プリズムの稜線方向が前記入射側偏光板の透過軸と平行又はほぼ平行となるように配置されているとともに、
    前記プリズムの稜線方向、配列方向及び厚み方向の屈折率をそれぞれnx,ny,nzとしたときに、稜線方向の屈折率(nx)が、配列方向の屈折率(ny)および厚み方向の屈折率(nz)よりも小さい(nx<ny,nx<nz)
    液晶表示装置。
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