JP5018366B2 - レーザ光源装置の駆動方法、レーザ光源装置、画像表示装置、モニタ装置及び照明装置 - Google Patents
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Description
この特許文献1に記載のレーザダイオード駆動回路は、LDにパルス電流を供給するパルス電流供給源と、パルス電流供給源の電流を制御する制御電圧を発生するAPC制御部とを備えている。そして、APC制御部により、発光パワーを一定に保つように制御することで、レーザダイオードには発光パワーを一定にするパルス電流しか流れず、バイアス電流は流れないようにし、消光比が低下するのを抑えている。
本発明のレーザ光源装置の駆動方法は、レーザ光源と、該レーザ光源から射出された光を所定の波長の光に変換する波長変換素子とを備え、前記レーザ光源への投入電流または投入電圧を制御するレーザ光源装置の駆動方法であって、前記レーザ光源の第1タイミングにおける前記投入電流または前記投入電圧の間欠駆動信号のデューティーに比べて、前記第1タイミングから所定の時間が経過した第2タイミングの前記間欠駆動信号のデューティーを小さくし、かつ、前記第1タイミングにおける前記間欠駆動信号の最大値に比べて、前記所定の時間が経過した第2タイミングの前記間欠駆動信号の最大値が大きくなるように前記投入電流または前記投入電圧を制御することを特徴とする。
なお、ここで言う「デューティー」とは、間欠駆動信号の1サイクルのオン信号の長さの割合、(オン時間/(オン時間+オフ時間))×100である。
すなわち、APCを用いた従来のレーザ光源装置では、レーザ光源に劣化が生じると、所定の光量を得るために、レーザ光源への投入電力を過剰に増やすので、レーザ光源の劣化を促進させてしまう。しかしながら、本発明では、間欠駆動信号のデューティーを小さくし、かつ、最大値を大きくする。したがって、投入電力を過剰に増やすことなく、波長変換素子における光の変換効率を向上させることが可能となる。これにより、レーザ光源が劣化してレーザ光源から射出される光量が減った場合、経過時間とともにレーザ光源から射出される光は少しは暗くなるが、デューティーを小さくすることにより、波長変換素子による変換効率が上がるため、レーザ光源への投入電力を過剰に増やさなくて済む。
したがって、従来に比べて、レーザ光源に投入される投入電力を過剰に増やさなくても光量を上げることができるため、過剰な電力投入によりレーザ光源の劣化が促進されるのを防止することができる。これにより、所望の光量が得られ、かつ、レーザ光源装置の長寿命化を図ることが可能となる。
なお、ここで言う第1タイミングとは、ユーザがレーザ光源を最初に点灯したときを示している。
すなわち、本発明は、投入電力を上げることなくレーザ光源装置から射出される光の強度を高くすることができる。したがって、レーザ光源の劣化を抑えることが可能となり、レーザ光源の長寿命化を図ることが可能となる。
これにより、投入電力を増やすことなく、レーザ光源から射出される光量を一定にしているため、レーザ光源装置の寿命をより長くすることが可能となる。
本発明の画像表示装置では、長寿命化が図られたレーザ光源装置を備えているので、画像表示装置自体も長寿命かつ信頼性の高いものとなる。
本発明の照明装置では、長寿命化が図られたレーザ光源装置を備えているので、照明装置自体も長寿命化が図られた信頼性の高いものとなる。
本発明に係るモニタ装置では、光源装置より射出された光は被写体を照射し、撮像手段により被写体を撮像する。このとき、上述したように、レーザ光源装置は、長寿命化が図られているため、輝度むらのない明るい光により被写体が照射される。したがって、撮像手段により被写体を鮮明に撮像することが可能となる。
レーザ光源ユニット10は、図2に示すように、基本波の光を射出するレーザ光源11と、波長変換素子12と、共振器ミラー13とを備えている。
波長変換素子(第2高調波発生素子、SHG:Second Harmonic Generation)12は、レーザ光源11から射出された赤外光である基本波の光(図2に示す実線)W3を2次高調波の光に変換する素子であり、入射光をほぼ半分の波長に変換する非線形光学素子である。
共振器ミラー13としては、例えばVBG(Volume Bragg Grating)素子を用いる。この共振器ミラー13は、波長変換素子12から射出された所定の波長の光W1を選択してレーザ光源11に向かって反射させる(図2に示す一点鎖線)ことによってレーザ光源11の共振器ミラーとして機能するとともに、変換された光W2を透過させるものである(所定の波長の光:図2に示す二点鎖線)。
コントロールIC23は、レーザ光源11の駆動を制御するICであり、DSP(Digital Signal Proccesser)、PLD(Programmable Logic Device)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Arrey)等の演算処理回路により構成されている。本実施形態では、コントロールIC23として、DSPを用いる。また、コントロールIC23には、DC/DCコンバータ22が接続されている。また、レーザ光源11にはコントロールIC23を介して電流または電圧が投入されるようになっている。
また、レーザドライバ24は、レーザ光源11をパルス駆動させるためのドライバである。
まず、図3に示すように、AC/DC電源21から直流電圧がDC/DCコンバータ22に供給される。具体的には、図4(a)に示すように、Vacdc=12Vの直流電圧が供給される。そして、DC/DCコンバータ22内の第1,第2スイッチング素子22a,22bのオン時間を制御することにより、DC/DCコンバータ22に接続された半導体レーザダイオード25(レーザ光源11)に電圧が印加される。具体的には、図4(b)に示すように、Vdcdc=3Vの直流電圧が供給される。この電圧により、半導体レーザダイオード25には電流が流れ、レーザ光が射出される。また、半導体レーザダイオード25のカソード側には、レーザ用スイッチング素子(本実施形態では、N型MOSFET)26が設けられている。このレーザ用スイッチング素子26のオン時間とオフ時間とを制御することにより、半導体レーザダイオード25のカソード側にパルス電圧が印加される。具体的には、半導体レーザダイオード25に印加される電圧は、図4(c)に示すように、所定の期間2.5Vの電圧が印加され、所定の期間0Vの電圧が印加されるパルス信号(間欠駆動信号)となる。このパルス信号の1サイクルにおけるオン信号の長さの割合(以下、duty(デューティー)と称する)は50%となる。また、dutyは、言い換えると((オン時間/(オン時間+オフ時間))×100である。
なお、レーザ用スイッチング素子26において電圧降下が生じるため、3Vの電圧が約2.5Vになる。
このように、レーザ用スイッチング素子26のオン時間とオフ時間とを制御することにより、半導体レーザダイオード25から射出される光の強度を安定化させている。また、レーザ用スイッチング素子26により制御されるパルス信号のdutyについては後述する。なお、パルス信号とは、所定の期間内に、オン信号が繰り返し存在する信号である。例えば、パルス信号は、1フレーム(1つの画像を表現する期間)内に、略同一のデューティーを有するオン信号が複数存在する信号である。また、このようなパルス信号を用いず、一定信号(例えば、直流で制御)を用いると、オフ時間が存在しないため、レーザ用スイッチング素子26の冷却時間を設けることが難しく、レーザ用スイッチング素子26の温度制御がしにくい。これにより、レーザ用スイッチング素子26から射出される光の発振波長が変化し易く、また、レーザ用スイッチング素子26の寿命も短くなり易いという問題が生じる。
ビームスプリッタ31は、共振器ミラー13を透過した光の一部の光をレーザ光源ユニット10の後段に配置された光学素子とは異なる方向に配置されたPD32に反射させる。
PD32は、ビームスプリッタ31において反射された光を検出する。そして、PD32と電気的に接続されたI/V変換回路33は、PD32により検出された光量に応じて流れる電流値を電圧変換する。このI/V変換回路33は、コントロールIC23と電気的に接続されており、I/V変換回路33からの出力電圧値は、コントロールIC23に送られる。
共振器ミラー13を透過したレーザ光は、図1に示すように、ビームスプリッタ31によって出力用のレーザ光(例えば、3W)とモニタ用のレーザ光(例えば、0.1W)に分離され、モニタ用のレーザ光がPD32に入射し光量が検出される。この光量に対応した電流は、I/V変換回路33を介して電圧に変換されて、コントロールIC23にフィードバックされ、出力用のレーザ光の強度が一定になるように、コントロールIC23からレーザ光源11へ駆動電流(駆動電圧)が制御される。これにより、レーザ光源装置1は、常に一定の光量が得られるように、半導体レーザダイオード25が駆動されるようになっている。このような駆動方式は、所謂APC(Auto Power Control)と呼ばれるものである。
本実施形態では、半導体レーザダイオード25に供給される電流値(電圧値)は、PD32により検出された光量に応じて目標の光量を満たすように、コントロールIC23内で演算を行い、DC/DCコンバータ22内の第1,第2スイッチング素子22a,22bのオン時間を制御することにより、レーザ光源11から射出される光量が安定化される。
波長変換素子12の変換効率とは、入射させる赤外光の入射光量に対する変換される可視光の射出光量の割合である。ここで、波長変換素子12において所定の波長に変換されて射出される光量P2ωは、定数をKで置き換えると、P2ω=K(定数)・(Pω)2 …数1となるため、波長変換素子12の変換効率は、入射させる赤外光の入射光のピーク値の2乗に比例することが分かる。
まず、半導体レーザダイオード25に印加される電圧は、図4(c)に示すように、duty50%のパルス信号であるため、半導体レーザダイオード25に流れる電流も、図5(a)に示すように、1サイクルにおける流れる電流の時間(オン時間)が半分、すなわち、duty50%であるパルス信号の電流が流れる。このときの最大電流値S1は20Aである。このように、半導体レーザダイオード25に電流を流し、レーザ光源11の駆動を開始する(第1タイミング)。
レーザ光源11から射出された光は、レーザ光源11と共振器ミラー13との間で共振され、共振ミラー13から射出される。そして、コントロールIC23は、PD32により検出されたデータに基づいてレーザ光源11の発光光量を算出する。レーザ光源11への投入電流値は、コントロールIC23と半導体レーザダイオード25との間に接続した抵抗間の電圧値を検出しコントロールIC23内で電流値へ変換することで測定できる。続いて、コントロールIC23は測定結果の電流値(測定値)と所定光量を満足する電流値(基準値)とを比較する。コントロールICは判断部を備えており、判断部において基準値より測定値の方が大きいと判断されると、レーザ光源11に劣化が生じたものとして判断される。
また、所定の時間が経過した第2タイミングでは、レーザ光源11には経時的な劣化が生じる。これにより、目標光量P1を得る際の電力−光量の関係は、経時的に直線Bへと変化し、目標光量P1を得るための投入電力はQ2に増加する。また、レーザ光源11の劣化後、レーザ光源11が劣化する前の投入電力Q1では、光量はP1より低いP2しか得ることができない。
ここで、(レーザ光源ユニット10から射出される光量)=(レーザ光源11から射出される赤外光の光量)×(波長変換素子12において変換される光の変換効率)…数2である。
例えば、図5(b)に示すように、レーザ光源11を駆動させるパルス信号のレーザ光源11への投入電力が一定となるように、パルス信号のduty及びパルス信号の最大値(電流値)S2を制御する。すなわち、dutyD2%の電流を半導体レーザダイオード25に流すとき、電流が最大電流値S2である時間t2による積分値Nが、図5(a)に示すように、dutyD1%の電流を半導体レーザダイオード25に流すとき、電流が最大電流値S1である時間t1による積分値Mと略同じになるように、レーザ光源11を駆動させるパルス信号を制御する。なお、図5(b)に示す例では、duty25%、最大電流値40Aの電流を半導体レーザダイオード25に流すようにパルス信号を制御する。
したがって、半導体レーザダイオード25に投入する電流のdutyを狭くするにつれて、最大電流値が大きくなるように制御することにより、半導体レーザダイオード25から射出される光量が大きくなる。そして、半導体レーザダイオード25から射出される光量が増えることにより、波長変換素子12に入射する入射光量が大きくなるため[数1]のPω(赤外光の入射光のピーク値)が大きくなる。すなわち、縦軸を波長変換素子の変換効率とし、横軸をパルス信号のdutyとして図6に示すと、パルス信号のdutyが小さくなる(Pωが上がる)に伴い、波長変換素子12の変換効率が上がることになる。
このように、波長変換素子12に入射させる赤外光のピーク値を上げることで、数2の波長変換素子12において変換される光の変換効率を上げることができる。
つまり、本実施形態のレーザ光源装置1は、レーザ光源11の長寿命化を図ることが可能である。
また、ビームスプリッタ31をレーザ光源ユニット10から射出された光の光路上に配置したが、常にビームスプリッタ31によりモニタ光を得る構成でなくても良い。例えば、ビームスプリッタ31を可動式にし、断続的にモニタ光を得ても良い。
また、劣化前の積分値M及び劣化後の積分値Nは必ずしも同じでなくても良い。すなわち、例えば、積分値Nの値が積分値Mより若干大きかったとしても、投入電力がP1とP2との間であれば、レーザ光源11の長寿命化を図ることが可能となる。
すなわち、制御パラメータである所定の時間と、パルス信号の1サイクルのオン信号の長さの割合と、パルス信号の最大値との関係があらかじめ格納されたルックアップテーブルを用いてレーザ光源11への投入電流または投入電圧を制御する。ルックアップテーブルには、例えば、図9に示すように、縦軸をパルス信号のduty、横軸をレーザ光源11の駆動時間とすると、駆動時間の経過とともにパルス信号のdutyが徐々に減るような2次曲線を描く、パルス信号のdutyと、経過時間との関係が格納されている。そして、ルックアップテーブルに格納された関係に基づいて、パルス信号が半導体レーザダイオード25に投入される。
このレーザ光源装置1の駆動方法では、レーザ光源11への投入電流値または投入電圧値を測定する必要がないため、レーザ光源11への投入電流または投入電圧の制御が簡易になる。なお、この駆動方法の場合、制御パラメータ同士の関係をコントロールIC23に記憶させるか、あるいは、制御パラメータ同士の関係を記憶させたメモリ(記憶部)をコントロールIC23の外部に備える。そして、コントロールIC23あるいはメモリに格納されたテーブルを参照しながら、レーザ光源11への投入電流または投入電流を制御しても良い。
図1に示す第1実施形態では、所定の時間経過後の第2タイミングにパルス信号のdutyを小さくしたが、これに代えてコントロールIC23に入射された調光信号に応じてパルス信号のdutyを変えても良い。このような変形例について図10を参照して説明する。
そして、コントロールIC23は、入力された調光信号に応じて、半導体レーザダイオード25に投入する電流のパルス信号のdutyを変化させる。具体的には、コントロールIC23において、例えば、最も暗い調光信号を基準とし、この基準の調光信号と、入力された調光信号とを比較する。そして、入力された調光信号が基準の調光信号より高いほど、図5(b)に示すように、パルス信号のdutyを小さくし、かつ、パルス信号の最大値が大きくなるように、コントロールIC23によりレーザ光源11に投入される電流値を制御する。
なお、本変形例では、第1実施形態と同様に光検出機構30を設けて、コントロールIC23により半導体レーザダイオード25の劣化の判断を行ったが、この構成は必ずしも設けていなくても良い。
次に、本発明の第2実施形態による画像表示装置について説明する。図11は、本発明の第2実施形態による画像表示装置(プロジェクタ)の構成を模式的に示す図である。尚、図11中においては、簡略化のため画像表示装置100を構成する筐体は省略している。図11に示す通り、本実施形態の画像表示装置100は、レーザ光源装置1R,1G,1B、均一化光学系110R,110G,110B、液晶ライトバルブ(光変調装置)120R,120G,120B、クロスダイクロイックプリズム130、及び投射レンズ140(投射装置)を備える。
次に、本発明に係るモニタ装置の第3実施形態として、上記第1実施形態のレーザ光源装置1を応用したモニタ装置200の構成例について説明する。図12は、モニタ装置の概略を示す模式図である。モニタ装置200は、装置本体210と、光伝送部220とを備える。装置本体210は、上記のレーザ光源装置1を備える。
次に、本発明に係る照明装置の第4実施形態として、第1実施形態に係るレーザ光源装置1を応用した照明装置300の構成例について説明する。図13は、照明装置300の概略を示す模式図である。
照明装置300は、図13に示すように、前述した第1実施形態のレーザ光源装置1と、該レーザ光源装置1から発したレーザ光を拡散する拡散素子14とを備える。以上のように構成された照明装置300によれば、上記レーザ光源装置1を備えているので、照明装置300自体も長寿命化が図られた信頼性の高いものとなる。
例えば、色光合成手段として、クロスダイクロイックプリズムを用いたが、これに限るものではない。色光合成手段としては、例えば、ダイクロイックミラーをクロス配置とし色光を合成するもの、ダイクロイックミラーを平行に配置し色光を合成するものを用いることができる。
Claims (14)
- レーザ光源と、該レーザ光源から射出された光を所定の波長の光に変換する波長変換素子とを備え、前記レーザ光源への投入電流または投入電圧を制御するレーザ光源装置の駆動方法であって、
前記レーザ光源の第1タイミングにおける前記投入電流または前記投入電圧の間欠駆動信号のデューティーに比べて、前記第1タイミングから所定の時間が経過した第2タイミングの前記間欠駆動信号のデューティーを小さくし、かつ、前記第1タイミングにおける前記間欠駆動信号の最大値に比べて、前記第2タイミングの前記間欠駆動信号の最大値が大きくなるように前記投入電流または前記投入電圧を制御することを特徴とするレーザ光源装置の駆動方法。 - 前記レーザ光源に投入されている電流値または電圧値を測定し、測定された測定値と、前記第1タイミングの所定光量を満足する電流値または電圧値の基準値とを比較し、
前記基準値より前記測定値の方が大きいときに、前記間欠駆動信号のデューティーを小さくし、かつ、前記間欠駆動信号の最大値が大きくなるように前記投入電流または前記投入電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源装置の駆動方法。 - 前記所定の時間と、前記間欠駆動信号のデューティーと、前記間欠駆動信号の最大値との関係が記憶されたルックアップテーブルにより、前記投入電流または前記投入電圧を設定することを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源装置の駆動方法。
- レーザ光源と、該レーザ光源から射出された光を所定の波長の光に変換する波長変換素子とを備え、前記レーザ光源への投入電流または投入電圧を制御するレーザ光源装置の駆動方法であって、
前記レーザ光源に入力された調光信号が基準の明るさに比べて明るくする調光信号の場合、前記基準の明るさのときの前記投入電流または前記投入電圧の間欠駆動信号のデューティーに比べて小さくし、かつ、前記基準の明るさのときの前記間欠駆動信号の最大値に比べて大きくなるように前記投入電流または前記投入電圧を制御することを特徴とするレーザ光源装置の駆動方法。 - 前記間欠駆動信号のデューティーを変える前と変えた後とで、前記レーザ光源への投入電力が一定となるように、前記間欠駆動信号のデューティーと前記間欠駆動信号の最大値とを制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレーザ光源装置の駆動方法。
- 光を射出するレーザ光源と、
該レーザ光源から射出された光を所定の波長に変換する波長変換素子と、
前記レーザ光源の第1タイミングにおける前記レーザ光源を駆動させる投入電流または投入電圧の間欠駆動信号のデューティーに比べて、前記第1タイミングから所定の時間が経過した第2タイミングの前記間欠駆動信号のデューティーを小さくし、かつ、前記第1タイミングにおける前記間欠駆動信号の最大値に比べて、前記第2タイミングの前記間欠駆動信号の最大値が大きくなるように前記投入電流または前記投入電圧を制御する制御部とを備えることを特徴とするレーザ光源装置。 - 前記制御部が、前記レーザ光源に投入されている電流値または電圧値を測定し、測定された測定値と、前記第1タイミングの所定光量を満足する電流値または電圧値の基準値とを比較し、前記基準値より前記測定値の方が大きいときに、前記間欠駆動信号のデューティーを小さくし、かつ、前記間欠駆動信号の最大値が大きくなるように前記投入電流または前記投入電圧を制御することを特徴とする請求項6に記載のレーザ光源装置。
- 前記所定の時間と、前記間欠駆動信号のデューティーと、前記間欠駆動信号の最大値との関係が記憶されたルックアップテーブルが格納された記憶部を備えることを特徴とする請求項6に記載のレーザ光源装置。
- 前記レーザ光源から射出された光の少なくとも一部を検出する光検出部を備え、
前記制御部により、前記光検出部において検出される光量が一定になるように前記投入電流または前記投入電圧を制御することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のレーザ光源装置。 - 光を射出するレーザ光源と、
該レーザ光源から射出された光を所定の波長に変換する波長変換素子と、
前記レーザ光源に入力された調光信号が基準の明るさに比べて明るくする調光信号の場合、前記基準の明るさのときの前記投入電流または前記投入電圧の間欠駆動信号のデューティーに比べて小さくし、かつ、前記基準の明るさのときの前記間欠駆動信号の最大値に比べて大きくなるように前記投入電流または前記投入電圧を制御する制御部とを備えることを特徴とするレーザ光源装置。 - 前記制御部が、前記間欠駆動信号のデューティーを変える前と変えた後とで、前記レーザ光源への投入電力が一定となるように、前記間欠駆動信号のデューティーと前記間欠駆動信号の最大値とを制御することを特徴とする請求項6から請求項10のいずれか1項にレーザ光源装置。
- 請求項6から請求項11のいずれか1項に記載のレーザ光源装置と、
該レーザ光源装置から射出された光を画像信号に応じて変調する光変調装置と、
該光変調装置により形成された画像を投射する投射装置とを備えることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項6から請求項11のいずれか1項に記載のレーザ光源装置と、
該レーザ光源装置から射出されたレーザ光を拡散する拡散素子とを備えることを特徴とする照明装置。 - 請求項6から請求項11のいずれか1項に記載のレーザ光源装置と、
該レーザ光源装置により照射された被写体を撮像する撮像手段とを備えることを特徴とするモニタ装置。
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