JP5017257B2 - フロントエンドを有するnicamエンコーダ - Google Patents

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Description

本開示は、ステレオフォニック音声エンコーダに関し、より詳細には、NICAMエンコーダ装置に関する。
NICAM(Near-Instantaneously Companded Audio Multiplex)エンコーディングは、BBC研究センターによって1980年前半に開発された。主要な目的は、サウンド品質を改善し、複数チャネルのデジタルサウンドまたはデータを提供し、他のTVステレオシステムと比較して異なる受信エリアにおける耳障りさを改善し、一方、同時に、既存のサービスとの互換性を保つことであった。NICAM728は、英国TVシステム(PAL I)に最初に適用され、後に、PAL B/GおよびSECOM Lに適用された。いくつかの方法を調査した後、1980年後半に、ITUは、PALおよびSECAMテレビジョンシステムを使用する国において、デジタルマルチサウンド伝送用にNICAMの使用を推奨した。
NICAMエンコーディングは、一部はデジタルで、かつ、一部はアナログである。図1は、アナログフィルタ12、デュアルチャネルアナログ−デジタル変換器(ADC)14、デジタルサウンドNICAMエンコーダ16、アナログQPSK送信機18、およびRF変調器20を有する従来技術のコンポジットビデオおよびステレオ音声システム10の略ブロック図である。アナログフィルタ12は、それぞれ、2つの音声入力22および24をフィリタリングし、フィルタリングされた信号を、それぞれ、出力26および28に出力する。アナログフィルタ12の出力26および28は、デュアルチャネルADC14に入力される。ADC14は、34にて第1クロック(CLK1)を受信し、ADC入力26および28上の信号を、それぞれ、ADC出力30および32上の対応するデジタル信号に変換する。図示するように、デュアルチャネルADC14の出力は、14ビット分解能を有する。デジタルサウンドエンコーダ16は、38にて第2クロック(CLK2)を受信し、エンコーダ入力30および32上の信号を処理して、NICAM標準に従うエンコーダ出力36上のデジタル的にエンコードされた信号にする。その後、エンコーダ出力36は、アナログQPSK送信機18に入力される。QPSKは、直交位相シフトキーイングを表す。アナログQPSK送信機18は、42にて第3クロック(CLK3)を受信し、QPSKは、入力36にて受信した信号を変調して出力40上に出す。出力40上のQPSK変調された信号は、その後、RF変調器20によって信号線44上のコンポジットビデオと合成される。RF変調器は、QPSK変調された信号とコンポジットビデオとを合成したものをRF変調してRF変調器出力46上に出す。
さらに図1のシステムに関連して、プリエンファシスが、アナログかデジタルのいずれかの領域で、2つの入力に適用されることができる。2つの入力信号は、ADC14によって、32kHzサンプルレート(CLK1)で14ビット分解能にデジタル化される。サンプルは、1msの継続時間に等しい、三十二(32)個の14ビットデータの複数のブロックに分類される。デジタルサウンドエンコーダ16では、各ブロックのサンプルは、同じスケーリングファクタを用いて10ビットにコンパンディングされる。次に、エラー検出およびスケールファクタ伝送のために、1パリティビットが各10ビットに追加される。次に、左データおよび右データが多重化され、NICAM標準に記述されるインタリービングパターンに従って、ビットがインタリーブされ、したがって、704ビットのブロックが形成される。次に、8ビットフレームアライメントワード、5ビットコントロール情報、および11ビット付加データが、704ビットのブロックの始まりに追加され、したがって、728ビットのフレームが形成される。各フレームは、信号線36上で、たとえば、1ミリ秒ごとにシリアルに送信される。総ビットレートは、クロック38(CLK2)に相当する728ビット/秒である。ビットストリームは、次に、(フレームアライメントワードに属するビットを除いて)スクランブルされ、364kHz(シンボルレート)でサンプリングされた1ビットの同相データと直交データの2つのストリームに変換され、QSPK送信機18によってクロック42(CLK3)を用いて、差動的にエンコードされ、PAL I用の6.552MHz副搬送波またはPAL B、G、およびHならびにSECAM L用の5.85MHz副搬送波上にQPSK変調される。QPSK変調された音声信号40は、次に、コンポジットビデオ44と合成され、RF変調器20を用いてRF変調される。RF変調器は、VHFおよび/またはUHFチャネル上にRF信号46を生成する。
図1のシステムの欠点は、複数のシステムクロックを必要とすることである。すなわち、図1のNICAMエンコーダは、異なる水晶発振器および位相ロックループ(PLL)によって生成されるいくつかのクロック(たとえば、CLK1、CLK2、CLK3など)を要求する。たとえば、シグマーデルタステレオADCを構成するデュアルチャネルADCの場合、ADCは、通常、4.096MHz(128のオーバサンプリングレートに相当する)でクロック駆動される。QPSKのビットレートおよびシンボルレートは、それぞれ、728kbit/s(キロビット/秒)および364kbaud(キロボー)である。副搬送波周波数は、PAL Iの場合6.552MHz、PAL B、G、およびHならびにSECAM Lの場合5.85MHzである。これらのクロックは、互いに容易には関連付けられない、すなわち、これらのクロックは、音声/ビデオチップにおいて非常に一般的な27MHzクロックまたはその倍数、あるいは、単一チップ実装に適する24MHzクロック(24MHzクロックは、RF変調器集積回路用の4MHzクロックの容易な生成を可能にする)などの、同じクロックから容易に導出されないことに留意されたい。さらに、PLLの使用を要求することの欠点は、PLLが、アースおよび電源について余分なエリアおよびピンを要求することである。さらに、水晶発振器およびPLLは、アナログブロックであるため、容易に移行可能でない。相応して、これは、エンコーダに余分な複雑さを付加し、総コストの追加になる。
さらに、先に述べたように、NICAMエンコーダは、一部がデジタルであるに過ぎない。その機能の一部、特に、プリエンファシスフィルタならびにQPSK送信機およびQPSK変調器のパルス成形フィルタは、アナログブロックで実装され、不利なことには、チューニングを要求し、したがって、システムにかなりのコストを付加する。さらに、これらのアナログブロックを集積回路内へ直接実装することは、技術が変わったときに容易に移行可能でないため実用的でない。
なおさらに、ヨーロッパのテレビのほとんどは、利用可能な場所ではどこでも、地上テレビジョン放送からステレオ音声を受信するNICAMをサポートする。しかし、VCR、DVDプレーヤ、衛星セットトップボックス、およびゲーム用ステーションは、NICAMエンコーダを装備しておらず、したがって、RFコネクタを通して接続される場合、モノ音声だけが利用可能である。通常、NICAMエンコーダは、SCARTコネクタ(a.k.a.ユーロコネクタ)を通してテレビに接続される。SCARTは、Syndicat francais des Constructeurs d’Appareils de Radio et de Televisionを意味する。ヨーロッパにおける多くの消費者音声/ビデオコンポーネントは、1つまたは2つの21ピンSCARTコネクタをサポートする。SCARTコネクタは、21ピンを有し、特定のタイプの機器に応じて、機器の内と外の両方へステレオサウンドおよびビデオ信号を提供する。さらに、SCARTコネクタは、RGB信号も提供する場合がある。
しかし、SCARTコネクタは、時々、信頼性の問題を有し、時々、シールドが弱いために、コンポジットビデオ出力が、コンポジットビデオ入力に干渉する場合がある。さらに、SCARTケーブルは、(たとえば、同じ部屋に位置する)ローカル機器に接続するのに使用されることができるだけであり、したがって、(たとえば、遠い部屋に位置する)遠隔のテレビをセットトップボックスに接続するのに使用することができない。新しいヨーロッパのテレビは、対応するUSAモデルと同様に、音声/ビデオコネクタを含み始めているが、たとえば、いくつかの音声/ビデオコンポーネントを、ビデオケーブル、左音声ケーブル、および右音声ケーブルを通してヨーロッパのテレビに接続することは、複雑になる可能性がある。
複数のクロックについての要件、および、チューニングを要求し、また、集積化されると容易に移行可能でないアナログブロックの使用のため、NICAMエンコーディングシステムの従来の実装は、音声/ビデオチップ内または単一チップエンコーダ内に集積化する観点からはあまり費用効果的でない。NICAMエンコーダは、一般に、TV局で使用され、通常、非常に高価なラックマウントユニットを含む。他のアプリケーションについて、低コストのものが存在する場合があるが、他のアプリケーションは、多くのディスクリートコンポーネントを有するプリント回路基板を要求するであろう。相応して、コストおよび複雑さの観点から、NICAMエンコーダは、放送機器だけで主に使用されており、一般的な消費者アプリケーションのための機器では使用されていない。
したがって、先に説明した当技術分野の問題を克服する改良型装置についての必要性が存在する。
本発明は、添付図によって例として示され、制限されない。図では、同じ参照は類似の要素を示す。
異なる図面における同じ参照符号の使用は、類似のまたは同じアイテムを示す。図の要素は、簡単にかつ明確にするために示され、必ずしも一定比例尺に従って描かれなかったことを当業者は同様に理解するであろう。たとえば、図の要素の一部の寸法は、本発明の実施形態の理解を増進するのに役立つために、他の要素に対して誇張される場合がある。
図2は、本開示の一実施形態による、NICAMエンコーダの実装を有するコンポジットビデオおよびステレオ音声システム50の略ブロック図である.コンポジットビデオおよびデュアルチャネル音声システム50は、第1アナログフィルタ52、NICAMエンコーダ54、第2アナログフィルタ56、およびアナログRF変調器58を含む。アナログフィルタ52は、それぞれ、2つの音声入力60および62をフィリタリングし、フィルタリングされた信号を、それぞれ、出力64および66に出力する。デュアル音声入力は、ステレオ対の左と右のチャネルの独立したA、Bチャネルを備えることができる。一実施形態では、アナログフィルタ52は、アナログアンチエイリアシングフィルタを備える。
アナログフィルタ52の出力64および66は、NICAMエンコーダ54に入力される。NICAMエンコーダ54は、68にて信号クロック(CLK)を受信し、入力64および66上の信号を、出力70上の対応するQPSK変調信号に変換する。一実施形態では、68のクロックは、水晶発振器を備える。NICAMエンコーダ54はまた、以下でさらに説明されるように、信号線72上にクロック出力を提供する。図示するように、NICAMエンコーダ54の出力70は、第2アナログフィルタ56に入力される。フィルタ56は、出力信号線74上に、6.552または5.85MHzの搬送波を用いたフィルタリングされたQPSK変調信号を提供する。一実施形態では、フィルタ56は、アナログ再構成フィルタを備える。出力74上のフィルタリングされたQPSK変調信号は、次に、RF変調器58によって、信号線76上のコンポジットビデオと合成される。RF変調器58は、次に、QPSK変調信号とコンポジットビデオとを合成したものをRF変調して、RF信号(UHF/VHF)としてRF変調器出力78に出す。RF変調器58は、さらに、信号線72上でクロック入力を受信する。
図3は、本開示の一実施形態による、図2のNICAMエンコーダ実装のより詳細な略ブロック図である。NICAMエンコーダ54は、フロントエンド入力セクション80、NICAMプロセッサ82、およびフロントエンド出力セクション84を含む。先に説明したように、NICAMエンコーダ54は、入力64および66を含み、68にて信号クロック(CLK)を受信する。一実施形態では、信号線72上のクロック出力は、たとえば、適した整数除算器を使用して、信号線68上のクロック入力(CLK)から導出される。NICAMエンコーダ54は、入力64および66上の信号を、出力70上の対応するQPSK変調信号に変換する。相応して、NICAMエンコーダ54のフロントエンドは、フロントエンド入力セクション80およびフロントエンド出力セクション84を備える。
入力64および66上のデータ信号に応答すると共に、クロック入力68に応答して、フロントエンド入力セクション80は、入力を処理して、それぞれ、出力線86および88上の信号、たとえば、32kHzの14ビットデータにする。フロントエンド入力セクション80の出力86および88は、NICAMプロセッサ82へのそれぞれの入力に対応する。入力86および88上の信号に応答すると共に、クロック入力68および信号線94上のプロセッサストローブに応答して、NICAMプロセッサは、入力を処理して、それぞれ、出力線90および92上の同相(I)および直交(Q)の単一ビットデータストリーム信号にする。還元すれば、NICAMプロセッサ82は、フロントエンド入力セクション80によって、32kHzで生成されたサンプルを受容する。NICAMプロセッサは、次に、それぞれ、入力86および88についてデジタルコンパンディングを実施し、それぞれ、出力90および92上に、NICAM標準に適合して364kHzでサンプリングされた、スクランブルされかつ差動的にエンコードされた同相(I)および直交(Q)データを生成する。NICAMプロセッサの機能は、当技術分野では知られており、そのため、本明細書では簡潔に述べられることが留意される。さらに、NICAMプロセッサ82の出力90および92は、フロントエンド出力セクション84のそれぞれの入力に対応する。入力90および92上の、同相(I)および直交(Q)単一ビットデータストリーム信号に応答すると共に、クロック入力68に応答して、フロントエンド出力セクション84は、入力を処理して、出力70上の対応するQPSK変調信号にする。さらに、フロントエンド出力セクション84は、信号線94上にプロセッサストローブを生成する。フロントエンド入力セクション80およびフロントエンド出力セクション84のさらなる説明は、以下の本明細書でさらに行われる。
再びNICAMプロセッサ82に関して、プロセッサは、フロントエンドの入力セクション80によって32kHzで生成された14ビットサンプルを処理し、NICAM標準に適合して364kHzでサンプリングされた同相および直交データを生成する。特に、NICAMプロセッサ82は、以下の動作、すなわち、スケールファクタの計算、14ビット到来データの10ビット分解能へのコンパンディング、パリティビットの計算、スケールファクタを用いたパリティビットのエンコーディング、ビットインタリービング、728ビットのビットストリームの生成、スクランブリング、ビットストリームの1ビット同相および直交データの2つのストリームへの変換、および差動的エンコーディングを実施する。プロセッサ82は、図5に関して本明細書でさらに説明するように、フロントエンド出力セクション84のインタポレータタイミング回路138からストローブを受信するたびにビット対を出力する。
図4は、本開示の一実施形態による、図3のフロントエンド入力セクション80のより詳細な略ブロック図である。フロントエンド入力セクション80は、デュアルチャネルADC100、インタポレーションファクタNを有するインタポレータ102、デシメーションファクタMを有する第1デシメータ104、デジタルプリエンファシスフィルタ106、およびデシメーションファクタPを有する第2デシメータ108を含む。第2デシメータ108は、それぞれ、出力信号線86および88上に(NICAM標準によって指定された)32kHzでサンプリングされた14ビットデータを生成する。一実施形態では、デュアルチャネルADC100は、シグマ−デルタADCを備える。さらに、デュアルチャネルADC100へのクロック入力(ADC CLK)は、たとえば、適した除算器を使用して、信号線68上のクロック入力から導出される。さらに、フロントエンド入力セクション80のファクタN、M、およびPは、本明細書でさらに説明されるように、種々のシステムクロックから要求される32kHzの生成を可能にするのに十分な柔軟性を可能にする。
図5は、本開示の一実施形態による、図3のフロントエンド出力セクション84のより詳細な略ブロック図である。フロントエンド出力セクション84は、インタポレーションファクタKを有するデジタル平方根累乗余弦(SRRC)フィルタ130、可変インタポレーションファクタLを有するインタポレータ132、デジタルミキサ134、デジタル−アナログ変換器(DAC)136、インタポレータタイミング回路138、および正弦&余弦発生器140を含む。一実施形態では、インタポレータタイミング回路138は、図5に示す信号線94および146上に、NICAMプロセッサ82、SRRCフィルタ130、およびインタポレータ132用の出力ストローブを提供する。さらに、正弦&余弦発生器140は、それぞれ、信号線154および156上に、余弦出力信号およびマイナス正弦出力信号を提供する。相応して、フロントエンド出力セクション84は、システムクロック68に基づくクロックを用いて728kHzクロックを近似する手段を備える。さらに、一実施形態では、DAC136は、バンドパスシグマ−デルタDACを備える。
本開示の一実施形態では、全てのNICAMクロックは、適した整数除算器を用いて、単一システムクロックから導出されることができる。単一チップ版では、システムクロックは、水晶発振器によって生成されることができる。相応して、PLLは要求されない。
やはり図5を参照すると、入力90および92上の信号に応答すると共にクロック入力94および146上のストローブに応答して、インタポレーションファクタKを有するSRRCフィルタ130は、以下の本明細書でさらに説明するように、ファクタKで信号をインタポレーションすることに加えて、NICAM仕様によって指定されるパルス成形を実施するように構成される。SRRCフィルタの出力142および144は、インタポレータ132の入力142および144に対応する。入力142および144上の信号に応答すると共にクロック入力146上のストローブに応答して、インタポレータ132は、可変インタポレーションファクタLを用いて入力信号をアップサンプリングし、同相および直交SRRC出力データ信号が、それぞれ、出力148および150上のシステムクロック68の周波数までインタポレーションされることを可能にする。一実施形態では、周波数は、単一チップ実装に適する24MHzである。別の実施形態では、エンコーダが音声/ビデオチップ内に埋め込まれる場合、周波数は27MHzである。
インタポレータ132の出力148および150は、ミキサ134の入力148および150に対応する。入力148および150上の信号に応答し、さらに、それぞれ、信号線154および156上の余弦信号およびマイナス正弦信号に応答して、ミキサ134は、入力148および150上の同相データおよび直交データを、余弦信号およびマイナス正弦信号で乗算して、システムクロック68の周波数でサンプリングされた6.552MHzまたは5.85MHz搬送波を生成する。搬送波は、特定のTVシステム実装に応じて選択される。ミキサ134は、次に、積を加算して、出力152上に、システムクロック68の周波数でサンプリングされたデジタルQPSK変調信号を生成する。ミキサ134の出力152は、DAC136の入力152に対応する。入力152上の信号に応答して、DAC136は、デジタルQPSK変調信号をアナログ領域に変換し、変換信号を出力70上に出力する。一実施形態では、DAC136は、システムクロック68の周波数でデジタルQPSK変調信号をサンプリングし、6.552MHzまたは5.85MHzに位置するノイズ成形ノッチを含む。
図6は、本開示の一実施形態による、図5の例示的なインタポレータタイミング回路138のより詳細な略ブロック図である。インタポレータタイミング回路138は、NICAMプロセッサ82用の出力ストローブを生成し、出力ストローブを信号線94上に提供する。さらに、インタポレータタイミング回路138は、SRRCフィルタ130およびインタポレータ132用の出力ストローブを生成し、出力ストローブを信号線146上に提供する。一実施形態では、インタポレータタイミング回路138は、全加算器を構成するNビット加算器を含み、Nはビット数である。図6に示すように、Nビット加算器は、全加算器の24ビット加算器FA0、FA1、…、FA20、FA21、FA22、およびFA23を含む。プロセッサ出力ストローブ94は、MSB全加算器キャリーアウト(CO23)に対応する。さらに、割り込みストローブ146は、MSB−2全加算器キャリーアウト(CO21)に対応する。タイミング回路138は、1つまたは複数の適したアキュミュレータおよび/またはレジスタを含んでもよい。
本開示の実施形態は、単一システムクロック68を用いたフロントエンドセクション(入力および出力セクション(80,84))を使用することによって、本明細書で先に説明した単一チップ実装の問題のうちの1つを解決する。さらに、フロントエンドセクションは、それぞれ、アンチエイリアシングフィルタ52および再構成フィルタ56、デュアルADC100、およびDAC136の出力バッファを除いて、完全にデジタルである。一実施形態では、システムクロック周波数は、水晶発振器によって直接生成される24MHzであり、全ての他のクロックは、整数除算器を用いてこのシステムクロック68から導出される。相応して、PLLは必要とされない。NICAMエンコーダの単一チップ実装は、図3に示される。代替の実施形態では、フロントエンドセクション(80,84)およびNICAMプロセッサ82は、音声/ビデオ集積回路チップ内に埋め込まれることもできる。
一実施形態では、フロントエンド入力セクション80および出力セクション84は、入力セクションシステムクロックおよび出力セクションシステムクロックを用いてクロック駆動される。これらの2つのクロックは、同じであることができ、または、除算器を用いて同じクロックから導出されることができる。さらに、NICAMプロセッサ82は、いずれのクロックをも使用することができる。
再び図2、3、および4を参照すると、フロントエンド入力セクション80に入力される前に、信号(60,62)は、アンチエイリアシングフィルタ52によってローパスフィルタリングされ、次に、ADCクロック(ADC CLK)によってサンプリングされるデュアルチャネルADC100によってデジタル化される。フロントエンド入力セクション80のADC100の分解能およびサンプリング周波数は、最後のデシメータ108の出力において14ビットの精度を保証するように選択されなければならない。
ADC出力(110,112)は、ファクタNでインタポレータ102にてインタポレーションされ、ファクタMで第1デシメータ104にてデシメーションされる。ファクタNおよびMは、こうして得られるサンプリングレートが、32kHzの少なくとも3倍のサンプリングレートであるように選択される。こうして、アナログプリエンファシスフィルタのデジタル領域内へのマッピングは、NICAM標準によって指定される、対応するアナログフィルタの特性に、より正確に一致するデジタルフィルタ106を生成する。一実施形態では、プリエンファシスフィルタ106は、再帰フィルタを用いて実装される。プリエンファシスフィルタ106の出力は、ファクタPで第2デシメータ108にてデシメーションされる。さらに、ファクタN、M、およびPの組合せは、第2デシメータの出力が、NICAM標準に従って32kHzで正確にサンプリングされた信号を生成する。
一実施形態では、システムクロック68は24MHz(図2)である。さらに、本開示の実施形態は、デュアルチャネルADC100およびDAC136について同じクロックの使用を可能にする。さらに、システムクロック68は、RF変調器58のために信号線72上に4MHzのクロックを生成するのにも使用され、したがって、第2水晶の使用を回避することによって、NICAMエンコーダシステムを簡略化する。24MHzシステムクロックは、水晶発振器によって直接生成され、全ての他のクロックは、整数除算器を用いてこのシステムクロックから直接導出される。
一実施形態では、ADCクロック周波数(ADC CLK)は、6MHzであり、インタポレータ102用のインタポレーションファクタN=2は、そのため、インタポレータ102の出力にて12MHzのサンプリング周波数を生成する。代替の実施形態では、12MHzで直接クロック駆動されるADCを使用することによって、インタポレータを回避することができる。第1デシメータ104は、ファクタM=75でデシメーションし、そのため、サンプリングレートを160kHzに下げる。こうしたサンプリングレートは、32kHzの最終サンプリングレートより5倍高く、したがって、対応するアナログフィルタをデジタル領域内に良好にマッピングすることを保証するのに十分高いことに留意されたい。第2デシメータ108のファクタPは5である。先に述べたインタポレーションファクタおよびデシメーションファクタの好みを選択する場合、6MHzのサンプリング周波数から始め、24MHzの単一システムクロックから除算器を用いてクロック全てを導出するNICAM標準に適合した32kHzの最終サンプリング周波数に達することが可能である。
別の実施形態では、NICAMエンコーダ54は、音声/ビデオ集積回路チップ内に埋め込まれ、フロントエンドセクション(80,84)用のクロックは、108MHz(すなわち、4×27MHz)であるように選択される。デュアルチャネルADC100は、6.75MHz(すなわち、(108÷16)MHz)でクロック駆動されることができる。インタポレーションファクタNは、インタポレータ102について16であるように選択され、そのため、108MHzのサンプリングレートが生成される。代替の実施形態では、13.5MHzで動作する高速ADC100を用いて、インタポレーションファクタNは、インタポレータ102について8に減少させることができる。デシメータファクタMは、デシメータ104について675である。こうして、プリエンファシスフィルタ106は、前と同様に160kHzでサンプリングされる。さらに、プリエンファシスフィルタ106およびプリエンファシスフィルタ106に続く回路は、先の実施形態で述べたものと類似である。
相応して、ファクタN、M、およびPは、種々のシステムクロックから32kHzを生成するのに十分な柔軟性を導入する。
フロントエンド出力セクション84(図3および図5)に関連して、728(ビットレート)または364kHz(シンボルレート)のサンプリングレートを生成する問題は、フロントエンド入力セクション80のクロックについての問題より複雑である。この理由は、残念なことに、数728および364が、素数7および13を含むためである。すなわち、システム設計者が、ほぼ300MHzを超える著しく高いシステムクロックを受け入れたいと思わない限り、素数7および13は、利用可能なシステムクロックから728または364を合成することを非常に難しくする。
先の段落で説明した問題に対する1つの解決策は、利用可能なシステムクロックから、単に平均して728または364kHzの値を有するクロックを生成することにある。換言すれば、728または364kHzの各サイクルに含まれるシステムクロックサイクルの数は、一定であるのではなく、サイクルごとに少し変動する。これはまた、各シンボルの継続時間が少し変動することを意味する。一実施形態では、システムクロックは24MHzであり、シンボルレートに関して導入されるジッタは、システムクロックの1サイクル程度、または、シンボル周期の約1.5%であり、システム性能全体に悪影響を及ぼさないであろう。
NICAMプロセッサ82は、それぞれ信号線90および92上に提供される、全ての1msフレーム内において364個の同相データと364個の直交データを生成する。1ビット同相および直交ストリームは、正確に計算される間、理想的な364kHzクロックを用いて出力されない。先に説明したように、364kHzクロックは、整数除算器を用いてシステムクロックから容易に導出されることができない。代わりに、そのエッジが、システムクロックのエッジに一致する近似クロックが使用される。
NICAMプロセッサ82およびインタポレータ(130,132)用の出力ストローブ(94,146)を生成することができる例示的なタイミング回路138が、図6に示される。アキュミュレータについてのインクリメント(Δ)は、
Δ=ROUND(2N*シンボルレート/システムクロック周波数) (式−1)
で与えられる。
丸めの前のインクリメントは整数ではないため、ストローブは、フロントエンド入力セクション80によって生成されるタイミングと比較して、1msフレームごとに少し異なる時間に起こることになる。これは、フロントエンド入力セクション80およびNICAMプロセッサ82を、フロントエンド出力セクション84に同期させることを難しくさせることになる。しかし、この問題は、一定間隔mでインタポレータタイミング回路138のレジスタをリセットすることによって解決することができる。これらの間隔は、レジスタコンテンツが、浮動点実装において値ゼロをとるか、または、固定点実装においてゼロに近い値をとることになる時間に等しい。
24MHzのシステムクロックの場合、間隔mは、
m=kシステムクロック/シンボルレート (式−2)
で決定され、ここで、kは、mが整数であるように選択される整数である。
たとえば、24MHzのシステムクロックの場合、(式―2)は、
m=k6000/91 (式−3)
になり、kは91または91の倍数である。したがって、レジスタは、24MHzの6,000サイクルまたは6,000の倍数に等しい間隔でリセットされることができる。
SRRCフィルタ130(図5)は、NICAM仕様によって指定されたパルス成形フィルタのデジタル版である。NICAM仕様によれば、2つの要件、すなわち、PAL Iシステムについての要件と残りの全てのPALおよびSECAMシステムについての別の要件が存在する。一実施形態では、SRRCフィルタ130は、同相および直交有限インパルス応答(FIR)フィルタを用いて実装される。データを成形すること以外に、SRRCフィルタ130はまた、ファクタKで信号をインタポレーションする。
一実施形態では、システムクロック68は24MHzであり、Kの値は4であり、それぞれ、信号線142および144上の同相および直交SRRC出力は、1.456MHzの近似サンプリングレートで生成される。SRRCフィルタ130の後に、可変インタポレーションファクタLを用いて信号をアップサンプリングするインタポレータ132が続く。24MHzのシステムクロックおよびK=4のSRRCインタポレーションファクタの場合、可変インタポレータ132によって導入される平均インタポレーションは、(24/1.456)=16.48351648である。1msのフレーム中で、インタポレータ132は、16によって752回、17によって704回インタポレーションする。換言すれば、システムクロックが24MHzに等しく、かつ、SRRCインタポレーションファクタKが4に等しい場合、4分の1シンボル周期内のシステムクロック68のサイクルの数は16または17に等しい。これは、設計上、SRRCクロックが、41.666ns(24MHzの1サイクル)のジッタを有することを意味する。相応して、これは、最高24MHzのSRRC出力信号のインタポレーションを可能にする。ミキサ134は、次に、同相および直交データを正弦&余弦発生器140の余弦およびマイナス正弦出力と乗算する。先に述べたように、正弦&余弦発生器140は、選択されたTVシステムの必要性に応じて、24MHzでサンプリングされた6.552または5.85MHz搬送波を生成することができる。積は、次に加算され、そのため、信号線152上に、24MHzでサンプリングされたデジタルQPSK変調信号が生成される。デジタルQPSK変調信号は、次に、24MHzでサンプリングされるDAC136によってアナログ領域に変換され、さらに、そのノイズ成形ノッチは、6.552または5.85MHzに位置する。
別の実施形態では、システムクロック68は27MHzであり、K=4である。先の実施形態と同様に、SRRCフィルタ130は、ほぼ1.456MHzでインタポレーションされた同相および直交出力を生成する。可変インタポレータ132は、信号を27MHzにインタポレーションする。平均インタポレーションは、ここでは(27/1.456)=18.54395604である。1msのフレーム中に、インタポレータ132は、18によって664回、19によって792回インタポレーションする。相応して、これは、最高27MHzのSRRC出力信号のインタポレーションを可能にする。同相および直交データは、それぞれ、選択されたTVシステムの必要性に応じて27MHzでサンプリングされた6.552または5.85MHz搬送波を生成することができる、正弦&余弦発生器140の余弦およびマイナス正弦出力と乗算される。積は、次に加算され、そのため、信号線152上に、27MHzでサンプリングされたデジタルQPSK変調信号が生成される。デジタルQPSK変調信号は、次に、27MHzでサンプリングされるDAC136によってアナログ領域に変換される。
一実施形態では、DAC136は、シグマ−デルタDACを構成する。シグマ−デルタDACは、6.552または5.85MHzに位置するノイズ成形ノッチを含む。さらに、シグマ−デルタDAC出力は、アナログ再構成フィルタによってバンドパスフィルタリングされる。
本明細書で説明するように、本開示の実施形態は、多数のシステムクロックから単一クロックへの低減、システム実装の総コストの低減、および、多数のアナログブロックの適したデジタル実装との置換えを可能にする。さらに、実施形態は、さらに、VCR、DVDプレーヤ、デコーダ、セットトップボックス、および他の音声/ビデオアプリケーションに、本開示によるNICAMエンコーダを装備することによって、当技術分野の問題を解決する。実際に、RF変調器と一緒になったNICAMエンコーダは、21ピンSCARTコネクタまたは3つの音声/ビデオコネクタ(ビデオ、左音声、および右音声)の代わりに、単一RFコネクタを通して、コンポジットビデオおよびTV品質ステレオサウンドを提供することができるため、NICAMエンコーダは、DVDプレーヤ、ステレオVCR、セットトップボックス、ゲーム用ステーション、および独立型ユニットで採用されることができ、そのため、代表的な家庭用娯楽配線アーキテクチャを簡略化し、また、それが遠隔のテレビに接続することを可能にする。本開示の実施形態による内臓NICAMエンコーダを有する機器を使用することによって、多数の音声/ビデオアプリケーションが、同軸ケーブルを介してセットトップボックスに接続され、ステレオ音声を受信することができる。さらに、代表的な家庭用娯楽配線を、大幅に簡略化することができる。
本開示の実施形態は、エンコーダが低コストで生産されることを可能にする。相応して、これは、NICAMエンコーダが、消費者電子機器アプリケーションで広く使用されるようになることを可能にする。さらに、本開示の実施形態は、NICAMエンコーダの、以前に知られているよりも費用効果的な実装を可能にするフロントエンドを組み込むことによって、この問題に対処する。
先の仕様では、本開示は、種々の実施形態を参照して述べられた。しかし、添付特許請求の範囲に述べる本実施形態の範囲から逸脱することなく、種々の修正および変更を行うことができることを当業者は理解する。相応して、仕様および図は、制限的な意味ではなく、例示の意味で考えられ、全てのこうした修正は、本発明の実施形態の範囲内に含まれることを意図される。たとえば、本開示の一実施形態は、音声/ビデオ消費者電子機器に使用されるステレオフォニック音声エンコーダを含む。実施形態は、さらに、単一チップNICAMエンコーダを構成する、フロントエンドを有するNICAMエンコーダを含む。本開示の実施形態は、なおさらに、本明細書で説明されるフロントエンドを有するNICAMエンコーダを含む集積回路を備える。
利益、他の利点、および問題に対する解決策は、特定の実施形態に関して先に述べられた。しかし、利益、利点、問題に対する解決策、および、どんな利益、利点、または解決策をも、もたらすかまたはより明白にするようにさせることができる任意の要素(複数可)は、任意のまたは全ての特許請求項についての重要な、要求される、または必須の特徴または要素として考えられるべきではない。本明細書で使用されるように、用語「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、またはその任意の他の変形は、要素のリストを含む、プロセス、方法、製品、または装置が、これらの要素を含むだけではなく、こうしたプロセス、方法、製品、または装置にとって、明示的に挙げられないか、または、固有の他の要素を含むように、非排他的な包含をカバーすることを意図される。
アナログRF変調器を持つNICAMエンコーダを有する、従来技術のコンポジットビデオおよびステレオ音声システムの略ブロック図。 本開示の一実施形態による、単一チップNICAMエンコーダ実装を有するコンポジットビデオおよびデュアルチャネル音声システムの略ブロック図。 本開示の一実施形態による、図2のNICAMエンコーダ実装のより詳細な略ブロック図。 本開示の一実施形態による、図3のフロントエンド入力セクションのより詳細な略ブロック図。 本開示の一実施形態による、図3のフロントエンド出力セクションのより詳細な略ブロック図。 本開示の一実施形態による、図5の例示的なインタポレータタイミング回路のより詳細な略ブロック図。

Claims (5)

  1. 入力信号の可変インタポレーションを実行するNICAMエンコーダ(54)であって、
    フロントエンド入力セクション(80)と;
    NICAMプロセッサ(82)と;
    フロントエンド出力セクション(84)と
    を備え、
    前記フロントエンド入力セクション(80)は、前記NICAMプロセッサ(82)の入力に結合し、
    前記フロントエンド入力セクション(80)は、
    (a)ファクタNによるインタポレータ(102)、ファクタMによる第1デシメータ(104)、プリエンファシスフィルタ(106)、およびファクタPによる第2デシメータ(108)であって、前記インタポレータ(102)は、前記第1デシメータ(104)に結合し、前記第1デシメータ(104)は、前記プリエンファシスフィルタ(106)に結合し、前記プリエンファシスフィルタ(106)は、前記第2デシメータ(108)に結合していることと、
    (b)デュアルチャネルのアナログデジタル変換器(100)、ファクタNによるインタポレータ(102)、ファクタMによる第1デシメータ(104)、プリエンファシスフィルタ(106)、およびファクタPによる第2デシメータ(108)であって、前記アナログデジタル変換器(100)は、前記インタポレータ(102)に結合し、前記インタポレータ(102)は、前記第1デシメータ(104)に結合し、前記第1デシメータ(104)は、前記プリエンファシスフィルタ(106)に結合し、前記プリエンファシスフィルタ(106)は、前記第2デシメータ(108)に結合していることと
    のうちの一方を備え、
    前記フロントエンド出力セクション(84)は、SRRCインタポレーションファクタKを有する平方根累乗余弦フィルタ(130)と、可変インタポレーションファクタLを有する可変インタポレータ(132)と、デジタルミキサ(134)と、デジタルアナログ変換器(136)と、正弦余弦発生器(140)とを備え、
    前記平方根累乗余弦フィルタ(130)は、前記可変インタポレータ(132)に結合され、
    前記可変インタポレータ(132)は、前記デジタルミキサ(134)に結合され、
    前記デジタルミキサ(134)は、前記デジタルアナログ変換器(136)および前記正弦余弦発生器(140)に結合され、
    前記NICAMプロセッサ(82)は、前記フロントエンド出力セクション(84)の入力に結合され、
    アナログ信号を受信した前記フロントエンド入力セクション(80)は、前記NICAMプロセッサ(82)にデータを入力し、
    前記データを受信した前記NICAMプロセッサ(82)が、前記平方根累乗余弦フィルタ(130)に入力する単一ビットデータストリーム信号のサンプリングレートを、R(MHz)とし、
    前記NICAMエンコーダ(54)に入力されるシステムクロック(68)をS(MHz)とすると、
    S/R/Kは、前記可変インタポレータ(132)によって導入される平均インタポレーションであり、
    前記可変インタポレーションファクタLは、前記平均インタポレーションを切り捨てた整数である第1の整数または前記平均インタポレーションを切り上げた整数である第2の整数であり、
    S/R/Kから前記第1の整数を減算した結果に、1000×K×Rを乗算した結果を、Xとし、
    前記第2の整数からS/R/Kを減算した結果に、1000×K×Rを乗算した結果を、Yとすると、
    前記可変インタポレータ(132)は、1msのフレーム中で、前記第1の整数によってX回、前記第2の整数によってY回インタポレーションする、NICAMエンコーダ。
  2. 前記単一ビットデータストリーム信号のサンプリングレートは、728kHzまたは364kHzであり
    前記データのサンプリングレートは、32kHzであり
    前記システムクロック(68)は、24MHz、27MHz、または108MHzでる、
    請求項記載のNICAMエンコーダ
  3. N/(M×P)は、前記システムクロック(68)に対する32MHzの比に等しい、
    請求項記載のNICAMエンコーダ
  4. 前記アナログデジタル変換器(100)はさらに、14ビットよりも良好な初期分解能を有し、且つ前記フロントエンド入力セクション(80)の出力に14ビットの分解能を提供する、
    請求項記載のNICAMエンコーダ
  5. NICAMエンコーダ(54)が入力信号の可変インタポレーションを実行する実行方法であって、
    前記NICAMエンコーダ(54)は、
    フロントエンド入力セクション(80)と;
    NICAMプロセッサ(82)と;
    フロントエンド出力セクション(84)と
    を備え、
    前記フロントエンド入力セクション(80)は、前記NICAMプロセッサ(82)の入力に結合し、
    前記フロントエンド入力セクション(80)は、
    (a)ファクタNによるインタポレータ(102)、ファクタMによる第1デシメータ(104)、プリエンファシスフィルタ(106)、およびファクタPによる第2デシメータ(108)であって、前記インタポレータ(102)は、前記第1デシメータ(104)に結合し、前記第1デシメータ(104)は、前記プリエンファシスフィルタ(106)に結合し、前記プリエンファシスフィルタ(106)は、前記第2デシメータ(108)に結合していることと、
    (b)デュアルチャネルのアナログデジタル変換器(100)、ファクタNによるインタポレータ(102)、ファクタMによる第1デシメータ(104)、プリエンファシスフィルタ(106)、およびファクタPによる第2デシメータ(108)であって、前記アナログデジタル変換器(100)は、前記インタポレータ(102)に結合し、前記インタポレータ(102)は、前記第1デシメータ(104)に結合し、前記第1デシメータ(104)は、前記プリエンファシスフィルタ(106)に結合し、前記プリエンファシスフィルタ(106)は、前記第2デシメータ(108)に結合していることと
    のうちの一方を備え、
    前記フロントエンド出力セクション(84)は、SRRCインタポレーションファクタKを有する平方根累乗余弦フィルタ(130)と、可変インタポレーションファクタLを有する可変インタポレータ(132)と、デジタルミキサ(134)と、デジタルアナログ変換器(136)と、正弦余弦発生器(140)とを備え、
    前記平方根累乗余弦フィルタ(130)は、前記可変インタポレータ(132)に結合され、
    前記可変インタポレータ(132)は、前記デジタルミキサ(134)に結合され、
    前記デジタルミキサ(134)は、前記デジタルアナログ変換器(136)および前記正弦余弦発生器(140)に結合され、
    前記NICAMプロセッサ(82)は、前記フロントエンド出力セクション(84)の入力に結合され、
    アナログ信号を受信した前記フロントエンド入力セクション(80)は、前記NICAMプロセッサ(82)にデータを入力し、
    前記データを受信した前記NICAMプロセッサ(82)が、前記平方根累乗余弦フィルタ(130)に入力する単一ビットデータストリーム信号のサンプリングレートを、R(MHz)とし、
    前記NICAMエンコーダ(54)に入力されるシステムクロック(68)をS(MHz)とすると、
    S/R/Kは、前記可変インタポレータ(132)によって導入される平均インタポレーションであり、
    前記可変インタポレーションファクタLは、前記平均インタポレーションを切り捨てた整数である第1の整数または前記平均インタポレーションを切り上げた整数である第2の整数であり、
    S/R/Kから前記第1の整数を減算した結果に、1000×K×Rを乗算した結果を、Xとし、
    前記第2の整数からS/R/Kを減算した結果に、1000×K×Rを乗算した結果を、Yとすると、
    前記実行方法は、
    前記可変インタポレータ(132)は、1msのフレーム中で、前記第1の整数によってX回、前記第2の整数によってY回インタポレーションすること
    を有する、実行方法。
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