JP5016130B2 - セルスタック装置及び燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、セルスタック装置及び燃料電池に関し、特に、燃料電池セルをマニホールドに立設固定する型のセルスタック装置及び燃料電池に関する。
従来の此種セルスタック装置は、例えば、本願出願人の特許出願に係る特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されるセルスタック装置は、燃料電池セルの一端部をセラミック製のセル支持板に一体的に接合固定し、このセル支持板でマニホールドの天板を構成せしめるものである。
特開2004−63355号公報
然しながら、前記セルスタック装置には、次のような問題点がある。
(1)セル支持板に非金属材料(セラミックス、ガラス、結晶化ガラス等)を用いた場合、長時間の高温暴露で軟化が起こり、燃料電池セルの自重により、燃料電池セルの位置ズレが生じる虞がある。
そこで、長時間の高温暴露によっても燃料電池セルの位置ズレが生じない構造のセルスタック装置が求められている。
以上の現状に鑑み、本発明は、長時間の高温暴露によっても燃料電池セルの位置ズレが生じない構造を有するセルスタック装置、及び、該セルスタック装置を収納する燃料電池を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、軸長方向にガス流路を有する複数の燃料電池セルの下端部を、内部にガス室が形成されたマニホールドの天板に、無機材料によりガスシールされた状態で立設接合してなり、前記燃料電池セルのガス流路と前記マニホールド内のガス室とが連通し、前記燃料電池セルの下端が前記ガス室に連通する隙間部を有する絶縁性支持部材により前記マニホールドの内側底面に支持されており、前記燃料電池セルの下端面と前記マニホールドの内側底面との間に空間が形成されており、該空間に前記燃料電池セルのガス流路が開口していることを特徴とするセルスタック装置を提供するものである。
請求項2に係る発明は、収納容器内に、請求項1に記載のセルスタック装置を収納してなることを特徴とする燃料電池を提供するものである。
本発明の請求項1記載のセルスタック装置によれば、燃料電池セルの下端面とマニホールドの内側底面との間に空間が形成されており、該空間に前記燃料電池セルのガス流路が開口しているため、マニホールドのガス室内のガスを燃料電池セルのガス流路内に供給することができるとともに、燃料電池セルの下端が前記ガス室に連通する隙間部を有する絶縁性支持部材によりマニホールドの内側底面に支持されているため、発電中にセルスタック装置が長期間高温に晒され、燃料電池セルの下端部のガスシール部分が軟化したとしても、燃料電池セルの下方への位置ずれが発生することがない。
本発明のセルスタック装置は、家庭用燃料電池等の分散型発電用として用いることができ、特に、1KW以下の固体電解質型燃料電池に好適に用いられる。
請求項2記載の燃料電池によれば、発電中にセルスタック装置が長期間高温に晒され、燃料電池セルの下端部のガスシール部分が軟化したとしても、燃料電池セルの下方への位置ずれが発生することがないため、燃料電池の長期信頼性を向上できる。
(a)第1タイプの第1実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。(b)図1(a)の一部切欠平面図である。(c)第1タイプの第2実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。(d)第1タイプの第3実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。 (a)第1タイプの第3実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。(b)第1タイプの第4実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。(c)第1タイプの第5実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。 (a)第2タイプの第1実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。(b)第2タイプの第2実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。 (a)第2タイプの第3実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。(b)第2タイプの第4実施例のセルスタック装置の正面縦断面図である。 本発明による第3タイプのセルスタック装置の正面縦断面図である。 第1タイプの第1実施例のセルスタック装置を収納した燃料電池の正面縦断面図である。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1(a)に於いて、1は第1タイプの第1実施例のセルスタック装置であり、セルスタック装置1は、第1タイプのセルスタック装置として、次の(A)乃至(C)の構成を備えている。
即ち、(A)軸長方向にガス流路2a,2a…を有する複数の中空平板型燃料電池セル2(図に於いては1個のみが図示されている。)の下端部を、内部にガス
室3が形成されたマニホールド4の天板5に、セラミックス、ガラス、結晶化ガラス等の無機材料によってガスシールされた状態で立設接合してなり、燃料電池セル2のガス流路とマニホールド4内のガス室3とが連通している。そして、前記複数の燃料電池セル2は、図1(b)に示す如く、集電部材2bにより電気的に直列に接続されている。
(B)又、前記燃料電池セル2がマニホールド4の内側面に支持されるとともに(図1に於いては、燃料電池セルの下端が、マニホールド4の内側底面4aに当接している。)、燃料電池セル2の下端面とマニホールド4の内側底面との間に空間6が形成されており、空間6に燃料電池セル2のガス流路が開口している。
(C)更に、マニホールド4の内側底面4aが平坦面であるとともに、燃料電池セル2の下端部の一部が切り欠かれており、燃料電池セル2の下端がマニホールド4の内側底面4aに当接し、燃料電池セル2の下端面とマニホールド4の内側底面4aとの間に空間6が形成されている。
更に又、前記セルスタック装置1は、第1タイプの第1実施例として特有の構成を有する。具体的には、(D1)燃料電池セル2の切り欠かれた下端部が、図に於いて、左下端から右上方向に斜欠されており、左下端部7がマニホールド4の内側底面4a上に当接し、左下端部7から右上方向に斜欠された斜欠面8の下方に前記空間6が形成されている。
而して、前記セルスタック装置1に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6を介して、燃料電池セル2の開口部(図示せず)からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置1は、第1タイプのセルスタック装置として次の(a)の効果が期待できる。即ち、(a)燃料電池セル2の下端面とマニホールド4の内側底面4aとの間に空間6が形成されており、空間6に燃料電池セル2のガス流路が開口しているため、マニホールド4のガス室3内のガスを燃料電池セル2のガス流路内へ供給することができるとともに、燃料電池セル2の下端がマニホールド4の内側底面4aに当接しているため、発電中にセルスタック装
置1が長期間高温に晒され、燃料電池セル2の下端部のガスシール部分が軟化したとしても、燃料電池セル2の下方への位置ずれが発生することがない。
図1(c)に於いて、11は第1タイプの第2実施例のセルスタック装置であり、セルスタック装置11は、第1タイプのセルスタック装置として、前記セルスタック装置(図1(a)に於いて1)の前述した(A)乃至(C)と同様の構成を有し、更に、第1タイプの第2実施例の特有の構成として、具体的には、(D2)燃料電池セル2の切り欠かれた下端部が、図に於いて、下端中央部12から左上方向及び右上方向に斜欠されており、下端中央部12がマニホールド4の内側底面4a上に当接し、下端中央部12から左上方向及び右上方向に斜欠された斜欠面13,14の下方に夫々前記空間6,6が形成されている。
而して、前記セルスタック装置11に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6,6を介して、下端中央部12の左右の斜欠面13,14に開口する燃料電池セル2の開口部(図示せず)からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置11は、第1タイプのセルスタック装置として、前記セルスタック装置1で述べた前記(a)と同様の効果が期待できる。
図1(d)に於いて、21は第1タイプの第3実施例のセルスタック装置であり、セルスタック装置21は、第1タイプのセルスタック装置として、前記セルスタック装置(図1(a)に於いて1)の前述した(A)乃至(C)と同様の構成を有し、更に、第1タイプの第3実施例の特有の構成として、具体的には、(D3)燃料電池セル2の切り欠かれた下端部が、図に於いて、左下端部22から中央上方向に向かって斜欠され、右下端部23から中央上方向に向かって斜欠されており、左右下端部
22,23がマニホールド4の内側底面4a上に当接し、左下端部22から中央上方向に向かって斜欠された斜欠面24、右下端部23から中央上方向に向かって斜欠された斜欠面25の下方に断面略三角形状の前記空間6が形成されている。
而して、前記セルスタック装置21に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6を介して、斜欠面24及び斜欠面25の開口部(図示せず)からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置21も、第1タイプのセルスタック装置として前記セルスタック装置1で述べた前記(a)と同様の効果が期待できる。
図2(a)に於いて、31は第1タイプの第4実施例のセルスタック装置であり、セルスタック装置31は、第1タイプのセルスタック装置として、前述した(A)乃至(C)と同様の構成を有し、更に、第1タイプの第4実施例の特有の構成として、具体的には、(D4)燃料電池セル2の切り欠かれた下端部が、図に於いて、中央下端部32から左上上方に向かって外方に膨らむように湾曲状に切欠されており、且つ、中央下端部32から右上方に向かって外方に膨らむように湾曲状に切欠されており、中央下端部32がマニホールド4の内側底面4a上に当接し、中央下端部32から左上方に向かって外方に膨らむように湾曲状に切欠された切欠面33及び中央下端部32から右上方に向かって外方に膨らむように湾曲状に切欠された切欠面34の下方に夫々前記空間6,6が形成されている。
而して、前記セルスタック装置31に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6,6を介して、切欠面33及び切欠面34の開口部(図示せず)からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置31も、第1タイプのセルスタック装置として前記セルスタック装置1で述べた前記(a)と同様の効果が期待できる。
図2(b)に於いて、41は第1タイプの第5実施例のセルスタック装置であり、セルスタック装置41は、第1タイプのセルスタック装置として、前述した
(A)乃至(C)と同様の構成を有し、更に、第1タイプの第5実施例の特有の構成として、具体的には、(D5)燃料電池セル2の切り欠かれた下端部が、図に於いて、左右下端部42,43から中央上方に向かって湾曲状に切欠され、下方に開放する断面視略半円状に形成されており、左右下端部42,43がマニホールド4の内側底面4a上に当接し、湾曲状に切欠された湾曲面44の下方に夫々前記空間6が形成されている。
而して、前記セルスタック装置41に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6を介して、湾曲面44の開口部(図示せず)からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置41も、第1タイプのセルスタック装置として前記セルスタック装置1で述べた前記(a)と同様の効果が期待できる。
尚、前記第1タイプのセルスタック装置は、前記第1〜第5実施例に限定されることなく、最小限、前記(A)乃至(C)の構成を備えていれば、他の種々の具体的構成が考えられ、然る時も、前記(a)と同様の効果が期待できる。
図3(a)に於いて、51は第2タイプの第1実施例のセルスタック装置であり、セルスタック装置51は、第2タイプのセルスタック装置として、前記(A)及び(B)と、次の(E)の構成を併せ備えている。
即ち、前記(A)及び(B)の構成の加え、(E)燃料電池セル2の下端がマニホールド4の内側側面に係止されており、燃料電池セル2の下端面とマニホールド4の内側底面4a(この場合、内側側面の下端部が内側底面4aとなる場合がある。)との間に空間6が形成されている。
更に又、前記セルスタック装置51は、第2タイプの第1実施例として特有の構成を有する。具体的には、図に示すように、(F1)マニホールド4の左内側面52が下方中央部に向かって斜設され、右内側面53が下方中央部に向かって斜設され、内側側面である斜設する左右内側面52,53に燃料電池セル2の左右下端が係止されている。そして、燃料電池セル2の下端下方の左右内側面52,53に挟まれて空間6が断面略三角形状に形成されている。
而して、前記セルスタック装置51に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6を介して、燃料電池セル2下端の開口部からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置51は、第2タイプのセルスタック装置として、(b)燃料電池セル2の下端がマニホールド4の内側側面に係止されているため、このマニホールド4の内側側面への燃料電池セル2下端の係止により、発電中にセルスタック装置51が高温に晒され、燃料電池セル2の下端部のガスシール部分が軟化したとしても、燃料電池セル2の下方への位置ずれが発生することがない。
図3(b)に於いて、61は第2タイプの第2実施例のセルスタック装置であり、セルスタック装置61は、第2タイプのセルスタック装置として、前記セルスタック装置(図3(a)に於いて51)の前述した(A),(B),(E)の構成を有し、更に、第2タイプの第2実施例の特有の構成として、具体的には、(F2)マニホールド4の左右内側面62,63が下方中央部に向かって外側に向かって膨らむように湾曲状に切欠され、断面視、上方に開放する略半円状に形成されており、湾曲した左右内側面62,63に燃料電池セル2の左右下端が係止されている。そして、燃料電池セル2の下端と、その下方の湾曲した左右内側面62,63との間に空間6が形成されている。
而して、前記セルスタック装置61に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6を介して、燃料電池セル2下端の開口部(図示せず)からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置61は、第2タイプのセルスタック装置として、前記セルスタック装置51で述べた前記(b)と同様の効果が期待できる。
図4(a)に於いて、71は第2タイプの第3実施例のセルスタック装置であり、セルスタック装置71は、第2タイプのセルスタック装置として、前記セルスタック装置(図3(a)に於いて51)の前述した(A),(B),(E)の構成を有し、更に、第2タイプの第3実施例の特有の構成として、具体的には、(F3)マニホールド4の左右内側面72,73が下方中央部に向かって外側に向かって膨らむように湾曲状に切欠され、断面視、上方に開放する略半円形状に形成されており、湾曲した左右内側面72,73の上部に拡幅する如く形成された段差74,75が設けられ、燃料電池セル2の左右下端が段差74,75に係止されている。そして、燃料電池セル2の下端と、左右内側面72,73間に空間6が形成されている。
而して、前記セルスタック装置71に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6を介して、燃料電池セル2の下端面の開口部(図示せず)からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置71は、第2タイプのセルスタック装置として、前記セルスタック装置51で述べた前記(b)と同様の効果が期待できる。
図4(b)に於いて、81は第2タイプの第4実施例のセルスタック装置であり、セルスタック装置81は、第2タイプのセルスタック装置として、前記セルスタック装置(図3(a)に於いて51)の前述した(A),(B),(E)の構成を有し、更に、第2タイプの第4実施例の特有の構成として、具体的には、(F4)マニホールド4の左右内側面82,83が内側底面4aに向かって垂設され、ガス室3が、断面視、略矩形状に形成されており、左右内側面82,83の上部に拡幅する如く形成された段差84,85が設けられ、燃料電池セル2の左右下端が段差84,85に係止されている。そして、燃料電池セル2の下端と、内側底面4aとの間に空間6が形成されている。
而して、前記セルスタック装置81に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6を介して、燃料電池セル2の下端に開口する開口部からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置81は、第2タイプのセルスタック装置として、前記セルスタック装置51で述べた前記(b)と同様の効果が期待できる。
尚、前記第2タイプのセルスタック装置は、前記第1〜第4の実施例に限定されることなく、少なくとも、前記(A)、(B)及び(E)の構成を備えていれば、他の種々の具体的構成が考えられ、然る時も、前記(b)と同様の効果が期待できる。
図5に於いて、91は本発明の第3タイプのセルスタック装置であり、セルスタック装置91は、第3タイプのセルスタック装置として、前記(A)及び(B)と、次の(G)の構成を備えている。
即ち、前記(A)及び(B)の構成の加え、(G)燃料電池セル2の下端がガス室3に連通する隙間部を有する絶縁性支持部材92を介してマニホールド4の内側底面4aに支持されており、即ち、マニホールド4の内側底面4a上に絶縁性支持部材92が載置され、絶縁性支持部材92上端に燃料電池セル2の下端が載置され、燃料電池セル2の下端面とマニホールド4の内側底面4aとの間であって、絶縁性支持部材92によって形成されるガス室3に連通する隙間部に空間6が形成されている。
前記絶縁性支持部材92は、例えば、図に於いて、燃料電池セル2の左右下端部を支持するべく、マニホールド4の内側底面4aに平行に載置された2枚の板状体である。但し、前記絶縁性支持部材92は、2枚の板状体に限定されず、絶縁性があり、且つ、ガス室3に連通する隙間部が形成される他の種々の部材であっても良く、然る時も同様な効果が期待できる。
而して、前記セルスタック装置51に於いて、マニホールド4のガス室3内に導入された燃料ガスは、空間6を介して、燃料電池セル2の開口部からガス流路内に供給される。
斯くして、前記セルスタック装置91は、第3タイプのセルスタック装置として、(c)燃料電池セル2の下端が絶縁性支持部材92を介してマニホールド4の内側底面4aに支持されているため、発電中にセルスタック装置51が高温に晒され、燃料電池セル2の下端部のガスシール部分が軟化したとしても、燃料電池セル2の下方への位置ずれが発生することがない。
尚、前記第3タイプのセルスタック装置は、前記セルスタック装置91の構成に限定されることなく、少なくとも前記(A)、(B)及び(G)の構成を備えていれば、他の種々の具体的構成が考えられ、然る時も、前記(c)と同様の効果が期待できる。
次に、前記セルスタック装置1、11,21,31,41,51,61,71,81及び91の製造方法に関し、3つの製造方法の特徴を説明する。
先ず、第1の製造方法の特徴を、例えば、図1(a)に示す前記セルスタック装置1を用いて説明すると、セルスタック装置1の(H)マニホールド4の天板5が無機材料からなり、複数の燃料電池セル2の下端部のガスシールとマニホールド4の天板5の作製が同時に行われる。例えば、天板5を作製するための鋳型内に燃料電池セル2をセットし、鋳型内に無機材料を流し込み、焼成して、天板5の作製と共に、流し込んだ無機材料によって、燃料電池セル2を天板5にガスシール可能な状態に接合させるものである。このような天板5を、上面が開口したマニホールド本体の開口部に配置し、無機材料にて接合することにより、セルスタック装置を作製できる。
前記第1の製造方法によれば、前記セルスタック装置1を製造できるとともに、(e)燃料電池セル2の下端部の接合とマニホールド4の天板5とを無機材料により同時に形成できるため、容易にセルスタック装置1を作製できる。
前記(H)に示した第1の製造方法と同様な製造方法により、他の前記セルスタック装置11,21,31、41,51,61,71,81及び91も製造することができ、然る時も、前記(e)の効果と同様の効果が期待できる。
次に、第2の製造方法の特徴を、例えば、図1(a)に示す前記セルスタック装置1を用いて説明すると、セルスタック装置1の(I)マニホールド4が無機材料からなり、複数の燃料電池セル2の下端部のガスシールとマニホールド4の作製が同時に行われる。例えば、マニホールド4を作製するための鋳型内に燃料電池セル2及び空間6形成用の中子をセットし、鋳型内に無機材料を流し込み、焼成して、マニホールド4の作製と共に、流し込んだ無機材料によって、燃料電池セル2をマニホールド4に、或いは、マニホールド4の上端部に形成される天板部にガスシール可能な状態に接合させるものである。
前記第2の製造方法によれば、セルスタック装置1を製造できるとともに、(f)燃料電池セル1の下端部の接合とマニホールド4とを無機材料により同時に形成できるため、容易にセルスタック装置1を作製できる。
前記(I)に示した第2の製造方法と同様の製造方法により、他の前記セルスタック装置11,21,31、41,51,61,71,81及び91も製造することができ、然る時も、前記(f)の効果と同様の効果が期待できる。
又、第3の製造方法として、複数のセル挿入孔が形成された金属製の支持板を用い、この支持板のセル挿入孔に燃料電池セルをそれぞれ挿入し、燃料電池セルの下端部を無機材料によりガスシールして、支持板上に燃料電池セルを立設接合し、支持板を、上面が開口したマニホールド本体の開口部に配置し、無機材料により接合することによっても本発明のセルスタック装置を作製できる。
図6に於いて、101は、4個の前記セルスタック装置1,1…を収納容器102内に収納した燃料電池を示す。
前記燃料電池101によれば、前記セルスタック装置1,1…が前述した効果(a)の効果を奏することにより、(g)発電中にセルスタック装置1が長期間高温に晒され、燃料電池セル2の下端部のガスシール部分が軟化したとしても、燃料電池セル2の下方への位置ずれが発生することがないため、燃料電池101の長期信頼性を向上できる。
又、前記セルスタック装置1に代えて、他の前記セルスタック装置11,21,31、41,51,61,71,81及び91のうちいずれかのセルスタック装置、或いは、前記第1又は第2製造方法により製造した前記セルスタック装置1、11,21,31、41,51,61,71,81及び91のうちいずれかのセルスタック装置を収納容器102内に収納することも可能であり、これらのセルスタック装置を収納容器102内に収納した燃料電池も前記燃料電池101の効果(g)と同様な効果が期待できる。
1,11,21,31,41,51,61,71,81,91 セルスタック装置
2 燃料電池セル
2a ガス流路
3 ガス室
4 マニホールド
4a 内側底面
5 天板
6 空間
92 絶縁性支持部材
101 燃料電池
102 収納容器

Claims (2)

  1. 軸長方向にガス流路を有する複数の燃料電池セルの下端部を、内部にガス室が形成されたマニホールドの天板に、無機材料によりガスシールされた状態で立設接合してなり、前記燃料電池セルのガス流路と前記マニホールド内のガス室とが連通し、前記燃料電池セルの下端が前記ガス室に連通する隙間部を有する絶縁性支持部材により前記マニホールドの内側底面に支持されており、前記燃料電池セルの下端面と前記マニホールドの内側底面との間に空間が形成されており、該空間に前記燃料電池セルのガス流路が開口していることを特徴とするセルスタック装置。
  2. 収納容器内に、請求項1に記載のセルスタック装置を収納してなることを特徴とする燃料電池。
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