JP5015934B2 - 携帯電話システムを効率的に使用するためにユーザの形態を分類するための方法および装置 - Google Patents

携帯電話システムを効率的に使用するためにユーザの形態を分類するための方法および装置 Download PDF

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Description

本出願は一般に、携帯電話などの装置のロケーションを決定するために無線信号を使用する無線装置などの無線ユーザ機器に関する。
現在の世界では、無線携帯電話はほとんど世界共通のものになっている。携帯電話の主要な目的は、今でもそうだが、無線音声通信サービスを提供することであった。しかしながら、データ通信は益々重要になってきており、たくさんのさらなる機能が携帯電話の中に実装されている。
携帯電話に機能を付加する場合、システムのパフォーマンスに対する影響が考慮されなければならない。さらなる機能は携帯電話のシステムに対する負荷を増加させ、システムパフォーマンスを低下させる。
携帯電話のコンピューティングシステムはサイズ、容量およびバッテリ電力が制限されている。この制限されたリソースを効率的に使用するために、携帯電話はその通信能力を使用して他のネットワーク資源と通信してもよく、すなわち携帯電話は、そのコンピュータ集約的なタスクの一部を、より優れた計算能力を備えたサーバに「オフロード」してもよい。例えば、一部の位置ロケーション機能は、位置決定エンティティ(Position Determination Entity)(PDE)などの専用サーバによって実行されてもよい。PDEはロケーションの測定を助けるために、携帯電話に支援データを提供してもよい。しかしながら、支援データは通常広範囲にわたる状況について一般化されており、したがってある条件下では役に立たないか、またはまさしく完全には最適化されないという場合がある。
一部の携帯電話のオペレーションは携帯電話によってより効率的に実行され、さらに別の機能は必然的に携帯電話自体によって実行されなければならない。そのような必要とされる機能の1つは、実際の位置ロケーションデータの収集である。ハンドセットベースの位置ロケーション技術では、無線装置は基本的な位置測定を実行する。これらの位置ロケーションオペレーションは特にシステムパフォーマンスに対して要求を出す可能性があり、例えば試みられるロケーションの固定は、電話の通信機能が減少するかもしれない時間に、数秒以上を費やす場合がある。そのような一時的に機能が減少する期間は非常にいらいらする場合があり、ことによると、この期間に電話をかけるか、または電話を受ける能力に影響を受けるかもしれないユーザにとっては破壊的なものとなる場合がある。
すべてのハンドセットベースの位置ロケーション技術では、ロケーション測定はユーザ機器(UE)によって行われる。測定は、基地局もしくはGPS衛星からの信号、または任意のその他のロケーション参照源からの信号からできていてもよい。最も効率的なハンドセットベースの位置ロケーション解決法では、無線ネットワークからハンドセットに無線の支援が与えられ、特にネットワークは信号検出の信頼度を増加させることを目的として、および/または測定を完了するために必要とされる時間を減少させることを目的として、支援データをユーザ機器(UE)に送信する。従来の支援データは、可視信号源のリスト、予想されるコード位相、コード位相ウィンドウのサイズ、信号ドップラーおよびドップラーウィンドウのサイズを示す情報などの様々な情報を含んでもよい。支援データの1つの型は信号変調についての情報を提供し、例えば支援データは、変調ビットの列を提供することができる。
本明細書では、ユーザの形態(すなわち無線信号に関連しているユーザのロケーションの特性)を分類し、より効率的なUEのオペレーションを提供するような方法で、その分類を使用するためのシステムおよび方法が説明される。例えば、この分類は、無用な中断およびシステムリソースの不必要な使用を伴わずに、より効率的にUEのロケーションを決定する際にUEを支援するために使用されてもよい。
データ測定の第1セットを提供するために、UEの適用範囲内でRF信号源からUEで受信される信号の第1セットを測定するためのシステムを含む受信機を備えた、位置ロケーションオペレーションを効率的に実行するための無線装置が説明される。データ測定の第1セットに応答してユーザの形態を分類するために、形態分類器が提供される。制御システムは形態分類に応じて、1つの実施形態の中で、位置ロケーションの決定を固定すること、および任意の感度支援データをUEへ送信することのうちの少なくとも1つを含むオペレーションを実行するかどうかを決定するためにUEを制御し、それによってシステムリソースを節約する。無線装置は、RF信号源がCDMAネットワークの中の複数の基地局を含む通信システムの中で使用されてもよく、受信機はEc/No、RSSI、RTD、見つけ出されたセットの中のパイロットの数、および見つけ出されたパイロットの中でのエネルギープロファイルの動的変動値のうちの少なくとも2つを含むデータ測定を入手するための手段を含む。形態分類器は屋内、屋外、局所範囲、非局所範囲、基地局の近く、静止中、移動中、都市部、都市近郊、田舎、屋内の奥にある場所、屋内の中間あたりの場所、および屋内の窓の近くの場所の分類のうちの少なくとも1つに、ユーザの形態を分類してもよい。さらに、無線装置は分類の信頼レベルを決定するためのシステムを備えてもよく、制御システムは信頼レベルおよび形態分類に応答して動作する。
例えばUE(ユーザ機器)が位置ロケーションオペレーションを効率的に実行するのを支援することなど、UEがより効率的に動作するのを支援することが可能な、RF(無線周波数)信号を使用して通信を行うUEのロケーションの形態を分類する方法が説明される。この方法は、データ測定の第1セットを提供するために、UEの適用範囲内でRF信号源からUEで受信された信号の第1セットを測定することを含む。データ測定の第1セットに応じて、ユーザの形態が分類され、任意でその分類の信頼レベルが決定されてもよい。UEは例えば、位置ロケーションの決定を固定すること、および任意の感度支援データをUEへ送信することのうちの少なくとも1つを含むオペレーションを実行するかどうかを決定するために、形態分類に応じて制御され、それによってシステムリソースを節約する。一部の実施形態では、RF信号源は複数の基地局を含んでもよく、データ測定はRF信号源の各々のSNR(信号対雑音比)およびRSSI(受信信号強度インジゲータ)を含む。データ測定は基地局からのAFLT(アドバンスド・フォワードリンク・トリラテレーション(三辺測量))測定を含んでもよく、および/またはRF信号源は複数の測位衛星を含んでもよく、データ測定はGPS(汎地球測位システム)測定を含んでもよい。1つの特定の例では、RF信号源はCDMA(符号拡散多重アクセス)ネットワークの中で複数の基地局を含み、データ測定はEc/No(信号対雑音比)、RSSI、RTD(往復遅れ)、見つけ出されたセットの中のパイロットの数、および見つけ出されたパイロットの中でのエネルギープロファイルの動的変動値のうちの少なくとも2つを含む。形態は、例えば屋内、屋外、都市部、田舎など、様々な分類に分類されてもよい。形態を分類する間に、先にわかっているUEのロケーションが考慮されてもよい。
より完全な理解のために、ここで以下の添付の図面の中で示されている実施形態の詳細な説明が参照される。
図面の様々な図の中で、同じ参照番号は同じまたは同様の要素を示すために使用される。
用語および頭字語集
以下の用語および頭字語は、詳細な説明の全体を通じて使用される。
A−GPS:支援型GPS。取得時間を減少させ、感度を向上させることができるロケーションサーバによって、GPS取得プロセスに対する特別な支援が与えられるロケーション技術。
CDMA:コード分割多重接続。QUALCOMM社によって開発され、商業的に発展した大容量のデジタル無線技術。
チップ:シンボル、または擬似乱数(PN)列の変調(例えば位相反転など)の最小部分。
クラスタ:互いに近くにあるものとして観測された無線チャネル伝搬遅延値のサブセット。伝搬遅延プロファイルを参照されたい。典型的な伝搬遅延プロファイルは、遅延クラスタから構成されている。ほとんどの場合、各クラスタは特定の1つあるいは複数に属する散乱体のグループに対応している。例えば、都市環境の中の大型の近所にあるビルの窓は散乱体のグループを形成することがあり、それらによって反射された受信信号は、伝搬遅延プロファイルの中でクラスタを形成する。
DFT:離散フーリエ変換
エネルギープロファイルの動的変動値:エネルギープロファイル(エネルギープロファイルを参照せよ)の時間変動度の測定単位。この動的変動値の測定例は、(時間的に)後に続くエネルギープロファイル値の間の異なる値を計算し、それらのRMS(二乗平均平方根)値を計算することである。平均信号電力を差し引くための適切な正規化によって、エネルギープロファイルの動的変動値は送信機および受信機の移動度、またはそれらの無線環境の中での散乱要素の移動度を示す優れた指標となる。
Ec/No:CDMAシステムの中のSN比の測定単位
エネルギープロファイル:伝搬遅延の関数として受信される電力。伝搬遅延プロファイルを参照されたい。より一般的な動的な場合には、エネルギープロファイルは2−D関数であり、ここで第1変数は過剰な伝搬遅延値を表し、一方で第2変数は絶対測定時間を表す。
GPS:汎地球測位システム。(高度を含む)3次元のロケーションを決定するために、GPS衛星までの距離の測定を利用する技術。GPSという用語はしばしば米国の汎地球測位システムを指すために使用されるが、この用語の意味はロシアのGlonassシステムおよび欧州ガリレオ計画システムなどの、その他の汎地球測位システムを含む。一部のシステムでは、衛星測位システム(SPS)という用語は、GPSという用語の代わりに使用される。説明の都合上、本明細書の発明は現在の米国GPSシステムに関して述べられている。しかしながら、本発明は、同様のシグナリング形式を利用する様々なSPSシステムの他に、米国GPSシステムのさらなる変形形態にも適用されてよいということは、当業者には明らかであろう。
GSM:移動通信のための汎地球システムであり、幅広く使用されているその他のデジタル無線技術。
mA:ミリアンペア
形態:無線周波数(RF)の視点から見たUEの環境。
MS:1つまたは複数の基地局と通信するためのベースバンドモデムと位置ロケーション機能とを有する携帯電話などの移動局。本開示の中で言及されるMSは、典型的にGPS受信機を含む。
PCS:パーソナル通信システム
PDE:位置決定エンティティ。GPS関連の情報をUEと交換することができる1つまたは複数のGPS基準受信機とともに機能する、典型的にCDMAネットワーク内にあるシステムリソース(例えばサーバなど)。UE支援型のA−GPSセッションでは、PDEは信号取得プロセスを改良するために、GPS支援データをUEに送信することができる。UEは、擬似距離測定などの情報をPDEへ返送することができ、PDEは後でUEの位置を計算することができる。UEベースのA−GPSセッションでは、UEは計算された位置の結果をPDEに送信することができる。
パイロット:用語CDMAを使用して、基地局から受信される信号。
位置ロケーション支援データ:例えば可視衛星のリスト、衛星までのおおよその距離、おおよその衛星ドップラー、および可視の地上ベースのロケーション信号送信機のリストなどの、UEの位置をより効率的に決定する際にUEを支援するために遠隔サーバ(例えばPDEなど)から供給される情報。
伝搬遅延プロファイル:送信アンテナと受信アンテナとの間の無線チャネルを特徴付けるための方法。無線チャネルはしばしば複数の別個の光線から構成されている。見通し外の光線は反射の影響を受け、また場合によっては屈折の影響も受ける。反射された信号は、それらの伝搬路の特性である(見通し内と比較した)過剰な伝搬遅延を招くことになる。CDMAなどの拡散スペクトルシステムは、多重通路コンポーネントとも呼ばれる、これらの別個の受信された信号コンポーネントの相対遅延を検出することができる。多重通路コンポーネントが識別されることが可能な分解能は、通信信号の帯域幅に逆比例している。伝搬遅延プロファイルはまた多重通路遅延プロファイルとも呼ばれる。
RF:無線周波数
RSSI:受信信号強度。絶対受信電力の測定単位。受信電力はすべて動作周波数内にある所望の信号、多元接続干渉雑音およびその他の雑音源のものを含む。測定単位RSSIは典型的に、受信機の自動利得制御機能によって作り出される。
RTD:UEとの通信におけるUEから基地局までの往復距離。
SNR:CDMA技術の中でのEc/Noに匹敵する信号対雑音比。
SV:宇宙飛行体。汎地球測位システムの1つの主要な要素は、地球のまわりを周回し、固有に定義可能な信号をブロードキャストするSVのセットである。
UMTS:世界規模の移動体通信サービス。GSMの後継として設計された、CDMA形式を利用する第3世代の移動通信規格。
UE:ユーザ機器。ユーザによって使用される任意の種類の無線通信装置。携帯、コードレス、PCS、もしくはその他の種類の無線電話装置、ページャ、無線携帯情報端末、無線接続を備えたノートブックコンピュータ、もしくは任意のその他の無線移動装置、双方向無線通信、ウォーキートーキー、もしくは任意のその他の種類の通信トランシーバ、または有効なSIMもしくはUSIM識別子を有するかどうかに関係のないユーザ機器を含む。
GPSシステムおよびユーザ機器の概要
ここで、図1、2および3を参照する。図1は、GPS測位信号12を放出する複数のGPS衛星(SV)11、複数の地上ベースの基地局10、および携帯電話などのユーザ機器(UE)14を含むGPS環境を示す。基地局10は、電話システム16、インターネットなどのコンピュータネットワーク17a、およびその他の通信システム17bなどのその他のネットワークおよび通信システムとの通信を可能にする携帯基盤ネットワーク15に接続されている。したがって基地局10は、基地局と通信する複数のさらなる通信システムを含んでもよい通信ネットワークの一部を含んでもよい。
UE14は、例えば図2を参照する箇所など本明細書の他の箇所で説明されるが、典型的にはGPS受信機および、双方向通信信号20を使用する基地局との通信のための双方向システムを含む。GPS受信機が1つまたは複数の基地局10と通信する(携帯電話以外の)様々な種類のユーザ機器14の中で実装されることが可能であることは明らかであろう。さらに本明細書での説明を簡単なものにするために、本明細書で開示される位置ロケーションシステムはGPSシステムであってよいが、本明細書で説明されるシステムは任意の衛星ベースの測位システムの中で実装されることが可能であることを認識されたい。
図1の中でUE14はハンドヘルド装置として示されているが、トラックまたは自動車13などの乗物の中の内蔵型装置など、任意の適切な実装を有してもよい。UE14は、例えばトラックまたは自動車の中で立っている、歩いている、移動しているユーザによって、または公共輸送機関に乗っているユーザによって持ち運びされてもよい。UE14は、旅行中に移動するときに、自動車13の中で持ち運びされてもよい。ユーザ機器は様々な種類の環境に置かれてもよく、静止または移動していてもよいということが理解されよう。
GPS衛星(SV)11は、GPS受信機の測位のために利用される信号をブロードキャストする任意の衛星のグループを含む。特にこの衛星は、GPS時間まで段階的に実行される無線測位信号12を送信するために同期されている。これらの測位信号は所定の周波数で、所定の形式で生成される。現在のGPS実装では、各SVはGPS規格に従った形式で、L1周波数帯域(1575.42MHz)で一般型のGPS信号を送信する。GPS信号がUEの従来のGPSによって検出される場合、GPSシステム23は、GPS信号の送信からUEでの受信までの経過時間の量を計算しようとする。換言すると、GPSシステムは、各々の衛星からGPS受信機まで移動するために各々のGPS信号が必要とする時間を計算する。擬似距離はc・(Tuser−Tsv)+biasと定義され、この式でcは光の速度であり、Tuserは所与のSVからの信号が受信されたときのGPS時間であり、Tsvは衛星が信号を送信したときのGPS時間であり、Tbiasは、通常はGPS受信機の中にある局所ユーザの時計の誤りである。時に擬似距離は、定数「c」が省略されて定義されることがある。一般的な場合、受信機はX、Y、Z(受信機アンテナの座標)およびTbiasの4つ未知数を解かなければならない。この一般的な場合について、4つの未知数を解くことは通常4つの異なるSVからの測定を必要とするが、ある状況下では、この制約条件は緩和されることが可能である。例えば精密な高度推定値が利用可能な場合、必要とされるSVの数は4つから3つに減らされることが可能である。いわゆる支援型GPSオペレーションでは、Tsvは必ずしも受信機に入手可能なものではなく、擬似距離を処理する代わりに、受信機は主にコード位相に依存する。現在のGPS実装では、PNコードが1ミリ秒ごとに反復することから、コード位相は1ミリ秒の時間的あいまい性を有する。データビット境界は時々確認されてもよいので、20ミリ秒のあいまい性を作り出すだけである。
基地局10は、無線信号20を使用してUE14と通信する、通信ネットワークの一部として利用される任意の基地局の集合を含む。この基地局は、公衆電話システム16などの複数の別の通信ネットワークとの通信サービスを提供する携帯基盤ネットワーク15、インターネットなどのコンピュータネットワーク17a、(上で定義されている)位置決定エンティティ(PDE)18、およびブロック17bでまとめて示されている様々な別の通信システムに接続されている。PDE18は、位置を決定する際に、SV位置(エフェメリス(ephemeris))情報などの有用な情報を提供するためにPDE18と通信するGPS基準受信機(不図示)に接続されてもよい(またはGPS基準受信機を含んでもよい)。
典型的に地上ベースの携帯基盤ネットワーク15は、携帯電話のユーザが電話システム16を介して別の電話に接続することを可能にする通信サービスを提供するが、基地局10はまた、別の装置と通信するために、および/またはハンドヘルド携帯情報端末(PDA)とのインターネット接続などの別の通信目的で、利用されることも可能である。1つの実施形態で、基地局10はGSM通信ネットワークの一部であるが、別の実施形態ではその他の型の同期(例えばCDMA2000)または非同期通信ネットワークが使用されてもよい。
また分類サーバ19は、本明細書で述べられているように、UEの形態を分類する際にUEを支援するために提供されてもよい。分類サーバ19は例えば、情報を受信して、UEの形態を分類するか、または分類を行う際にUEを支援するためにこの情報を処理するように設計およびプログラムされているサーバまたはサーバのグループを含んでもよい。
図2は、通信および位置ロケーションシステムを含む移動装置14の1つの実施形態の構成図である。携帯通信システム22は、携帯信号20を使用して通信を行うアンテナ21に接続されている。携帯通信システム22は、基地局からの信号20と通信して、および/または信号20を検出して、送信または受信された情報を処理するために、モデム、ハードウェアおよびソフトウェアなどの適切な装置を含む。
UEの中のGPS位置ロケーションシステム23は、GPS衛星から送信される測位信号12を受信するために、アンテナ21に接続されている。GPSシステム23は、GPS信号を受信して処理するため、および計算を実行するために、任意の適切なハードウェアおよびソフトウェアを備える。一部の支援型GPS実装では、(例えば緯度および経度などの)最終的な位置ロケーション計算は、GPS受信機から遠隔サーバに送信されるコード位相およびその他の情報に基づいて、PDE18などの遠隔サーバで実行される。これらの実装は、MS支援型と呼ばれる。
UE制御システム25は、双方向通信システム22と位置ロケーションシステム23との両方に接続されている。UE制御システム25は適切な制御機能を提供するために、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、メモリ、その他のハードウェア、ファームウェアおよびソフトウェアなどの任意の適切な構造を含む。本明細書で説明される処理ステップは、マイクロプロセッサによる制御を前提として、ハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェアを使用する任意の適切な方法で実装されるということが明らかであろう。
また制御システム25は、キーパッド、音声通信サービスのためのマイクロフォン/スピーカおよびディスプレイ(例えばバックライト付LCDディスプレイなど)などの、ユーザとインタフェースするための任意の適切なコンポーネントを含むユーザインタフェース26に接続されている。位置ロケーションシステム23および双方向通信システム22に接続された移動装置制御システム25およびユーザインタフェース26は、ユーザ入力の制御および結果の表示など、GPS受信機および双方向通信システムのために適切な入出力機能を提供する。
一部の実施形態で、UEは図2に示されているような形態分類器/支援器27を含む。分類器27はUE制御システム25に接続されているか、またはその一部であってもよく、ハードウェアとソフトウェアとの任意の適切な組み合わせを含む。形態分類器/支援器27は、UEのロケーションの形態の分類を決定するために適切な機能を実行し、この分類を決定するために分類サーバ19(図1)とともに機能してもよい。
図3は、移動装置14の1つの実施形態の構成図である。図2のように、携帯通信システム22は、携帯信号20を使用して通信を行うアンテナ21に接続されており、基地局からの信号20と通信し、および/または信号20を検出し、送信または受信された情報を処理するために、モデム、ハードウェアおよびソフトウェアなどの適切な装置を含む。
図3では、GPS測位信号12を受信するために、独立のGPSアンテナ28が使用されている。一部の実施形態では、携帯、GPSおよびPCSなどの多重帯域を支援するために、単一のアンテナが使用されることが可能である。図3に示されているGPSシステム23は、周波数転換回路およびアナログ対デジタル変換機を含むGPS受信機29と、GPS時計と、GPS受信機の所望の機能を制御するための制御論理と、GPS信号を受信して処理するため、および任意の適切な位置ロケーションアルゴリズムを使用して位置を決定するために必要な任意の計算を実行するための任意の適切なハードウェアおよびソフトウェアとを備える。示されている実施形態では、アナログ対デジタル変換機は位置ロケーションシステムの中のバッファメモリに接続されており、このバッファメモリはDFTオペレーションの間にデータを提供し処理するためにDFT回路に結合されている。一部の支援型GPS実装では、(例えば緯度および経度などの)最終的な位置ロケーション計算は、GPS受信機から遠隔サーバに送信されるコード位相およびその他の情報に基づいて、位置決定エンティティ(PDE)などの遠隔サーバで実行される。GPSシステムのいくつかの例は、Norman.F.Krasnerによる米国特許第5,841,396号、6,002,363号および6,421,002号の中で開示されている。
図3に示されている双方向通信システム22と位置ロケーションシステム23との両方に接続されたUE制御システム25は、接続されているシステムのために適切な制御機能を提供するために、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、メモリ、その他のハードウェア、ファームウェアおよびソフトウェアを含む。本明細書で説明されている処理ステップは、マイクロプロセッサによる制御を前提として、ハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェアを使用する任意の適切な方法で実装されることが可能であることが明らかであろう。
図3に示されているユーザインタフェース26はキーパッド、音声通信サービスのためのマイクロフォン/スピーカ、ディスプレイ(例えばバックライト付LCDディスプレイなど)、および任意のその他の適切なインタフェースを含む。移動装置制御システム25およびユーザインタフェース26は、GPS受信機および双方向通信システムのために適切な入出力機能を提供する。
図3の実施形態で、形態分類器/支援器27は、マイクロプロセッサに接続されたUE制御システム25内に示されている。一般に、この分類器はハードウェアとソフトウェアとの任意の適切な組み合わせを備え、UEのロケーションの形態を分類することに関して適切に機能を実行する。分類器27は、この分類を決定するために分類サーバ19(図1)とともに機能してもよく、または分類を決定するための機能の一部またはすべての中で、それ自体によって機能してもよい。
概要
本明細書では、例えば無用な中断またはシステムリソースの不必要な使用を伴わずに、より効率的にUEのロケーションを決定する際にユーザを支援するために、ワイヤレス信号に関連したユーザのロケーションの特性(すなわちユーザの形態)を決定して、より効率的なUEのオペレーションを提供するためのシステムが説明される。本明細書で説明される一般的な方法は、観測を行い、それらの測定から情報を処理および抽出し、ユーザのロケーションを分類して(例えば、屋内/屋外など、RFの観点から見て優良であるか、または劣っているかなど)、その後、例えばその分類に基づいてまだ測定されていない測位信号の強度を予測することなど、その分類によってUEを制御するというものである。
UEのユーザの形態を分類するための1つの方法は、観測可能な信号の特性およびそれらの数がロケーション基準信号の異なるグループの間で相関されることが可能であるという仮定に基づくものでありうる。例えば、すべての基地局の信号が弱いものである場合、UEはおそらく屋内にあり、したがって衛星信号はたぶん弱いものとなる。
1つの実施形態で、「位置ロケーションが可能な」ユーザ機器(UE)に送信される無線支援データが、UEによって受信される信号の1つまたは複数の特性に応じて決定される方法および装置が本明細書で説明される。一般に、この実施形態での方法には、観測された信号のいくつかのアスペクト(例えば信号強度、または見つけ出される信号の数、またはSN比、または往復遅延、またはエネルギープロファイル、または伝搬遅延プロファイル、または探索セットのサイズなど)を取り入れること、および位置ロケーションの決定を試みるのか、またはそれを別の時に延期するのかどうかなど、UEに有用な情報を提供するためにこの情報を使用することが伴う。上で挙げられた情報の種類に加えて、予想信号強度もユーザ機器に与えられる。この情報は明示的に示されることが可能であり、または基地局は別の支援データを組織するためにこの情報を使用することができる。
説明
ここで、ユーザの形態を分類し、結果として生じる分類を使用してUEがより効率的に動作するように制御し、それによってシステムリソースを節約する方法を示す流れ図である図4および5を参照する。より具体的には、図4は一般的な用語でステップを示す流れ図であり、図5は(便宜上ステップ43を省略した)より詳細な図4の流れ図である。
信号の第1セットを定義するために、探索のための信号のセットを定義する。
41で、信号のセットは適切に定義される。このステップは、例えばAFLT信号のグループ、またはGPS信号のグループ、またはそれらの組み合わせのグループを定義することを含んでもよい。
信号のセットは、例えば探索によるもの、または以前の探索からの情報によるもの、またはそれらの何らかの組み合わせによるものなど任意の適切な方法で定義される。一部の実施形態では、最も強い信号を見つけ出すために最初に特定の数の信号が探索されてもよく、その後に最も強い信号がより徹底的な探索のために選択される。
信号品質の測定
42で、信号の第1セットが測定される。このステップは観測を行って、観測されたデータを適切に処理し、それによってデータ測定の第1セットを提供することを含む。有利にも、このデータ測定は基地局とUEとの間の制御通信の間に通常通りに入手されたものを含んでもよく、そのような実施形態では、UEの中にさらなる測定機能が実装される必要はなく、このことは実装コストの観点から見て有利である。しかしながら一部の実施形態では、すでに実装されているものの他にも測定方法を実装することが有用な場合がある。
例えばCDMAシステムでは、有用なデータ測定のうちの一部は以下のものを含んでもよい。
1)報告される順方向リンクパイロット信号の数
2)1つまたは複数のパイロット信号のためのパイロットEc/No
3)CDMA周波数またはRSSIでの総受信電力
4)探索時間およびパイロットRMS
5)アクティブセットのサイズ
6)順方向リンクパイロットのドップラーまたはエネルギープロファイルの動的変動に基づく速度推定値
7)逆方向リンクのドップラーまたはエネルギープロファイルの動的変動に基づく速度推定値
8)電力制御ビットの統計値
9)逆方向リンクのSNR
10)RTD測定
11)エネルギープロファイル
一部のシナリオでは、必ずしもすべての測定を作成しなくてもよい(すなわち、必ずしも通常通りに作成されたすべての測定を入手しなくてもよい)。換言すると、所望の品質のものだけを含む部分的な測定が作成されてもよい。1つの実施形態で、Ec/NoおよびRSSIは、今後の測定の予想信号強度を決定するために使用され、その後Ec/NoおよびRSSIは、それらの今後の測定のために使用される支援データを決定する際に使用されてもよい。
UEから分類サーバおよび/または形態分類器/支援器にデータ測定を提供する。
43で、データ測定は(図2および図3に示されている)UEの形態分類器/支援器27へ、および/または(図1に示されている)遠隔分類サーバ19へ送信される。このステップは、UEから直接情報を通信するという単純な事柄を含んでもよく、または一部の処理は、より有用な情報を提供するため、および/または不要な情報を削除するための何らかの方法で受信されたデータを処理するために複雑になってもよい。例えば、UEの形態分類器/支援器で最初の処理ステップを実行し、次いでこの処理された情報を分類サーバへ送信することがより効率的であるかもしれない。
上述の予測はUEもしくは基地局、または有用もしくは適切なUEと基地局との何らかの組み合わせによって実行されることが可能である。分類を実行するために基地局が使用される場合、いくつかの部分的測定はUEから基地局へ通信され、または基地局は逆方向リンクの測定を使用してもよい。基地局によって信号強度の予測を実行することには、局所の信号伝搬環境についての基地局の知識が利用されることが可能であるという利点がある。例えば、環境プロファイルは弱いCDMA信号が必ずしも弱いGPS信号を意味するわけではない田舎であってもよく、または環境は、弱いCDMA信号が高い確実性で弱いGPS信号を意味する都市部であってもよい。
信号強度の予測が基地局によって実行される場合、予測された値は支援データの中に含まれる独立パラメータとしてUEに戻されることが可能であり、または予測された値は、支援データの中に含まれたその他のパラメータを生成する際に使用されることが可能である。
ユーザ形態の分類
44で、ユーザの形態は測定の第1セットに応じて分類され、例えばUEによって見られるRFから見たユーザの環境が分類され、任意で分類の信頼レベルが(例えばゼロから1のスケールで)決定される。ユーザのロケーションの分類(および任意の信頼レベル)は、上で挙げられているような入手可能な種類のデータ測定とそこから入手可能な情報との任意の組み合わせに基づいていてもよい。本明細書では、異なる分類方法の例が説明されている(例えば、下の表1および図6A〜6Dを参照されたい)。
さらに、ロケーションを分類するために、過去の情報および先にわかっているロケーションが使用されてもよい。例えば、以前の形態が屋外の田舎であった場合、現在の形態もまた屋外の田舎である可能性があるが、以前の形態が屋外の都市部で移動中であった場合、その形態が変わらないままであるということは、あまり確実ではない。
任意の信頼レベルは、例えば個々の分類決定ステップに対する詳細として決定されることが可能である。図6A〜6Dに示されている2値しきい値処理の各々または一部は、重み関数によって置き換えられてもよい。重み関数は、各決定の2つの可能性のある結果に重み係数を割り当てる。この重み係数は、それらが所与の決定について常に合計1となるように選択されることが可能であり、その場合重み係数はおおよその見込みの推定値と解釈されることが可能である。選択された最終的な結果のために、信頼度はその結果につながる経路に沿ったすべての重み係数の積として決定されることが可能である。より高い信頼度は、決定のより高い確実性を意味する。各決定のために、重み係数は、引数として決定入力パラメータを有する適切に選択された関数によって決定されることが可能である。以前に使用された決定しきい値は、重み関数に対する第2の引数として使用されることが可能であるが、省略されてもよく、その場合重み係数は、例えば入力パラメータおよびルックアップ表だけに基づいて決定されることが可能である(当然ながら、入力パラメータが以前に使用された決定しきい値に近かった場合、ルックアップ表は0.5に近いもの、0.5の重み係数を出力するものと予想される)。一部の決定のために、見込みの推定を実施しないことを選択するのであれば、それらのために、以前に使用されたしきい値にしたがってゼロか、または1を生じる単純な重み関数を依然として使用することができる。このように、最終決定の信頼度は、上述のものと同様の方法で、依然として計算されることが可能である。
多くの異なる種類の分類が行われることが可能である。1つの実施形態で、形態分類は一般に屋内、屋外、局所範囲、非局所範囲、基地局の近く、静止中、移動中、都市部、都市近郊、田舎、屋内の奥にある場所、屋内の中間あたりの場所、および屋内の窓の近くの場所を含む。より詳細な形態の分類は、これらの一般的なカテゴリの組み合わせとして、局所範囲を備えた屋内、セルの近くの屋外、密集した都市部の屋外を移動中、高層ビルの窓の近くの場所、密集した都市部の屋外で静止中、都市近郊の屋外を移動中、都市近郊の屋外で静止中、セルサイト近くの屋内の非局所範囲、田舎エリアを移動中、田舎エリアで静止中、範囲の端部の屋外の都市近郊エリアを移動中、範囲の端部の屋外の都市近郊エリアで静止中、および屋内のビルの中の非局所範囲を含む。
定義を目的として、屋内の分類は屋内の奥にある場所(大部分の外部信号が受信されることが不可能なところ)、屋内の窓の近くの場所(大部分の外部信号が受信されることが可能なところ)、および屋内の中間あたりの場所(弱い外部信号だけが、たまに断続的に受信される場合があるところ)を含む。
支援データ/情報の生成
45で、選択された分類(および任意で信頼レベル)は利用可能であり、それに応じて、UEはそのシステムリソースをより効率的に使用するための任意の複数の方法で制御される。例えば、この分類は位置の検出に関連した支援データを生成するためにPDEによって使用されてもよく、例えばこの支援データは、UEへの送信の前に最適化されることが可能である。最適化された支援データを使用して、UEはそのシステムリソースを位置を決定する際により効率的に利用することができる。例えば支援データに応じて、基地局の数および/または測定の数は、測定が後でUEによって入手されるときに減らされてもよい。
この分類は、複数のその他の方法で使用されることが可能である。例えばこの分類に基づいて、しきい値が変更されてもよく、各信号の強度はそのしきい値に対してテストされることが可能である。この分類は、さらなる信号の探索を可能にするため、またはそれを不可能にするために使用されてもよい。この分類はまた、探索される信号源の数を調整するために使用されてもよい。
この分類は、任意の支援メッセージをPDEからUEへ送信するかどうかを決定するために、PDEによって使用されることが可能である。
この分類は、探索優先度を変更する(例えば高度の高い衛星の代わりに、最初に高度の低い衛星を探すことなど)ために使用されることが可能である。
この分類は、探索ウィンドウのサイズを調整するために使用されることが可能である。
一般に、この分類は測定が入手される方法を変更するために、複数の方法の中で使用されることが可能である。その場合、測定の第2のセットはより有用で効率的なものであってもよい。
信頼のレベルは、分類の結果として別途開始される任意の行為を変更(または除去)するために使用されることが可能である。例えば低い信頼レベルは、分類が誤っているかもしれず、したがってより保守的な方法がとられるかもしれないということを示唆するものである。一方で高い信頼レベルは、エネルギーを節約するために、より積極的な方法を可能にする。
形態分類の例
この例では、無線技術はCDMAであり、すべての利用可能な測定はAFLT(すなわち基地局の順方向リンク測定)である。典型的に、測定されるAFLT信号強度は、パイロットSN比(SNR、Ec/No)として表される。CDMAシステムでは、SNRは所望の信号の受信電力の関数であるだけではなく、干渉の関数でもある。したがってユーザロケーションを適切に範疇化するために、すべての測定される信号強度値を一緒に評価しなければならない。
総受信電力(RSSI)が使用されるのであれば、可能な改善が達成されることが可能である。総受信電力は、同じCDMA周波数上で動作するすべての基地局からの信号を含む。総受信電力が都市部の環境の中で低い場合、ユーザのロケーションはおそらくは屋内であるか、またはそれ以外では遮断された場所である。総受信電力はすでに、IS−801AFLT測定レポートの一部である(Provide Pilot Phase MeasurementメッセージまたはProvide General Location Measurementメッセージ)。
個々のパイロットSNRと総受信電力との両方がロケーションの範疇化の中で一緒に使用されるのであれば、さらなる改善でさえも達成されることが可能である。密集した都市部環境の屋外のセルによってビル内の範囲が与えられる場合、おそらくUEは少数のパイロット信号しか見つけることができない。一方で単一の強いパイロットは、ユーザが屋外でセルサイトの近くにいるということか、または屋内で、範囲が中継器もしくはマイクロセルによって与えられるということを意味する。UMTSシステムでは、基地局はパイロットの送信電力についての情報をブロードキャストする。パイロット送信電力のレベルに基づいて、セルの種類を決定することが可能であり、その後セルの種類は範囲の種類(すなわち屋内対屋外)を決定する際に使用されることが可能である。一方、中から弱の強度の多くのパイロットは、UEが屋外に置かれているということを意味してもよい。
可能なシナリオおよび結果として生じる分類の概要は、表1を使用した例の中で、以下で一覧にされている。
以下のものは、1つの単純な分類例を示す表である。この表は、分類がどのようにして行われるのかを全般的に示すために使用されるものであり、ユーザ形態を分類するためのその他の方法が実施されることが可能であることは明らかであろう。例えば以下では、図6A〜6Dを参照して、別のより詳細な分類が説明される。例えば、さらなる詳細を示すために、および/または計算および決定の中でさらなる測定を利用するために、多くの代替の分類システムが実装されることが可能である。
以下の表では、ユーザ形態を分類するために、(すべての観測されたパイロットについての)総パイロット強度および総受信電力が使用される。
すべてのEc/No RSSI 可能な分類
低 低 屋内
低 高 屋外
高 低 田舎または範囲の端部
高 高 屋外、屋内の中継器またはマイクロセル
表1:分類例:(すべての観測されたパイロットについての)総パイロット強度および総受信電力
最初に、特定の測定(Ec/NoおよびRSSI)は、「高」または「低」のいずれかに範疇化されなければならないということに留意されたい。このため所定の数は、単に「高」または「低」の結論を決定するために使用されてもよい。そうした単純なシステムは、観測される測定が明確に「高」または明確に「低」である場合には十分なものとなりうるが、多くの例では、観測される測定は「高」または「低」のいずれかとして簡単に範疇化されない中間の範囲に入る場合がある。そうした状況では、観測された測定をより正確に範疇化するためにアルゴリズムが使用されてもよい。また、分類の信頼レベルを決定する際に、中間の範囲の測定の付近のものが使用されることが可能であり、例えば測定の各々が中間付近にある場合、信頼レベルは低いものとなる。低い信頼レベルは「分類なし」か、または正確である可能性の低い「可能な分類」として解釈されることができる。
したがって、分類システムを実装する場合、分類のための実際のアルゴリズムは複雑なものである場合があり、この例の中で述べられているものの他に、複数の要素または観測結果を利用する場合がある。
報告されるパイロットのEc/Noはお互いに独立していないということに留意されたい。1つのパイロットが高いEc/Noを有する場合、強いパイロットは他のものに対する干渉物として作用することから、その他のパイロットは必然的に低いEc/Noを有する。1つの非常に強いパイロットは、大部分のその他の周囲のパイロットが測定するのでさえあまりにも弱くなるということを意味し、したがって単に1つの強いパイロットが存在することは、報告されるパイロットの数が少なくなるということを意味する。逆の言明は真ではない:少数の報告されるパイロットのみの観測は、報告されるパイロットのうちの任意のものが強いということを必ずしも意味するものではない。先に述べられたように、少数の報告されるパイロットの観測および低いRSSIは一般に、装置が屋内にあるということを意味し、このことはUEの形態を分類するために役立つ可能性がある。
形態分類の例
ここで、1つの実施形態の中でユーザの形態を分類するためのオペレーションの流れ図をともに示す図6Aおよび6Dを参照する。これらのオペレーションは、決定しきい値(N1〜N3およびT1〜T12)を使用する。決定しきい値は分析的または数値的シミュレーション方法に基づいて、事前に定義されてもよい。最良の決定しきい値を決定する別の特定の適切な方法は、最良の決定しきい値を観測に基づいて、わかっている形態のロケーションで入手されたサンプル測定のセットから導き出すことである。一旦十分に大量のサンプルデータのセットが収集されると、複数の試験的しきい値セットが選択されることが可能であり、サンプルセットは試験的しきい値セットの各々に従って処理されることが可能である。(テストの形態分類器の出力決定を、わかっているロケーションのわかっている形態と比較する場合)誤り率が最低の決定を与えるしきい値セットが選択され、形態分類器27で使用されることが可能である。可能な試験的しきい値セットの数が多いために、試験的しきい値セットが分割されることが重要である場合がある。これは、(図6A〜6Dで示されているものなどの)分類オペレーションの流れの独立したブランチの中のしきい値が、お互いに対していかなる影響も有しておらず、それぞれに最適化されることが可能であり、したがって、それらのすべての組み合わせが仮定される必要はないということを意味する。
一般に異なる地理的エリアは、異なるしきい値設定を必要とする場合がある。例えば、所与のエリアで使用される一般の建設資材は、分類が部分的または全体的にRSSIに基づく場合、屋内/屋外の分類に影響を及ぼす可能性がある。この場合、形態分類器27は所定の値のセットからオペレーティングしきい値を選択してもよく、この選択は、最初の大まかなUE位置推定値から導き出された地理的エリアに基づく。
図6A〜6Dで示されているオペレーションは、実際には例えばUEの中か、またはPDEなどの遠隔サーバの中など、任意の適切な場所で実行されてもよい。これらの流れ図では便宜上、テスト結果は「より大きい」か、または「未満」のいずれかである。結果が等しいということがわかる場合、テスト結果は任意で「より大きい」か、または「未満」のいずれかに割り当てられてもよい。
60で、分類オペレーションは、近くにある様々な基地局からUEで受信された信号に基づいて、ユーザの形態の予測を開始する。
61で、新たな測定のセットが取得される。これらの測定は典型的にUEによって作成されたものを含んでよく、この例のために各々のRSSI、観測されたパイロットの数、Ec/No、RTDおよびエネルギープロファイルを含んでもよい。エネルギープロファイルの動的変動値もまた計算され、必要な測定を提供するために、任意のその他の必要な計算が実行される。本明細書では、これらの測定のすべては、例えば先の定義のセクションの中で定義されている。
62で、測定されたRSSI値は第1しきい値T1(RSSIしきい値)と比較される。測定されたRSSI値がT1未満である場合、オペレーションは図6Cに示されている流れ図のポジションBに進む。しかしながら測定されたRSSI値がT1よりも大きい場合、次いで63で(最近の探索の中で見つけ出されたパイロットの数である)パイロットの数は所定のしきい値の数N1と比較される。
63から、パイロットの数が所定の数N1未満である場合、次いでオペレーションは図6Bに示されている流れ図のポジションAに進む。しかしながら、パイロットの数が数N1未満である場合、オペレーションは64へ進む。
64で、(少なくとも1つのパイロットについての)Ec/Noが所定の第2しきい値T2(S/Nしきい値)よりも大きいかどうかを決定するために、テストが実行される。Ec/Noが第2しきい値よりも大きくない場合、それは分類の根拠とするために十分に強い信号がないということを意味し、オペレーションは新たな測定のセットを取得するために61へ戻り、そこから続くオペレーションを繰り返す。しかしながら、少なくとも1つのパイロットについてのEc/Noが第2しきい値よりも大きい場合、次いでオペレーションは65へ進む。
65で、テストは測定された往復距離(RTD)を使用して実行される。最大RTD(すべての観測されたパイロットについての最大値)は所定の第3しきい値T3よりも大きい場合、次いで66で、UEはおそらく基地局(セル)近くの屋外に置かれているという分類が行われる。しかしながら最大RTDがしきい値T3未満である場合、次いで67で、UEは局所範囲で(例えば内部に中継器を有するビル内など)屋内に置かれているという分類が行われる。
図6Bは、63から、パイロットの数が所定の数N1未満である場合に実行されるオペレーションの流れ図である。図6Bの最初のオペレーションは70で行われる。
70で、(少なくとも1つのパイロットのための)Ec/Noが所定の第4しきい値T4よりも大きいかどうかを決定するために、テストが実行される。Ec/Noが所定のしきい値未満である場合、おそらくUEは密集した環境にあり、オペレーションは71へ進む。
71で、エネルギープロファイルの動的変動値が第5の所定のしきい値T5と比較される。エネルギープロファイルの動的変動値が第5の所定のしきい値T5よりも大きい場合、大きな変動値はUEがおそらく移動中であることを示し、72で、UEは(例えば多くのビルが回りにある)密集した屋外の都市環境にあり、かつ移動中であるという分類が行われる。
71へ戻ると、エネルギープロファイルの動的変動値が第5しきい値T5よりも小さい場合、次いでオペレーションは73へ進む。
73で、測定された往復距離(RTD)を使用してテストが実行される。最大RTD(すべての観測されたパイロットについての最大値)が所定の第6しきい値T6よりも大きい場合、次いで74で、UEは高層ビルの中の窓の近くに置かれているという分類が行われる。しかしながら、RTDが第6しきい値T6未満である場合、次いで75で、UEは密集した都市環境の中の屋外に置かれており、実質的に静止中であるという分類が行われる。
70に戻ると、少なくとも1つのEc/Noが所定の第4しきい値T4よりも大きい場合、比較的強い信号が見つけ出されており、UEはおそらく空地(例えば都市近郊)設定の屋外にある。次いでオペレーションは76へ進む。
76で、エネルギープロファイルの動的変動値が第7の所定のしきい値T7と比較される。エネルギープロファイルの動的変動値が第7しきい値T7よりも大きい場合、大きな変動値はUEがおそらく移動中であるということを示し、77で、UEが都市近郊の環境の屋外にあり、かつ移動中であるという分類が行われる。しかしながら、エネルギープロファイルの動的変動値が第7しきい値T7よりも小さい場合、78に示されているように、UEは屋外の都市近郊にあり、かつ実質的に静止しているものとして分類される。
図6Cは、62(図6A)から、RSSIが第1しきい値T1未満である場合に実行されるオペレーションの流れ図である。図6Cの第1オペレーションは80で行われる。
80で、観測されたパイロットの数が所定の第2の数N2未満であるかどうかを決定するために、テストが実行される。観測されたパイロットの数が第2の数N2未満である場合、ほんの少数のパイロットが観測されており、オペレーションは81へ進む。
81で、測定された往復距離(RTD)を使用してテストが実行される。最大RTD(すべての観測されたパイロットについての最大値)が所定の第8しきい値T8よりも小さい場合、次いで82で、UEが非局所範囲の屋内の奥にある場所で、基地局(セルサイト)の近くにあるという分類が行われる。しかしながら、最大RTDが第8しきい値T8より大きい場合、次いでオペレーションは83へ進む。
83で、エネルギープロファイルの動的変動値は、第9の所定のしきい値T9と比較される。エネルギープロファイルの動的変動値が第9しきい値T9よりも大きい場合、大きな変動値は、UEがおそらく移動中であるということを示し、84で、UEが田舎エリアにあり、かつ移動中であるという分類が行われる。しかしながら、エネルギープロファイルの動的変動値が第9しきい値T9よりも小さい場合、次いで85で、UEが田舎の環境にあり、実質的に静止中であるという分類が行われる。
80に戻ると、観測されたパイロットの数が所定の第2の数N2よりも少なくない(すなわち多い)場合、比較的多数のパイロットが観測されている。次いでオペレーションは86へ進む。
86で、(少なくとも1つのパイロットのための)Ec/Noが所定の第10しきい値T10よりも大きいかどうかを決定するために、テストが実行される。Ec/Noが所定のしきい値未満である場合、次いでオペレーションは87へ進む。
87で、エネルギープロファイルの動的変動値は、第11の所定のしきい値T11と比較される。エネルギープロファイルの動的変動値がしきい値T11よりも大きい場合、大きな変動値はUEがおそらく移動中であるということを示し、88で、UEが範囲の端部で屋外の都市近郊の環境にあり、かつ移動中であるという分類が行われる。しかしながら、エネルギープロファイルの動的変動値が第11しきい値T11よりも小さい場合、次いで89で、UEの形態は、屋外の都市近郊エリアにあり、かつ実質的に静止中に分類される。
86に戻ると、(少なくとも1つのパイロットについての)Ec/Noが所定の第10しきい値T10よりも大きい場合、比較的強いパイロット信号が観測されている。次いでオペレーションは90へ進む。
90で、観測されたクラスタの数が所定の第3の数N3よりも大きいかどうかを決定するために、テストが実行される。クラスタの数が所定の第3の数N3よりも大きい場合、次いで91で、UEは(窓の近くではない)ビルの中間あたりの屋内の環境にあり、局所範囲は存在しないという分類が行われる。しかしながらクラスタの数がN3よりも少ない場合、流れ図のポジションCによって示されているように、オペレーションは図6Dに進む。
図6Dは、90(図6C)から、クラスタの数が第3の数N3よりも少ない場合に実行されるオペレーションの流れ図である。オペレーションはCから進み、図6Dの第1オペレーションは92で行われる。
92で、エネルギープロファイルの動的変動値は第12の所定のしきい値T12と比較される。エネルギープロファイルの動的変動値がしきい値T12よりも大きい場合、大きな変動値はUEがおそらく移動中であるということを示し、93で、UEが屋外の都市近郊の環境にあり、かつ移動中であるという分類が行われる。しかしながら、エネルギープロファイルの動的変動値が第12しきい値T12よりも小さい場合、次いで94で、UEの形態は屋外の都市近郊エリアにあり、かつ実質的に静止中に分類される。
多くの場合、一部のアプリオリの情報によって、形態分類器は図6A〜6Dで示されている決定ブランチの一部を迂回することができるということに留意されたい。例えば、最初の大まかなUEロケーション推定値はすでに、ロケーションが都市部、都市近郊などでなければならないのかどうかを示してもよい。別の例は、パイロットのIDのものに関連した記憶された情報が、形態分類で役立つ追加情報を提供してもよいというものである。UEが、例えば屋内の範囲を示すために、知られている基地局によって送信されたパイロットの高いSNRを測定する場合、これは、RSSIなどのその他の要素に関係なく、UEが屋内にあるということの強力なしるしである。形態分類器の決定の確実性を高めるために、任意の前述のような外部情報が使用されることが可能である。
形態分類の使用
形態分類は一旦十分な信頼レベルで決定されると、複数の異なる方法で支援データを生成するために使用されることが可能である。以下に、いくつかの例が挙げられている。
1)要求を行うエンティティは、さらなるAFLTまたはGPS探索を可能/不可能にしてもよい。例えば、ユーザのロケーションが実質的にGPS信号に対してブロックされていることがわかる場合、広範囲にわたる信号探索でハードウェアリソースを無駄にすることを回避するために、さらなる探索はしばらくの間不可能にされてもよい。
2)形態分類は、任意の感度支援メッセージを送信するかどうかを決定するために使用されてもよい。ユーザのロケーションが屋内にあるが完全にはブロックされていないと決定される場合、基地局はロケーション基準信号の探索の効率性を向上させるために、効率的に感度支援データをUEに送信することができる。しかしながらユーザのロケーションが屋外であると決定される場合、感度支援データの送信は必要ではなく、回避されることが可能であり、したがってシステムリソースを節約する。
3)探索される信号源の数は、形態分類に基づいて調整されることが可能である。
4)探索ウィンドウのサイズは、形態分類に基づいて調整されることが可能である。
分類における特定の信頼レベルは、上述のオペレーションのうちの任意のものを調整するために使用されてもよく、例えば低い信頼レベルは、探索ウィンドウのサイズおよび探索される信号の数が増えていることを示唆するものである。
シミュレーション結果
ここで図7を参照する。一例として、シミュレーションは1つの例の有用性を示すために実行されたものであり、その結果は図7に示されている。特に図7は、2つの異なる予想信号レベルについて、(GPS C/Aチップの中の)探索ウィンドウサイズの関数として検出の確率を曲線で示すものである。このために2つの場合が仮定されており、第1の場合では、GPS衛星から受信された信号強度は(衛星が遮られていないことに対応する)130dBmであると仮定されている。第2の場合では、GPS衛星から受信された信号強度は(衛星がブロックされていることに対応する)137dBmであると仮定されている。いずれの場合でも、UEは8つの衛星を探索するように指示されており、総探索時間はおよそ3秒であった。
シミュレーションでは、1C/Aチップから30C/Aチップまで変化する探索ウィンドウサイズに対応した副次的な場合が考慮されている。各々の探索ウィンドウサイズの場合について、30,000の測定がシミュレートされており、検出確率が決定されている。検出確率は、イベントの相対周波数が1)真の信号コード位相が探索ウィンドウ内に入ること、および2)探索ビンの中の統合された信号+雑音が検出しきい値を上回ることの両方の条件を満たした場合に決定されている。
このシミュレーションでは、真の信号のポジションは、標準偏差がおよそ10C/Aチップのガウス分布を有するものと仮定されている。検出しきい値は、目標の0.0001実効誤警報率(effective false alarm rate)に基づいて決定されたものである。実効誤警報率は、検出しきい値を上回る探索ウィンドウ内の任意の探索ビンの中の統合されたノイズの確率であり、したがってGPS信号が存在していなくても、UEがGPS信号を見つけたと宣言するようにする。探索ビンあたりの誤警報率は、以下のように実効誤警報率から計算されたものである。
Figure 0005015934
この式で、Effective_False_Alarm_Rate=10−4であり、WINは探索ビンの数であり、ここでは探索ウィンドウサイズの2倍に等しい。2の係数は、C/Aチップごとに2つのサンプルが取られているという事実の結果である。
次いで、しきい値は以下のように計算されることが可能である。
Figure 0005015934
上記において、測定雑音は白色ガウスとして概算される。
統合された信号の(dBでの)SNRは以下のように決定されたものである。
Figure 0005015934
この式でGPS_signal_strengthは−130dBmか、または−137dBmのいずれかである。
Thermal_noiseは−174dBm/Hzであり、以下のようにして得られることが可能である。
Figure 0005015934
Receiver_noise_figureは−5dBであり、
Integration_timeは以下のように計算される。
Figure 0005015934
この式では、先に説明されたように、Total_search_timeは3sであり、Num_SVは8であり、WINは上述した探索されるビンの数である。
上のすべての仮定を用いて、シミュレーション結果は図7のグラフに示されている。−130dBmのGPS信号レベルに対応するプロットは101で示されており、−137dBmのGPS信号レベルに対応するプロットは102で示されている。この例のプロットからわかるとおり、検出確率は、信号強度が−137dBmであると予想される場合には、探索ウィンドウサイズが10C/Aチップに設定されるときに最大となり、一方信号強度が−130dBmであると予想される場合には探索ウィンドウサイズが30C/Aチップの近くに設定されるときに最大となる。したがって、探索ウィンドウサイズが予想される信号強度の関数とされる場合に、性能が改善されることが可能であるということが示される。
探索される衛星の数も予想される信号強度の関数とされるのであれば、さらなる改善が達成されることが可能であるということに留意されたい。
これらの教示を考慮して、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、代替の実施形態が実装されてもよいということは当業者には明らかであろう。本発明は、上述の明細書および添付の図面と合わせて考慮される場合に、すべての前述のような実施形態および変更形態を含む冒頭の特許請求の範囲によってのみ制限されるべきものである。
以下の記載は、出願当初の請求の範囲に記載された事項に実質的に相当するものである。
[1]
効率的に位置ロケーションオペレーションを実行する際にUEを支援し、システムリソースを節約するために、RF信号を使用して通信を行うUEのロケーションの形態を分類する方法であって、
a)データ測定の第1セットを提供するために、前記UEの範囲内でRF信号源から前記UEで受信された信号の第1セットを測定することと、
b)データ測定の前記第1セットに応じて、ユーザの形態を分類することと、
c)前記形態分類に応じて、位置ロケーションの決定を固定すること、および任意の感度支援データをUEへ送信することのうちの少なくとも1つを含むオペレーションを実行するかどうかを決定することとを含む方法。
[2]
前記RF信号源が複数の基地局を含み、前記データ測定が前記RF信号源の各々のSNRとRSSIとを含む[1]に記載の方法。
[3]
前記RF信号源が複数の基地局を含み、前記データ測定がAFLT測定を含む[1]に記載の方法。
[4]
前記RF信号源が複数の測位衛星を含み、前記データ測定がGPS測定を含む[1]に記載の方法。
[5]
前記RF信号源がCDMAネットワークの中の複数の基地局を含み、前記データ測定がEc/No、RSSI、RTD、見つけ出されたセットの中のパイロットの数、および見つけ出されたパイロットの中でのエネルギープロファイルの動的変動値のうちの少なくとも2つを含む[1]に記載の方法。
[6]
前記形態分類が屋内、屋外、局所範囲、非局所範囲、基地局の近く、静止中、移動中、都市部、都市近郊、田舎、屋内の奥にある場所、屋内の中間あたりの場所、および屋内の窓の近くの場所のうちの少なくとも1つを含む[1]に記載の方法。
[7]
前記形態分類が局所範囲の屋内、セルの近くの屋外、密集した都市部の屋外で移動中、窓の近くの高層ビル、密集した都市部の屋外で静止中、都市近郊の屋外で移動中、都市近郊の屋外で静止中、セルサイトの近くの非局所範囲の屋内の奥にある場所、田舎エリアで移動中、田舎エリアで静止中、範囲の端部の都市近郊エリアで移動中、範囲の端部の都市近郊エリアで静止中、および非局所範囲のビルの屋内の中間当たりの場所のうちの少なくとも1つを含む[1]に記載の方法。
[8]
前記ユーザの形態を分類する前に前記SNRが最小しきい値を上回るかどうかを決定し、前記最小しきい値を上回らない場合、前記ユーザの形態を分類する前に、データ測定の第2セットを提供するために前記信号の第1セットを測定することを繰り返し、前記最小しきい値を上回る場合にはユーザの形態を分類することを継続することをさらに含む[1]に記載の方法。
[9]
先にわかっている前記UEのロケーションを決定することをさらに含み、前記ユーザの形態を分類することが、データ測定の前記第1セットに加えて、前記先にわかっているロケーションに応じて前記分類を決定することを含む[1]に記載の方法。
[10]
前記オペレーションを実行するかどうかを決定することが、前記分類に応じて位置支援データを生成することと、前記支援データに応じて測定の第2セットを作成することとを含む[1]に記載の方法。
[11]
前記分類の信頼レベルを決定することをさらに含み、前記オペレーションを実行するかどうかを決定することが、前記信頼レベルおよび前記形態分類に応じて実行される[1]に記載の方法。
[12]
UEのシステムリソースを効率的に利用する方法であって、
a)データ測定の第1セットを提供するために、前記UEの範囲内でRF信号から前記UEで受信された信号の第1セットを測定することと、
b)データ測定の前記第1セットに応じて、ユーザの形態を分類することと、
c)前記形態分類に応じて、効率的にオペレーションを実行するように前記UEを制御し、それによって前記UE内のシステムリソースを効率的に利用し、前記オペレーションは、位置ロケーションの決定を可能/不可能にすることと、任意の感度支援データのUEへの送信を可能/不可能にすることと、探索される信号源の数を調整することと、探索ウィンドウのサイズを調整することと、予想信号強度を予測して、前記予想信号強度に応じて前記UEを制御することのうちの少なくとも1つを含む方法。
[13]
前記RF信号源が複数の基地局を含み、前記データ測定が前記RF信号源の各々のSNRとRSSIとを含む[12]に記載の方法。
[14]
前記RF信号源が複数の基地局を含み、前記データ測定がAFLT測定を含む[12]に記載の方法。
[15]
前記RF信号源が複数の測位衛星を含み、前記データ測定がGPS測定を含む[12]に記載の方法。
[16]
前記RF信号源がCDMAネットワークの中の複数の基地局を含み、前記データ測定がEc/No、RSSI、RTD、見つけ出されたセットの中のパイロットの数、および見つけ出されたパイロットの中でのエネルギープロファイルの動的変動値のうちの少なくとも2つを含む[12]に記載の方法。
[17]
前記形態分類が屋内、屋外、局所範囲、非局所範囲、基地局の近く、静止中、移動中、都市部、都市近郊、田舎、屋内の奥にある場所、屋内の中間あたりの場所、および屋内の窓の近くの場所のうちの少なくとも1つを含む[12]に記載の方法。
[18]
前記形態分類が局所範囲の屋内、セルの近くの屋外、密集した都市部の屋外で移動中、窓の近くの高層ビル、密集した都市部の屋外で静止中、都市近郊の屋外で移動中、都市近郊の屋外で静止中、セルサイトの近くの非局所範囲の屋内の奥にある場所、田舎エリアで移動中、田舎エリアで静止中、範囲の端部の都市近郊エリアで移動中、範囲の端部の都市近郊エリアで静止中、および非局所範囲のビルの屋内の中間当たりの場所のうちの少なくとも1つを含む[12]に記載の方法。
[19]
前記ユーザの形態を分類する前に前記SNRが最小しきい値を上回るかどうかを決定し、前記SNRが前記最小しきい値を上回らない場合、前記ユーザの形態を分類する前に、データ測定の第2セットを提供するために前記信号の第1セットを測定することを繰り返し、前記最小しきい値を上回る場合にはユーザの形態を分類することを継続することをさらに含む[12]に記載の方法。
[20]
先にわかっている前記UEのロケーションを決定することをさらに含み、前記ユーザの形態を分類することが、測定の前記第1セットに加えて、前記先にわかっているロケーションに応じて前記分類を決定することを含む[12]に記載の方法。
[21]
前記UEを制御することが、前記分類に応じて位置支援データを生成することと、前記支援データに応じて測定の第2セットを作成することとを含む[12]に記載の方法。
[22]
前記分類で信頼レベルを決定することをさらに含み、前記UEを制御することが、前記信頼レベルおよび前記形態分類に応じて実行される[12]に記載の方法。
[23]
システムリソースが節約されることが可能となるように、効率的に位置ロケーションオペレーションを実行するための無線装置であって、
データ測定の第1セットを提供するために、前記UEの範囲内でRF信号源から前記UEで受信された信号の第1セットを測定するためのシステムを含む受信機と、
前記データ測定の第1セットに応じて、前記ユーザの形態を分類するための形態分類器と、
前記形態分類に応じて、位置ロケーションの決定を固定すること、および任意の感度支援データをUEへ送信することのうちの少なくとも1つを含むオペレーションを実行するかどうかを決定するための制御システムとを備えた無線装置。
[24]
前記RF信号源がCDMAネットワークの中の複数の基地局を含み、前記受信機がEc/No、RSSI、RTD、見つけ出されたセットの中のパイロットの数、および見つけ出されたパイロットの中でのエネルギープロファイルの動的変動値のうちの少なくとも2つを含むデータ測定を入手するための手段を含む[23]に記載の無線装置。
[25]
前記形態分類器が屋内、屋外、局所範囲、非局所範囲、基地局の近く、静止中、移動中、都市部、都市近郊、田舎、屋内の奥にある場所、屋内の中間あたりの場所、および屋内の窓の近くの場所のうちの少なくとも1つに前記ユーザの形態を分類するための手段を含む[23]に記載の無線装置。
[26]
前記分類の信頼レベルを決定するための手段をさらに備え、前記制御システムが、前記信頼レベルおよび前記形態分類に応じる[23]に記載の無線装置。
GPS信号を発する衛星、複数の基地局を含む移動通信システム、および1つまたは複数の基地局と通信するUEを含む通信および位置ロケーションシステム環境を示す図である。 形態分類器/支援器を含むUEの構成図である。 形態分類器/支援器を含むUEの1つの実施形態の構成図である。 ユーザの形態を分類し、結果として生じる分類を使用してUEがより効率的に動作するように制御し、それによってシステムリソースを節約する方法の流れ図である。 流れ図内により具体的な詳細および例を含む、図4と同様の流れ図である。 1つの実施形態におけるユーザの形態を分類するオペレーションの流れ図である。 1つの実施形態におけるユーザの形態を分類するオペレーションの流れ図である。 1つの実施形態におけるユーザの形態を分類するオペレーションの流れ図である。 1つの実施形態におけるユーザの形態を分類するオペレーションの流れ図である。 2つの異なる予想信号レベルのための検索ウィンドウサイズの関数として、検出の可能性を曲線で示すグラフである。

Claims (26)

  1. 効率的に位置ロケーションオペレーションを実行する際にUE(ユーザ機器)を支援し、システムリソースを節約するために、通信を行うUEのロケーションの形態を分類する方法であって、
    a)サーバにおいて、前記UEからのデータ測定の第1セットを受信することと、前記データ測定の第1セットは、RF信号源から前記UEで受信された信号の第1セットの測定により得られ、
    b)データ測定の前記第1セットに応じて、ユーザの第1の形態を分類し、前記サーバによりユーザの第1の形態の分類を形成することと、
    c)前記ユーザの第1の形態分類に応じて、前記サーバから前記UEへ位置補助情報を送信することとを具備し、前記位置補助情報は、
    前記ユーザの第1の形態の分類に基づくSPS(衛星測位システム)信号の探索のための1つ以上のパラメータを含む第1の位置補助情報と、
    第2の異なる形態分類に基づく第2の異なる位置補助情報とを含み、前記第2の異なる位置補助情報は、前記第1の位置補助情報と異なる、方法。
  2. 前記RF信号源が複数の基地局を含み、前記データ測定が前記RF信号源の各々のSNR(信号対雑音比)とRSSI(受信信号強度インジゲータ)とを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記RF信号源が複数の基地局を含み、前記データ測定がAFLT(アドバンスド・フォワードリンク・トリラテレーション(三辺測量))測定を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記RF信号源が複数の測位衛星を含み、前記データ測定がGPS(汎地球測位システム)測定を含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記RF信号源がCDMA(符号拡散多重アクセス)ネットワークの中の複数の基地局を含み、前記データ測定がEc/No(信号対雑音比)、RSSI、RTD(往復遅れ)、見つけ出されたセットの中のパイロットの数、および見つけ出されたパイロットの中でのエネルギープロファイルの動的変動値のうちの少なくとも2つを含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記形態分類が屋内、屋外、局所範囲、非局所範囲、基地局の近く、静止中、移動中、都市部、都市近郊、田舎、屋内の奥にある場所、屋内の中間あたりの場所、および屋内の窓の近くの場所のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記形態分類が局所範囲の屋内、セルの近くの屋外、密集した都市部の屋外で移動中、窓の近くの高層ビル、密集した都市部の屋外で静止中、都市近郊の屋外で移動中、都市近郊の屋外で静止中、セルサイトの近くの非局所範囲の屋内の奥にある場所、田舎エリアで移動中、田舎エリアで静止中、範囲の端部の都市近郊エリアで移動中、範囲の端部の都市近郊エリアで静止中、および非局所範囲のビルの屋内の中間当たりの場所のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記ユーザの形態を分類する前にSNRが最小しきい値を上回るかどうかを決定し、前記最小しきい値を上回らない場合、前記ユーザの形態を分類する前に、データ測定の第2セットを提供するために信号の第1セットの測定を繰り返し、前記最小しきい値を上回る場合にはユーザの形態を分類することを継続することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  9. 先にわかっている前記UEのロケーションを決定することをさらに含み、前記ユーザの形態を分類することが、データ測定の前記第1セットに加えて、前記先にわかっているロケーションに応じて前記分類を決定することを含む請求項1に記載の方法。
  10. 前記オペレーションを実行するかどうかを決定することが、前記分類に応じて位置支援データを生成することと、前記支援データに応じて測定の第2セットを作成することとを含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記分類の信頼レベルを決定することをさらに含み、前記オペレーションを実行するかどうかを決定することが、前記信頼レベルおよび前記形態分類に応じて実行される請求項1に記載の方法。
  12. UE(ユーザ機器)のシステムリソースを効率的に利用する方法であって、
    a)データ測定の第1セットを提供するために、RF(無線周波数)信号源から前記UEで受信された信号の第1セットを測定することと、
    b)サーバにて、特定のユーザ形態に関連付けられた位置補助及び/又は位置制御情報にアクセスすることと、前記特定のユーザ形態は、前記データ測定の第1セットを使用することにより決定され、
    c)信号の第2セットを処理することを含み、前記UEにおいて、位置補助及び/又は位置制御情報を使用することにより、測位処理を実行し、前記位置制御情報は、選択的に測位信号の種別の探索を可能にする、方法。
  13. 前記RF信号源が複数の基地局を含み、前記データ測定が前記RF信号源の各々のSNR(信号対雑音比)とRSSI(受信信号強度インジゲータ)とを含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記RF信号源が複数の基地局を含み、前記データ測定がAFLT(アドバンスド・フォワードリンク・トリラテレーション(三辺測量))測定を含む請求項12に記載の方法。
  15. 前記RF信号源が複数の測位衛星を含み、前記データ測定がGPS(汎地球測位システム)測定を含む請求項12に記載の方法。
  16. 前記RF信号源がCDMAネットワークの中の複数の基地局を含み、前記データ測定がEc/No(信号対雑音比)、RSSI、RTD(往復遅れ)、見つけ出されたセットの中のパイロットの数、および見つけ出されたパイロットの中でのエネルギープロファイルの動的変動値のうちの少なくとも2つを含む請求項12に記載の方法。
  17. 前記ユーザの形態分類が屋内、屋外、局所範囲、非局所範囲、基地局の近く、静止中、移動中、都市部、都市近郊、田舎、屋内の奥にある場所、屋内の中間あたりの場所、および屋内の窓の近くの場所のうちの少なくとも1つを含む請求項12に記載の方法。
  18. 前記形態分類が局所範囲の屋内、セルの近くの屋外、密集した都市部の屋外で移動中、窓の近くの高層ビル、密集した都市部の屋外で静止中、都市近郊の屋外で移動中、都市近郊の屋外で静止中、セルサイトの近くの非局所範囲の屋内の奥にある場所、田舎エリアで移動中、田舎エリアで静止中、範囲の端部の都市近郊エリアで移動中、範囲の端部の都市近郊エリアで静止中、および非局所範囲のビルの屋内の中間当たりの場所のうちの少なくとも1つを含む請求項12に記載の方法。
  19. 前記ユーザの形態を分類する前に前記SNRが最小しきい値を上回るかどうかを決定し、前記SNRが前記最小しきい値を上回らない場合、前記ユーザの形態を分類する前に、データ測定の第2セットを提供するために前記信号の第1セットを測定することを繰り返し、前記最小しきい値を上回る場合にはユーザの形態を分類することを継続することをさらに含む請求項12に記載の方法。
  20. 先にわかっている前記UEのロケーションを決定することをさらに含み、前記ユーザの第1の形態を分類することが、さらに、前記先にわかっているロケーションに応答する請求項12に記載の方法。
  21. 前記位置補助情報は、前記UEからの遠隔ネットワークリソースから受信した任意位置ロケーション感度支援データと、
    前記UEが探索される多くの信号源を調整するべきかを示す制御情報と、
    前記UEが探索窓を調整するべきかを示す制御情報と、
    前記UEによって受信された測位信号の予期された信号強度を示す情報とを含む請求項12に記載の方法。
  22. 前記分類で信頼レベルを決定することをさらに含み、位置処理を実行することは、前記信頼レベルおよび前記形態分類に応じて実行される請求項12に記載の方法。
  23. システムリソースが節約されることが可能となるように、効率的に位置ロケーションオペレーションを実行するための無線システムであって、
    信号の第1セットに基づいてデータ測定の第1セットを提供し、位置補助情報を受信するために、RF(無線周波数)信号源から無線装置で受信された信号の第1セットを測定するためのシステムを含む受信機と、
    前記データ測定の第1セットに応じて、前記ユーザの形態を分類するための形態分類器と、
    前記位置補助情報を使用して、前記ユーザの形態に基づいて前記無線装置の測位処理を制御するように構成された制御システムとを備え、前記制御システムは、選択的に、前記ユーザの形態に基づいて特定の種類の測位信号の探索を可能にする無線システム
  24. 前記RF信号源がCDMA(符号拡散多重アクセス)ネットワークの中の複数の基地局を含み、前記受信機がEc/No(信号対雑音比)、RSSI(受信信号強度インジゲータ)、RTD(往復遅れ)、見つけ出されたセットの中のパイロットの数、および見つけ出されたパイロットの中でのエネルギープロファイルの動的変動値のうちの少なくとも2つを含むデータ測定を入手するための手段を含む請求項23に記載の無線システム
  25. 前記形態分類器が屋内、屋外、局所範囲、非局所範囲、基地局の近く、静止中、移動中、都市部、都市近郊、田舎、屋内の奥にある場所、屋内の中間あたりの場所、および屋内の窓の近くの場所のうちの少なくとも1つに前記ユーザの形態を分類するための手段を含む請求項23に記載の無線システム
  26. 前記分類の信頼レベルを決定するための手段をさらに備え、前記制御システムが、前記信頼レベルおよび前記形態分類に応じて、前記無線装置の位置処理を制御する請求項23に記載の無線システム
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