JP5015358B1 - 継手の製造方法 - Google Patents

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Abstract

継手本体(13)には、樹脂パイプ(11)の差込空間を形成する内筒部(15)及び外筒部16が一体形成されている。内筒部15の外周面には2つの嵌着溝17が設けられている。差込空間に差し込まれた樹脂パイプ(11)と内筒部(15)との間を水密に保持する2つのシール部材(18)が嵌着溝17にそれぞれ嵌着されている。外筒部(16)には前記嵌着溝(17)及び該嵌着溝(17)に嵌着されるシール部材(18)を外部から視認するための一対の視認窓(25)が開口されている。これら視認窓(25)は互いに対向する位置に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば給水系や給湯系の配管システムに用いられる継手の製造方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、パイプの差込空間を形成する外筒部及び内筒部と継手本体とを一体で構成することができるとともに、内筒部の外周面に設けられた嵌着溝及びその嵌着溝に組付けられたシール部材の全体を視認することができる継手の製造方法に関する。
従来、給水系や給湯系の配管システムで使用される継手においては、継手本体内に差し込まれるパイプと継手本体との間にシール部材(例えば、パッキン、Oリング、シールリング)が装着され、水密性が保持されている。斯かる水密性を保持する方法としては、パイプの外周側をシールするいわゆる外径シール方式と、パイプの内周側をシールするいわゆる内径シール方式とがある。外径シール方式の場合には、通常露出状態で保管されているパイプの外周面には異物や傷が存在しているためパイプが継手に接続されたときに、パイプの外周面の異物や傷が原因で漏水が発生する場合がある。一方、内径シール方式の場合には、パイプの内周面でシールするためそのような欠点がない。この内径シール方式の継手においては、外筒部と内筒部との間にパイプの差込空間が形成されるとともに、内筒部の外周面に凹設された嵌着溝にシール部材が嵌着されている。
この種の内径シール方式の管継手が特許文献1に開示されている。該管継手は、流路全体を構成する継手本体と、その継手本体を覆う外皮とから構成されている。そして、継手本体は射出成形法にて成形され、得られた継手本体をモールド内に挿入し、外皮樹脂を注入して継手本体に外皮が形成される。すなわち、この管継手は、継手本体と外皮とが別体で構成され、継手本体を成形した後、インサート成形法により継手本体の外周に外皮を成形しなければならない。このため、管継手の構成が複雑で、その製造が煩雑になるという欠点がある。従って、内筒部及び外筒部が継手本体と一体に形成されて構成が簡単で、容易に製造できる継手が求められている。
そのような継手として、特許文献2に記載されているパイプ継手が知られている。すなわち、このパイプ継手は、パイプの内周に差し込まれる内筒部を備えた継手基体と、内筒部を覆う外筒部が一体に形成され、内筒部にはシール部材としての止水用Oリングと酸素不透過性Oリングを並列に備えたものである。さらに、継手基体にはパイプ抜け防止部材の抜けを防止するキャップが装着されている。
また、継手に挿入されるパイプの挿入途上及び挿入後の状態を確認するための確認用孔を備える管継手が特許文献3に開示されている。この管継手は内筒体と外筒体とを含む二重筒体を有する。該内筒体と外筒体との間に接続管を挿入するための管差込み間隙が形成される。内筒体の外周にはシールリングがシールリング溝に嵌挿され、外筒体には前記シールリングを外部から目視できる位置に確認用孔が設けられている。この確認用孔は、管継手の軸方向に延びる長孔状に形成されている。
特開2005−233363号公報 特開2008−95899号公報 特開2005−48916号公報
ところで、内筒部と外筒部とが継手本体に一体に形成された継手において、内筒部にシール部材が組付けられた後には、内筒部の外周に外筒部が存在するため、外筒部の外部からシール部材の装着を視認することはできない。特許文献2に記載されている従来の継手では、内筒部にシール部材としての止水用Oリングと酸素不透過性Oリングとが装着された後には、外筒部の存在により外部から止水用Oリングと酸素不透過性Oリングとを視認することは困難である。このため、内筒部に対してこれらのシール部材の装着忘れが生ずるおそれがある。この場合には、継手にパイプを接続して通水したとき、継手から漏水するという問題がある。
加えて、特許文献3に記載された管継手においては、確認用孔により外筒体の軸方向にはシールリング(シール部材)の幅全体を視認することができる一方、外筒体の径方向には確認用孔の長さがシールリングの長さに比べて短いことから、シールリングの全周を視認することはできない。そのため、シールリングの一部に傷があるか否か、シールリングに埃、塵等の異物が付着しているか否かを、シールリングの全周に亘って確認することができないという問題がある。しかも、シールリングの非装着時にはシールリング溝(嵌着溝)の全周を視認することができなかい。このため、成形時においてシールリング溝にできたばりの有無をシールリング溝の全周に亘って確認することができなかった。
本発明の目的は、内筒部にシール部材が装着された後に外部からそのシール部材を視認することができ、シール部材の装着忘れを防止することができるとともに、シール部材の傷等の有無を全周に亘って確認することができ、かつシール部材の非装着時に嵌着溝のばり等の有無を全周に亘って確認することができる継手の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様の成形用金型を用いた継手の製造方法では、前記継手が、継手本体と、前記継手本体に一体に設けられパイプを差し込むための差込空間を形成する内筒部及び外筒部とを備え、前記内筒部は外周面を有し、前記内筒部の前記外周面には嵌着溝が設けられ、該嵌着溝には前記差込空間に差し込まれたパイプと前記内筒部との間を水密に保持するシール部材が嵌着され、前記外筒部には前記嵌着溝及び該嵌着溝に嵌着される前記シール部材の装着を外部から視認するための一対の視認窓が互いに対向する位置に設けられ、該視認窓は前記シール部材の非装着時に前記嵌着溝の全周及び全幅を視認可能に構成されていることを特徴とする。前記成形用金型は、前記継手本体の外周面を成形する一対の分割型と、該分割型に挿通されて前記内筒部の前記嵌着溝を成形する入れ子と、前記差込空間及び前記内筒部の内側の流路を成形するスライドコアとを備え、前記入れ子は一対の入れ子型で構成され、各入れ子型の対向面には前記視認窓を形成するための突出型が設けられ、該突出型は半円筒状に形成された先端部を有し、前記突出型の先端部の内周面に、前記嵌着溝を形成するための突条が設けられて、前記内筒部の外周面に前記嵌着溝を形成するように構成されている。前記方法は、前記成形用金型を型締めする工程と、該成形用金型内に形成されるキャビティに溶融樹脂を射出して成形する工程とを備えることを特徴とする。
前記各視認窓は、前記嵌着溝に対向する部位について前記外筒部の径方向における長さが前記嵌着溝について前記内筒部の径方向における長さ以上に設定されるとともに、前記嵌着溝に対向する部位について前記外筒部の軸方向における幅が前記嵌着溝について前記内筒部の軸方向における幅以上に設定されていることが好ましい。
前記各視認窓は正面から見て四角形状の貫通孔であることが好ましい。
前記外筒部は外端を有し、前記各視認窓は、前記外筒部の外端から軸方向の内方へ切欠かれた切欠きであることが好ましい。
前記外筒部は外端を有し、前記嵌着溝は前記外筒部の前記外端に対して前記内側に位置するように設けられていることが好ましい。
本発明の第2の態様の継手の製造方法は、第1の態様の継手を成形用金型を用いて製造する方法であって、前記成形用金型は、前記継手本体の外周面を成形する一対の分割型と、該分割型に挿通されて前記内筒部の前記嵌着溝を成形する入れ子と、前記差込空間及び前記内筒部の内側の流路を成形するスライドコアとを備え、前記入れ子は一対の入れ子型で構成され、各入れ子型の対向面には前記視認窓を形成するための突出型が設けられ、該突出型は半円筒状に形成された先端部を有し、前記突出型の先端部の内周面に、前記嵌着溝を形成するための突条が設けられて、前記内筒部の外周面に前記嵌着溝を形成するように構成され、前記方法は、前記成形用金型を型締めする工程と、該成形用金型内に形成されるキャビティに溶融樹脂を射出して成形する工程とを備えることを特徴とする。
本発明の第の態様の継手の製造方法は、継手本体に一体的に形成されパイプを差し込むための差込空間を形成する内筒部及び外筒部と、前記内筒部の外周面に形成されシール部材を嵌着するための嵌着溝と、前記内筒部に形成され前記嵌着溝に嵌着されるシール部材を視認するための視認窓とを有する継手を成形用金型を用いて製造する方法であって、前記継手本体の外周面を成形するための一対の分割型を型締めする工程と、前記内筒部の前記嵌着溝と、該嵌着溝と対応する位置において前記外筒部に前記視認窓とを成形するための入れ子を前記分割型に型締めする工程と、前記差込空間及び前記内筒部の内側の流路を成形するためのスライドコアを前記分割型に型締めする工程と、該成形用金型内に形成されるキャビティに溶融樹脂を射出して前記継手本体を成形する工程とを備えることを特徴とする。
前記入れ子は一対の入れ子型を含み、各入れ子型は前記視認窓を成形するための突出型と、半円筒状の端部とを有し、その端部には前記周溝を形成するための半円状の突条が設けられ、前記一対の入れ子型の突条によって前記内筒部の外周面に前記周溝が成形され、前記一対の入れ子型の突出型によって前記視認窓が成形されることが好ましい。
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
本発明の製造方法によって製造される継手においては、継手本体にはパイプを差し込むための差込空間を形成する内筒部及び外筒部が一体形成されている。前記内筒部の外周面には嵌着溝が設けられて差込空間に差し込まれたパイプと内筒部との間を水密に保持するシール部材が嵌着されるとともに、外筒部には対向する位置に一対の視認窓が開口されている。該視認窓はシール部材の非装着時に前記嵌着溝の全周及び全幅を視認可能に構成されている。このため、シール部材の非装着時には視認窓から嵌着溝の全体を詳しく視認することができるとともに、シール部材の嵌着後には視認窓からシール部材の全体を目視することができ、装着されたシール部材を全般に亘って詳細に確認することができる。
従って、本発明の製造方法によって製造される継手によれば、内筒部にシール部材が装着された後に外筒部の外部からそのシール部材を視認することができ、シール部材の装着忘れを防止することができるととともに、シール部材の傷等の有無を全周に亘って確認することができ、かつシール部材の非装着時に嵌着溝のばり等の有無を全周に亘って確認することができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態における継手を示す分解斜視図。 図1の継手を示す斜視図。 図2の継手を示す断面図。 図3の4−4線における断面図。 内筒部の嵌着溝にシール部材が装着され、外筒部の視認窓からシール部材を視認できる状態を示す正面図。 継手の成形用金型を示す分解斜視図。 継手の成形用金型の分割型に差込空間を形成するための第1のスライドコア及び流路を形成するための第2のスライドコアが挿入された状態を示す正面図。 (a)は継手の成形用金型の固定分割型と可動分割型とが型締めされた状態を示す断面図、(b)は(a)の状態から第1のスライドコアが挿入された状態を示す断面図。 (a)は図8(b)の状態から第2のスライドコアが挿入された状態を示す断面図、(b)は(a)の状態から嵌着溝形成用の入れ子が挿入された状態を示す断面図。 成形用金型のキャビティに溶融樹脂を射出した状態を示す断面図。 第2実施形態の継手を示す斜視図。 図11の継手を示す正面図。 本発明の別例の継手を示す断面図。 図13の14−14線における断面図。 本発明のさらなる別例の継手を示す部分正面図。 本発明のその他別例の継手を示す部分正面図。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る継手を図1〜図10に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、継手10は、継手本体13を含む。継手本体13は、樹脂パイプ11を接続するための円筒状の三方に延びる三つのパイプ接続部12を有する。継手本体13は、ゴムが混入されたポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS:polyphenylene sulfide)等のゴム入りの合成樹脂により形成されている。樹脂パイプ11は、ポリオレフィン(例えば、架橋ポリエチレン、ポリブテン)等の合成樹脂により形成されている。パイプ接続部12はいずれも同じ構成であることから、そのうちの一つのパイプ接続部12について説明する。
図1及び図3に示すように、継手本体13には、樹脂パイプ11が差し込まれる差込空間14を形成する内筒部15及び外筒部16が一体形成されている。内筒部15の外周面には一対の嵌着溝17が並設され、これらの嵌着溝17にそれぞれエチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPDM:ethylene propylene diene monomer)製のシール部材18が嵌着されている。このシール部材18により、差込空間14に樹脂パイプ11が差し込まれたとき樹脂パイプ11の内周面と内筒部15の外周面との間が水密に保持されるように構成されている。一対の嵌着溝17は、外筒部16の外端部よりも内端側に位置するように設けられ、継手本体13の長さを短く設計できるようになっている。前記内筒部15の内側空間は、水などの流体が流通する流路19となっている。
前記差込空間14内には円筒状のスペーサ20が挿入され、差込空間14に樹脂パイプ11が差し込まれたときスペーサ20が樹脂パイプ11の外周に位置するようになっている。このスペーサ20はポリアミド樹脂等の透明樹脂で形成され、内部が透視できるようになっている。このスペーサ20により、差込空間14にゴミが入り込むことも防止することができる。
該スペーサ20より外端側には、差込空間14に差し込まれた樹脂パイプ11を抜け止めする抜け止め機構21が設けられている。この抜け止め機構21を構成する抜け止めリング22はステンレス鋼等の金属で形成され、その内周部には複数の抜け止め片22aが斜め方向に突出するように形成されている。そして、抜け止め片22aが差込空間14に差し込まれた樹脂パイプ11の外周部に食い込むことにより、抜け止めリング22は、樹脂パイプ11を抜け止めする。この抜け止めリング22は、外筒部16に被せられるPPS製のキャップ23と、ポリアセタール樹脂(POM:polyoxymethylene)製の押さえリング24とに挟着されている。キャップ23はその内周面の凹条23aが外筒部16の凸条16aに係止されることにより、外筒部16に取着されている。このキャップ23を透明樹脂で形成することにより、該キャップ23、後述する視認窓25、スペーサ20を介してシール部材18を視認することができる。
前記抜け止めリング22とキャップ23との間には、PPS製の割りリング26が介在され、割りリング26は抜け止め片22aの傾斜角度を保持する。上記の抜け止めリング22、押さえリング24、キャップ23、及び割りリング26によって樹脂パイプ11の抜け止め機構21が構成されている。
前記差込空間14には、樹脂パイプ11の先端面に押圧されて樹脂パイプ11の差し込みを案内するポリプロピレン樹脂(PP:polypropylene)製の差込ガイド27が配置されている。該差込ガイド27は、拡径及び縮径可能に構成されている。キャップ23の外周面には、ステンレス鋼製のキャップカバー28が装着されている。キャップカバー28は、外筒部16に対してキャップ23を抜け止め保持している。
図4及び図5に示すように、外筒部16には内筒部15の嵌着溝17又は該嵌着溝17に嵌着されるシール部材18を外筒部16の外部から覗くための一対の視認窓25が180度対向する位置に設けられている。この視認窓25は正面から見て四角形状の貫通孔により形成されている。この視認窓25により、内筒部15の嵌着溝17に嵌着されるシール部材18の装着の有無を外筒部16の外部から確認できる。また、視認窓25により、シール部材18が正規の位置に嵌着されているかどうか、シール部材18の表面に傷、塵、埃等がないかどうかなどを確認できる。
すなわち、図5に示すように、この視認窓25は、嵌着溝17に対向する部位について外筒部16の径方向における長さ(正面から見た長さ)Y1が嵌着溝17について内筒部15の径方向における長さY2以上に設定されている。同時に、視認窓25は、嵌着溝17に対向する部位について外筒部16の軸方向における幅D1が2つの嵌着溝17について内筒部15の軸方向における幅D2以上に設定されている。視認窓25の径方向における長さY1と軸方向における幅D1とをこのように設定することにより、視認窓25から2つの嵌着溝17の周方向全体及び幅方向全体、さらにはそれら嵌着溝17にそれぞれ装着されるシール部材18の周方向全体及び幅方向全体を視認することが可能となる。
また、外筒部16の内端部には、差込空間14に差し込まれる樹脂パイプ11の有無を確認するための確認孔29が貫通するように形成されている。
次に、上記のように構成された継手10を製造するための成形用金型について説明する。
図6に示すように、成形用金型30は一対の分割型31を含む。一対の分割型31は、互いに対向するように配置された固定分割型31aと可動分割型31bとを含む。各分割型31a,31bには、三方に延びる外筒部16の外周面を形成するための凹部32が設けられている。そして、一対の分割型31a,31bを型締めして、凹部32に溶融樹脂を射出することにより、継手本体13の外筒部16の外周面を成形できるようになっている。
差込空間を形成するための第1のスライドコア33は、基端側の直方体状をなす基盤34と、該基盤34に連結された円筒体35とを含む。前記基盤34の中央部には円筒体35の軸線方向に延びる円孔36が貫通するように形成されている。該円孔36は円筒体35内の空間部に連通している。円筒体35には180度対向する位置に一対の長孔37が貫通するように形成されている。
流路を形成するための第2のスライドコア38は、基端側の基体39と、該基体39の中央部から基体39と直交する方向に延びるように連結された円柱体40とを含む。第2のスライドコア38の円柱体40は、前記第1のスライドコア33の基盤34の円孔36を通って円筒体35内へ延びるように型締めされる。
嵌着溝17を形成するための入れ子41は、分割された一対の入れ子型41a,41bを含む。一対の入れ子型41a,41bは、互いに対向するように分割型31a,32bに配置される。各入れ子型41a,41bは、四角盤状の基部43と、該基部43の片面に設けられ、嵌着溝17及び視認窓25を形成するための突出型44とを含む。この突出型44の先端部には半円弧状をなす二条の嵌着溝を形成するための突条45が一定間隔をおいて形成されている。該突出型44に隣接して確認孔29形成用の突型46が突出型44と平行に突出するように形成されている。
この入れ子型41a,41bの突出型44及び突型46は、前記固定及び可動分割型31a,31bに形成された挿通孔47,48にそれぞれ挿通され、凹部32内に臨むようになっている。このとき、各入れ子型41a,41bの半円弧状をなす両突出型44は突き合わされて円筒状に形成され、内筒部15の外周面に円環状の嵌着溝17を形成するように構成されている。このように、視認窓25は突出型44により形成され、嵌着溝17は突出型44先端部内側に設けられた突条45により形成される。そのため、視認窓25の径方向における長さY1は嵌着溝17の径方向における長さY2より大きく、視認窓25の軸方向における幅D1は嵌着溝17の軸方向における幅D2より大きくなる。
また、嵌着溝17は一対の突出型44を突き合わせることにより形成されることから、それらの突き合わせ面に僅かの隙間が発生し、その隙間に溶融樹脂が入り込んで嵌着溝17にばりが発生するおそれがある。嵌着溝17にばりが存在すると、内筒部15とシール部材18との間の水密性が損なわれる。そのため、視認窓25から嵌着溝17の全体を目視してばりの有無を確認し、ばりが存在する場合には視認窓25から工具を差し込んでそのばりを除去できるようになっている。
次に、前記のように構成された成形用金型30を用いた継手10の製造方法を説明する。
図8(a)に示すように、まず可動分割型31bを固定分割型31aに向かって移動させて型締めすることにより、両分割型31a,31b内に継手本体13を成形するキャビティ49が形成され、外筒部16の外周面を形成することができる。続いて、図8(b)に示すように、第1のスライドコア33をスライドさせて型締めすることにより、外筒部16と内筒部15との間の差込空間14が成形可能となる。次いで、図9(a)に示すように、第1のスライドコア33の円孔36に第2のスライドコア38を挿入して型締めすることにより、内筒部15の内側の流路19が形成可能となる。このとき、図7に示すように、第1のスライドコア33の長孔37が内筒部15の嵌着溝17を形成する位置まで挿入される。
その後、図9(b)に示すように、嵌着溝17を形成するための入れ子41の突出型44及び突型46が分割型31a,31bの挿通孔47,挿通孔48にそれぞれ挿通されて型締される。図10に示すように、このようにして、分割型31a,31b、第1のスライドコア33、第2のスライドコア38及び入れ子型41a,41bが型締めされてキャビティ49が形成される。キャビティ49にゲート57から溶融したPPSを射出することにより、継手本体13を成形することができる。
そして、成形された継手本体13が冷却された後、入れ子型41a,41bが抜き出され、続いて第2のスライドコア38が抜き出され、次いで第1のスライドコア33を抜き出される。最後に分割型31a,31bを型割りすることにより、継手本体13を取り出すことができる。
次に、以上のように構成された継手10についてその作用を説明する。
さて、継手本体13には樹脂パイプ11の差込空間14を形成する内筒部15及び外筒部16が射出成形法により継手本体13に一体形成される。このため、内筒部15と外筒部16との連結部分がなくなり、継手10全体の長さをその分短く設計することができるとともに、連結部分による強度低下を回避できて継手10の強度を高めることができる。
また、継手本体13の外筒部16には視認窓25が開口されている。そして、内筒部15の嵌着溝17にシール部材18を嵌着する前に、作業者は外筒部16の視認窓25を介して嵌着溝17を視認する。このとき、視認窓25の径方向における長さY1は嵌着溝17の径方向における長さY2より大きく、視認窓25の軸方向における幅D1は嵌着溝17の軸方向における幅D2より大きく設定されている。このため、外部から一対の視認窓25を通して嵌着溝17の全体を覗き込むことができ、嵌着溝17に形成されたばり等の有無を調べることができ、作業者がばりを見つけたときには視認窓25からばり取り工具を差し込んでそのばりを取り除くことができる。
その後、作業者は、嵌着溝17にシール部材18を嵌着し、そのシール部材18を外筒部16の視認窓25から目視する。このとき、視認窓25は前述のように径方向及び軸方向において嵌着溝17より大きく形成されている。従って、その嵌着溝17に嵌着されたシール部材18の全体を視認窓25から簡単かつ速やかに視認することができ、シール部材18が正規の位置に嵌着されているか否か、シール部材18の表面に傷、塵、埃等があるか否かなどを認識することができる。
その後、樹脂パイプ11が継手10の差込空間14に差し込まれると、樹脂パイプ11の内端部が差込ガイド27に案内されて差し込まれ、樹脂パイプ11は抜け止め機構21により抜け止め保持される。このようにして、図2及び図3に示すように、継手10の三方のパイプ接続部12に3本の樹脂パイプ11がそれぞれ接続される。
以上の第1実施形態によって発揮される効果について、以下にまとめて記載する。
(1)本実施形態の継手10では、継手本体13に樹脂パイプ11の差込空間14を形成する内筒部15及び外筒部16が一体形成されている。さらに、内筒部15の外周面には2つの嵌着溝17が設けられて、2つのシール部材18が嵌着溝17にそれぞれ嵌着される。外筒部16には対向する位置に一対の視認窓25が開口されている。このため、内筒部15の嵌着溝17に対するシール部材18の非装着時には嵌着溝17の全周及び全幅を視認することができるとともに、シール部材18が嵌着されたとき、外筒部16の視認窓25から該シール部材18を目視することができ、シール部材18の装着を確認することができる。
従って、本実施形態の継手10によれば、内筒部15にシール部材18が装着された後に外部からそのシール部材18を視認することができ、シール部材18の装着忘れを防止することができる。さらに、シール部材18表面の傷等の有無をその全周に亘って確認することができ、かつシール部材18の非装着時に嵌着溝のばり等の有無を全周に亘って確認することができ、継手10における漏水を防止することができるという効果を奏する。加えて、前記外筒部16の視認窓25は対向する位置に一対設けられている。従って、内筒部15の嵌着溝17を成形する嵌着溝17形成用の入れ子41の構成を簡単にでき、成形を容易に行うことができる。
(2)前記視認窓25は、嵌着溝17に対向する部位について外筒部16の径方向における長さY1が嵌着溝17について内筒部15の径方向における長さY2以上に設定されるとともに、嵌着溝17に対向する部位について外筒部16の軸方向における幅D1が嵌着溝17について内筒部15の軸方向における幅D2以上に設定されている。このため、一対の視認窓25から嵌着溝17の周方向全体及び幅方向全体、延いては嵌着溝17に装着されるシール部材18の全体を容易に視認することができる。
(3)前記視認窓25は正面から見て四角形状の貫通孔であることから、切欠きに比べて外筒部16の機械的強度を良好に維持することができる。
(4)前記嵌着溝17は外筒部16の外端部よりも内端側に位置するように設けられている。このため、継手10全体の寸法を短く設計することができ、内径シール方式で流路19の径が小さい継手10であっても圧力損失を少なくすることができる。
(5)前記継手10を製造する場合には、継手本体13の外周面を成形する一対の分割型31a,31bと、内筒部15の嵌着溝17を成形する入れ子41と、差込空間14及び流路19を成形するスライドコア33,38とを備えた成形用金型30を型締めし、キャビティ49に溶融樹脂を射出して行うことができる。このため、内筒部15と外筒部16とが一体形成された継手10を、一度の成形で容易に製造することができる。
(6)前記入れ子41は一対の入れ子型41a,41bで構成され、各入れ子型41a,41bの対向面には突出型44が設けられ、該突出型44の先端部は半円筒状に形成され、その内周面には突条45が設けられ、内筒部15の外周面に嵌着溝17を形成するように構成されている。そのため、簡易な金型構成で内筒部15の嵌着溝17を容易に成形することができると同時に、外筒部16の視認窓25を嵌着溝17に対向するように成形し、嵌着溝17の全周及び全幅を視認することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る継手ついて、図11及び図12に基づいて説明する。この第2実施形態では、前記第1実施形態と相違する部分について主に説明する。
図11及び図12に示すように、視認窓25は外筒部16の外端部から軸方向内方へ正面長方形状に切欠かれた切欠きにより構成されている。この切欠きの軸方向の幅D1は両嵌着溝17を含む幅D2より長く設定されるとともに、切欠きの径方向の長さY1は嵌着溝17の径方向の長さY2より長く設定されている。このため、視認窓25から嵌着溝17の全体及び該嵌着溝17に嵌着されるシール部材18の全体が視認可能になっている。
この第2実施形態の継手10を製造する場合には、第1実施形態の継手10の製造方法において、分割型31a,31bに形成される挿通孔部47が分割型31a,31bの軸方向端部まで切欠かれるとともに、第1のスライドコア33の長孔37が軸方向に長く形成される。そして、成形用金型30を型締めし、該成形用金型30内に形成されるキャビティに溶融樹脂を射出することにより、切欠きにより形成された視認窓25を有する継手10が成形される。
従って、この第2実施形態によれば、前記第1実施形態の効果に加えて、両視認窓25はそれぞれ端部が開口された切欠きにより形成されているため、外筒部16の外端側から切欠きを介して嵌着溝17及びシール部材18を軸方向及び径方向の両方向に亘って覗き込むことができ、視認性を一層向上させることができる。加えて、嵌着溝17に発生したばり等を一層容易に除去することができるとともに、シール部材18の位置矯正、その表面に付着した塵、埃等の除去を一層容易に行うことができ、かつシール部材18表面へのグリスの塗布も簡単に実施することができる。
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図13に示すように、継手10は、第1端に設けられた前記実施形態の継手本体13と、第2端に設けられた連結アダプター50とから構成されてもよい。連結アダプター50には、図示しない水栓金具に接続される雄ねじ51が設けられてもよい。すなわち、前記継手10の第2端には、筒状をなす連結アダプター50が、継手本体13の外周面に凹むように設けられた環状溝52と連結アダプター50の凹部53に係合された連結用リング54を介して連結されている。連結アダプター50の内筒50aの外周面には環状溝55が形成されている。環状溝55にはOリング56が嵌着され、継手本体13と連結アダプター50との間が水密に保持されるようになっている。図14に示すように、継手本体13の外筒部16には、前記実施形態と同様に内筒部15の嵌着溝17に嵌着されたシール部材18を目視する視認窓25が開口されている。
・ 図15に示すように、前記第2実施形態において、視認窓25を形成する切欠きの軸方向に延びる対向面は、外筒部16の外端部ほど幅狭となるテーパ面60であってもよい。この場合には、視認窓25が外筒部16の内端側ほど幅広に形成されることから、内端側に位置する嵌着溝17及びシール部材18の視認性を良好にすることができる。
・ 図16に示すように、前記第2実施形態において、視認窓25を形成する切欠きの軸方向に延びる対向面に、断面円弧状の一対の凹部61が両嵌着溝17にそれぞれ対応するよう形成されてもよい。この場合、嵌着溝17やシール部材18の正面から見て上端部及び下端部の視認性を向上させることができる。
・ 前記継手10のパイプ接続部12の数は任意に変更されてもよい。パイプ接続部12が、例えば、二方、四方に延びるように構成することも可能である。
・ 前記スペーサ20を省略することも可能である。この場合、第1のスライドコア33の円筒体35の厚みを薄くしなければならないため、その円筒体35が十分な機械的強度を有するように設計する必要がある。
・ 前記内筒部15の嵌着溝17が1つのみからなり、シール部材18が1本で構成されてもよい。嵌着溝17及びシール部材18が3本以上で構成されてもよい。また、嵌着溝17を幅広に形成して幅広のシール部材18を嵌着溝17に嵌着させるように構成したりすることができる。これらの場合にも、視認窓25は、径方向における長さY1が嵌着溝17の径方向における長さY2以上に設定され、かつ軸方向における幅D1が嵌着溝17の軸方向における幅(又は嵌着溝17を含む軸方向における幅)D2以上に設定される。
・ 前記第1実施形態における視認窓25の正面から見た形状を、長円形状、多角形状等の他の形状に形成することも可能である。
・ 前記継手本体13等の樹脂からなる部材は、ポリアセタール(POM)、ポリフタルアミド(PPA:polyphthalamide)、ポリフェニルサルホン(PPSU:polyphenylsulfone)等の合成樹脂(エンジニアリングプラスチック)によって形成されてもよい。
・ パイプとして、樹脂パイプ11のほかに銅パイプ等の軟らかい金属製のパイプを使用することもできる。
・ 前記継手10の抜け止め機構21やキャップ23を省略することも可能である。
・ 継手10を、給水系パイプや給湯系パイプのほか、床暖房用パイプ、ロードヒーティング用パイプ等の接続に使用することもできる。

Claims (7)

  1. 成形用金型を用いた継手の製造方法であって、
    前記継手は、
    継手本体と、
    前記継手本体に一体に設けられパイプを差し込むための差込空間を形成する内筒部及び外筒部とを備え、
    前記内筒部は外周面を有し、
    前記内筒部の前記外周面には嵌着溝が設けられ、
    該嵌着溝には前記差込空間に差し込まれたパイプと前記内筒部との間を水密に保持するシール部材が嵌着され、
    前記外筒部には前記嵌着溝及び該嵌着溝に嵌着される前記シール部材の装着を外部から視認するための一対の視認窓が互いに対向する位置に設けられ、該視認窓は前記シール部材の非装着時に前記嵌着溝の全周及び全幅を視認可能に構成され
    前記成形用金型は、
    前記継手本体の外周面を成形する一対の分割型と、
    該分割型に挿通されて前記内筒部の前記嵌着溝を成形する入れ子と、
    前記差込空間及び前記内筒部の内側の流路を成形するスライドコアとを備え、前記入れ子は一対の入れ子型で構成され、各入れ子型の対向面には前記視認窓を形成するための突出型が設けられ、該突出型は半円筒状に形成された先端部を有し、前記突出型の先端部の内周面に、前記嵌着溝を形成するための突条が設けられて、前記内筒部の外周面に前記嵌着溝を形成するように構成され、
    前記方法は、
    前記成形用金型を型締めする工程と、
    該成形用金型内に形成されるキャビティに溶融樹脂を射出して成形する工程とを備えることを特徴とする継手の製造方法
  2. 前記各視認窓は、前記嵌着溝に対向する部位について前記外筒部の径方向における長さが前記嵌着溝について前記内筒部の径方向における長さ以上に設定されるとともに、前記嵌着溝に対向する部位について前記外筒部の軸方向における幅が前記嵌着溝について前記内筒部の軸方向における幅以上に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の継手の製造方法
  3. 前記各視認窓は正面から見て四角形状の貫通孔であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の継手の製造方法
  4. 前記外筒部は外端を有し、前記各視認窓は、前記外筒部の外端から軸方向の内方へ切欠かれた切欠きであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の継手の製造方法
  5. 前記外筒部は外端を有し、前記嵌着溝は前記外筒部の前記外端に対して内側に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の継手の製造方法
  6. 継手本体に一体的に形成されパイプを差し込むための差込空間を形成する内筒部及び外筒部と、前記内筒部の外周面に形成されシール部材を嵌着するための嵌着溝と、前記内筒部に形成され前記嵌着溝に嵌着されるシール部材を視認するための視認窓とを有する継手を成形用金型を用いて製造する方法であって、
    前記継手本体の外周面を成形するための一対の分割型を型締めする工程と、
    前記内筒部の前記嵌着溝と、該嵌着溝と対応する位置において前記外筒部に前記視認窓とを成形するための入れ子を前記分割型に型締めする工程と、
    前記差込空間及び前記内筒部の内側の流路を成形するためのスライドコアを前記分割型に型締めする工程と、
    該成形用金型内に形成されるキャビティに溶融樹脂を射出して前記継手本体を成形する工程とを備えることを特徴とする継手の製造方法。
  7. 前記入れ子は一対の入れ子型を含み、各入れ子型は前記視認窓を成形するための突出型と、半円筒状の端部とを有し、その端部には前記嵌着溝を形成するための半円状の突条が設けられ、前記一対の入れ子型の突条によって前記内筒部の外周面に前記嵌着溝が成形され、前記一対の入れ子型の突出型によって前記視認窓が成形されることを特徴とする請求項に記載の継手の製造方法。
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