JP5014868B2 - 廃油系廃棄物の利用方法 - Google Patents

廃油系廃棄物の利用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5014868B2
JP5014868B2 JP2007103324A JP2007103324A JP5014868B2 JP 5014868 B2 JP5014868 B2 JP 5014868B2 JP 2007103324 A JP2007103324 A JP 2007103324A JP 2007103324 A JP2007103324 A JP 2007103324A JP 5014868 B2 JP5014868 B2 JP 5014868B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
oil
waste oil
calcining furnace
conveyors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007103324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008260647A (ja
Inventor
知也 坂本
卓哉 中島
秀典 鈴木
勉 志田
博幸 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Cement Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
Priority to JP2007103324A priority Critical patent/JP5014868B2/ja
Publication of JP2008260647A publication Critical patent/JP2008260647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5014868B2 publication Critical patent/JP5014868B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/10Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
    • Y02P40/125Fuels from renewable energy sources, e.g. waste or biomass

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

本発明は、廃油系廃棄物の利用方法に関するもので、特に廃油系廃棄物を容易に、しかも大量に燃料として利用する方法に関するものである。
廃プラスチック、廃ゴム、或いは廃ワイヤソーオイル、廃切削油等の廃油は、高いエネルギーを有するため、廃棄物として焼却処分せずに、燃料として有効利用することが期待されている。
そこで、このような燃焼によって高エネルギーを発生する可燃性廃棄物は、近年、各種の燃焼炉の燃料として使用されつつある。
例えば、廃プラスチック等の可燃性廃棄物を燃料として利用する方法として、その破砕品をセメント焼成設備のロータリーキルンの窯前部からロータリーキルン内に空気流に乗せて吹き込んで燃焼させ、それにより、主燃料として使用している微粉炭の使用量を削減する技術が特許文献1或いは特許文献2に開示されている。
また、原油スラッジ、廃塗料、廃溶剤等の油泥と、所定の粒径に破砕した廃畳、木粉等のバイオマスと、有機質粉体とを所定の割合で混合し、得られた固体燃料を管路を介してセメントキルンの主燃料である微粉炭に代えて、或いは微粉炭と併用してバーナから炉内に燃料として投入する技術が特許文献3に開示されている。
特開平8−283052号公報 特開2001−58857号公報 特開2006−199750号公報
ところで、上記のようにセメント焼成設備のロータリーキルンの窯前部から燃料として可燃性廃棄物を投入するに際しては、製造されるセメントクリンカの品質に悪影響を与えない観点等から、火炎(フレーム)を形成させて燃料を瞬時に高温で完全燃焼させる必要があり、空気流等に乗せて可燃性廃棄物を吹き込むことが必須であった。
この際、可燃性廃棄物が廃プラスチック等の破砕品である場合には、付着性が無いことから容易に管路を介して空気圧送することも可能であるが、原油スラッジ、廃塗料等を主体とする廃油系廃棄物にあっては、高い粘稠性を有するものや、常温で流動性がないものもあり、管路を介した圧送が困難である。また、特許文献3に記載されているように、廃油をバイオマス等に吸収させ、ハンドリング性を改善させた後に管路を介して圧送する方法もあるが、この場合には、廃油系廃棄物の流動性、付着性等との調整を厳密に行う必要があり、廃油の種類によってはその作業が煩雑となる場合があった。
また、近年においては、処分を要請される廃油等の可燃性廃棄物の量が増え、ロータリーキルンの窯前部から燃料として吹き込むだけでは処分し切れなくなり、ロータリーキルン以外の機器に可燃性廃棄物を投入して処分することが期待されるようになってきた。
本発明は、上述した背景技術が有する実情に鑑み成されたものであって、その目的は、廃油系廃棄物を容易に、しかも大量に燃料として利用し得る方法を提供することにある。
本発明者等は、上記した目的を達成すべく鋭意研究を進めた結果、セメント製造設備であるNSPキルンの仮焼炉に着目し、該仮焼炉においては、火炎(フレーム)を形成させて燃料を瞬時に完全燃焼させる必要はなく、燃料の吹き込みを必須とはしないことから、ハンドリング性が悪く、付着性を有する廃油系廃棄物であっても、十分に燃料として利用可能であることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明に係る廃油系廃棄物の利用方法は、次のものである。
〔1〕 廃油と廃油吸収材とを混合し、スクリューコンベヤー、バケットエレベーター、ベルトコンベヤー等の機械式搬送装置による搬送及び2重のフラップダンパー、ロータリーフィーダ等のシール機能を有する機械式投入装置による投入が可能なハンドリング性に調整した廃油系廃棄物を、スクリューコンベヤー、バケットエレベーター、ベルトコンベヤー等の機械式搬送装置によって搬送し、セメント製造設備であるNSPキルンの旋回燃焼方式の仮焼炉に2重のフラップダンパー、ロータリーフィーダ等のシール機能を有する機械式投入装置を用いてその上部から投入し、該廃油系廃棄物をセメント製造用燃料として利用することを特徴とする、廃油系廃棄物の利用方法。
〔2〕 上記旋回燃焼方式の仮焼炉が、RSP式の仮焼炉(「RSP」は商標)であることを特徴とする、上記〔1〕に記載の廃油系廃棄物の利用方法。
〔3〕 上記廃油が、廃ワイヤソーオイル、オイルスラッジ、廃油再生残渣、廃切削油、廃研磨油、廃インク、廃溶剤、廃グリース、廃植物油、廃食用油のいずれか1種以上であることを特徴とする、上記〔1〕又は〔2〕に記載の廃油系廃棄物の利用方法。
〔4〕 上記廃油吸収材が、廃畳の破砕物、木材チップ、廃ポリマー、廃スポンジ、紙屑のいずれか1種以上であることを特徴とする、上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の廃油系廃棄物の利用方法。
上記した本発明に係る廃油系廃棄物の利用方法によれば、セメントクリンカの品質に全く影響を与えずに、容易に、しかも大量の廃油系廃棄物を仮焼炉の燃料の全部、或いは一部として利用することができる。
より具体的には、本発明の方法のようにセメント製造設備であるNSPキルンの仮焼炉内に廃油系廃棄物を投入した場合、仮焼炉の内部はロータリーキルンの窯前部よりも周囲温度条件が低いので未燃分が出る可能性があるが、多少の未燃分が仮焼炉から出たとしても、最終的にはロータリーキルン内に入ってロータリーキルンの回転に従って窯前部側に徐々に移動しながら燃焼を完結するので、セメントクリンカの品質に全く影響を与える心配がない。また、多少燃焼の仕方に変動があったとしても、同じ理由により、セメントクリンカの品質に全く問題を与える心配がない。また、上記したように仮焼炉に投入される燃料の燃焼は、ロータリーキルンの窯前部から投入される燃料の燃焼条件に比して緩やかなものであるため、ハンドリング性が悪く、付着性を有する廃油系廃棄物であっても、その流動性、付着性等を厳密に調整することなく、2重のフラップダンパー、ロータリーフィーダ等を用いた機械的投入方法等を採用することにより容易に仮焼炉内に投入することができ、ロータリーキルンでの処分量に限界があっても、仮焼炉において大量に廃油系廃棄物を燃料として利用しながら焼却処分することができる。さらに、仮焼炉内において廃油系廃棄物の燃焼により発生する熱量は、当然に仮焼炉に投入する微粉炭等の燃料の節約に寄与することになる。
以下、上記した本発明に係る廃油系廃棄物の利用方法の好適な実施の形態を、図面等に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る廃油系廃棄物の利用方法を実施する設備の全体を概念的に示した図である。
本発明において使用する廃油系廃棄物は、廃ワイヤソーオイル、オイルスラッジ(例えば重油スラッジ、原油スラッジ等)、廃油再生残渣(廃油を蒸留設備等を用いて再生した後に残る残渣)、廃切削油、廃研磨油、廃インク、廃溶剤、廃グリース、廃植物油、廃食用油等の廃油単独であってもよいが、これらの一種以上の廃油と廃油吸収材との混合物とすることが、ハンドリング性、燃焼性等の観点から好ましいため、本発明においては、廃油と廃油吸収材との混合物とする
上記廃油吸収材としては、廃畳の破砕物、木材チップ、廃ポリマー、廃スポンジ、紙屑等を用いることができ、これらの廃油吸収材と廃油とを混合し、流動性、付着性等のハンドリング性を改善した混合物とする。
廃油と上記廃油吸収材との混合割合は、混合する両者の種類、性状等により異なり、一概に規定することはできないが、混合物の性状の目安としては、スクリューコンベヤー、バケットエレベーター、ベルトコンベヤー等の機械式搬送装置にて搬送が可能であり、かつ2重のフラップダンパー、ロータリーフィーダ等の機械式投入装置によって投入が可能な流動性、付着性等のハンドリング性を備えた混合物とする
図1において示した設備では、廃畳Aと、木屑Bとを廃油吸収材として用い、これらの廃油吸収材を破砕機1によって適度な粒径に破砕した後、廃油Oと破砕した廃油吸収材とを混合機2によって混合し、上記した機械式搬送及び機械式投入が可能な必要最低限のハンドリング性を備えた廃油系廃棄物Xとしている。
廃油と廃油吸収材とを混合することによりハンドリング性が改善された廃油系廃棄物Xは、車両、好ましくは天蓋付密閉車両3に積み込まれ、セメント製造設備の近傍まで運ばれる。セメント製造設備の近傍まで運ばれた廃油系廃棄物Xは、ホッパー4に投入され、スクリューコンベヤー5、バケットエレベーター6、ベルトコンベヤー7等の機械式搬送装置にてセメント製造設備の仮焼炉まで搬送される。
なお、上記廃油と廃油吸収材との混合設備とセメント製造設備とが近接している場合には、車両による輸送は行う必要はない。
本発明において廃油系廃棄物Xを燃料として利用する設備は、セメント製造設備であるNSPキルンの仮焼炉である。
NSPキルン10は、図1に示したように、複数段、例えば4段のサイクロンC1,C2,C3,C4からなるサスペンションプレヒータ11と、このサスペンションプレヒータ11に付設された仮焼炉12と、該仮焼炉12及び最下段のサイクロンC1に入口フッド13を介して接続されたロータリーキルン14と、このロータリーキルン14の出口部に連結されたクーラ15とから構成されている。そして、原料投入口16より投入されたセメント原料は、サスペンションプレヒータ11のサイクロンにおいて順次予熱された後、仮焼炉12に導入されて脱炭酸等の仮焼反応が行われ、その後、入口フッド13を経由してロータリーキルン14においてセメントクリンカとして焼成される。ロータリーキルン14から排出されたセメントクリンカは、クーラ15において急冷され、最終的なセメントクリンカとなる。
サスペンションプレヒータ11に付設される上記仮焼炉12には、種々の形式のものがあるが、本発明においては、特にRSP式の仮焼炉〔スワール(S)炉、「RSP」は商標であるが以下この記載を省略する。〕に廃油系廃棄物Xを投入することが、燃焼効率の観点等から好ましい。
このRSP式の仮焼炉12は、サイクロンC2で捕集されたセメント原料が仮焼炉12に投入され、該仮焼炉12における旋回燃焼方式により効率よく加熱されて脱炭酸が進められた後、仮焼炉12から下方に排出されて混合室17に投入され、混合室17において高温のキルン排ガスと混合され、セメント原料は85%以上の脱炭酸率に達し、その後、サイクロンC1で捕集されてロータリーキルン14内に投入される構成のものである。
上記仮焼炉12の構成を更に詳細に説明すると、図2に示したように、仮焼炉12は、頂部の熱風発生炉12aと、下部の燃焼炉12bとから構成され、それぞれの炉12a,12bには、図1に示したように、クーラ15に接続された空気送出管18から分岐する抽気ダクト18a,18bが接線方向にそれぞれ接続され、そして、熱風発生炉12aでは、バーナ19aにおいて少量の燃料が焚かれ、ここで発生した熱風は下部の燃焼炉12b内にコアを形成し、これが燃焼炉12b内でバーナ19bから投入された燃料の燃焼効率を高めるとともに安定した燃焼を維持する。サイクロンC2で捕集されたセメント原料は、燃焼炉12bの上部から投入され、燃焼炉12b内に供給された高速旋回気流を形成する燃焼用二次空気によって炉内に分散されるとともに加熱され、効率よく脱炭酸が進められる。混合室17は、サスペンションプレヒータの立上がり管の一部を拡大して設けられたもので、下部からきた高温のキルン排ガスと、側部から仮焼炉12より排出されたセメント原料および排ガスが導入され、ここで、再加熱されて85%以上に脱炭酸されたセメント原料は、サイクロンC1で捕集されて入口フッド13を介してロータリーキルン14内に投入される。なお、各図面中、実線の矢印はセメント原料の流れを示し、破線の矢印はガスの流れを示している。
本発明においては、上記構成のRSP式の仮焼炉12の上部から、バーナ19bから投入される燃料に代えて、或いは該燃料と併用して、図2に示したように、2重のフラップダンパー20等のシール機能を有する機械式投入装置を介して廃油系廃棄物Xを燃料として該仮焼炉12内に自然落下等により投入する
廃油系廃棄物Xを投入する位置としては、図2に示した燃焼炉12bの天井壁以外に、燃焼炉12bの側壁上部にあたるバーナ19bの設置位置近傍、或いは抽気ダクト18bの接続部近傍、更には抽気ダクト18bの出口付近等が挙げられる。また、シール機能を有する機械式投入装置として、2重のフラップダンパー20に代えてロータリーフィーダ等を用いることもできる。
このようにして仮焼炉12内に投入された廃油系廃棄物Xは、燃焼してセメント原料の仮焼に寄与することとなる。特に、RSP式の仮焼炉12の場合には、図3に示したように、炉内に抽気ダクト18bから導入される燃焼用二次空気によって高速旋回気流が形成されているため、投入した廃油系廃棄物Xが例え凝集した塊状物となっている場合でも、該高速旋回気流によって炉内に分散されるとともに加熱され、しかも旋回しながら長時間にわたって炉内に滞留することとなるため、効率よく燃焼してセメント原料の仮焼に寄与することとなる。また、例え多少の未燃分が仮焼炉12から出たとしても、最終的にはロータリーキルン14内に入って該ロータリーキルン14の回転に従って窯前部側に徐々に移動しながら燃焼を完結するので、セメントクリンカの品質に全く影響を与える心配がない。
上記したようなことから、RSP式の仮焼炉12の場合には、特にハンドリング性が悪く、付着性を有する廃油系廃棄物Xであっても、十分に燃料として利用可能であり、廃油系廃棄物Xを、厳格なハンドリング性の調整をすることなく、容易に、しかも大量にセメント製造用燃料として利用することが可能となる。
以上、本発明に係る廃油系廃棄物の利用方法の好適な実施の形態を説明したが、本発明は、何ら既述の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、種々の変形及び変更が可能であることは当然である。
本発明に係る廃油系廃棄物の利用方法を実施する設備の全体を概念的に示した図である。 本発明において廃油系廃棄物を投入するRSP式の仮焼炉を概念的に示した図である。 RSP式の仮焼炉の内部の旋回気流の状態を概念的に示した図である。
符号の説明
1 破砕機
2 混合機
3 天蓋付密閉車両
4 ホッパー
5 スクリューコンベヤー
6 バケットエレベーター
7 ベルトコンベヤー
10 NSPキルン
11 サスペンションプレヒータ
C1,C2,C3,C4 サイクロン
12 仮焼炉
13 入口フッド
14 ロータリーキルン
15 クーラ
16 原料投入口
17 混合室
18 空気送出管
18a,18b 抽気ダクト
19a,19b バーナ
20 2重のフラップダンパー
A 廃畳
B 木屑
O 廃油
X 廃油系廃棄物

Claims (4)

  1. 廃油と廃油吸収材とを混合し、スクリューコンベヤー、バケットエレベーター、ベルトコンベヤー等の機械式搬送装置による搬送及び2重のフラップダンパー、ロータリーフィーダ等のシール機能を有する機械式投入装置による投入が可能なハンドリング性に調整した廃油系廃棄物を、スクリューコンベヤー、バケットエレベーター、ベルトコンベヤー等の機械式搬送装置によって搬送し、セメント製造設備であるNSPキルンの旋回燃焼方式の仮焼炉に2重のフラップダンパー、ロータリーフィーダ等のシール機能を有する機械式投入装置を用いてその上部から投入し、該廃油系廃棄物をセメント製造用燃料として利用することを特徴とする、廃油系廃棄物の利用方法。
  2. 上記旋回燃焼方式の仮焼炉が、RSP式の仮焼炉(「RSP」は商標)であることを特徴とする、請求項1に記載の廃油系廃棄物の利用方法。
  3. 上記廃油が、廃ワイヤソーオイル、オイルスラッジ、廃油再生残渣、廃切削油、廃研磨油、廃インク、廃溶剤、廃グリース、廃植物油、廃食用油のいずれか1種以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の廃油系廃棄物の利用方法。
  4. 上記廃油吸収材が、廃畳の破砕物、木材チップ、廃ポリマー、廃スポンジ、紙屑のいずれか1種以上であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の廃油系廃棄物の利用方法。
JP2007103324A 2007-04-10 2007-04-10 廃油系廃棄物の利用方法 Active JP5014868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007103324A JP5014868B2 (ja) 2007-04-10 2007-04-10 廃油系廃棄物の利用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007103324A JP5014868B2 (ja) 2007-04-10 2007-04-10 廃油系廃棄物の利用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008260647A JP2008260647A (ja) 2008-10-30
JP5014868B2 true JP5014868B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=39983416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007103324A Active JP5014868B2 (ja) 2007-04-10 2007-04-10 廃油系廃棄物の利用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5014868B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5191749B2 (ja) * 2008-01-24 2013-05-08 太平洋セメント株式会社 固体燃料の使用方法
JP2010095409A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Taiheiyo Cement Corp 廃油系廃棄物の利用方法
JP2010095410A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Taiheiyo Cement Corp 廃油系廃棄物の利用方法
JP5313004B2 (ja) * 2009-03-27 2013-10-09 太平洋セメント株式会社 水素発生油泥の処理方法
JP5634727B2 (ja) * 2010-03-25 2014-12-03 太平洋セメント株式会社 セメント焼成設備の燃焼排ガス中のNOx低減方法
JP5634726B2 (ja) * 2010-03-25 2014-12-03 太平洋セメント株式会社 廃油系固体燃料の利用方法
JP6175219B2 (ja) * 2012-03-19 2017-08-02 太平洋セメント株式会社 固体燃料の製造方法並びに固体燃料及びその使用方法
KR101589637B1 (ko) * 2015-11-27 2016-01-29 (주)홍익휴먼스 에너지 발생용 친환경 폐기물 소각장치

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3550312B2 (ja) * 1999-03-26 2004-08-04 住友大阪セメント株式会社 セメントクリンカー焼成工程における可燃性廃棄物の燃焼方法およびその装置
JP2003206164A (ja) * 2002-01-11 2003-07-22 Miyoujiyou Cement Kk 可燃物の燃料化処理方法及び処理装置
JP2003212618A (ja) * 2002-01-18 2003-07-30 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 有機汚染土の処理方法
JP2003247713A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Mitsubishi Materials Corp 小片状の可燃性廃棄物の処分方法及び処分装置
JP4883879B2 (ja) * 2003-05-12 2012-02-22 太平洋セメント株式会社 セメントの製造方法
JP4500560B2 (ja) * 2004-02-24 2010-07-14 住友大阪セメント株式会社 タンクスラッジの有効利用方法
JP4249072B2 (ja) * 2004-03-30 2009-04-02 住友大阪セメント株式会社 汚染土壌の処理方法及び処理装置
JP4316486B2 (ja) * 2004-12-15 2009-08-19 太平洋セメント株式会社 燃料及びその使用方法
JP4319991B2 (ja) * 2005-01-18 2009-08-26 太平洋セメント株式会社 燃料及びその使用方法
JP4686227B2 (ja) * 2005-03-23 2011-05-25 住友大阪セメント株式会社 硫酸ピッチの処理方法
JP4720354B2 (ja) * 2005-08-11 2011-07-13 宇部興産株式会社 廃棄物の処理方法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008260647A (ja) 2008-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5014868B2 (ja) 廃油系廃棄物の利用方法
CA2618768C (en) Method and device for use of alternative fuels in clinker and cement production
CN104344398B (zh) 中间储仓式热风送粉制粉系统
WO2020182012A1 (zh) 多级悬浮预热水泥窑炉系统及其控制方法
JPS5911545B2 (ja) ポルトランドセメント製造及び廃棄物の利用
JP5014044B2 (ja) 固体燃料粉砕供給装置と方法
JP5753585B2 (ja) 廃棄物処理設備
CN101265041B (zh) 干排电石渣100%替代天然石灰质原料生产水泥熟料工艺方法
CN206112977U (zh) 一种煤和污泥耦合燃烧发电的混合制粉系统
CN106396441A (zh) 一种水泥窑协同处置生活垃圾产生窑灰的处理装置及方法
US20200392041A1 (en) Clinker production plant and method for producing clinker in such a plant
US9321684B2 (en) Cement clinker manufacturing plant
JP5301185B2 (ja) 廃油系固体燃料の利用方法
JP2010095410A (ja) 廃油系廃棄物の利用方法
JP5207474B2 (ja) 樹脂系廃棄物の利用方法
JP5634726B2 (ja) 廃油系固体燃料の利用方法
JP5634727B2 (ja) セメント焼成設備の燃焼排ガス中のNOx低減方法
CN107162443B (zh) 一种沸腾石灰窑
CN214937071U (zh) 一种在回转窑中处置废弃风机叶片的系统
JP2003206164A (ja) 可燃物の燃料化処理方法及び処理装置
CN206457414U (zh) 一种节能环保自动化石灰竖窑
JP5758083B2 (ja) 廃油系固体燃料の使用方法
CN102654283B (zh) 煤渣粉旋风燃烧系统
CN207729583U (zh) 一种循环流化床锅炉循环灰控制系统
CN101255989A (zh) 带生活垃圾焚烧炉的水泥窑外分解窑

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120606

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5014868

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250