JP5014085B2 - 交差点案内方法及び交差点案内装置 - Google Patents

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Description

本発明は交差点案内方法及び交差点案内装置に係わり、特に、交差点において正規な進行方向より有利な進行方向が存在する場合、該進行方向を正規な進行方向と共に識別可能に表示する交差点案内方法及び交差点案内装置に関する。
車載のナビゲーション装置は地図を表示すると共に、誘導時、目的地までの経路を探索し、探索した経路(誘導経路)を地図上に表示し、車両を目的地に向けて誘導する。かかる車載ナビゲーション装置は、自車が交差点に接近すると交差点拡大図を表示し、該交差点までの距離や該交差点での車両進行方向を矢印で表示し、適宜、音声で案内する。この交差点案内機能によれば、運転手は交差点での進行方向を容易に認識でき、間違いなく誘導経路に沿って運転することができる。
ところで、地域や混雑状況により誘導経路より別の経路のほうが運転時間を短縮できる場合がある。例えば、中国において車両は右側通行であり、米国と同様に交差点で赤信号時でも右折することができる。しかし、中国では左折禁止の交差点が多く、左折方向に行きたい場合は、図12に示すように一旦交差点CRPを通過してからユーターン(Uターン)できる場所UTPでUターして交差点CRSに戻り右折する(図中の経路RT1参照)。かかる直進/Uターン経路は走行距離が長いため、中国では実情として、日本ではモラル的にあまりやらないが、交差点CRPで右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能な場合が多い(図中の経路RT2参照)。このような交差点右折→Uターン→交差点直進の経路に沿って走行しても中国では道路交通法的に違法ではない。
しかし、誘導経路探索では任意の場所でのUターンを推奨していない。このため、誘導経路探索では左折禁止交差点CRPにおいて経路RT1を探索して誘導経路に含ませる。そして、実際の経路誘導に際しては該交差点CRPにおいて直進となるため、該交差点で交差点拡大図による案内を行なわない。このように、誘導経路探索上推奨できなくても、実際は通行可能な経路RT2があり、該経路2を採用したほうが運転時間を短縮できれば、その経路の存在を案内しないのは運転者に不親切である。
また、日本の場合、右折交差点において信号待ちが長くなり、曲がれるまでに長時間待たされる場合がある。かかる場合、直進して迂回した方が運転時間を短縮できることがあるが、従来は、かかる状況であっても、誘導経路が右折である場合、交差点拡大図で右折方向のみの案内をするだけであった。
第1従来技術として車両現在位置から目的地までの2つ以上の経路を常に同時に表示するものがある(特許文献1)。又、第2従来技術として、迂回路を探索し、該探索した迂回路を表示し、選択した迂回路に沿った経路案内をするものがある(特許文献2)。
特許第3116376号 特開2001−227965
しかし、何れの従来技術も交差点案内に際して正規の進行方向より有利な進行方向が存在する場合、該進行方向を正規な進行方向共に交差点拡大図に識別可能に表示するものではない。
また、何れの引用文献も、交差点が左折禁止の場合、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進する経路が存在することを表示するものではない。
また、何れの引用文献も、右折が混雑している場合、該交差点を直進して迂回する時間的に有利な経路が存在することを表示するものではない。
以上から本発明の目的は、交差点案内に際して正規の進行方向より有利な進行方向が存在する場合、該進行方向を正規な進行方向共に交差点拡大図に識別可能に表示することである。
本発明の別の目的は、交差点が左折禁止の場合、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進できる経路の存在を運転手に認識できるようにすることである。
本発明の別の目的は、右折が混雑している場合、該交差点を直進して迂回する時間的に直進経路の存在を運転手に認識できるようにすることである。
・交差点案内方法
本発明は交差点における進行方向を案内する交差点案内方法であり、交差点において正規の進行方向に向かって走行する場合より有利な進行方向が存在するか判断する第1ステップ、存在する場合には、正規な進行方向と共に該有利な進行方向を交差点拡大図に識別可能に表示する第2ステップ、有利な理由を音声出力あるいは表示する第3ステップを有している。
上記第1ステップにおいて、前記交差点が左折禁止であり、誘導経路が該交差点を直進して戻ってきて該交差点を右折する経路であれば、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、右折して直ぐにUターン可能であれば、第2ステップにおいて該右折/Uターン経路を矢印で表示する。
上記第1ステップにおいて、非誘導走行時において前記交差点が左折禁止であれば、該交差点の通過前に左車線に車線変更したか、左ウィンカーが動作したか監視し、左車線に車線変更したとき、あるいは左ウィンカーが動作したとき、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、右折して直ぐにUターン可能であれば、第2ステップにおいて、直進を示す進行方向と共に右折/Uターン経路を矢印で表示する。
上記第1ステップにおいて、正規経路が該交差点を右折する経路である場合、該右折が混雑しているか判断し、混雑している場合には、該交差点を直進して迂回する経路の方が所要時間の点で有利であるか調べ、有利であれば、第2ステップにおいて、誘導経路の進行方向が右折であることを示す矢印と共に、直進矢印を前記交差点拡大図に表示する。
・交差点案内装置
本発明は交差点における進行方向を案内する交差点案内装置であり、交差点において正規の進行方向に向かって走行する場合より有利な進行方向が存在するか判断する制御部、存在する場合には、正規な進行方向と共に該有利な進行方向を識別可能に表示し、かつ、有利な理由を音声出力あるいは表示するための制御を行う交差点案内部、交差点における進行方向を示す交差点拡大図を表示する表示部を備えている。
前記制御部は、前記交差点が左折禁止であり、誘導経路が該交差点を直進して戻ってきて該交差点を右折する経路であれば、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、前記交差点案内部は、右折して直ぐにUターン可能であれば、該右折/Uターン経路を矢印で前記交差点拡大図に表示する制御を行う。
左車線に車線変更したか、あるいは左ウィンカーが動作したかを監視する監視部を備え、前記制御部は、非誘導走行時において前記交差点が左折禁止であり、該交差点の通過前に左車線に車線変更したとき、あるいは左ウィンカーが動作したとき、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、前記交差点案内部は、右折して直ぐにUターン可能であれば、直進を示す進行方向と共に右折/Uターン経路を矢印で前記交差点拡大図に表示する制御を行う。
前記制御部は、正規経路が該交差点を右折する経路である場合、該右折が混雑しているか判断し、混雑している場合には、該交差点を直進して迂回する経路の方が所要時間の点で有利であるか調べ、前記交差点案内部は、有利であれば、誘導経路の進行方向が右折であることを示す矢印と共に、直進矢印を前記交差点拡大図に表示する制御を行う、
ことを特徴とする請求項5記載の交差点案内装置。
以上から本発明によれば、交差点案内に際して正規の進行方向より有利な進行方向が存在するか調べ、存在する場合には該進行方向を正規な進行方向共に交差点拡大図に識別可能に表示するようにしたから、運転手に有利な経路の存在を知らせることができる。
また、本発明によれば、交差点が左折禁止の場合、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進できる経路が存在することを運転手に認識させることができる。
また、本発明によれば、右折が混雑している場合、該交差点を直進して迂回する時間的有利な直進経路が存在することを運転手に認識させることができる。
(A)第1実施例
図1は第1実施例のナビゲーション装置の構成図である。第1実施例では、接近交差点CRPが左折禁止であり(図12参照)、誘導経路が該交差点を直進して戻ってきて該交差点を右折する経路であるとき、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、可能であれば、交差点拡大図に誘導経路と識別可能に該右折/Uターン経路を矢印で表示するものである。
地図記録媒体(CD-ROM、DVDなど)11には地図データが記録されており、必要に応じて読み取られるようになっている。地図データは、誘導経路探索やマップマッチングに際して使用する道路レイヤ、地図上のオブジェクトを表示するための背景レイヤ、地図上の市町村名など文字を表示するための文字レイヤなどから構成されている。操作部12はナビゲーション装置本体10を操作するものでリモコン、操作用のハードキーなどを有している。
GPS受信機13はGPS衛星から送られてくる位置情報を受信して車両の絶対的現在位置を測定する。自立航法センサー14は、車両回転角度を検出するジャイロなどの角度センサー14aと、一定走行距離毎にパルスを発生する距離センサー14bとを備え、自立的に車両の現在位置を推定できるようになっている。ナビゲーション装置10はGPSと自立航法センサーを併用し、適宜マップマッチングを行なって車両現在位置を推定する。
タッチパネル式ディスプレイ装置15はナビゲーション装置10からの指示に従って車両周辺地図、交差点拡大図、その他の案内情報、メニュー等を表示する。また、タッチパネル式ディスプレイ装置15は、スクリーンに表示したソフトキーが押下されたとき所定のコマンドをナビゲーション装置10に入力するようになっている。オーディオ部16は交差点に接近したとき、交差点での案内音声を出力し、車両センサー17は例えば左ウィンカーの動作オン信号を制御部22に入力する。
ナビゲーション装置10において、地図バッファ21は地図記録媒体から読み取った地図データを保存する。制御部22は各インターフェース23〜26を介して入力される各種情報、コマンドに基づいて、(1)車両の現在位置の計算制御、(2)車両周辺の地図データをバッファに読み出す地図読み出し制御、(3)誘導経路探索制御、(4)マップマッチング制御、(5)交差点案内制御等を実行する。地図描画部27は地図バッファ21に読み出された地図データを用いて地図画像を生成してVRAM 28に書込み、画像読み出し部29は制御部22からの指示に従ってVRAM 28から所定の画像部分を切り取って画像合成部30に入力する。
誘導経路メモリ31は、制御部22により探索された目的地までの誘導経路情報、すなわち、誘導経路を構成する全ノードの位置データを出発地から目的地まで通行順に記録する。図2は誘導経路メモリ31の記憶例であり、誘導経路を構成する全ノードの位置データ、通過ノードが交差点であるかを示す交差点フラグ、左折禁止交差点を直進することを示す直進フラグ、交差点でUターンすることを示すUターンフラグ、交差点名称等が記憶されている。
誘導経路描画部32は誘導経路情報を用いて誘導経路画像を発生して画像合成部30に入力し、描画地図上に強調表示する。操作画面発生部33は各種メニュー画面(操作画面)を生成して画像合成部30に入力し、マーク発生部34は車両位置マークやカーソル等の各種マークを生成して画像合成部30に入力する。交差点案内部35は接近中の交差点における案内をディスプレイ画像及び音声で行う。すなわち、実際の経路誘導時に、自車が接近中の交差点より所定距離内に接近した時、該交差点案内図(交差点拡大図、進行方向矢印等)をディスプレイ画面に表示すると共に進行方向を音声で案内する。画像合成部30は、VRAM 28から読み出した地図画像に各種マークや誘導経路画像、交差点拡大図を適宜重ね合わせてディスプレイ画面に表示する。
図3は第1実施例の交差点案内方法の処理フローである。
車両走行時、制御部22は誘導経路メモリ31の直進フラグを参照し、直進する左折禁止交差点CRP(図12)が車両から所定距離内に存在するかチェックし(ステップ101)、所定距離内に存在しなければ初めに戻る。しかし、直進する左折禁止交差点CRPが所定距離内に存在すれば、誘導経路メモリ31のUターンフラグを参照して、該左折禁止交差点CRPの先にUターン経路があるか調べる(ステップ102)。すなわち、誘導経路が左折禁止交差点CRPを直進して戻ってきて該交差点を右折する経路(直進/Uターン経路)が存在するか調べる。
そのような左折禁止交差点が存在しなければ、制御部22は該左折禁止交差点における交差点案内をせず(ステップ103)、次の接近交差点についてステップ101以降の処理を行う。一方、ステップ102において、直進/Uターン経路が存在すれば、制御部22は左折禁止交差点CRPを右折して直ぐにUターンして該左折禁止交差点を直進することが可能であるか調べ(ステップ104)、可能でなければ該左折禁止交差点CRPにおける交差点案内をせず(ステップ103)、次の接近交差点についてステップ101以降の処理を行う。
しかし、ステップ104において、右折して直ぐにUターンして該左折禁止交差点CRPを直進することが可能であれば、該左折禁止交差点を案内対象交差点とし(ステップ105)、交差点案内部35を制御して該交差点CRPの交差点案内拡大図CRELを図4(A)に示すように地図MP上に重ね表示する。すなわち、交差点案内部35は、交差点拡大図CRELに誘導経路の進行方向(直進方向)RT1を推奨表示すると共に、右折して直ぐにUターンして左折禁止交差点CRPを直進する次善経路を本来の進行方向RT1と識別可能に矢印RT2で表示する(ステップ106)。この場合、直進する本来の誘導経路RT1による目的地までの所要時間(47分)と、右折して直ぐにUターンして左折禁止交差点を直進する次善経路RT2による目的地までの所要時間(43分)を示す所要時間画像TIMを地図MPに重ねてディスプレイ画面に表示する。また、制御部22は交差点案内部35を制御してオーディオ部16から図4(B)に示すメッセージ、すなわち以下のメッセージ
“この先の交差点を直進後、次の交差点でUターンです。
右折してすぐUターンすることもできます。
その場合、OO分の短縮になります“
を音声で出力するようにする。
ただし、該メッセージをディスプレイ画面に表示することもできる。又、交差点案内部35は左折禁止交差点通過後に、制御部22からの指示により交差点案内拡大図CRELおよび所要時間画像TIMの表示を停止する。
以上により、運転手は本来の直進経路RT1のほかに、右折して直ぐにUターンして左折禁止交差点を直進する次善の経路RT2があること、及びそのときの運転時間を認識することができ、運転手の判断で該次善の経路RT2に沿った走行を行うことが可能となる。
(B)第2実施例
第1実施例は、左折禁止交差点を直進するよう経路誘導する場合において、該左折禁止交差点において右折/Uターン経路を矢印で表示するが、第2実施例は、非誘導時に右折/Uターン経路を矢印で表示する。すなわち、第2実施例では、非誘導走行時において左折禁止交差点の通過前に左車線に車線変更したとき、あるいは左ウィンカーが動作したとき、運転手が左折を希望しているものと判断し、該左折禁止交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、可能であれば、直進を示す推奨進行方向と共に次善の右折/Uターン経路を矢印で識別可能に表示する。なお、第2実施例のナビゲーション装置の構成は図1と同じである。
図5は第2実施例の交差点案内方法の処理フローである。
非誘導車両走行時、制御部22は車両から所定距離内に交差点CRP(図12)が到来したかチェックし(ステップ201)、所定距離内に到来しなければ、初めに戻って新たな交差点の到来を待つ。しかし、交差点が所定距離内に到来すれば、該交差点が左折禁止交差点であるかチェックし(ステップ202)、左折禁止交差点でなければ初めに戻って、次の交差点についてステップ201以降の処理を行う。一方、ステップ202において、所定距離内に到来した交差点が、左折交差点であれば、以後、左車線に車線変更したか(ステップ203)、左ウィンカーがオン動作したかチェックする(ステップ204)。
左車線に車線を変更せず、しかも、左ウィンカーがオン動作しなければ、まだ運転手が左折禁止交差点を左折する意思がないものとして、交差点案内表示をせず、左折禁止交差点を通過したかチェックする(205)。交差点を通過してなければステップ203以降の処理を繰り返し、運転手の左折の意思を確かめる。そして、左車線に車線を変更せず、しかも、左ウィンカーがオン動作せずに左折禁止交差点を通過すれば、処理を終了し、始めに戻って次の交差点についてステップ201以降の処理を行う。
一方、ステップ203あるいはステップ204において、左車線に車線を変更し、あるいは、左ウィンカーがオン動作すれば、運転手が左折禁止交差点を左折する意思があるものと判断し、制御部22は左折禁止交差点CRPを右折して直ぐにUターンして該左折禁止交差点を直進することが可能であるか調べ(ステップ206)、不可能であれば、初めに戻って、次の交差点についてステップ201以降の処理を行う。
ステップ206において、左折禁止交差点CRPを右折して直ぐにUターンして該左折禁止交差点を直進することが可能であれば、制御部22は交差点案内部35を制御して該交差点CRPの交差点案内拡大図CRELを図6(A)に示すように地図MP上に重ね表示する。すなわち、交差点案内部35は、交差点拡大図CRELに交差点での直進方向RT1を推奨表示すると共に、右折して直ぐにUターンして左折禁止交差点CRPを直進する次善の経路を直進方向RT1と識別可能に矢印RT2で表示する(ステップ207)。この場合、制御部22は交差点案内部35を制御してオーディオ部16から図6(B)に示すメッセージ、すなわち以下のメッセージ
“次の交差点は左折禁止です。
右折してすぐUターンすることもできます。“
を音声で出力するようにする。ただし、該メッセージをディスプレイ画面に表示することもできる。交差点案内部35は、制御部22からの指示により左折禁止交差点通過後に、交差点案内拡大図CRELの表示を停止する。
以上により、運転手は次の交差点が左折禁止交差点であり、該左折禁止交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進する経路RT2があることを認識することができ、運転手の判断で該経路RT2に沿った走行を行うことが可能となる。
(C)第3実施例
第1、第2実施例は、左折禁止交差点(中国の場合)において、該左折禁止交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進する経路(右折/Uターン経路)を示す矢印を、本来の直進方向矢印と同時に表示し、本来の直進経路のほかに右折/Uターン経路が存在する旨を運転手に認識させるものである。第3実施例は、図7に示すように、正規経路NRTが交差点CRPを右折する経路である場合(日本の場合)、該右折が混雑しているか判断し、混雑している場合には、該交差点を直進して迂回する経路CRTの方が所要時間の点で有利であるか調べ、有利であれば、交差点拡大図に本来の右折方向を矢印で推奨表示すると共に直進方向を矢印で次善表示し、かつ、有利な理由を出力する。
図8は第3実施例のナビゲーション装置の構成図であり、図1の第1実施例のナビゲーション装置と同一部分には同一符号を付している。異なる点は、外部から送信される交通情報例えばVICS情報(VICSは商標)を受信するVICS受信機18およびI/F回路18′を設けた点、交差点毎に交差点前の右折停車位置と右折通過時間の対応を記憶する右折通過時間記憶部36を設けた点である。制御部22は、交差点毎に右折のための停車位置と右折通過時間との対応を計測して、その対応を図9に示すように右折通過時間記憶部36に保存する。右折通過時間は、例えば今回の通過時間とそれまでの平均通過時間の平均値とする。なお、右折通過時間を記憶する交差点は予め設定しておくことができる。
図10は第3実施例の交差点案内方法の処理フローである。
車両走行時、制御部22は車両から所定距離内に右折交差点CRP(図7)が到来したかチェックし(ステップ301)、所定距離内に到来しなければ、初めに戻って新たな交差点の到来を待つ。しかし、右折交差点が所定距離内に到来すれば、VICS情報を参照して該右折交差点で混雑しているかチェックし(ステップ302)、混雑してなければ、従来と同様に誘導経路に従った交差点拡大図を地図上に重ねて表示し、右折方向を示す矢印を表示する(ステップ303)。
一方、ステップ302において右折交差点が混雑している場合には、制御部22は、右折交差点を直進して迂回する次善の経路(次候補経路)を探索して該次候補経路の所要時間を計算する(ステップ304)。ついで、制御部22は、交差点を右折する場合の所要時間を、右折通過時間記憶部36に記憶されている右折通過時間を加味して計算し、該次候補経路の所要時間と右折する本来の誘導経路の所要時間を比べる(ステップ305)。右折する誘導経路の所要時間のほうが短ければ、該誘導経路に従った交差点拡大図を地図上に重ねて表示し、右折方向を示す矢印を表示する(ステップ303)。しかし、次候補経路の所要時間の方が短ければ、制御部22は所要時間の差分を算出し(ステップ306)、交差点案内部35を制御して該交差点CRPの交差点案内拡大図CRELを図11(A)に示すように地図MP上に重ね表示する(ステップ307)。すなわち、交差点案内部35は、交差点拡大図CRELに誘導経路の進行方向(右折方向)を示す矢印RDを推奨表示すると共に、直進して迂回する次善の経路を示す矢印SDで識別表示する。この場合、右折する本来の探索経路による目的地までの所要時間(10分)と、直進して迂回する次善の経路による目的地までの所要時間(7分)を示す所要時間画像TIMを地図MPに重ねてディスプレイ画面に表示する。また、制御部22は交差点案内部35を制御してオーディオ部16から図11(B)に示すメッセージ、すなわち以下のメッセージ
“この先の交差点を右折です。
この先の交差点を直進して次の交差点を右折すると1.5Km長くなりますが、XX分の短縮になります。“
を音声で出力するにする。
ただし、該メッセージをディスプレイ画面に表示することもできる。又、交差点案内部35は、制御部22からの指示により交差点通過後に、交差点案内拡大図CRELおよび所要時間画像TIMの表示を停止する。
第3実施例によれば、右折が混雑している場合、該交差点を直進して迂回する時間的有利な直進経路の存在を運転手に認識させることができる。
第1実施例のナビゲーション装置の構成図である。 誘導経路メモリの記憶例である。 第1実施例の交差点案内方法の処理フローである。 第1実施例の交差点案内説明図である。 第2実施例の交差点案内方法の処理フローである。 第2実施例の交差点案内説明図である。 第3実施例の説明図である。 第3実施例のナビゲーション装置の構成図である。 右折通過時間記憶部の記憶例である。 第3実施例の交差点案内方法の処理フローである。 第3実施例の交差点案内説明図である。 従来の問題点説明図である。
符号の説明
10 ナビゲーション装置本体
15 ディスプレイ装置
16 オーディオ部
22 制御部
31 誘導経路メモリ
35 交差点案内部

Claims (4)

  1. 交差点における進行方向を案内する交差点案内方法において、
    交差点において正規の進行方向に向かって走行する場合より有利な進行方向が存在するか判断する第1ステップ、
    存在する場合には、正規な進行方向と共に該有利な進行方向を交差点拡大図に識別可能に表示し、かつ、有利な理由を音声出力あるいは表示する第2ステップを備え、
    前記第1ステップにおいて、前記交差点が左折禁止であり、誘導経路が該交差点を直進して戻ってきて該交差点を右折する経路であれば、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、右折して直ぐにUターン可能であれば、前記有利な進行方向が存在すると判断し、前記第2ステップにおいて、該右折して直ぐにUターンする右折/Uターン経路を前記交差点拡大図に矢印で表示する、
    ことを特徴とする交差点案内方法。
  2. 交差点における進行方向を案内する交差点案内方法において、
    交差点において正規の進行方向に向かって走行する場合より有利な進行方向が存在するか判断する第1ステップ、
    存在する場合には、正規な進行方向と共に該有利な進行方向を交差点拡大図に識別可能に表示し、かつ、有利な理由を音声出力あるいは表示する第2ステップを備え、
    前記第1ステップは、
    非誘導走行時において前記交差点が左折禁止であれば、該交差点の通過前に左車線に車線変更したか、左ウィンカーが動作したか監視するステップ
    左車線に車線変更したとき、あるいは左ウィンカーが動作したとき、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、右折して直ぐにUターン可能であれば、前記有利な進行方向が存在すると判断するステップを備え、
    前記第2ステップにおいて、直進を示す進行方向と共に該右折して直ぐにUターンする右折/Uターン経路を前記交差点拡大図に矢印で表示する、
    ことを特徴とする交差点案内方法。
  3. 交差点における進行方向を案内する交差点案内装置において、
    交差点において正規の進行方向に向かって走行する場合より有利な進行方向が存在するか判断する制御部、
    存在する場合には、正規な進行方向と共に該有利な進行方向を識別可能に表示し、かつ、有利な理由を音声出力あるいは表示するための制御を行う交差点案内部、
    交差点における進行方向を示す交差点拡大図を表示する表示部、
    を有し、前記制御部は、前記交差点が左折禁止であり、誘導経路が該交差点を直進して戻ってきて該交差点を右折する経路であれば、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、
    前記交差点案内部は、右折して直ぐにUターン可能であれば、該右折して直ぐにUターンする右折/Uターン経路を矢印で前記交差点拡大図に表示する制御を行う、
    ことを特徴とする交差点案内装置。
  4. 交差点における進行方向を案内する交差点案内装置において、
    交差点において正規の進行方向に向かって走行する場合より有利な進行方向が存在するか判断する制御部、
    存在する場合には、正規な進行方向と共に該有利な進行方向を識別可能に表示し、かつ、有利な理由を音声出力あるいは表示するための制御を行う交差点案内部、
    交差点における進行方向を示す交差点拡大図を表示する表示部、
    左車線に車線変更したか、あるいは左ウィンカーが動作したかを監視する監視部を備え、
    前記制御部は、非誘導走行時において前記交差点が左折禁止であり、該交差点の通過前に左車線に車線変更したとき、あるいは左ウィンカーが動作したとき、該交差点を右折して直ぐにUターンして該交差点を直進することが可能であるか調べ、
    前記交差点案内部は、右折して直ぐにUターン可能であれば、直進を示す進行方向と共に、該右折して直ぐにUターンする右折/Uターン経路を矢印で前記交差点拡大図に表示する制御を行う、
    ことを特徴とする交差点案内装置。
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