JP5013541B2 - ボルト案内用治具 - Google Patents

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本発明は、対象部品に設けられたボルト挿入孔に、ボルトを案内するボルト案内用治具の改良技術に関する。
周知のように、自動車用エンジンの製造工程で、シリンダーヘッドにカムキャップを組み付ける場合には、シリンダーヘッドにカムキャップがボルトで締め付けられる。このボルトの締付作業の際、作業者は、シリンダーヘッドにカムキャップを位置決めした後、カムキャップに設けられたボルト挿入孔にボルトを手作業で1つずつセットする。この際、カムキャップに設けられたボルト挿入孔は小さく、ボルトを直接セットし難いため、例えば、特許文献1に開示されているようなボルト案内用治具を使用するのが通例とされている。
同文献に開示のボルト案内用治具は、ボルトの挿入方向と直交する方向に沿って接近及び離間可能な一対のガイド板を有し、この一対のガイド板を接近した状態で、ガイド板間にテーパをなすガイド面が形成されるようになっている。そして、このガイド面でボルト先端部をボルト挿入孔に案内した後、一対のガイド板に連結された連結ロッドを操作して一対のガイド板を相互に離反させて、ボルトをボルト挿入孔にセットするようになっている。
特開平10−6149号公報
ところで、上述のように、シリンダーヘッドに、全てのカムキャップをボルトで締め付けるためには、数多くのボルトをボルト挿入孔にセットする必要がある。
しかしながら、特許文献1に開示の治具は、1つのボルト挿入孔毎に一対のガイド板を個別に接近および離反させて、ボルト挿入孔にボルトをセットする態様である。そのため、カムキャップなどのボルト挿入孔が数多く存在する対象部品においては、治具の操作に面倒な作業が強いられるため、作業効率が悪くなる。
本発明は、上記実情に鑑み、ボルト挿入孔を多数有する対象部品でも、その対象部品の各ボルト挿入孔にボルトを容易にセットすることが可能なボルト案内用治具を提供することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明は、対象部品に設けられた複数のボルト挿入孔にボルトを案内する複数のガイド部材を備えたボルト案内用治具であって、前記複数のガイド部材は、対向配置された一対のガイド片と、該一対のガイド片を前記ボルト挿入孔側の互いの対向面が接離するように揺動動作可能に軸支する支点軸と、前記一対のガイド片の一方側のガイド片同士を連結して該一方側のガイド片の前記揺動動作を連動させる第1連結部材と、他方側のガイド片同士を連結して該他方側のガイド片の前記揺動動作を連動させる第2連結部材と、前記第1連結部材に連結された第1リンク部材と、前記第2連結部材に連結された第2リンク部材と、前記第1リンク部材と前記第2リンク部材のそれぞれに連結され、上下方向に昇降動作可能なハンドル部材とを備え、前記一対のガイド片を前記揺動動作により前記ボルト挿入孔側の互いの対向面を接近させた状態で、ガイド片の対向面間に前記ボルトの先端部を前記ボルト挿入孔に向けて案内するテーパ状のガイド孔が形成され、前記一対のガイド片を前記揺動動作により前記ボルト挿入孔側の互いの対向面を離反させた状態で、前記ガイド孔内の前記ボルト前記ボルト挿入孔側に排出され、前記第1リンク部材および前記第2リンク部材は、前記ハンドル部材の引き上げ動作を、前記第1連結部材および前記第2連結部材が前記一対のガイド片の前記ボルト挿入孔側の互いの対向面を離反させる動作に運動変換することに特徴づけられる。
このような構成によれば、各ガイド部材の一対のガイド片のボルト挿入孔側の互いの対向面を接近させた状態では、一対のガイド片の相互間にボルトの先端部を、対象部品のボルト挿入孔に案内するテーパ状のガイド孔が形成される。そのため、このガイド孔に沿って、ボルトの先端部をガイド孔の奥へと進出させるだけで、ボルトの先端部を対象部品のボルト挿入孔に向けて案内することができる。そして、複数のガイド部材のうち、一のガイド部材の一対のガイド片を支点軸中心に揺動動作させて、その一対のガイド片のボルト挿入孔側の互いの対向面を離反させると、第1連結部材と第2連結部材とにより、他のガイド部材の一対のガイド片も連動して支点軸中心に揺動動作して、各々の一対のガイド片のボルト挿入孔側の互いの対向面が離反する。すなわち、一のガイド部材の一対のガイド片のボルト挿入孔側の対向面を離反させるだけで、他の全てのガイド部材の一対のガイド片のボルト挿入孔側の対向面を同時に離反させて、各ガイド孔内のボルトを一挙同時にボルト挿入孔側に排出することが可能となる。
以上のように本発明によれば、各ボルト挿入孔を使ってボルト先端部をボルト挿入孔に案内した状態で、個別にガイド部材を操作しなくても、全てのガイド部材の一対のガイド片の揺動動作を連動させて、各ガイド孔内のボルトを一挙同時にボルト挿入孔側に排出して、ボルト挿入孔にセットすることができる。したがって、ボルト挿入孔を多数有する対象部品でも、その対象部品の各ボルト挿入孔にボルトを容易にセットすることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るボルト案内用治具の全体構成を示す平面図であり、図2は、その側面図である。このボルト案内用治具1は、間隔を置いて配置された一対の側部ベース2a,2bの間に、対象部品Wに設けられた複数のボルト挿入孔Waの各々に対応した位置に、ボルトX(図4(a),(b)を参照)を案内するガイド部材3を配置した構成とされている。ここで、対象部品Wとしては、例えば、シリンダーヘッドに位置決めされたカムキャップなどが挙げられる。なお、図中において、4は、対象部品Wの表面に当接される脚部を示し、5は、ボルト案内用治具1を対象部品Wに対して位置決めするための位置決めピンを示している。
各ガイド部材3は、一対の側部ベース2a,2bの対向方向と直交する方向に、互いに対向するように配置された一対のガイド片6a,6bを有している。この一対のガイド片6a,6bは、側部ベース2a,2bの間に両持ち的に固定された第1支点軸7aと、第2支点軸7bによって揺動可能に軸支されている。一対のガイド片6a,6bは、図3(a),(b)に示すように、支点軸7a,7bを中心に揺動させることにより、ボルト挿入孔Wa側となる下方側の互いの対向面8a1,8b1が接近および離反するようになっている。そして、この下方側の互いの対向面8a1,8b1を接近させて当接させた状態で、その対向面8a1,8b1で2分割されるテーパをなすガイド孔9が形成されるとともに、このガイド孔9の下側の開口縁には、直径が一定となるボルト位置決め孔10が形成されるようになっている。このボルト位置決め孔11の直径は、対象部品Wに設けられたボルト挿入孔Waの直径と同一か、或いはそれよりも僅かに小さく設定されている。なお、この実施形態では、図1に示すように、1つのガイド部材3の一対のガイド片6a,6bの対向面8a1,8b1間には、複数(図示例では2つ)のガイド孔9及びボルト位置決め孔10が形成されているが、対向面8a1,8b1間にガイド孔9及びボルト位置決め孔10が1つだけ形成されていてもよい。
各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bのうち、一方側のガイド片6aは、第1作用点軸11aを介して共通の第1連結部材12aに連結されており、他方側のガイド片6bは、第2作用点軸11bを介して共通の第2連結部材12bに連結されている。第1連結部材12aの一端部には、第1作用点軸11aを介して第1リンク部材13aが連結されており、第2連結部材12bの一端部には、第2作用点軸11bを介して第2リンク部材13bが連結されている。そして、下方側が開口した状態で配置されたコ字形のハンドル部材14の一端側が、第1力点軸15aを介して第1リンク部材13aに連結されており、そのハンドル部材14の他端側が、第2力点軸15bを介して第2リンク部材13bに連結されている。これにより、ハンドル部材14の上下方向への昇降動作が、第1リンク部材13aと第2リンク部材13bにより、第1連結部材12aと第2連結部材12bの水平方向の進退動作に変換されるようになっている。
この実施形態では、上述した第1連結部材12a、第2連結部材12b、およびハンドル部材14は、図1に示すように、側部ベース2a,2bと同様に、ボルト案内用治具1の両側方にそれぞれ設けられている。各第1作用点軸11aは、この一対の第1連結部材12a,12aの間に両持ち的に固定されており、各第2作用点軸11bは、一対の第2連結部材12b,12bの間に両持ち的に固定されている。また、側部ベース2a,2bの対向方向にも複数のガイド部材3が列をなして配置されており、当該方向に列をなして配置されたガイド部材3の一対のガイド片6a,6bが、同列上に配置された他のガイド部材3の一対のガイド片6a,6bと共通の支点軸7a,7b及び作用点軸11a,11bにより軸支されている。さらに、一対のガイド片6a,6bに挿通されている第1作用点軸11aと、第2作用点軸11bとの間には、バネなどの弾性部材16が掛け渡されており、作用点軸11a,11bが相互に引き付けられるように付勢されている。なお、この弾性部材16は、少なくとも1つの一対のガイド片6a,6bに挿通されている第1作用点軸11aと、第2作用点軸11bとの間に掛け渡されていれば、その配置位置や配置個数は特に限定されるものではない。
次に、以上のように構成されたボルト案内用治具1の動作を説明する。
まず、図3(a)に示すように、各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bを下方側の互いの対向面8a1,8b1を接近させて当接させた状態では、その対向面8a1,8b1間にテーパ状をなすガイド孔9が形成され、このガイド孔9の下側の開口縁には、直径が一定となるボルト位置決め孔10が形成される。なお、この状態で、一対のガイド片6a,6bの上方側の互いの対向面8a2,8b2は、当接せずに、その対向間隔が上方に向かって漸次拡大するように互いに傾斜している。
そして、図3(a)に示す状態から、ハンドル部材14を上方に引き上げると、第1リンク部材13aは、ハンドル部材14との連結部である第1力点軸15aの上昇により、第1支点軸7aを中心として時計回りに回転する。このとき、この第1リンク部材13aに連結されている第1作用点軸11aは、図中の左方向に水平移動する。そのため、第1連結部材12aは、第1リンク部材13aに連結されている第1作用点軸11aの移動に伴って、図中の左方向に水平移動する。一方、ハンドル部材14を上方に引き上げると、第2リンク部材13bは、ハンドル部材14との連結部である第2力点軸15bの上昇により、第2支点軸7bを中心として反時計回りに回転する。このとき、この第2リンク部材13bに連結されている第2作用点軸11bは、図中の右方向に水平移動する。そのため、第2連結部材12bは、第2リンク部材13bに連結されている第2作用点軸11bの移動に伴って、図中の右方向に水平移動する。その結果、図3(b)に示すように、第1連結部材12aに連結されている一方側のガイド片6aは、それぞれの第1支点軸7aを中心として時計回りに揺動し、第2連結部材12bに連結されている他方側のガイド片6bは、それぞれの第2支点軸7bを中心として反時計回りに揺動する。したがって、ハンドル部材14を上方に引き上げるだけで、各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bの下方側の互いの対向面8a1,8b1が対称的に揺動して離反する。なお、この状態で、一対のガイド片6a,6bの上方側の互いの対向面8a2,8b2は当接する。
この実施形態では、図1に示すように、側部ベース2a,2bの対向方向にも複数のガイド部材3が列をなして配置されているが、当該方向に列をなして配置されたガイド部材3の一対のガイド片6a,6bは、上述したように、同列上に配置された他のガイド部材3の一対のガイド片6a,6bと共通の支点軸7a,7b及び作用点軸11a,11bにより軸支されている。その結果、これらガイド部材3の一対のガイド片6a,6bも、ハンドル部材14を操作したときに連動して揺動動作を行う。
なお、ハンドル部材14を上方に引き上げて、各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bの下方側の互いの対向面8a1,8b1を離反させた後、ハンドル部材14に作用させた引き上げ力を解除した場合には、第1作用点軸11aと第2作用点軸11bとの間に掛け渡された弾性部材16の弾性力により、自動的に各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bの下方側の互いの対向面8a1,8b1が再び接近する。
次に、以上のように構成されたボルト案内用治具1を使用して、対象部品Wのボルト挿入孔WaにボルトXをセットする手順を説明する。
まず、対象部品Wの上に、ボルト案内用治具1を載置する。このとき、図2に示すように、側部ベース2a,2bに設けられた脚部4を対象部品Wの表面に当接して各ガイド部材9と対象部品Wとの間の距離を一定にするとともに、位置決めピン5を対象部品Wに挿入し、対象部品Wに対してボルト案内用治具1を位置決めする。
その後、図4(a)に示すように、各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bを下方側の互いの対向面8a1,8b1を接近させて当接させた状態で、ボルト位置決め孔10を対象部品Wのボルト挿入孔Waと整合させる。そして、この状態で、上方からボルトXを各ガイド孔9内に下降させることにより、ボルトXの軸部先端をガイド孔9の傾斜に沿って移動させ、対象部品Wのボルト挿入孔Waへ誘導する。このとき、ボルトXは、その軸部の一部がボルト位置決め孔10を通して対象部品Wのボルト挿入孔Wa内に挿入され、その頭部がガイド孔9に係合した吊り下げ状態で保持される。
そして、各ガイド孔9に上述のようにボルトXを吊り下げ状態で保持してから、ハンドル部材14を上方に引き上げると、図4(b)に示すように、各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bが、支点軸7a,7bを中心として揺動して、ボルト挿入孔Wa側の互いの対向面8a1,8b1を離反し、ガイド片6a,6bの下方側の対向面8a1,8b1の相互間からボルトXが落下する。したがって、対象部品Wのボルト挿入孔Wa内にボルトXを一挙同時にセットすることが可能となる。
以上のような本実施形態に係るボルト案内用治具1によれば、各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bの下方側の互いの対向面8a1,8b1を接近させた状態では、一対のガイド片6a,6bの相互間にボルトXの先端部を、対象部品Wのボルト挿入孔Waに向けて案内するテーパ状のガイド孔9が形成される。そのため、このガイド孔9に沿って、ボルトXの先端部をガイド孔9の奥へと進出させるだけで、ボルトXの先端部を対象部品Wのボルト挿入孔Waに案内することができる。そして、ハンドル部材14を上方に引き上げると、第1連結部材12aと第2連結部材12bとの動作により、全てのガイド部材3の一対のガイド片6a,6bが連動して支点軸7a,7bを中心に揺動し、各一対のガイド片6a,6bの下方側の互いの対向面8a1,8b1を離反させる。すなわち、ハンドル部材14を上方に引き上げるだけで、全てのガイド部材3の一対のガイド片6a,6bのボルト挿入孔Wa側の対向面8a1,8b1を同時に離反させることが可能となる。したがって、各ガイド孔9を使ってボルトXの先端部をボルト挿入孔Waに案内した状態で、個別にガイド部材3を操作しなくても、各ガイド孔9内のボルトXを一挙同時にボルト挿入孔Wa側に排出して、ボルト挿入孔Waに容易にセットすることができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の形態で実施することが可能である。例えば、上記の実施形態では、各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bの下方側の互いの対向面8a1,8b1を接近させて当接させた状態で、その対向面8a1,8b1間にテーパをなすガイド孔9が形成され、このガイド孔9の下側の開口縁に一定の径をなすボルト位置決め孔10が形成される場合を説明したが、このボルト位置決め孔10は適宜省略することができる。すなわち、各ガイド部材3の一対のガイド片6a,6bの下方側の互いの対向面8a1,8b1間に、テーパ状をなすガイド孔9のみが形成されるようにしてもよい。この場合、ガイド孔9の下方側開口部の直径は、対象部品Wのボルト挿入孔Waの直径と同一か、或いはそれよりも僅かに小さく設定されることが好ましい。
本発明の一実施形態に係るボルト案内用治具の全体構成を示す平面図である。 図1に示すボルト案内用治具の側面図である。 (a)は、本実施形態のボルト案内用治具の初期の動作状態を説明するための概略図であって、(b)は、そのボルト案内用治具の終盤の動作状態を説明するための概略図である。 (a)は、本実施形態のボルト案内用治具を使用してボルト挿入孔にボルトをセットする手順の初期の動作状況を説明するための概略図であって、(b)は、ボルト挿入孔にボルトをセットする手順の終盤の動作状況を説明するための概略図である。
符号の説明
1 ボルト案内用治具
2a,2b 側部ベース
3 ガイド部材
4 脚部
5 位置決めピン
6a,6b ガイド片
7a,7b 支点軸
8a1,8b1 ボルト挿入孔側の対向面
9 ガイド孔
10 ボルト位置決め孔
11a,11b 作用点軸
12a,12b 連結部材
13a,13b リンク部材
14 ハンドル部材
15a,15b 力点軸
16 弾性部材

Claims (1)

  1. 対象部品に設けられた複数のボルト挿入孔にボルトを案内する複数のガイド部材を備えたボルト案内用治具であって、
    前記複数のガイド部材は、対向配置された一対のガイド片と、該一対のガイド片を前記ボルト挿入孔側の互いの対向面が接離するように揺動動作可能に軸支する支点軸と、前記一対のガイド片の一方側のガイド片同士を連結して該一方側のガイド片の前記揺動動作を連動させる第1連結部材と、他方側のガイド片同士を連結して該他方側のガイド片の前記揺動動作を連動させる第2連結部材と、前記第1連結部材に連結された第1リンク部材と、前記第2連結部材に連結された第2リンク部材と、前記第1リンク部材と前記第2リンク部材のそれぞれに連結され、上下方向に昇降動作可能なハンドル部材とを備え、
    前記一対のガイド片を前記揺動動作により前記ボルト挿入孔側の互いの対向面を接近させた状態で、ガイド片の対向面間に前記ボルトの先端部を前記ボルト挿入孔に向けて案内するテーパ状のガイド孔が形成され、
    前記一対のガイド片を前記揺動動作により前記ボルト挿入孔側の互いの対向面を離反させた状態で、前記ガイド孔内の前記ボルト前記ボルト挿入孔側に排出され、
    前記第1リンク部材および前記第2リンク部材は、前記ハンドル部材の引き上げ動作を、前記第1連結部材および前記第2連結部材が前記一対のガイド片の前記ボルト挿入孔側の互いの対向面を離反させる動作に運動変換することを特徴とするボルト案内用治具。
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