JP4798084B2 - プリント基板への多端子コネクタの接続装置 - Google Patents

プリント基板への多端子コネクタの接続装置 Download PDF

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Description

本発明は、プリント基板に組み付けられる多数のコネクタ端子をそれぞれチャックしてプリント基板に接続する多端子コネクタの接続方法及び装置に関する。
従来の多端子コネクタ2は、図11に示されるように多数の端子2aの端子先端近傍に端子の位置を位置決めするガイドプレート3を有していて、このガイドプレート3によって各端子2aが位置決めされているので、単に多端子コネクタ2のハウジング2bをチャック具4によってチャック保持した状態で多数の端子をプリント基板1に位置決め挿入することにより、多端子コネクタ2をプリント基板1に組み付けている。
しかしながら、このガイドプレート3は、多端子コネクタ2をプリント基板1に組み付ける際に必要とするのであって、組付後は、ガイドプレート3は必要としないものである。近年において、コストダウンおよび軽量化の要望から、ガイドプレート3を廃止することが要求されている。しかしながら、このガイドプレート3を廃止すると端子先端位置がばらついて、端子が挿入できず多端子コネクタ2をプリント基板1に組み付けることができないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガイドプレート無しでも確実に多数の端子をチャック保持し、多端子コネクタをプリント基板に組み付けることができるプリント基板への多端子コネクタの接続方法及びその装置を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載のプリント基板への多端子コネクタの接続方法及びその装置を提供することである。
請求項1に記載のプリント基板への多端子コネクタの接続方法は、ガイドプレート3により位置付けされた多数の端子2aを有する多端子コネクタ2が供給され、この多端子コネクタ2のハウジング2bがチャックされると共に、一対の第1及び第2位置決め爪31A,31Bに形成された各櫛歯31c,31dを各端子2a間に挿入すると共に、一対の第1及び第2位置決め爪を互いに逆方向でかつ水平方向に移動することで、各櫛歯によって、各端子2aをチャック・保持し、この保持した状態でガイドプレート3を多端子コネクタ2から取り外し、次いでこの多端子コネクタ2をプリント基板1に組み付けし、組付後、第1、第2位置決め爪31A,31Bの各櫛歯31c,31dによる各端子2aの保持及びハウジング2bのチャックを解除するようにしたものである。これにより、ガイドプレート3無しでも確実に多端子コネクタ2をプリント基板に組み付けることが可能となり、部品を減らすことができ、コストダウン及び軽量化を達成できる。
請求項2に記載のプリント基板への多端子コネクタの接続装置は、チャック本体部10と、多端子コネクタ2のハウジング2bをチャックするハウジングチャック部20と、多数の端子2aをチャック・保持し、位置決めする端子位置決め部30とを備えていて、ハウジングチャック部20は、一対の第1、第2チャック爪21A,21Bと、これらチャック爪をそれぞれ駆動するチャック爪駆動体22とよりなり、また端子位置決め部30は、それぞれ櫛歯31c,31dが形成されている一対の第1、第2位置決め爪31A,31Bと、これら位置決め爪を水平方向でかつ互いに反対方向に駆動する第1、第2位置決め爪駆動体32A,32Bとよりなっていて、第1、第2位置決め爪の各々の櫛歯を各端子間に挿入した上で第1位置決め爪31A内を第2位置決め爪31Bが移動することにより、多端子コネクタ2の各端子2aが第1、第2位置決め爪の各櫛歯によって挟持されるようになっている。請求項2の発明は、請求項1の方法発明を装置発明としたものであり、その作用効果は、請求項1と同様である。なお、ガイドプレート3によって位置決めされている状態で、多端子コネクタ2の各端子2aが第1、第2位置決め爪31A,31Bによってチャックされ、保持されるので、ガイドプレート3を取り外しても、この位置決め状態が保持された状態で、多端子コネクタ2をプリント基板1に接続することができる。
請求項3の該接続装置は、端子位置決め部30には、更に位置決め本体34が設けられ、この位置決め本体はチャック本体部10によって上下方向に案内され、第1、第2位置決め爪31A,31Bは、位置決め本体34によって水平方向に案内されるようになっているものであり、また請求項4の該接続装置は、端子位置決め部30が更に上下方向駆動体35を有していて、この上下方向駆動体35により位置決め本体34が上下方向に移動可能となっており、位置決め本体34及び第1、第2位置決め爪31A,31Bの下方向への移動により、ガイドプレート3が端子2aの先端位置まで下げられるようになっている。このように、位置決め本体34(第1、第2位置決め爪31A,31B)の下方向の動きにより、ガイドプレート3を端子先端位置まで下げることができ、ガイドプレート3の取外しを容易にしており、また第1、第2位置決め爪31A,31Bの水平方向の動きにより、端子2aを確実にチャック・保持することができる。
請求項5の該接続装置は、第1、第2位置決め爪31A,31Bは、櫛の歯状となっていて、各櫛歯31c,31dには、各端子2aをそれぞれ挟持するための複数の断面円弧状又はV字状の把持部31eが設けられており、これにより、第1、第2位置決め爪により各端子をチャック・保持する際の芯合せが容易となる。
以下、図面に従って本発明の実施の形態であるプリント基板への多端子コネクタの接続方法及びその装置について説明する。図1は、従来技術(b)による多端子コネクタのプリント基板への組付状態と、本発明(a)による多端子コネクタのプリント基板への組付状態とを簡略に説明する図である。即ち、多端子コネクタ2の多数の端子2aはガイドプレート3によって位置付け保持されており、従来においてはこのガイドプレート3を付けたままの状態で多端子コネクタ2をプリント基板1に組み付けしている。これに対して、本発明ではガイドプレート3を多端子コネクタ2から取り外して、この取り外された多端子コネクタ2をプリント基板1に組み付けるものである。なお、図1では3列の端子しか示されてないが、実際には、例えば7列186本の端子が数mmの間隔で設けられている。
図2,3,4は、本発明の実施の形態の多端子コネクタの接続装置の平面図、正面図及び側面図である。本発明のプリント基板への多端子コネクタの接続装置(以下、単に接続装置という)は、ベースとなるチャック本体部10と、多端子コネクタ2のハウジング2bをチャック保持するハウジングチャック部20と、多端子コネクタ2の多数の端子2aを保持し位置決めする端子位置決め部30等より構成されている。
ハウジングチャック部20は、多端子コネクタ2のハウジング2bを両側から挟持してチャック保持する一対の第1及び第2チャック爪21A,21Bと、これらチャック爪21A,21Bを駆動するチャック爪駆動体22とを含んでいる。チャック爪駆動体22は、チャック本体部10にフローテング構造(遊嵌構造)によって取り付けられている。チャック爪駆動体22は、公知の往復直線駆動機構、例えばピストン−シリンダ機構、ボールベアリング機構、ラック−ピニオン機構等を適宜採用できるものであるが、本実施形態では、空気圧を用いるピストン−シリンダ機構が採用されている。従って、チャック爪駆動体22はシリンダであり、図示されていない内部には2つのシリンダ室と2つのピストンとを備えている。各ピストンにそれぞれチャック爪が連動しており、チャック爪駆動体22によって第1、第2チャック爪21A,21Bとは、水平にかつ互いに相反する方向に移動する。即ち、第1、第2チャック爪21A,21Bは、両者の間隔を広げたり、狭めたりするように移動する。
端子位置決め部30は、多数の端子2aを両側から挟持して位置決め保持する一対の第1、第2位置決め爪31A,31Bと、これら第1、第2位置決め爪31A,31Bをそれぞれ駆動する第1、第2位置決め爪駆動体32A,32Bと、これら位置決め爪駆動体32A,32Bの上下方向の動きを水平(横)方向の動きに変えるリンク機構33と、第1、第2位置決め爪31A,31Bを水平方向に案内する位置決め本体34と、この位置決め本体34を上下方向に駆動する上下方向駆動体35とを含んでいる。両位置決め爪駆動体32A,32Bである各々のシリンダは、それぞれチャック本体部10に取り付けられており、各シリンダ内のピストンから延伸しているロッド32aがスプリング32bを介してリンク機構33の一端に連結している。リンク機構33の回動支点33aはチャック本体部10に設けられ、リンク機構33の他端がそれぞれ第1位置決め爪31A及び第2位置決め爪31Bに連結している。従って、位置決め駆動体32A,32Bによりロッド32aが上下方向に動くと、リンク機構33が回動し、位置決め爪31A,31Bを水平方向に動かす。
第1、第2位置決め爪31A,32Bには、それぞれガイド体31a,31bが設けられており、これらガイド体31a,31bは、位置決め本体34に水平に設けられたレール体34aに摺動可能に係合している。従って、第1、第2位置決め爪31A,31Bは、位置決め本体34によって水平方向に案内される。
上下方向駆動体35は、その駆動体であるシリンダがチャック本体部10に取り付けられていて、シリンダ35内のピストンから延伸する駆動ロッド35aの先端が位置決め本体34に固着されている。位置決め本体34はガイド部34aを有していて、このガイド部34aがチャック本体部10の垂直レール体11に摺動可能に係合している。従って、上下方向駆動体35が駆動され、駆動ロッド35aの上下方向の動きに伴って、位置決め本体34及び第1、第2位置決め爪31A,31Bもまた上下方向に動く。この上下方向駆動体35によって、第1、第2位置決め爪31A,31Bを端子2a間に挿入することが可能となると共に、ガイドプレート3を端子2aの先端位置まで押し下げることが可能となる。
なお、上記した上下方向及び水平方向の動きは、mm単位で行われるものである。
図5は、第1位置決め爪の正面図と側面図である。第1位置決め爪31Aは、図に示されるように櫛の歯状に形成されていて、各櫛歯31cはU字形状をしている。したがって、第1位置決め爪31Aの内部は貫通した中空となっている。各櫛歯31cのU字形の底部には、端子2aを挟持するための複数の断面円弧状又はV字状の把持部31eが設けられている(図8参照)。また、第1位置決め爪31Aの上面には、2つのガイド体31aが一体に形成されている。なお、第1位置決め爪31Aの中央部より左寄りの櫛歯31cが設けられていない部分31fは、他端子コネクタ2のこの部分に対応する部分に端子2aが設けられていないために、櫛歯31cが抜けた部分31fが形成されているものである。このように、位置決め爪は多端子コネクタに対応して形成されている。
図6は、第2位置決め爪の正面図と側面図である。この第2位置決め爪31Bもまた櫛の歯状に形成されていて、この場合、各櫛歯31dは板状である。第2位置決め爪31Bにも、第1位置決め爪31Aと同様に各櫛歯31dには、端子2aを挟持するための複数の断面円弧状又はV字状の把持部31eが設けられている(図8参照)。また、第2位置決め爪31Bにも、第1位置決め爪31Aと同じ位置に櫛歯31dが設けられていない部分31fが形成されている。
図7は、第1位置決め爪と第2位置決め爪との組み合わせを示す斜視図である。図から解るように第2位置決め爪31Bは、第1位置決め爪31A内に内挿される形で組み合わされる。第1位置決め爪31Aと第2位置決め爪31Bとが組み合わされた後、第2位置決め爪31Bにも第1位置決め爪31Aと同様に2つのガイド体31bが取り付けられる。4つのガイド体31a,31bは交互に間隔をあけて設けられていて、この間隔分だけ、第1、第2位置決め爪31A,31Bが相互に摺動できるようになっている。
図8は、第1、第2位置決め爪によって端子をチャックして位置決めする状況を説明する図であり、(a)は端子のチャック時の正面図であり、(b)は端子のチャック時の平面図であり、(c)は、端子のアンチャック時の平面図である。即ち、各端子2a間に第1、第2位置決め爪31A,31Bが挿入されるときは、図8(c)に示すように第1位置決め爪31Aの櫛歯31cと第2位置決め爪31Bの櫛歯31dとは、挿入が容易に行えるようにするため、略重なった状態にある。挿入後、第1位置決め爪31Aと第2位置決め爪31Bとは、各々の駆動体である第1、第2位置決め爪駆動体32A,32Bによって駆動され、互いに逆方向でかつ水平方向に移動される。これにより、図8(a)及び図8(b)に示されるように、多端子コネクタ2の各端子2aが、第1位置決め爪31Aと第2位置決め爪31Bの把持部31eによって挟持され、保持される。なお、本実施形態では、端子2a間の間隔は略3mmである。
図9は、本発明の実施の形態のプリント基板への多端子コネクタの接続方法の手順を示すフローチャートである。まず、ステップS1でガイドプレート3によって位置付けされた多数の端子2aを有する多端子コネクタ2が供給される。次いでステップS2で多端子コネクタ2のハウジング2bをハウジングチャック部20の第1、第2チャック爪21A,21Bとでチャックしてプリント基板1に対して位置決めする。ステップS3では、図8に示すように第1、第2位置決め爪31A,31Bを多端子コネクタ2の各端子2a間に挿入して、各端子2aを第1、第2位置決め爪31A,31Bでチャックして保持する。
その後、ステップS4で上下方向駆動体35を駆動して、端子2aを保持した状態のまま第1、第2位置決め爪31A,31Bを下げて、ガイドプレート3を端子2aの先端位置まで押し下げる。これにより、ガイドプレート3が多端子コネクタ2から取り易くなり、従来技術と同様に図示しないロボット等により、チャック本体部10を持ち上げることにより、端子2aが第1、第2位置決め爪により保持され、位置決めされた状態で、ガイドプレート3を容易に多端子コネクタ2から取り外すことができる。
ステップS5では、図示しないロボット等により、チャック本体部10を下降することによって、第1、第2位置決め爪31A,31Bにより保持され、位置決めされている各端子2a及び第1、第2チャック爪21A,21Bによりチャック・保持され、プリント基板1に対して位置決めされている多端子コネクタ2のハウジング2bが、その状態でプリント基板1に組み合わされる。即ち、各端子2aがプリント基板1に挿入される。多端子コネクタ2がプリント基板1に組み合わされた後、ステップS6で第1、第2位置決め爪31A,31Bによる各端子2aの保持を解除し、同時にステップS7で第1、第2チャック爪21A,21Bによる多端子コネクタ2のハウジング2bのチャックを解除し、次の多端子コネクタ2の供給に備える。
図10(a)〜(c)は、本発明の実施形態の多端子コネクタの接続装置によるガイドプレートの取外しの手順を簡単に説明する図である。図10(a)は供給時の多端子コネクタ2の要部拡大図であり、多端子コネクタ2の各端子2aはガイドプレート3によって位置付けされている。図10(b)は、多端子コネクタ2の各端子2aが第1、第2位置決め爪31A,31Bによってチャック・保持されることにより、ガイドプレート3と一緒に各端子2aを位置付けしている。図10(c)は、端子2aを保持した状態の第1、第2位置決め爪31A,31Bを下降して、これでガイドプレート3を端子2aの先端位置まで押し下げている。これにより、ガイドプレート3は容易に多端子コネクタ2から取り外すことができる。
以上、説明したように、本発明においては、ガイドプレート無しでも確実に多端子コネクタをチャック保持し、プリント基板に組み付けることができる。また第1位置決め爪内を第2位置決め爪が移動することにより、両者の櫛歯を重ね合わせた状態にすることができ、両者の櫛歯間の間隔を広くすることができ、端子を確実に位置決めすることができる。更に、端子位置決め部の位置決め本体はチャック本体部に案内され、第1、第2位置決め爪は位置決め本体に案内されることにより、位置決め爪の微小な動きを精度よく制御でき、端子の位置決めができるようになる。
本発明(a)と従来技術(b)の多端子コネクタのプリント基板への組み付けの違いを簡略に説明する図である。 本発明の実施の形態のプリント基板への多端子コネクタの接続装置の平面図である。 図2の多端子コネクタの接続装置の正面図である。 図2の多端子コネクタの接続装置の側面図である。 本発明の第1位置決め爪の正面図と側面図である。 本発明の第2位置決め爪の正面図と側面図である。 図5の第1位置決め爪と図6の第2位置決め爪とを組み合わせた斜視図である。 本発明の第1、第2位置決め爪による多端子コネクタの各端子のチャック及びアンチャックを説明する図である。 本発明の実施の形態のプリント基板への多端子コネクタの接続方法の手順を説明するフローチャートである。 本発明の多端子コネクタの接続方法におけるガイドプレートの取外しの手順を簡略に説明する図である。 従来の多端子コネクタの接続装置を示す図である。
符号の説明
1 プリント基板
2 多端子コネクタ
2a 端子
2b ハウジング
3 ガイドプレート
10 チャック本体部
20 ハウジングチャック部
21A,21B 第1、第2チャック爪
22A,22B 第1、第2チャック爪駆動体
30 端子位置決め部
31A,31B 第1、第2位置決め爪
31a,31b ガイド体
31c,31d 櫛歯
32A,32B 第1、第2位置決め爪駆動体
33 リンク機構
34 位置決め本体
35 上下方向駆動体

Claims (5)

  1. 多数の端子(2a)を有する多端子コネクタ(2)をガイドプレート(3)無しにプリント基板(1)に組み付けする多端子コネクタの接続方法が、以下の段階、
    (a)ガイドプレート(3)により位置付けされた多数の端子(2a)を有する前記多端子コネクタ(2)が供給される段階と、
    (b)前記多端子コネクタ(2)のハウジング(2b)をチャックし、前記プリント基板(1)に対して位置決めする段階と、
    (c)第1及び第2位置決め爪(31A,31B)には、それぞれ櫛歯(31c,31d)が形成されていて、各々の前記櫛歯(31c,31d)を各端子(2a)間に挿入すると共に、第1、第2位置決め爪駆動体(32A,32B)を駆動して、一対の前記第1及び第2位置決め爪を互いに逆方向でかつ水平方向に移動することで、一対の前記第1及び第2位置決め爪の前記櫛歯(31c,31d)によって各端子をチャックし、保持する段階と、
    (d)前記第1、第2位置決め爪の前記櫛歯(31c,31d)が各端子(2a)をチャック、保持している状態で、前記ガイドプレート(3)を前記多端子コネクタ(2)から外す段階と、
    (e)前記多端子コネクタがプリント基板(1)に組み付けされる段階と、
    (f)前記第1、第2位置決め爪の前記櫛歯による各端子(2a)の保持及び前記ハウジング(2b)のチャックを解除する段階と、
    を含むことを特徴とするプリント基板への多端子コネクタの接続方法。
  2. ベースとなるチャック本体部(10)と、
    前記チャック本体部(10)に取り付けられ、多端子コネクタ(2)のハウジング(2b)をチャックするハウジングチャック部(20)と、
    多数の端子(2a)をチャック・保持し、位置決めする端子位置決め部(30)と、
    を備えていて、ガイドプレート(3)無しに多数の端子(2a)を有する多端子コネクタ(2)をプリント基板(1)に接続する装置において、
    前記ハウジングチャック部(20)は、前記ハウジング(2b)を挟持して保持する一対の第1及び第2チャック爪(21A,21B)と、前記第1、第2チャック爪をそれぞれ駆動するチャック爪駆動体(22)とよりなり、かつ
    前記端子位置決め部(30)は、少なくとも前記端子(2a)を位置決めする、それぞれ櫛歯(31c,31d)が形成されている第1及び第2位置決め爪(31A,31B)と、前記第1、第2位置決め爪を水平方向でかつ互いに反対方向に駆動する第1、第2位置決め爪駆動体(32A,32B)とよりなっていて、
    前記第1、第2位置決め爪の各々の櫛歯(31c,31d)を各端子(2a)間に挿入した上で、前記第1位置決め爪(31A)内を前記第2位置決め爪(31B)が水平方向でかつ互いに反対方向に移動することにより、前記多端子コネクタ(2)の各端子(2a)が前記第1、第2位置決め爪の前記各櫛歯(31c,31d)によって挟持されることを特徴とするプリント基板への多端子コネクタの接続装置。
  3. 前記端子位置決め部(30)には、更に位置決め本体(33)が設けられ、
    前記位置決め本体(33)は、前記チャック本体部(10)によって上下方向に案内され、
    前記第1、第2位置決め爪(31A,31B)は、前記位置決め本体(33)によって水平方向に案内されていることを特徴とする請求項に記載のプリント基板への多端子コネクタの接続装置。
  4. 前記端子位置決め部(30)が更に上下方向駆動体(35)を有していて、前記上下方向駆動体により前記位置決め本体(33)が上下方向に移動可能となっており、前記位置決め本体(33)及び前記第1、第2位置決め爪(31A,31B)の下方向への移動により、前記ガイドプレート(3)が、前記端子(2a)の先端位置まで下げられることを特徴とする請求項3に記載のプリント基板への多端子コネクタの接続装置。
  5. 前記第1、第2位置決め爪(31A,31B)の前記各櫛歯(31c,31d)には、各端子(2a)をそれぞれ挟持するための複数の断面円弧状又はV字状の把持部(31e)が設けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載のプリント基板への多端子コネクタの接続装置。
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