JP5013498B2 - 微粒子、微粒子の製造方法、微粒子分散液およびそれを用いた画像表示媒体、装置 - Google Patents

微粒子、微粒子の製造方法、微粒子分散液およびそれを用いた画像表示媒体、装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像表示媒体用電気泳動粒子に適用しうる高分子微粒子、ならびにそれを用いた電気泳動粒子分散液、画像表示媒体及び画像表示装置に関する。
従来、文字や静止画、動画等のいわゆる画像の表示用端末としてCRTや液晶ディスプレイが用いられている。これらはデジタルデータを瞬時に表示し、書き換えることができるが、装置を常に持ち歩くことは困難であり、長時間の作業では眼が疲労したり、電源をオフにしては表示できないなど多くの欠点もある。一方、文字や静止画を書類などとして配布や保存するときは、プリンターにて紙媒体に記録される。この紙媒体は、いわゆるハードコピーとして、広く使用されているものである。ハードコピーは、ディスプレイより文章を読みやすく、疲れにくく、自由な姿勢で読むことができる。さらに、軽量で自由に持ち運びが可能である特徴を有する。しかし、ハードコピーは使用された後は廃棄され、リサイクルされるが、そのリサイクルには多くの労力と費用を要するので省資源の点では問題が残る。
以上のディスプレイとハードコピーの両方の長所を持った書き換えが可能なペーパーライクな表示媒体へのニーズは高く、これまでに高分子分散型液晶、双安定性コレステリック液晶、エレクトロクロミック素子、電気泳動素子等を用いた表示媒体が反射型で明るい表示ができ、かつメモリー性のある表示媒体として注目されている。中でも電気泳動素子を用いたものは、表示品質、表示動作時の消費電力の点で優れており、例えば、特許文献1又は2に開示されている。電気泳動表示媒体では、一組の透明電極の間に、着色した分散媒中に分散媒の色とは異なる色を有する複数の電気泳動粒子を分散させた分散液を封入してある。この場合、その電気泳動粒子(単に泳動粒子とも言う)は、分散媒中で表面に電荷を帯びており、透明電極の一方に泳動粒子の電荷と逆向きの電圧を与えた場合には、泳動粒子がそちらに堆積して泳動粒子の色が観測され、泳動粒子の電荷と同じ向きの電圧を与えた場合には泳動粒子は反対側に移動するため分散媒の色が観測される。これにより表示を行なうことができる。
泳動粒子には表示・非表示状態に関わる白色・着色といった光学的性質と、外部電界に対して速やかに応答して移動するための良好な帯電性能が求められる。このうち紙のような白さを呈するために白色を有する粒子としては専ら光散乱能が高い酸化チタンなどの無機顔料が従来より使用されており、これらをそのまま或いは粒子分散剤などの添加剤を添加して分散安定性を向上させた上で使用されることもあった。しかし、これらの顔料は一般的に完全な絶縁体ではなく、体積抵抗率は絶縁体に比べて小さい。したがって電気泳動表示における外部電界の範囲では電界方向に沿って良好に泳動することは困難であり、特に表示切替の繰り返し安定性の点で劣る。さらに比重が分散媒に比べて著しく大きいため沈降を防ぐことができず、時間と共に表示状態が変化してしまい表示のメモリー性の点で問題があった。一方、絶縁性および比重の観点で帯電粒子としては各種のポリマー粒子が好ましく、外部電界に対しても良好に泳動するものが数多くある。しかし、従来のポリマー粒子には表示材料として満足のいく光学的機能を持った白色粒子はなかった。
これら二つの要求を満たすために特許文献3に開示されているように上記顔料とポリマーを加熱溶融などにより複合化したものを微粉砕したものを利用することが従来より行われている。しかし、この場合でも粒子と分散媒の比重が完全に一致するわけではなく、また粉砕による微粒化には限度があり、粒径が大きいほど泳動速度が遅くなる泳動表示媒体では表示切替速度の点で課題がある。さらに顔料が完全にポリマーに内包されるわけではなく表面にもある程度存在するために粒子の帯電にもバラつきが生じ、完全に上記問題を解決できるわけではない。
特開平5−173194号公報 特許第2612472号公報 特開昭48−31097号公報
本発明の目的は、上記問題を解決し、白色反射率が高く、かつ無機白色顔料に比べて分散媒中で沈降しにくい白色粒子を提供すること、ならびにこの白色粒子を用いて紙のように白色度が高く、且つ表示メモリー性に優れた画像表示媒体、装置を提供することにある。
分散媒中の白色粒子が白色を呈するのは分散媒と粒子の屈折率の差により光が散乱するためであり、その度合いは両者の屈折率の差と相関がある。すなわち分散媒と粒子の屈折率の差が大きいほど白色反射率が高く紙のように白く見えることとなる。酸化チタンは屈折率が大きく、この点で専ら白色泳動粒子として使用されてきた。一方ポリマー粒子の中では屈折率の高いポリスチレンでも屈折率は1.58であり、十分な光散乱を実現することはできなかった。このような課題を解決するために鋭意検討したところ、本発明者は屈折率の高い一般式(I)を含む微粒子を白色泳動粒子に適用することで、これまでより光散乱強度を向上させることができることを見出した。例として、2−ビニルナフタレンは屈折率が1.69であり、有機材料の中ではきわめて大きい。その重合体であるポリビニルナフタレンも屈折率は大きく、散乱強度も大きくなる。すなわちこれまで酸化チタンなどを使用しないと不可能とされていた白色反射率を有機材料で達成することが可能であることを見出した。また電気的性質の観点からも絶縁性が良好なので帯電性が良く、電気泳動粒子として良好に泳動する。また比重が小さいので沈降しにくく、分散安定性が良好である。これは表示素子に適用したときには表示のメモリー性の向上に寄与するものである。
本発明は以上の知見に基づくものである。
即ち、上記課題は、本発明の(1)「少なくとも下記一般式(I)に示される化合物を構成要素とする物質を含むことを特徴とする微粒子;
Figure 0005013498
(ただし、ナフタレン環に結合する任意の水素原子は炭素数1〜12のアルキル基及び/又はハロゲン基の単数又は複数によって置換されていても良い。)」;
(2)「マクロマーをさらに構成要素として含むことを特徴とする前記第(1)項に記載の微粒子」;
(3)「前記マクロマーが下記一般式(II)に示されるシリコーンマクロマーであることを特徴とする前記第(2)項に記載の微粒子」;
Figure 0005013498
(式中、Rは水素原子またはメチル基、R’は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基、nは自然数、xは1〜3の整数を表わす。)」;
(4)「少なくとも上記一般式(I)に示されるモノマーを含むモノマーを重合することにより得られる微粒子の製造方法」;
(5)「前記モノマーを可溶化する溶媒中で重合を行ない、該溶媒に不溶な重合体である粒子を析出させることを特徴とする前記第(4)項に記載の微粒子の製造方法」;
(6)「前記溶媒が非極性有機溶媒であることを特徴とする前記第(4)項又は第(5)項に記載の微粒子の製造方法」;
(7)「前記モノマーにさらに少なくともマクロマーを含むことを特徴とする前記第(4)項乃至第(6)項のいずれかに記載の微粒子の製造方法」;
(8)「マクロマーが前記一般式(II)に示されるシリコーンマクロマーであることを特徴とする前記第(7)項に記載の微粒子の製造方法」;
(9)「少なくとも前記第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記載の微粒子を含む微粒子を非極性溶媒に分散させたことを特徴とする微粒子分散液」;
(10)「所望の間隔を設けて配設された少なくとも一方が光透過性である二つの基板間に、少なくとも前記第(9)項に記載の粒子分散液を含有してなり、前記二基板間に電圧を印加することによる該粒子の電気泳動により表示動作を行なうことを特徴とする画像表示媒体」;
(11)「前記第(10)項に記載の画像表示媒体を構成要素に有することを特徴とする画像表示装置」によって解決される。
前記第(1)項の発明によれば、上記一般式(I)に示される化合物を構成要素として含むことにより、屈折率が高くなるので、散乱強度が高い微粒子を得ることができるという優れた効果が発揮される。
ここで、「一般式(I)に示される化合物を構成要素とする物質を含む」は、該化合物(モノマー)を含む場合と、その重合体を含む場合と、その両方(混合物)を含む場合とを意味し、重合体を含む場合は、該一般式(I)に示される化合物由来の構造部分を有する材料を含むことを意味しているが、便宜上、纏めてこのように表言する。該化合物(モノマー)を含むものとしては、例えば、ポリスチレン微粒子のようなポリマー微粒子に含浸させて微粒子の屈折率を上げるもの、また、特性を損ねない範囲で添加される酸化チタンなどのさらに白色度の高い顔料などが挙げられる。また、本発明における微粒子の好ましい粒径としては50nmから10μmで、白色の電気泳動粒子として特に好ましいのは200nmから1μm(それ以下では光散乱能が低下して白から透明に変化、それ以上では電気泳動速度、あるいは分散媒中での分散安定性が低下)である。さらに、該微粒子中での化合物(I)(モノマー)の好ましい量比は、使用態様や微粒子の光学的性質にもよるが、通常10重量%〜100重量%(ポリビニルナフタレン単独微粒子でもよい)である。
前記第(2)項の発明によれば、微粒子がマクロマーを構成要素として含むので、マクロマー部位と相溶性が高い分散媒中で安定に分散する微粒子が得られるという優れた効果が発揮される。
前記第(3)項の発明によれば、マクロマーが上記一般式(II)に示されるシリコーンマクロマーであるので、特に非極性有機溶媒に安定して分散する微粒子が得られるという優れた効果が発揮される。
前記第(4)項の発明によれば、少なくとも上記一般式(I)に示されるモノマーを含むモノマーを重合することにより粒子を得るので、粒形が小さく散乱強度が高い微粒子を得ることができるという優れた効果が発揮される。
前記第(5)項の発明によれば、モノマーを可溶化する溶媒中で重合を行い、該溶媒に不溶な重合体である粒子を析出させることにより、さらに粒径のばらつきが少なく散乱強度も高い微粒子を得ることができるという優れた効果が発揮される。
前記第(6)項の発明によれば、重合を行なう溶媒が非極性有機溶媒であるので、非極性有機溶媒中で安定に分散する微粒子を得ることができるという優れた効果が発揮される。
前記第(7)項の発明によれば、モノマーにさらに少なくともマクロマーを含むので、マクロマー部位と溶媒との相溶性により、さらに溶媒中で安定に分散する微粒子を得ることができるという優れた効果が発揮される。
前記第(8)項の発明によれば、マクロマーが上記一般式(II)に示されるシリコーンマクロマーであることにより、シリコーン部位と非極性有機溶媒の相溶性により、非極性有機溶媒中でさらに安定に分散する微粒子を得ることができるという優れた効果が発揮される。一般式(II)の「シリコーンマクロマー」の分子量には特に制限はないが、通常、分子量として500から50000程度であり、例えば、x=3で、分子量が1000、5000、10000のものが実際に製品として市販されており、いずれも良好に使用可能である。
前記第(9)項の発明によれば、前記第(1)項乃至第(3)項における微粒子を含む微粒子を非極性溶媒に分散させることにより、粒子の光散乱強度が高く非極性溶媒中での分散安定性も高いので、電気泳動表示に好適な粒子分散液が得られるという優れた効果が発揮される。
前記第(10)項と第(11)項の発明によれば、少なくとも前記第(9)項の粒子分散液を含有してなるので、白色反射率が高く表示メモリー性に優れた画像表示媒体および画像表示装置を提供することができるという優れた効果が発揮される。
本発明の第1の実施の形態において、微粒子は少なくとも一般式(I)に示す化合物を含む。
この一般式を有する化合物はナフタレン骨格に起因する高い屈折率とビニル基に起因する重合反応性を有する。すなわち一般式(I)を含むモノマーから得られる重合体は高い屈折率を有する固体となりうる。一般式(I)に示される化合物の例としては1−ビニルナフタレン、2−ビニルナフタレンなどが挙げられる。また、ナフタレン環に結合する任意の水素原子は屈折率や重合反応時の析出速度を制御する目的で炭素数1〜12のアルキル基及び/又はハロゲン基の単数又は複数によって置換されていても良い。
本発明の第2の実施の形態において、微粒子はマクロマーをさらに構成要素として含む。マクロマーは反応性を有する高分子であり、特に片末端反応型のラジカル重合系マクロマーの重合体は主鎖に対して多くの側鎖が結合した櫛型構造をとる。この櫛型構造部分に溶媒に相溶する性質を持たせることにより、一般式(I)に示される化合物と該マクロマーとの共重合体には上記一般式(I)を含むモノマーから得られる重合体の性質に加えて大きな立体効果が付与されて溶媒に対する分散安定性が増す。このようなマクロマーの例としては、たとえば炭化水素系溶媒に対しては、片末端メタクリロイル基変性ポリメタクリル酸メチル、片末端メタクリロイル基変性ポリメタクリル酸エチル、片末端メタクリロイル基変性ポリメタクリル酸ブチル、片末端メタクリロイル基変性ポリメタクリル酸オクチル、片末端メタクリロイル基変性ポリメタクリル酸ドデシル等が挙げられる。
本発明の第3の実施の形態において、微粒子の構成要素として含まれるマクロマーは一般式(II)に示されるシリコーンマクロマーである。該マクロマーのポリシロキサン部位は非極性有機溶媒、特に脂肪族系炭化水素やシリコーンオイルといった電気泳動画像表示媒体に好適に用いられる分散媒に対して優れた親和性を有するので、該分散媒に対して良好な分散安定性を有する微粒子を得ることができる。
本発明の第4の実施の形態における微粒子の製造方法では、少なくとも一般式(I)に示されるモノマーを含むモノマーを重合する。この一般式を有する化合物はナフタレン骨格に起因する高い屈折率を有するので、微粒子の製造に該モノマーを含むことにより得られる微粒子は高い光散乱強度を有することとなる。
本発明の第5の実施の形態における微粒子の製造方法は、モノマーを可溶化する溶媒中で重合を行い、該溶媒に不溶な重合体である粒子を析出させる、いわゆる分散重合法と呼ばれるものである。このような方法で得られる微粒子はその析出段階での溶媒に対する分散性を制御することにより粒径の比較的揃い、また分散安定性にも優れた粒子となる。分散性を制御する手段としては、公知の分散重合で好適に使用される分散剤を添加したり、後述のマクロマーとの共重合とすることなどが挙げられる。
本発明の第6の実施の形態における微粒子の製造方法では、溶媒が非極性有機溶媒である。本発明の第5の実施の形態における微粒子の製造方法により得られる微粒子は溶媒に対する分散安定性が優れるので、本実施の形態における微粒子の製造方法により得られる微粒子は非極性溶媒中での分散安定性に優れたものとなる。
非極性有機溶媒としてはペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ドデカン等のパラフィン系炭化水素、イソヘキサン、イソオクタン、イソドデカン等のイソパラフィン系炭化水素、流動パラフィン等のアルキルナフテン系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、アルキルベンゼン、ソルベントナフサ等の芳香族炭化水素、ジメチルシリコーンオイル、フェニルメチルシリコーンオイル、ジアルキルシリコーンオイル、アルキルフェニルシリコーンオイル、環状ポリジアルキルシロキサン又は環状ポリアルキルフェニルシロキサン等のシリコーンオイルが挙げられる。
本発明の第7の実施の形態における微粒子の製造方法では、モノマーにさらに少なくともマクロマーを含む。マクロマーは反応性を有する高分子であり、特に片末端反応型のラジカル重合系マクロマーの重合体は主鎖に対して多くの側鎖が結合した櫛型構造をとる。この櫛型構造部分に溶媒に相溶する性質を持たせることにより、一般式(I)に示される化合物と該マクロマーとの共重合体には上記一般式(I)を含むモノマーから得られる重合体の性質に加えて大きな立体効果が付与されて溶媒に対する分散安定性が増す。
本発明の第8の実施の形態における微粒子の製造方法では、マクロマーが一般式(II)に示されるシリコーンマクロマーである。該マクロマーのポリシロキサン部位は非極性有機溶媒、特に脂肪族系炭化水素やシリコーンオイルといった電気泳動画像表示媒体に好適に用いられる分散媒に対して優れた親和性を有するので、該分散媒に対して分散安定性と帯電性を有する微粒子を得ることができる。
本発明の第9の実施の形態において、微粒子分散液は少なくとも本発明の第1乃至第3の実施の形態における微粒子を非極性溶媒に分散させたものである。非極性溶媒には分散粒子の分散性を制御するために分散剤などが必要に応じて添加されることもある。また、分散粒子の電気泳動性能を向上させるために電荷制御剤を加えても良い。電荷制御剤としては、例えば、ジアルキルスルホコハク酸コバルト、ジアルキルスルホコハク酸マンガン、ジアルキルスルホコハク酸ジルコニウム、ジアルキルスルホコハク酸イットリウム、ジアルキルスルホコハク酸ニッケル等のジアルキルスルホコハク酸金属塩;ナフテン酸マンガン、ナフテン酸カルシウム、ナフテン酸酸化ジルコニウム、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸鉄、ナフテン酸鉛、ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸クロム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸マグネシウム、オクタン酸マンガン、オクタン酸カルシウム、オクタン酸酸化ジルコニウム、オクタン酸鉄、オクタン酸鉛、オクタン酸コバルト、オクタン酸クロム、オクタン酸亜鉛、オクタン酸マグネシウム、ドデカン酸マンガン、ドデカン酸カルシウム、ドデカン酸酸化ジルコニウム、ドデカン酸鉄、ドデカン酸鉛、ドデカン酸コバルト、ドデカン酸クロム、ドデカン酸亜鉛、ドデカン酸マグネシウム等の金属石鹸;ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸バリウム等のアルキルベンゼンスルホン酸金属塩;レシチン、セハリン等の燐脂質;n−デシルアミン等の有機アミン類などを使用できる。粒子分散液における固形分の重量割合は、所望の濃度の色が得られるように適宜設定されるが、0.1〜25重量%程度が適当である。これら各成分を非極性溶媒中に加え混合分散することにより粒子分散液を得る。この場合、分散手段としてホモジナイザー、ボールミル、サンドミル、アトライター等公知の分散手段を用いてもよい。
本発明の第10の実施の形態を図1に基づき説明する。
図1において、(1)および(2)は導電層で少なくとも一方は光透過性である。
導電層としてはAl、Ag、Ni、Cu等の金属やITO、SnO、ZnO:Al等の透明導電体をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD法、塗布法等で薄膜状に形成したもの、あるいは導電剤を溶媒あるいは合成樹脂バインダに混合して塗布したものが用いられる。
導電剤としてはポリメチルベンジルトリメチルクロライド、ポリアリルポリメチルアンモニウムクロライド等のカチオン性高分子電解質、ポリスチレンスルホン酸塩、ポリアクリル酸塩等のアニオン性高分子電解質や電子伝導性の酸化亜鉛、酸化スズ、酸化インジウム微粉末等が用いられる。導電層は自体が自己保持機能を有する程度に厚い場合もあるし、図示しない自己保持機能を有する基体上に導電層が設けられている場合もあり、いずれの場合も好適に使用できる。
また、導電層(1)、(2)は、異方導電性を示す層であってもよいし、厚さ方向に導電性部分が貫通したパターン状ないしマルチドット状のセグメントを有する層であってもよい。いずれにおいても導電層(1)、(2)の一部に電源電極をコンタクトすれば導電層(1)、(2)の間に電界を生じさせることが可能となるので、白色ないし着色粒子は確実に移動できる。表示を行なうには導電層(1)、(2)間の電圧印加手段を用意すればよいので、簡便である。
図1において、(3)はマイクロカプセルである。ただし、マイクロカプセルは必須用件ではなくフォトリソグラフィーなどにより微細な隔壁を設けたセル内に後述の粒子分散液を封入しても良い。いずれにせよ2つの電極間を微細な多数のセルで区切った方が重力による粒子の偏りや粒子同士の凝集を防ぐことができるので好ましい。
マイクロカプセルの作製方法としては、コアセルベーション法、相分離法など公知の方法が使用でき特に限定されない。
(4)は白色粒子である。白色粒子としては前記本発明の1乃至3の実施の形態における微粒子が挙げられる。粒子分散液における固形分の重量割合は、所望の濃度の色が得られるように適宜設定されるが、0.1〜25重量%程度が適当である。これら各成分を非極性溶媒中に加え混合分散することにより粒子分散液を得る。この場合、分散手段としてホモジナイザー、ボールミル、サンドミル、アトライター等公知の分散手段を用いてもよい。
図1において、(5)は着色分散媒であり、非極性有機溶媒が白色粒子の色とは異なる色に着色されている。
着色分散媒には分散粒子の分散性を制御するために分散剤などが必要に応じて添加されることもある。使用される染料の例としては、上記分散媒に可溶な油溶性染料が挙げられ、Colour IndexにおいてSolvent dyeに分類される染料が好適に使用される。これらの染料にはアゾ系、アントラキノン系、フタロシアニン系、トリアリルメタン系の各色の染料が存在する。これら油性染料は、例えば、スピリットブラック(SB、SSBB、AB)、ニグロシンベース(SA、SAP、SAPL、EE、EEL、EX、EXBP、EB)、オイルイエロー(105、107、129、3G、GGS)、オイルオレンジ(201、PS、PR)、ファーストオレンジ、オイルレッド(5B、RR、OG)、オイルスカーレット、オイルピンク312、オイルバイオレット#730、マクロレックスブルーRR、スミプラストグリーンG、オイルブラウン(GR、416)、スーダンブラックX60、オイルグリーン(502、BG)、オイルブルー(613、2N、BOS)、オイルブラック(HBB、860、BS)、バリファーストイエロー(1101、1105、3108、4120)、バリファーストオレンジ(3209、3210)、バリファーストレッド(1306、1355、2303、3304、3306、3320)、バリファーストピンク2310N、バリファーストブラウン(2402、3405)、バリファーストブルー(3405、1501、1603、1605、1607、2606、2610)、バリファーストバイオレット(1701、1702)、ヴァリファーストブラック(1802、1807、3804、3810、3820、3830)が代表的なものとして挙げられるが、本発明の目的に反しない限り、ここに記載された染料以外の油性染料又は油溶性染料であっても構わない。
図1において、(6)は接着支持層であり、マイクロカプセルを導電層(1)、(2)間に保持する。接着支持層(6)には導電層に接着する任意の公知の材料が使用できるが、透明であること、また電気的絶縁性に優れることが好ましい。特に無溶剤型の硬化材料が好ましい。このような材料としては光硬化型のエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂が挙げられる。
他の本発明の第10の実施の形態を図2に基づき説明する。
図2において、(4A)、(4B)は白色ないし着色粒子であり、(4A)、(4B)の色および帯電極性はそれぞれ異なる。
図2において、(7)は分散媒であり、無色透明であることが白色ないし着色粒子(4A)、(4B)の色の違いに基づく画像のコントラストに悪影響を与えないので好ましい。分散媒(7)には分散粒子の分散性を制御するために分散剤などが必要に応じて添加されることもある。粒子分散液を構成する白色粒子の例としては、前記白色粒子が挙げられる。着色粒子の例としては、公知の白色以外の電気泳動粒子が挙げられる。
図2において(1)および(2)は導電層で少なくとも一方は光透過性である。導電層としては前記の材料が使用できる。導電層(1)、(2)の一部に電源電極をコンタクトすれば導電層(1)、(2)の間に電界を生じさせることが可能となり、2種の粒子(4A)、(4B)は確実にかつそれぞれ逆方向に移動できる。表示を行なうには導電層(1)、(2)間の電圧印加手段を用意すればよいので、簡便である。
本実施の形態における画像表示媒体を製造するには、上記で得られる粒子分散液含有マイクロカプセルと接着支持層となる接着剤とを混合した混合物を電極基板に塗布し、対向電極基板を張り合わせる。塗布方法としてはブレード、ワイヤーバー、ディッピング、スピンコートなど公知の塗膜形成方法が使用でき、また特に限定されない。これらの工程により簡便に画像表示媒体を製造することが可能となる。
本発明の第11の実施の形態を図3に基づき説明する。
図3に示されるように、本発明の画像表示装置(10)は画像表示媒体(11)を備え、そして、図示しない駆動回路、演算回路、内部メモリ、電源等を備えている。表示媒体における電極は、ドットマトリックスを形成し、指定のドットをON表示することにより、全体として画像を表示する。図3において、(12)は筺体であり、また、(13)は情報入力手段である。
以下、発明を実施例によりさらに詳細に説明する。ただし、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例で用いる部は、全て重量部である。
実施例1
(微粒子の作製)
撹拌機、温度計及び還流冷却器を備えた反応容器にイソパラフィン系炭化水素(エクソン化学 Isopar G)100部に2−ビニルナフタレン(新日鐵化学)10部、シリコーンマクロマー(チッソ サイラプレーンFM0721)1部、アゾビスイソブチロニトリル(和光純薬)0.1部を溶解し、200rpmで攪拌しながら70℃に加熱した。この温度で24時間撹拌し反応を終了したところ、白色微粒子が得られた。
(画像表示媒体の作製と動作)
水290部に尿素10部、レソルシノール1部、エチレン−無水マレイン酸共重合体10部を溶解したものを水酸化ナトリウム水溶液でpHを3.5に調整した。別にイソパラフィン系炭化水素溶媒(エクソン化学 Isopar H)の染料(バイエル マクロレックスブルーRR)飽和溶液30部に上記微粒子6部およびオクタン酸酸化ジルコニウム0.03部を加え超音波分散したものを粒子分散液として調製し、この分散液を上記水溶液に加え、さらにホルムアルデヒド溶液25部を加えて50℃で3時間加熱撹拌した。反応終了後吸引ろ過と水洗、乾燥によりマイクロカプセルを回収した。
上記で得られたマイクロカプセルを紫外線硬化エポキシ樹脂(商品名:スリーボンド 3121)中に分散させ、ITO電極付きガラス基板上にワイヤーバーで塗布した。次にもう一枚のITO電極で電極間が100μmになるように塗布膜を挟み、その後紫外線を照射し硬化させた。
上部ITO電極に−100Vを印加すると、白色微粒子は速やかに上部電極側に電着し、上部基板面から見ると白色に見えた。次に上部電極に+100Vを印加すると、白色微粒子は下部電極側に移動し、上部基板側から見ると染料の色に起因する着色状態が鮮明に見られた。また白色表示時の白色反射率(白色入射光量に対する反射光量の割合)は35%であり、この白色状態を電圧印加しない状態で1日放置したところ白色反射率にほとんど変化はなかった。
比較例1
(画像表示媒体の作製と動作)
白色泳動粒子として酸化チタンを使用した以外は実施例1と同様に画像表示媒体を作製し電圧を印加させて表示切替を行なったところ、白色表示時の白色反射率は初め38%であったが、1日放置したところ20%まで低下した。
実施例2
(微粒子の作製)
反応溶媒としてシリコーンオイル(信越化学 KF96L−1cs)100部を使用した以外は実施例1と同様に微粒子を合成したところ、実施例1と同様に白色微粒子が得られた。
また、黒色粒子としてカーボンブラック(三菱化学 MA100)10部とポリエチレン90部を加熱により溶融混練し微粉砕したものを準備した。
(画像表示媒体の作製と動作)
上記白色微粒子6部と黒色粒子1部をシリコーンオイル30部に加えて超音波分散したものを粒子分散液として調製した以外は実施例1と同様に画像表示媒体を作製した。
この画像表示媒体の上部ITO電極に−100Vを印加すると、白色微粒子は速やかに上部電極側に電着し、一方黒色粒子は下部電極側に移動し、上部基板面から見ると白色に見えた。次に上部電極に+100Vを印加すると、白色微粒子は下部電極側に移動し、一方黒色粒子は上部電極側に移動し、上部基板側から見ると黒色に見えた。また白色表示時の白色反射率は40%であり、この白色状態を電圧印加しない状態で1日放置したところ白色反射率にほとんど変化はなかった。
比較例2
(画像表示媒体の作製と動作)
白色泳動粒子として酸化チタンを使用した以外は実施例1と同様に画像表示媒体を作製し電圧を印加させて表示切替を行なったところ、白色表示時の白色反射率は初め42%であったが、1日放置したところ25%まで低下した。
本発明の一実施の形態を示す画像表示媒体の断面図である。 本発明の他の一実施の形態を示す画像表示媒体の断面図である。 本発明の一実施の形態を示す画像表示装置の模式図である。
符号の説明
1 導電層
2 導電層
3 マイクロカプセル
4、4A、4B 白色ないし着色粒子
5 着色分散媒
6 接着支持層
7 分散媒
10 画像表示装置
11 画像表示媒体
12 筺体
13 情報入力手段

Claims (7)

  1. 少なくとも一般式(1)で表されるモノマーと片末端をメタクリロイル基としたラジカル重合系マクロマーとの共重合体を含み、前記片末端をメタクリロイル基としたラジカル重合系マクロマーが、下記一般式(II)に示されるシリコーンマクロマーであることを特徴とすることを特徴とする微粒子。
    Figure 0005013498
    (ただし、ナフタレン環に結合する任意の水素原子は炭素数1〜12のアルキル基及び/又はハロゲン基の単数又は複数によって置換されていても良い。)
    Figure 0005013498
    (式中、R はメチル基、R ’は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基、nは自然数、xは1〜3の整数を表わす。)
  2. 少なくとも下記一般式(I)に示されるモノマーと片末端をメタクリロイル基としたラジカル重合系マクロマーを共重合することにより得られ、前記片末端をメタクリロイル基としたラジカル重合系マクロマーが、下記一般式(II)に示されるシリコーンマクロマーであることを特徴とする微粒子の製造方法。
    Figure 0005013498
    (ただし、ナフタレン環に結合する任意の水素原子は炭素数1〜12のアルキル基及び/又はハロゲン基の単数又は複数によって置換されていても良い。)
    Figure 0005013498
    (式中、R はメチル基、R ’は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基、nは自然数、xは1〜3の整数を表わす。)
  3. 前記モノマーを可溶化する溶媒中で共重合を行ない、該溶媒に不溶な共重合体である粒子を析出させることを特徴とする請求項に記載の微粒子の製造方法。
  4. 前記溶媒が非極性有機溶媒であることを特徴とする請求項に記載の微粒子の製造方法。
  5. 少なくとも請求項に記載の微粒子を含む微粒子を非極性溶媒に分散させたことを特徴とする微粒子分散液。
  6. 所望の間隔を設けて配設された少なくとも一方が光透過性である二つの基板間に、少なくとも請求項に記載の粒子分散液を含有してなり、前記二基板間に電圧を印加することによる該粒子の電気泳動により表示動作を行なうことを特徴とする画像表示媒体。
  7. 請求項に記載の画像表示媒体を構成要素に有することを特徴とする画像表示装置。
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