JP5013468B2 - 遊技場用点灯装置 - Google Patents
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Description
呼出ランプは、呼出表示以外にも例えば大当りの発生等、対応する遊技機の遊技状態に応じて点灯、点滅を行う演出表示を行うようにも構成されているが、近年では、例えば特許文献1のように複数の遊技機に対応する呼出ランプによって演出表示を行ったり、遊技状態に関わり無く、店内の演出を行う目的で演出表示を行ったりするように構成された呼出ランプも提供されている。
また、前記点灯手段は、呼出表示の開始時、或いは終了時から所定時間以内に前記呼出操作手段が所定回数以上呼出操作を受付けた場合にキャンセル状態となるようにしてもよい(請求項4)。
キャンセル状態となった場合には、演出表示がキャンセルされるので、呼出表示が行われたことを判断できた者(遊技者、或いは従業員)に対して違和感、或いは不快感を与える虞があるが、請求項4の発明によれば、遊技者、或いは従業員が、呼出表示が行われているかを迷っている場合にだけキャンセル状態を発生させられるので、呼出表示を判断できた者に対して煩わしい思いをさせることを低減できる。
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図4を参照して説明する。
図1は、システム全体を概略的に示している。この図1において、パチンコ遊技機1に対応して台毎端末2及び呼出ランプ(遊技場用点灯装置に相当)3が設置されている。2台の台毎端末2及び呼出ランプ3に対応して中継装置4が設置されており、管理装置5は、中継装置4を介して図示しない入力手段に入力した遊技情報信号に基づいてパチンコ遊技機1の稼動状態及び台毎端末2の売上状態を管理するようになっている。
(1)パチンコ遊技機1の遊技領域へ打込まれた玉がその遊技領域に設けられる始動口へと入賞すると、大当り抽選(例えば1/300)を行うと共に、表示部(特定の役物に相当)において当り抽選結果に基づいた図柄変動(特定の役物の動作に相当)を開始し、変動した図柄が確定すると始動信号を出力する。確定した図柄が大当り図柄であった場合は、大入賞口を所定回数開放する大当り状態となる。尚、始動口への入賞に応じて出力される始動入賞信号を始動信号としても良い。また、管理対象を所謂羽根物等のパチンコ遊技機とした場合、始動口への入賞に応じて入賞領域を開放する役物を特定の役物とし、その入賞領域の開放を役物の動作としても良い。
(5)始動口、大入賞口、或いはその他の入賞口に入賞した場合には入賞に応じた玉数分の玉を払い出すと共に、払出した玉数に対応するセーフ信号を出力する(10玉1パルス)。
呼出ランプ3は、通常の処理に加えて表示処理を実行している。
図3は、呼出ランプ3の表示処理を示すフローチャートである。この図3において、呼出ランプ3は、演出フラグが「1」か(A1)、呼出釦8が押下げられたか(A3)、演出表示中か(A14)を判断している。
図4は、呼出ランプ3の演出開始終了判定処理を示している。この図4に示すように、呼出ランプ3は、演出開始条件が成立したかを判断している(B1)。
パチンコ遊技機1の大当りが終了すると、パチンコ遊技機1から出力されていた大当り信号が出力停止する。
呼出ランプ3は、図3に示すように、呼出釦8が押下げられたときは(A3:YES)、呼出表示を開始する(A4)。つまり、第1点灯部9aを赤色で点灯し、第2点灯部9bを白色で点灯する。これにより、呼出表示に気が付いた従業員は、呼出されたパチンコ遊技機1に駆け付け、呼出表示をキャンセルするために呼出ランプ3の呼出釦8を押下げてから、遊技者の要望に対応する。
呼出ランプ3は、呼出釦8が再度押下げられたときは(A5:YES)、演出フラグが「1」かを判断する(A6)。この場合、演出フラグは「1」ではないので(A6:NO)、呼出表示を終了してから(A15)、ステップA1に移行する。
このような実施例によれば、呼出ランプ3は、演出表示中に呼出釦8が押下げられたときは、演出表示を中断して呼出表示を開始し、呼出釦8が再度押下げられたときは、呼出表示を終了し、キャンセル表示してから演出表示を再開するように構成されているので、キャンセル表示により呼出表示の終了と演出表示の再開との区切りが明確となる。従って、従業員は、呼出表示に応じて遊技機へと駆け付けるが呼出表示を確認後、呼出終了操作により呼出表示を終了させた場合に、呼出終了操作に応じて呼出表示を終了したことを明確に把握でき、従業員の無駄な作業を防止することができる。
しかも、このような優れた効果は、呼出ランプ3のソフトの変更で実施することができるので、コストが上昇することなく容易に実施できる。
次に、本発明の第2実施例について図5を参照して説明する。この第2実施例は、遊技者が呼出ランプ3の呼出釦8を押下げたときに、演出表示を終了し、キャンセルを表示してから呼出表示を行うことを特徴とする。
管理装置5、中継装置4を設ける構成としたが、管理装置5等を設けずに構成しても良い。また、複数の呼出ランプ3を中継装置4を介して接続する構成としたが、接続しなくても良い。
キャンセル状態中にキャンセル表示を行うように構成したが、演出表示をキャンセルすれば、呼出ランプ3の点灯部9を全て消灯するように構成しても良い。即ち、遊技者の呼出釦8の押下時に、明確に反応している旨を示すことができればどのような状態をキャンセル状態としても良い。
キャンセル状態で呼出釦8が押下げされた場合に呼出表示を行うように構成したが、呼出表示を行わないように構成しても良い。この場合、誤って呼出釦8が押下げられた場合でも余分な呼出表示を抑制できる。
パチスロ等の他の遊技機に対応しても良い。
Claims (4)
- 呼出操作を受付ける呼出操作手段と、所定の演出表示条件が成立したか否かを判定する演出条件判定手段と、点灯または点滅する点灯手段と、前記呼出操作手段が呼出操作を受付けた場合には、遊技場の従業員を呼出していることを示す呼出表示を行うよう前記点灯手段を制御する一方、前記演出条件判定手段により演出表示条件が成立したと判定された場合には、成立している演出表示条件に対応する演出表示を行うよう前記点灯手段を制御する点灯制御手段とを備えた遊技場用点灯装置であって、
前記点灯制御手段は、前記演出条件判定手段により演出表示条件が成立したと判定された状態で、前記呼出操作手段が呼出操作を受付けた場合に、前記点灯手段を消灯させる、または呼出表示、もしくは成立している演出表示条件に対応する演出表示とは異なるキャンセル表示を前記点灯手段に行わせることで、前記点灯手段が、演出表示、及び呼出表示の内、少なくとも一方をキャンセルするキャンセル状態となるよう前記点灯手段を制御することを特徴とする遊技場用点灯装置。 - 前記点灯手段は、前記呼出操作手段が呼出操作を受付けた場合に呼出表示を開始する一方、呼出表示中に前記呼出操作手段が呼出操作を受付けた場合に呼出表示を終了し、呼出表示の開始前、或いは終了後の少なくとも一方の場合にキャンセル状態となることを特徴とする請求項1記載の遊技場用点灯装置。
- 前記点灯手段は、前記キャンセル状態中は、前記呼出操作手段が呼出操作を受付けても呼出表示を行わないことを特徴とする請求項2記載の遊技場用点灯装置。
- 前記点灯手段は、呼出表示の開始時、或いは終了時から所定時間以内に前記呼出操作手段が所定回数以上呼出操作を受付けた場合にキャンセル状態となることを特徴とする請求項2または3記載の遊技場用点灯装置。
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