JP5012641B2 - 液体塗布方法 - Google Patents

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本発明は、インクなどの液体を対象物上の所定位置に塗布する液体塗布方法に関するものである。
有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)素子の発光層形成工程のような高精度な塗布が必要とされる高精細表示装置の製造工程に用いられる液体塗布装置としてインクジェット装置がある。インクジェット装置は、ピエゾ素子を精密に制御することでインク室からインク液滴を吐出する装置であって、高精度な塗布を実現する方法として広く用いられている。
ところがインクジェット装置は、ピエゾ素子による吐出機構の作り込みと、ピエゾ素子を精密に駆動するための制御系が必要であって非常に高価であった。そのため有機ELの製造コストも高くなるという問題があった。また、インクジェット装置は、その複雑な機構のため装置の安定性が低いという問題があった。
そのため、特にライン状の塗布が必要とされる場合には、ノズルから連続的にインクを吐出するダイコートによる塗布への期待が高まっている。
さらにダイコートにおいて、高精細塗布を実現するために、インクと基板間に電界を印加することによってノズルから吐出されたインクの直径を絞り込む(テーラー・コーン現象)という技術が特許文献1に開示されている。
特開2001−137761号公報
しかしながら、前記ダイコートにおいてインクと基板間に電界を印加してインクを絞り込む技術においては、テーラー・コーンがノズル先端で安定しないという問題があった。これはノズル先端から基板に至る途中の電界がインクや基板の帯電の影響を受け不安定になるためである。
この問題について図7を参照して説明する。
図7(a)はノズルと基板間に電界を印加していないダイコート塗布技術の説明図であって、1はノズル、2はノズル1と対向するように設置された基板、3は基板2を載置する基板ステージである。
図7(a)において、インク5はポンプ(図示せず)によって圧力を加えられ、ノズル孔4から吐出される。吐出されたインク5はノズル孔4付近でメニスカス6を形成した後、対向する基板2に対し塗布される。基板2を設置している基板ステージ3は、駆動機構(図示せず)により紙面垂直方向に運動して基板2上にラインパターンが形成される。これによりノズル孔4の直径と同等の幅のラインが形成される。
図7(b)はノズルと基板間に電界を印加するダイコート塗布技術の説明図である。
図7(b)において、電源7によってノズル1と基板ステージ3間に電圧を印加する。これにより、ノズル1と基板2間に電界が形成される。このときインク5も帯電し、メニスカス6の先端から基板2側に引っ張られる。その結果、テーラー・コーンと呼ばれる尖った先端をもつ紡錘状の形状部分8が発生し、ノズル1から基板2に向かうインク5の直径が絞り込まれる。テーラー・コーンの形成によって、ノズル孔4の径よりも細いラインの塗布が可能となる。
ところが、ノズル1の先端から基板2に至る途中の電界がインク5や基板2の帯電の影響を受けて不安定になりやすいため、これが原因して、図7(c),(d)に示すように、テーラー・コーン8の位置が安定せず、高精細な塗布において問題となる。
特に、今後の高品位有機ELディスプレイなどの製造工程においては、高精細塗布が必要となり、この問題は顕著になってくる。
この問題に対処するため特許文献1には、図8に示したように、針状物20をノズル21と基板22の間に設ける方法が開示されている。この方法では、針状物20により電気力線を制御し、針状物20にインク23を引き寄せ、針状物20を介してインク23を塗布することによりテーラー・コーンの不安定性を補うようにしている。しかしながら、高精細塗布において、ノズル21と基板22の距離を近づける必要があるため、基板22近傍にある針状物20と基板22との接触の可能性が高くなる。これにより製造工程の安定性が低くなり、製造コストが高くなるという問題がある。
前記問題の解決策として、ノズルの孔径を小さくして、テーラー・コーンの位置がばらついても、それが塗布精度に影響が及ばないようにする方法も考えられる。しかしながら、有機ELディスプレイの発光層に使用されるインクのように、揮発性の高い有機溶剤系の液体を塗布する場合や、粒子分を含む液体を塗布する場合、ノズルの孔径を小さくすると極端にノズル孔のつまりが発生しやすくなり、安定した塗布ができなくなるという問題がある。
また、ノズルの孔径を小さくして高精細塗布に対応するためには、ノズルの孔径が10〜30μm程度になるため、特に多孔のノズルを製作する際、ノズル製作コストが高くなり、ひいては有機ELディスプレイの製造コストが高くなるという問題がある。
本発明は、前記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、有機ELの発光層を形成するインクのような液体材料を高精度にかつ安定して、しかも低い製造コストで塗布することを可能にした液体塗布方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、液体を塗布対象物に塗布する液体塗布方法であって、液体を吐出するノズルと、前記液体と前記塗布対象物間に所定電圧を印加する電源とを備え、前記ノズルの先端面のノズル孔から前記ノズル孔の半径方向にずれた位置に、対向する前記塗布対象物に向けて突出する先端が配設される突起を用い、前記ノズルから前記突起に沿わせて液体を吐出させる際、前記ノズルを前記突起が形成された方向に運動させながら前記突起の先端に液溜まりを作り塗布することを特徴とし、突起に沿わせて液体を吐出させながら塗布するので、突起の先端にテーラー・コーンが形成され、テーラー・コーンの位置を安定化させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1記載の液体塗布方法において、前記塗布対象物への液体塗布終了後に、前記液体において使用される溶媒を前記突起に隣接して配置される吐出孔から吐出することにより、突起において液体が固まることを抑制することができる。
本発明によれば、液体を吐出するノズルの先端面のノズル孔中心からずれた位置に、対向する塗布対象物に向けて突出する突起を設け、この突起に沿わせて液体を吐出させながら液体塗布を行うことにより、突起の先端にテーラー・コーンが形成され、テーラー・コーンの位置を安定化させることができる。
その結果、製造コストを低減できるダイコートを用いて有機ELの発光層を形成するインクのような液体材料を高精度にしかも安定に塗布することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、図7にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付した。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における液体塗布装置の構成図であって、以下の実施の形態の説明では有機ELの発光層塗布工程を例にして説明する。
図1(a)は本液体塗布装置の正面断面図であってノズルと基板の相対的な移動方向Aに対して垂直な方向から見た図、図1(b)はノズルと基板の相対的な前記移動方向Aから見た側面図である。本実施の形態において、図7に示す構成と異なるのは、ノズル孔4の中心からずれた位置に、対向する塗布対象物である基板2に向けて突出する突起10を設けた点である。
本液体塗布装置における塗布方法について説明する。
液体であるインク5はポンプ(図示せず)によって圧力を加えられ、ノズル孔4から吐出される。吐出されたインク5はノズル孔4付近でメニスカス6を形成した後、突起10の先端まで濡れ広がり、微小な液溜まりを形成する。
同時に、電源7によってノズル1と基板ステージ3間に電圧を印加する。これにより、ノズル1と基板2間に電界が形成される。このときインク5も帯電し、突起10の先端から基板2側に引っ張られる。その結果、突起10の先端の液溜まりにテーラー・コーン8が発生し、ノズル1から基板2に向かうインク径が絞り込まれる。径が絞り込まれたインク5は、突起10の先端から基板2に向かう電界に沿って、突起10の先端のほぼ真下に精度良く到達して、基板2上に塗布される。
このとき、基板ステージ3は駆動機構(図示せず)によって、ノズル1と相対運動されているので、微細なラインを形成できる。
有機ELの発光層の塗布工程において、基板2はガラス基板に駆動用のTFT(薄膜トランジスタ)などを形成したものあって、その設定条件例としては、ノズル1と基板2間の距離は100〜800μmであり、ノズル孔4の直径は30〜200μmである。このとき円錐状の突起10を設置すると、その円錐の底面の直径は50〜200μmであり、高さはノズル−基板間距離の1/4程度である。また電源(直流電源)7で印加する電圧は0.5KV〜6KVである。
有機ELの発光層の塗布工程で使用されるインクにおいて、溶質としては、ポリフルオレン系,ポリアリーレン系,ポリアリーレンビニレン系,アルコキシベンゼン,アルキルベンゼンなどの高分子材料が挙げられ、溶媒としては、トルエン,キシレン,アセトン,アニソール,メチルエチルケトン,メチルイソブチルケトン,シクロヘキシルベンゼンなどの単独または混合溶媒が挙げられる。ノズル1と基板2の相対的な運動速度は50〜500mm/sである。
前記塗布方法によれば、対向する基板2に向けて突出する突起10の先端にできた微小な液溜まりからテーラー・コーン8が形成されるので、ノズル径4のメニスカス6にできたテーラー・コーン8よりインク径を絞り込むことができ、微細なラインを塗布することができる。
また、突起10の先端の微小な液溜まりからテーラー・コーン8が形成されるので、ノズル孔4のメニスカス6に形成されるテーラー・コーン8よりも位置の不確定性が小さく、高精度に塗布することができる。
また、突起10の先端から基板2に向かう電界は、突起10の電界集中により強化される。インク5は、この電界に沿って基板2に向かうことになるため高精度に塗布される。
これらの効果によって、例えば、有機ELの発光層形成に使用するインクでは、10〜50μmの幅の細線を高い±2μmの位置精度で塗布することができる。
さらに、突起10はノズル孔4からずれた位置にあるため、上記のような揮発性の高い有機溶剤系のインクや、粒子分を含む液体に対してもインク詰まりが発生しないよう十分なノズル孔4の大きさを確保することができる。よって、長時間でも安定に塗布することができる。
図1(a)に示すように、突起10が基板2に対するノズル1の移動方向Aに配置されるように、ノズル1と基板2を相対運動させながら塗布することが望ましい。このようにすることにより、突起10が塗布中に風除けのように作用し、インク5が乾燥してインク5の粘度が変化してしまい塗布が不安定になるのを防ぐことができる。さらに、乾燥したインク5によって突起10の形状が変化し、塗布位置にずれが生じることを防ぐことができる。
さらに、ノズル孔4から繋がるインク5の表面張力によってインクが引っ張られるため、インク5が基板2からの力によって引きちぎられることを防ぐことができる。このことは、特に、連続線を塗布するときに重要である。
図2(a)は実施の形態1におけるノズル先端部分を基板側から見た底面図、図2(b)に図2(a)に示す底面においてインクに対する親液処理と撥液処理を施す部分を示す図である。
図2(b)に示す突起10の周部とノズル孔4とがなす領域、すなわち、図2(b)で横線で示した領域Mには親液処理を施し、それ以外の部分Nには撥液処理を施している。この場合、有機ELの発光層形成工程に使用するインクで、かつノズル材料がステンレス鋼である場合には、親液処理は超音波洗浄やオゾン洗浄などが、また撥液処理はフッ化物塗布やフッ化ガスによるプラズマ処理などが適用できる。
これによってノズル孔4から吐出したインク5を確実に突起10へ導くことができるため塗布の安定性を確保することができる。
本実施の形態では、ノズル1を電源7に接続してインク5を帯電させる方法を用いて説明したが。ノズル1をPTFE(ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化))などの絶縁物で構成し、インク5中に配置した電極によってインクを帯電させてもよい。この場合、ノズル1の前記撥液処理が簡略化できるというメリットがある。
前記実施の形態ではノズル孔4が1つ設けられたノズル1について説明したが、有機ELディスプレイの製造における塗布工程では、図3(a)に示すような多数のノズル孔4を有するノズル1が使用される。また、特に今後発展する高精細ディスプレイに対応するためには、図3(b)のように、千鳥状配置でノズル孔4を設ける構成にすることも考えられる。このような場合でも、本実施の形態の突起10を具備する構成にすることにより、隣のノズル孔4の影響を受けにくく、安定した塗布を行うことができる。
なお、本実施の形態ではノズル1の電位を基板より高くしたが、その逆の極性であってもよい。
参考例
図4(a)は本発明の参考例である液体塗布装置の正面断面図であって、ノズルと基板の相対的な移動方向Aに対して垂直な方向から見た図、図4(b)は参考例におけるノズル部分の斜視図である。
参考例において、ノズル孔4の中心からずれた位置に対向する基板2に向けて突出する実施の形態1における突起10を、パイプ状のノズル11を傾斜をもって切断して形成した先端部11aとした点が実施の形態1と異なる。
このような構成にすると、パイプ状のノズル11から容易に突起を製作することができるため、ノズル11の製造コスト、ひいては本塗布技術を使用して製造する有機ELディスプレイのような電子デバイスのコストを低減することに寄与できる。特に、図4(b)に示すようなノズル孔4が複数の場合、突起としてのノズル11の先端部11aを一括研削や一括切断により容易に形成することができる。
また、ノズル11の加工法としては放電加工で斜めに加工するのが望ましく、放電加工で加工するとカエリができず、高さも揃えることができる。
また、研削加工の用いた場合は、その後、電解研磨するのがよく、電解研磨することによりカエリがなくなり、吐出液体の直進性を向上することができる。
(実施の形態
図5は本発明の実施の形態である液体塗布装置の外観斜視図である。
実施の形態において、ノズル1をノズル孔4を有する第1ノズルパーツ1aと、突起10を有する第2ノズルパーツ1bとに分割して製造し、第1ノズルパーツ1aと第2ノズルパーツ1bとを組み付けてノズル1を完成させている。
このように構成することにより、突起10を平面的な加工で容易に作成することができるため、ノズル1の製造コスト、ひいては本塗布技術を使用して製造する有機ELディスプレイのような電子デバイスのコストを低減することに寄与できる。
本実施の形態では、ノズル1を2つのパーツに分けたが、ノズルパーツの数としては3つ以上でもよい。
(実施の形態
図6(a)は本発明の実施の形態である液体塗布装置の正面断面図であって、ノズルと基板の相対的な移動方向Aに対して垂直な方向から見た図である。
実施の形態において、ノズル1に、突起10に隣接してインク5にて使用されている溶媒13を吐出する吐出孔12を設けた点が実施の形態1と異なる。
図6(b)に示すように、塗布終了後、この溶媒吐出用の吐出孔12から溶媒13を吐出することでインク5が突起10上で固まることを抑制することができる。これによってインク5が突起10上で固まり、突起形状が変化し塗布位置がずれてくることを抑制することができる。よって、高精度塗布を維持することが可能となる。
インク5を吐出し続け突起10上で固まるのを防ぐという方法も考えられるが、特に、有機ELの発光層形成に使用されるインクのように高価なインクを使用する場合は、本実施の形態の構成を用いることで製造コストを低減することができる。
参考例)
参考例を使用した実施例により、より詳細に説明する。
図4に示した注射針タイプのノズル11において、そのパイプ状のノズル11の内径50〜300μm、外径150〜500μm、先端部11aの傾斜角度5〜20°とし、インクにポリフルオレン系、溶媒にシクロヘキシルベンゼンを使用し、温度20℃、吐出量20〜100nL/s、ノズル・基板移動スピード50〜150mm/s、印加電圧0.5〜2KVの条件でテストした結果、基板2上においてバンク幅50〜80μmの間からはみ出すことなく安定的にインクを塗布することができた。また、ノズル詰まりやインク途切れも発生しなかった。
また、突起10をノズル孔4の塗布方向(移動方向A)の後方に配置すると、ノズル先端に大きな液球が形成され、塗布が600μm間隔で不連続になるが、本実施の形態のように前方に配置することにより、そのような液球が形成されず連続的に塗布できることが確認された。
本発明は、製造コストが低い方式で高精度な塗布を可能とすることができるため、有機ELやPDPなどのラインデバイス構造を持つ高精細表示装置などの印刷製造工程に適用できる。
(a)は本液体塗布装置の正面断面図、図1(b)はノズルと基板の相対的な移動方向から見た側面図 (a),(b)は実施の形態1におけるノズル先端部分を基板側から見た底面図 (a),(b)は実施の形態1における複数ノズル孔構造の変形例を示す斜視図 (a)は本発明の参考例である液体塗布装置の正面断面図、(b)は実施の形態2におけるノズル部分の斜視図 本発明の実施の形態である液体塗布装置の外観斜視図 (a)は本発明の実施の形態である液体塗布装置の正面断面図、(b)は実施の形態4におけるノズル部分の断面図 (a)〜(d)は従来の液体塗布技術の問題点の説明図 (a)〜(c)は従来の液体塗布技術の一例の説明図
符号の説明
1,11 ノズル
2 基板
3 基板ステージ
4 ノズル孔
5 インク
6 メニスカス
7 電源
8 テーラー・コーン
10,11a 突起
12 吐出孔
13 溶媒

Claims (2)

  1. 液体を塗布対象物に塗布する液体塗布方法であって、液体を吐出するノズルと、前記液体と前記塗布対象物間に所定電圧を印加する電源とを備え、前記ノズルの先端面のノズル孔から前記ノズル孔の半径方向にずれた位置に、対向する前記塗布対象物に向けて突出する先端が配設される突起を用い、前記ノズルから前記突起に沿わせて液体を吐出させる際、前記ノズルを前記突起が形成された方向に運動させながら前記突起の先端に液溜まりを作り塗布することを特徴とする液体塗布方法。
  2. 前記塗布対象物への液体塗布終了後に、前記液体において使用される溶媒を前記突起に隣接して配置される吐出孔から吐出することを特徴とする請求項1記載の液体塗布方法。
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