JP5012301B2 - 光照射器及び放電ランプ - Google Patents

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Description

本発明は、内部に水銀などの発光物質が封入された放電ランプと、反射ミラーとを筐体内に備えた光照射器に関し、特に、液晶パネル等のディスプレイパネルの組立工程において、2枚の光透過性基板を光硬化型のシール剤で貼り合わせる際に使用する光照射器に関する。また、この光照射器に装着される放電ランプに関する。
液晶画面を構成する液晶パネルは、通常、カラーフィルタ基板とTFT基板とからなる2枚の光透過性基板から構成されている。この液晶パネルは、例えば図8に示すように、一方の光透過性基板81上に、紫外線硬化樹脂であるシール剤82を枠状に形成しておき、その内部に液晶を滴下し、その上に、真空中で他方のガラス基板83を載せて、液晶を拡散処理し、積層状態の基板81,83に、紫外線を照射する光照射装置80からの紫外線を照射して、シール剤82を硬化させることにより、2枚のガラス基板を貼り合わせて(接着して)、製造される。かかる液晶パネルは、テレビやパソコンなどの表示画面に使用するものにおいては、一辺が例えば2000mmを越えるような大面積のガラス基板が使用されており、同図にあるように一枚の基板を分割するように枠状にシール剤を形成し、基板を貼り合わせた後、画郭ごとに基板を分割(切断)して製造されることが多い。なお、同図の光照射装置80においては、例えば、紫外線を放射する放電ランプ84と反射ミラー85とが組み合わされた5つの光照射器86が具備されており、真空状態に置かれた液晶パネルを枚葉ごとに処理する。
以上のような液晶パネルの貼り合せ工程においては、基板表面において紫外線照度にムラがあり、照度が不足して未硬化のシール剤が残った場合、液晶とシール剤とが反応して液晶が動作しなくなり、不良発生の原因となってしまう。一方で、過剰な紫外線照射は、紫外線照射時間が長くなり生産性を低下させるため望ましくない。従って、光照射装置80においては、大面積の被処理物に対して均一な紫外線照射が要求され、この装置に組み込まれる光照射器86においても、それぞれが所期の光放射を確実に達成することが要求され、過不足があってはならない。
ここで、図9を参照して上述の装置に組み込まれる光照射器(86)の一例を、詳細に説明する。
図9は、光照射器を一部断面図で示す、ランプの側面方向から見た説明図である。紫外線を放射する放電ランプ84は、棒状の高圧水銀ランプやメタルハライドランプであり、具体的には、石英ガラスよりなる直管状のガラス管よりなるバルブ841の内部に、当該バルブ841の端部で支持された一対の電極842a,842bを備えてなり、発光物質となる水銀、および必要に応じて鉄などが封入されたものである。
かかる放電ランプ84は、全長が例えば250〜2250mmであり、その両方の端部においてベース90が装着され、筐体87の天井面87Aに固定されたクランプ状の支持部材88A,88Bによって支持されている。
図10は放電ランプの端部の支持部材近傍を拡大して示す(a)斜視図、(b)(a)中のX方向からみた図である。ランプに装着されるベース90は、セラミックスや金属などからなり、形状としては例えば略円柱状であって、一方の端面に穴が開口し、その内部にランプ端部に形成された封止部844が収容され、接着剤Sが充填されて、ランプに固定される。支持部材88Aは、金属よりなる一対の対向配置された支持片89A,89Bから構成されており、一端が固定用ブロックBを介して筐体87に固定された脚部891Aと、この脚部891に連設された断面C字型の狭持部892とからなる。このような、クランプ状の支持部材88Aが、板バネによる付勢力によってベース90の側面を狭圧して保持し、放電ランプを支持している。
特許第3031843号公報 特許第2895340号公報
上記光照射装置においては、被処理物が大面積を有するものである一方、安定した紫外線量が常に要求されるため、ランプと反射ミラーとの位置ずれが生じたり、ランプのパワー不足が生じたりした場合には、基板表面で所定の光量が得られなくなり、シール剤の未硬化を招来して、液晶パネルの歩留まりが悪くなる。しかしながら、従来の装置においては下記のような問題がある。
(1) 第一に、放電ランプを交換した際、ランプを取り付けると電極位置と反射ミラーの焦点の位置がずれて、所望の反射光が得られない場合がある。
すなわち、光照射器には、前図、図8乃至図9に示すように、紙面において放電ランプ84の上方に、当該放電ランプ84からの放射光を被処理物に向けて反射する樋状の反射ミラー85が備え付けられている。この反射ミラー85は断面の曲面が楕円またはパラボラであり、当該装置においては、その焦点(楕円面である場合には第一焦点)とランプの電極軸(アークの中心)とが、長手方向全体に亘って一致するよう配置されるのが理想である。
しかしながら、図10で示すように、支持部材88Aがベース90の側面、すなわち外径を基準として放電ランプ10を支持しているため、ベース90自体の公差によって外径の大きさが変動すると、当該ベース90自身が管軸に対して垂直な方向にずれることがある。この結果、電極先端もまた管軸に対して垂直方向に移動して、電極先端の位置が反射ミラー85の焦点位置からずれ、所期の反射効率が得られなくなる、という問題がある。
このようになると、被処理物に対して照射する紫外線量が低下したり、被処理面においてムラが生じたりして、シール剤の未硬化を招来してしまう。
(2) 第二に、放電ランプの向きが正しく設置されていない場合に、所期の発光特性や配光特性が得られないことがある。
例えば、上述した光照射装置に使用される、いわゆる紫外線ランプにおいては、発光管内部に封入するガスや水銀をバルブに接続した排気管から導入したのち、最終的にこれを封止してバルブを密閉状態として製造する。封止後に形成された残部であるチップ部84Aは特異点であり、直管状のバルブ841のなかでも外方に突出した形状であるため、最冷部となりやすく、ここに水銀などの発光物質がたまり易い。チップ部内に発光物質が過剰に溜まった場合、ランプ点灯時に未蒸発を起こし、所期の発光特性が得られないという不具合を生じる。その結果、予定されたパワーの光が放射されず、シール剤の未硬化を招いてしまう。
ランプは対流などの影響で発光管上部は温まりやすい一方、下側は温まりにくい。チップ部の84A位置を対流などを考慮してバルブの温まりやすい方向、例えば上向きに向けてランプを固定すると、上記問題を解消することができるが、実際の装置ではランプのチップ部84Aの位置確認が煩雑で、しかも、作業者の手による取り付けのため、正しくない方向に取り付けられることがある。加えて、内部に送風して強制的に冷却するものでは、チップ部84Aの位置を風下側に配置させるのが好ましいが、そのようなことをランプ交換時に考慮することは、ランプの取り付け作業がますます煩雑になり、非現実的である。
そこで本発明が解決しようとする課題は、放電ランプを交換しても、常に、電極先端を反射ミラーに対して所期の位置、すなわち、反射ミラーに対して光学上最適な位置に配置することができると共に、放電ランプのバルブの向きを所定の方向に取り付けることができる光照射器を提供することである。
また、上記光照射器に組み込まれるランプを提供することである。
そこで本発明に係る光照射器は、管型のバルブの内部に一対の電極が対向配置された棒状の放電ランプと、前記放電ランプの両方の端部に固定されてなる一対のベースと、前記放電ランプからの光が到達する位置に設けられた反射ミラーと、前記放電ランプおよび前記反射ミラーとを取り囲む筐体と、記筐体に取り付けられ前記放電ランプを支持する一対の支持部材と、を備えた光照射器であって、前記ベースに前記放電ランプの管軸の方向に伸びる穴若しくは突起よりなる係合部が形成され、前記支持部材に前記係合部と係合する突起若しくは穴よりなる被係合部が形成され、前記ベースの係合部と、前記支持部材の被係合部とは、当該放電ランプにおける管軸を中心とした回転方向の位置が一定の位置でのみ係合することを特徴とする。
さらに、一方の係合部は、単一の突起若しくは穴より形成されてなり、対向する電極を結ぶ仮想線上に形成され、前記一方の係合部と係合する被係合部は、前記反射ミラーの焦点を結ぶ線上に形成されていることを特徴とする。
また、さらに、前記係合部は、三以上の突起若しくは穴より形成されてなり、前記係合部を正面からみたときに、前記突起または前記穴を結んで形成される仮想形状が、正多角形とは相違すると共に、非点対称形状であることを特徴とする。
また、さらに、前記係合部は、単一の突起若しくは穴より形成されてなり、当該突起または穴は、正面からみた形状が、円および正多角形とは異なると共に非点対称形状であることを特徴とする。
また、さらに、前記係合部は、二つの突起若しくは穴より構成されてなり、前記係合部を正面からみた形状が、非点対称形状であることを特徴とする。
そして、本発明に係る放電ランプは、管型のバルブの内部に一対の電極が対向配置されると共に水銀が封入された棒状の放電ランプであって、前記放電ランプからの光が到達する位置に設けられた反射ミラーと、被係合部が形成された支持部材とを備えた光照射器に、前記反射ミラーに対して所定の位置関係を有するよう、前記支持部材によって支持される放電ランプであり、前記放電ランプの両方の端部に、当該放電ランプの管軸の方向に伸びる穴若しくは突起よりなる係合部を有する一対のベースが固定され、前記ベースの少なくとも一方の係合部は、当該放電ランプにおける管軸を中心とした回転方向の位置が一定の位置でのみ前記支持部材の被係合部と係合可能となるように形成されていることを特徴とする。
(1)放電ランプの位置、すなわち電極先端の位置決めを、ベースと支持部材に設けた突起と穴からなる係合部によって達成するので、ベース本体の外径の大きさに変動が生じた場合にも、電極先端位置が管軸に対して垂直な方向にずれることがほとんどなく、反射ミラーに対して光学上最適な配置にすることができる。よって、光を最大限に反射することができ、被照射物に対して所期の光を、安定的に照射することができる。
(2)放電ランプを支持部材に装着すると同時にランプの管軸周りの方向性が一義的に決まるため、チップ部などの放電ランプの特異部位を常に所期の方向に配置させることができ、放電ランプの特性を十分に発揮させることができる。
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を具体的に説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態を示す図であり、同図(a)は光照射器を側面方向から見た図、(b)はランプの管軸に対して垂直方向に切断した断面を、模式的に示す図である。
図1において、被照射物は液晶パネル基板Wである。すなわち、透明または半透明の2枚の液晶基板P1,P2の所定個所には、紫外線硬化型のシール剤Qが液晶基板P1,P2間の空間を封止するように塗布されている。そして、この液晶パネル基板Wは保持台である保持プレートRに載置されている。
液晶パネル基板Wの上方には、棒状の放電ランプ10が、その両方の端部に装着されたベース17a,17bが支持部材30,40で支持されることにより、ランプ配置空間23内に中空に保持されている。この放電ランプ10は、例えば、長尺の円筒管状のバルブ11内に水銀と鉄が封入されたメタルハライドランプであり、樋形の反射ミラー20で覆われている。反射ミラー20は、軸に直交する方向の断面が楕円形状であり、放電ランプ10から放射された光を、液晶パネルWに向けて集光しながら反射する。この結果、放電ランプ10の直接光、および反射ミラー20の反射光が液晶パネル基板Wを照射する。
反射ミラー20の背面側、すなわち、紙面においてランプ配置空間23の上方には、冷却用の気流を均一化するために設けられた中空部22が、ランプ配置空間23と連通して形成されており、その先にはダクト24Aを介して吸気ファン24が設置されている。同図中の矢印で示すように、吸気ファン24により吸引された気流が、液晶パネル基板Wから、ランプ配置空間23における放電ランプ10の周囲を流過し、反射ミラー20の内面、中空部22の順に流れることにより、筐体21内部に下方から上方に向かって流過する冷却風が形成される。
図2は、上記放電ランプ10を詳細に説明する側面図である。バルブ11は石英ガラスよりなり、その内部には、例えばタングステンよりなる電極12a,12bが、所定の距離、離間して対向配置されている。各電極12a,12bにおける軸部の後方端部は、バルブ11の端部に形成された封止部13a,13bによって支持されると共に、当該封止部13a,13bに埋設された、モリブデンよりなる金属箔14a,14bに接続されている。そして、この金属箔14a,14bの後方端部には、給電線16a,16bに電気的に接続された外部リード棒15a,15bが接続されている。
なお、上記放電ランプ10における封止部13a,13bは、バルブ11を構成する石英ガラス管を加熱して縮小することにより金属箔14a,14b部分において気密シール部を形成する、いわゆるシュリンクシールによるものである。このシール方法によると、ガラス管(11)と電極12a,12bを同軸に配置して、全体を回転させながら軸の中心方向に収縮させてシールするため、電極12a,12bの先端A,A’は回転軸であるバルブ11の管軸L上に位置される。
放電ランプ10の両方の封止部13a,13bには、セラミック、金属などからなる一対のベース17a,17bが、耐熱性を有する絶縁性無機系の接着剤Sなどによって固定されて装着されている。ベース17a,17bは略円柱状であり、その中心はバルブ11の管軸L上に位置される。これらベース17a,17bには、外側の端面の所定の位置に、係合部18a,18bである係合穴が形成されている。
図3は、放電ランプ10の一端側のベース17aと、放電ランプ10を支持する支持部材30とを拡大して示す図であり、両部材の係合関係を説明する説明用斜視図である。なお、支持部材30は、前図、図1において示すように、ランプ配置空間23の天井面23Aに固定されたブロック状(ないしは板状)の支持体25に、軸部33を介して移動不能に固定されている。
再び図3を参照して支持部材30について詳述する。支持部材30の本体31はセラミックス、金属など適宜の材質よりなり、ランプバルブ11及びベース17aの外径とほぼ等しい直径を有する略円柱体である。この支持部材30の一端面に、放電ランプ10の方向に伸びるよう形成された3つの係合突起321,322,323よりなる係合部32が形成されている。この係合部32に対応するベース17aの係合部18aは、前記突起と係合する係合穴181a,182a,183aより構成されており、係合突起および係合穴はいずれもランプの管軸Lと平行に伸びて形成されている。
図3(b)はベース17aを後方端面からみた正面図である。支持部材30の係合部32(321,322,323)は反射ミラー(20)に対して所定の位置関係を有するように固定的に形成されており、他方、ベース17aの係合部18a(181a,182b,183c)もまた、放電ランプ10の電極先端位置Aに対して所定の位置関係を有するように固定的に形成されている。つまり、支持部材30に放電ランプ10のベース17aが装着されるとすなわち、反射ミラー20に対する放電ランプ10の電極先端Aが確実に決まるようになっている。
具体的には、図1に示すように、支持部材30の係合部32とベースの係合部18aの位置および形状が、当該係合部32,18a同士が互いに結合した場合に、反射ミラー20の焦点を結ぶ線分M上に放電ランプ10の電極先端Aが位置するように予め設定されており、放電ランプ10を支持部材30に取り付けると同時に、放電ランプ10の電極12a,12bの位置(A,A’)を、反射ミラー20の焦点位置に沿って配置できるようになっている。
更に、同図に示すように、ベース17aに設けられた係合穴181a,182b,183cは、これらを仮想線で結んで形成される図形が正三角形とは相違する形状であると共に、非点対称形状になっている。なお、同図において一点破線で示したのは、係合穴181,182を頂点として描いた正三角形である。つまり、係合穴183が正三角形の頂点位置から外れていることがわかる。
この結果、係合突起321,322,323と係合穴181a,182b,183cとは一対一の関係でのみ嵌合して、その他の場合には嵌合しないため、放電ランプ10の回転方向の位置を一義的に決定できるようになる。従って、チップ部11Aの方向を常に所定の方向に位置させることができ、例えば本実施形態のように冷却風の風下側に配置することで過冷却状態を回避することができ、封入物の堆積および未蒸発を防止してランプにおける所期の発光状態を確実に得ることができる。
続いて、図4は、放電ランプ10の他方の封止部14bを拡大して示す図であり、(a)ランプの非取り付け状態の側面図、(b)放電ランプを取り付けた状態を示す斜視図、(c)(b)を管軸を通る面で切断した断面図、である。
支持部材40は、円柱体状の本体41を有し、その先端に円錐状に形成された係合部42と、係合部42の後方にフランジ状に形成された係止部43と、本体41の後端部に形成された解除摘み44とを具備して構成されており、光照射器の隔壁(23A、図1参照)に固定されたブロック状(ないしは板状)の支持体26に設けられた貫通孔26Aの内部に、本体41胴部が挿入されて取り付けられている。本実施形態において支持体26における貫通孔26Aは、例えば反射ミラー(20)における焦点を結んだ線分Mに沿って伸びており、支持部材40の軸もまたこれと同軸に配置されている。
支持部材40には、係合部42と支持体26の間の胴部外周にばね材45が介装されており、放電ランプ10が装着されていない状態では(同図(a)参照)、ばね材45が係止部43をランプ方向へ付勢した状態で解除摘み44が支持体26の外端面に係止されて支持体26に保持される。
放電ランプ10におけるベース17bには、支持部材40の係合部42が係合する係合穴181bが形成されている。この係合穴181bは、例えば、放電ランプ10の対向する電極(12a,12b)を結ぶ仮想線(本形態においては、仮想線は管軸Lと一致する)に沿って形成されており、同図(b)、(c)で示すように前記支持部材40の係合部42と係合関係が達成すると、電極先端A’の位置が反射ミラーの焦点を結ぶ線M上に位置される。
放電ランプ10を取り付ける際、支持部材40における解除摘み44を外方に引いて係合部42を後退させ、放電ランプ10を挿入して、最初に反対側の支持部材(30)にベース(17a)を装着する(図3参照)。そして、解除摘み44を開放してベースの係合穴181bに支持部材40の係合部42を嵌合させる(図4(b)、(c)参照)と、ベース17bがばね材45による付勢力によって押圧されて放電ランプ10が支持部材30,40により狭圧され、光照射器に取着される。
放電ランプ10を交換する際は、支持部材40のばね材45を圧縮するように解除摘み44を外方(矢印方向)に引っ張って支持部材40の係合部42とベース17bとの係合を解除し、古いランプを取り出してから上記と同じ作業を行うと作業が完了する。こうして、面倒な放電ランプ10の位置合わせを一切行うことなく、電極先端A,A’の位置を反射ミラー20の焦点位置に一致させることができると共に、チップ部11Aの位置を冷却風の風下側にして過冷却を防止できる向きに固定でき、簡単かつ確実に、放電ランプ10を交換することができる。
以上説明した、本実施形態にかかる光照射器によれば、放電ランプの位置、すなわち電極先端の位置決めを、ベースと支持部材に設けた係合突起と係合穴からなる係合部によって達成するので、ベース本体の公差により、外径に大きさの変動が生じた場合にも、電極先端位置が管軸に対して垂直な方向にずれることがほとんどなく、反射ミラーを光学上最適な位置上に配置することができる。
これは、係合部を構成する突起と穴とが、ランプの管軸と平行に伸びるように形成されているため、これらの寸法が変動した場合も、電極先端の位置は管軸と平行な方向に移動して垂直方向に移動することがほとんどなく、しかも、電極先端の位置がその前後に移動したとしても、反射ミラーが樋状であるために、焦点と一致するからである。
このように、支持部材と放電ランプとの位置関係が一義的に決定するため、放電ランプを反射ミラーに対して常に所期の位置に配置することができ、電極先端をミラーの焦点の位置に一致させることができる。この結果、係合部と被係合部とが係合したときに、電極の先端が反射ミラーに対して所定の位置、すなわち、反射ミラーに対して光学上最適な位置上に配置されるようになる。
なお、更に優位なのは、本願にかかる光照射器では、発光長が長い棒状のランプと樋状の反射ミラーの組み合わせにより光源部が構成されているため、放電アークの場所が放電ランプの管軸と平行方向に移動したとしても、被照射物に対して大きく影響することがない。
そして、放電ランプに装着されたベースと、支持部材に形成された係合部とは、放電ランプが正規の向き、すなわち、チップ部の位置が最冷部とならないような向きである場合でのみ係合するので、ランプの特異点であるチップ部の位置を確認することなく、常に所期の方向に向けて取り付けることができる。本実施形態のように、チップ部を冷却風の風下側に位置することにより、当該チップ部が最冷部となることが防止されるようになり、封入物が未蒸発になる事態を回避でき、ランプの発光特性を所期のものとすることができる。
以上の結果、本発明にかかる光照射器においては、放電ランプからの放射光を最大限に反射することができると共に、被照射物に対してムラのない安定した光照射を実現することができる。
ところで、上記ベースは、電極の先端位置に対して係合部が常に一定の位置となるように放電ランプに固定される必要がある。その際の電極先端の確認作業は、電極がバルブ内に収容されているため一見煩雑な作業にみえるが、放電ランプの封止部がシュリンクシールにより形成されている場合では、電極先端の位置はバルブの管軸(中心軸)上に配置されるので、バルブの外径から電極の先端位置を想定することができる。つまり、バルブの外径を基準としてベースの位置合わせを行うことができ、これによれば簡単に電極先端とベースの係合部との位置関係を所定の状態に合わせることができる。
以上において、突起の位置および形状は、ランプの方向が一義的に決まるものであれば、この実施形態に限定されることなく適宜である。この実施形態のように係合部を同一形状の突起により形成する場合には、係合部を正面からみたときに、突起または前記穴を結んで形成される仮想形状が、正多角形とは相違する形状に成形すると共に、非点対称形状とする必要がある。つまり、突起が正多角形や点対称形状の頂点の位置に配置された場合には、放電ランプを頂点の個数で等分するよう回転したり、180°回転したりしたときには、係合部同士が係合する場合があるが、非正多角形状および非点対称形状を構成するよう突起を配置すれば、そのような事態を回避できる。
なお、本実施形態のように、係合部を複数の突起と穴の組み合わせにより形成する場合、ベースの中心位置を取り囲むように係合部を点在させると、支持部材によるベースの支持状態が安定して行われるので好ましい。
以上において、一方の支持部材およびベースにおける係合部の態様はこの例にとどまらず適宜変更が可能である。本願発明にかかる係合部の要件について、図面を参照しながら説明する。
図5〜図7はいずれも本発明にかかり、ランプの位置決め機構および回動を抑制するための、ベースと支持部材の係合部の態様を説明する図である。なお、以下の説明において、上述の実施形態ですでに説明した構成と同じ構成については同符号で示して詳細な記載を省略する。
図5(a)は要部を拡大して示す斜視図、(b)はベースを係合穴側からみた正面図である。同図に示す支持部材50もまた、略円柱状の本体52と軸部53とを備えている。本体52の一端面に形成された係合部51は放電ランプ10の管軸L方向に伸びる突起511より構成されており、この例においては、係合部51が単一の突起511にて構成されている。係合突起511は、正面からみた形状が四角形であって、正方形とは異なると共に、ひし形や長方形などのような点対称形状とも異る非点対称の形状をしている。
本実施形態において、支持部材50における係合突起511は、同図においては不図示であるが、反射ミラーに対して所定の位置関係を有しており、一方のベース54の係合穴551もまた、放電ランプ10の電極先端位置Aに対して所定の位置関係を有している。そして、支持部材50の係合部51とベース54の係合部55が互いに結合すると、電極先端位置Aが、反射ミラー(不図示)の焦点を結ぶ線分上に位置する。
この係合突起511と対応する係合部55は、係合突起511が挿入された場合にも緩みがない相似形の穴551よりなり、放電ランプ10が管軸周りに回転した状態では係合することがなく、当該放電ランプ10の方向を一義的に決定することができる。
なお、この実施形態のように、係合部55の中心がベース54の中心Oと概略一致するように係合部55を形成すると、支持部材50でベース54を支持したときに放電ランプ10の軸が安定して良好である。
続いて、図6は、本発明にかかる更に異なる係合部の態様を説明する図であり、(a)斜視図、(b)ベースを係合穴側からみた正面図である。
図6において、支持部材60は、略円柱状の本体62と軸部63とを備えており、本体62の一端面に形成された係合部61もまた、放電ランプ10の管軸Lに対して平行に伸びる係合突起611より構成されており、この例においては、係合部61が、正面から見た図形(すなわち底面の形状)が円と四角とを組み合わせた非点対称の形状をなしており、単一の突起611にて構成されている。支持部材60における係合突起611もまた、反射ミラー(不図示)に対して所定の位置関係を有しており、対応するベース64の係合穴651もまた、放電ランプ10の電極先端位置Aに対して所定の位置関係を有している。そして、支持部材60の係合部61とベース64の係合部65が結合すると、電極先端位置Aが、反射ミラー(不図示)の焦点を結ぶ線分上に位置する。
この係合突起611と対応する係合部65は、係合突起611が挿入された場合にも緩みがない相似形の穴651よりなり、放電ランプ10が管軸周りに回転した状態で係合することがなく、放電ランプが所定の向きである場合にのみ、ランプの係合部同士が嵌合する。このように、係合部の形状を円や多角形以外の任意形状として、非点対称形状としてもよい。
図7は、本発明にかかる更に異なる係合部の態様を説明する図であり、(a)斜視図、(b)ベースを係合穴側からみた正面図である。この実施形態においては、支持部材70の係合部71を、2つの係合突起711,712を形成して構成した例である。なお、同図において72は支持部材70の本体、73はこれに連設された軸部である。
係合突起711,712はいずれも、先端が円錐状に形成された円柱形状であって、互いに径の大きさが異なっている。対応するベース74には、これら係合部711,712と対応する大径の穴751と小径の穴752とからなる係合部75が形成されている。この実施形態にかかる支持部材70の係合突起711もまた、反射ミラー(不図示)に対して所定の位置関係を有しており、対応するベース74の係合穴751,752もまた、放電ランプ10の電極先端位置Aに対して所定の位置関係を有している。そして、支持部材70の係合部71とベース74の係合部75が結合すると、電極先端位置Aが、反射ミラー(不図示)の焦点を結ぶ線分上に位置するようになる。
このような係合部71,75による場合も、ベース74を中心Oの周りに回転させた場合、誤ってベース74の係合穴751,752内に係合突起711,712が挿入されることがなく、ランプの位置を一義的に決定することが可能であり、ランプ取り付け後は回動が不能になるため、ランプバルブを所定の向きに、安定的に保持することができる。
本実施形態のように、係合部をニつの突起若しくは穴より構成する場合には、係合部を正面からみた形状を、非点対称形状にすればよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の構成に限定されず適宜変更が可能であることは言うまでもない。例えば、本発明にかかる光出射器においては、吸気ファンによる冷却機構を備えていため冷却封の風下側にチップ部が位置するよう構成したが、このような構成に限定されないのは言うまでもない。チップ部が最冷部となり難い部位に設けるよう、位置規制すればよく、例えば、冷却機構が具備されていない装置においては、チップ部を垂直上側に向けて対流の影響で温まり易くなるように係合部を設定すればよい。
また、例えば、支持部材の係合部に関して、全て係合突起として説明したが、支持部材の係合部を穴として、ベースの係合部を突起として構成してもよく、それらの組み合わせたものであってもよい。要は互いに所定の係合関係が具備されればよい。また、放電ランプの方向性を規制するための係合部については、上記においては片方の端部にのみ形成した例で説明したが、両方とすることも可能である。また、放電ランプの支持に関しては、放電ランプのベースにばね材を用いて、付勢力により狭圧して保持する例としたが、この例にとどまらず、適宜変更可能であることは言うまでもない。
本発明の第一の実施の形態を示す、(a)光照射器を側面方向から見た図、(b)ランプの管軸に対して垂直方向に切断した断面を模式的に示す図である。 第一の実施形態の放電ランプを詳細に説明する側面図である。 第一の実施形態の要部を拡大して示す、説明用斜視図である。 第一の実施形態の放電ランプの他方の封止部を拡大して示す、(a)ランプの非取り付け状態の側面図、(b)放電ランプを取り付けた状態を示す斜視図、(c)(b)を管軸を通る面で切断した断面図である。 本発明にかかる支持部材の更に異なる態様を説明する図であり、(a)斜視図、(b)ベースを係合穴側からみた正面図である。 本発明にかかる支持部材の更に異なる態様を説明する図であり、(a)斜視図、(b)ベースを係合穴側からみた正面図である。 本発明にかかる支持部材の更に異なる態様を説明する図であり、(a)斜視図、(b)ベースを係合穴側からみた正面図である。 液晶パネルの貼り合せ装置および方法を説明する概念図である。 従来技術にかかる光照射器を一部断面図で示す、ランプの側面方向から見た説明図である。 図9の放電ランプの端部の支持部材近傍を拡大して示す(a)斜視図、(b)(a)中のX方向からみた図である。
符号の説明
10 放電ランプ
11 バルブ
11A チップ部
A,A’ 電極先端
12a,12b 電極
13a,13b 封止部
14a,14b 金属箔
15a,15b 外部リード棒
16a,16b 給電線
17a,17b ベース
18a,18b 係合部
181a,182a,183a 係合穴
181b 係合穴
20 反射ミラー
21 筐体
22 中空部
23 ランプ配置空間
24 吸気ファン
24A ダクト
25 支持体
25A 貫通孔
30 一方の支持部材
31 本体
32 軸部
34 係合部
341 係合突起
40 他方の支持部材
41 本体
42 係合部
43 係止部
44 解除摘み
45 ばね材
P1,P2 液晶基板
Q シール剤
W 液晶パネル基板
R 石英プレート
S 接着剤
L 管軸

Claims (6)

  1. 管型のバルブの内部に一対の電極が対向配置された棒状の放電ランプと、
    前記放電ランプの両方の端部に固定されてなる一対のベースと、
    前記放電ランプからの光が到達する位置に設けられた反射ミラーと、
    前記放電ランプおよび前記反射ミラーとを取り囲む筐体と、
    前記筐体に取り付けられ前記放電ランプを支持する一対の支持部材と、
    を備えた光照射器であって、
    前記ベースに前記放電ランプの管軸の方向に伸びる穴若しくは突起よりなる係合部が形成され、前記支持部材に前記係合部と係合する突起若しくは穴よりなる被係合部が形成され、
    前記係合部と前記被係合部とは、当該放電ランプにおける管軸を中心とした回転方向の位置が一定の位置でのみ係合すると共に、
    前記係合部と前記被係合部とが係合したときに、前記電極の先端が、前記反射ミラーに対して所定の位置に配置される
    ことを特徴とする光照射器。
  2. 前記一対のベースのうち一方のベースに形成されてなる一方の係合部は、単一の突起若しくは穴より形成されてなり、対向する電極を結ぶ仮想線上に形成され、
    当該一方の係合部と係合する被係合部は、前記反射ミラーの焦点を結ぶ線上に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の光照射器。
  3. 前記係合部は、三以上の突起若しくは穴より形成されてなり、
    前記係合部を正面からみたときに、前記突起または前記穴を結んで形成される仮想形状が、正多角形とは相違すると共に、非点対称形状である
    ことを特徴とする請求項に記載の光照射器。
  4. 前記係合部は、単一の突起若しくは穴より形成されてなり、
    当該突起または穴は、正面からみた形状が、円および正多角形とは異なると共に非点対称形状である
    ことを特徴とする請求項に記載の光照射器。
  5. 前記係合部は、二つの突起若しくは穴より構成されてなり、
    前記係合部を正面からみた形状が、非点対称形状である
    ことを特徴とする請求項に記載の光照射器。
  6. 管型のバルブの内部に一対の電極が対向配置されると共に水銀が封入された棒状の放電ランプであって、
    前記放電ランプからの光が到達する位置に設けられた反射ミラーと、被係合部が形成された支持部材とを備えた光照射器に、前記反射ミラーに対して所定の位置関係を有するよう、前記支持部材によって支持される放電ランプであり、
    前記放電ランプの両方の端部に、当該放電ランプの管軸の方向に伸びる穴若しくは突起よりなる係合部を有する一対のベースが固定され、
    前記ベースの少なくとも一方の係合部は、当該放電ランプにおける管軸を中心とした回転方向の位置が一定の位置でのみ前記支持部材の被係合部と係合可能となるように形成されている
    ことを特徴とする放電ランプ。
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