JP5011196B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、ゲート電極全体をシリサイド化するMOSFET(以下、フルシリサイドMOSFETという)と、ゲート電極の上部のみをシリサイド化するMOSFET(以下、ノーマルシリサイドMOSFETという)とを同一の半導体基板上に製造することが考えられている。
しかし、フルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETを同一基板上に形成する場合、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて、フルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETの各ゲート電極を個別に形成する必要があった。これは、ゲート絶縁膜等の信頼性を劣化させるという問題点を引き起こしていた。
特開2000−58822号公報
信頼性の高いフルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETを従来よりも簡単に同一基板上に形成することができる半導体装置の製造方法を提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体装置の製造方法は、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する。ゲート絶縁膜上にゲート電極材料および該ゲート電極材料よりもシリサイド化し難いシリサイド化抑制材料を堆積する。ゲート電極材料およびシリサイド化抑制材料をパターニングすることによって、上面にシリサイド化抑止材料を載せた第1のゲート電極および第2のゲート電極をゲート絶縁膜上に形成する。シリサイド化抑止材料上にマスク材料を堆積する。第2のゲート電極上のシリサイド化抑止材料を被覆し、第1のゲート電極上のシリサイド化抑止材料の上面を露出させるようにマスク材料をパターニングする。マスク材料を利用して第1のゲート電極の上面にあるシリサイド化抑制材料を除去する。マスク材料を除去し、第1のゲート電極および第2のゲート電極上に金属膜を堆積する。第1のゲート電極の全体をシリサイド化し、前記第2のゲート電極の上面にある前記シリサイド化抑制材料を除去し、前記第2のゲート電極上に金属膜を堆積し、前記第2のゲート電極の上部をシリサイド化する
本発明に係る半導体装置は、信頼性の高いフルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETを同一基板上に備える。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、信頼性の高いフルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETを従来よりも簡単に同一基板上に形成することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1から図4は、本発明に係る第1の実施形態に従った半導体装置の製造方法の流れを示す断面図である。これらの図面は、便宜的に、フルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETを1つずつ図示している。実際には、多数のフルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETがシリコン基板上に形成される。フルシリサイドMOSFETは、例えば、周辺回路等に形成される。ノーマルシリサイドMOSFETは、例えば、コア回路部分等に形成される。例えば、半導体装置のコア回路部分にフルシリサイドMOSFETを採用し、周辺回路部分にノーマルシリサイドMOSFETを採用する。これにより、コア回路部分のゲートリーク電流を抑制することができるので、半導体装置の信頼性が高くなる。半導体装置のロジック部分にはフルシリサイドMOSFETを採用し、アナログ部分にはノーマルシリサイドMOSFETを採用してもよい。これにより、アナログ部分のトランジスタのしきい値電圧を低くすることができるので、半導体装置の動作を高速にすることができる。
図1に示すように、まず、半導体基板としてのシリコン基板10上に素子分離領域STI(Shallow Trench Isolation)20を形成する。例えば、シリコン基板10上にシリコン酸化膜およびシリコン窒化膜(図示せず)を堆積させる。次に、フォトリソグラフィ技術およびRIE法等を用いてシリコン窒化膜をパターニングする。このパターニングされたシリコン窒化膜をマスクとして、シリコン酸化膜およびシリコン基板10を所定の深さまでエッチングし、トレンチを形成する。続いて、シリコン基板10の全面にシリコン酸化膜を堆積し、トレンチ内にシリコン酸化膜を充填する。このシリコン酸化膜をCMP等で平坦化する。さらに、シリコン窒化膜を除去することによって、素子分離領域20が完成する。
次に、シリコン基板10全面にゲート絶縁膜30を形成する。例えば、シリコン基板10を熱酸化してシリコン基板10の表面に熱酸化膜を形成する。ゲート絶縁膜30は、熱酸化膜をさらに窒化することによって形成された酸窒化膜または窒化膜であってもよい。あるいは、ゲート絶縁膜30は、ハフニウム酸化膜またはハフニウムシリケート等の高誘電体膜であってもよい。ゲート絶縁膜30の厚さは、例えば、3nm以下である。
次に、ゲート絶縁膜30上にポリシリコンからなる第1のゲート電極40および第2のゲート電極42を形成する。例えば、ゲート絶縁膜30上にポリシリコンを堆積する。ポリシリコンの厚さは、例えば、100nmである。フォトリソグラフィ技術およびRIE等の異方性エッチングを利用して、このポリシリコンをゲートパターンに成形する。これにより、第1および第2のゲート電極40および42が形成される。第1および第2のゲート電極40および42の材料としてポリシリコンに代えてアモルファスシリコンを用いてもよい。
次に、エクステンション(LDD(Lightly Doped Drain))層50を形成するためにイオン注入を行う。次に、第1および第2のゲート電極40および42の側壁にスペーサ60を形成し、ソース・ドレイン層70を形成するためにイオン注入を行う。続いて、イオン注入によるシリコン基板10が受けたダメージの回復および不純物の活性化のためにアニールを行う。これにより、エクステンション層50およびソース・ドレイン層70が形成される。次に、シリコン酸化膜等の層間絶縁膜80を全面に堆積した後、この層間絶縁膜80をCMP等により平坦化する。このとき、第1および第2のゲート電極40および42の上面が露出するまで層間絶縁膜80を研磨する。
次に、第1および第2のゲート電極40および42上にマスク材料としてフォトレジスト90を堆積する。さらに、図2に示すように、このフォトレジスト90をパターニングすることによって、第2のゲート電極42をフォトレジスト90で被覆したまま、第1のゲート電極40の上面を露出させる。次に、フォトレジスト90をマスクとして用いて、RIE等のエッチングにより第1のゲート電極40をエッチングする。これにより、第1のゲート電極40の厚みが第2のゲート電極42よりも薄くなる。例えば、第1のゲート電極40の厚みは50nmから70nmであり、第2のゲート電極42の厚みは100nmである。
フォトレジスト90を除去し、表面を前処理する。次に、図3に示すように、シリサイド用の金属膜としてニッケル膜100を堆積する。ニッケル膜100の厚さは、例えば、50nmから70nmである。次に、500℃程度の熱工程により、第1および第2のゲート電極40および42とニッケル膜100とを反応させる。これにより、ニッケルシリサイドがゲート電極として形成される。ここで、図4に示すように、第1のゲート電極40の高さは比較的低いので、第1のゲート電極40は、その全体がシリサイド化される。一方、第2のゲート電極42の高さは比較的高いので、第2のゲート電極42は、その上部のみがシリサイド化される。これにより、第2のゲート電極42は、ゲート絶縁膜30上にポリシリコン層44を有し、ポリシリコン層44の上にシリサイド層46を有する。このように、第1のゲート電極40はフルシリサイド化され、第2のゲート電極42はポリシリコン層44およびシリサイド層46の二層構造となる。
この後の製造工程は、通常のトランジスタ形成プロセスと同じでよい。例えば、層間膜として酸化膜(図示せず)を堆積した後、コンタクトおよび配線(図示せず)を形成する。これにより半導体装置が完成する。
第1の実施形態に従って形成された半導体装置は、半導体基板10と、ゲート絶縁膜30と、第1のゲート電極40と、第2のゲート電極42とを備える。ゲート絶縁膜30は、半導体基板10上に形成されている。第1のゲート電極40は、ゲート絶縁膜30上に形成され、全体がシリサイドからなる。第2のゲート電極42は、ゲート絶縁膜30上に形成され、ポリシリコン層44およびシリサイド層46からなる積層構造を有する。第1のゲート電極40の膜厚は、第2のゲート電極42の膜厚よりも薄く形成されている。
本実施形態の効果を説明する。従来の製造方法では、ポリシリコン電極を形成した後、メタルゲートを形成する領域にあるポリシリコンを一旦除去する。さらに、再度、この領域にメタル電極を形成する。従って、ゲート絶縁膜の信頼性を低下させてしまう。
しかし、第1の実施形態では、フルシリサイドMOSFETのゲート領域にあるポリシリコンを除去することなく、このポリシリコンをフルシリサイド化、すなわちメタルゲート化することができる。よって、第1の実施形態は、ゲート絶縁膜30の信頼性を低下させない。即ち、本実施形態は、信頼性の高いフルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETを同一基板上に形成することができる。
また、上述のように従来の方法では、フルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETを同一基板上に形成するためにゲート電極を2回形成する必要があった。しかし、第1の実施形態では、ゲート電極を1回形成すれば足りる。従って、第1の実施形態は、フルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETを従来よりも簡単に同一基板上に形成することができる。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態の変形例では、図5に示すように、シリサイド層110がソース・ドレイン層70上にも形成されている。この場合、同一工程で、ソース・ドレイン層70、第1のゲート電極40および第2のゲート電極42にシリサイドを形成してもよい。あるいは、第1および第2のゲート電極40および42をマスク材料で被覆し、ソース・ドレインシ層70上にシリサイド層110を形成する。その後、層間絶縁膜80の平坦化によって第1および第2のゲート電極40および42の上面を露出した後に、第1および第2のゲート電極40および42にシリサイドを形成してもよい。
第1の実施形態の他の変形例では、図6に示すように、半導体基板がSOI基板である。特に、この変形例では、半導体基板として部分SOI基板を用いている。例えば、フルシリサイドMOSFETはSOI領域に形成され、ノーマルシリサイドMOSFETはバルク基板上に形成され得る。
ニッケルシリサイドからなるメタルゲート電極の仕事関数は、シリコンのバンドギャップの中間付近にあるので、フルシリサイドMOSFETは、バルク基板上に形成し場合、その閾値電圧が高くなる可能性がある。しかし、フルシリサイドMOSFETをSOIに形成することによって、フルシリサイドMOSFETを完全空乏型(FD型)トランジスタにすれば、この閾値電圧は低くなり得る。従って、SOI領域にフルシリサイドMOSFETを形成し、それ以外のバルク基板にノーマルシリサイドMOSFETを形成することによって、両方の閾値電圧が適切に調整され得る。
さらに、図7に示すように、フルシリサイドMOSFETおよびノーマルシリサイドMOSFETの両方をSOI基板に形成してもよい。この場合、SOIの厚みおよびBOXの厚みは、フルシリサイドMOSFETの形成領域とノーマルシリサイドMOSFETの形成領域とで異なってもよい。これにより、例えば、フルシリサイドMOSFETを完全空乏型(FD型)トランジスタとし、ノーマルシリサイドMOSFETを部分空乏型(PD型)トランジスタとすることができる。
(第2の実施形態)
図8から図10は、本発明に係る第2の実施形態に従った半導体装置の製造方法の流れを示す断面図である。まず、第1の実施形態と同様の工程を経て、図1に示す構造が得られる。次に、第1および第2のゲート電極40および42の上にマスク材料としてフォトレジスト90を堆積する。次に、図8に示すように、第1のゲート電極40を被覆したまま第2のゲート電極42の上面を露出させるようにフォトレジスト90をパターニングする。続いて、フォトレジスト90をマスクとして、例えば、窒素イオンを第2のゲート電極42の内部へイオン注入する。これにより、ポリシリコンよりもシリサイド化し難い窒素注入層43がシリサイド化抑制層として第2のゲート電極42の内部に形成される。窒素注入層43は、ポリシリコン層41とポリシリコン層45との間に設けられる。このように、第2のゲート電極42は、ポリシリコン層41、窒素注入層43およびポリシリコン層45から成る三層構造を有する。
次に、フォトレジスト90を除去した後、図9に示すように、金属膜としてニッケル膜100を堆積する。さらに、熱工程により第1および第2のゲート電極40、42とニッケル膜100とを反応させ、図10に示すように、ニッケルシリサイドをゲート電極として形成する。このとき、第2のゲート電極42においては、ポリシリコン層45および窒素注入層43の一部分はシリサイド化されるが、ポリシリコン層41は、シリサイド化されない。これは、窒素注入層43がポリシリコン層41、45に比べてシリサイド化され難いからである。一方、第1のゲート電極40は、その全体がポリシリコンから成るので、フルシリサイド化される。この後、第1の実施形態と同様の工程を経て半導体装置が完成する。
第2の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を有する。
(第2の実施形態の変形例)
第2の実施形態の変形例では、シリサイド層(図示せず)がソース・ドレイン層70上にも形成されてもよい(図5参照)。この場合、第1および第2のゲート電極40および42をマスク材料で被覆し、ソース・ドレインシ層70上にシリサイド層110を形成する。その後、層間絶縁膜80の平坦化によって第1および第2のゲート電極40および42の上面を露出した後に、第2のゲート電極42へ窒素イオンの注入を行う。
(第3の実施形態)
図11から図13は、本発明に係る第3の実施形態に従った半導体装置の製造方法の流れを示す断面図である。まず、第1の実施形態と同様の工程を経て、図1に示す構造が得られる。次に、第1および第2のゲート電極40および42の上にマスク材料としてフォトレジスト90を堆積する。次に、図11に示すように、第2のゲート電極42を被覆したまま第1のゲート電極40の上面を露出させるようにフォトレジスト90をパターニングする。続いて、フォトレジスト90をマスクとして、例えば、ゲルマニウムまたはシリコンを第1のゲート電極40へイオン注入などにより導入する。これにより、第1のゲート電極40の上部にあるポリシリコンがアモルファス化する。これにより、第1のゲート電極40は、アモルファスシリコン層49およびポリシリコン層48から成る二層構造を有する。
次に、フォトレジスト90を除去した後、図12に示すように、金属膜としてニッケル膜100を堆積する。さらに、熱工程により第1および第2のゲート電極40、42とニッケル膜100とを反応させ、図13に示すように、ニッケルシリサイドをゲート電極として形成する。このとき、第1のゲート電極40において、アモルファスシリコン層49およびポリシリコン層48がフルシリサイド化される。一方、第2のゲート電極42は、その上部のみがシリサイド化され、シリサイド層46およびポリシリコン層44から成る二層構造となる。これは、アモルファスシリコンが、ポリシリコンよりもシリサイド化し易いからである。従って、第1のゲート電極40がフルシリサイド化された時点で、第2のゲート電極42はまだフルシリサイド化さていない。よって、第1のゲート電極40がフルシリサイド化された後、第2のゲート電極42がフルシリサイド化される前に、熱処理工程を停止すればよい。この後、第1の実施形態と同様の工程を経て半導体装置が完成する。第3の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態の変形例)
第3の実施形態の変形例では、シリサイド層(図示せず)がソース・ドレイン層70上にも形成されてもよい(図5参照)。この場合、第1および第2のゲート電極40および42をマスク材料で被覆し、ソース・ドレイン層70上にシリサイド層110を形成する。その後、層間絶縁膜80の平坦化によって第1および第2のゲート電極40および42の上面を露出した後に、第1のゲート電極40へゲルマニウムまたはシリコンをイオン注入などにより導入する。
(第4の実施形態)
図14から図17は、本発明に係る第4の実施形態に従った半導体装置の製造方法の流れを示す断面図である。まず、第1の実施形態と同様の工程を経て、ゲート絶縁膜30がシリコン基板10上に形成される。次に、ゲート絶縁膜30上にポリシリコンおよびシリコン窒化膜を堆積する。フォトリソグラフィ技術およびRIE等の異方性エッチングを利用して、このポリシリコンおよびシリコン窒化膜をゲートパターンに成形する。これにより、図14に示すように、第1および第2のゲート電極40、42およびシリコン窒化膜キャップ170、172が形成される。シリコン窒化膜キャップ170および172は、シリサイド化抑制材料として第1および第2のゲート電極40、42のそれぞれの上面を被覆している。
次に、シリコン窒化膜キャップ170および172上にフォトレジスト(図示せず)を堆積する。さらに、第2のゲート電極42上のシリコン窒化膜キャップ172を被覆し、第1のゲート電極40上のシリコン窒化膜キャップ170の上面を露出させるようにフォトレジストをパターニングする。このフォトレジストをマスクとして用いてシリコン窒化膜キャップ170を除去する。さらに、フォトレジストを除去することによって図15に示す構造が得られる。
次に、図16に示すように、金属膜としてニッケル膜100を堆積する。さらに、熱工程により第1のゲート電極40とニッケル膜100とを反応させ、図17に示すように、ニッケルシリサイドをゲート電極として形成する。このとき、第1のゲート電極40は、フルシリサイド化される。一方、第2のゲート電極42は、シリサイド化されない。これは、シリコン窒化膜キャップ172が、ポリシリコンよりもシリサイド化され難く、シリサイド化が第2のゲート電極42まで進行しないからである。
第2のゲート電極42のゲート抵抗を下げるために第2のゲート電極42の上面にシリサイドを形成する場合、シリコン窒化膜キャップ172を除去し、再度、ニッケルを第2のゲート電極42の上面に成膜し熱処理する必要がある。
(第5の実施形態)
図18から図20は、本発明に係る第5の実施形態に従った半導体装置の製造方法の流れを示す断面図である。まず、第1の実施形態と同様の工程を経て、図1に示す構造が得られる。次に、図18に示すように、金属膜としてニッケル膜100を堆積する。
次に、図19に示すように、熱遮蔽膜として、例えば、窒化チタン膜190を堆積する。次に、フォトリソグラフィ技術およびウェットエッチングを用いて、第2のゲート電極42上のニッケル膜100を被覆し、第1のゲート電極40上のニッケル膜100を露出させるように窒化チタン膜190をパターニングする。
続いて、熱工程により第1および第2のゲート電極40、42とニッケル膜100とを反応させる。これにより、図20に示すように、ニッケルシリサイドをゲート電極として形成する。このとき、第2のゲート電極42においては、その上部のみがシリサイド化されるが、その下部はシリサイド化されない。これは、窒化チタン膜190が熱を遮蔽することによって、第2のゲート電極42のシリサイド化が抑制されるからである。一方、第1のゲート電極40上には窒化チタン膜190が無いので、第1のゲート電極40はフルシリサイド化される。
次に、窒化チタン190が除去される。このとき、好ましくは、残存するニッケル膜100も、窒化チタン190とともに除去する。ニッケル膜100および窒化チタン190は、例えば、過酸化水素水および硫酸溶液で処理(SH処理)することによって除去することができる。この後、第1の実施形態と同様の工程を経て半導体装置が完成する。第5の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を有する。
熱遮蔽膜190は窒化チタンに限定しないが、金属膜100(例えば、ニッケル)と反応しないことが好ましい。熱遮蔽膜190が金属膜100と反応すると、金属膜100が浸食されてしまうからである。また、熱遮蔽膜190は過酸化水素水および硫酸溶液に溶解する材料であることが好ましい。これは、シリサイド形成後に、金属膜100および熱遮蔽膜190を同一工程で除去可能とするためである。
(第6の実施形態)
図21から図26は、本発明に係る第6の実施形態に従った半導体装置の製造方法の流れを示す断面図である。まず、第1の実施形態と同様の工程を経て、ゲート絶縁膜30がシリコン基板10上に形成される。次に、ゲート絶縁膜30上にポリシリコンおよびシリコン窒化膜を堆積する。フォトリソグラフィ技術およびRIE等の異方性エッチングを利用して、このポリシリコンおよびシリコン窒化膜をゲートパターンに成形する。これにより、図21に示すように、第1および第2のゲート電極40、42およびシリコン窒化膜キャップ177が形成される。シリコン窒化膜キャップ177は、第1および第2のゲート電極40、42のそれぞれの上面を被覆している。
次に、図22に示すように、シリコン窒化膜キャップ177を熱燐酸溶液またはRIEでエッチングする。これにより、シリコン窒化膜キャップ177が存在していた位置に、溝175が形成される。
次に、第1および第2のゲート電極40および42上にマスク材料としてフォトレジスト90を堆積する。さらに、図23に示すように、このフォトレジスト90をパターニングすることによって、第2のゲート電極42をフォトレジスト90で被覆したまま、第1のゲート電極40の上面を露出させる。次に、フォトレジスト90をマスクとして用いて、RIE等のエッチングにより第1のゲート電極40をエッチングする。これにより、第1のゲート電極40の厚みが第2のゲート電極42よりも薄くなる。例えば、第1のゲート電極40の厚みは50nmから70nmであり、第2のゲート電極42の厚みは100nmである。このとき、第1のゲート電極40上にある溝を176とし、第2のゲート電極42上にある溝を175とする。
フォトレジスト90を除去し、表面を前処理する。次に、図24に示すように、金属膜としてニッケル膜100を堆積する。
続いて、図25に示すように、ニッケル膜100をCMPで平坦化する。これにより、溝175および176の外部に存在するニッケル膜100は除去され、尚且つ、溝175および176内のニッケル膜100は残存する。次に、熱工程により、第1および第2のゲート電極40および42とニッケル膜100とを反応させる。これにより、ニッケルシリサイドがゲート電極として形成される。ここで、溝176内のニッケル膜100の量は、第1のゲート電極40が充分にシリサイド化される程度に充分な量である必要がある。一方、溝175内のニッケル膜100の量は、第2のゲート電極42の上部のみがシリサイド化され、第2のゲート電極42の下部にポリシリコン層44が残存する程度の量である。
本実施形態では、第1および第2のゲート電極40および42の周辺からのニッケルの供給がない。よって、第1および第2のゲート電極40および42の各ポリシリコン量とニッケル膜100との比率はゲートパターンに依存せず一定になる。このポリシリコン量とニッケル膜との比率を変更するためには、図21のシリコン窒化膜キャップ177の厚みおよび図23に示したRIEのエッチング量を変更すればよい。即ち、シリコン窒化膜キャップ177の厚みおよび第1のゲート電極40のエッチング量を制御することによって、ポリシリコン量とニッケル膜との比率を決定することができる。その結果、第2のゲート電極42を部分的にシリサイド化し、第1のゲート電極40をフルシリサイド化することができる。
以上の工程を経て、図26に示す構造が得られる。この後の製造工程は、第1の実施形態と同様でよい。これにより半導体装置が完成する。第6の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果を有する。
第1から第6の実施形態において、トランジスタの閾値電圧を制御するために、第1および第2のゲート電極の材料となるポリシリコンには、ゲートパターンに加工される前に予め不純物を導入してよい。
第1および第2のゲート電極の材料はアモルファスシリコンであってもよい。ただし、第3の実施形態では、第1および第2のゲート電極の材料はポリシリコンである必要がある。
金属膜100は、ニッケルに限定されず、例えば、チタン(Ti)、コバルト(Co)、プラチナ(Pt)、タングステン(W)、エルビウム(Er)、イットリウム(Y)等でもよい。
ゲート絶縁膜30は、上述の材料以外の高誘電体、その酸化膜、酸窒化膜等であってもよい。既知の方法でフルシリサイド領域およびそれ以外の領域に厚さの異なる絶縁膜を形成しても良い。たとえば、フルシリサイドMOSFETが形成されるコア回路領域には薄い(例えば、3nm以下の)ゲート絶縁膜を形成し、ノーマルシリサイドMOSFETが形成される周辺回路領域には厚い(例えば、3nm以上の)ゲート絶縁膜を形成してもよい。
第2から第6の実施形態の変形例として、図6または図7に示す第1の実施形態の変形例と同様に、SOI基板や部分SOI基板を半導体基板として採用してもよい。
層間絶縁膜80の平坦化工程において、シリコン酸化膜が第1および第2のゲート電極40および42の上面に僅かに残った状態でCMPによるエッチングを停止し、残りのシリコン酸化膜はRIE等のエッチングで除去してもよい。
上記の実施形態は、平面型トランジスタに適用されているが、Fin型トランジスタのようなチャネルおよびゲート電極が立体構造であるトランジスタにも適用できる。
本発明に係る第1の実施形態に従った半導体装置の製造方法を示す断面図。 図1に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図2に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図3に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 第1の実施形態の変形例を示す断面図。 第1の実施形態の他の変形例を示す断面図。 第1の実施形態のさらに他の変形例を示す断面図。 本発明に係る第2の実施形態に従った半導体装置の製造方法を示す断面図。 図8に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図9に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明に係る第3の実施形態に従った半導体装置の製造方法を示す断面図。 図11に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図12に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明に係る第4の実施形態に従った半導体装置の製造方法を示す断面図。 図14に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図15に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図16に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明に係る第5の実施形態に従った半導体装置の製造方法を示す断面図。 図18に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図19に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 本発明に係る第6の実施形態に従った半導体装置の製造方法を示す断面図。 図21に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図22に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図23に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図24に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。 図25に続く半導体装置の製造方法を示す断面図。
符号の説明
10…シリコン基板
20…STI
30…ゲート絶縁膜
40…第1のゲート電極
42…第2のゲート電極
41、44、45、48…ポリシリコン層
46…シリサイド層
49…アモルファスシリコン層
43…窒素注入層
50…エクステンション層
60…スペーサ
70…ソース・ドレイン層
80…層間絶縁膜
90…フォトレジスト
100…ニッケル膜

Claims (3)

  1. 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成し、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極材料および該ゲート電極材料よりもシリサイド化し難いシリサイド化抑制材料を堆積し、
    前記ゲート電極材料および前記シリサイド化抑制材料をパターニングすることによって、上面に前記シリサイド化抑止材料を載せた第1のゲート電極および第2のゲート電極を前記ゲート絶縁膜上に形成し、
    前記シリサイド化抑止材料上にマスク材料を堆積し、
    前記第2のゲート電極上の前記シリサイド化抑止材料を被覆し、前記第1のゲート電極上の前記シリサイド化抑止材料の上面を露出させるように前記マスク材料をパターニングし、
    前記マスク材料を利用して前記第1のゲート電極の上面にある前記シリサイド化抑制材料を除去し、
    前記マスク材料を除去し、
    前記第1のゲート電極および前記第2のゲート電極上に金属膜を堆積し、
    前記第1のゲート電極の全体をシリサイド化し、
    前記第2のゲート電極の上面にある前記シリサイド化抑制材料を除去し、
    前記第2のゲート電極上に金属膜を堆積し、
    前記第2のゲート電極の上部をシリサイド化することを具備した半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1のゲート電極は、半導体装置のコア回路に形成され、
    前記第2のゲート電極は、半導体装置の周辺回路に形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記シリサイド化抑止材料を載せた前記第1および第2のゲート電極の形成後、層間絶縁膜を堆積し、
    前記シリサイド化抑止材料の上面が露出されるまで前記層間絶縁膜を平坦化し、
    平坦化された前記層間絶縁膜上に前記金属膜を堆積することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
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