JP5011187B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁弁の取付構造に特徴を有する車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
車輪ブレーキに作用させるブレーキ液圧の大きさを制御する車両用ブレーキ液圧制御装置として、ブレーキ液の流路を内包する基体と、ブレーキ液の流れを制御する電磁弁とを備える車両用ブレーキ液圧制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1の電磁弁は、基体内部の流路と連通するように基体の表面に凹設された有底の取付穴に組み付けられている。なお、特許文献1においては、電磁弁は、下部が拡径した弁ハウジング(ガイドスリーブ)を備えており、弁ハウジングの段部の上部を囲むように圧入して嵌装された筒状の固定ブッシュとともに取付穴に挿入されている。そして、固定ブッシュの周囲の基体を塑性流動させることで、かしめ締結部を形成して、かしめによる残留応力を固定ブッシュ及び弁ハウジングの軸方向先端側(取付穴の底面側)に作用させて、固定ブッシュおよび弁ハウジングを固定するようになっている。
特表2004−505834号公報
ところで、前記した従来の車両用ブレーキ液圧制御装置では、固定ブッシュを弁ハウジングに圧入嵌装する際に、弁ハウジングが万一縮径変形した場合、その内部を摺動する可動コアの摺動に不具合が生じる虞がある。
また、前記車両用ブレーキ液圧制御装置では、固定ブッシュを弁ハウジングに圧入嵌装することで固定ブッシュと弁ハウジング間をシールしているが、弁ハウジングに固定ブッシュを圧入嵌装する際に、固定ブッシュの内周面の出隅角部が弁ハウジングの外周面を押圧して摺動するので、弁ハウジングの外周面に縦キズが発生して、弁ハウジングと固定ブッシュ間のシール性を低下させてしまう虞があるといった問題もあった。
さらに、前記車両用ブレーキ液圧制御装置では、固定ブッシュの周囲の基体を塑性流動させてかしめ締結部を形成して、固定ブッシュをその軸方向穴側に押圧することで、固定ブッシュの内周面の出隅角部を弁ハウジングの入隅部に押し付けて塑性変形させることでシール性を高めるようにしている。このような構造の場合、繰り返し液圧がかかると、そのシール部に応力が集中し、耐久性を損ねる可能性がある。
このような観点から、本発明は、シール性が高く、可動コアの摺動不良を防止できるとともに、耐久性の向上が図れる車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを課題とする。
このような課題を解決する本発明は、筒状の弁ハウジングで可動コアを摺動案内する常閉型電磁弁を、前記弁ハウジングの外周部に環装される筒状の固定ブッシュとともに、ブレーキ液の流路を内包する基体に形成された取付穴に挿入して、前記取付穴の周囲の基体を塑性流動させてかしめ固定する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、前記弁ハウジングは、前記可動コアが摺動する摺動部と、この摺動部に繋がって形成され前記摺動部より大径の第一大径部と、この第一大径部に段差部を介して形成され前記第一大径部よりもさらに大径の第二大径部とを有し、前記固定ブッシュは、その外周面にリング状の溝部を有するとともに前記第一大径部の外径よりも大きい内径を有しており、前記溝部が前記第一大径部の径方向外側に位置するように前記弁ハウジングの前記第一大径部に環装され、前記基体の塑性流動によって径方向中心側に押圧されることで縮径変形して前記第一大径部の外周面に押圧されることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置である。
前記構成の車両用ブレーキ液圧制御装置によれば、第一大径部で圧入荷重やかしめ荷重を受けるので、万一、第一大径部が縮径したとしても、可動コアと干渉することはなく、可動コアの摺動不良を防止できる。
また、第一大径部の径方向外側に、外周面に溝部を有する固定ブッシュを設け、溝部に基体を塑性流動させることで、径方向中心側にかしめ荷重を作用させているので、固定ブッシュと第一大径部との接触面全体が、その直交方向に押圧力のかかったシール面として構成され、シール性を大幅に高めることができる。さらに、溝部に基体を塑性流動させることによるかしめによって、固定ブッシュを縮径変形させることで、シール性を大幅に高めることができる。また、固定ブッシュの内径を弁ハウジングの外径よりも大きくしたことで、固定ブッシュの環装時に、弁ハウジングの外周面に圧入による縦キズが発生せず、確実にシールさせることが可能となる。
本発明においては、前記第一大径部を、その軸方向長さが前記固定ブッシュの軸方向長さより短くなるように構成するとよい。このようにすると、固定ブッシュを弁ハウジングの第一大径部に圧入嵌装する場合であっても、圧入距離が短く、弁ハウジングの外周面に発生する縦キズを低減できるので、シール性を維持することができる。
本発明においては、前記第一大径部の内側に、前記基体の塑性流動によって径方向中心側に押圧される応力を受ける応力受け部材が圧入されて設けられるように構成すればよい。このようにすると、基体の塑性流動によって径方向中心側に押圧される応力を、応力受け部材で受けることができるので、弁ハウジングが縮径する方向に変形するのを防止できる。
本発明において、前記固定ブッシュの内周下端の出隅部に、この出隅部に対応する位置の前記弁ハウジングの入隅部と離反するように面取りを施せばよい。このようにすれば、ブレーキ液の液圧が弁ハウジングに作用して、弁ハウジングが膨張しようとしても、従来の車両用ブレーキ液圧制御装置のように固定ブッシュの出隅部が弁ハウジングの入隅部に当接しても応力集中を招くことがなく、弁ハウジングの耐用寿命を長くすることができる。
なお、本発明における電磁弁の「上下」は、電磁弁を上方から取付穴に組み付けた状態を基準としていて、固定ブッシュの「下端」とは、取付穴の底面側の端部を意味している。
本発明において、前記第二大径部の内側には、下端が前記取付穴の底面に突き当て挿入される弁座部材が圧入され、前記段差部が、前記基体の塑性流動によるかしめ固定によって前記固定ブッシュと前記弁座部材に挟持されるように構成すればよい。このようにすれば、基体に電磁弁を圧入する際、固定ブッシュを押圧すれば、弁ハウジングに変形荷重がかからずに、圧入することが可能となる。
本発明に係る車両用ブレーキ液圧制御装置によると、シール性を高め、可動コアの摺動不良を防止できるとともに、耐久性の向上が図れるといった優れた効果を発揮する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、本実施の形態においては、電磁弁の「上下」は、電磁弁を上方から取付穴に組み付けた状態を基準としていて、電磁弁の取付穴への挿入方向を下端側(図2乃至図5において下側)、他方を上端側(図2乃至図5において上側)として説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、ブレーキ液の流路を内包する基体1や、この基体1に形成された取付穴10Aに組み付けられる常閉型の電磁弁3などを備えて構成されている。なお、車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、常開型の電磁弁2、リザーバ4、ポンプ5、モータ6、電子制御ユニット7、ハウジング8、などを備えているが、従来のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
基体1は、略直方体を呈するアルミニウム合金製の部材であり、流体であるブレーキ液の流路1a(図2および図3参照)を内包している。基体1には、常閉型の電磁弁3が装着される取付穴10Aと、この取付穴10Aの開口部を取り囲むように形成された凹部10Bとが形成されており、さらには、常開型の電磁弁2、リザーバ4、ポンプ5、圧力センサ(図示略)などが装着される穴、マスタシリンダ(図示略)に通じる図示せぬ配管が接続される入口ポート1bや車輪ブレーキ(図示略)に至る図示せぬ配管が接続される出口ポート1cなどが形成されている。なお、各穴同士は、直接に、あるいは基体1の内部に形成された図示せぬ流路を介して互いに連通している。
取付穴10Aは、図2に示すように、基体1の内部に形成された流路1a,1aと連通するように形成された有底の穴であり、下部(最深部)に形成された円筒状の当接部11と、この当接部11よりも浅い部位に形成された円筒状の保持部14と、当接部11と保持部14とを繋ぐ円錐台状の繋ぎ部15とを備えている。
保持部14における穴径は、当接部11における穴径よりも大径である。すなわち、取付穴10Aは、底面16より開口部側が拡径する段付き円筒状に成形されている。
流路1a,1aのうちの一方は、底面16に開口し、他方は、保持部14に開口している。なお、一方の流路1aが、底面16に開口しているため、底面16は、円帯状を呈している。
凹部10Bは、上面視円帯状を呈していて、かつ、取付穴10Aと同軸に形成されている。なお、取付穴10Aの底面16と凹部10Bの底面17とは平行になっている。
常閉型の電磁弁3は、図2に示すように、円筒状の弁ハウジング21と、この弁ハウジング21の下端側の内部に装着される弁座部材22と、弁ハウジング21の上端側の内部に固着される固定コア23と、弁ハウジング21の内部であって弁座部材22と固定コア23との間に摺動自在に装着される可動コア24と、弁ハウジング21の外周に環装される固定ブッシュ27を主に備えている。可動コア24は、磁性材料からなり、固定コア23の周囲に環装された電磁コイル(図示せず)を励磁したときに、固定コア23に引き寄せられて、上端側に移動する。固定コア23と可動コア24との間には、可動コア24を弁座部材22側に付勢する戻しバネ25が圧縮状態で装着されている。戻しバネ25はコイルばねから構成されている。
したがって、ハウジング8内に装着された電磁コイル(図示せず)が消磁されている状態においては、可動コア24が弁座部材22側によって下側に付勢されることで、弁座部材22に形成された開口部221が閉塞され、その結果、基体1に形成された各流路1a,1aが遮断された状態になる。そして、電磁コイル(図示せず)が励磁されると、可動コア24が、戻しバネ25の付勢力に抗して固定コア23側に引寄せられて移動することで、弁座部材22と離反し、弁座部材22に形成された開口部221が開口される。その結果、基体1に形成された各流路1a,1aが連通された状態になる。
弁ハウジング21は、ステンレス等の非磁性材料からなり、可動コア24が摺動する摺動部211と、この摺動部211の下側に繋がって形成され摺動部211より大径の第一大径部212と、この第一大径部212に段差部213を介して形成され第一大径部212よりもさらに大径の第二大径部214とを有している。
摺動部211は、その内周径が可動コア24の外周径と同等になるように形成されている。摺動部211の上端部近傍には、固定コア23がレーザー溶接などによって固定されている。なお、図2および図3中、符号215は、レーザー溶接部を示す。
第一大径部212は、例えば、摺動部211と比較して板厚の半分の寸法程度拡径している。摺動部211と第一大径部212との間には、径が徐々に広がるテーパ状の拡径部分216が形成されている。第一大径部212は、その軸方向長さL1が、弁ハウジング21の外周部に環装される固定ブッシュ27の軸方向長さL2より短くなるように形成されている。
第二大径部214は、取付穴10Aの保持部14の内周径よりも僅かに小さい外周径を有するように形成されている。第二大径部214と第一大径部212との間の段差部213は、径方向に広がって形成されており、上面視円帯状を呈している。
弁座部材22は、上端側(可動コア24側)に、開口部221を有するとともに、この開口部221に連通する流路222を有する円筒状に形成されている。流路222は、弁座部材22の下端側(取付穴10Aの底面16側)に開口するように形成され、基体1に形成された一方の流路1aに連通するように構成されている。弁座部材22の開口部221には、上端側に向かうに連れて徐々に拡径するテーパ部221aが形成されており、このテーパ部221aに可動コア24に設けられた球体243を当接させることで、開口部221が閉塞される。
図3に示すように、弁座部材22は、その下端部が取付穴10Aの底面16に突き当てられ、当接部11内に圧入して挿入されている。これによって、弁座部材22の外周面が当接部11の内周面に密着して、取付穴10Aの底面16に開口する流路1aは、取付穴10Aの保持部14に開口する流路1aと区画されることとなる。
図2に示すように、弁座部材22の上端側の外周部には、弁ハウジング21の段差部213の内面(下面)と第二大径部214の内周面に当接する当接部223が上端側および径方向外方側へ延出して形成されている。当接部223は、周方向に所定のピッチで間欠的に複数形成されており、当接部223が形成されていない部分が、弁座部材22の外周部空間224aと上部空間224bとを連通させる流路224cを構成している。当接部223の上端面は、段差部213の内面(下面)に沿って当接するように、段差部213と平行に形成されている。当接部223の外周面は、第二大径部214の内面に沿うように、円弧状に形成されている。この当接部223の外周部の下部には、縮径部223aが形成されており、この縮径部223aには、集塵フィルター26が環装されている。集塵フィルター26は、筒状に形成されており、弁座部材22の外周部空間224aを、径方向内外で分割するように配置されている。集塵フィルター26は、筒状のフレーム261と、このフレーム261に形成された開口部262に装着された網状体263とで構成されている。フレーム261の上端部は、第二大径部214の下端側端部に周接しており、一方、フレーム261の下端部は、弁座部材22の外周面に周接している。これによって、径方向内外で分割された外周部空間224aは、網状体263を介してのみ連通されることとなる。
弁ハウジング21の外周部には、筒状の固定ブッシュ27が環装されている。固定ブッシュ27は、その下端部が弁ハウジング21の段差部213に当接するように配置されている。固定ブッシュ27は、電磁弁3を取付穴10Aに挿入した際に、固定ブッシュ27の上端側端部が基体1の表面1dとほぼ面一になるような軸方向長さL2に形成されている。ここで、弁ハウジング21の第一大径部212は、その軸方向長さL1が固定ブッシュ27の軸方向長さよりも短くなるように形成されているので、基体1の表面よりも下側に位置することとなる。
固定ブッシュ27の外周面には、リング状の溝部271が形成されている。溝部271は、断面が略V字形状に形成されている。溝部271は、固定ブッシュ27の下端側寄りに形成されており、固定ブッシュ27は、溝部271が第一大径部212の径方向外側に位置するように、弁ハウジング21の第一大径部212の外周に環装されている。固定ブッシュ27の溝部271よりも下端側の外周面は、取付穴10Aの保持部14の内周面と略同等の径となるように形成されている。固定ブッシュ27の溝部271よりも上端側の外周面は、下端側の外周面よりも小径に形成されている。
図3に示すように、取付穴10Aの保持部14の上端側端部の周縁部の基体1(固定ブッシュ27の周囲の基体1)は、溝部271内へ塑性流動されており、塑性変形部18を形成することで、電磁弁3を基体1にかしめ固定するように構成されている。このとき、固定ブッシュ27は、基体1の塑性流動によって、径方向中心側に押圧されている。
固定ブッシュ27は、例えば、ある程度強度のある部材にて構成されており、前記基体の塑性流動によって径方向の中心側に押圧されたときに、縮径変形して弁ハウジング21の第一大径部212の外周面に押圧されるように構成されている。このように、かしめ固定時に固定ブッシュ27を縮径変形させる本実施の形態では、縮径変形前の固定ブッシュ27の内径は、第一大径部212の外径よりも僅かに大きくなるように構成することも可能である(図2参照)。
固定ブッシュ27の内周の下端側の出隅部272には、この出隅部272に対応する位置の弁ハウジング21の入隅部217(第一大径部212と段差部213との境界部分の入隅部217)と離反するように面取りが施されている。すなわち、湾曲する入隅部217の曲率半径よりも出隅部272の曲率半径が大きくなるように、出隅部272が面取り加工されている。なお、出隅部272の面取り加工は、表面が曲面状の加工に限られるものではなく、平面状の加工であってもよい。
弁ハウジング21の段差部213の上面は、固定ブッシュ27に押圧され、下面が取付穴10Aの当接部11に固定された弁座部材22に当接される。つまり、段差部213は、固定ブッシュ27と弁座部材22によって挟持されていることとなる。
なお、図示しない電磁コイルは、ハウジング8(図1参照)に組み付けられており、ハウジング8を基体1に取り付けたときに、固定コア23に環装される。
以上のように構成された電磁弁3は、電磁コイルを励磁させたときに開弁し、消磁させたときに閉弁する。すなわち、電子制御ユニット7(図1参照)からの指令に基づいて電磁コイルを励磁させると、可動コア24が固定コア23に吸引されて上端側に移動し、その下端部(球体243)が弁座部材22の開口部221から離反して、開口部221を開放する。また、電磁コイルを消磁させると、戻しばね25の付勢力によって、可動コア24が下端側に押し戻され、その下端部(球体243)が弁座部材22の開口部221に押し当てられ、開口部221を閉塞する。
次に、前記構成の車両用ブレーキ液圧制御装置Uの製造方法および車両用ブレーキ液圧制御装置Uの作用を説明する。
まず、所定の形状に成形した基体1に、取付穴10Aおよび凹部10Bを形成する(穴あけ工程)。取付穴10Aおよび凹部10Bは、段付きの穴あけ工具(図示せず)を用いて一体的に形成する。穴あけ工具は、取付穴10Aを形成するための切削刃を有する下段部と、凹部10Bを形成するための切削刃を有する上段部とを備えている。そして、穴あけ工具を回転させつつ基体1の表面に押し付けると、下段部によって取付穴10Aが形成され、次いで、上段部によって凹部10Bが形成される。
なお、前記した作業に前後して、基体1の適所に、常閉型の電磁弁3、リザーバ4、ポンプ5(図1参照)などを装着するための穴(孔)を形成するとともに、基体1の表面を削孔することで基体1の内部にブレーキ液の流路1aなどを形成する。
次に、図4(a)に示すように、電磁弁3の弁ハウジング21の外周に、固定ブッシュ27を環装する。固定ブッシュ27は、第一大径部212の外周部に環装され、段差部213によって支持されている。このとき、固定ブッシュ27は、第一大径部212の外径よりも、僅かに大きい内径を有しているので、弁ハウジング21に容易に環装させることができる。
次に、取付穴10Aに固定ブッシュ27が環装された電磁弁3を挿入し、その下端面を取付穴10Aの底面16に当接させる(挿入工程)。すなわち、図4に示すように、電磁弁3の弁座部材22を取付穴10Aの当接部11に圧入し、弁座部材22の外周面を当接部11の内周面に密着させつつ、その下端面を取付穴10Aの底面16に突き当てる。本実施形態においては、取付穴10Aの当接部11と保持部14との間に形成した繋ぎ部15が、電磁弁3の「誘い(ガイド)」として機能するので、電磁弁3の弁座部材22を簡単かつ確実に取付穴10Aの当接部11に圧入することができる。
続いて、取付穴10Aの穴壁に塑性変形部18(図4の(c)参照)を形成して、電磁弁3を固定する(固定工程)。すなわち、図4の(b)および(c)に示すように、有底円筒状を呈するかしめ治具Eを凹部10Bの底面17に押し当てて取付穴10Aの穴壁を底面16方向に押圧することで取付穴10Aの穴壁に塑性変形部18(図5参照)を形成し、この塑性変形部18を弁ハウジング21の外周面に環装された固定ブッシュ27に係止させることで、電磁弁2を取付穴10Aにかしめ固定する。このように、電磁弁3を取付穴10Aに挿入した後に、凹部10Bの底面17を取付穴10Aの底面16方向に押圧して塑性変形部18を形成することで、塑性変形部18が固定ブッシュ27を径方向中心側に押圧するので、固定ブッシュ27が縮径変形して、その内周面が第一大径部212の外周面に押圧される(図4の(c)参照)。これによって、固定ブッシュ27の内周面と第一大径部212の外周面との間に大面積のシール面が形成されるとともに、電磁弁3が取付穴10Aに抜け出し不能に保持されることになる。なお、本実施形態においては、弁座部材22の全周を取付穴10Aの底面16に突き当てることとしたので、取付穴10Aの穴壁をかしめて電磁弁3を固定する際に、電磁弁3が傾倒し難い。
図5を参照して、固定工程をより詳細に説明する。まず、図5の(a)に示すように、かしめ治具Eの下端面の全周を凹部10Bの底面17の内周縁に当接させる。なお、かしめ治具Eの内径は、電磁弁3の固定ブッシュ27の上部の外径と略同一であるが、電磁弁3の固定ブッシュ27の上端周縁部27aが面取りされているので、かしめ治具Eをスムーズに位置決めすることができる。すなわち、かしめ治具Eを電磁弁3に被せると、かしめ治具Eの下端部が固定ブッシュ27の上端周縁部27aによってガイドされるので、かしめ治具Eの下端面の全周を確実に凹部10Bの底面17に当接させることができる。
次に、かしめ治具Eに下向きのかしめ荷重を付与し、図5の(b)に示すように、かしめ治具Eの下端部を凹部10Bの底面17に減り込ませる。なお、取付穴10Aの保持部14の内周面と固定ブッシュ27の外周面との間に隙間が形成されているので(図5の(a)参照)、かしめ治具Eの下端部を凹部10Bの底面17に減り込ませると、取付穴10Aの穴壁が電磁弁3の固定ブッシュ27に向かって塑性変形(塑性流動)し、取付穴10Aの保持部14の内周面の全周が電磁弁3の固定ブッシュ27の外周面に密着するようになる。
かしめ荷重を増大させると、図5の(c)に示すように、かしめ治具Eの下端部がより深くまで減り込み、これに伴って、取付穴10Aの穴壁が電磁弁2の固定ブッシュ27の上側に迫り出し、溝部271の下部を全周に亘って押さえ込むようになる。なお、この時点で、塑性変形部18によって電磁弁3が抜出し不能に係止され、かつ、取付穴10Aの保持部14と電磁弁2の固定ブッシュ27との間がシールされる。
かしめ荷重をさらに増大させると、図5の(d)に示すように、取付穴10Aの穴壁に、より一層の塑性変形(塑性流動)が発生し、取付穴10Aの穴壁に形成された塑性変形部18が電磁弁3の固定ブッシュ27の溝部271に入り込むようになる。ここで、固定ブッシュ27は、前記基体の塑性流動によって形成された塑性変形部18によって径方向中心側へと押圧されて、縮径変形する。これによって、固定ブッシュ27の内周面が、第一大径部212の外周面を押圧し、全周に亘って密着するようになる。
常閉型の電磁弁3を基体1に組み付ける前、若しくは組み付けた後に、図1に示すように、常開型の電磁弁2、リザーバ4、ポンプ5、モータ6などを基体1に組み付け、さらに、電磁弁2,3を覆うようにハウジング8を組み付けるなどすると、車両用ブレーキ液圧制御装置Uが完成する。
以上説明した車両用ブレーキ液圧制御装置Uによれば、図3に示すように、摺動部211に繋がる第一大径部212を形成したことによって、第一大径部212で圧入荷重やかしめ荷重を受けるので、万一、第一大径部212が縮径したとしても、可動コア24と干渉することはなく、可動コア24の摺動不良を防止できる。
また、第一大径部212の径方向外側に、外周面に溝部271を有する固定ブッシュ27を設け、溝部271に基体1を塑性流動させることで、径方向中心側にかしめ荷重を作用させているので、固定ブッシュ27と第一大径部212との接触面全体が、その直交方向(径方向)に押圧力のかかったシール面として構成され、シール面積を大きく確保できるので、シール性を大幅に高めることができる。
また、固定ブッシュ27は、基体1の塑性流動によって径方向の中心側に押圧されたときに、縮径変形して弁ハウジング21の第一大径部212の外周面に押圧されるように構成されているので、固定ブッシュ27の内周面と第一大径部212の外周面との間には、大きい面積のシール面が形成される。したがって、シール性を大幅に高めることができる。さらに、前記の構成によれば、固定ブッシュ27の内径は、弁ハウジングの外径よりも大きくすることができるので、固定ブッシュ27の弁ハウジング21への環装時に、圧入する必要はなく、弁ハウジング21の外周面に圧入による縦キズが発生せず、シールさせることができる。
さらに、本発明においては、第一大径部212の軸方向長さL1を、固定ブッシュ27の軸方向長さL2より短く構成しているので、固定ブッシュ27を弁ハウジング21の第一大径部212に圧入嵌装する実施形態の場合であっても、圧入距離が短く、弁ハウジング21の外周面に発生する縦キズを低減できるので、シール性を維持することができる。
また、固定ブッシュ27の内周下端の出隅部272に、この出隅部272に対応する位置の弁ハウジング21の入隅部217と離反するように面取りを施したことによって、ブレーキ液の液圧が弁ハウジング21に作用して、弁ハウジング21が膨張しようとしても、従来の車両用ブレーキ液圧制御装置のように固定ブッシュの出隅部が弁ハウジングの入隅部に当接して応力集中を招くことがなく、弁ハウジング21の耐用寿命を長くすることができる。
さらに、第二大径部214の内側には、上端が取付穴10Aの底面16に突き当て挿入される弁座部材22が圧入され、段差部213が、基体1の塑性流動によるかしめ固定によって固定ブッシュ27と弁座部材22に挟持されるように構成されているので、第一大径部212と固定ブッシュ27間をシールすることが可能となる。
なお、車両用ブレーキ液圧制御装置Uの構成は適宜変更しても差し支えない。例えば、取付穴10Aの保持部14の内径を大きくして、固定ブッシュ27の径方向の厚さを厚くするように構成してもよい。
また、前記実施の形態では、固定ブッシュ27の内径を、第一大径部212の外径よりも、僅かに大きくしているが、固定ブッシュ27の内径を、第一大径部212の外径と略同等にして、固定ブッシュ27を弁ハウジング21に圧入するようにしてもよい。この場合、固定ブッシュ27を弁ハウジング21に圧入した上に、固定ブッシュ27が径方向中心側に押圧されるのでさらにシール性を高めることができる。また、この場合、第一大径部212の軸方向長さL1が固定ブッシュ27の軸方向長さL2よりも短くなっているので、圧入距離が短く、弁ハウジング21の外周面に発生する縦キズを低減でき、シール性を維持できる。
次に、本発明を実施するための最良の他の形態を、図6および図7を参照しつつ詳細に説明する。なお、前記実施形態と同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図6は、本発明の他の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の電磁弁を取付穴に装着した状態を示す断面図である。
図6に示すように、かかる実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置では、弁ハウジング21の第一大径部212の内側に、基体1の塑性流動によって径方向中心側に押圧される応力を受ける応力受け部材28が設けられている。応力受け部材28は、例えばスチールにて形成されており、基体1の塑性流動によって径方向中心側に押圧される応力に変形せずに対抗できる強度を有している。応力受け部材28は、熱処理を施して、耐力を高めるようにしてもよい。応力受け部材28は、断面長方形を呈するリング状に形成されており、第一大径部212の内径よりも僅かに大きい外径を有している。そして、応力受け部材28は、その外周面が第一大径部212の内周面に当接するように、第一大径部212の内側に圧入されている。なお、その他の構成は前記実施形態と同様である。
図7の(a)に示すように、応力受け部材28は、第二大径部214へ弁座部材22(図6参照)を装着する前に圧入される。このとき、第一大径部212は、応力受け部材28によって押し広げられて僅かに拡径し、応力受け部材28の外周面と第一大径部212の内周面とが密着する。
そして、図7の(b)に示すように、第二大径部214へ弁座部材22を装着した後に、固定ブッシュ27を、弁ハウジング21の第一大径部212に環装する。このとき、固定ブッシュ27は、その内径が弁ハウジング21の第一大径部212の外径よりも僅かに大きくなるように構成されているので、第一大径部212の外周面と所定の間隔をあけた状態となっている。これによって、固定ブッシュ27は、第一大径部212の外周面と摺動しないので、弁ハウジング21に容易に環装させることができる。したがって、弁ハウジングの外周面に縦キズが発生するのを防止することができる。
その後は、前記実施形態と同様の工程(図4の(a)〜(c)参照)で、電磁弁3を、基体1の取付穴10Aにかしめ固定する。以上のような構成の本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置によれば、前記実施形態で得られる作用効果の他に以下のような作用効果を得ることができる。図6に示すように、電磁弁3を、基体1の取付穴10Aにかしめ固定する際に、固定ブッシュ27は、塑性変形部18によって径方向中心側に押圧されて縮径変形して、その内周面が第一大径部212の外周面を径方向中心側に押圧することとなるが、応力受け部材28によって前記応力を確実に受けることができるので、弁ハウジング21が縮径する方向に変形するのを防止できる。これによって、固定ブッシュ27の内周面が、弁ハウジング21の第一大径部212の外周面に対して、より一層強い圧力で押圧することなり、シール性をさらに高くすることができる。
図8は、本発明のさらに他の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の応力受け部材の弁ハウジングへの圧入工程を説明するための断面図である。かかる実施形態では、固定ブッシュ27が環装された弁ハウジング21の第一大径部212に応力受け部材28を圧入することによって、第一大径部212が拡径して、第一大径部212の外周面が、固定ブッシュ27の内周面を押圧するように構成されている。
図8の(a)に示すように、第二大径部214へ弁座部材22(図6参照)を装着する前に、固定ブッシュ27を弁ハウジング21の第一大径部212に環装させる。このとき、固定ブッシュ27は、その内径が弁ハウジング21の第一大径部212の外径よりも僅かに大きくなるように構成されているので、第一大径部212の外周面と所定の間隔をあけた状態となっている。これによって、固定ブッシュ27は、第一大径部212の外周面と摺動しないので、弁ハウジング21に容易に環装させることができ、弁ハウジングの外周面に縦キズの発生を防止することができる。
その後、図8の(b)に示すように、応力受け部材28を、第二大径部214へ弁座部材22(図6参照)を装着する前に圧入する。このとき、第一大径部212は、応力受け部材28によって押し広げられ、僅かに拡径し、応力受け部材28の外周面と第一大径部212の内周面とが密着する。また、本実施形態では、固定ブッシュ27の内径が、応力受け部材28が圧入されて拡径した際の第一大径部212の外径よりも僅かに小さく構成されており、弁ハウジング21の第一大径部212に応力受け部材28を圧入することによって、第一大径部212が拡径して、第一大径部212の外周面が固定ブッシュ27の内周面を径方向外側へと押圧するようになっている。これによって、固定ブッシュ27は、第一大径部212に圧入されたのと同様の構成となり、固定ブッシュ27の内周面と第一大径部212の外周面との間にシール面が構成されることとなる。
その後は、前記実施形態と同様の工程(図4の(a)〜(c)参照)で、電磁弁3を、基体1の取付穴10Aにかしめ固定する。以上のような構成の本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置によれば、電磁弁3を、基体1の取付穴10Aにかしめ固定する際に、固定ブッシュ27は、塑性変形部(図示せず)によって径方向中心側に押圧されて、その内周面が第一大径部212の外周面を押圧することとなるが、応力受け部材28によって前記応力を確実に受けることができるとともに、固定ブッシュ27は既に第一大径部212の外周面に当接しているので、固定ブッシュ27および弁ハウジング21が縮径する方向に変形するのを防止できる。これによって、固定ブッシュ27の内周面が、弁ハウジング21の第一大径部212の外周面に対して、より一層強い圧力で押圧することなり、シール性を高くすることができる。
本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置を示す分解斜視図である。 電磁弁と取付穴を示す断面図である。 電磁弁を取付穴に装着した状態を示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の製造方法の挿入工程および固定工程を説明するための断面図である。 (a)〜(d)は、固定工程を詳細に説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の電磁弁を取付穴に装着した状態を示す断面図である。 (a),(b)は、応力受け部材の弁ハウジングへの圧入工程を説明するための断面図である。 (a),(b)は、本発明のさらに他の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置の応力受け部材の弁ハウジングへの圧入工程を説明するための断面図である。
符号の説明
1 基体
3 電磁弁
10A 取付穴
16 (取付穴の)底面
21 弁ハウジング
211 摺動部
212 第一大径部
213 段差部
214 第二大径部
217 入隅部
22 弁座部材
24 可動コア
27 固定ブッシュ
271 溝部
272 出隅部
28 応力受け部材
U 車両用ブレーキ液圧制御装置

Claims (5)

  1. 筒状の弁ハウジングで可動コアを摺動案内する常閉型電磁弁を、前記弁ハウジングの外周部に環装される筒状の固定ブッシュとともに、ブレーキ液の流路を内包する基体に形成された取付穴に挿入して、前記取付穴の周囲の基体を塑性流動させてかしめ固定する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記弁ハウジングは、前記可動コアが摺動する摺動部と、この摺動部に繋がって形成され前記摺動部より大径の第一大径部と、この第一大径部に段差部を介して形成され前記第一大径部よりもさらに大径の第二大径部とを有し、
    前記固定ブッシュは、その外周面にリング状の溝部を有するとともに前記第一大径部の外径よりも大きい内径を有しており、前記溝部が前記第一大径部の径方向外側に位置するように前記弁ハウジングの前記第一大径部に環装され、前記基体の塑性流動によって径方向中心側に押圧されることで縮径変形して前記第一大径部の外周面に押圧されることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記第一大径部は、その軸方向長さが前記固定ブッシュの軸方向長さより短いことを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記第一大径部の内側に、前記基体の塑性流動によって径方向中心側に押圧される応力を受ける応力受け部材が圧入して設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  4. 前記固定ブッシュの内周下端の出隅部に、この出隅部に対応する位置の前記弁ハウジングの入隅部と離反するように面取りを施したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  5. 前記第二大径部の内側には、下端が前記取付穴の底面に突き当て挿入される弁座部材が圧入され、
    前記段差部が、前記基体の塑性流動によるかしめ固定によって前記固定ブッシュと前記弁座部材に挟持されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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