JP5010934B2 - コークス炉移動機の配管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コークス炉移動機に搭載される炉蓋脱着装置に備えられる複数のアクチュエータと前記コークス炉移動機に設置される作動流体供給源とを接続する管路のうち、炉蓋脱着動作の際の変位部分にフレキシブルチューブを用いて構成されるコークス炉移動機の配管構造に関する。
一般に、押出機やガイド車等のコークス炉移動機には、コークス炉における炭化室の端部に設けられる炉口を閉塞する炉蓋を脱着する炉蓋脱着装置や、該炉蓋脱着装置によって前記炉蓋が取り外された炉枠を掃除する炉枠掃除装置や、取り外された炉蓋を掃除する炉蓋掃除装置などの各種装置が搭載されており、特に押出機には、炭化室内のコークスを外部に排出する押出ラムや、炉蓋の上部に設けられる均し口を閉塞する小蓋を開閉する小蓋開閉装置、炭化室内に投入された石炭の上面を平坦にすべく開放された均し口から挿入されるレベラー、小蓋を掃除する小蓋掃除装置などが搭載されている(例えば、特許文献1)。
上記各種装置のうち、前記炉蓋脱着装置は、炉口を閉塞している炉蓋を取り外し、炭化室内のコークスを排出できるように炉口を閉塞しない位置に移動させ、コークスの排出が終了すると、炉蓋を元の場所に戻して装着するといった炉蓋脱着動作を行うものである。具体的には、炉蓋脱着装置には、リフターと該リフターを支持するリフターホルダーとを備えており、リフターが炉蓋を取り外し且つ取り外した炉蓋を保持した状態でリフターホルダーに対して回転させるタイプのものや、炉蓋脱着装置自体が炉蓋を取り外し且つ取り外した炉蓋を保持した状態で移動するタイプのものがある。
これら各種装置は、それぞれ動作を行うために複数のアクチュエータを備えており、それらはコークス炉移動機に設置される作動流体供給源(「バルブスタンド」とも呼ばれる)から作動流体の供給を受けて駆動される。また、各アクチュエータに対応する複数の方向制御弁(若しくは該方向制御弁を収容するバルブボックス)は、熱対策や省スペースや配管効率の観点から、炉蓋の脱着やコークスの排出が行われる作業位置から離れた所定箇所にまとめて設置される。
図5に、炉蓋脱着装置10’に対する配管構造の概略図を示すと、上述のように各方向制御弁V,V…は前記作業箇所から離れた所定位置にまとめて設置されるため、前記各アクチュエータA,A…と各方向制御弁V,V…とは、個別の管路l,l…によって長い距離をそれぞれ接続される。また、前記炉蓋脱着装置10’は、炉蓋脱着動作の際にはコークス炉移動機に対して相対的に移動するものであるため、前記炉蓋脱着装置10’に備えられる各アクチュエータA,A…が前記作動流体供給源60’から作動流体の供給を常時受けることができるように、前記個別の管路l,l…のそれぞれは、炉蓋脱着動作の際にアクチュエータA,A…と方向制御弁V,V…との距離や角度などの相対的な配置関係が変化する変位部分に変形自在なフレキシブルチューブlf,lf…を用いて構成されている。
なお、図5に示す炉蓋脱着装置10’は、リフター20’とリフターホルダー30’とを備えるタイプのものであり、前記作動流体供給源60’とリフターホルダー30’との間、及び、リフター20’とリフターホルダー30’との間でフレキシブルチューブlf,lf…が用いられる。
特開平11−246863号公報
しかしながら、上記従来のコークス炉移動機1’においては、前記各アクチュエータA,A…と対応する各方向制御弁V,V…同士が全て個別の管路l,l…によって接続されているため、炉蓋脱着動作の際に、前記変位部分に配置されるフレキシブルチューブlf,lf…同士が頻繁に接触して損傷するおそれがある。特に、炉蓋脱着動作の際にリフター20’の回転が行われるタイプのものでは捩れも原因となってフレキシブルチューブlfの損傷が懸念される。
そして、かかる個別の管路l,l…は上記一連の炉蓋の脱着動作を実現する各アクチュエータA,A…に対応して多数設けられており、しかも、作動流体が液体のものであれば一つのアクチュエータAに対して圧力管路及び戻り管路用に二つの管路l,lが必要となるため、コークス炉移動機1’全体では大変多くのフレキシブルチューブlf,lf…が用いられることとなり、そのうちの一つでも損傷すると交換等の復旧作業の間全体の操業を停止せざるを得ず、コークス炉の円滑な操業に支障を来たすおそれがある。あるコークス炉における具体例を挙げると、フレキシブルチューブは、一台のコークス炉移動機1’に32本としてコークス炉全体で448本も用いられるが、復旧作業のために一本当たり2〜4時間はかかるとされている。
そこで、本発明は、管路を構成するフレキシブルチューブの損傷が発生する頻度を少なく抑えることができ、延いては復旧作業による操業停止を減少させてコークス炉の円滑な操業を実現することができるコークス炉移動機の配管構造を提供することを目的とする。
本発明に係るコークス炉移動機の配管構造は、コークス炉移動機に搭載される炉蓋脱着装置に備えられる複数のアクチュエータと前記コークス炉移動機に設置される作動流体供給源とを接続する管路のうち、炉蓋脱着動作の際の変位部分にフレキシブルチューブを用いて構成されるコークス炉移動機の配管構造であって、前記各アクチュエータに対応して設けられる複数の方向制御弁が前記炉蓋脱着装置に配置され、前記作動流体供給源と前記方向制御弁とは、炉蓋脱着動作の際の変位部分にフレキシブルチューブを用いて構成され且つ前記炉蓋脱着装置の位置で分岐する共用の管路によって接続され、前記各方向制御弁と前記各アクチュエータとは、それぞれ個別の管路によって接続され、前記各方向制御弁は、バルブボックスに収容され、該バルブボックスの内部には、給気手段によって気体が導入されることを特徴とする。
上記構成からなるコークス炉移動機の配管構造によれば、方向制御弁が炉蓋脱着装置に配置されるため、前記作動流体供給源と前記各方向制御弁との間の配管を集約することができ、これによって配管の全長が短くなるため、管路の損傷が発生する頻度を低くすることができる。特に、炉蓋脱着動作の際の変位部分に用いられるフレキシブルチューブを集約することができるため、炉蓋脱着動作の際にフレキシブルチューブ同士が頻繁に接触して損傷するといった不都合を好適に防止することができる。しかも、配管の全長が短くなることで、仮に損傷が発生したとしても、損傷箇所を発見しやすく、交換等の復旧作業も容易に行うことができる。
また、個別の管路は共用の管路よりも概して小さい断面積を有するために圧力損失が大きくなりがちであるが、管路を共用する部分が設けられることにより個別の管路の長さを短くすることができるため、配管全体としての圧力損失を小さく抑えることができる。
さらに、前記コークス炉移動機には、前記炉蓋脱着装置によって前記炉蓋が取り外された際に炉枠を清掃する炉枠掃除装置がさらに搭載されるとともに、前記炉蓋脱着装置には、前記炉枠掃除装置に備えられる複数のアクチュエータに対応して設けられる複数の方向制御弁がさらに配置され、前記共用の管路は、前記炉蓋脱着装置の位置で分岐し、前記炉枠掃除装置の各アクチュエータに対応する方向制御弁にも接続される構成が好ましい。
ここで、炉蓋脱着装置及び炉枠掃除装置はどちらも同じ炭化室の炉蓋及び炉口に対して作業を行うものであることから近接して設けられることが一般的である。従って、前記共用の管路を前記炉蓋脱着装置だけでなく炉枠掃除装置のアクチュエータの方向制御弁に対しても用いれば、炉枠掃除装置用の配管も集約することができるため、より円滑なコークス炉の操業を実現することができる。
また、前記炉蓋脱着装置は、炉蓋のリフターと該リフターを支持するリフターホルダーとを備えて構成され、前記炉蓋脱着装置の各アクチュエータに対応する方向制御弁のうち少なくとも前記リフターの各アクチュエータに対応する方向制御弁は、前記炉蓋リフターに配置される構成が好ましい。
また、前記炉枠掃除装置は、前記リフターの側面に設けられ該リフターを介して前記リフターホルダーに支持され、前記炉枠掃除装置の各アクチュエータに対応する方向制御弁は、前記リフターに配置される構成が好ましい。かかる構成によれば、炉蓋脱着動作の際にリフターと炉枠掃除装置とが相対的に不変な状態で一体的に動作することとなる。このため、リフターの方向制御弁と炉枠掃除装置の方向制御弁とをまとめて配置することができる。
また、本発明に係るコークス炉移動機の配管構造は、前記各方向制御弁はバルブボックスに収容され、該バルブボックスの内部には給気手段によって気体が導入されている。このようにすることで、方向制御弁を熱や粉塵から保護することができる。また、該給気手段によって内部に導入された気体が外部に流出するため、外部から粉塵等が入り込むのを防止することができる上に、方向制御弁によって発生する熱によって高温化したバルブボックスの内部を冷却することもできる。
以上のように、本発明に係るコークス炉移動機の配管構造によれば、管路を構成するフレキシブルチューブの損傷が発生する頻度を少なく抑えることができ、延いては復旧作業による操業停止を減少させてコークス炉の円滑な操業を実現することができる。
以下に、本発明に係るコークス炉移動機の配管構造の実施形態について、図面に基づいて説明する。
まず、本実施形態に係るコークス炉移動機の配管構造が採用されるコークス炉移動機1について、図1を参照しつつ概略説明する。コークス炉移動機1は、コークス炉100の炉団を構成する炭化室101の幅方向(即ち、炉団方向)に沿って順次移動しつつ作業を行う装置であり、具体的には、炭化室101内で石炭が乾留されることによって生成されたコークスを炭化室101の一端側から押し出す押出機、若しくは、該押出機によって押し出されるコークスを炭化室101の他端側で受け入れて消火電車に牽引されるバケットに誘導するガイド車である。ただし、説明の便宜上、以下ではコークス炉移動機1が押出機である場合について説明する。
前記コークス炉移動機1は、炭化室101の端部に設けられる炉口を閉塞する炉蓋102を脱着する炉蓋脱着装置10と、該炉蓋脱着装置10によって前記炉蓋102が取り外された炉枠を掃除する炉枠掃除装置40と、前記炉蓋脱着装置10によって取り外された炉蓋102を掃除する炉蓋掃除装置50と、これら各装置に備えられる複数のアクチュエータに作動流体を供給する作動流体供給源60とを搭載する。また、押出機に特有の装置として、炭化室101内のコークスを外部に排出する押出ラム70と、炉蓋102の上部に設けられる均し口を閉塞する小蓋を開閉する小蓋開閉装置が組み込まれ且つ前記小蓋を掃除する小蓋掃除装置80と、炭化室内に投入された石炭の上面を平坦にすべく開放された均し口から挿入されるレベラー90とをさらに搭載する。
次に、前記炉蓋脱着装置10について説明する。炉蓋脱着装置10は、前記炉蓋102を取り外し、炭化室101内のコークスを排出できるように炉口を閉塞しない位置に移動させ、コークスの排出が終了すると、炉蓋102を元の場所に戻して装着するといった炉蓋脱着動作を行うものである。また、炉蓋脱着装置10は、前記炉蓋102に対向する側のコークス炉移動機1における前方に配置される。具体的には、炉蓋脱着装置10は、炉蓋102を吊り上げる装置であるリフター20と該リフター20を上下方向に沿う軸線周りに支持するリフターホルダー30とを備えて構成される。
前記炉枠掃除装置40は、前記炉蓋脱着装置10の近傍に配置される。また、炉枠掃除装置40と炉蓋脱着装置10とは、該炉蓋脱着装置10が炉蓋102を取り外して作業位置から退避すると、炉枠掃除装置40が作業位置に進出するといったように、動作を同期させて設けられる。具体的には、前記炉蓋脱着装置10と炉枠掃除装置40とは、炉蓋102若しくは炉口と対向して処理を行う各装置の正面が炉蓋脱着装置10若しくは炉枠掃除装置40の上下方向に沿う軸周りに90°の角度を有して設けられており、前記炉蓋脱着装置10及び炉枠掃除装置40は、その角度を保った状態で向きを変更可能に構成される。具体的には、前記炉枠掃除装置40は、内面スクレーパやシート面スクレーパ(どちらも図示しない)を備えるものである。
より具体的には、前記炉枠掃除装置40は、炉蓋脱着装置10を構成する前記リフター20の側面に設けられ、該リフター20を介して前記リフターホルダー30に支持されるものである。これにより、前記リフター20が炉蓋102を取り外し且つ取り外した炉蓋102を保持した状態で回転すると、前記リフター20があった場所に前記炉枠掃除装置40が位置することとなり、炉枠掃除を行うことができる。
なお、前記炉蓋掃除装置50は、取り外された炉蓋102と対向するように配置されており、具体的には、前記炉蓋脱着装置10のリフター20が炉蓋102を保持した状態で回転して炉蓋掃除装置50と対面し、炉蓋102の掃除が行われる。
また、前記作動流体供給源60は、作動流体を貯留するタンクと、作動流体を送るポンプとを備えるものであり、炉蓋102の脱着やコークスの排出が行われる作業位置から離れた所定箇所に設置される。なお、前記作動流体としては圧油が採用され、従って、前記アクチュエータとしては油圧シリンダーが用いられるものであるが、アクチュエータ及び作動流体はこれに限定されるものではなく、水や圧空を用いるものでもよい。また、後述する方向制御弁としては電磁切替弁が用いられるが、同様に、これに限定されるものではない。
ところで、炉蓋脱着装置10には、一連の炉蓋脱着動作を行うべく駆動される複数のアクチュエータが備えられており、さらに、特徴的な構成として、各アクチュエータに対応して設けられる複数の方向制御弁も、炉蓋脱着装置10に備えられるものである。これらの具体的構成について説明するのに先立って、まず、炉蓋102について、図2を用いて説明する。
前記炉蓋102は、蓋本体103と、炭化室101に臨む内面とは反対側の外面に設けられ、前記炉蓋脱着装置10によって係止される取っ手として機能する上下一対のラグピース104,105と、蓋本体を炉口に対して固定するための上下一対の閂106,107とを備える。なお、閂106,107は、蓋本体103を炉口側に付勢するための閂バネ(図示しない)を内蔵する。前記閂106,107は、炉蓋が吊り上げられるのに伴って掛け外される水平固定式のものである。
次に、図2及び図3に基づき、炉蓋脱着装置10の具体的構成について説明する。該炉蓋脱着装置のリフター20は、リフター本体21と、前記炉蓋102のラグピース104,105を係止し前記リフター本体21に対して上下動可能なリフターフック22,23とを備えるとともに、任意的な構成として、炉蓋102の装着状態を確認すべく前記閂106,107に当接させる炉蓋装着状態確認レバー24,25をさらに備える。
また、前記リフター20は、これらを駆動する際に用いられる各種のアクチュエータA,A…を備える。具体的には、炉蓋102を係止した状態のリフターフック22,23をリフター本体21に対して上下動させるための吊上用アクチュエータAaと、前記上下一対の閂バネを押すための上下一対の閂バネ押し用アクチュエータAb,Acと、炉蓋装着状態確認レバー24,25を操作するためのレバー用アクチュエータAdを備える。また、これら各アクチュエータAa〜Adに対応する方向制御弁は、リフター20に設けられたバルブボックス26,27に収容される。なお、前記アクチュエータAa〜Acはリフター20の内部に取り付けられ、前記レバー用アクチュエータAdはリフター20の外部側面に取り付けられる。また、前記レバー用アクチュエータAdは前記炉枠掃除装置40が設けられるのとは反対側の側面に取り付けられる。
具体的には、前記バルブボックス26,27は、前記炉蓋102と対向するリフター20の表面とは反対側の裏面に配置される。また、バルブボックス26,27は上下方向に並んで設けられ、前記方向制御弁は二つに分けて収容される。また、各バルブボックス26,27は、交換を容易に行うことができるようユニット化され、リフター20に対して着脱可能に取り付けられている。
より具体的には、前記吊上用アクチュエータAaと閂バネ押し用アクチュエータAbとを制御する各方向制御弁Va,Vb(図4参照)が一方のバルブボックス26に収容され、閂バネ押し用アクチュエータAcとレバー用アクチュエータAdとを制御する各方向制御弁Vc,Vd(図4参照)が他方のバルブボックス27に収容される。
また、前記炉蓋脱着装置10には、前記炉枠掃除装置40に備えられる複数のアクチュエータA,A…(図2では図示されない)に対応する複数の方向制御弁がさらに設けられる。具体的には、前記炉枠掃除装置40は、前記リフター20の側面に設けられることから、前記シートクリーナーやシート面スクレーパを駆動するシートクリーナー用アクチュエータAe及びシート面スクレーパ用アクチュエータAf(図4参照)に対応する方向制御弁Ve,Vf(図4参照)は、リフター20に設けられたバルブボックス27に収容される。
前記リフターホルダー30は、上述のとおりリフター20を回転可能に支持する装置であり、リフターホルダー30は、炉蓋102を好適に吊り上げることができるように前記リフター20の姿勢を調整すべく該リフター20の下端部を前後に動かすための下部傾斜用アクチュエータAgと、前記リフター20の回転を行うための回転用アクチュエータAhと、前記リフター20が炉蓋102に対向している状態若しくは回転した状態で固定する固定ピンを駆動するための固定ピン用アクチュエータAiとを備える。これら各アクチュエータAg〜Aiに対応する方向制御弁Vg〜Vi(図4参照)は、リフターホルダー30に設けられたバルブボックス31に収容される。具体的には、前記バルブボックス31は、前記リフターホルダー30の側面に配置される。
なお、前記各バルブボックス26,27,31は、収容された方向制御弁V,V…を手動で操作することができるよう扉を有する防水性の箱体として構成される。また、前記バルブボックス26,27,31には、内部に気体を導入する給気手段(図示しない)が備えられ、清浄な空気が導入される。さらに、前記バルブボックス26,27,31には、内部に導入された気体を外部に放出するための気体放出部(図示しない)が設けられる。具体的には、内部に導入される気体及び放出される気体の量は、流量調整弁によって調整される。
本実施形態に係るコークス炉移動機の配管構造は、上記のようなコークス炉移動機1に採用されるものであり、図4に示すように、前記作動流体供給源60と前記各方向制御弁V,V…とは、炉蓋脱着動作の際の変位部分にフレキシブルチューブLfを用いて構成され且つ前記炉蓋脱着装置10の位置で分岐する共用の管路Lによって接続され、前記各方向制御弁V,V…と前記各アクチュエータA,A…とは、それぞれ個別の管路l,l…によって接続されるものである。
前記共用の管路Lは、前記炉蓋脱着装置10の近傍位置まで鋼管等の固定配管Lsによって構成されるとともに、前記炉蓋脱着装置10の近傍位置から前記方向制御弁V,V…の手前位置までは、炉蓋脱着動作の際にアクチュエータA,A…及び方向制御弁V,V…と作動流体供給源60との相対的な配置関係が変化するのに追従すべく、変形自在なフレキシブルチューブLfが用いられる。なお、前記共用の管路Lとしては、圧力管路及び戻り管路がそれぞれ一つずつ設けられる。
ところで、上述のように、前記アクチュエータA,A…がリフター20やリフターホルダー30に分けて設けられることに伴って、アクチュエータA,A…に対応する方向制御弁V,V…は、複数個で一つの群を構成し各群ごとに前記バルブボックス26,27,31に収容される。具体的には、前記各方向制御弁は、Vg〜Vi,Va〜Vb,Vc〜Vfのそれぞれで別々の群を構成し、前記共用の管路Lは、それぞれ前記方向制御弁Vg〜Vi,Va〜Vb,Vc〜Vfの手前で(即ち、各バルブボックス26,27,31ごとに)複数段階で分岐するように構成される。
具体的には、前記共用の管路Lは、まず最初に、リフターホルダー30に設けられたバルブボックス31に導入され、該バルブボックス31に収容された方向制御弁Vg〜Viに対応して一部分岐する。そして、前記共用の管路L1のうちの残余の部分は、新たな共用の管路L2として後段側のバルブボックス26,27に導入され、該バルブボックス26,27に収容された方向制御弁Va〜Vfに対応して一部分岐する。前記リフター20には二つのバルブボックス26,27が設けられているので、第一のバルブボックス26では、方向制御弁Va,Vbに対応して分岐し、その残余の部分は、さらなる新たな共用の管路L3として第二のバルブボックス27に導入される。また、前記各群の方向制御弁Vg〜Vi,Va〜Vb,Vc〜Vfの手前位置には、流路を分岐する分岐体(分岐端子)32,28,29が設けられる。具体的には、前記各群の方向制御弁Vg〜Vi,Va〜Vb,Vc〜Vfと分岐体32,28,29とは、一体的なブロックとして構成される。
また、前記リフター20とリフターホルダー30とは、リフター20の回転や傾斜角度の調整が行われることで、相対的な配置関係が変化するものである。従って、前記リフターホルダー30に設けられたバルブボックス31から次の第一のバルブボックス26にかけての前記新たな共用の管路L2も、一部にフレキシブルチューブLfを用いて構成されている。なお、前記第一のバルブボックス26と第二のバルブボックス27との間は、フレキシブルチューブLfによって接続されているが、これら二つのバルブボックス26,27は相対的に不変であるので、鋼管等の固定配管によって接続されてもよい。
以上のように、本実施形態に係るコークス炉移動機の配管構造によれば、管路を構成するフレキシブルチューブの損傷が発生する頻度を少なく抑えることができ、延いては復旧作業による操業停止を減少させてコークス炉の円滑な操業を実現することができる。
即ち、上記構成からなるコークス炉移動機の配管構造によれば、方向制御弁V,V…が炉蓋脱着装置10に配置されるため、前記作動流体供給源60と前記各方向制御弁V,V…との間の配管を集約することができ、これによって配管の全長が短くなるため、管路の損傷が発生する頻度を低くすることができる。特に、炉蓋脱着動作の際の変位部分に用いられるフレキシブルチューブを集約することができるため、炉蓋脱着動作の際にフレキシブルチューブ同士が頻繁に接触して損傷するといった不都合を好適に防止することができる。しかも、配管の全長が短くなることで、仮に損傷が発生したとしても、損傷箇所を発見しやすく、交換等の復旧作業も容易に行うことができる。
また、個別の管路は共用の管路よりも概して小さい断面積を有するために圧力損失が大きくなりがちであるが、管路を共用する部分が設けられることにより個別の管路の長さを短くすることができるため、配管全体としての圧力損失を小さく抑えることができ、例えば容量の小さいポンプを用いることができたり、ポンプの寿命を長く維持することができるといった効果を奏することができる。
さらに、前記炉枠掃除装置40は、炉蓋脱着装置10のリフター20の側面に設けられるため、前記共用の管路Lを前記炉蓋脱着装置10だけでなく炉枠掃除装置40のアクチュエータAe,Afの方向制御弁Ve,Vfに対しても用いることで炉枠掃除装置40用の配管も集約することができるため、より円滑なコークス炉の操業を実現することができる。
また、前記リフター20の各アクチュエータAa〜Afに対応する方向制御弁Va〜Vd、及び、リフター20と相対的に不変な状態で一体的に動作する炉枠掃除装置40の方向制御弁Ve,Vfは、共にリフター20の裏側にまとめて配置される。このため、各方向制御弁Va〜Vdを炭化室101等の熱源から遠ざけて、熱の影響を小さく抑えることができる。
さらに、前記方向制御弁V,V…はバルブボックス26,27,31に収容されるため、各方向制御弁V,V…を熱や粉塵から保護することができる。また、バルブボックス26,27,31の内部には給気手段によって気体が導入され、その気体が外部に流出するため、外部から粉塵等が入り込むのを防止することができる上に、方向制御弁V,V…によって発生する熱によって高温化した内部を冷却することもできる。
なお、本発明に係るコークス炉移動機の配管構造は、新設のコークス炉移動機において採用することができるだけでなく、既存のコークス炉移動機を改造して採用することもできる。
また、本発明に係るコークス炉移動機の配管構造は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、前記共用の管路Lを前記炉蓋脱着装置10だけでなく炉枠掃除装置40のアクチュエータAe,Afの方向制御弁Ve,Vfに対しても用いるものであったが、該方向制御弁Ve,Vfに対しては、前記炉蓋脱着装置10のアクチュエータA,A…の方向制御弁V,V…とは別の共用の管路が用いられるものであってもよい。
あるいは、共用の管路Lを炉枠掃除装置40のアクチュエータAe,Afの方向制御弁Ve,Vfに対しても用いる場合であっても、前記共用の管路Lは、これら方向制御弁Ve,Vfの手前でさらに分岐し、該方向制御弁Ve,Vfは独立した群を構成して、他の方向制御弁Va〜Vd,Vg〜Viとは別のバルブボックスに独立して収容されるものであってもよい。そして、かかる方向制御弁Ve,Vf用のバルブボックスは、前記炉蓋脱着装置10(即ち、リフター若しくはリフターホルダー)に設けられるものであってもよく、炉枠掃除装置40に設けられるものであってもよい。
また、前記作動流体供給源60と前記方向制御弁V,V…とを接続する共用の管路Lは、圧力管路及び戻り管路がそれぞれ一つずつ設けられるものとして説明したが、共用の管路が複数設けられるものであってもよい。さらに、少なくとも一部の方向制御弁V,V…が作動流体供給源60と共用の管路によって接続される限りにおいて、他の方向制御弁が個別の管路によって接続されるものであってもよい。
そして、上記実施形態においては、前記共用の管路Lは、各種のアクチュエータA,A…の方向制御弁V,V…に対して用いられるものであったが、これ以外にも、炉蓋脱着装置10自体を前後進させる前後進用のアクチュエータの方向制御弁に対して用いられるものであってもよい。
さらに、上記実施形態においては、前記炉蓋脱着装置10と炉枠掃除装置40とは、各装置の正面が上下方向に沿う軸周りに90°の角度を有して設けられるものであったが、これに限定されるものではなく、例えば前記各装置の正面が並列する態様で配置され、炉団方向に沿ってスライドするものであってもよい。
また、上記実施形態においては、共用の管路Lが複数段階で分岐するものであったが、これに限定されるものではなく、方向制御弁が複数の群に分けて設けられる場合であっても、少なくとも作動流体供給源60といずれか一つの群を構成する各方向制御弁V,V…とが、フレキシブルチューブLfを用いて構成され且つ前記一つの群の方向制御弁V,V…の手前で分岐する共用の管路Lによって接続されるものであれば、一つの群の方向制御弁V,V…の手前で全ての群の方向制御弁V,V…に対応して分岐し、その後段側では他の群を構成する各方向制御弁V,V…とそれぞれ個別の管路l,l…によって接続されるものであってもよい。
そして、前記炉蓋102に設けられる閂106,107は、炉蓋102が吊り上げられるのに伴って掛け外される水平固定式のものであったが、これに限定されるものではなく、回転されることによって掛け外される回転式のものであってもよい。回転式の閂であれば、閂を回転させることによって掛け外す閂外しの動作が別途必要となり、炉蓋脱着装置10には、閂を回転させるべく該閂に当接させる当接レバーが設けられることとなるが、この場合には、前記水平固定式の場合のレバー用アクチュエータAdを当接レバーに用いることにより、前記当接レバーを駆動することができる。なお、回転式の場合であっても、前記当接レバーを閂に当接させることによって炉蓋の装着状態を確認することができる。
さらに、本発明のようなコークス炉移動機の配管構造は、前記炉蓋脱着装置10や炉枠掃除装置40だけでなく炉蓋掃除装置50や小蓋掃除装置80、さらには、タールパンクリーナや集塵コネクタ(図示しない)など、作動流体によって駆動される他の装置にも採用可能である。その場合には、炉蓋掃除装置50や小蓋掃除装置80などの装置ごとに共用の管路を設けて前記作動流体供給源と接続する構成が考えられる。
また、コークス炉移動機としては、押出機やガイド車の他にも、コークス炉の上を移動して炭化室内に上方から石炭を投入する装炭車があるが、本発明のようなコークス炉移動機の配管構造は、かかる装炭車に対しても採用可能である。
本発明の実施形態に係るコークス炉移動機の配管構造が採用される押出機の概略図を示す。 同実施形態に係るコークス炉移動機の配管構造が採用される押出機に搭載される炉蓋脱着装置の一側面図を示す。 同実施形態に係るコークス炉移動機の配管構造が採用される押出機に搭載される炉蓋脱着装置の他側面図を示す。 同実施形態に係るコークス炉移動機の配管構造の概略図を示す。 従来のコークス炉移動機の配管構造の概略図を示す。
符号の説明
1…コークス炉移動機、10…炉蓋脱着装置、20…リフター、21…リフター本体、22,23…リフターフック、24,25…炉蓋装着状態確認レバー、26,27…バルブボックス、28,29…分岐体、30…リフターホルダー、31…バルブボックス、32…分岐体、40…炉枠掃除装置、50…炉蓋掃除装置、60…作動流体供給源、70…押出ラム、80…小蓋掃除装置、90…レベラー、100…コークス炉、101…炭化室、102…炉蓋、103…蓋本体、104,105…ラグピース、106,107…閂、A(Aa,Ab,Ac,Ad,Ae,Af,Ag,Ah,Ai)…アクチュエータ、L(L1,L2,L3)…共用の管路、l…個別の管路、lf…フレキシブルチューブ、Lf…フレキシブルチューブ、Ls…固定配管、V(Va,Vb,Vc,Vd,Ve,Vf,Vg,Vh,Vi)…方向制御弁

Claims (4)

  1. コークス炉移動機に搭載される炉蓋脱着装置に備えられる複数のアクチュエータと前記コークス炉移動機に設置される作動流体供給源とを接続する管路のうち、炉蓋脱着動作の際の変位部分にフレキシブルチューブを用いて構成されるコークス炉移動機の配管構造であって、
    前記各アクチュエータに対応して設けられる複数の方向制御弁が前記炉蓋脱着装置に配置され、
    前記作動流体供給源と前記方向制御弁とは、炉蓋脱着動作の際の変位部分にフレキシブルチューブを用いて構成され且つ前記炉蓋脱着装置の位置で分岐する共用の管路によって接続され、
    前記各方向制御弁と前記各アクチュエータとは、それぞれ個別の管路によって接続され
    前記各方向制御弁は、バルブボックスに収容され、
    該バルブボックスの内部には、給気手段によって気体が導入されることを特徴とするコークス炉移動機の配管構造。
  2. 前記コークス炉移動機には、前記炉蓋脱着装置によって前記炉蓋が取り外された際に炉枠を清掃する炉枠掃除装置がさらに搭載されるとともに、前記炉蓋脱着装置には、前記炉枠掃除装置に備えられる複数のアクチュエータに対応して設けられる複数の方向制御弁がさらに配置され、
    前記共用の管路は、前記炉蓋脱着装置の位置で分岐し、前記炉枠掃除装置の各アクチュエータに対応する方向制御弁にも接続されることを特徴とする請求項1に記載のコークス炉移動機の配管構造。
  3. 前記炉蓋脱着装置は、炉蓋のリフターと該リフターを支持するリフターホルダーとを備えて構成され、
    前記炉蓋脱着装置の各アクチュエータに対応する方向制御弁のうち少なくとも前記リフターの各アクチュエータに対応する方向制御弁は、前記リフターに配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコークス炉移動機の配管構造。
  4. 前記炉枠掃除装置は、前記リフターの側面に設けられ該リフターを介して前記リフターホルダーに支持され、
    前記炉枠掃除装置の各アクチュエータに対応する方向制御弁は、前記リフターに配置されることを特徴とする請求項2に従属する請求項3に記載のコークス炉移動機の配管構造。
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