JP5010536B2 - 記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばビットパターンドメディア(Bit Patterned Media:以下、単にBPMと称する)等の磁気記憶媒体に対してデータの書き込みタイミングを合わせるための最適位相調整量を決定する機能を備えた、位相調整装置、磁気記憶媒体及び記憶装置に関する。
例えば記憶装置としてのハードディスクは、パソコンの記憶装置やハードディスクドライブ(以下、単にHDDと称する)レコーダ等の記憶装置に使用されている。そして、その記憶密度は、年々、高くなっているのが現状である。
そこで、近年では、長手記録方式から垂直磁気記録方式を採用することで、更なる記憶密度の改善が図られている。
また、更なる記憶密度を改善する策として、BPM等の様々な媒体に対する研究開発も盛んに行われている。
図17は、一般的なBPM内部のトラックの配置構成を端的に示す模式図である。
図17に示すBPM100は、磁界を印加することでデータを書き込む、又は書き込んだデータを再生可能にする複数の磁性ドット101をダウントラック方向(ビット長方向)に、所定間隔で磁気的に分断配置すると共に、複数の磁性ドット101を、ダウントラック方向と直交するクロストラック方向に、磁気的に分断配置する複数のトラック102を備えたものである。
BPM100は、複数の磁性ドット101をダウントラック方向及びクロストラック方向に所定間隔で磁気的に分断配置する構成にしたので、ダウントラック方向に対しては隣接トラック102へのサイドイレーズを抑制することができると共に、クロストラック方向に対してはビット密度の改善を図ることで記憶密度の大幅向上を図ることができる。
また、従来のHDD装置においては、BPMではないが、追記型の磁気記憶媒体を実装し、書き込みタイミングの位相ズレを解決する方法として、クロック補正用の連続パターンを追記してクロック補正を実行する技術が知られている。
特開平8−36839号公報
しかしながら、BPM等の磁気記憶媒体においては、データを書き込み又は再生する複数の磁性ドット101を固定パターンとしてダウントラック方向及びクロストラック方向に磁気的に分断配置する構成にしたので、磁性ドット101に対する書き込みタイミングの位相ズレが生じると、ダウントラック方向に隣接する磁性ドット101に対して異なるデータを書き込んでしまうおそれがある。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、BPMの磁性ドットに対する、磁気ヘッド部の書き込みタイミングの位相ズレを解消することで書き込み精度の向上を図ることができる位相調整装置、磁気記憶媒体及び記憶装置を提供することにある。
開示装置は、ダウントラック方向に沿って、互いに磁気的に分断配置された複数の磁性ドットと、クロストラック方向に隣接する前記磁性ドット列間に設けられた位相調整用トラックに沿って交互に配置される、ダウントラック方向に所定間隔に所定個数配置した磁性ドットで構成される相検出ドット及び所定長に設定された空白ビットとを有し、ダウントラック方向にこの空白ビットを介して隣接する前記位相検出ドット間に対して、この空白ビットの前記所定長により所定位相差を与える磁気記憶媒体と、この磁気記憶媒体を回転駆動する回転駆動制御部と、前記磁気記憶媒体の前記磁性ドットに対する、磁気ヘッド部の書き込みタイミング及び再生タイミングを調整制御する磁気ヘッド駆動制御部と、前記位相調整用トラック内の前記位相検出ドットの位置情報を管理する位置情報管理部と、位相検出開始信号を検出すると、前記磁気ヘッド部を通じて前記位相調整用トラック上に、所定ドット数周期で磁化方向の反転を繰り返し実行する位相検出データの書き込みを開始すると共に、その書き込み開始位置を管理する書き込み制御部と、前記位相検出データの書き込み後、前記書き込み開始位置に前記磁気ヘッド部の再生タイミングを合わせて、前記位相調整用トラック上の前記位相検出ドットに書き込んだ前記位相検出データを再生出力する再生制御部と、この再生制御部にて再生出力した前記位相調整用トラック上の前記位相検出ドットに書き込んだ前記位相検出データの再生出力波形を取得する再生出力波形取得部と、この再生出力波形取得部にて取得した再生出力波形の内、マイナス側及びプラス側が最大ピークの出力パターンを検出する最大出力パターン検出部と、この最大出力パターン検出部にて検出した最大ピークの出力パターンに関わる零クロス位置を検出する零クロス位置検出部と、この零クロス位置検出部にて検出した前記零クロス位置及び、前記位置情報管理部に管理中の前記位相検出ドットの位置情報に基づき、前記磁気記憶媒体の前記磁性ドットに対する、前記磁気ヘッド部の書き込みタイミングの位相を合わせるための最適位相調整量を決定する最適位相調整量決定部とを有することを要件とする。
の記憶装置では、最適位相調整量に基づき、BPMの磁性ドットに対する書き込みタイミングの位相ズレを解消することで、書き込み精度の向上を図ることができるという効果を奏する。
以下、図面に基づき本発明の位相調整装置、磁気記憶媒体及び記憶装置に関わる実施例について詳細に説明する。
まず、本実施例の概要を説明するとすれば、その概要は、複数の磁性ドットをダウントラック方向及びクロストラック方向に磁気的に分断配置するBPMであっても、磁性ドットに対して磁気ヘッド部の書き込みタイミングの位相を合わせるための最適位相調整量を決定できるようにした。その結果、BPMの磁性ドットに対する書き込みタイミングの位相ズレを解消することで書き込み精度の向上を図ることができるというものである。
図1は、実施例1のHDD装置の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すHDD装置1は、ベース本体2にBPM3を実装し、BPM3へのデータ書き込み及びBPM3に書き込んだデータを再生する装置である。
HDD装置1は、実装したBPM3のトラック上の磁性ドットに対してデータを書き込み又は再生する磁気ヘッド部4と、磁気ヘッド部4をBPM3のトラッキング方向に懸架するサスペンション部材5とを有している。
また、HDD装置1は、サスペンション部材5を通じて磁気ヘッド部4をBPM3のトラッキング方向に移動するボイスコイルモータ6と、BPM3を所定回転速度で回転駆動するスピンドルモータ7と、このHDD装置1全体を制御する制御回路8とを有している。
図2は、HDD装置1に実装するBPM3上のトラックの配置構成を端的に示す模式図である。
図2に示すBPM3は、データを書き込み又は再生する複数の磁性ドット31をダウントラック方向(ビット長方向)に所定間隔に磁気的に分断配置すると共に、複数の磁性ドット31を、ダウントラック方向と直交するクロストラック方向に磁気的に分断配置する複数のトラック32を備えたものである。
尚、磁性ドット31のダウントラック方向におけるドット長さDLは約30nm、磁性ドット31のクロストラック方向におけるドット幅DWは約40nm、ダウントラック方向に隣接する磁性ドット31間の間隔DPは約15nmに相当するものである。
図3は、HDD装置1の磁気ヘッド部4のBPM3へのアクセスを端的に示す説明図である。
磁気ヘッド部4は、図2及び図3に示すように、BPM3のトラック32上の磁性ドット31に磁界を印加して磁性ドット31の磁化方向を変えることで磁性ドット31に対してデータを書き込む、高飽和磁束密度を有するFeCoを主磁極材料の記憶素子4Aと、トラック32内の磁性ドット31及びサーボパターン(図示せず)からデータを再生する、TMR(Tunneling Magneto Resistivity)の再生素子4Bとを備えている。
磁気ヘッド部4は、サスペンション部材5を通じてBPM3上を数nmの浮上量で安定的に浮上するものである。
図4は、HDD装置1内部の概略構成を示すブロック図、図5は、HDD装置1に実装するBPM3のトラック32への位相検出データの書き込み動作を端的に示す説明図である。
図4に示す制御回路8は、磁気ヘッド部4を通じてBPM3のトラック32上の磁性ドット31にデータを書き込む又は書き込んだデータを再生する際に信号処理を施すプリアンプ11と、ボイスコイルモータ6及びスピンドルモータ7を駆動制御するサーボ制御部12と、各種情報を記憶するメモリ部13と、各種情報を一時記憶するバッファメモリ部14と、制御回路8全体を制御するメイン制御部15とを有している。
また、制御回路8は、プリアンプ11を通じてBPM3の再生信号から基準クロックを取得するPLL(Phased Locked Loop)回路16を有している。
サーボ制御部12は、ボイスコイルモータ6を駆動制御するボイスコイルモータ制御部12Aと、スピンドルモータ7を駆動制御するスピンドルモータ制御部12Bとを有している。
また、メイン制御部15は、磁性ドット31に対する書き込みタイミング及び再生タイミングを合わせる位相検出開始信号を検出すると、記憶素子4Aを通じて、トラック32上の磁性ドット31に対して位相検出データを書き込む書き込み制御部21と、位相検出データの書き込み後、再生素子4Bを通じて、書き込み開始位置に再生タイミングを合わせて再生出力する再生制御部22とを有している。
また、メイン制御部15は、再生制御部22の再生出力からBER(Bit Error Rate)を検出するBER検出部23と、BER検出部23にて検出した現在BERが記憶中のBERよりも大きいか否かを判定し、現在BERが記憶中のBERよりも大きい場合、BERを最大BER及び、その最大BERに関わる書き込み開始位置を記憶するBER判定部24と、BER判定部24の判定結果に基づき、最適位相位置を決定する最適位相位置決定部25とを有している。
書き込み制御部21は、位相検出開始信号を検出すると、図5に示すように、複数のトラック32の内、任意のトラック32の磁性ドット31の書き込み開始位置からダウントラック方向に、所定ドット数周期、例えば2ドット周期で磁化方向の反転を繰り返す位相検出データを書き込み、その書き込み開始位置を記憶するものである。
再生制御部22は、位相検出データの書き込み後、書き込み開始位置から磁性ドット31に書き込んだ位相検出データを再生出力するものである。
さらに、BER検出部23は、再生制御部22の再生出力から書き込み開始位置毎のBERを検出するものである。
BER判定部24は、BER検出部23にて書き込み開始位置に関わる再生出力のBERを検出すると、現在BERが記憶中のBERよりも大きい場合、BERを最大BER及び、その最大BERに関わる書き込み開始位置を記憶するものである。
また、書き込み制御部21は、磁性ドット31のドット長さDLを16分割し、DLの1/16単位で書き込み開始位置をダウントラック方向に順次シフトするものである。
そして、書き込み開始制御部21は、BER判定部24の判定処理後、ドット長さDLの1/16単位で書き込み開始位置を順次シフトして、位相検出データを順次書き込み、その書き込み開始位置を順次記憶するものである。
再生制御部22は、書き込み制御部21にて書き込み開始位置を順次シフトして位相検出データを順次書き込む度に、書き込んだ位相検出データを再生出力し、書き込み開始位置毎に書き込んだ位相検出データの再生出力に対するBER検出部23及びBER判定部24の動作を順次実行するものである。
図6は、HDD装置1の書き込み開始位置毎のBERの関係を端的に示す説明図である。
再生制御部22は、磁性ドット31のドット長さDLの1/16単位でシフトする書き込み開始位置毎に、位相検出データを再生出力し、BER検出部23を通じて書き込み開始位置毎の再生出力に対するBERを検出するものである。
さらに、BER判定部24は、全書き込み開始位置、すなわち最大シフト回数N=16個の書き込み開始位置の再生出力に関わるBERの内、最大BER及び最大BERに関わる書き込み開始位置を記憶保持するものである。
尚、図6の例では、初期書き込み開始位置からドット長さDLの12/16シフトした“12個目”の書き込み開始位置のBERが最大BERとし、その最大BER及び、その書き込み開始位置を記憶保持するものである。
また、最適位相位置決定部25は、BER判定部24を通じて、全書き込み開始位置、すなわち16個の書き込み開始位置の再生出力に関わるBERの内、最大BER及び最大BERに関わる“12個目”の書き込み開始位置を記憶保持すると、最大BERに関わる書き込み開始位置を中心としてN/2回(N=16)、すなわち最大BERの書き込み開始位置から前又は後に8回シフトしたドット長さDLの(12−8)/16の書き込み開始位置、つまり、初期書き込み開始位置からドット長さDLの4/16シフトした“4個目”の書き込み開始位置を最適位相位置として決定するものである。
次に、実施例1のHDD装置1の動作について説明する。図7は、実施例1のHDD装置1の第1書き込み位相設定処理に関わる制御回路8の処理動作を示すフローチャートである。
図7に示す第1書き込み位相設定処理では、BPM3の複数のトラック32の内、任意のトラック32のダウントラック方向に対して、磁性ドット31のドット長さDLの1/16単位で書き込み開始位置を順次シフトし、書き込み開始位置に関わる再生出力のBERに基づき、最適位相位置を決定し、この最適位相位置に、磁気ヘッド部4の書き込みタイミングの位相を合わせる処理である。
図7において制御回路8の書き込み制御部21は、位相検出開始信号を検出すると、位相検出データを書き込むべく、BPM3上のサーボパターンに基づき、複数のトラック32の内、任意のトラック32の書き込み開始位置にアクセスする(ステップS11)。
尚、HDD装置1の設定環境は、回転数を5400rpm、半径位置を19.68mm、周速を11.13m/sec、Skew角を0degree、記録周波数を12.7MFluxChange/secとする。
書き込み制御部21は、初期書き込み開始位置から磁性ドット31のドット長さDLの1/16単位でシフトするシフト回数nを初期値の“1”に設定すると(ステップS12)、書き込み開始位置Pを現在の書き込み開始位置Pnに設定する(ステップS13)。
さらに、書き込み制御部21は、書き込み開始位置から磁性ドット31の磁化方向を一方向(磁束上向き又は磁束下向き)に揃えるDCイレーズ処理を実行する(ステップS14)。
書き込み制御部21は、DCイレーズ処理を実行すると、書き込み開始位置から位相検出データを書き込む(ステップS15)。尚、位相検出データは、図5に示すように、2ドット周期で磁性ドット31の磁化方向の反転を繰り返すデータである。
再生制御部22は、書き込み制御部21を通じて書き込み開始位置から位相検出データの書き込みを終了すると、書き込み開始位置から書き込んだ位相検出データを再生出力する(ステップS16)。
BER検出部23は、再生制御部22を通じて位相検出データの現在再生出力からBERnを検出する(ステップS17)。
BER判定部24は、現在再生出力のBERnが記憶中の最大BERmaxよりも大きいか否かを判定する(ステップS18)。
BER判定部24は、現在再生出力のBERnが記憶中の最大BERmaxよりも大きい場合(ステップS18肯定)、現在BERnを最大BERmaxとして記憶すると共に(ステップS19)、現在書き込み開始位置Pnを最大BERmaxの最大BER位置Pwstとして記憶する(ステップS20)。
その後、書き込み制御部21は、シフト回数nを+1インクリメント、すなわち、書き込み開始位置をダウントラック方向にドット長さDLの1/16単位でシフトし(ステップS21)、そのシフト回数nが最大シフト回数N(N=16)に到達したか否かを判定する(ステップS22)。
書き込み制御部21は、シフト回数nが最大シフト回数Nに到達していない場合(ステップS22否定)、ステップS21でドット長さDLの1/16単位で1回シフトした書き込み開始位置Pを現在書き込み開始位置Pnとして設定すべく、ステップS13に移行する。
また、最適位相位置決定部25は、シフト回数nが最大シフト回数Nに到達した場合(ステップS22肯定)、全16回のシフトによる全16個の書き込み開始位置での再生出力のBER判定が完了したものと判断し、BER判定部24にて記憶中の最大BER及び最大BERの書き込み開始位置を中心とし、その書き込み開始位置からシフト許容範囲内で前又は後ろにN/2=16/2=8回シフトした書き込み開始位置を最適位相位置として決定する(ステップS23)。
尚、図6に示す例では、16個の書き込み開始位置での再生出力のBERを検出し、最大BERの書き込み開始位置が初期書き込み開始位置からドット長さDLの12/16シフトした“12個目”の書き込み開始位置の場合、この最大BERの書き込み開始位置を中心にして、その書き込み開始位置からシフト許容範囲内で前又は後ろに8回シフトした書き込み開始位置、すなわち初期書き込み開始位置から4個目の書き込み開始位置を最適位相位置として決定するものである。
書き込み制御部21は、最適位相位置決定部25にて最適位相位置を決定すると、最適位相位置に磁気ヘッド部4の書き込みタイミングの位相を合わせ、その最適位相位置を書き込み開始位置としてDCイレーズ処理を実行する(ステップS24)。
書き込み制御部21は、DCイレーズ処理を実行すると、その最適位相位置を現在書き込み開始位置Pnとして設定し(ステップS25)、書き込み開始位置から位相検出データを書き込む(ステップS26)。
さらに、再生制御部22は、書き込み開始位置から位相検出データの書き込み動作が終了すると、書き込み開始位置に書き込んだ位相検出データを再生出力する(ステップS27)。
BER検出部23は、書き込み開始位置に書き込んだ位相検出データの再生出力のBERを検出する(ステップS28)。
書き込み制御部21は、現在再生出力のBERが許容BER以内であるか否かを判定する(ステップS29)。尚、許容BERは、通常再生する際に、許容できるBERに相当するものである。
書き込み制御部21は、現在再生出力のBERが許容BER以内の場合(ステップS29肯定)、図7に示す処理動作を終了する。
また、書き込み制御部21は、現在再生出力のBERが許容BER以内でない場合(ステップS29否定)、再度、最適位相位置を決定すべく、ステップS12に移行する。
また、BER判定部24は、ステップS18にて現在再生出力のBERnが記憶中の最大BERmaxよりも大きくない場合(ステップS18否定)、シフト回数nを+1インクリメントして書き込み開始位置をドット長さDLの1/16単位で1回シフトすべく、ステップS21に移行する。
図7に示す第1書き込み位相設定処理では、書き込み開始位置をダウントラック方向にドット長さDLの1/16単位で順次シフトし、書き込み開始位置毎に位相検出データを書き込み、この書き込んだ位相検出データを再生出力し、その再生出力のBERを検出し、全書き込み開始位置に書き込んだ位相検出データのBERの内、最大BERの書き込み開始位置を決定し、この最大BERの書き込み開始位置を中心にして、その書き込み開始位置からシフト許容範囲内で前又は後ろに8回シフトした書き込み開始位置を最適位相位置として決定するようにした。その結果、HDD装置1は、BPM3であっても、最適位相位置に磁気ヘッド部4の書き込みタイミングの位相を合わせて、書き込みタイミングに対する位相ズレを解消することで書き込み精度の向上を図ることができる。
実施例1では、書き込み開始位置をダウントラック方向に、ドット長さDLの所定数分の1単位で順次シフトし、書き込み開始位置毎に位相検出データを書き込み、この書き込んだ位相検出データを再生出力し、その再生出力のBERを検出し、全書き込み開始位置に書き込んだ位相検出データのBERの内、最大BERの書き込み開始位置を決定し、この最大BERの書き込み開始位置を中心にして、その書き込み開始位置から前又は後ろに最大シフト回数Nから半分シフトした書き込み開始位置を最適位相位置として決定するようにした。その結果、HDD装置1は、BPM3であっても、最適位相位置に磁気ヘッド部4の書き込みタイミングの位相を合わせて、書き込みタイミングに対する位相ズレを解消することで、書き込み精度の向上を図ることができる。
尚、上記実施例1では、書き込み開始位置をダウントラック方向に1/16単位で順次シフトし、書き込み開始位置毎に位相検出データを書き込み、この書き込んだ位相検出データを再生出力し、その再生出力のBERを検出し、全書き込み開始位置に書き込んだ位相検出データのBERの内、最大BERの書き込み開始位置を決定し、この最大BERの書き込み開始位置を中心にして最適位相位置を決定するようにしたが、書き込み開始位置を順次シフトし、その順次シフトした書き込み開始位置毎に位相検出データの書き込み及び再生を行う必要があるため、その処理負担が非常に大きい。
そこで、このような処理負担を解消するHDD装置につき、実施例2として以下に説明する。図8は、実施例2のHDD装置内部の概略構成を示すブロック図、図9は、HDD装置に実装するBPMのトラック配置構成を端的に示す模式図、図10は、BPM上の位相調整用トラックの要部を端的に示す説明図である。尚、実施例1のHDD装置1と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
実施例1のHDD装置1と実施例2のHDD装置1Aとが異なるところは、図8乃至図10に示すように、複数のトラック32の内、任意のトラックに、磁性ドット31に対する書き込みタイミングの位相調整に使用する最適位相調整量を決定する位相調整用トラック32Aを配置したBPM3Aを実装した点にある。
位相調整用トラック32Aは、位相検出データの書き込み及び再生を可能にする、ダウントラック方向に配置した位相検出ドット41と、次に連続する位相検出ドット41に対して、ダウントラック方向に所定位相差を与える空白ビット42とを交互に連続配置している。
位相検出ドット41は、図10に示すように、所定間隔DPに対してダウントラック方向に所定個数、例えば4個配置した磁性ドット31で構成するものである。尚、位相検出ドット41のダウントラック方向の長さに相当する距離W1は、例えば(磁性ドット31のドット長さDL+所定間隔DP)×磁性ドット個数m(m=4)で算出するものである。
また、空白ビット42は、位相検出ドット41のダウントラック方向の長さに相当する距離W1と、磁性ドット31のダウントラック方向のドット長さDLに対する所定複数分の1、例えば1/3に相当する距離W2とを加えた距離W3を、空白ビット42のダウントラック方向の長さとし、次に連続する位相検出ドット41に対して、ダウントラック方向にドット長さDLの1/3に相当する位相差を与えるようにしている。
その結果、位相調整用トラック32Aは、複数の位相検出ドット41の内、任意の位相検出ドット41を1番目の位相検出ドット41とした場合、1番目から2番目の位相検出ドット41までに磁性ドット31のドット長さDLの1/3の距離W2に相当する位相差が生じ、1番目から3番目の位相検出ドット41までに磁性ドット31のドット長さ2/3の距離(W2+W2)に相当する位相差が生じ、1番目から4番目の位相検出ドット41までに磁性ドット31のドット長さ3/3の距離(W2+W2+W2=DL)に相当する位相差となる構成配置としている。
また、位相調整用トラック32Aは、位相検出ドット41及び空白ビット42を交互に連続配置することになるが、その1番目の位相検出ドット41の前に、図12に示すように基準クロック取得用の基準クロック取得用ドット43を配置している。
図8に示す制御回路8内部のメモリ部13には、BPM3A上のトラック32内の磁性ドット31の位置情報を管理すると共に、位相調整用トラック32A内の位相検出ドット41の位置情報を管理する位置情報管理部13Aを備えている。
また、制御回路8内部のメイン制御部15Aは、図8に示すように、PLL回路16からの基準クロックを取得する基準クロック取得部51と、位相検出開始信号を検出すると、磁気ヘッド部4を通じて位相調整用トラック32A上に、所定ドット数周期、例えば2ドット周期で磁化方向の反転を繰り返す位相検出データの書き込みを開始する書き込み制御部52と、位相検出データの書き込み後、書き込み開始位置に磁気ヘッド部4の再生タイミングを合わせて再生動作を開始する再生制御部53とを有している。
PLL回路16は、図12に示すように、位相調整用トラック32A上の基準クロック取得用ドット43を再生することでPLL引き込み動作を開始し、その後、クロック検出パターンの再生出力波形を得ることで基準クロックを取得することになる。
また、書き込み制御部52は、位相検出開始信号を検出すると、図12に示すように、位相調整用トラック32A上の位相検出ドット41の書き込み開始位置からダウントラック方向に、2ドット周期で磁化方向の反転を繰り返す位相検出データを書き込み、その書き込み開始位置を記憶するものである。
尚、図12は、HDD装置1Aに実装するBPM3Aの位相調整用トラック32Aへの位相検出データの書き込み動作を端的に示す説明図である。図12では、位相調整用トラック32Aに対して位相検出データを書き込んだ例を図示しているが、説明の便宜上、比較のために、通常のトラック32に対して同一の書き込みタイミングで位相検出データを書き込んだ場合も合わせて図示する。
再生制御部53は、位相検出データの書き込み後、書き込み開始位置から位相検出ドット41に書き込みの位相検出データを再生出力するものである。
また、メイン制御部15Aは、図8に示すように、再生制御部53にて位相調整用トラック32A上の位相検出ドット41上に書き込んだ位相検出データの再生出力から再生出力波形を取得する再生出力波形取得部54を有している。
さらに、メイン制御部15Aは、再生出力波形取得部54にて取得した再生出力波形の内、マイナス側及びプラス側が最大ピークの出力パターンを検出する最大出力パターン検出部55と、最大出力パターン検出部55にて検出した最大ピークの出力パターンに関わる零クロス位置を検出する零クロス位置検出部56とを有している。
零クロス位置検出部56は、最大出力パターン検出部55にて検出した最大ピークの出力パターンに関わる零クロスを検出すると、基準クロック取得部51にて取得した書き込み開始位置から零クロス検出までのクロック数に基づき、零クロス位置を検出するものである。
さらに、メイン制御部15Aは、零クロス位置検出部56にて検出した零クロス位置と、位置情報管理部13Aに管理中の零クロス位置に関わる位相検出ドット41の位置情報とに基づき、最適位相調整量を決定する最適位相調整量決定部57と、再生制御部53の再生出力からBERを検出するBER検出部58とを有している。
図11は、最大出力パターン検出部55内部の概略構成を示すブロック図である。
図11に示す最大出力パターン検出部55は、図12に示すように、再生出力波形取得部54にて取得した再生出力波形のプラス側のプラス閾値TH1を超えたピーク出力波形を取り込んで出力するバッファ55Aと、再生出力波形取得部54にて取得した再生出力波形のマイナス側のマイナス閾値TH2を超えたピーク出力波形を取り込んで反転出力する反転バッファ55Bとを有している。
さらに、最大出力パターン検出部55は、バッファ55Aで出力したプラス側のピーク出力波形と、反転バッファ55Bで反転出力したマイナス側のピーク出力波形とを加算出力する加算器55Cと、加算器55Cの加算出力を積分化するローパスフィルタ55Dと、この積分化したピーク出力波形をデジタル出力する第1コンパレータ55Eと、この第1コンパレータ55Eの出力結果に基づき、再生出力波形の内、プラス側及びマイナス側が最大ピークの出力パターンを検出する検出制御部55Fとを有している。
さらに、最大出力パターン検出部55は、再生出力波形のノイズ発生を検出する第2コンパレータ55Gを備え、検出制御部55Fは、第2コンパレータ55Gを通じてノイズ発生を検出すると、そのノイズ発生に関わる再生出力波形の最大ピークの出力パターンの検出動作を禁止するものである。
次に、位相調整用トラック32Aを配置したBPM3Aの製造工程について説明する。図13は、HDD装置1Aに実装するBPM3Aの電子線露光処理を実行する電子線露光処理装置60内部の概略構成を示すブロック図である。
図13に示す電子線露光処理装置60は、原盤61を縦横方向(X軸及びY軸方向)に移動するX−Yステージ62と、X−Yステージ62上の原盤61を所定回転速度に回転駆動するスピンドルモータ63と、電子ビームを出力する電子ビーム源64と、電子ビーム源64からの電子ビームをトラッキング方向に調整する電子ビーム調整系65と、電子ビーム源64からの電子ビームをフォーカシング方向に調整する電子ビーム集束系66とを有している。
尚、X−Yステージ62、スピンドルモータ63、電子ビーム源64、電子ビーム調整系65及び電子ビーム集束系66は、10の−4乗パスカルの真空のチャンバ67内に配置されるものである。
また、電子線露光処理装置60は、X−Yステージ62を駆動制御するステージ駆動制御部68と、スピンドルモータ63を駆動制御するスピンドルモータ駆動制御部69と、電子ビーム源64を駆動制御する電子ビーム制御部70と、電子ビーム調整系65及び電子ビーム集束系66を駆動制御する電子ビーム駆動制御部71とを有している。
電子線露光処理装置60は、原盤61のトラック32上の磁性ドット31及び位相調整用トラック32A上の位相検出ドット41の配置情報(露光制御情報)を管理するフォーマッタ72と、電子線露光処理装置60全体を制御するメインコントローラ73とを有している。
図14は、BPM3Aに関わる製造装置の処理動作を示すフローチャートである。
図14において製造装置では、精密に研磨したガラスの原盤61上に厚み5〜10nmのレジストを塗布し(ステップS41)、電子線露光処理装置60の電子線露光で、磁性ドット31や位相検出ドット41を含むパターンを原盤61上に形成する(ステップS42)。
電子線露光処理装置60のメインコントローラ73は、図15に示すように、フォーマッタ72からの露光制御情報の位相調整間隔に基づき、レジスト層を形成した原盤61上に十から数十ナノのスポットサイズの電子ビームを集束させる。この際、メインコントローラ73は、スピンドルモータで原盤61を回転させると共に、X−Yステージ62で原盤61の露光半径位置を調整しながら露光処理を実行するものである。
尚、露光時には、フォーマッタ72からの露光制御情報の位相調整間隔に基づき、原盤61の位置情報及び露光量を調整するものである。その結果、原盤61上に、トラック32は勿論のこと、位相検出ドット41及び空白ビット42を含む位相調整用トラック32Aのパターンを形成するものである。
また、製造装置は、電子線露光処理を施した原盤61に原盤現像を施し(ステップS43)、原盤現像後、スパッタリング法で金属膜を形成するメタライズ処理を施す(ステップS44)。その後、製造装置は、原盤61上に約150μm程度のNi層を形成する電解メッキ処理を施す(ステップS45)。
そして、製造装置は、原盤61からNiを剥離し(ステップS46)、レジスト除去のための原盤洗浄処理を実行する(ステップS47)。さらに、製造装置は、原盤61の裏面をテープ研磨で磨いた後(ステップS48)、金型打ち抜きで外形加工を施すことで(ステップS49)、磁性ドット31及び位相検出ドット41を含むパターンを形成した原盤61が完成する。
また、一方、製造装置は、円盤形状したガラス基板を配置し(ステップS50)、このガラス基板上に、耐食性に優れ、かつガラスとの密着性を向上させたTa等を含む金属の密着層を形成し(ステップS51)、この密着層上に、SUL(Soft Magnetic Under Layer)層を形成する(ステップS52)。尚、SUL層は、磁気ヘッド部4を通じての書き込みをアシストするものである。
さらに、製造装置は、SUL層上に、下地層又は中間層を形成し(ステップS53)、この下地層又は中間層上に、垂直磁性層を形成する(ステップS54)。尚、垂直磁性層は、従来のCoCrPt−SiO2等のグラニュラー層を使用することも可能であるが、垂直磁気異方性が大きく粒界に酸化物の析出のないFe/PtやCo/Pd等の多膜層を使用するものとする。
そして、製造装置は、垂直磁性層上に、5nm程度のTa等の金属の保護層を形成することで(ステップS55)、パターン形成前の垂直磁気記録媒体が完成する。
その後、製造装置は、磁性ドット31及び位相検出ドット41を含むパターンを形成した原盤61を使用して、パターン形成前の垂直磁気記録媒体の垂直磁性層上に、UV−ナノプリント方式でレジストパターンを形成する(ステップS56)。
その後、製造装置は、エッチング処理で垂直磁性層に凹凸パターンを形成し(ステップS57)、レジストを除去する洗浄処理を実行する(ステップS58)。
そして、製造装置は、洗浄処理後に、カーボン等の保護膜を形成した後(ステップS59)、保護膜上に潤滑剤を塗布して潤滑層を形成することで(ステップS60)、BPM3Aが完成する。
尚、BPM3Aでは、磁性ドット31のダウントラック方向のドット長さDLを約30nm、磁性ドット31間の所定間隔DPを約15nm、磁性ドット31のクロストラック方向のドット幅DWを約40nm、トラック32間の磁性ドット31間の間隔を約15nmとしている。
次に、実施例2のHDD装置1Aの動作について説明する。図16は、第2書き込み位相設定処理に関わる制御回路8Aの処理動作を示すフローチャートである。
図16に示す第2書き込み位相設定処理は、BPM3Aの複数のトラック32の内、位相調整用トラック32A上に位相検出データを書き込んだ後、位相検出ドット41上に書き込んだ位相検出データから最適位相調整量を決定し、この決定した最適位相調整量に基づき、磁気ヘッド部4の書き込みタイミングの位相を合わせる処理である。
図16において制御回路8Aのメイン制御部15A内部の書き込み制御部52は、位相検出開始信号を検出すると、位相検出データを書き込むべく、BPM3A上のサーボパターンに基づき、複数のトラック32の内、位相調整用トラック32Aにアクセスする(ステップS71)。
尚、HDD装置1Aの設定環境は、回転数を5400rpm、半径位置を19.68mm、周速を11.13m/sec、Skew角を0degree、記録周波数を12.7MFluxChange/secとする。
書き込み制御部52は、位相調整用トラック32A上に磁気ヘッド部4の書き込み開始位置を設定すると(ステップS72)、書き込み開始位置から磁性ドット31の磁化方向を一方向(磁束上向き又は磁束下向き)に揃えるDCイレーズ処理を実行する(ステップS73)。
書き込み制御部52は、DCイレーズ処理を実行すると、書き込み開始位置から位相検出ドット41上に位相検出データを書き込む(ステップS74)。尚、位相検出データは、図12に示すように、2ドット周期で磁性ドット31の磁化方向の反転を繰り返すデータである。
再生制御部53は、書き込み制御部52を通じて書き込み開始位置から位相検出データの書き込み動作を終了すると、書き込み開始位置から位相検出ドット41上に書き込んだ位相検出データを再生出力する(ステップS75)。
再生出力波形取得部54は、位相検出ドット41上に書き込んだ位相検出データの再生出力から再生出力波形を取得する(ステップS76)。
最大出力パターン検出部55は、再生出力波形取得部54にて取得した再生出力波形の内、プラス側及びマイナス側の最大ピークの出力パターンを検出する(ステップS77)。
零クロス位置検出部56は、最大出力パターン検出部55にて最大ピークの出力パターンを検出すると、出力パターンに関わる零クロスを検出する(ステップS78)。
零クロス位置検出部56は、出力パターンの零クロスを検出すると、書き込み開始位置から零クロス検出までの基準クロックのクロック数を取得し(ステップS79)、書き込み開始位置から零クロス検出までのクロック数に基づき、零クロス位置を検出する(ステップS79A)。
最適位相調整量決定部57は、零クロス位置及び、位置情報管理部13Aに管理中の零クロス位置に関わる位相検出ドット41の位置情報に基づき、最適位相調整量を決定する(ステップS80)。
最適位相調整量決定部57は、最適位相調整量を決定すると、BPM3A上のトラック32へアクセスし(ステップS81)、最適位相調整量に基づき、磁気ヘッド部4の書き込みタイミングの位相を合わせ、その書き込み開始位置から磁性ドット31の磁化方向に一方向に揃えるDCイレーズ処理を実行する(ステップS82)。
書き込み制御部52は、DCイレーズ処理を実行すると、その書き込み開始位置を現在書き込み開始位置Pnとして設定し(ステップS83)、書き込み開始位置から位相検出データを書き込む(ステップS84)。
さらに、再生制御部53は、書き込み開始位置から位相検出データの書き込み動作が終了すると、書き込み開始位置に書き込んだ位相検出データを再生出力する(ステップS85)。
BER検出部58は、書き込み開始位置に書き込んだ位相検出データの再生出力のBERを検出する(ステップS86)。
書き込み制御部52は、現在再生出力のBERが許容BER以内であるか否かを判定する(ステップS87)。書き込み制御部52は、現在再生出力のBERが許容BER以内の場合(ステップS87肯定)、図16に示す処理動作を終了する。
また、書き込み制御部52は、現在再生出力のBERが許容BER以内でない場合(ステップS87否定)、再度、最適位相調整量を決定するために位相調整用トラック32Aへアクセスすべく、ステップS71に移行する。
図16に示す第2書き込み位相設定処理では、位相調整用トラック32Aに位相検出データを書き込んだ後、位相調整用トラック32A上の書き込み開始位置に磁気ヘッド部4の再生タイミングを合わせて、位相検出ドット41に書き込んだ位相検出データの再生出力波形を取得し、この取得した再生出力波形の内、最大ピークの出力パターンを検出し、出力パターンに関わる零クロス位置を検出し、この零クロス位置及び、この零クロス位置に関わる位相検出ドット41の位置情報に基づき、磁性ドット31に対する磁気ヘッド部4の書き込みタイミングの位相を合わせるための最適位相調整量を決定するようにしたので、最適位相調整量に基づき、BPM3Aの磁性ドット31に対する書き込みタイミングの位相ズレを解消することで書き込み精度の向上を図ることができる。
実施例2では、BPM3Aに位相調整用トラック32Aを配置し、この位相調整用トラック32Aに、位相検出ドット41と、次に連続する位相検出ドット41に所定位相差を与える空白ビット42とを交互に連続配置し、位相調整用トラック32Aに位相検出データを書き込んだ後、位相調整用トラック32A上の書き込み開始位置に磁気ヘッド部4の再生タイミングを合わせて、位相検出ドット41に書き込んだ位相検出データの再生出力波形を取得し、この取得した再生出力波形の内、最大ピークの出力パターンを検出し、出力パターンに関わる零クロス位置を検出し、この零クロス位置及び、この零クロス位置に関わる位相検出ドット41の位置情報に基づき、磁性ドット31に対する磁気ヘッド部4の書き込みタイミングを合わせるための最適位相調整量を決定するようにした。その結果、実施例2では、実施例1のような書き込み開始位置を順次シフトし、その順次シフトした書き込み開始位置毎に位相検出データの書き込み及び再生を行うような処理を行う必要はなく、1回の位相検出データの書き込み及び再生で最適位相調整量を決定し、この最適位相調整量に基づき、BPM3Aの磁性ドット31に対する書き込みタイミングの位相ズレを解消することで書き込み精度の向上を図ることができる。
尚、実施例2においては、位相検出ドット41を4個の磁性ドット31で構成し、位相検出ドット41の長さに相当する距離W1と磁性ドット31のドット長さDLの1/3に相当する距離W2とを加えた距離W3の空白ビット42を構成するようにしたが、位相検出ドット41を構成する磁性ドット個数はm個(m≧2)とし、空白ビット42の長さは(m+n/N)×(DL+DP)で1≦n<Nの条件を満たせば、位相検出ドット41及び空白ビット42の長さを適宜変更したとしても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本実施例によって本発明の技術的思想の範囲が限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲を逸脱しない限り、各種様々な実施例が実施可能であることは言うまでもない。また、本実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、本実施例で説明した各種処理の内、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動で行うことも可能であることは勿論のこと、その逆に、手動で行われるものとして説明した処理の全部又は一部を自動で行うことも可能であることは言うまでもない。また、本実施例で説明した処理手順、制御手順、具体的名称、各種データやパラメータを含む情報についても、特記した場合を除き、適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的に記載したものであって、必ずしも物理的に図示のように構成されるものではなく、その各装置の具体的な態様は図示のものに限縮されるものでは到底ないことは言うまでもない。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上、又は同CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
実施例1のHDD装置の概略構成を示す斜視図である。 HDD装置に実装するBPM上のトラックの配置構成を端的に示す模式図である。 HDD装置の磁気ヘッド部のBPMへのアクセスを端的に示す説明図である。 HDD装置内部の概略構成を示すブロック図である。 HDD装置に実装するBPMのトラックへの位相検出データの書き込み動作を端的に示す説明図である。 HDD装置の書き込み開始位置毎のBERの関係を端的に示す説明図である。 HDD装置の第1書き込み位相設定処理に関わる制御回路の処理動作を示すフローチャートである。 実施例2のHDD装置内部の概略構成を示すブロック図である。 HDD装置に実装するBPM上のトラックの配置構成を端的に示す模式図である。 BPM上の位相調整用トラックの要部を端的に示す説明図である。 最大出力パターン検出部内部の概略構成を示すブロック図である。 HDD装置に実装するBPMの位相調整用トラックへの位相検出データの書き込み動作を端的に示す説明図である。 HDD装置に実装するBPMの電子線露光処理を実行する電子線露光処理装置内部の概略構成を示すブロック図である。 BPMに関わる製造装置の処理動作を示すフローチャートである。 BPMの位相調整用トラックの露光フォーマットを端的に示す説明図である。 第2書き込み位相設定処理に関わる制御回路の処理動作を示すフローチャートである。 一般的なBPMのトラック構成を端的に示す模式図である。
符号の説明
1A HDD装置
3A BPM
4 磁気ヘッド部
8A 制御回路
31 磁性ドット
32 トラック
32A 位相調整用トラック
41 位相検出ドット
42 空白ビット
51 基準クロック取得部
52 書き込み制御部
53 再生制御部
54 再生出力波形取得部
55 最大出力パターン検出部
56 零クロス位置検出部
57 最適位相調整量決定部

Claims (4)

  1. ダウントラック方向に沿って、互いに磁気的に分断配置された複数の磁性ドットと、クロストラック方向に隣接する前記磁性ドット列間に設けられた位相調整用トラックに沿って交互に配置される、ダウントラック方向に所定間隔に所定個数配置した磁性ドットで構成される相検出ドット及び所定長に設定された空白ビットとを有し、ダウントラック方向にこの空白ビットを介して隣接する前記位相検出ドット間に対して、この空白ビットの前記所定長により所定位相差を与える磁気記憶媒体と、
    この磁気記憶媒体を回転駆動する回転駆動制御部と、
    前記磁気記憶媒体の前記磁性ドットに対する、磁気ヘッド部の書き込みタイミング及び再生タイミングを調整制御する磁気ヘッド駆動制御部と、
    前記位相調整用トラック内の前記位相検出ドットの位置情報を管理する位置情報管理部と、
    位相検出開始信号を検出すると、前記磁気ヘッド部を通じて前記位相調整用トラック上に、所定ドット数周期で磁化方向の反転を繰り返し実行する位相検出データの書き込みを開始すると共に、その書き込み開始位置を管理する書き込み制御部と、
    前記位相検出データの書き込み後、前記書き込み開始位置に前記磁気ヘッド部の再生タイミングを合わせて、前記位相調整用トラック上の前記位相検出ドットに書き込んだ前記位相検出データを再生出力する再生制御部と、
    この再生制御部にて再生出力した前記位相調整用トラック上の前記位相検出ドットに書き込んだ前記位相検出データの再生出力波形を取得する再生出力波形取得部と、
    この再生出力波形取得部にて取得した再生出力波形の内、マイナス側及びプラス側が最大ピークの出力パターンを検出する最大出力パターン検出部と、
    この最大出力パターン検出部にて検出した最大ピークの出力パターンに関わる零クロス位置を検出する零クロス位置検出部と、
    この零クロス位置検出部にて検出した前記零クロス位置及び、前記位置情報管理部に管理中の前記位相検出ドットの位置情報に基づき、前記磁気記憶媒体の前記磁性ドットに対する、前記磁気ヘッド部の書き込みタイミングの位相を合わせるための最適位相調整量を決定する最適位相調整量決定部と
    を有することを特徴とする記憶装置
  2. 前記再生出力から基準クロックを取得する基準クロック取得部を有し、
    前記零クロス位置検出部は、
    前記最大出力パターン検出部にて検出した前記最大ピークの出力パターンに関わる零クロスを検出すると、前記書き込み開始位置から前記零クロス検出までの基準クロック数に基づき、前記零クロス位置を検出することを特徴とする請求項1記載の記憶装置
  3. 前記空白ビットの前記所定長が、前記位相検出ドットのダウントラック方向の長さに相当する距離と、前記磁性ドットのダウントラック方向のドット長さに対する所定複数分の1に相当する距離とを加えた長であり
    ダウントラック方向に前記空白ビットを介して隣接する前記位相検出ドットの所定位相差が、前記磁性ドットのドット長さに対する前記所定複数分の1に相当する距離であることを特徴とする請求項記載の記憶装置
  4. 前記位相検出ドットは、前記所定間隔に4個配置した磁性ドットで構成され
    前記空白ビットの前記所定長が前記位相検出ドットの前記所定間隔に4個配置した磁性ドットで構成する前記位相検出ドットの長さに相当する距離と、前記磁性ドットのドット長さに対する3分の1に相当する距離とを加えた距離であり
    ダウントラック方向に前記空白ビットを介して隣接する前記位相検出ドットの位相差が、前記磁性ドットのドット長さに対する3分の1に相当する距離であることを特徴とする請求項記載の記憶装置
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