JP5009702B2 - 半導体評価素子、半導体集積回路装置および評価方法 - Google Patents

半導体評価素子、半導体集積回路装置および評価方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5009702B2
JP5009702B2 JP2007169564A JP2007169564A JP5009702B2 JP 5009702 B2 JP5009702 B2 JP 5009702B2 JP 2007169564 A JP2007169564 A JP 2007169564A JP 2007169564 A JP2007169564 A JP 2007169564A JP 5009702 B2 JP5009702 B2 JP 5009702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
gate
width
floating
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007169564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009010135A (ja
Inventor
容久 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2007169564A priority Critical patent/JP5009702B2/ja
Priority to US12/213,664 priority patent/US7764077B2/en
Publication of JP2009010135A publication Critical patent/JP2009010135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5009702B2 publication Critical patent/JP5009702B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2884Testing of integrated circuits [IC] using dedicated test connectors, test elements or test circuits on the IC under test
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/30Structural arrangements specially adapted for testing or measuring during manufacture or treatment, or specially adapted for reliability measurements
    • H01L22/34Circuits for electrically characterising or monitoring manufacturing processes, e. g. whole test die, wafers filled with test structures, on-board-devices incorporated on each die, process control monitors or pad structures thereof, devices in scribe line
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • G01R31/2607Circuits therefor
    • G01R31/2621Circuits therefor for testing field effect transistors, i.e. FET's
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Description

本発明は、特性を評価するための半導体評価素子と、半導体評価素子を搭載する半導体集積回路装置および評価方法に関する。
半導体素子の特性は、TEG(test element group)と呼ばれる評価素子により形成された評価回路を用いて測定される。例えば、MOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)のDC(direct current)特性測定用のレイアウトパターンは、図1に示されるように、ゲート101の両側にソースおよびドレインに対応する拡散層102、103を備える。配線となるメタル層108は、コンタクト105、106により拡散層102、103に接続される。MOSトランジスタの各部に電圧が印加され、そのとき流れる電流を観測してDC特性が測定される。
このようなDC特性の測定において、図1(a)(b)に示されるように、ゲート101からコンタクト105、106までの距離CRを変化させたパターンを複数準備しておき、それぞれのパターンにおける電流値の変化に基づいて距離CRをパラメータとした拡散層抵抗を推定することができる。
また、メタル層と拡散層とを接続するコンタクト部分にコンタクト抵抗が存在し、そのコンタクト抵抗の影響を観測することも考えられている。例えば、特許文献1(特開平9−64139号公報)には、絶縁ゲート電界効果トランジスタのコンタクト抵抗を除外した特性およびコンタクト抵抗を含む特性を測定する評価素子および評価回路が開示されている。この評価素子は、評価対象である絶縁ゲート電界効果トランジスタのゲート電極を挟んでドレイン電極およびソース電極の両方向に拡大された第1および第2の拡散層領域が設けられている。これらの領域に増設される接続部を介して配線された測定用端子およびドレイン電極用およびソース電極用接続部を介して分岐配線された測定用端子を有する。これらの測定端子のうちの第1の端子は、ゲート電極にゲート電極用接続部である第1の接続部を介して第1の配線と接続される。第2および第3の端子は、第1の拡散層領域にゲート電極近傍に形成された第2の接続部を介して分岐された第2の配線と接続される。第4の端子は、第1の拡散層領域にゲート電極に対して、第2の接続部より遠方に形成された第3の接続部を介する第3の配線と接続される。第5および第6の端子は、第2の拡散層領域にゲート電極近傍に形成された第4の接続部を介して分岐された第4の配線と接続される。第7の端子は、第2の拡散層領域にゲート電極に対して、第4の接続部より遠方に形成された第5の接続部を介する第5の配線と接続される。このような回路(評価素子)により、絶縁ゲート電界効果トランジスタのコンタクト抵抗を除外した特性およびコンタクト抵抗を含む特性を測定することはできる。
最近、素子の微細化の進行に伴い、MOSトランジスタのコンタクトの位置および個数によりMOSトランジスタの電流特性に大きな影響があるという報告がなされている(例えば、非特許文献1)。ストッパー膜によって与えられたチャネル領域のストレスが、コンタクトを形成することによってストレス緩和され、電流特性に大きな影響を与えると考えられている。
先端のプロセスではこの効果を利用し、意図的にチャネル領域にストレスをかけることによって、MOSトランジスタの特性向上を目的としたCAP膜(ストッパー膜)を形成する技術も開発されている。しかし、このCAP膜によって与えられたストレスがコンタクト形成の条件に応じて変動し、MOSトランジスタのDC特性が大きく影響を受ける。そのため、このコンタクト形成によっておこるMOSトランジスタのDC変動量を解析的に見積もることが重要となっている。
上述のMOSトランジスタのDC測定用レイアウトでは、コンタクト位置によるストレス変動の影響を測定しようとしても、ストレス変動によるDC特性変動に加え、拡散層抵抗分の寄生抵抗成分が変動し、ストレスによるDC変化と寄生抵抗によるDC変化とを分離することができない。
特開平9−64139号公報 "Compact Model Methodology for Dual-Stress Nitride Liner Films in a 90nm SOI ULSI Technology" R.Q. Williams, D. Chidambarrao, J.H. McCullen, S. Narasimha, T.G. Mitchell and D. Onsongo、NTSI-Nanotech 2006,www.nsti.org, ISBN 0-9767985-8-1 Vol.3, 2006
本発明は、コンタクト形成に起因するMOSトランジスタのDC変動量を解析的に見積もることを可能とする半導体評価素子、半導体集積回路装置および評価方法を提供する。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の観点では、MOSトランジスタ等の半導体評価素子は、ゲート(11)と、拡散層(12、13)と、測定用コンタクト(15、16)と、フローティングコンタクト(25、26)とを具備する。拡散層(12、13)は、ゲート(11)の両側に形成され、ソースおよびドレインとなる。測定用コンタクト(15、16)は、拡散層(12、13)のゲート(11)から離れた位置にそれぞれ設けられる。フローティングコンタクト(25、26)は、ゲート(11)と測定用コンタクト(15、16)との間に設けられ、電気的に孤立するメタル層(28、29)と拡散層(12、13)とを接続する。
本発明の半導体集積回路装置は、このような半導体評価素子を複数具備する。一方の複数の半導体評価素子は、フローティングコンタクト(25、26)のコンタクト幅CWと半導体評価素子のトランジスタ幅Wとの比CW/Wが所定の値に固定され、ゲート(11)からフローティングコンタクト(25、26)までの距離CRがそれぞれ異なっている。他方の複数の半導体評価素子は、ゲート(11)からフローティングコンタクト(25、26)までの距離CRが所定の値に固定され、フローティングコンタクト(25、26)のコンタクト幅CWと半導体評価素子のトランジスタ幅Wとの比CW/Wが異なっている。
本発明の他の観点では、測定方法は、ゲート(11)と、ゲート(11)の両側に形成されるソースおよびドレインとなる拡散層(12、13)と、拡散層812、13)のゲート(11)から離れた位置にそれぞれ設けられる測定用コンタクト(15、16)と、ゲート(11)と測定用コンタクト(15、16)との間に設けられて電気的に孤立するメタル層(28、29)と拡散層(12、13)とを接続するフローティングコンタクト(25、26)とを具備する半導体評価素子を複数備える半導体集積回路を用いて、コンタクトを設けることに起因する半導体評価素子のDC特性の影響を測定する。この測定方法は、CR依存性を測定するステップと、CW/W依存性を測定するステップとを具備する。CR依存性を測定するステップでは、フローティングコンタクトのコンタクト幅CWと半導体評価素子のトランジスタ幅Wとの比CW/Wが所定の値に固定され、ゲートからフローティングコンタクトまでの距離CRが異なる複数の半導体評価素子のDC特性のCR依存性が測定される。CW/W依存性を測定するステップでは、ゲートからフローティングコンタクトまでの距離CRが所定の値に固定され、フローティングコンタクトのコンタクト幅CWと半導体評価素子のトランジスタ幅Wとの比CW/Wが異なる複数の半導体評価素子のDC特性のCW/W依存性が測定される。
本発明によれば、コンタクト形成に起因するMOSトランジスタのDC変動量を解析的に見積もることを可能とする半導体評価素子、半導体集積回路装置および評価方法を提供することができる。
図を参照して本発明の実施の形態が説明される。コンタクトによるストレス変化の要因として、コンタクトの位置とコンタクトの個数とが推定される。したがって、コンタクトの位置に対する依存性と、コンタクトの個数に対する依存性とを分離してDC特性が測定される。このとき、ベース長Lを一定にしてDC特性が測定されることが好ましい。
図2に、本発明の実施の形態に係るMOSトランジスタのTEG(Test Element Group)の基本的なレイアウトパターンが示される。図2に示されるように、MOSトランジスタのサイズは、トランジスタ幅W、ソースおよびドレインとなる拡散層12、13の拡散層長SA、SBとなっている。MOSトランジスタは、ソースおよびドレイン電極となるメタル層18、19と、メタル層18、19と拡散層12、13とをそれぞれ接続するコンタクト15、16とを具備する。さらに、このMOSトランジスタは、ソースおよびドレイン電極に接続されるコンタクト15、16とゲート11との間にフローティングコンタクト25、26およびフローティングメタル層28、29を備える。拡散層12、メタル層18および28、コンタクト15および25と、拡散層13、メタル層19および29、コンタクト16および26とは、ゲート11に対して対照的に設けられることが好ましい。
拡散層長SA、SBは、極力大きく、例えば、SA=SB=1〜3μm程度に設定される。コンタクト15、16は、フローティングコンタクト25、26と干渉しないように拡散層12、13のうちの最もゲート11から離れた位置に設けられる。フローティングコンタクト25、26は、他の回路に接続されていないため、電圧が印加されたり、電流が流れたりすることはなく、電気的に孤立している。フローティングコンタクト25、26は、周辺の拡散層12、13にストレスを与えることになる。コンタクト15、16およびゲート11に電圧が印加され、コンタクト15、16に流れる電流を観測することにより、このMOSトランジスタのDC特性が測定される。このように、測定用コンタクト15、16とゲート11との間の拡散層にコンタクト15、16を設けたことにより、コンタクト形成により影響を受けたMOSトランジスタのDC特性が測定される。
まず、コンタクト幅CWとトランジスタ幅Wの比CW/Wを一定にし、コンタクト位置の依存性を解析するTEGレイアウトパターンが設けられる(パターン1)。即ち、図2(a)(b)に示されるように、ゲート長Lが固定され、トランジスタ幅WをW1とし、フローティングコンタクト25、26からゲート11までの距離CRを変えたパターンが設けられる。このとき、トランジスタ幅W1は、最小トランジスタ幅であることが好ましい。
トランジスタ幅Wの影響を調べるため、このパターン1(図3(a))を基本単位セルとして、図3(b)に示されるように、トランジスタ幅Wが基本単位セルの2倍(W=W1×2)で、距離CRを変えたパターンが設けられる(パターン2)。このとき、コンタクト幅とトランジスタ幅との比CW/Wは、パターン1と同じ値になるようにし、コンタクト幅とトランジスタ幅との比CW/Wの影響が無いようにする。
さらに、図3(c)に示されるように、トランジスタ幅Wが基本単位セルのN倍(W=W1×N、N=3,4,…,10,…:パターン3)のTEGパターンが設けられる。即ち、トランジスタ幅Wとコンタクト幅CWとの比は変わらず、トランジスタ幅Wが変化するパターンが設けられる。
コンタクトによるストレス変化は、コンタクト幅とトランジスタ幅との比CW/Wが一定であれば、N倍のトランジスタ幅WのMOSトランジスタは、トランジスタ幅W1のトランジスタが並列にN個接続される並列トランジスタに置き換えることが可能である。CW/Wが一定であれば、N=1のときのオン電流Ion(W=W1)は、フローティングコンタクト25、26からゲート11までの距離CRの関数として表すことができ、
Ion(W=W1)=f1(CR)
となる。したがって、N倍のトランジスタ幅WのMOSトランジスタのオン電流は、
Ion(W=W1×N)=f1(CR)×N
となる。即ち、コンタクト幅とトランジスタ幅との比CW/Wが一定であれば、オン電流Ionの比ΔIonは、図4に示されるように、トランジスタ幅W(W1×N)によらず一定の依存性を有することが分かる。
次に、コンタクトの個数に対する依存性を解析するTEGパターンが設けられる。即ち、図5に示されるように、トランジスタ幅Wが、W=W1×NであるMOSトランジスタに対して、フローティングコンタクト25、26からゲートまでの距離CRを固定し、フローティングコンタクト25、26の数を変えたパターンが設けられる。図5(a)には、トランジスタ幅W=W1×NのMOSトランジスタに対して1対のフローティングコンタクト25、26が設けられるパターンが示される。図5(b)には、同じトランジスタ幅WのMOSトランジスタに対してM対のフローティングコンタクト25、26が設けられるパターンが示される。
このように、フローティングコンタクト25、26の位置を変えず、フローティングコンタクト25、26の数を変えてオン電流を測定すると、図6に示されるように、オン電流Ionの比ΔIonは、CRが一定であれば、トランジスタ幅W(W1×N)によらず一定の依存性を有することが分かる。
以上のように、フローティングコンタクト無しのオン電流Ionとある場合のオン電流Ionとの比ΔIonは、コンタクト幅とトランジスタ幅との比CW/Wが一定であれば、トランジスタ幅W(W1×N)によらず一定の依存性を有し、フローティングコンタクトの位置を示すCRが一定であれば、トランジスタ幅W(W1×N)によらず一定の依存性を有する。したがって、オン電流Ionの比ΔIonのCR依存性と、オン電流Ionの比ΔIonのCW/W依存性から、図7に示されるように、フローティングコンタクトの位置を示すCRと、コンタクト幅とトランジスタ幅との比CW/Wとのマトリクス表ができる。この表から任意のトランジスタ幅Wに対するコンタクト位置、個数に基づくオン電流Ionの比ΔIonの値が算出できる。
即ち、まず、フローティングコンタクト無しの状態を示すコンタクト幅とトランジスタ幅との比CW/W=0のとき、フローティングコンタクトの位置が無限遠点であると仮定し、CR=∞の場合のオン電流Ionを基準として、オン電流の比ΔIonが求められる。例えば、コンタクト幅とトランジスタ幅との比CW/W=30%に固定し、フローティングコンタクトの位置を示すCRを変えてオン電流が測定され、オン電流の比ΔIonが算出される。このオン電流の比ΔIonは、マトリクス表の縦方向に並ぶことになる。フローティングコンタクトの位置を示すCRを固定し、フローティングコンタクトの数を変えて(CW/Wが変わる)音電流が測定され、オン電流の比ΔIonが算出される。このオン電流の比ΔIonは、マトリクス表の横方向に並ぶことになる。この縦方向と横方向との関係から、マトリクス表の各コンタクト位置、コンタクト個数によるオン電流の比ΔIon値が算出される。即ち、このマトリクス表の各ポイントを全て測定することなく、各ポイントのオン電流の比ΔIonを算出できる。
上述では、電流の比ΔIonに対しての解析が示されたが、この解析法は、閾値電圧Vthに対しても適用することができる。閾値電圧Vthは、フローティングコンタクト無しのときの閾値電圧Vthと、任意のコンタクト位置、コンタクト個数のときの閾値電圧Vthとの差分ΔVthにより解析される。
このように、上記のTEGレイアウトパターンには、拡散層抵抗成分をコンタクトによるストレスの影響から分離するために、電流の流れるソースおよびドレインとは別にフローティングコンタクトが設けられている。ソースおよびドレインとメタル層とを接続する測定用のコンタクト15、16は、ゲート長L、トランジスタ幅W、フローティングコンタクト位置CRに関わらず、一定の位置に配置される。この測定用コンタクトは、拡散層のゲートから最も離れた位置付近であることが望ましい。また、測定用コンタクトを流れる電流密度の差を無くすため、測定用コンタクト(ソースおよびドレイン)は最小トランジスタ幅W(W1)に対して1対ずつ設けられる。このようにTEGレイアウトパターンを設けることにより、拡散層抵抗成分の排除および測定用コンタクトの電流密度の差を無くすことが可能となる。
このようにTEGレイアウトパターンを設けることにより、拡散層抵抗成分とコンタクト電流密度差を排除することができ、コンタクトによるチャネル領域へのストレスの真の影響をMOSトランジスタのDC特性の変化量から把握することが可能となる。また、コンタクト幅とトランジスタ幅との比CW/Wによる解析手法を用いることにより、どのトランジスタ幅Wにも適用することが可能となる。即ち、上記のTEGレイアウトパターンと解析手法とを用いることにより、コンタクトによるストレス依存性の定量的な解析が可能となる。また、コンタクトのゲートからの距離依存性とコンタクト数(密度)依存性を把握することができる。
MOSトランジスタのDC特性測定用レイアウトパターン例である。 本発明の実施の形態に係るMOSトランジスタのDC特性測定用レイアウトパターン例である。 本発明の実施の形態に係るCW/Wを一定にしてMOSトランジスタのトランジスタ幅を変えた場合のDC特性測定用レイアウトパターン例である。 本発明の実施の形態に係るCW/Wを一定にしてMOSトランジスタのトランジスタ幅を変えた場合のオン電流の比ΔIonのCR依存を示す図である。 本発明の実施の形態に係るCRを一定にしてCW/Wを変えた場合のMOSトランジスタのDC特性測定用レイアウトパターン例である。 本発明の実施の形態に係るMOSトランジスタのトランジスタ幅を変えた場合のオン電流の比ΔIonのCW/W依存を示す図である。 本発明の実施の形態に係るCR−CW/Wマトリクスである。
符号の説明
11 ゲート
12、13 拡散層
15、16 コンタクト
18、19 メタル層
25、26 フローティングコンタクト
28、29 フローティングメタル層
101 ゲート
102、103 拡散層
105、106 コンタクト
108、109 メタル層

Claims (9)

  1. ゲートと、
    前記ゲートの両側に形成されるソースおよびドレインとなる拡散層と、
    前記拡散層の前記ゲートから離れた位置にそれぞれ設けられる測定用コンタクトと、
    前記ゲートと前記測定用コンタクトとの間に設けられ、電気的に孤立するメタル層と前記拡散層とを接続するフローティングコンタクトと
    を具備する
    半導体評価素子。
  2. 前記測定用コンタクトは、前記拡散層の前記ゲートから最も離れた位置に設けられる
    請求項1に記載の半導体評価素子。
  3. 請求項1または請求項2に記載の半導体評価素子を具備する半導体集積回路装置であって、
    前記フローティングコンタクトのコンタクト幅CWと前記半導体評価素子のトランジスタ幅Wとの比CW/Wを所定の値に固定し、前記ゲートから前記フローティングコンタクトまでの距離CRを変えた複数の前記半導体評価素子と、
    前記ゲートから前記フローティングコンタクトまでの距離CRを所定の値に固定し、前記フローティングコンタクトのコンタクト幅CWと前記半導体評価素子のトランジスタ幅Wとの比CW/Wを変えた複数の前記半導体評価素子と
    を具備する
    半導体集積回路装置。
  4. 前記コンタクト幅CWと前記トランジスタ幅の比CW/Wは、前記フローティングコンタクトの数と前記測定用コンタクトの数との比により設定する
    請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記測定用コンタクトは、前記半導体評価素子の最小トランジスタ幅毎に1対ずつ設けられる
    請求項3または請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記半導体評価素子の最小トランジスタ幅毎に前記測定コンタクトおよび前記フローティングコンタクトを1対ずつ設けて前記フローティングコンタクトのコンタクト幅CWと前記半導体評価素子のトランジスタ幅Wとの比CW/Wを固定する
    請求項3から請求項5のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  7. ゲートと、前記ゲートの両側に形成されるソースおよびドレインとなる拡散層と、前記拡散層の前記ゲートから離れた位置にそれぞれ設けられる測定用コンタクトと、前記ゲートと前記測定用コンタクトとの間に設けられて電気的に孤立するメタル層と前記拡散層とを接続するフローティングコンタクトとを具備する半導体評価素子を複数備える半導体集積回路を用いて、
    前記フローティングコンタクトのコンタクト幅CWと前記半導体評価素子のトランジスタ幅Wとの比CW/Wが所定の値に固定され、前記ゲートから前記フローティングコンタクトまでの距離CRが異なる複数の前記半導体評価素子のDC特性のCR依存性を測定するステップと、
    前記ゲートから前記フローティングコンタクトまでの距離CRが所定の値に固定され、前記フローティングコンタクトのコンタクト幅CWと前記半導体評価素子のトランジスタ幅Wとの比CW/Wが異なる複数の前記半導体評価素子のDC特性のCW/W依存性を測定するステップと
    を具備し、
    コンタクトを設けることに起因する前記半導体評価素子のDC特性の影響を測定する測定方法。
  8. 測定された前記CR依存性と前記CW/W依存性とに基づいて、任意のトランジスタ幅の半導体評価素子における所定のコンタクト位置およびコンタクト密度に対する前記半導体評価素子のDC特性を算出するステップを更に具備する
    請求項7に記載の測定方法。
  9. 前記DC特性は、前記半導体評価素子の前記測定用コンタクトを流れる電流を測定して得られるオン電流Ionの特性である
    請求項7または請求項8に記載の測定方法。
JP2007169564A 2007-06-27 2007-06-27 半導体評価素子、半導体集積回路装置および評価方法 Expired - Fee Related JP5009702B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169564A JP5009702B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 半導体評価素子、半導体集積回路装置および評価方法
US12/213,664 US7764077B2 (en) 2007-06-27 2008-06-23 Semiconductor device including semiconductor evaluation element, and evaluation method using semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007169564A JP5009702B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 半導体評価素子、半導体集積回路装置および評価方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009010135A JP2009010135A (ja) 2009-01-15
JP5009702B2 true JP5009702B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=40159284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007169564A Expired - Fee Related JP5009702B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 半導体評価素子、半導体集積回路装置および評価方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7764077B2 (ja)
JP (1) JP5009702B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140354325A1 (en) * 2013-05-28 2014-12-04 United Microelectronics Corp. Semiconductor layout structure and testing method thereof
KR102046986B1 (ko) 2013-09-27 2019-11-20 삼성전자 주식회사 더미 셀 어레이를 포함하는 반도체 소자
US9449986B1 (en) 2015-10-13 2016-09-20 Samsung Electronics Co., Ltd. 3-dimensional memory device having peripheral circuit devices having source/drain contacts with different spacings

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2822951B2 (ja) * 1995-08-28 1998-11-11 日本電気株式会社 絶縁ゲート電界効果トランジスタの評価素子とそれを用いた評価回路および評価方法
JP3736962B2 (ja) * 1998-01-28 2006-01-18 株式会社リコー 評価用半導体装置及びそれを用いたデバイスパラメータ抽出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009010135A (ja) 2009-01-15
US20090001368A1 (en) 2009-01-01
US7764077B2 (en) 2010-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100940415B1 (ko) 배면 드레인 구조 웨이퍼의 온저항 측정방법
US7302378B2 (en) Electrostatic discharge protection device modeling method and electrostatic discharge simulation method
US20090020754A1 (en) Test structure for determining gate-to-body tunneling current in a floating body FET
US7462914B2 (en) Semiconductor circuit device and simulation method of the same
JP2822951B2 (ja) 絶縁ゲート電界効果トランジスタの評価素子とそれを用いた評価回路および評価方法
US20140354325A1 (en) Semiconductor layout structure and testing method thereof
US8423342B2 (en) Simulation parameter extracting method of MOS transistor
JP5009702B2 (ja) 半導体評価素子、半導体集積回路装置および評価方法
US20120181615A1 (en) Method of manufacturing semiconductor device and semiconductor device
JP6560087B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
US8108175B2 (en) Method for determining self-heating free I-V characterstics of a transistor
US8586981B2 (en) Silicon-on-insulator (“SOI”) transistor test structure for measuring body-effect
US7932105B1 (en) Systems and methods for detecting and monitoring nickel-silicide process and induced failures
JP4997710B2 (ja) Lsiのセルのライブラリデータ生成方法
JP2015002242A (ja) 半導体素子の寿命診断方法
US7898269B2 (en) Semiconductor device and method for measuring analog channel resistance thereof
JP2006049818A (ja) 静電気放電保護回路のシミュレーション方法
JP2007165365A (ja) 半導体装置及びそのテスト方法
Terada et al. Measurement of the MOSFET drain current variation under high gate voltage
JP3940591B2 (ja) 半導体装置の電気特性のシミュレーション方法
US9063193B2 (en) Layout structure of electronic element and testing method of the same thereof
JP2011059085A (ja) 半導体装置及びその検査方法
CN105390409B (zh) 鸟嘴长度的测试方法及装置
JPH04373145A (ja) 半導体装置とそれを用いた評価回路および評価方法
JP2001289904A (ja) 半導体装置の評価方法及び評価装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5009702

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees