JP5006301B2 - 流体圧シリンダ - Google Patents
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Description
特許文献1に記載のロータリクランプシリンダは、シリンダチューブに、ピストンロッドと一体のピストンが摺動・回動自在に嵌合され、ピストンロッドの先端部はロッドカバーから突出している。そして、シリンダチューブの側部に形成された挿通孔にはガイドピンが挿通され、そのガイドピンは、ロッドカバー側部のネジ孔にねじ込まれている。また、ピストンロッドの外周面には、平行部分と螺旋状部分とを含む曲線状のガイド溝が形成されている。そして、このガイド溝内には、ガイドピンの先端が係合するような状態で配置され、シリンダチューブ内に流体が給排されると、ガイド溝がガイドピンと摺接しつつピストンロッドは移動する結果、ピストンが直線運動を行いながら回動運動を行うようになっている。
以下、本発明をロータリクランプシリンダに具体化した第1実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。なお、以下の説明では、図1(a)及び(b)の右側をロータリクランプシリンダのヘッド側とし、図1(a)及び(b)の左側をロータリクランプシリンダのアーム側としている。
クランプアーム32により図示しないワークをクランプする前の状態では、シリンダ11のピストン17は、アーム側のストロークエンドにあり、ロッド18の大部分は、シリンダチューブ12から突出している。この状態において、第1の給排ポート36を介してアーム側の第1圧力作用室19に空気が供給されると、空気の圧力によってピストン17がヘッド側に押圧される。その結果、ピストン17、ロッド18及びクランプアーム32はヘッド側へ一体移動を開始する。ピストン17及びロッド18が移動するとき、ガイド孔41はガイドロッド44に対して摺動し、ガイドロッド44に案内される。
(1)シリンダ11は、シリンダチューブ12内にピストン17及びロッド18を収容し、シリンダチューブ12内に空気が給排されることによってピストン17及びロッド18が直線運動や複合運動を行うように構成されている。そして、ピストン17には、ピストン17の軸線Pと直交する方向に貫通するガイド孔41が形成されている。そして、ガイド孔41には、ガイドロッド44が挿通されている。ガイドロッド44は、その両端部44a,44bがシリンダチューブ12に固定されている。したがって、コンパクトなサイズのシリンダ11であっても、ガイドロッド44に生じる応力を許容応力以下に抑えたまま、慣性モーメントの大きなクランプアーム32を駆動することができる。
次に、第2実施形態を図5にしたがって説明する。この実施形態では、ガイドロッドの両端部の固定構造が、前記第1実施形態と異なっている。その他の構成は前記第1実施形態とほぼ同じであり、第1実施形態と同様の構成部分は同一符号を付して説明を省略又は簡略する。
(5)シリンダチューブ12の外周面には、調芯具54が圧入される第2凹部52が形成されている。第2凹部52には、ガイドロッド55の他方の端部55bが突出している。ガイドロッド55の他方の端部55bは、調芯具54の調芯孔57に挿入される。そして、調芯具54を第2凹部52に圧入するときに、調芯具54が回転して調芯孔57の位置が動くことで、ガイドロッド55がガイド孔41の貫通方向と平行になるように調整される。
○ 第1実施形態において、ガイドロッド44の端部44a,44bをシリンダチューブ12に形成された圧入孔38に嵌合させることで固定する代わりに、固定具を用いて固定してもよい。例えば、シリンダチューブ12に圧入孔38を形成する代わりに、シリンダチューブ12の外周面に一対の収容凹部をピストン17の軸線Pを間に挟んで対称に設け、一対の収容凹部それぞれとシリンダチューブ12内とを連通する挿通孔を設けてもよい。そして、挿通孔は、ガイドロッド44との間に所定のクリアランスが存在するように形成し、ガイドロッド44の両端部44a,44bを挿通孔に挿通したうえで収容凹部内に臨ませる。さらに、収容凹部内において、ガイドロッド44の両端部44a,44bに固定具としてのCリングを取り付けてシリンダチューブ12に固定する。この場合、ガイドロッド44及びガイド孔41の加工時に、加工精度が低いことによりガイドロッド44とガイド孔41との位置が予め設定された位置とは異なっても、ガイドロッド44を動かしてガイド孔41に対するガイドロッド44の位置を合わせることができる。したがって、サイズの小さいタイプのシリンダ11において、ガイドロッド44及びガイド孔41の加工精度を上げなくとも、ガイドロッド44とガイド孔41の位置合わせをして、ピストン17及びロッド18の作動時に、ガイドロッド44とガイド孔41との間にこじりが発生したり、作動不良が発生したりすることを抑制できる。
○ ピストン17の構造を変更してもよい。例えば、ピストン17を二つのピストン部品に分割してもよい。そして、一方のピストン部品は、シリンダ11用として市販されているものを用い、他方のピストン部品は、ガイド孔41が形成されたものを用いる。そして、一方のピストン部品を市販のロッド18の基端に組み付けた後、他方のピストン部品を一方のピストン部品に組み付けることで、ガイド孔41が形成された可動部を構成してもよい。この場合、他方のピストン部品以外は、シリンダ11と、直動式のシリンダとにおいて、用いられる部品を共通化することができる。
○ シリンダ11に限らず、空気以外の気体を使用するシリンダや、流体として気体ではなく液体を使用する、例えば油圧シリンダに適用してもよい。
Claims (3)
- シリンダチューブ内に、ピストン及びロッドからなる可動部を移動可能に収容し、前記シリンダチューブ内に流体を給排することによって前記可動部に直線運動と回転運動とからなる複合運動を行わせる流体圧シリンダにおいて、
前記可動部のうち、前記ピストンには、同ピストンの軸線に対して直交する方向に貫通するとともに前記ピストンの軸線方向に螺旋状に延びるガイド孔が形成され、
前記シリンダチューブの内部は、前記ピストンによって前記流体が給排される第1圧力作用室及び第2圧力作用室に仕切られており、前記ピストンの外周面には、前記第1圧力作用室と前記ガイド孔との間をシールする第1シール部材、及び前記第2圧力作用室と前記ガイド孔との間をシールする第2シール部材が装着され、
前記ガイド孔には、前記シリンダチューブ側に両持ち支持されたガイドロッドが挿通され、
前記ガイドロッドと前記ガイド孔とが摺接することで、前記可動部の複合運動を案内することを特徴とする流体圧シリンダ。 - 前記シリンダチューブには、その径方向に延びる圧入孔が形成され、
前記ガイドロッドの両端部は、前記圧入孔に圧入固定されている請求項1に記載の流体圧シリンダ。 - 前記シリンダチューブには、その径方向に延びる挿通孔が形成され、
前記ガイドロッドの両端部は、前記挿通孔に挿通された状態で固定具により固定されている請求項1に記載の流体圧シリンダ。
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