JP5005993B2 - 不揮発性半導体メモリ装置及びその製造方法と半導体メモリ・システム - Google Patents
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Description
積層膜24は、最も半導体基板11に近いトンネル酸化膜241と、中間層の窒化シリコン膜であるメモリ窒化膜242と、最上層に設けるトップ酸化膜243とからなる。
このとき、高濃度領域16の存在により、チャネル方向の電界の集中性がチャネル領域17のドレイン領域13の端付近で高くなり、より多くの電荷が積層膜24に効率良く注入されてメモリ窒化膜242に蓄えられる。
書き込み時と同様に、このときも高濃度領域16の存在により、チャネル方向の電界の集中性が一部で高まるが、トンネル酸化膜241の電位障壁を乗り越える程のエネルギーは付与されず、誤書き込みは防止される。
これにより、書き込まれた電荷(電子)と逆極性の電荷(ホール)がドレイン領域13から積層膜24内に供給され、メモリ窒化膜242内で極性の異なる電荷同士が結合して中和するため、情報が消去される。
ところが、積層膜24はチャネル領域17全体に亘って同じ厚さに形成されているから、チャネル領域全体に高い電界が印加されてしまう。そうすると、チャネル領域17のドレイン領域13の端付近の高濃度領域16近傍で高エネルギーを得て積層膜24に注入されるはずの電荷(電子)が、この高濃度領域16に到達する前の領域で、ある確率で積層膜24に注入されてしまう。
そのような状況は誤書き込みの一種であって、情報が正常に書き込まれているものではないから、書き込み状態が安定せず、書き込み後の閾値を制御できないことになる。
しかし、特許文献1に示されている不揮発性半導体メモリ装置は、多値メモリとして用いることはできなかった。
上記積層膜を構成する最上層の絶縁膜は、上記チャネル領域と第3拡散領域との境界部の上部に段差部を有するのが望ましい。
これらの不揮発性半導体メモリ装置において、上記第1拡散領域と第2拡散領域との間のチャネル領域における上記第3拡散領域が設けられていない領域に、上記第1拡散領域及び第2拡散領域より不純物濃度が低い第2導電型の第4拡散領域を設けるとよい。
第1導電型の半導体基板の表面付近に第2導電型の拡散領域によるソース領域とドレイン領域を互いに離間して形成する工程、
上記半導体基板の上記ソース領域とドレイン領域との間の領域の一部に上記ソース領域とドレイン領域とのいずれか一方にのみ接するように、上記半導体基板より不純物濃度が高い第1導電型の高濃度領域を少なくとも1つ形成する工程、
上記ソース領域とドレイン領域との間の領域の上記半導体基板の上部に複数の絶縁膜を積層して積層膜を形成し、その積層膜と上記高濃度領域とが平面的に重なる部分の該積層膜を構成する最上層の絶縁膜の膜厚を他の部分に比べて薄くする工程、
上記積層膜の上部にゲート電極を形成する工程、
第1導電型の半導体基板の表面付近に該半導体基板より不純物濃度が高い第1導電型の高濃度領域を1つ又は間隔をあけて2つ形成する工程、
上記半導体基板の後工程でソース領域とドレイン領域とを互いに離間して形成する領域の間の領域の上部に複数の絶縁膜を積層して積層膜を形成し、その積層膜と上記高濃度領域とが平面的に重なる部分の該積層膜を構成する最上層の絶縁膜の膜厚を他の部分に比べて薄くする工程、
上記積層膜の上部にゲート電極を形成する工程、
上記半導体基板の表面付近に上記高濃度領域を挟んで互いに離間して対向する第2導電型の拡散領域によるソース領域とドレイン領域とを、上記高濃度領域が1つの場合はいずれか一方のみが該高濃度領域に接するように、上記高濃度領域が2つの場合は上記ソース領域が一方の高濃度領域にのみ、上記ドレイン領域が他方の高濃度領域にのみ接するように形成する工程、
そのため、書き込みゲート電圧を下げても、チャネル領域の所定の部分すなわち第3拡散領域の上部の積層膜に正常に書き込みができることになり、近年の半導体装置の低電圧化に対応できる。
多値メモリは、メモリ素子の所定の部分にのみ所定量の電荷を注入する必要があるが、この発明の不揮発性半導体メモリ装置は、所定の部分である第3拡散領域の上部以外への誤書き込みがないので、多値メモリに好適である。
また、半導体基板の電位を常に0Vにすることができるので、複数の素子を同一の半導体基板上に形成する際に、絶縁膜によって素子分離をする必要がなくなり、半導体装置のスペース効率を高められる。
この発明による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法によれば、上記不揮発性半導体メモリ装置を効率よく安価に製造することができる。
図1は、この発明による不揮発性半導体メモリ装置の第1実施例を説明するための模式的断面図である。
図1において、1はMONOS型の不揮発性半導体メモリ装置であり、11は第1導電型(この例ではp型)の半導体基板、12は半導体基板11と反対の第2導電型(この例ではn型)の第1拡散領域であるソース領域、13は同じく第2導電型(n型)の第2拡散領域であるドレイン領域である。
この半導体基板11のチャネル領域17の表層部には、ソース領域12とドレイン領域13のうちのドレイン領域13とのみ接する高濃度領域16を設けている。この高濃度領域16は、半導体基板11より不純物濃度が高い第1導電型であるp型の第3拡散領域である
そして、最上層の絶縁膜であるトップ酸化膜143は、第3拡散領域である高濃度領域16と平面的に重なる部分だけが高濃度領域16と平面的に重ならない部分に比べて膜厚が薄い。図1に示す例では、ドレイン領域13側の膜厚が薄く、その他の部分の膜厚が厚い。つまり、チャネル領域17における高濃度領域16がある領域とない領域との境界部分の上部のトップ酸化膜143に段差部20を有している。
なお、トップ酸化膜143以外の各層、すなわちトンネル酸化膜141とメモリ窒化膜142は、チャネル領域17上の全体に亘って均一な厚さを有する。ゲート電極15は、トップ酸化膜143の膜厚が薄くなった部分も含め、トップ酸化膜143上に形成する。
したがって、高濃度領域16をソース領域12にのみ接するように設け、その上部のトップ酸化膜143の膜厚を他の部分より薄くして、図1と左右反対に構成してもよい。
さらに、高濃度領域16をソース領域12側とドレイン領域13側との両方に独立して設けてもよいが、それは次の第2実施例で説明する。
情報の書き込み時には、ソース領域12の電位を基準としてドレイン領域13に書き込みドレイン電圧を印加し、ゲート電極15に書き込みゲート電圧を印加する。
それは、図1においてチャネル領域17に左から右に向かう矢印方向である。その加速された少数キャリアは、チャネル領域17のドレイン領域13の近傍で高エネルギーを得て、積層膜14のトンネル酸化膜141の電位障壁を乗り越えてメモリ窒化膜142に注入される。図1における高濃度領域16から上向きの矢印方向に注入される。
したがって、トップ酸化膜143の膜厚が薄い部分と高濃度領域16とが平面的に重なる部分にだけ、より強い電界が印加され、ゲート電極15の右端部のトップ酸化膜143の膜厚が薄い領域の積層膜14中に局所的に効率良く電荷(電子による負電荷)が蓄えられる。
ソース領域12の近傍の積層膜14全体の総膜厚又はトップ酸化膜143の膜厚を厚くすると、その場所ではチャネル領域17と直交する方向の電界が弱まる。よって、ソース領域12から半導体基板11に供給された少数キャリアが加速される初期の段階においては、チャネル領域17方向、すなわち図1では左から右に向かう矢印方向の電界の影響のみを強く受けるため、ソース領域12の近傍の積層膜14に誤って電荷が蓄えられてしまうのを防止することができる。
書き込み時は、例えば、ゲート電圧を+4V、ドレイン電圧を+3V、ソース領域12と半導体基板11とは0Vとする。
消去時は、例えば、ゲート電圧を−3V、ドレイン電圧を+5V、ソース領域12と半導体基板11とは0Vとする。
読み出し時は、例えば、ゲート電圧を+1.5V、ドレイン電圧を+1.5V、ソース領域12と半導体基板11とは0Vとする。
同一の半導体基板に複数の素子を作り込む集積型のデバイスにこの不揮発性半導体メモリ装置1を組み込んでも、動作中に半導体基板の電圧が変化することがなく、他の素子に影響を与えないので好ましい。
図2は、この発明による不揮発性半導体メモリ装置の第2実施例を説明するための模式的断面図である。図2において、図1と対応する部分には同じ符号を付してあり、それらの説明は省略する。なお積層膜14は、その最上層の絶縁膜であるトップ酸化膜143の形状が図1の実施例とは異なっているが、便宜上同じ符号を付している。
そして、積層膜14を構成する複数の絶縁膜のうちの最上層のトップ酸化膜143は、第1の高濃度領域16a及び第2の高濃度領域16bとそれぞれ平面的に重なる部分の膜厚を、それらと重ならない他の部分より薄くして、高濃度領域16a側の境界部の上方に段差部21を、第2の高濃度領域16b側の境界部の上方に段差部20を有している。
これにより、電位の基準としたドレイン領域13から、p型の半導体基板11にとっての少数キャリアである電子が供給される。この少数キャリアは、チャネル領域17内でチャネル方向の電界によって、図2で右から左に向かう矢印方向に加速される。その少数キャリアは、チャネル領域17のソース領域12の近傍で高エネルギーを得て、積層膜14のトンネル酸化膜141の電位障壁を乗り越えて積層膜14内に注入され、メモリ窒化膜142に蓄積される。
これにより、書き込まれた電荷と逆極性の電荷(ホール)がドレイン領域13から積層膜14内に供給され、極性の異なる電荷同士が結合して中和されるため、図2において右端部の蓄積電荷による情報が消去される。
これにより、書き込まれた電荷と逆極性の電荷がソース領域12から積層膜14内に供給され、図2において左端部の蓄積電荷による情報が消去される。
この書き込み情報の読み出し方法については、従来から試みられている種々の方法を適用可能であるが、この発明に特有のことではないので、説明を省略する。
図3は、この発明による不揮発性半導体メモリ装置の第3実施例を説明するための模式的断面図である。この図3においても、図1と対応する部分には同じ符号を付しており、それらの説明は省略する。
高濃度領域16での閾値電圧VTbは、積層膜14への電荷の蓄積状態によって可変である。そのため、情報書き込み後はその閾値電圧VTbが高くなり、不揮発性半導体メモリ装置3の閾値電圧VTは、VT=VTbとなるので、積層膜14への電荷の蓄積状態をコントロールすることにより、所望の閾値電圧VTとすることができる。
したがって、チャネル領域17に第4拡散領域18を形成することによって、消去後の閾値電圧VTを0V以下に下げ、デプレッションにすることができる。
書き込み時及び消去時の電圧条件は第1実施例の場合と同様である。
図4は、この発明による不揮発性半導体メモリ装置の第4実施例を説明するための模式的断面図である。この図4においても、図1から図3と対応する部分には同じ符号を付してあり、それらの説明は省略する。
この第4実施例の不揮発性半導体メモリ装置4は、図2に示した不揮発性半導体メモリ装置2とほぼ同様な構造であり、チャネル領域17の表層部の第3拡散領域である2つの高濃度領域16aと16bとが設けられていない領域に、ソース領域12及びドレイン領域13より不純物濃度が低い第2導電型(n型)の第4拡散領域18を設けた点だけが相違している。
消去後の閾値電圧VTは、積層膜14に蓄積された負電荷が正電荷の注入によって中和され、高濃度領域16aでの閾値電圧VTcと高濃度領域16bでの閾値電圧VTbとが十分低い値になるため、VT=VTaとなり、この不揮発性半導体メモリ装置4が製造された時点で決まった値になる。
しかし、書き込み後の閾値電圧VTは、積層膜14のいずれの端部に電荷が蓄積されているか、あるいは両端部に電荷が蓄積されているかによって異なる。
この書き込み情報の読み出し方法は、従来から試みられている多値メモリの読み出し方法と同様であり、ソース領域に印加する電圧とドレイン領域に印加する電圧とを入れ換えて2回の読み出しを実施することにより、多値情報の読み出しができる。
この不揮発性半導体メモリ装置4も、第2実施例の不揮発性半導体メモリ装置2と同様に多値メモリとして使用できる。書き込み時及び消去時の電圧条件は第2実施例の場合と同様である。
次に、この発明による半導体メモリ・システムの実施例について説明する。
この発明による前述した各実施例の不揮発性半導体メモリ装置は、いずれも半導体基板11を常に0V(接地電位)に保ち、ゲート電極15及びソース領域12又はドレイン領域13に同極性の書き込み電圧を印加して情報を書き込み、ゲート電極15に書き込み電圧と同極性の消去電圧を印加することによってその情報を消去することができる。
そのための半導体メモリ・システムの実施例について以下に説明する。
CHE:チャネルホットエレクトロン
FN:電荷のトンネル現象を利用する
VG:ゲート電圧 VD:ドレイン電圧 VS:ソース電圧
VB:バルク(半導体基板)電圧 HV:正電圧 NV:負電圧
HHV:HVより高い正電圧
VGw≧VDw VGe>VGw VGw,VGe,VDwは全て正電圧、VDe=0Vである。図7に示した本発明の例を実施する場合は、VGw=+4V,VDw=+3V,VGe=+8Vにする。
書き込み電圧発生回路32及び消去電圧発生回路33は1つの回路であってもよい。そして、発生する各電圧を外部から供給されるか、外部から1つの低い電圧(例えば1.5V)を供給され、その電圧を元に内部の昇圧回路によって各電圧VDw(3V),VGw(4V),VGe(8V)を生成するようにしてもよい。
○書き込み状態
切替スイッチS1の可動接点は固定接点S1Wに、切替スイッチS2の可動接点は固定接点S2Wに切り替わる。これにより、G端子に書き込みゲート電圧VGwが、D端子に書き込みドレイン電圧VDwがそれぞれ印加され、S端子とB端子は0Vになる。
○消去状態
図9に示すように、切替スイッチS1の可動接点は固定接点S1Eに、切替スイッチS2の可動接点は固定接点S20に切り替わる。これにより、G端子に消去ゲート電圧VGeが印加され、D端子とS端子とB端子は0Vになる。
○書き込みも消去も行わない定常状態
切替スイッチS1の可動接点は固定接点S10に、切替スイッチS2の可動接点は固定接点S20に切り替わる。これにより4つの端子は全て0Vになる。
半導体基板の電位が常に0Vであることにより、複数の素子(メモリ素子以外の素子も含む)を同一の半導体基板上に形成する際に、絶縁膜によって素子分離をする必要がなくなり、スペース効率を高められる。
そして、書き込み電圧も消去電圧も全て正電圧(同極性の電圧)であるから、電源装置の構成が簡単で安価になる。
それによって書き込み状態では、G端子に書き込みゲート電圧VGwが、S端子に書き込みソース電圧VSw(VDwと同じ)がそれぞれ印加され、D端子とB端子は0Vになる。消去状態と定常状態では前述の場合と同じになる。
図10に示す各切替スイッチS1,S2,S3の切替状態は、消去状態を示しており、この状態では、G端子に消去ゲート電圧VGeが印加され、D端子とS端子とB端子は全て0Vになっており、図9に示した実施例の場合と同じである。
書き込みも消去も行わない定常状態では、図10に示す状態から、切替スイッチS1の可動接点を固定接点S10に切り替える。これにより4つの端子は全て0Vになる。
さらに、その電源装置に共通する構成は、不揮発性半導体メモリ装置の半導体基板11を常に接地電位にする接地回路と、書き込み時に第1拡散領域(ソース領域12)又は第2拡散領域(ドレイン領域13)とゲート電極15に印加するための正又は負の書き込み電圧を発生する書き込み電圧発生回路と、消去時にゲート電極15に印加するために上記書き込み電圧より絶対値が大きく同極性の消去電圧を発生する消去電圧発生回路とを有することである。
次に、この発明による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法の第1実施例について、図11から図16を参照しながら説明する。図11から図16はその各工程を説明するための図2と同様な模式的断面図であり、図2と対応する部分には同一の符号を付してある。
次いで、知られているイオン注入法により、第2導電型(n型)の拡散領域によるソース領域12及びドレイン領域13を互いに離間して形成する。その後、フォトレジスト41をウェットエッチングにより除去する。
その後、フォトレジスト42をウェットエッチングにより除去する。
このようにトップ酸化膜143に段差部20,21を形成した後、フォトレジスト43をウェットエッチングにより除去する。
この工程によって積層膜14を整形し、ソース領域12とドレイン領域13との間のチャネル領域の上部にのみ積層膜14を形成することになる。その後、フォトレジスト44をウェットエッチングにより除去する。
まず、図示はしていないが、CVD法を用いてゲート電極を形成するためのポリシリコン膜を半導体基板11の上部全面に成膜する。その後、ゲート電極を形成したい部分にフォトレジスト45を知られているフォトリソグラフィ技術を用いて形成し、それをマスクとしてポリシリコン膜をドライエッチングする。この工程によって、図16に示すように積層膜14の上部にゲート電極15が形成される。
すなわち、図12によって説明した高濃度領域を形成する工程で、半導体基板11のソース領域12とドレイン領域13の間の領域の一部にソース領域とドレイン領域のいずれか一方にのみ接するように、半導体基板より不純物濃度が高い第1導電型(p型)の高濃度領域16を1つ形成する。
そして、そのフォトレジスト43をマスクとして、トップ酸化膜143をエッチング除去し、トップ酸化膜143のソース領域12とドレイン領域13との間の部分では、高濃度領域16と平面的に重なる部分の膜厚が他の部分に比べて薄くなるようにする。これによりトップ酸化膜143には、高濃度領域16の内側の境界部分の上部に1つの段差部20又は21が形成される。
次に、この発明による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法の第2実施例について、図17から図22を参照しながら説明する。図17から図22はその各工程を説明するための図2と同様な模式的断面図であり、図2と対応する部分には同一の符号を付してある。
次いで、知られているイオン注入法により、第2導電型(n型)の拡散領域による第1の高濃度領域16a及び第2の高濃度領域16bを間隔をあけて形成する。その後、フォトレジスト46をウェットエッチングにより除去する。
これらの、第1の酸化膜形成工程、窒化膜形成工程、及び第2の酸化膜形成工程は、上述した第1実施例の場合と同様である。
この工程によるトップ酸化膜143の除去量は、第1実施例ですでに説明したとおり、自由に選ぶことができる。このようにトップ酸化膜143に段差部20,21を形成した後、フォトレジスト47をウェットエッチングにより除去する。
この工程によって積層膜14を整形し、半導体基板11の後工程でソース領域12とドレイン領域13とを互いに離間して形成する領域の間の領域の上部にのみ積層膜14を形成することになる。その後、フォトレジスト48をウェットエッチングにより除去する。
まず、図示はしないが、例えば、反応ガスにモノシラン(SiH4)を用いるCVD法を用いて、ゲート電極を形成するためのポリシリコン膜を半導体基板11の上部全面に成膜する。
その後、ゲート電極を形成したい部分にフォトレジスト49を知られているフォトリソグラフィ技術を用いて形成し、そのフォトレジスト49をマスクとしてポリシリコン膜をドライエッチングする。この工程によって、図21に示すように積層膜14の上部にゲート電極15が形成される。その後、フォトレジスト49をウェットエッチングにより除去すると、図22に示すように積層膜14上にゲート電極15が完成する。
すなわち、図17によって説明した高濃度領域を形成する工程で、第1導電型の半導体基板の表面付近に、半導体基板11より不純物濃度が高い第1導電型(p型)の高濃度領域を1つ形成する。
なお、これらの製造方法の実施例を説明するための各工程を示す図におけるソース領域12とドレイン領域13及び高濃度領域16a,16bの形状が、図2又は図4に示した不揮発性半導体メモリ装置のそれらの形状と若干相違しているが、これらの図はあくまでも模式的な図であって、正確な形状を示すものではない。これらの各拡散領域の境界部の形状は、拡散の状況等によって種々変わるものである。
12:第1拡散領域であるソース領域 13:第2拡散領域であるドレイン領域
14:積層膜 15:ゲート電極 16:第3拡散領域である高濃度領域
17:チャネル領域 18:第4拡散領域 20,21:段差部
30:正電圧を発生する電源装置 31:接地回路 32:書き込み電圧発生回路
33:消去電圧発生回路 41〜49:フォトレジスト
141:トンネル酸化膜 142:メモリ窒化膜 143:トップ酸化膜
S1,S2,S3 切替スイッチ
Claims (11)
- 第1導電型の半導体基板の表面付近に互いに離間して第2導電型の第1拡散領域と第2拡散領域とを有し、該第1拡散領域と該第2拡散領域との間のチャネル領域の上部に複数の絶縁膜を積層してなる積層膜を設け、該積層膜の上部にゲート電極を有する不揮発性半導体メモリ装置であって、
前記チャネル領域の一部に、前記第1拡散領域と前記第2拡散領域とのいずれか一方にのみ接し、前記半導体基板より不純物濃度が高い第1導電型の第3拡散領域を少なくとも1つ設け、
前記積層膜を構成する前記複数の絶縁膜のうちの最上層の絶縁膜は、前記第3拡散領域と平面的に重なる部分だけ前記第3拡散領域と平面的に重ならない部分に比べて膜厚が薄いことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。 - 前記第3拡散領域を、前記第1拡散領域にのみ接する領域と前記第2拡散領域にのみ接する領域とにそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
- 前記積層膜を構成する前記最上層の絶縁膜は、前記チャネル領域と前記第3拡散領域との境界部の上部に段差部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
- 前記積層膜が、下層からトンネル酸化膜、メモリ窒化膜、及びトップ酸化膜を順次積層してなり、該トップ酸化膜が前記最上層の絶縁膜であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の不揮発性半導体メモリ装置において、前記第1拡散領域と第2拡散領域との間のチャネル領域における前記第3拡散領域が設けられていない領域に、前記第1拡散領域及び第2拡散領域より不純物濃度が低い第2導電型の第4拡散領域を設けたことを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の不揮発性半導体メモリ装置と、該不揮発性半導体メモリ装置に情報を書き込む書き込み時に印加する書き込み電圧と書き込まれた情報を消去する消去時に印加する消去電圧として同極性の電圧を発生する電源装置とからなることを特徴とする半導体メモリ・システム。
- 前記電源装置が、
前記不揮発性半導体メモリ装置の前記半導体基板を常に接地電位にする接地回路と、
前記書き込み時に前記第1拡散領域又は第2拡散領域と前記ゲート電極に印加するための正又は負の書き込み電圧を発生する書き込み電圧発生回路と、
前記消去時に前記ゲート電極に印加するために前記書き込み電圧より絶対値が大きく同極性の消去電圧を発生する消去電圧発生回路と
を有することを特徴とする請求項6記載の半導体メモリ・システム。 - 第1導電型の半導体基板の表面付近に第2導電型の拡散領域によるソース領域とドレイン領域とを互いに離間して形成する工程と、
前記半導体基板の前記ソース領域とドレイン領域との間の領域の一部に前記ソース領域とドレイン領域とのいずれか一方にのみ接するように、前記半導体基板より不純物濃度が高い第1導電型の高濃度領域を少なくとも1つ形成する工程と、
前記ソース領域とドレイン領域との間の領域の前記半導体基板の上部に複数の絶縁膜を積層して積層膜を形成し、その積層膜と前記高濃度領域とが平面的に重なる部分の該積層膜を構成する最上層の絶縁膜の膜厚を他の部分に比べて薄くする工程と、
前記積層膜の上部にゲート電極を形成する工程と
を有することを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置の製造方法。 - 第1導電型の半導体基板の表面付近に該半導体基板より不純物濃度が高い第1導電型の高濃度領域を1つ又は間隔をあけて2つ形成する工程と、
前記半導体基板の後工程でソース領域とドレイン領域とを互いに離間して形成する領域の間の領域の上部に複数の絶縁膜を積層して積層膜を形成し、その積層膜と前記高濃度領域とが平面的に重なる部分の該積層膜を構成する最上層の絶縁膜の膜厚を他の部分に比べて薄くする工程と、
前記積層膜の上部にゲート電極を形成する工程と、
前記半導体基板の表面付近に前記高濃度領域を挟んで互いに離間して対向する第2導電型の拡散領域によるソース領域とドレイン領域とを、前記高濃度領域が1つの場合はいずれか一方のみが該高濃度領域に接するように、前記高濃度領域が2つの場合は前記ソース領域が一方の高濃度領域にのみ、前記ドレイン領域が他方の高濃度領域にのみ接するように形成する工程と
を有することを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置の製造方法。 - 請求項8に記載の不揮発性半導体メモリ装置の製造方法において、
前記半導体基板の前記ソース領域とドレイン領域との間の前記高濃度領域を設けない領域に、前記ソース領域及びドレイン領域より不純物濃度が低い第2導電型の拡散領域を形成する工程を有することを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置の製造方法。 - 請求項9に記載の不揮発性半導体メモリ装置の製造方法において、
前記半導体基板の後工程でソース領域とドレイン領域とを互いに離間して形成する領域の間の前記高濃度領域を設けない領域に、前記ソース領域及びドレイン領域より不純物濃度が低い第2導電型の拡散領域を形成する工程を有することを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置の製造方法。
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