JP5005419B2 - 再生信号評価装置、再生信号評価方法、制御プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
次に、図2(a)、図2(b)および図3(a)、図3(b)を用い、媒体1に記録されている情報(マーク)が高密度化するにつれ、再生信号の品質が低下することについて説明する。
次に、図4(a)および図4(b)を用い、媒体1に記録されているマークのマーク長が相対的に長い場合に、ピックアップ2が出力する再生信号と、媒体1に記録されているマーク長が相対的に短い場合に、ピックアップ2が出力する再生信号とについて説明する。
次に、図10を用い、本実施の形態の原理を光ディスク装置20に応用した場合の光ディスク装置20の装置動作について詳細に説明する。各部の概略の機能については、前述の通りなので、本発明の特徴に関連する箇所について、更に詳しく説明する。
次に、記録制御回路11が検出した評価値により記録パラメータを変更する制御動作について説明する。本実施の形態では、評価値として、例えば、アシンメトリを得る場合について説明する。アシンメトリは、マーク長とスペース長のアンバランスを示す評価値であり(詳細は後述する)、後述する(1)式で計算される結果が0となるときマーク長とスペース長が一致していることを示す。また、アシンメトリがプラスであるかマイナスであるかから、マーク長が長いか、あるいは短いのかを判別できる。
次に、上述した再生信号データおよび2値化データを具体的に示し、Trig信号、Type信号が出力される処理、すなわち、S3〜S5の処理について図12(a)〜図12(d)を用い説明する。
次に、本実施の形態において得られる評価値について説明する。本実施の形態においては、バラツキの少ない再生信号データの信号レベルが得られるため、評価値としては、再生信号データの信号レベルを用いるもの全般に対して有効である。特に、アシンメトリ、変調度、解像度の評価に用いた場合に、ばらつきの少ない正確な値が得られる。以下、各評価値に必要とされる再生信号データの信号レベルについて説明する。
以上のように評価値を求めるためには、図1に示すように、検出回路7、バッファ回路8、補間回路9、演算回路10を個別の回路、すなわちハードウェアとして構成することも可能であるが、これらの回路をCPU(Central Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)およびメモリの組み合わせとして構成し、ソフトウェアにより処理を実現することも可能である。上記評価値をソフトウェアにより処理を実現する際の、図1に示す検出回路7、バッファ回路8、補間回路9、演算回路10のそれぞれの機能を有する機能ブロックをそれぞれ検出部27、バッファ部28、補間部29、演算部30とする。
2 ピックアップ
3 プリアンプ回路
4 A/D変換器
5 等化回路
6 復号回路(復号手段)
7 検出回路
8 バッファ回路
9 補間回路(補間手段)
10 演算回路(演算手段)
11 記録制御回路
20 光ディスク装置
27 検出部
28 バッファ部
29 補間部(補間手段)
30 演算部(演算手段)
31 信号抽出回路(信号抽出手段)
Claims (10)
- 記録媒体から再生信号を取得し、取得した再生信号をデジタル変換した再生信号データの信号レベルから、前記取得した再生信号の品質を評価する評価値を計算する再生信号評価装置において、
前記再生信号データから、予め記録されている所定のデータパターンを検出し、検出した所定のデータパターンを基に前記再生信号データから抽出再生信号データを抽出する信号抽出手段と、
前記抽出再生信号データから前記評価値を演算する演算手段とを備え、
前記所定のデータパターンのビット長は、前記抽出再生信号データの信号レベルに影響を与える範囲のビット長、またはそれより長いビット長であり、
前記所定のデータパターンは、評価に用いる対象としないデータパターンと、当該評価に用いる対象としないデータパターンに挟まれている、評価に用いる対象とするデータパターンとからなり、
前記所定のデータパターンのビット長は、前記評価に用いる対象とするデータパターンの前記抽出再生信号データの信号レベルが符号間干渉の影響を受ける範囲のビット長、またはそれより長いビット長であり、
前記所定のデータパターンは、第1のデータパターンと、第2のデータパターンとを含み、
前記抽出再生信号データは、第1の抽出再生信号データと、第2の抽出再生信号データとを含み、
前記第1のデータパターンは、前記抽出再生信号データの信号レベルに影響を与える範囲に1つ短マークまたは短スペースを含み、
前記第2のデータパターンは、前記短マークより長いマーク長を有する長マーク、または前記短スペースより長いスペース長を有する長スペースを、前記抽出再生信号データの信号レベルに影響を与える範囲に1つ含むデータパターンであり、
前記演算手段は、前記第1のデータパターンにより抽出された前記第1の抽出再生信号データと、前記第2のデータパターンにより抽出された前記第2の抽出再生信号データとから前記評価値を演算し、
前記演算手段により演算される前記評価値はアシンメトリであることを特徴とする再生信号評価装置。 - 前記所定のデータパターンのビット長は、前記抽出再生信号データの信号レベルの飽和値に対して、当該信号レベルが90%となるビット長であることを特徴とする請求項1に記載の再生信号評価装置。
- 前記所定のデータパターンのビット長は、前記抽出再生信号データの信号レベルの飽和値に対して、当該信号レベルが95%となるビット長であることを特徴とする請求項1に記載の再生信号評価装置。
- 前記所定のデータパターンは、複数のビットからなり、
前記評価値の演算は、前記複数のビットのうち、略中央に位置するビットを用いることを特徴とする請求項1に記載の再生信号評価装置。 - 前記抽出再生信号データに対しデータの補間を行い、前記補間されたデータである補間データを前記演算手段に出力する補間手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の再生信号評価装置。
- 前記再生信号データを2値化データに復号し、前記復号した2値化データを前記信号抽出手段に出力する復号手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の再生信号評価装置。
- 前記所定のデータパターンは第3のデータパターンを含み、
前記抽出再生信号データは、第3の抽出再生信号データを含み、
前記第3のデータパターンは、短マークと短スペースとが反復的に繰り返されるデータパターンであり、
前記演算手段は、前記第3のデータパターンにより抽出された前記第3の抽出再生信号データから評価値を演算することを特徴とする請求項1に記載の再生信号評価装置。 - 記録媒体から再生信号を取得し、取得した再生信号をデジタル変換した再生信号データの信号レベルから、前記取得した再生信号の品質を評価する評価値を計算する再生信号評価方法において、
前記再生信号データから、予め記録されている所定のデータパターンを検出し、検出した所定のデータパターンを基に上記再生信号データから抽出再生信号データを抽出する信号抽出ステップと、
前記抽出再生信号データから前記評価値を演算する演算ステップとを備え、
前記所定のデータパターンのビット長は、前記抽出再生信号データの信号レベルに影響を与える範囲のビット長、またはそれより長いビット長であり、
前記所定のデータパターンは、評価に用いる対象としないデータパターンと、当該評価に用いる対象としないデータパターンに挟まれている、評価に用いる対象とするデータパターンとからなり、
前記所定のデータパターンのビット長は、前記評価に用いる対象とするデータパターンの前記抽出再生信号データの信号レベルが符号間干渉の影響を受ける範囲のビット長、またはそれより長いビット長であり、
前記所定のデータパターンは、第1のデータパターンと、第2のデータパターンとを含み、
前記抽出再生信号データは、第1の抽出再生信号データと、第2の抽出再生信号データとを含み、
前記第1のデータパターンは、前記抽出再生信号データの信号レベルに影響を与える範囲に1つ短マークまたは短スペースを含み、
前記第2のデータパターンは、前記短マークより長いマーク長を有する長マーク、または前記短スペースより長いスペース長を有する長スペースを、前記抽出再生信号データの信号レベルに影響を与える範囲に1つ含むデータパターンであり、
前記演算ステップでは、前記第1のデータパターンにより抽出された前記第1の抽出再生信号データのうち、前記評価に用いる対象とするデータパターンと、前記第2のデータパターンにより抽出された前記第2の抽出再生信号データのうち、前記評価に用いる対象とするデータパターンと、から前記評価値を演算し、
前記演算ステップにより演算される前記評価値はアシンメトリであることを特徴とする再生信号評価方法。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の再生信号評価装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム。
- 請求項9に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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