JP5005002B2 - 予約人数設定方法及び予約人数設定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サービス提供施設における最適な予約人数を設定し、利用者の待ち時間を短縮するシステムに関する。
多くの病院において、患者の診察待ち時間を短縮するために予約制が導入されている。ところが、予約制が導入されていても、予約できるのは再来患者のみであり、初診患者の予約はできず、予約のある患者(以下、「予約患者」と呼ぶ)と、予約のない患者(以下、「当日患者」と呼ぶ)とが混在するため、予約していても長く待つことがある等、依然として待ち時間に対する不満が出ている。
予約の取り方としては、通常、予約システムにおいて予約枠(同じ予約時刻に複数の患者を割り当てる時間枠。通常10分〜30分単位。)を設定し、医師が診察の終了した患者の次回の予約を予約枠に入力するようになっている。
一方、当日患者は予約患者の合間に診察するので、当日患者が多く来たときには当日患者の待ち時間が非常に長くなることがあり、さらに予約患者にも影響して、その診察の開始時刻が予約時刻より遅くなってしまうことがある。
患者の待ち時間を短縮するためには、1日に診察する予約患者の人数、その人数の各時間帯へ割り付けをどのように設定するのが適切なのかが課題となっていた。
これらを解決する手法として、特許文献1には、予約を入れる日の当日患者の来院数及び来院時刻を、過去の気象データ等を使って予測し、予約患者及び当日患者の合計が平準化するように予約患者の人数を決めるシステムが開示されている。また、特許文献2には、過去の予約患者数及び当日患者数の平均値を算出し、それぞれの比率を総診察可能人数に乗じることにより予約枠・当日枠を決定するシステムが開示されている。
特開2007−141165号公報 特開平11−213039号公報
しかしながら、上記先行技術にはそれぞれ以下のような課題がある。
(1)特許文献1の技術は、当日患者の来院数・来院時刻を正確に予測することは難しく、当日患者の人数が予測結果より少なかった場合、医師が患者を待つ時間(以下、「遊休時間」と呼ぶ)が増えたり、本来診察できるはずだった予約人数より少ない予約人数になったりするという病院にとって好ましくない状況が発生する可能性がある。
(2)特許文献2の技術は、当日患者の来院数のばらつきが大きいので、実際に来院する人数が平均値より少なくなる確率が大きくなってしまい、特許文献1と同様の問題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、サービス提供施設の予約人数を適切に設定することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、コンピュータにより、サービス提供施設の利用に係る時間帯ごとの予約人数を設定する予約人数設定方法であって、前記コンピュータが、所定期間内の各日付の各時間帯に予約なしに前記サービス提供施設を利用する当日利用者の人数の実績値を含む当日利用者データと、予約して前記サービス提供施設を利用する予約利用者と前記当日利用者とを含む各利用者による所定期間内のサービス利用時間の実績値を含むサービス利用データとを予め記憶するステップと、1日あたりの前記当日利用者の人数の頻度分布において、前記当日利用者のために確保される当日枠人数以下である各当日利用者人数の日数の合計を全日数で除算した結果であるリスク率を取得するステップと、前記当日利用者データに基づいて前記当日利用者の人数の頻度分布を求め、その当日利用者人数の頻度分布を用いて、前記除算した結果が、前記取得したリスク率になるように前記当日枠人数を特定するステップと、前記サービス利用データに基づいて利用者1人あたりのサービス利用時間を計算し、その1人あたりのサービス利用時間、前記当日枠人数及び1日あたりのサービス利用時間から、前記予約利用者のために確保される予約枠人数を計算するステップと、前記当日利用者データにおける所定日の各時間帯の当日利用者人数に(前記当日枠人数/前記当日利用者人数の合計値)を乗算して、各時間帯の当日枠人数を算出し、その算出した各時間帯の当日枠人数に基づいて各時間帯の予約枠人数を算出するステップと、を実行することを特徴とする。
この方法によれば、リスク率に対応する1日あたりの当日枠人数を求め、1日あたりの予約枠人数を求め、その予約枠人数を時間帯ごとに割り付ける。これによれば、リスク率を小さく抑えることにより、実際の当日利用者の人数が当日枠人数以下にならないので、当日枠人数に基づいて時間帯ごとに適切な予約枠人数を特定することができる。さらに、予約枠人数の予約利用者が入ることにより、当日枠人数以上の当日利用者と合わせて適度な人数の利用者を確保することが可能になる。
また、本発明は、予約人数設定方法であって、前記コンピュータが、前記当日枠人数を特定するステップにおいて、前記当日利用者人数の分布を正規分布とみなして、当該分布から平均及び標準偏差を計算し、前記当日枠人数を(平均−zα*標準偏差)とすることを特徴とする。なお、前記リスク率が2.28%と与えられた場合、zα=2となる。また、任意のリスク率に対応する係数zαは、標準正規分布累積確率表(正規分布の上側累積確率)から求める。
この方法によれば、正規分布とした場合に、当日利用者人数が(平均−zα*標準偏差)以下になる確率をリスク率とし、(平均−zα*標準偏差)を当日枠人数とする。
また、本発明は、予約人数設定方法であって、前記コンピュータが、前記サービス利用データに含まれる前記サービス利用時間の実績値を予約利用者及び当日利用者の区別とともに予め記憶し、前記サービス利用データに基づいて予約利用者1人あたりのサービス利用時間及び当日利用者1人あたりのサービス利用時間を求め、前記予約利用者1人あたりのサービス利用時間、前記当日利用者1人あたりのサービス利用時間、前記当日枠人数及び1日あたりのサービス利用時間から前記予約枠人数を計算することを特徴とする。
この方法によれば、利用者1人あたりのサービス利用時間を予約利用者及び当日利用者に分けて計算して用いるので、予約枠人数を精度よく計算することができる。
また、本発明は、予約人数設定方法であって、前記コンピュータが、前記算出した各時間帯の当日枠人数に基づいて各時間帯の予約枠人数を算出する際に、1つの時間帯の長さから(各時間帯の当日利用者人数*当日利用者1人あたりのサービス利用時間)を減算し、その減算値を予約利用者1人あたりのサービス利用時間で除算し、その除算値に(前記予約枠人数/当該除算値の合計値)を乗算して、各時間帯の予約枠人数を算出することを特徴とする。
なお、本発明は、予約人数設定装置を含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、サービス提供施設の予約人数を適切に設定することができる。
予約人数設定システム1の構成を示す図である。 管理サーバ4の記憶部45に記憶される履歴データの構成を示す図であり、(a)は当日患者データ45Aの構成を示し、(b)は診察データ45Bの構成を示す。 管理サーバ4の記憶部45に記憶される計算値データ45Cの構成を示す図である。 10分間隔ごとの当日患者の平均来院人数の分布(1日あたり)の例を示す図である。 時間帯別平均予約人数配分比率の例を示す図である。 予約人数設定システム1における管理サーバ4の処理を示すフローチャートである。 1日あたりの当日患者数分布を示す図である。 当日患者数平均から予約枠人数を求める手順の各出力を示す図である。 標準正規分布累積確率表(正規分布の上側累積確率)を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を説明する。本発明の実施の形態に係る予約人数設定システム1は、医師ごとに記憶された過去の当日患者来院や診察に関する履歴データに基づいて、実際の当日患者数が想定値以下になる確率(リスク率)が小さくなるように最低限の当日患者数の想定値を設定し、その想定値から予約患者数を求めるとともに、過去の当日患者の時間帯分布に従って当日患者数を所定日の各時間帯に割り当てて、各時間帯の当日患者数を用いて予約患者数を所定日の各時間帯に割り当てるものである。
≪システムの構成と概要≫
図1は、予約人数設定システム1の構成を示す図である。予約人数設定システム1は、例えば、病院に適用され、受付用端末2、医師用端末3及び管理サーバ4がLAN(Local Area Network)5を介して通信可能に構成される。受付用端末2は、病院の受付窓口の近くに設置されるPC(Personal Computer)等であり、当日に患者が来院する度に行われるオペレータの操作に従って患者数をカウントし、10分間の時間帯ごとの総患者数(=予約患者数+当日患者数)を管理サーバ4に送信する。医師用端末3は、病院の診察室における各医師の席に設置されるPC等であり、当日に患者を診察する度に行われる医師の操作(又は患者の入退室の検知による自動入力)に従って患者に対する診察状況を取得し、その診察状況を管理サーバ4に送信するとともに、管理サーバ4から所定日の各時間帯における最適な予約人数を取得し、ディスプレイに表示して医師に通知する。管理サーバ4は、受付用端末2から当日患者来院に関する履歴データを受信し、医師用端末3から診察状況に関する履歴データを受信し、受信した履歴データに基づいて所定日の各時間帯における最適予約人数を特定し、医師用端末3に送信する。
管理サーバ4は、通信部41、表示部42、入力部43、処理部44及び記憶部45を備える。通信部41は、LAN5を介して受付用端末2及び医師用端末3とデータ通信を行う部分であり、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。表示部42は、処理部44からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。入力部43は、オペレータがデータ(例えば、当日患者来院や診察の状況に関する履歴データ)を入力する部分であり、例えば、キーボードやマウス等によって実現される。処理部44は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、管理サーバ4全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部45は、処理部44からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。
≪データの構成≫
図2は、管理サーバ4の記憶部45に記憶される履歴データの構成を示す図である。図2(a)は、当日患者データ45Aの構成を示す。当日患者データ45Aは、所定期間において予約なしに当日来院した患者に関する履歴データであり、日付45A1、時間帯45A2及び当日患者数45A3を含むレコードからなる。日付45A1は、当日の年月日を示す。時間帯45A2は、受付可能な時間(例えば、7:50〜11:00)が所定時間(例えば、10分間)単位に区切られた時間帯を示し、当該時間帯の開始時刻及び終了時刻を含む。当日患者数45A3は、当該時間帯に来院した当日患者の総人数を示す。なお、各日付45A1の最終レコードは、各時間帯45A2の当日患者数45A3の合計(当該日付45A1における総当日患者数)を示す。
図2(b)は、診察データ45Bの構成を示す。診察データ45Bは、所定期間において当該医師が行った診察に関する履歴データであり、日付45B1、診察時間帯45B2、患者ID45B3、予約/当日45B4、診察回数45B5及び診察時間45B6を含むレコードからなる。日付45B1は、診察が行われた年月日を示す。診察時間帯45B2は、診察が行われた時間帯を示し、診察の開始時刻及び終了時刻を含む。患者ID45B3は、診察を受けた患者に固有のIDを示す。予約/当日45B4は、当該患者が事前に「予約」していたのか、又は、予約なしに「当日」来院したのかの区別を示し、「予約」又は「当日」が設定される。診察回数45B5は、当該患者の診察回数(当日中、何回目の診察であるか)を示す。通常は「1回目」の診察が多いと想定されるが、1回目の診察の後、検査等が行われ、その結果に応じて「2回目」の診察が行われる場合もある。診察時間45B6は、当該患者の診察にかかった時間であり、診察時間帯45B2の終了時刻から開始時刻を減算することにより算出される。
図3は、管理サーバ4の記憶部45に記憶される計算値データ45Cの構成を示す図である。計算値データ45Cは、当日患者データ45A及び診察データ45Bから求められるデータであり、時間帯平均45C1、平均45C2、標準偏差45C3、予約患者診察時間45C4、当日患者診察時間45C5、2回目診察時間45C6、予約患者再診率45C7、当日患者再診率45C8及び入れ替わり時間45C9を含む。時間帯平均45C1は、各時間帯における当日患者数の平均値であり、当日患者データ45Aの各時間帯45A2の当日患者数45A3をそれぞれ所定期間内の日付45A1に亘って合計し、それぞれの合計値を所定期間内の日付45A1の数(日数)で除算することにより算出される、各時間帯の平均値である。平均45C2は、1日における当日患者数の平均値であり、当日患者データ45Aの時間帯45A2が「合計」の当日患者数45A3をそれぞれ所定期間内の日付45A1に亘って合計し、その合計値を所定期間内の日付45A1の数(日数)で除算することにより算出される、1日あたりの平均値である。標準偏差45C3は、各日付45A1の1日あたり(各時間帯の合計)の当日患者数45A3と、1日あたりの平均値との差分を2乗したものを所定期間内の日付45A1に亘って合計し、その合計値を日数で除算し、その除算値の正の平方根を求めることにより算出される。
予約患者診察時間45C4は、予約患者の1回目の診察にかかった時間の平均値であり、診察データ45Bから予約/当日45B4が「予約」で、かつ、診察回数45B5が「1回目」のレコードを検索し、該当したレコードの診察時間45B6の平均値が設定される。当日患者診察時間45C5は、予約患者の1回目の診察にかかった時間の平均値であり、診察データ45Bから予約/当日45B4が「当日」で、かつ、診察回数45B5が「1回目」のレコードを検索し、該当したレコードの診察時間45B6の平均値が設定される。2回目診察時間45C6は、予約患者及び当日患者の2回目の診察にかかった時間の平均値であり、診察データ45Bから診察回数45B5が「2回目」のレコードを検索し、該当したレコードの診察時間45B6の平均値が設定される。
予約患者再診率45C7は、予約患者が2回目の診察を受ける割合を示し、診察データ45Bのうち、予約/当日45B4が「予約」で、かつ、診察回数45B5が「1回目」のレコードの数に対する予約/当日45B4が「予約」で、かつ、診察回数45B5が「2回目」のレコードの数の割合が設定される。当日患者再診率45C8は、当日患者が2回目の診察を受ける割合を示し、診察データ45Bのうち、予約/当日45B4が「当日」で、かつ、診察回数45B5が「1回目」のレコードの数に対する予約/当日45B4が「当日」で、かつ、診察回数45B5が「2回目」のレコードの数の割合が設定される。入れ替わり時間45C9は、当該医師の診察室において前の患者と、次の患者とが入れ替わるのにかかる時間の平均値を示し、診察データ45Bの同じ日付45B1で時間的に相前後するレコードのうち、後のレコードの診察開始時刻から前のレコードの診察終了時刻を減算し、その減算値を平均した値が設定される。
図4は、10分間隔ごとの当日患者の平均来院人数の分布(1日あたり)の例を示す図である。これによれば、来院した患者を受け付ける時間は7:50〜11:00であるが、当日患者は早く診察を受けたいので、診察が開始する9:00以前にも多く来院する傾向があることが分かる。
図5は、時間帯別平均予約人数配分比率の例を示す図である。これによれば、どの医師も早い時間(9時台)の予約を多めにする傾向があることが分かる。
図4及び図5によれば、9時台の待ち人数が多くなり、さらに全体の平均待ち時間が大きくなることが考えられる。
≪システムの処理≫
図6は、予約人数設定システム1における管理サーバ4の処理を示すフローチャートである。本処理は、所定期間における当該医師に係る当日患者データ45A及び診察データ45Bが管理サーバ4の記憶部45に記憶されていることを前提として行われる。
まず、管理サーバ4は、記憶部45の当日患者データ45Aから1日あたりの当日患者数の頻度分布を求め、当日患者数の平均及び標準偏差を計算し、計算値データ45Cの平均45C2及び標準偏差45C3に記憶する(S601)。1日あたりの当日患者数の頻度分布は、例えば、図7のグラフに示すような正規分布になり、平均が7.2人、標準偏差が2.1人として算出される。なお、図7において、棒グラフは所定期間における当日患者数の度数分布(実績のヒストグラム)を示し、折れ線グラフは平均及び標準偏差による正規分布曲線を示す。
次に、管理サーバ4は、リスク率に対応する当日枠人数を特定する(S602)。ここで、当日枠人数とは、各時間帯において当日患者用に予め確保しておく人数枠である。リスク率とは、実際に来る当日患者人数が当日枠人数より少なくなる確率である。リスク率を小さく抑えることにより、当日枠人数以上の当日患者人数が実際に来ることが期待でき、当日枠人数を確保した状態で設定する予約枠人数と合わせて適切な患者人数を確保することができる。換言すれば、当日患者人数が当日枠人数より少なくなることがほとんどないので、設定した予約枠人数を満たすように予約を入れることにより、医師の遊休時間を少なくすることができ、病院経営にとって好ましい診察状況を創出することができる。なお、リスク率は、患者の待ち時間及び医師の遊休時間のバランス等が評価された結果として与えられ、具体的には、管理者により入力部43に入力され、処理部44により記憶部45に記憶される。
正規分布においては、平均をμ、標準偏差をσとすると、実際の当日患者の来院人数がμ−zα*σ以下になる確率(リスク率)は、zα=2とすると、(100%−95.44%)/2=2.28%になる。そこで、リスク率が2.28%の場合、当日枠人数は以下の式1のように算出する。

当日枠人数=μ−2σ=7.2[人]−2*2.1[人]=3.0[人]・・・式1
また、任意のリスク率を与えて,それに対応する当日枠人数を算出することができる。例えば、リスク率が10%として与えられた場合、図9に示す標準正規分布累積確率表(正規分布の上側累積確率)の累積確率の値が0.1に最も近くなるのはzα=1.28となり、当日枠人数は以下の式2のように算出する。

当日枠人数=μ−1.28σ=7.2[人]−1.28*2.1[人]=4.5[人]
・・・式2
なお、この当日枠人数に基づいて最適予約人数(予約枠人数)が求められる。その詳細は後記する。
そして、管理サーバ4は、記憶部45の診察データ45Bから、計算値データ45Cのうち、予約患者診察時間45C4〜入れ替わり時間45C9を計算し、記憶する(S603)。計算方法は、図3の計算値データ45Cの説明通りである。
続いて、管理サーバ4は、記憶部45の計算値データ45Cから最適予約人数を求める(S604)。ここで、最適予約人数をX[人]とし、9:00〜12:00の180分間に予約患者の1回目の診察時間、当日患者の1回目の診察時間、予約患者及び当日患者の2回目の診察時間を割り当てるとすれば、以下の式3が成り立つ。

X*(予約患者1回目診察時間+入れ替わり時間)
+当日枠人数*(当日患者1回目診察時間+入れ替わり時間)
+(X*予約患者再診率+当日枠人数*当日患者再診率)*(2回目診察時間+入れ替わり時間)
=180[分] ・・・式3
ここで、予約患者1回目診察時間=4.8[分]、当日患者1回目診察時間=6.0[分]、2回目診察時間=5.8[分]、予約患者再診率=3.1[%]、当日患者再診率=19.5[%]、入れ替わり時間=0.5[分]、当日枠人数=3.0[人]とすれば、最適予約人数がX=28.5≒29[人]として求められる。
以上説明したS603及びS604の処理によれば、診察に関する履歴データに基づいて最適予約人数を計算することができる。
そして、管理サーバ4は、各時間帯の当日患者数から当日枠人数を求め、さらに予約可能人数を求める(S605)。具体的には、まず、記憶部45の当日患者データ45Aのうち、各時間帯45A2の当日患者数45A3を平均して、計算値データ45Cの時間帯平均45C1を計算し、記憶し、図8に示す当日患者数平均として用いる。ただし、予約時間帯9:00〜9:10の当日患者数平均には、診察開始以前(7:50〜8:59)に来院した患者の数が含まれている。次に、以下に示す式4により各予約時間帯の当日患者数平均から当日枠人数を求める。これは、当日患者数の実績値の時間帯別割合に応じて、各予約時間帯に当日枠人数を割り振るものである。

各予約時間帯の当日枠人数
=当日患者数平均*当日枠人数の合計/当日患者数の合計
=各予約時間帯の当日患者数平均*3.0/7.2 ・・・式4
そして、以下の式5により各予約時間帯の当日枠人数から予約可能人数を求める。これは、予約時間帯の長さに当日患者の時間及び予約患者の時間の合計が収まるように、予約可能人数を計算するものである。換言すれば、各時間帯の診察可能患者数から当日枠人数を減算することにより、予約可能人数を特定するものである。

各予約時間帯の予約可能人数
=(予約時間帯の長さ−各予約時間帯の当日枠人数*当日患者1人あたりの時間)/予約患者1人あたりの時間
=(10[分]−各予約時間帯の当日枠人数*6.5)/5.3 ・・・式5
当日患者1人あたりの時間=当日患者診察時間+入れ替わり時間
予約患者1人あたりの時間=予約患者診察時間+入れ替わり時間
続いて、管理サーバ4は、各時間帯の予約可能人数を調整し、予約枠人数を割り付ける(S606)。具体的には、図8に示すように、まず、以下の式6により各予約時間帯の予約可能人数から調整人数を求める。これは、予約可能人数の合計が最適予約人数になるように各予約時間帯の予約可能人数を調整するものである。

各予約時間帯の調整人数
=予約可能人数*最適予約人数/予約可能人数の合計
=予約可能人数*29/30.28 ・・・式6
次に、各予約時間帯の調整人数を累積する。そして、各予約時間帯の累積値を四捨五入する。さらに、各予約時間帯の四捨五入値の差分をとって、予約枠人数とする。これは、小数点以下の端数が積算されて合計値が最適予約人数に合わなくなることがないように、各予約時間帯の予約枠人数を調整して整数値とするものである。
以上説明したS605及びS606の処理によれば、当日患者及び予約患者の人数の時間帯別分布ができるだけ均等になるように、最適予約人数を各予約時間帯に割り付けることができる。
さらに、管理サーバ4は、予約時間帯ごとの予約枠人数を当該医師の医師用端末3に送信する(S607)。この際、医師用端末3は、管理サーバ4から予約枠人数を受信し、当該医師の操作に応じてディスプレイに表示する。医師は、医師用端末3のディスプレイに表示された予約時間帯ごとの予約枠人数を参照しながら、診察が終了した患者の次回の予約を入れることになる。
なお、上記実施の形態では、図1に示す予約人数設定システム1内の各装置を機能させるために、処理部(CPU)で実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る予約人数設定システムが実現されるものとする。この場合、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、時間帯ごとに適切な予約人数を設定できる。次に、予約患者・当日患者双方の平均待ち時間を短縮することができ、サービス向上を図ることができる。そして、当日患者用に確保しておいた人数より実際の当日患者数が少なくなる確率(例えば、約2%)が非常に小さいので、予約患者を含めて適切な人数の患者を確保できるため、病院経営上のメリットが出る。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)上記実施の形態においては、予約人数設定システム1を病院における患者の診察に適用したが、それに限定することなく、予約あり利用者と、予約なし利用者とが混在し、サービス時間がある程度予測できるサービス提供施設であれば、予約人数設定システム1を適用することができる。例えば、美容院や床屋は、事前に予約しても、当日いきなり行ってもよく、サービス項目が決まればおおよその時間が分かるので、予約人数設定システム1を適用可能である。
(2)上記実施の形態では、当日患者数分布が正規分布であるとし、当日枠人数=μ−zα*σとして求めたが、当日患者数分布は正規分布に限定されるものではなく、他の分布に従うものとしてもよく、実際の当日患者数分布に適合する分布であって、実際の当日患者数が当日枠人数以下になるリスク率が与えられたときに、その分布に基づいて当日枠人数が確定すればよい。
1 予約人数設定システム
3 医師用端末
4 管理サーバ(コンピュータ、予約人数設定装置)
44 処理部
45 記憶部
45A 当日患者データ(当日利用者データ)
45A1 日付
45A2 時間帯
45A3 当日患者数(当日利用者人数)
45B 診察データ(サービス利用データ)
45B4 予約/当日(予約利用者及び当日利用者の区別)
45B6 診察時間(サービス利用時間)
45C 計算値データ
45C1 時間帯平均
45C2 平均
45C3 標準偏差
45C4 予約患者診察時間(予約利用者1人あたりのサービス利用時間)
45C5 当日患者診察時間(当日利用者1人あたりのサービス利用時間)

Claims (8)

  1. コンピュータにより、サービス提供施設の利用に係る時間帯ごとの予約人数を設定する予約人数設定方法であって、
    前記コンピュータは、
    所定期間内の各日付の各時間帯に予約なしに前記サービス提供施設を利用する当日利用者の人数の実績値を含む当日利用者データと、予約して前記サービス提供施設を利用する予約利用者と前記当日利用者とを含む各利用者による所定期間内のサービス利用時間の実績値を含むサービス利用データとを予め記憶するステップと、
    1日あたりの前記当日利用者の人数の頻度分布において、前記当日利用者のために確保される当日枠人数以下である各当日利用者人数の日数の合計を全日数で除算した結果であるリスク率を取得するステップと、
    前記当日利用者データに基づいて前記当日利用者の人数の頻度分布を求め、その当日利用者人数の頻度分布を用いて、前記除算した結果が、前記取得したリスク率になるように前記当日枠人数を特定するステップと、
    前記サービス利用データに基づいて利用者1人あたりのサービス利用時間を計算し、その1人あたりのサービス利用時間、前記当日枠人数及び1日あたりのサービス利用時間から、前記予約利用者のために確保される予約枠人数を計算するステップと、
    前記当日利用者データにおける所定日の各時間帯の当日利用者人数に(前記当日枠人数/前記当日利用者人数の合計値)を乗算して、各時間帯の当日枠人数を算出し、その算出した各時間帯の当日枠人数に基づいて各時間帯の予約枠人数を算出するステップと、
    を実行することを特徴とする予約人数設定方法。
  2. 請求項1に記載の予約人数設定方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記当日枠人数を特定するステップにおいて、
    前記当日利用者人数の分布を正規分布とみなして、当該分布から平均及び標準偏差を計算し、正規分布の上側累積確率からリスク率に対応する係数zαを求め、前記当日枠人数を(平均−zα*標準偏差)とする
    ことを特徴とする予約人数設定方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の予約人数設定方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記サービス利用データに含まれる前記サービス利用時間の実績値を予約利用者及び当日利用者の区別とともに予め記憶し、
    前記サービス利用データに基づいて予約利用者1人あたりのサービス利用時間及び当日利用者1人あたりのサービス利用時間を求め、前記予約利用者1人あたりのサービス利用時間、前記当日利用者1人あたりのサービス利用時間、前記当日枠人数及び1日あたりのサービス利用時間から前記予約枠人数を計算する
    ことを特徴とする予約人数設定方法。
  4. 請求項に記載の予約人数設定方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記算出した各時間帯の当日枠人数に基づいて各時間帯の予約枠人数を算出する際に、1つの時間帯の長さから(各時間帯の当日利用者人数*当日利用者1人あたりのサービス利用時間)を減算し、その減算値を予約利用者1人あたりのサービス利用時間で除算し、その除算値に(前記予約枠人数/当該除算値の合計値)を乗算して、各時間帯の予約枠人数を算出する
    ことを特徴とする予約人数設定方法。
  5. サービス提供施設の利用に係る時間帯ごとの予約人数を設定する予約人数設定装置であって、
    所定期間内の各日付の各時間帯に予約なしに前記サービス提供施設を利用する当日利用者の人数の実績値を含む当日利用者データと、予約して前記サービス提供施設を利用する予約利用者と前記当日利用者とを含む各利用者による所定期間内のサービス利用時間の実績値を含むサービス利用データとを予め記憶する手段と、
    1日あたりの前記当日利用者の人数の頻度分布において、前記当日利用者のために確保される当日枠人数以下である各当日利用者人数の日数の合計を全日数で除算した結果であるリスク率を取得する手段と、
    前記当日利用者データに基づいて前記当日利用者の人数の頻度分布を求め、その当日利用者人数の頻度分布を用いて、前記除算した結果が、前記取得したリスク率になるように前記当日枠人数を特定する手段と、
    前記サービス利用データに基づいて利用者1人あたりのサービス利用時間を計算し、その1人あたりのサービス利用時間、前記当日枠人数及び1日あたりのサービス利用時間から、前記予約利用者のために確保される予約枠人数を計算する手段と、
    前記当日利用者データにおける所定日の各時間帯の当日利用者人数に(前記当日枠人数/前記当日利用者人数の合計値)を乗算して、各時間帯の当日枠人数を算出し、その算出した各時間帯の当日枠人数に基づいて各時間帯の予約枠人数を算出する手段と、
    を備えることを特徴とする予約人数設定装置。
  6. 請求項5に記載の予約人数設定装置であって、
    前記当日枠人数を特定する手段は、
    前記当日利用者人数の分布を正規分布とみなして、当該分布から平均及び標準偏差を計算し、正規分布の上側累積確率からリスク率に対応する係数zαを求め、前記当日枠人数を(平均−zα*標準偏差)とする
    ことを特徴とする予約人数設定装置。
  7. 請求項又は請求項に記載の予約人数設定装置であって、
    前記サービス利用データに含まれる前記サービス利用時間の実績値を予約利用者及び当日利用者の区別とともに予め記憶し、
    前記サービス利用データに基づいて予約利用者1人あたりのサービス利用時間及び当日利用者1人あたりのサービス利用時間を求め、前記予約利用者1人あたりのサービス利用時間、前記当日利用者1人あたりのサービス利用時間、前記当日枠人数及び1日あたりのサービス利用時間から前記予約枠人数を計算する
    ことを特徴とする予約人数設定装置。
  8. 請求項に記載の予約人数設定装置であって、
    前記算出した各時間帯の当日枠人数に基づいて各時間帯の予約枠人数を算出する際に、1つの時間帯の長さから(各時間帯の当日利用者人数*当日利用者1人あたりのサービス利用時間)を減算し、その減算値を予約利用者1人あたりのサービス利用時間で除算し、その除算値に(前記予約枠人数/当該除算値の合計値)を乗算して、各時間帯の予約枠人数を算出する
    ことを特徴とする予約人数設定装置。
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