JP5004875B2 - ロボットハンドシステム - Google Patents
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Description
図1〜11は本発明の実施の形態1によるOリング装着ハンド1およびOリング供給ジグ2を備えたロボットハンドシステムを示す図であり、図1はロボットハンドシステムの概略図である。ロボットハンドシステムは、ロボット3の手首4に取り付けられて、Oリング5を保持したOリング装着ハンド1を用いて、Oリング5を取り付けるべき物品6の溝7にOリング5を挿入するためのものである。
図12は本発明の実施の形態2によるOリング装着ハンド41を示す断面図である。このOリング装着ハンド41の基本的構成は、図1〜3に示すOリング装着ハンド1と同様であるが、図1〜3における外筒15の内部にばね24によって突出位置に偏倚されて設けられ、先端部22にOリング5を仮装着できる円筒部23を有する内筒19が、中空にされていて、内部に外筒15と内筒19の関係と同様の第2の内筒42を備えていることが相違している。このような入れ子式に二重になった関係の構成により、直径の異なる2種類のOリングを装着することができるのである。
外筒15内で軸方向移動可能に支持され、先端部22に設けられてOリング5を保持し得て外筒15の環状の先端部17に対して軸方向に摺動可能な円筒部23を持ち、円筒部23が外筒15の先端部17から突出した突出位置(図2)および円筒部23が先端部17内に後退した後退位置(図3)間で摺動し得るものである内筒42と、外筒15と内筒42との間に設けられ、内筒42を突出位置(図2)に常時付勢するばね24とを備えている。
図13〜17には、この発明の実施の形態3によるロボットハンドシステムにおけるOリング装着ハンド1およびOリング供給ジグ2の構成とそれらの動作とを示す。これらの図において、Oリング装着ハンド1の内筒19のOリング5を仮装着するための円筒部23は、円周面にOリング供給ジグ2のジグ内片30の先端部53を受け入れる複数の切込み部54を持っている。Oリング供給ジグ2のジグ内片30には図4等に示されているジグ外片31は設けられていない。その他の構成は図1〜3に示すものと同様である。内筒19の円筒部23に設けた切込み部54の深さ即ち径方向寸法は、Oリング供給ジグ2のジグ内片30の先端部53の外周部分である外周部分33の直径との関係で定めてある。即ち、ジグ内片30が、レール32上を径方向に内側に移動して外周部分33の直径が最も小さくなった状態では、ジグ内片30の外周部分33の直径が内筒19の円筒部23の直径より小になり、またジグ内片30の外周部分33の直径が最も大きくなった状態では、ジグ内片30の外周部分33の直径が内筒19の円筒部23の直径より大になるようにしてある。換言すれば、切り込み部54の径方向寸法は、ジグ内片30が径方向に移動できる範囲が、ジグ内片30の外周部分33の直径が内筒19の円筒部23の直径より小になる位置と、ジグ内片30の外周部分33の直径が内筒19の円筒部23の直径より大になる位置とに亘る範囲とするような径方向寸法であることである。
Claims (10)
- Oリングを装着するためのロボットハンドシステムに適用できるロボット用Oリング装着ハンドであって、
ロボットに取り付けられ、環状の先端部を持つ外筒と、
上記外筒内で軸方向移動可能に支持され、先端部に設けられてOリングを保持し得て上記外筒の上記環状の先端部に対して軸方向に摺動可能な円筒部を持ち、上記円筒部が上記外筒の上記先端部から突出した突出位置および上記円筒部が上記先端部内に後退した後退位置間で摺動し得るものである内筒と、
上記外筒と上記内筒との間に設けられ、上記内筒を上記突出位置に常時付勢するばねとを備えたロボット用Oリング装着ハンドを備え、
上記内筒内で軸方向移動可能に支持され、先端部に設けられてOリングを保持し得て上記内筒の環状の先端部に対して軸方向に摺動可能な円筒部を持ち、上記円筒部が上記内筒の上記先端部から突出した突出位置および上記円筒部が上記先端部内に後退した後退位置間で摺動し得るものである第2の内筒と、
上記外筒と上記第2の内筒との間に設けられ、上記第2の内筒を上記内筒から突出した突出位置に常時付勢する第2のばねとを備えたことを特徴とするロボットハンドシステム。 - Oリングを装着するためのロボットハンドシステムに適用できるOリング供給ジグであって、
Oリングを保持してOリングの径方向に開閉してOリングをOリング装着ハンドに供給する複数のジグ内片と、
上記ジグ内片上でOリングの軸方向に移動して上記ジグ内片上に保持されたOリングを上記Oリング装着ハンド上に移送するジグ外片とを備えたOリング供給ジグを備えたことを特徴とする請求項1に記載のロボットハンドシステム。 - Oリングを装着するためのロボットハンドシステムに適用できるロボット用Oリング装着ハンドであって、
ロボットに取り付けられ、環状の先端部を持つ外筒と、
上記外筒内で軸方向移動可能に支持され、先端部に設けられてOリングを保持し得て上記外筒の上記環状の先端部に対して軸方向に摺動可能な円筒部を持ち、上記円筒部が上記外筒の上記先端部から突出した突出位置および上記円筒部が上記先端部内に後退した後退位置間で摺動し得るものである内筒と、
上記外筒と上記内筒との間に設けられ、上記内筒を上記突出位置に常時付勢するばねとを備えたロボット用Oリング装着ハンドを備え、
Oリングを装着するためのロボットハンドシステムに適用できるOリング供給ジグであって、
Oリングを保持してOリングの径方向に開閉してOリングをOリング装着ハンドに供給する複数のジグ内片と、
上記ジグ内片上でOリングの軸方向に移動して上記ジグ内片上に保持されたOリングを上記Oリング装着ハンド上に移送するジグ外片とを備えたOリング供給ジグを備えたことを特徴とするロボットハンドシステム。 - 上記Oリング供給ジグが、上記ジグ内片を径方向に案内する放射状に配置されたレールを備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載のロボットハンドシステム。
- Oリングを装着するためのロボットハンドシステムに適用できるOリング供給ジグであって、
Oリングを保持してOリングの径方向に開閉してOリングをOリング装着ハンドに供給する複数のジグ内片を備えたOリング供給ジグを備え、
Oリング装着ハンドの上記内筒の上記円筒部が、上記ジグ内片の先端部を受け入れる複数の切込み部を持つことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のロボットハンドシステム。 - Oリングを装着するためのロボットハンドシステムに適用できるロボット用Oリング装着ハンドであって、
ロボットに取り付けられ、環状の先端部を持つ外筒と、
上記外筒内で軸方向移動可能に支持され、先端部に設けられてOリングを保持し得て上記外筒の上記環状の先端部に対して軸方向に摺動可能な円筒部を持ち、上記円筒部が上記外筒の上記先端部から突出した突出位置および上記円筒部が上記先端部内に後退した後退位置間で摺動し得るものである内筒と、
上記外筒と上記内筒との間に設けられ、上記内筒を上記突出位置に常時付勢するばねとを備えたロボット用Oリング装着ハンドを備え、
Oリングを装着するためのロボットハンドシステムに適用できるOリング供給ジグであって、
Oリングを保持してOリングの径方向に開閉してOリングをOリング装着ハンドに供給する複数のジグ内片を備えたOリング供給ジグを備え、
Oリング装着ハンドの上記内筒の上記円筒部が、上記ジグ内片の先端部を受け入れる複数の切込み部を持つことを特徴とするロボットハンドシステム。 - 上記内筒の上記切込み部の径方向深さが、上記ジグ内片の外周部分の直径が最も小さくなった状態では前記内筒の直径より小になり、上記ジグ内片の外周部分の直径が最も大きくなった状態では前記内筒の直径より大になる範囲内での上記ジグ内片の移動を許容する深さであることを特徴とする請求項5又は6に記載のロボットハンドシステム。
- 上記ジグ内片の駆動される範囲が、上記ジグ内片の外周部分の直径が最も小さくなった状態では上記内筒の直径より小になり、上記ジグ内片の外周部分の直径が最も大きくなった状態では上記内筒の直径より大になる範囲であることを特徴とする請求項5、6又は7に記載のロボットハンドシステム。
- 上記外筒が後端部で閉じて円筒形内周面を持つ中空円筒体であり、上記内筒が上記外筒の上記円筒形内周面上を摺動する円筒体であり、上記ばねが上記外筒の閉じた後端部と上記内筒の後端面との間に設けられており、上記外筒と上記内筒との間に設けられ、互いに係合して上記内筒の上記外筒に対する移動範囲を制限するストッパを備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のロボットハンドシステム。
- 上記円筒部の直径がOリングを装着すべき部分と同じ直径であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のロボットハンドシステム。
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