JP5004286B2 - 時計装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装飾体を駆動する駆動装置を筐体の内部に設けた時計装置に関する。
一般に、装飾体を駆動する駆動装置を筐体の内部に設けて、その装飾性を向上してなる時計装置が知られている。駆動装置としては、振り子機構を用いたものや、モータやソレノイドを用いたものが知られている。
また、この種の時計装置においては、搬送の際に生じる振動や衝撃等から駆動装置を保護すべく、筐体に対して装飾体を固定する場合がある。例えば、特許文献1には、装飾体たる振り子を固定するための構成が開示されている。
特許第3616593号公報
さて、前述したように装飾体を固定した場合、時計装置の使用時には、その固定を解除する必要がある。しかし、使用者側の注意不足によると、装飾体が固定されたまま時計装置を使用してしまう可能性もある。故に、時計を提供する側としては、そのような事態を未然に防止するための工夫も必要であると考えられる。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、装飾体をより合理的に固定することができる時計装置を提供することである。
本願第1請求項に記載した発明は、装飾体を駆動する駆動装置を筐体の内部に設けた時計装置において、当該時計装置は、操作子と、前記操作子を着脱自在に装着する第1装着部及び第2装着部とを備え、当該時計装置の使用時には、前記第1装着部に前記操作子を装着することにより、前記操作子による当該時計装置の操作がなされるものとし、当該時計装置の不使用時には、前記第2装着部に前記操作子を装着することにより、前記筐体に対して前記装飾体を固定することができるようにしたものであり、前記筐体は、前記第2装着部に装着された前記操作子を露出する孔部と、前記装飾体を露呈する開口部とを備え、前記装飾体にはフックを設けるとともに、前記筐体側にはフック係止部を設け、前記装飾体は、前記フックを前記フック係止部に係止することにより、前記第2装着部に前記操作子を装着したときの固定位置と同じ位置に仮止めされるものとし、前記装飾体の固定は、前記第2装着部に装着された前記操作子を前記孔部から抜取って前記装飾体が前記フック及び前記フック係止部によって仮止めされた状態とし、更に前記開口部から露呈した前記装飾体を引張ると前記フックが前記フック係止部から外れて解除されるようにした構成の時計装置である。
本発明によれば、装飾体をより合理的に固定することができる。すなわち、当該時計装置の不使用時には、搬送の際に生じる振動や衝撃等から駆動装置を保護すべく、操作子を以って装飾体を固定する。装飾体を固定した場合、当該時計装置の使用時には、これを操作するために、必然的に操作子を第2装着部から第1装着部に付替える作業が必要となる。時計装置の使用者は、その付替え作業と同時に装飾体の固定の解除に注意を払うこととなる。その結果、装飾体が固定されたまま時計装置を使用してしまう事態が未然に防止される。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、時計装置1を示す正面図である。図2は、時計ユニット200を示す透視正面図である。図3は、時計ユニット200を示す透視側面図である。図4は、装飾体410を固定した状態の時計ユニット200を示す透視正面図である。図5は、装飾体410を示す正面図である。図6は、装飾体410を示す側面断面図である。図7は、装飾体410を固定した状態の時計装置1を示す背面図である。
本例の時計装置1は、装飾体410を駆動する駆動装置400を筐体100の内部に設けたアナログ時計である。この時計装置1は、筐体100の内部に中板110を設け、中板110の裏面に時計ユニット200を配置して構成されている。時計ユニット200は、指針310を駆動するムーブメント300、駆動装置400、及び電池ボックス500をプレート状の支持体210に装着してなるユニットである。中板110の正面が文字板であり、指針310は中板110の正面側において駆動される。また、中板110の下部には、装飾体410の要所を正面側に露呈する開口部111が設けられている。筐体100の正面は、透明板を組付けた枠体をヒンジで固定してなる扉体120となっている。
本例の駆動装置400は、振り子を装飾体410として揺動する振り子装置である。この駆動装置400は、装飾体410、装飾体410を揺動可能に支持する軸部211、及び装飾体410付勢する振り子駆動回路420にて構成されている。
装飾体410は、支持体210に設けられたナイフエッジ状の軸部211に支持されて、この軸部211を支点として揺動する。振り子駆動回路420は、磁気的作用にて装飾体410を揺動するものであり、支持体210に設けられている。具体的には、装飾体410に設けられた磁石411がその近傍を通過する際に検出コイルに誘起電圧を発生し、検出コイルに誘起電圧が発生すると駆動コイルに電流が流れ、駆動コイルが磁石411を反発することにより装飾体を付勢する構成となっている。
本例の装飾体410は、合成樹脂製又は金属製の複数の部材を組付けてなるものであり、その要所には、磁石411、軸部211を挿通する環状部412、所定の重量の重り413、及び振り玉414が設けられている。尚、図中の415は、ムーブメント300に装着された操作子301との干渉を回避するための湾曲部である。この操作子301は、指針310の位置を任意に設定するためのものである。所謂針合わせである。
尚、本例の装飾体410は、その支点となる軸部211よりも上の部位に磁石411及び重り413を設けてなるものである。振り子の揺動周期は、支点よりも上の部位の重量に応じて遅くなる。すなわち、ゆったりとした優雅な動きを醸し出す構成となっている。
次に、筐体に対して装飾体410を固定する方法について説明する。この時計装置1は、操作子301を着脱自在に装着する第1装着部302及び第2装着部212を備えている。第1装着部302は、ムーブメント300の要所に設けられており、時計装置1の使用時には、第1装着部302に操作子301を装着することにより、操作子301による時計装置1の操作、すなわち指針310の位置の設定がなされるものとなっている。操作子301は、第1装着部302に対し、その基端部301aを圧入又は嵌合して装着される。
また、第2装着部212は、支持体210の要所に設けられており、時計装置1の不使用時には、第2装着部212に操作子301を装着することにより、筐体100に対して装飾体410を固定することができる構成となっている。操作子301は、第2装着部212に対し、その基端部301aを圧入又は嵌合して装着される。
装飾体410は、これを揺動方向の一方に傾けるとともに、軸部211のエッジから離した状態で固定される。装飾体410には、通孔416及びフック417が設けられている。支持体210には、円筒ボス状の第2装着部212及び棒状のフック係止部213が設けられている。通孔416及びフック417は、重り413の近傍に設けられており、第2装着部212及びフック係止部213は、通孔416及びフック417に対応する部位に設けられている。装飾体410は、フック417をフック係止部213に係止して仮止めするとともに、操作子301を通孔416に挿通しつつ第2装着部212に装着される。
筐体100の背面には、蓋体101と、第2装着部212に装着された操作子301を露出する孔部102とが設けられている。蓋体101は、フック止め又はねじ止めにて着脱可能となっており、蓋体101を取外すと、第1装着部302及び電池ボックス500が露呈される。
装飾体410が筐体100に対して固定された不使用時の時計装置1を使用する場合は、蓋体101を開けて電池ボックス500に電池を挿入するとともに、操作子301を孔部102から抜取って第1装着部301に装着する。装飾体410は、フック417によってのみ係止された状態となり、扉体120を開けて開口部111から露呈した振り玉414を軽く引張ると、その固定が解除される。このような構成によると、時計装置1の使用者は、操作子301の付替え作業と同時に装飾体410の固定の解除に注意を払うこととなる。その結果、装飾体410が固定されたまま時計装置1を使用してしまう事態が未然に防止される。
以上説明したように、本例の時計装置によると、装飾体をより合理的に固定することができる。尚、本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、図例説明したものに限定されないことは勿論である。装飾体を駆動する駆動装置としては、本例では振り子装置を採用したが、或は、装飾体をモータやソレノイドなどにて駆動するものを採用してもよい。また、本例の操作子は、指針の位置を任意に設定するための針合わせであるが、操作子による時計装置の操作は、特に限定はしない。針合わせ以外の操作子にて装飾体を固定するように構成することも可能である。
本発明の時計装置は、振り子時計やからくり時計として好適に利用することが可能である。
本発明の実施例に係り、時計装置を示す正面図である。 本発明の実施例に係り、時計ユニットを示す透視正面図である。 本発明の実施例に係り、時計ユニットを示す透視側面図である。 本発明の実施例に係り、装飾体を固定した状態の時計ユニットを示す透視正面図である。 本発明の実施例に係り、装飾体を示す正面図である。 本発明の実施例に係り、装飾体を示す側面断面図である。 本発明の実施例に係り、装飾体を固定した状態の時計装置を示す背面図である。
符号の説明
1 時計装置
100 筐体
101 蓋体
102 孔部
110 中板
111 開口部
120 扉体
200 時計ユニット
210 支持体
211 軸部
212 第2装着部
213 フック係止部
300 ムーブメント
301 操作子
301a 基端部
302 第1装着部
310 指針
400 駆動装置
410 装飾体
411 磁石
412 環状部
413 重り
414 振り玉
415 湾曲部
416 通孔
417 フック
420 振り子駆動回路
500 電池ボックス

Claims (1)

  1. 装飾体を駆動する駆動装置を筐体の内部に設けた時計装置において、
    当該時計装置は、操作子と、前記操作子を着脱自在に装着する第1装着部及び第2装着部とを備え、
    当該時計装置の使用時には、前記第1装着部に前記操作子を装着することにより、前記操作子による当該時計装置の操作がなされるものとし、
    当該時計装置の不使用時には、前記第2装着部に前記操作子を装着することにより、前記筐体に対して前記装飾体を固定することができるようにしたものであり、
    前記筐体は、前記第2装着部に装着された前記操作子を露出する孔部と、前記装飾体を露呈する開口部とを備え、
    前記装飾体にはフックを設けるとともに、前記筐体側にはフック係止部を設け、前記装飾体は、前記フックを前記フック係止部に係止することにより、前記第2装着部に前記操作子を装着したときの固定位置と同じ位置に仮止めされるものとし、
    前記装飾体の固定は、前記第2装着部に装着された前記操作子を前記孔部から抜取って前記装飾体が前記フック及び前記フック係止部によって仮止めされた状態とし、更に前記開口部から露呈した前記装飾体を引張ると前記フックが前記フック係止部から外れて解除されるようにしたことを特徴とする時計装置。
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