JP5003578B2 - 水中通信ネットワークシステム及び水中通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は水中通信ネットワークシステム及び水中通信方法に係り、特に複数の水中音響通信端末と基地局とから構成される水中通信ネットワークシステム及び水中通信方法に関する。
複数の水中音響通信端末と基地局から構成される水中通信ネットワークシステムが知られている(例えば、非特許文献1参照)。図9は、この水中通信ネットワークシステムの一例の概略構成図を示す。図9において、水中通信ネットワークシステムは、海中10又は海底に設置された水中音響通信端末(以下、水中端末と略す)T11、T12と、海中10内のバックボーンネットワーク20に接続された基地局B11とから構成されている。水中端末T11、T12間、又は水中端末T11、T12と基地局B11とは音響通信でデータ通信を行う。
水中端末T11及びT12は、海底もしくは海中に設置されるために、一度設置した場所にて基地局B11との音響通信が不可能になった場合、その水中端末を移動させることは難しく、その水中端末はネットワークから孤立してしまう問題がある。このような場合に、基地局B11との音響通信が不可能になった水中端末(これを孤立端末という)の近くに設置されている基地局B11との音響通信可能な水中端末が孤立端末の中継端末となり、基地局B11へと孤立端末の情報をバケツリレーのように送信するマルチホップネットワークが非特許文献1にて検討されている。
また、図10に示すように、水中ネットワーク中の全ての水中端末T21、T22と基地局B21とをケーブル11、12で接続した有線の水中通信システムも知られている。この有線の水中通信システムの場合、音響信号を用いないために、図9のような音響通信のように伝搬環境に依存することもなく、水中端末T21、T22から基地局B21への高速、高品質で安定な通信が可能である。
UNDERWATER ACOUSTIC NETWORKS,ETHEM M.SOZER;MILICASTOJANOVIC,JOHN PROAKIS;IEEE JOURNAL OF OCEANIC ENGINEERING,volume 25,NO.1,JAN.2000 Page (s);72・83
海中での音響通信は通常、伝搬遅延が大きく、マルチパスも多いなど伝搬環境が不安定で、通信品質が低く、伝送速度はあまり高速にできない。従って、図9に示した水中通信ネットワークシステムのように、水中通信ネットワークシステム内の全ての水中端末T11、T12間、端末T11及びT12と基地局B11との間の通信を音響通信で行う場合、水中通信ネットワークシステムとしての通信品質は高いものは期待できない。
特に、個々の水中端末が転送端末としての機能も果たすマルチホップ通信を利用した非特許文献1記載の水中通信ネットワークシステムの場合、個々の水中端末の通信状態がネットワーク全体へ影響する。最悪の場合、ある水中端末が壊れてしまった場合、水中通信ネットワークシステムとしての機能が失われる問題がある。また、水中端末が水中通信ネットワークシステム内のどの水中端末とも音響通信できない場合は、その水中端末は孤立端末として、ネットワークからはずれてしまう問題がある。
すなわち、特許文献1記載のマルチホップ通信を利用した水中通信ネットワークシステムにおいては、ある一つの水中端末が壊れると、データ転送経路が失われてしまうなど、個々の水中端末がネットワーク全体へ影響する度合いが大きい。データ転送経路が失われた場合、マルチホップ通信を利用した水中通信ネットワークシステムにおいては、別の水中端末を経由した経路で音響通信することになるが、一般的に海中での水中端末間の音響通信は品質が低く伝送レートも低く、また、音響信号の伝搬環境は不安定なために、別経路が見つからない可能性もあり、個々の水中端末に依存した水中通信ネットワークシステムでは、品質が非常に不安定になるという問題がある。
また、図9の水中通信ネットワークシステムでは、複数の水中端末T11、T12の同時信号送信による問題もある。図11は、図9の水中通信ネットワークシステムでの信号発生の状況を示す。図11に示すように、図9の水中通信ネットワークシステム内の各水中端末T11にて情報が発生し、直ちに信号をA1の期間送信している状態において、その後の時刻にて水中端末T12でも情報が発生して、直ちに信号をA2の期間送信する場合、水中端末T11とT12の両方が、信号を送信している時間的な重なりが生じる。水中端末T11、T12から送波する搬送波周波数は同じであるために、上記の重なりの部分はお互いに干渉となり、基地局B1にて復調が不可能となってしまう。
そこで、上記の信号の重なりを解決する方法として以下の方法が行われる場合がある。端末T11、T12からの信号が重ならないように、各端末T11、T12で、情報発生するとまず受波を行う。端末T11が図12にA3で模式的に示すように受波を試みたところ、他の端末T12が送波している信号が受波されなかったので、端末T11が図12にA4で模式的に示すように信号を送波開始する。少しして、端末T12にて情報が発生したので、端末T12はまず図12にA5で模式的に示すように受波を行ったところ、他の端末T11が送波している信号を受波したので、端末T12は送波を控える。その後端末T12は受波を続け、他の端末T11の信号が受波されなくなった(他の端末の送波が終わった)ところで、図12にA6で模式的に示すように端末T12は信号送波を開始する。このようにすることで、信号の重なりを解決することが可能である。
しかし、この改善方式では、端末T12にて端末T11の信号を受波できることが前提となっている。例えば、端末T12と端末T11との間に大きな岩があって伝搬路が遮断されているなど(隠れ端末問題と呼ばれている)が生じた場合、この改善方式は機能しない。
また、2つ以上の音響通信パス(ここでは、端末T11、T12から基地局B11への伝送路)を使って、情報を送信する送信ダイバーシチでは、各音響通信パスから送波された信号が同時に基地局B11に到達すれば、この方法による通信品質向上の効果は大きい。しかし、図9の音響通信ネットワークシステムにて複数端末を利用した送信ダイバーシチを適用するためには、主に3つの問題があった。
1つ目の問題は、各端末から基地局までの伝搬距離が全く同じであったとしても、端末同士で送信時刻の同期をとる必要があることである。この場合、送信時刻を予め決定しておく必要があるなど、システムとして自由度が小さくなってしまう。
2つ目の問題は、水中での音響通信においては、音速が小さいことに起因して音響信号の伝搬遅延時間の差が現れやすいことである。例えば、各端末から基地局への距離の差が50mであった場合に、音速を1500m/sとすると、伝搬遅延の差は33ms程度となる。ビットレートが1kbpsで、1ビット時間を1msとした場合、端末から同時に送信したとしても基地局にて33ビットの到着時刻ズレが生じる。こうなると、送信ダイバーシチは逆効果になってしまう。図9の水中通信ネットワークシステムでは、これらの問題を解決することは非常に困難であり、その結果、送信ダイバーシチという品質向上方式を適用することができない。
3つ目の問題は送信ダイバーシチを行う場合、T11及びT12の内の一方の端末で情報が発生した場合に、他方の端末もその情報を共有する必要があり、情報発生した端末から隣の端末へ音響通信を行う必要がある。従って、図9の水中通信ネットワークシステムでは根本的に送信ダイバーシチを適用する意味がない。
一方、水中端末が全て有線で基地局と接続されている図10に示した水中通信ネットワークシステムにおいては、図9のような音響通信の水中通信ネットワークシステムのように伝搬環境に依存することもなく、高速、高品質で安定な通信が可能となる。しかし、この図10に示した水中通信ネットワークシステムは、全ての水中端末T21、T22と基地局B21とがケーブル11、12で有線接続されているために、水中端末T21、T22の設置場所が制限されてしまう問題がある。

また、図9、図10の水中通信ネットワークシステムでは通信路を選択できないために、品質の悪い伝搬路となってしまった場合、緊急を要する通信では問題となる。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、ネットワーク品質の個々の水中端末への依存度を低減し、伝搬環境の不安定な海中においても安定的に品質を維持でき、かつ、有線の水中通信ネットワークシステムにおける設置場所の制限の問題を解消した水中通信ネットワークシステム及び水中通信方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明の水中通信ネットワークシステムは、水中の異なる場所に設置された互いに有線接続されてクラスタを構成する複数の音響通信端末と、バックボーンネットワークに接続されると共に、水中内の複数の音響通信端末との間で音響通信を行う、水中に設置された基地局と、を有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の水中通信方法は、水中の異なる場所に設置された互いに有線接続されてクラスタを構成する複数の音響通信端末のうち、バックボーンネットワークに接続され、かつ、水中に設置された基地局に対して、情報を送信する一の音響通信端末がリンク確立できたか否かを判定する第1のステップと、第1のステップで情報を送信する一の音響通信端末がリンク確立できないと判定したときは、情報を送信する一の音響通信端末と同じクラスタを構成する別の音響通信端末のうち、基地局とリンク確立できた音響通信端末を判定する第2のステップと、第2のステップでリンク確立できたと判定された別の音響通信端末へ一の音響通信端末が情報を有線にて転送する第3のステップと、リンク確立できたと判定された別の音響通信端末が情報を、基地局へ音響通信にて送信する第4のステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク品質の個々の音響通信端末への依存度を低減し、水中通信ネットワークにおける水中音響通信の品質を向上でき、伝搬環境の不安定な海中においても安定的に品質を維持した水中音響通信ができると共に、有線の水中通信ネットワークシステムにおける水中の音響通信端末の設置場所の制限を緩和できる。
次に、本発明の実施形態について図面と共に詳細に説明する。
図1は、本発明になる水中通信ネットワークシステムの一実施形態の概略全体構成図を示す。本実施形態の水中通信ネットワークシステムは、海中10内のバックボーンネットワーク120に接続された基地局B1と、2つの水中音響通信端末(以降、特に説明しない限り、端末と略す)T1及びT2と、制御器C1とから構成される。これらは海中10内に設置されている。第1の端末T1と、第2の端末T2と、制御器C1とは、通信ケーブル100で接続され、クラスタ110を形成している。図1には図示しない全ての端末と基地局間は同じ搬送波周波数を持つ音波を用いた音響通信にてデータ伝送を行い、端末T1とT2はケーブル1を用いた有線通信にてデータ伝送を行う。本実施形態は、図9に示した水中通信ネットワークシステムと比較すると、端末T1、T2間が制御器C1を介してケーブル100で接続されている点が異なる。
図2は図1中の端末T1、T2の一実施形態の構成図を示す。図2に示すように、端末T1(T2も同様構成)は、送波器や受波器を垂直に展開させるための浮き1と、音響信号を送波、受波する送受波器2と、電子回路がある水中部3と、クラスタ110内の他の端末T2(又はT1)と通信を行うためのケーブル4とから構成されている。このケーブル4は図1のケーブル100に相当する。
また、水中部3は、送受波器2により受波された音響信号を復調し、また変調された信号を送受波器2に出力して送波させる音響信号処理回路30と、伝送回路32からの情報をもとに、送受波器2の送波受波を制御する制御回路31と、ケーブル4を介して送信受信するデータを処理する伝送回路32とから構成されている。
図3は、図1中の制御器C1の一実施形態の構成図を示す。図3において、制御器C1は、送受信回路5と制御回路6とを有する。送受信回路5は、ケーブル101を介して端末(例えば、図1中のT1)に接続される一方、ケーブル102を介して別の端末(例えば、図1中のT2)に接続され、ケーブル101、102を介してデータを相手端末と送受信する。ケーブル101、102は、図1のケーブル100、図2のケーブル4に相当する。制御回路6は、送受信回路5で受信されたデータに基づいて制御信号を生成し、その制御信号を送受信回路5へ出力して送信させる。
図4は、図1中の基地局B1の一実施形態の構成図を示す。図4において、基地局B1は、送波器や受波器を垂直に展開させるための浮き7と、音響信号を送波、受波する送受波器8と、電子回路がある水中部9と、バックボーンネットワーク120に繋がるケーブル105とを有している。基地局B1は、端末T1、T2と同様の構成であり、その水中部9は、送受波器8により受波された音響信号を復調し、また変調された信号を送受波器8に出力して送波させる音響信号処理回路90と、伝送回路92からの情報をもとに、送受波器8の送波受波を制御する制御回路91と、ケーブル105を介して送信受信するデータを処理する伝送回路92とから構成されている。
次に、本実施形態の水中通信ネットワークシステムの動作概要について説明する。
まず、図5を参照して、端末T1から基地局B1へデータを送信する場合の通信手段を説明する。
端末T1は、データが発生すると、基地局B1へ呼び出し信号を送波する(ステップSC1)。以降、送波/受波と示した場合は送受波器(端末T1、T2の場合は図2の送受波器2、基地局B1の場合は図4の送受波器8)による音響信号の送信/受信を示す。基地局B1は、呼び出し信号を受波すると(ステップSC9)、肯定応答信号(ACK)を送信元の端末T1に向けて送波する(ステップSC10)。端末T1は呼び出し信号送波後、一定時間内にACKを受波したかどうかを監視している(ステップSC2)。端末T1は一定時間内にACKを受波した場合、基地局B1とのリンクを確立する(ステップSC3)。また、基地局B1も端末T1とのリンクを確立する(ステップSC11)。以後、端末T1と基地局B1との間で音響通信を行う。
一方、ステップSC2において、端末T1は一定時間内にてACKを受波できなかった場合、ケーブルで接続されている端末T2に有線通信で端末T1が送信すべきデータを伝送する(ステップSC4)。端末T2は端末T1からのデータを有線で受信すると(ステップSC5)、呼び出し信号を基地局B1に送波する(ステップSC6)。
基地局B1は、呼び出し信号を受波すると(ステップSC12)、肯定応答信号(ACK)を送信元の端末T2に向けて送波する(ステップSC13)。端末T2は呼び出し信号送波後、一定時間内にACKを受波したかどうかを監視している(ステップSC7)。端末T2は一定時間内にACKを受波した場合、基地局B1とのリンクを確立する(ステップSC8)。また、基地局B1も端末T2とのリンクを確立する(ステップSC14)。以後、端末T2と基地局B1との間で音響通信を行う。
なお、ステップSC7で端末T2が基地局B1からのACKを一定時間内で受波できなかった場合は、端末T1と端末T2がいずれも基地局B1との通信が不可能とみなされ、端末T1の情報は基地局B1に送信できない。このような不具合を発生させないように、クラスタ110の設置場所を予め考慮する必要がある。
図9に示した水中通信ネットワークシステムでは、ステップSC4以降の動作がないために、端末T11と基地局B11間の音響信号が届かないような伝搬環境となってしまった場合、端末T11は水中通信ネットワークシステムから孤立してしまう。これに対し、本実施形態においては、端末T1と端末T2のどちらかが基地局B1間で音響通信が可能であれば、端末T1と基地局B1との音響通信は可能になる。
また、端末T1と端末T2の間を音響通信でデータ伝送する音響マルチホップ通信という形態も非特許文献1に記載したように可能であることが知られているが、音響マルチホップ通信は一般的に伝送レートが低く、通信品質も良くないために、通信手段が複雑になり、情報伝送時間が非常に大きくなる問題点がある。これに対し、本実施形態では、端末T1と端末T2を有線接続することで、水中通信ネットワークシステムの伝送時間、伝送品質の改善、また通信手順の簡潔化が期待できる。
次に、図6を用いて、図5の通信手順の伝搬路の品質を考慮した場合の通信手順を説明する。
基地局B1はプローブ信号を端末T1及びT2へ送波する(ステップSC21)。各端末T1及びT2は、プローブ信号を受波すると(ステップSC33、SC26)、それぞれ必要情報をケーブル4(101,102)を介して制御器C1に伝送する。この必要情報は、制御器C1がT1及びT2のどちらの端末を基地局B1と音響通信させるかを判断させるための情報であるが、判断基準として次のような要素が考えられる。
1.各端末での受波レベル
2.受波時刻(基地局からの音波伝搬遅延時間)
3.各端末と基地局間の伝搬路の環境
制御器C1は、受信した必要情報を用いて基地局B1と音響通信を行う端末を決定した制御情報を作成し(ステップSC35)、作成した制御情報を端末T1、T2のうち決定した端末にケーブル101又は102を介して伝送する。ここでは、端末T2を基地局B1と音響通信を行う端末に決定した場合、制御器C1は作成した制御情報をケーブル101又は102を介して端末T2に送信する(ステップSC36)。
端末T2は、制御器C1からの制御情報を受信すると(ステップSC28)、基地局B1からのプローブ信号をもとに、基地局B1の位置を推定し、送受波器2の指向性を基地局B1へ向ける(ステップSC29)。ただし、ステップSC29はなくてもよい。続いて、端末T2は基地局B1へ第1の肯定応答信号(ACK1)を送波する(ステップSC30)。
基地局B1はACK1を受波すると(ステップSC22)、受波したACK1をもとに、その送受波器8の指向性を端末T2の方向に向ける(ステップSC23)。ただし、ステップSC23はなくてもよい。続いて、基地局B1は、端末T2からのACKを受信したことを示す第2の肯定応答信号(ACK2)を、ACK1の送波元の端末T2に向けて送波する(ステップSC24)。
端末T2は、ACK2を受波すると(ステップSC31)、端末T2と基地局B1との間のリンクを確立する(ステップSC32)。また、基地局B1も端末T2とのリンクを確立する(ステップSC25)。以後、端末T1で情報が発生した場合は、端末T1から端末T2へ有線で情報を伝送し、その後、端末T2から音響通信で基地局Bへと送波する。
このように、本実施形態では、基地局B1と端末T1、T2間の通信品質の良い方の通信路を選択できるために、伝搬環境の不安定な海中においても安定的に品質を維持した水中音響通信ができる。また、本実施形態では、有線接続された端末T1とT2とを含むクラスタとしての通信品質を高めることで、ネットワーク品質の個々の端末の依存度を低減できる。
更に、本実施形態では、端末の設置場所の制限を緩和できる。本実施形態では、端末T1、T2同士は制御器C1を介してケーブル101、102(100)で接続されているが、基地局B1とはケーブルで接続されていないために、完全な有線ネットワークに比べて端末設置場所の制限は小さいからである。
次に、端末T1、T2で基地局B1に送信する情報が同時に発生した場合の動作について図7のシーケンスチャートと共に説明する。
端末T1、T2で基地局B1に送信する情報が同時に発生したものとする(ステップSC46、SC41)。ここで「同時」とは、T1及びT2のうち一方の端末が自分の情報を音響信号で送波している間に、もう一方の端末が自分の情報を音響信号で送波することを示しており、データの発生時刻が同時という意味ではない。図9の水中通信ネットワークシステムでは、図11と共に説明したように水中端末T11、T12から送波する搬送波周波数は同じであるために、重なりの部分はお互いに干渉となり、基地局にて復調が不可能となってしまう。図7で示す手順はそのような重なりを避けるための通信手順である。
端末T1、T2から情報送信するという報告が制御器C1に有線にて送信され(ステップSC47、SC42)、この報告が制御器C1にて有線にて受信される(ステップSC49)。制御器C1は、受信した報告に基づいて、2つの端末T1及びT2のうち先に送波を行う端末を決定する。その決定を行う際の要因としては次のような要因が考えられる。
1.各端末T1、T2と基地局B1間の伝搬品質(受波レベル、伝搬遅延時間)
2.情報の緊急度
3.送信するべき情報量
ここでは、制御器C1は、端末T2を先に送波させる端末として決定したものとすると、端末T2に制御情報を送信する(ステップSC50)。端末T2は、制御器C1から制御情報を有線にて受信すると(ステップSC43)、基地局B1とのリンクを確立し、基地局B1との間で音響通信を開始する(ステップSC44)。その後、端末T2と基地局B1との音響通信が終了すると、端末T2は、制御器C1に通信が終了したことを示す通信終了信号を有線にて送信する(ステップSC45)。
制御器C1は上記の通信終了信号を受信すると(ステップSC51)、次に端末T1を基地局B1と音響通信させるために、今度は端末T1に制御情報を有線にて送信する(ステップSC52)。端末T1が制御器C1から制御情報を受信した後の動作は、端末T2で行ったステップSC43、SC44、SC45と同様の動作を行い、端末T1と基地局B1との音響通信を完了させる(ステップSC48)。
このように、本実施形態では、端末T1と端末T2とで情報が同時に発生した場合には、制御器C1の制御の下に端末T1及び端末T2から順番に基地局B1との音響通信を行わせることができるため、複数端末T1、T2から同時に音響信号が送波されて、干渉となってしまう問題を避けることが可能である。また、本実施形態では、情報の緊急度を優先することで緊急を要する通信も問題なく可能である。
また、本実施形態では、端末T1と端末T2とが制御器C1を介して有線で接続されているために、一方の端末と基地局B1との音響通信が終了したことを示す通信終了信号を制御器C1が有線にて受信して、他方の端末と基地局B1との音響通信を開始させることができるので、図12と共に説明した隠れ端末問題は発生しない。
次に、本発明の他の実施形態について図1の構成図を用いて説明する。
本実施形態では端末T1、T2を制御器C1を介して有線で接続しているために、各端末T1、T2からの送波時刻を調整することが可能である。従って、音響通信品質の向上のために、送信ダイバーシチという方法を適用することが可能になる。ここでは、送信ダイバーシチを本実施形態に適用した場合の通信手順について図8のシーケンスチャートを用いて説明する。
2つ以上の音響通信パス(ここでは、端末T1、T2から基地局B1への伝送路)を使って、情報を送信する送信ダイバーシチでは、各音響通信パスから送波された信号が同時に基地局B1に到達すれば、この方法による通信品質向上の効果は大きい。しかし、各音響通信パスからの送波信号の遅延時間が異なり到着時刻がずれてしまうと、送信ダイバーシチの効果は大きく劣化する。しかし、本実施形態においては、2つの端末T1及びT2を制御器C1を介して有線で接続することにより、端末T1、T2間の送信時刻の調整、また、端末T1、T2間の情報共有が制御器C1により容易にできるために、水中音響通信において複数端末を用いた送信ダイバーシチの適用が可能となる。
図8において、端末T1で基地局Bへ送信するべき情報が発生したとする(ステップSC61)。端末T1は、制御器C1を介して端末T2へその情報を有線を介して転送する(ステップSC62)。端末T2は転送情報を受信する(ステップSC65)。制御器C1は、予め、端末T1、T2から報告を受けた基地局プローブ信号の受波時刻をもとに、各端末T1、T2からの送波信号が基地局B1にて同時刻に受波されるように、各端末T1、T2の送波時刻(タイミング調整時刻)を決定し、各端末T1、T2に有線を介してそのタイミング調整信号を送信する(ステップSC68)。各端末T1、T2は上記のタイミング調整信号を受信し(ステップSC63、ステップSC66)、端末T1、T2から同じ情報(T1で発生した情報)をタイミング調整された時刻に送波を行う(ステップSC64、ステップSC67)。
なお、各端末T1、T2からの送波信号形成方法や基地局B1における復調方法は、公知の文献(A SIMPLE TRANSMIT DIVERSITY TECHNIQUE FOR WIRELESS COMMUNICATIONS,SIAVASH M.ALAMOUTI;IEEE JOURNAL ON SELECT AREAS IN COMMUNICATIONS,VOL.16,NO.8,OCT.1998)に記載された送信ダイバーシチ方法による。
また、本実施形態では、端末T1、T2から基地局B1への情報送信について述べたが、基地局B1から端末T1、T2への情報送信時には、複数端末による受信ダイバーシチの適用により通信品質の向上が可能である。
このように、本実施形態によれば、有線で接続されている他の水中端末を用いた、送信ダイバーシチによる音響通信や、受信ダイバーシチによる音響通信が可能であるため、水中音響通信の通信品質を向上できる。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば図1の実施形態では、クラスタ2に接続する端末数が「2」の場合を示したが、クラスタに接続する端末数が「2」よりも多い場合にも本発明は拡張可能である。また、基地局数についても2以上の場合であっても、拡張可能である。
本発明の水中通信ネットワークシステムの一実施形態の概略全体構成図である。 図1中の水中端末の一実施形態の構成図である。 図1中の制御器の一実施形態の構成図である。 図1中の基地局の一実施形態の構成図である。 本発明の一実施形態の動作説明用シーケンスチャート(その1)である。 本発明の一実施形態の動作説明用シーケンスチャート(その2)である。 本発明の一実施形態の動作説明用シーケンスチャート(その3)である。 本発明の他の実施形態の動作説明用シーケンスチャートである。 水中通信ネットワークシステムの一例の構成図である。 水中通信ネットワークシステムの他の例の構成図である。 図9の通信方法の一例の説明図である。 図9の通信方法の改善方式の説明図である。
符号の説明
1、7 浮き
2、8 送受波器
3、9 水中部
4、100、101、102、105 ケーブル
5 送受信回路
6、31、91 制御回路
30、90 音響信号処理回路
32、92 伝送回路
110 クラスタ
120 バックボーンネットワーク
T1、T2 端末(水中音響通信端末)
C1 制御器

Claims (12)

  1. 水中の異なる場所に設置された互いに有線接続されてクラスタを構成する複数の音響通信端末と、
    バックボーンネットワークに接続されると共に、水中内の複数の音響通信端末との間で音響通信を行う、水中に設置された基地局と、
    を有することを特徴とする水中通信ネットワークシステム。
  2. 前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末のうち前記基地局との間で通信確立ができた一の音響通信端末に、前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末のうち他の一の音響通信端末が前記基地局へ送信する情報を有線により転送し、その情報を前記通信確立ができた一の音響通信端末から前記基地局へ音響通信で送信させることを特徴とする請求項1記載の水中通信ネットワークシステム。
  3. 水中の異なる場所に設置された複数の音響通信端末と、
    前記複数の音響通信端末とそれぞれ有線接続され、該複数の音響通信端末と共にクラスタを構成する制御器と、
    バックボーンネットワークに接続されると共に、前記複数の音響通信端末との間で音響通信を行う、水中に設置された基地局と、
    を有することを特徴とする水中通信ネットワークシステム。
  4. 前記基地局は、プローブ信号を前記複数の音響通信端末へ送信する手段を有し、
    前記制御器は、前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末によりそれぞれプローブ信号を受波して得た受信情報を、該複数の音響通信端末からそれぞれ有線にて入力され、その受信情報である前記基地局からの音波伝搬遅延時間及び各音響通信端末における受波レベルのうちの少なくとも一方に基づいて、前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末のうち前記基地局と音響通信する音響通信端末に決定する手段を有することを特徴とする請求項3記載の水中通信ネットワークシステム。
  5. 前記制御器は、前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末により前記基地局へ送信すべき情報が同時に発生した時は、それらの情報のうち最も緊急度が高い情報を送信する音響通信端末を、前記基地局と音響通信する音響通信端末に決定する手段を有することを特徴とする請求項3記載の水中通信ネットワークシステム。
  6. 前記制御器は、前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末により前記基地局へ送信すべき情報が同時に発生した時は、それらの情報のうち送信するべき情報量に応じて、前記基地局と音響通信する音響通信端末を決定する手段を有することを特徴とする請求項3記載の水中通信ネットワークシステム。
  7. 前記基地局は、プローブ信号を前記複数の音響通信端末へ送信する手段を有し、
    前記制御器は、前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末によりそれぞれプローブ信号を受波して得た受信情報を、該複数の音響通信端末からそれぞれ有線にて入力され、その受信情報である前記基地局からの音波受波時刻に基づいて、前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末がそれぞれ別々に送信した同じ情報を前記基地局が同時刻で受波できるように、前記複数の音響通信端末の前記情報の各送信時刻を調整する送信タイミング調整手段を有することを特徴とする請求項3乃至6のうちいずれか一項記載の水中通信ネットワークシステム。
  8. 水中の異なる場所に設置された互いに有線接続されてクラスタを構成する複数の音響通信端末のうち、バックボーンネットワークに接続され、かつ、水中に設置された基地局に対して、情報を送信する一の音響通信端末がリンク確立できたか否かを判定する第1のステップと、
    前記第1のステップで前記情報を送信する一の音響通信端末がリンク確立できないと判定したときは、前記情報を送信する一の音響通信端末と同じクラスタを構成する別の音響通信端末のうち、前記基地局とリンク確立できた音響通信端末を判定する第2のステップと、
    前記第2のステップで前記リンク確立できたと判定された前記別の音響通信端末へ前記一の音響通信端末が前記情報を有線にて転送する第3のステップと、
    前記リンク確立できたと判定された前記別の音響通信端末が前記情報を、前記基地局へ音響通信にて送信する第4のステップと
    を含むことを特徴とする水中通信方法。
  9. バックボーンネットワークに接続され、かつ、水中に設置された基地局がプローブ信号を送信する第1のステップと、
    水中の異なる場所に設置され、互いに制御器を介して有線接続されてクラスタを構成する複数の音響通信端末が、それぞれ前記プローブ信号を受波する第2のステップと、
    前記複数の音響通信端末がそれぞれ前記プローブ信号を受波して得た受信情報である前記基地局からの音波伝搬遅延時間及び各音響通信端末における受波レベルのうちの少なくとも一方に基づいて、前記複数の音響通信端末のうち前記基地局と音響通信する音響通信端末を決定する第3のステップと
    を含むことを特徴とする水中通信方法。
  10. 前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末により前記基地局へ送信すべき情報が同時に発生した時は、それらの情報のうち最も緊急度が高い情報を送信する音響通信端末を、前記基地局と音響通信する音響通信端末に決定する第4のステップを更に含むことを特徴とする請求項9記載の水中通信方法。
  11. 前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末により前記基地局へ送信すべき情報が同時に発生した時は、それらの情報のうち送信するべき情報量に応じて、前記基地局と音響通信する音響通信端末を決定する第4のステップを更に含むことを特徴とする請求項9記載の水中通信方法。
  12. 前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末によりそれぞれ前記プローブ信号を受波して得た受信情報を、該複数の音響通信端末からそれぞれ有線にて入力され、その受信情報である前記基地局からの音波受波時刻に基づいて、前記クラスタを構成する前記複数の音響通信端末がそれぞれ別々に送信した同じ情報を前記基地局が同時刻で受波できるように、前記複数の音響通信端末の前記情報の各送信時刻を調整するステップを更に含むことを特徴とする請求項9乃至11のうちいずれか一項記載の水中通信方法。
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