JP6884198B2 - 無線通信システム、無線装置及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システム、無線装置及び通信方法に係り、特にOFDMA方式の信号を用いる無線通信システム、無線装置及び通信方法に関する。
直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)方式の信号を中継するための中継局等に関して各種の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。一般に、基地局と複数の端末局が接続されるOFDMA無線システムの中継では、ある端末局が別の端末局と通信する場合、基地局を介して行われていた。
特開2008−177969号公報
ところで、端末局同士が非常に近い距離に位置しており、端末局間の無線環境(通信環境)が良好であると予想される環境においても、スループットは基地局と端末局間の無線環境次第となり、伝送効率の観点で別の技術が求められていた。すなわち、端末局間データ通信のスループット向上を実現できる別の技術が求められていた。
本発明は、このような状況に鑑みなされたもので、上記課題を解決することを目的とする。
本発明のOFDMA無線システムは、一つの基地局に対し複数の端末局が接続する1:N接続時に、第1の端末局から第2の端末局に対する通信の要求がある場合において、前記第1の端末局から前記基地局を介して前記第2の端末局へ通信をする通常通信と、前記第1の端末局から前記基地局を介さずに前記第2の端末局へ通信をする直接通信のいずれかが選択され、前記基地局は、前記第1の端末局における前記第2の端末局からの受信電力が前記基地局における前記第1の端末局からの受信電力よりも大きな場合、または前記第2の端末局における前記基地局からの受信電力が前記基地局における前記第2の端末局からの受信電力よりも大きな場合、において、前記通常通信を行うよりも、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断し、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断されなかった場合には、前記通常通信を行わせ、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断された場合には、前記第1の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、前記第2の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、を合わせた領域を用いて、前記直接通信を行わせる
また、前記端末局は、前記基地局から指定された固有のフレームで周期レンジングを送信し、自身が送信するフレーム以外では、他の端末局の周期レンジングを受信することで、周囲の端末局の存在、自身と前記他端末局との間の距離の推定および受信電力情報を収集し、前記基地局に伝達してもよい。
また、前記基地局は、前記端末局間の受信電力および通信距離情報と、基地局−端末局間の受信電力および通信距離情報とを比較する機能を備えてもよい。
また、前記基地局は、前記端末局同士が直接通信をしたほうがスループットの向上が見込め場合であって、前記端末局からデータ伝送要求があった場合、対象となる2つの前記端末局に対して、それらで通信する変調符号化方式の切替情報を送り、データを受信する側の前記端末局の上り送信区間を受信区間に切り替える指示を出すことで端末局間の直接通信を実現してもよい。
本発明は、基地局と複数の端末局とがOFDMA方式による通信を行うOFDMA無線システムに用いられる無線装置であって、第1の端末局から第2の端末局に対する通信の要求がある場合において、前記第1の端末局から前記基地局を介して前記第2の端末局へ通信をする通常通信と、前記第1の端末局から前記基地局を介さずに前記第2の端末局へ通信をする直接通信のいずれかが選択され、前記基地局として機能する場合に、前記第1の端末局における前記第2の端末局からの受信電力が前記基地局における前記第1の端末局からの受信電力よりも大きな場合、または前記第2の端末局における前記基地局からの受信電力が前記基地局における前記第2の端末局からの受信電力よりも大きな場合、において、前記通常通信を行うよりも、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断し、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断されなかった場合には、前記通常通信を行わせ、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断された場合には、前記第1の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、前記第2の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、を合わせた領域を用いて、前記直接通信を行わせる、ように対象の前記端末局へ指示する。
本発明は、基地局と複数の端末局とがOFDMA方式による通信を行うOFDMA無線システムにおける通信方法であって、前記基地局と前記端末局との間の第1の無線環境を取得する工程と、前記端末局間の第2の無線環境を取得する工程と、第1の端末局から第2の端末局に対する通信の要求がある場合に、前記第1の無線環境と前記第2の無線環境に基づき、前記第1の端末局における前記第2の端末局からの受信電力が前記基地局における前記第1の端末局からの受信電力よりも大きな場合、または前記第2の端末局における前記基地局からの受信電力が前記基地局における前記第2の端末局からの受信電力よりも大きな場合、において、前記第1の端末局から前記基地局を介して前記第2の端末局へ通信をする通常通信を行うよりも、前記第1の端末局から前記基地局を介さずに前記第2の端末局へ通信をする直接通信を行った方がスループットが向上すると判断する工程と、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断されなかった場合には、前記通常通信を行い、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断された場合には、前記第1の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、前記第2の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、を合わせた領域を用いて、前記直接通信を行う工程と、を実行する。
本発明によると、基地局−端末局間よりも端末局間同士の無線環境が良好である場合、端末局間のデータ通信のスループットを向上させることができる。
本発明の実施形態における、OFDMA無線システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態における、端末局間同士の通信における通信経路を決定するプロセスを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、OFDMA無線フレームの構成例を示す図である。 本発明の実施形態における、基地局を介した端末局間の通常通信を説明する図である。 本発明の実施形態における、OFDMA無線フレームの流れの概要を説明する図である。 本発明の実施形態における、端末局間直接通信に移行するシーケンスを説明する図である。 本発明の実施形態における、端末局間直接通信を実行中のフレーム構成を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本実施形態に係るOFDMA無線システム100の構成を示す。OFDMA無線システム100は、基地局1と、複数の端末局とを備え、1:N接続をする。端末局として、ここでは、端末局(#1)2と端末局(#2)3が備わるケースを例示する。また、基地局1や端末局(#1)2、端末局(#2)3を実現する無線装置は、それぞれの機能に特化した装置であってもよいし、所定の設定で、基地局1または端末局として機能する装置であってもよい。
OFDMA無線システム100における基本的な通信プロセスとして、端末局(#1)2と端末局(#2)3とが通信を行う場合、基地局1を介した通信(以下、「通常通信T1」ともいう。)が行われる。本実施形態では、端末局(#1)2と端末局(#2)3同士が、周期レンジングを受信することで、周囲の端末局の存在、距離、受信電力を収集し、基地局1に伝える。基地局−端末局間よりも端末局間同士の無線環境が良好である場合、端末局間同士の直接の通信(以下、「端末局間直接通信T2」ともいう。)に切り替える。
図2は、端末局間同士の通信における通信経路を決定するプロセスを示すフローチャートである。このフローチャートを参照して、通信経路決定プロセスの概要を説明する。詳細については、図6等の説明とともに後述する。
基地局1は、端末局(#1)2及び端末局(#2)3から、周囲端末情報(コード番号、受信電力、タイミングオフセット)を取得する(S10)。すなわち、基地局1は、端末局間の無線環境を把握する。
端末局(#1)2や端末局(#2)3から端末局間の通信要求があると(S12)、基地局1は、端末局間直接通信T2を行う条件(すなわち、無線環境)をクリアしているか否かを判断する(S14)。
基地局1は、通常通信動作において、自身と端末局(#1)2および端末局(#2)3に対するそれぞれの受信電力、タイミングオフセット情報を把握している。本実施形態では、基地局1は、さらに、さらに端末局(#1)2及び端末局(#2)3から収集した端末局周囲に存在する端末局情報を比較する。端末局間直接通信T2を行う条件は、例えば、データ通信のスループットが向上するという観点で設定される。条件は、図6の説明で詳述する。
基地局1は、通常通信動作において、自身と端末局(#1)2および端末局(#2)3に対するそれぞれの受信電力、タイミングオフセット情報を知っており、さらに端末局(#1)2及び端末局(#2)3から収集した端末局周囲に存在する端末局情報とを比較する。
端末局間直接通信T2を行う条件をクリアしていない場合(S14のN)、基地局1は、端末局(#1)2と端末局(#2)3との通信を、基地局1を介在させた通常通信T1で実行する(S16)。
端末局間直接通信T2を行う条件をクリアしている場合(S14のY)、基地局1は、端末局(#1)2と端末局(#2)3との通信を、基地局1を介在させない端末局間直接通信T2で実行する(S18)。
つづいてより具体的に説明する。図3は、OFDMA無線フレーム4の構成例であって、このOFDMA無線フレーム4は、一般的な構成であり、ここでは、本実施形態において説明が必要な部分を例示する。OFDMA無線フレーム4は、下り無線サブフレーム16と上り無線サブフレーム17とから構成されている。
図示のように、下り区間において、基地局1から端末局(#1)2への通信では、下り無線サブフレーム16の下りデータ領域(#1)20(図中、「DL#1」と表記する。)に、その通信に用いる下りデータが配置される。基地局1から端末局(#2)3への通信では、下りデータ領域(#2)21(図中、「DL#2」と表記する。)にその通信に用いられる下りデータが配置される。
上り区間においても同様に、端末局(#1)2から基地局1への通信では、上り無線サブフレーム17の上りデータ領域(#1)22(図中、「UL#1」と表記する。)に、その通信に用いる上りデータが配置される。上りデータ領域(#2)23(図中、「UL#2」と表記する。)に、端末局(#2)3から基地局1への通信に用いる上りデータが配置される。
上り無線サブフレーム17には、レンジング領域として、エントリ時に使用する初期レンジング領域18、通信が確立してから周期レンジングに使用する周期レンジング領域19が設けられている。初期レンジング領域18及び周期レンジング領域19は、共に基地局1に対する端末局(端末局(#1)2、端末局(#2)3)の送信タイミング、電力の調整に用いられる。
図4は、基地局1を介した端末局間の通常通信T1を説明する図である。まず、端末局(#1)2から端末局(#2)3への通信(図中の太字実線矢印で示す。)について説明する。端末局(#1)2は、端末局(#2)3に対して送りたいデータを、上り無線サブフレーム17Bの上り送信データ領域22Bに配置し(S21)、基地局1へ送信する(S22)。
基地局1は、上り無線サブフレーム17Aの上りデータ領域(#1)22Aで受信し(S23)、次フレーム以降の下り無線サブフレーム16Aで、端末局(#2)3に対する下りデータ領域(#2)21Aにデータを配置し(S24)、端末局(#2)3へ送信する(S25)。
端末局(#2)3は、基地局1から送信されたデータを、下り無線サブフレーム16Cの下りデータ領域(#2)21Cで受信する(S26)。
つぎに、端末局(#2)3から端末局(#1)2への通信(図中の一点破線矢印で示す。)について説明する。端末局(#2)3は、端末局(#1)2に対して送りたいデータを、上り無線サブフレーム17Cの上りデータ領域(#2)23に配置し(S31)、基地局1へ送信する(S32)。
基地局1は、上り無線サブフレーム17Aの上りデータ領域(#2)23で受信し(S33)、次フレーム以降の下り無線サブフレーム16Aで、端末局(#1)2に対する下りデータ領域(#1)20Aにデータを配置し(S34)、端末局(#1)2へ送信する(S35)。
端末局(#1)2は、基地局1から送信されたデータを、下り無線サブフレーム16Bの下りデータ領域(#1)20Bで受信する(S26)。
以上の動作を繰り返すことで、端末局(#1)2から端末局(#2)3への通信、及び端末局(#2)3から端末局(#1)2への通信は、基地局1を介して行われる。
つづいて、端末局(#1)2と端末局(#2)3が端末局間直接通信T2を行う場合の動作について説明する。図5は、OFDMA無線フレーム4の流れの概要を説明している。
端末局間直接通信T2を実行中において、端末局(#1)2のOFDMA無線フレーム4では、上り無線サブフレーム6のレンジング領域、より具体的には周期レンジング領域19において、送信状態(19X)と受信状態(19Y)が交互に現れる。一方、端末局(#2)3のOFDMA無線フレーム4では、周期レンジング領域19は、通信対象の端末局(#1)2の状態と対称となるように、受信状態(19Y)と送信状態(19X)が交互に現れる。
上述のように、端末局(#1)2は、自身が周期レンジングコードを送信する周期レンジング領域(送信状態)19Xが存在するフレーム以外は周期レンジング領域(受信状態)19Yにおいて受信動作をすることで、他端末局(ここでは、端末局(#2)3)の周期レンジングコードを受信する。
端末局(#2)3は、別のフレームにおいて、同様に自身が周期レンジングコードを送信する周期レンジング領域(送信状態)19Vが存在するフレーム以外は周期レンジング領域(受信状態)19Wにおいて受信動作をすることで、他端末局(ここでは端末局(#1)2)の周期レンジングコードを受信する。
上記動作により、端末局(#1)2、端末局(#2)3において周囲の端末局の有無(コード番号)、受信電力、タイミングオフセット情報が得られる。
次に、図6を用いて端末局間直接通信T2に移行するシーケンスを説明する。このシーケンスは、特に、図3のフローチャートの端末局間同士の直接の通信(T2)の処理について着目して示したものであり、図3の処理番号(S10〜S18)を適宜併記しつつ説明する。図7は、端末局間直接通信T2を実行中のフレーム構成を示す図である。
端末局(#1)2および端末局(#2)3は、得られた周囲端末情報(コード番号、受信電力、タイミングオフセット)を基地局1に通知する(S101、S102、S10)。
基地局1は、通常通信動作において、自身と端末局(#1)2および端末局(#2)3に対するそれぞれの受信電力、タイミングオフセット情報を把握している。
ここで、端末局(#1)2から基地局1に対して、端末局(#2)3へデータ送信要求が行われると(S103、S12)、基地局1は、端末局(#1)2及び端末局(#2)3から収集した端末局周囲に存在する周囲端末情報を比較し、端末局間直接通信T2を行う条件(すなわち、通信環境)をクリアしているか否かを判断する。
次の条件1または条件2の場合、クリアしていると判断する。すなわち
条件1:「基地局1←端末局(#1)2の受信電力」 < 「端末局(#1)2←端末局(#2)3の受信電力」
条件2:
「基地局1←端末局(#2)3の受信電力」 < 「端末局(#2)3←基地局1の受信電力」
基地局1は、条件1または条件2である場合、端末局間直接通信T2を実行したほうがスループットの向上が見込めると判定する(S104)。
このとき、基地局1は、「基地局−端末局」通信で用いているよりも高いレートであり、かつ「端末局(#1)2−端末局(#2)3」間の受信電力から適切な変調符号化方式を選択しておく。
このような状態で、端末局(#1)2から端末局(#2)3へのデータ送信要求が基地局1に上がってきたとき、基地局1は、端末局間直接通信T2を実行する(S18)。
基地局1は端末局(#1)2、端末局(#2)3に直接通信を行う場合の変調符号化方式を通知し(S105、S106)、端末局(#2)3に対してUL区間(25B、25C)、すなわち、上りデータ領域(#1)22と上りデータ領域(#2)23とを合わせた領域での受信を指示する(S107)。
端末局(#1)2は、端末局(#2)3に対するタイミングオフセット値、受信電力を既に知っており、送信タイミング調整、電力調整を行い、UL区間25Bで、基地局1を介さず直接端末局(#2)3へデータを送信する(S108)。端末局(#2)3は、UL区間25Cでデータを受信する。
ここで、上り区間において基地局1を介する必要がないため、上り無線サブフレーム17の全ての領域を「端末局(#1)2−端末局(#2)3」間で使用することが可能となり、上り無線サブフレーム17が、単純に、通常の基地局1を介した通信に比べ2倍に拡張できる。単に通信環境の観点からスループットが向上する通信方式に切り替えるだけでなく、利用可能領域が増えることで、さらにスループットが向上する。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 基地局
2 端末局(#1)
3 端末局(#2)
4 OFDMA無線フレーム
16、16A、16B、16C 下り無線サブフレーム
17、17A、17B、17C 上り無線サブフレーム
18 初期レンジング領域
19、19X、19Y、19V、19W 周期レンジング領域
20、20A、20B、20C 下りデータ領域(#1)
21、21A、21B、21C 下りデータ領域(#2)
22、22A、22B、22C 上りデータ領域(#1)
23、23A、23B、23C 上りデータ領域(#2)
25B、25C UL区間
100 OFDMA無線システム

Claims (6)

  1. 一つの基地局に対し複数の端末局が接続する1:N接続時に、
    第1の端末局から第2の端末局に対する通信の要求がある場合において、前記第1の端末局から前記基地局を介して前記第2の端末局へ通信をする通常通信と、前記第1の端末局から前記基地局を介さずに前記第2の端末局へ通信をする直接通信のいずれかが選択され、
    前記基地局は、
    前記第1の端末局における前記第2の端末局からの受信電力が前記基地局における前記第1の端末局からの受信電力よりも大きな場合、または前記第2の端末局における前記基地局からの受信電力が前記基地局における前記第2の端末局からの受信電力よりも大きな場合、において、前記通常通信を行うよりも、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断し、
    前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断されなかった場合には、前記通常通信を行わせ、
    前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断された場合には、前記第1の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、前記第2の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、を合わせた領域を用いて、前記直接通信を行わせる、
    ことを特徴としたOFDMA無線システム。
  2. 前記端末局は、前記基地局から指定された固有のフレームで周期レンジングを送信し、自身が送信するフレーム以外では、他の端末局の周期レンジングを受信することで、周囲の端末局の存在、自身と前記他端末局との間の距離の推定および受信電力情報を収集し、前記基地局に伝達することを特徴とした請求項1に記載のOFDMA無線システム。
  3. 前記基地局は、前記端末局間の受信電力および通信距離情報と、基地局−端末局間の受信電力および通信距離情報とを比較する機能を備えることを特徴とする請求項2に記載のOFDMA無線システム。
  4. 前記基地局は、前記端末局同士が直接通信をしたほうがスループットの向上が見込め場合であって、前記端末局からデータ伝送要求があった場合、対象となる2つの前記端末局に対して、それらで通信する変調符号化方式の切替情報を送り、データを受信する側の前記端末局の上り送信区間を受信区間に切り替える指示を出すことで端末局間の直接通信を実現することを特徴とした請求項1から3のいずれかに記載のOFDMA無線システム。
  5. 基地局と複数の端末局とがOFDMA方式による通信を行うOFDMA無線システムに用いられる無線装置であって、
    第1の端末局から第2の端末局に対する通信の要求がある場合において、前記第1の端末局から前記基地局を介して前記第2の端末局へ通信をする通常通信と、前記第1の端末局から前記基地局を介さずに前記第2の端末局へ通信をする直接通信のいずれかが選択され、
    前記基地局として機能する場合に、
    前記第1の端末局における前記第2の端末局からの受信電力が前記基地局における前記第1の端末局からの受信電力よりも大きな場合、または前記第2の端末局における前記基地局からの受信電力が前記基地局における前記第2の端末局からの受信電力よりも大きな場合、において、前記通常通信を行うよりも、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断し、
    前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断されなかった場合には、前記通常通信を行わせ、
    前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断された場合には、前記第1の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、前記第2の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、を合わせた領域を用いて、前記直接通信を行わせる、
    ように対象の前記端末局へ指示することを特徴とする無線装置。
  6. 基地局と複数の端末局とがOFDMA方式による通信を行うOFDMA無線システムにおける通信方法であって、
    前記基地局と前記端末局との間の第1の無線環境を取得する工程と、
    前記端末局間の第2の無線環境を取得する工程と、
    第1の端末局から第2の端末局に対する通信の要求がある場合に、前記第1の無線環境と前記第2の無線環境に基づき、前記第1の端末局における前記第2の端末局からの受信電力が前記基地局における前記第1の端末局からの受信電力よりも大きな場合、または前記第2の端末局における前記基地局からの受信電力が前記基地局における前記第2の端末局からの受信電力よりも大きな場合、において、前記第1の端末局から前記基地局を介して前記第2の端末局へ通信をする通常通信を行うよりも、前記第1の端末局から前記基地局を介さずに前記第2の端末局へ通信をする直接通信を行った方がスループットが向上すると判断する工程と、
    前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断されなかった場合には、前記通常通信を行い、前記直接通信を行った方がスループットが向上すると判断された場合には、前記第1の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、前記第2の端末局から前記基地局に対する上り通信のサブフレームにおいて伝送されるデータに用いられる領域と、を合わせた領域を用いて、前記直接通信を行う工程と、
    を実行することを特徴とする通信方法。
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