JP5223614B2 - 無線通信システムおよび端末呼び出し方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムおよび端末呼び出し方法に関し、特に音波による音響通信を用いた無線通信システムおよび端末呼び出し方法に関する。
図18は本発明に関連する無線通信システムの一例の構成図である。同図を参照すると、本発明に関連する無線通信システムの一例は、2個の無線通信端末(以下、「端末」と表示する)101,102と、1個の無線通信基地局(以下、「基地局」と表示する)111と、基地局111と接続されるバックボーンネットワーク121とを含んで構成される。また、これらは海中に設けられ、端末101,102および基地局111間の通信として音波による音響通信が用いられる。なお、基地局は複数個で構成されるが2個目以上の基地局は便宜上図示を省略している。これら端末および基地局間にて通信が行われる。
一方、複数の端末と、複数の基地局から構成される無線通信システムにおける端末の呼び出し方法の一例が特許文献1に開示されている。これは、呼び出し要求が発生した基地局が、CSMA(Carrier Sense Multiple Access)を用いて、他局が呼び出し信号を送信していないことを確認してから、自局から呼び出し信号を送信し、一方受信側の端末ではある一定時刻のみの受信、すなわち間欠受信を行うというものである。
この特許文献1記載の技術では、呼び出し信号時間長を基本フレームとして、受信側では基本フレーム全てを受信するのではなく、基本フレーム中の一部の時刻で周期的に受信を行うことで、受信側の消費電力を低減することを目的としている。
また、呼び出し信号を短時間のサブフレームに分解して送信する方法が非特許文献1に開示されている。また、単純なランダムアクセスシステム(アロハ(AROHA)方式)に関する技術が非特許文献2に開示されている。また、水中音響を用いた無線通信ネットワークとして、上記非特許文献2に開示されるように、全端末が個々に分散配置される水中音響通信システムがある。
また、移動機の消費電力を低減し小型化を図る間欠受信方式が特許文献2に開示されている。これは、複数の移動機群のタイムスロットからなるフレームを複数個まとめた超フレームを構成し、この超フレームの中に割り当てる群ごとのタイムスロット数を異なるものとして、群によって間欠受信率を異なるものとする、というものである。
また、移動機の消費電力を低減し小型化を図る他の間欠受信方式が特許文献3に開示されている。これは、上記特許文献2に記載の技術と同様に間欠受信間隔を変化させるものであり、たとえば、通常基本周期で間欠受信するが、一定時間発呼または着呼がない場合、あるいは一定または可変の所定時間ごとに間欠受信間隔を変化させる、というものである。
特開2005−354634号公報 特開平05−075523号公報 特許第3535761号公報 A RECEIVER ORIENTED MAC PROTOCOL FOR WIRELESS SENSOR NETWORKS,CAMPELLI, LUCA; CAPONE, ANTONIO; CESANA, MATTEO; EKICI, EYLEM; MOBILE ADHOC AND SENSOR SYSTEMS, 2007. MASS 2007. IEEE INTERNATIONAL CONFERENCE ON 8−11 OCT. 2007, p(s).1−10 UNDERWATER ACOUSTIC NETWORKS, ETHEMM.SOZER; MILICA STOJANOVIC,JOHN PROAKIS;IEEE JOURNAL OF OCEANIC ENGINEERING, VOLUME 25, NO.1,JAN.2000,p(s).72−83
しかし、CSMAを適用した上記特許文献1記載の技術では、基地局同士の通信路が確保されていない場合に、端末において各基地局から送信されてくる無線信号が重なってしまい、端末においてその無線信号を受信できなくなる、いわゆる「隠れ端末問題」があり、この問題が起きると、このシステムは上記非特許文献2に示される単純なランダムアクセスシステムと同等となる。
たとえば、非特許文献2に記載の方式では上記「隠れ端末問題」が生じると、基本フレーム時間中に2つの基地局から呼び出し信号が送信されたとき、受信側の間欠受信時刻に2つの呼び出し信号が重なる可能性が高くなり、3つ以上の呼び出し信号が発生すると必ず受信不可能な重なりが発生し、受信不可能な呼び出し信号を送信した基地局は、呼び出した端末からのACK(ACKNOWLEDGE)信号をタイムアウトになるまで待ち続ける必要がある。
また、上記非特許文献1に記載の技術は、ネットワークに接続されている全端末が時刻同期しているシステムに対する方法であり、呼び出し信号が送信される時刻がネットワーク内で決まっているため、呼び出し信号の送信タイミングの自由度が低いという課題がある。
また、非特許文献2に記載の方式では、基地局からの呼び出し信号を監視するために、上記特許文献1記載の技術のように、基本フレームごとに受信状態にしておく必要がある。
また、クラスタ方式(複数の端末が相互に有線接続される方式)では、端末が岩陰に隠れてしまうといった伝搬環境の問題でクラスタ内の一部の端末が呼び出し信号を受信できなくなると、クラスタが呼び出し信号を受信できなくなるという課題がある。
また、図19の関連技術における基地局からの呼び出し信号の一例のタイミングチャートに示すように、基地局111から端末101,102への信号の送信時間に一定の遅延が発生すると、両端末101,102が基地局111からの信号を受信できない場合がある。
そこで本発明の目的は、隠れ端末問題を解消し、呼び出し信号の送信タイミングの自由度が関連技術よりも高く、基本フレームごとに受信する必要がなく、端末が岩陰に隠れてもクラスタが呼び出し信号を受信することが可能な無線通信システムおよび端末呼び出し方法を提供することにある。
本発明による無線通信システムは、相互に有線接続され、クラスタを構成する複数の無線通信端末と、前記複数の無線通信端末と共に前記クラスタを構成する制御器と、複数の無線通信基地局とを含み、前記各々の無線通信基地局は呼び出し信号をいくつかの短い信号に分割して前記複数の無線通信端末に対し間欠送信するとともに、送信タイミングを無線通信基地局ごとに変え、前記複数の無線通信端末は時分割でかつ交互に前記複数の無線通信基地局からの呼び出し信号を受信し、前記制御器は、前記呼び出し信号を受信した前記無線通信端末からの情報を基に、前記無線通信基地局と通信を行う無線通信端末を決定することを特徴とする。
本発明による端末呼び出し方法は、相互に有線接続され、クラスタを構成する複数の無線通信端末と、前記複数の無線通信端末と共に前記クラスタを構成する制御器と、複数の無線通信基地局とが無線通信システムに含まれ、前記無線通信基地局は呼び出し信号をいくつかの短い信号に分割して前記複数の無線通信端末に対し間欠送信するとともに、送信タイミングを無線通信基地局ごとに変え、前記複数の無線通信端末は時分割でかつ交互に前記複数の無線通信基地局からの呼び出し信号を受信し、前記制御器は、前記呼び出し信号を受信した前記無線通信端末からの情報を基に、前記無線通信基地局と通信を行う無線通信端末を決定することを特徴とする。
本発明によれば、隠れ端末問題を解消し、呼び出し信号の送信タイミングの自由度が関連技術よりも高く、基本フレームごとに受信する必要がなく、端末が岩陰に隠れてもクラスタが呼び出し信号を受信することが可能となる。
まず、本発明の実施形態の説明に入る前に、本発明の動作原理について説明しておく。図1は本発明に係る無線通信システムの一例の構成図である。同図を参照すると、本発明に係る無線通信システムの一例は、相互に有線接続され、クラスタを構成する複数の無線通信端末1(1−1、1−2、・・・ 、1−j; j は自然数)と、複数の無線通信基地局11(11−1、11−2、・・・ 、11−k; k は自然数)とを含んでいる。クラスタ構成とは、同図に示すように、複数の無線通信端末1が相互に有線接続される方式のことをいう。以下、無線通信端末を「端末」、無線通信基地局を「基地局」と表示する。
各々の基地局11は複数の端末1に対し呼び出し信号を送信する。各々の基地局11は呼び出し信号をいくつかの短い信号に分割して複数の端末1に対し間欠送信するとともに、送信タイミングを基地局11ごとに変え、複数の端末1は時分割でかつ交互に複数の基地局11からの呼び出し信号を受信する。
本発明では、クラスタに接続される端末のうち、少なくとも1つの端末で基地局からの無線信号による呼び出し信号を受信できれば、そのクラスタに接続されている全ての端末の呼び出しが可能となることを利用している。
以上説明したように、本発明によれば基地局11の呼び出し信号をいくつかの短い信号に分割し、送信タイミングを基地局11ごとに変えることにより、隠れ端末問題の解消および呼び出し信号の送信タイミングの自由度を関連技術よりも高くすることが可能となる。また、本発明によれば複数の端末1が時分割でかつ交互に複数の基地局11からの呼び出し信号を受信することにより、複数の端末1において基本フレームごとに受信する必要がなくなるという効果を奏する。
また、全端末がクラスタを構成せずに、個々に存在する関連技術における無線通信システムにおいては、基地局からの呼び出し信号を監視するために、常に受信状態にしておく必要がある。これに対し本発明では、クラスタに接続された端末が時分割でかつ交互に基地局からの呼び出し信号を監視するため、受信信号を減少させ、消費電力の低減を実現することが可能となる。
さらに本発明によれば、基地局11からの呼び出し信号の信号長を変えることにより、端末が岩陰に隠れてもクラスタが呼び出し信号を受信することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について説明する。まず、第1実施形態について説明する。図2は本発明に係る無線通信システムの第1実施形態の構成図である。なお、図1と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
図2を参照すると、本発明に係る無線通信システムの第1実施形態は、無線通信端末(以下、「端末」と表示する)1−1、1−2と、制御器2と、通信ケーブル3,4と、無線通信基地局(以下、「基地局」と表示する)11−1と、バックボーンネットワーク5とを含んで構成される。
端末1−1は通信ケーブル3を介して制御器2と接続され、端末1−2は通信ケーブル4を介して制御器2と接続される。これら端末1−1、1−2、制御器2、および通信ケーブル3,4によりクラスタ6が形成される。また、基地局11−1はバックボーンネットワーク5と接続される。
端末1−1、1−2は水中音響通信端末であり、端末1−1、1−2、制御器2、通信ケーブル3,4、基地局11−1およびバックボーンネットワーク5はともに海中に設けられる。また、全ての端末1−1、1−2と基地局11−1間は同様の搬送信周波数を有する音波を用いた音響通信にて通信を行い、端末1−1と端末1−2間は通信ケーブル3,4を用いた有線通信にてデータ伝送を行う。
なお、図2に示す実施形態においては、一例として、2個の端末および1個の基地局のみを便宜上無線通信システムとして図示しているが、この実施形態を含め以下の実施形態では、無線通信システムは現実には複数個の端末および基地局を備えている。そして、複数の基地局がバックボーンネットワーク5に接続されている。すなわち、本発明を3個以上の端末および基地局に適用することが可能である。
図3は本発明の第1実施形態における端末1−1の構成図である。なお、図2と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。また、端末1−2の構成は端末1−1と同様なので説明を省略する。図3を参照すると、端末1−1は浮き21と、送受信器22と、水中部23と、通信ケーブル3とを含んで構成される。
浮き2は送受信器22を垂直に展開するためのものである。送受信器22は音響信号を送信および受信する。水中部23は音響信号処理回路30と、制御回路31と、伝送回路32とを含んで構成される。音響信号処理回路30は送受信器22中の受信器からの音響信号を復調、また変調された信号を送受信器22中の送信器に出力する。制御回路31は伝送回路32からの情報をもとに、送受信器22の送信および受信を制御する。伝送回路32は通信ケーブル3と接続され、通信ケーブル3を介して送信および受信するデータを処理する。
図4は本発明の第1実施形態における制御器2の構成図である。なお、図2と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図4を参照すると、制御器2は制御回路41と、送受信回路42とを含んで構成される。また、送受信回路42には通信ケーブル3、4が接続されている。制御回路41は送受信回路42から入力される情報を元に制御信号を作成し、送受信回路42へ出力する。送受信回路42は通信ケーブル3、4を介してデータを送受信し、制御回路41へデータを出力する。
図5は本発明の第1実施形態における基地局11−1の構成図である。なお、浮き21、送受信器22および水中部23は図3に表示の端末1−1と同様の構成であるため、これらには端末1−1と同様の番号を付す。また、図1と同様の構成部分についても同様の番号を付す。
図5を参照すると、基地局11−1は浮き21と、送受信器22と、水中部23と、通信ケーブル51と、バックボーンネットワーク5とを含んでいる。水中部2内の伝送回路32は通信ケーブル51を介してバックボーンネットワーク5と接続される。
次に、第1実施例の動作について説明する。図2に示す本発明の通信システムの構成が図18に示す関連する通信システムの構成と異なる点は、本発明の通信システムは通信ケーブル3,4および制御器2を有するが、関連する通信システムではこれらを有さない点である。
図6は第1実施例の動作を示すシーケンスチャートである。同図を参照して、基地局がクラスタの端末を呼び出してデータ送信する場合の通信手順の一例について説明する。
まず、基地局11−1から呼び出し信号を端末1−1および1−2に向けて送信する(ステップS1)。呼び出し信号は、無線ネットワーク上で用いられるトーン信号を送信するものとする。次に、端末1−1がこの信号を受信し(ステップS2)、端末1−2がこの信号を受信する(ステップS3)。
次に、端末1−1は必要情報を、通信ケーブル3を介して制御器2へ伝送し(ステップS4)、端末1−2は必要情報を、通信ケーブル4を介して制御器2へ伝送する(ステップS5)。この必要情報は、制御器2がどちらの端末(1−1または1−2)を基地局11−1と音響通信させるかを判断するための情報であるが、ここでは基地局からの呼び出し信号の各端末1−1,1−2での受信レベルとする。
制御器2はこれらの必要情報を元に、制御情報を作成する(ステップS6)。制御器2は各端末に、制御情報を送信する(ステップS7)。すなわち、制御器2は受信レベルのより大きな端末を基地局と音響通信を行う端末として決定し、決定内容を端末に通信ケーブル3、4を介して伝送する。本実施形態では、端末1−2が選択されたとして制御器2の決定情報が端末1−2に送信される。
端末1−2は制御器2からの決定情報を受信する(ステップS8)。次に、端末1−2は基地局11−1へACK信号を送信する(ステップS9)。基地局11−1はこのACK信号を受信する(ステップS10)。これにより、端末1−2では基地局11−1とのリンクが確立し(ステップS11)、基地局11−1では端末1−2とのリンクが確立する(ステップS12)。
次に、基地局11−1が呼び出し信号を送信し(ステップS1)、この呼び出し信号を端末1−1,1−2が受信するとき(ステップS2およびS3)の送信および受信動作の一例について説明する。
図7は第1実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。なお、同図には、関連技術との効果の違いを明確にするため、関連技術における端末101,102の動作も併せて表示するとともに、基地局から端末への伝搬遅延がない場合について説明する。
同図には横軸に時間t0、t1、t2、・・・、t5を表示しているが、t0〜t1間の長さが基本フレーム時間長を示しており、t2〜t3、t3〜t4およびt4〜t5間もt0〜t1間と同様の長さの基本フレーム時間長を示している。
本発明においては、同図に示すように、端末1−1および1−2は交互に基本フレーム時間長の受信を行うことで、消費電力の低減を図っている。同図において、基地局11−1から“1”のタイミング(t0〜t1)で呼び出し信号が送信された場合、その信号を端末1−1が受信する。そのとき、その信号を端末1−2は受信しないが、本発明の通信システムでは、端末1−1および1−2が通信ケーブル3,4で接続されているため、クラスタとして端末1−1および1−2のいずれか一方がその信号を受信できれば、基地局11−1からの呼び出しに応答することができる。
一方、基地局11−1から“2”のタイミング(t1とt3の間の基本フレーム時間長)で呼び出し信号が送信された場合、端末1−1および1−2はそれぞれ呼び出し信号の一部分のみ受信できているが、本実施例では、この場合も基地局11−1の呼び出し信号に応答できるものとしている。どの程度、呼び出しタイミングと受信タイミングとが重なっていれば受信できたことになるか否かについては後述する。
次に、基地局11−1から“3”のタイミング(t3〜t4)で呼び出し信号が送信された場合、“1”のタイミングの場合とは逆に、端末1−2が受信できて、端末1−1は受信できないが、端末1−1と端末1−2とが同じクラスタに存在するため基地局11−1からの呼び出しに対応することができる。
これに対し、関連技術においては、同図に示すように、基地局11−1からの呼び出し信号を受信するためには、各端末101,102が常に受信を続ける必要がある。
一方、本発明では、それぞれの端末1−1および1−2の受信時間が単純に関連技術の1/2となる。さらに、クラスタに接続する端末数を3個、4個、・・・と増加させると、受信時間が単純に1/3、1/4、・・・となり、消費電力の低減を図ることが可能となる。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態の通信システムの構成は図2〜図5に示す構成と同様である。図8は第2実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。
図7に示す第1実施形態では、端末101,102は基本フレーム時間長単位で受信を行っていたが、図8に示すように間欠受信することも可能である。この場合においても、本発明では、端末101,102は隔フレームごとに受信を行えば、どのようなタイミングで呼び出し信号が到着しても受信が可能となる。これに対し、関連技術の場合は、同図に示すように、各端末101,102が毎フレーム受信を行う必要がある。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態の通信システムの構成は図2〜図5に示す構成と同様である。第3実施形態は基地局11−1から端末1−1、1−2までのデータ伝搬に遅延がある場合の対応策に関するものである。
前述の図19を参照すると、端末101に対する伝搬遅延時間が1基本フレーム時間長(t0〜t1)、端末102に対する伝搬遅延時間が2基本フレーム時間長(t0〜t2)になる可能性があり、この場合、各端末101、102が受信しない時間に呼び出し信号が到着するため、基地局111からの呼び出し信号が端末101、102のどちらも受信できなくなる。この問題は、図8に示したように、各端末101、102の受信時間を短縮するとより顕著になる。
図9は第3実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。上記伝搬遅延の問題については、図9に示すように、基地局11−1で送信する呼び出し信号をクラスタに接続されている端末数倍したフレーム長で送信することで解決が可能である。同図には端末数が2である場合について示したが、端末数が3以上の場合でも同様にこの問題の解決が可能である。この解決策は、クラスタに接続された端末のうち、基地局11−1からの音響信号が届かない端末があった場合にも有効である。
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態の通信システムの構成は図2〜図5に示す構成と同様である。前述の図9に示す第3実施形態では、基地局11−1からの呼び出し信号が比較的長くなってしまい、伝搬遅延が顕著となる海中の音響通信ではできるだけ呼び出し信号の信号長は短くした方が好ましい場合が多い。
図10は第4実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。同図を参照すると、第4実施形態では基本フレーム時間長(t0〜t1)のクラスタ接続している端末数倍の時間区間(端末数が2の場合は、t0〜t2、t2〜t4、t4〜t6)をスーパーフレームとして定義する。呼び出し信号を送信する基地局11−1は、スーパーフレームごとに、基本フレーム時間長の呼び出し信号を送信する。このとき、スーパーフレームごとに呼び出し信号の送信区間を変えて送信すると、2つのスーパーフレームを送信すれば必ず端末1−1および1−2のいずれかで呼び出し信号を受信することが可能となる。
なお、同図に示した例は、2端末の場合であるが、それ以上の端末の場合でも本発明の適用が可能である。その場合、スーパーフレーム長を基本フレームのクラスタに接続している端末数倍とする必要がある。また、端末での受信は、基本フレーム長ごと、かつ端末ごとに順番に行うことで、クラスタとして基地局の呼び出しに応じることが可能となる。
また、上記第1〜第4実施形態では、基地局を呼び出し側とし、端末をその呼び出しを受取る側としたが、その逆の場合も本発明の適用が可能である。第1〜第4実施形態の構成、動作および効果は上記のとおりであるが、これらの実施形態の効果を要約すると下記のようになる。
第1の効果は、端末の消費電力を関連技術に比べ低減できることである。その理由は、クラスタに接続された他の端末と共同で呼び出し信号の監視を行うためである。
第2の効果は、音響信号の伝搬遅延のため、ある1個の端末と基地局間にて音響無線通信ができない場合でも、少なくともいずれかの端末で基地局の呼び出し信号を受信できることである。その理由は、呼び出し信号の信号時間長をクラスタに接続される端末数に応じて長くするためである。
第3の効果は、呼び出される端末におけるマルチパス信号の影響を緩和できることである。その理由は、呼び出し信号の信号時間長を分割して送信するためである。
次に、第5実施形態について説明する。図10に示す第4実施形態の動作において、送信する呼び出し信号長は、端末が受信するのに必要な最低時間長の2倍以上で、かつスーパーフレーム長以下の値であれば任意に変更することが可能である。ただし、一度の呼び出しに複数のスーパーフレームを送信する必要がある。呼び出し信号の送信方法について次に説明する。
図11は第5実施形態における基地局からの呼び出し信号の信号長の変更例を示す図である。同図を参照すると、1スーパーフレームごとに1時間区間Tn-1(nは自然数)のみ基地局から呼び出し信号が送信される。また、呼び出し信号送信時間区間Tn-1とスーパーフレーム(Tsf) との関係について数式で示すと下記のようになる。
T0+T1+・・・+Tn-2+Tn-1=Tsf かつTn-1>2×最小受信可能時間 ・・(1)
ただし、サブフレーム長Tn-1および間欠受信の受信時間(以下、「受信窓」と表示する)の関係は、サブフレーム長Tn-1が端末が受信可能な最小受信可能時間間隔の2 倍以上である必要がある。その理由について、図12を用いて説明する。
図12は送信信号と受信窓との関係を示す図である。同図は、送信信号と間欠受信の受信窓の位置が最悪の場合について示しており、送信信号の半分が受信されている状態を示している。すなわち、送信信号のタイミングが図示のタイミングよりも右方向にずれると、受信窓との重なりはより大きくなり、受信時間は増加する。一方、送信信号のタイミングが図示のタイミングよりも左方向にずれると、別のスーパーフレームにおいて受信窓との重なりが送信信号の半分以上になるところが必ず発生する。
したがって、受信窓と送信信号の到着タイミングが最悪の場合でも、送信信号と受信窓との重なりは、それぞれの時間長の半分となっている。したがって、送信信号の時間長を受信に必要な最低時間長(受信窓に示す受信時間の1/2)の2 倍にしておくことで、必ず呼び出し信号の受信が可能となる。
なお、図11はクラスタの接続端末数が2の場合を示しているが、m (m は自然数)をクラスタの接続端末数とすると、スーパーフレーム長Tsf と基本フレーム長Tbとの関係は下記のようになり、端末数に比例してスーパーフレーム長を増加させる必要がある。
Tsf =m ×Tb ・・(2)
Tbは、クラスタとしての呼び出し信号受信時間間隔を示し、図8に示すように端末1−1,1−2はそれぞれ交互にt0 〜t1、t1〜t2、・・・、tn−1〜tnで呼び出し信号の受信を行っているので、各時間区間をTbとすると、クラスタとしてはTb時間間隔で呼び出し信号の受信を行うことになる。
また、サブフレームT0, T1, ・・・, Tn-2, Tn-1は順番に送信する必要はなく、上記式(1)および式(2)に示す条件の下に、それぞれスーパーフレーム中の時間位置を守っていれば、たとえば、Tn-3, T1, T5, ・・・, T1どの時間区間からでも送信することが可能である。
次に、第6実施形態について説明する。図13は第6実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。第6実施形態は基地局からの呼び出し信号時間長を基本フレーム時間長よりも短くした場合の呼び出し信号送信方法の一例に関するものである。クラスタの端末接続数は2とする。同図において、スーパーフレームは、t2(n-1) 〜t2(n) (nは自然数)、基本フレームは、t(n-1)〜t(n)である。
スーパーフレームをT0〜T(n −1)のnフレームに分割し、基地局はそれぞれのサブフレームにおいて呼び出し信号を送信する。本実施形態の場合、端末は間欠受信を行なうものとし、受信窓の時間間隔とサブフレーム長を一致させた。基地局はスーパーフレームごとに順番にT0, T1, T2, ・・・, T(n-1)の相対時間間隔で、該当するサブフレーム長だけ呼び出し信号を送信する。
サブフレームT0は端末1−1,1−2とも受信できないが、サブフレームT1, T2は端末1−2によって受信され、T(n-1)は端末1−1によって受信されることが分かる。端末の受信窓時間は周期的に設定されているため、スーパーフレームの分割数個nだけのスーパーフレームを基地局が送信することによって、必ず、どこかのスーパーフレームで呼び出し信号が受信される。また、さらに端末1−1,1−2のうちどちらかの端末が基地局からの音響信号を受信できれば、クラスタとしては必ず呼び出し信号を受信することができる。
本実施形態に示すように呼び出し信号の送信時間区間を短くすることにより、マルチパス等の影響を低減することが可能となる。たとえば、受信端末で観測されるインパルス応答長によって、基地局からの呼び出し信号長を変えるという方法が考えられる。
次に、第7実施形態について説明する。図14は第7実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。第7実施形態はスーパーフレームをランダムな時間長を持つサブフレームに分割し、かつランダムな相対時間位置で基地局が呼び出し信号を送信する方法の一例に関するものである。
同図を参照すると、スーパーフレームをそれぞれT0,T1,T2のそれぞれ長さの異なる3つのサブフレームに分割する。スーパーフレームt0〜t2にてT0を送信、t2〜t4にてT2を送信、t4〜t6にてT1をそれぞれ送信する。本実施形態ではT1とT2の送信順番を入れ替えている。たとえば、マルチパスの影響を小さくするためには送信信号をできるだけ短くする方がよい。一方、なるべく早く端末を呼び出すためには送信信号をできるだけ長くする方がよい。この相反する要求に対して、送信信号時間長を最初は短くし、その後徐々に長くするという方法が考えられる。すなわち、基地局における呼び出し信号の送信信号時間長を最初は短くし、その後徐々に長くすることにより、マルチパスの影響を小さくしかつ早く端末を呼び出すことが可能となる。
また、遅延時間が非常に大きいマルチパスが存在する場合は、連続するスーパーフレームでサブフレームを送信するのではなく、スーパーフレーム間に送信空白期間を挿入する方法が考えられる。
次に、第8実施形態について説明する。図15は第8実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。第8実施形態は端末によって受信窓の時間区間長を変える方法の一例に関するものである。たとえば、端末1−1,1−2のうち、伝搬遅延時間によって、端末1−1の方が端末1−2よりも基地局11−1からの呼び出し信号を受信する頻度が高くなった場合、端末1−1の電力消費が増大する。そこで、クラスタ内の各端末の電力消費を均等にするために、端末ごとに受信窓の時間区間長を変える。
一例として、受信頻度が比較的少ないが、端末・基地局間の伝搬遅延量が比較的大きい端末に対しては、受信窓の時間区間長を比較的長く設定し、これにより、基地局からの呼び出し信号をクラスタ内の他の端末よりも受信しやすくする。これにより、増大する電力の一部をこの端末に負担させ、他の端末に電力消費が集中するのを防止することが可能となる。
次に、第9実施形態について説明する。図16は第9実施形態における基地局と端末の構成を示す図である。第9実施形態は2 個の基地局から1 個の端末を呼び出す方法に関するものである。
前述したが、図13(第6実施形態)に示すようにスーパーフレームを分割し、また、図14(第7実施形態)に示すようにサブフレーム相対時間位置をランダムに選択する方法は、m=1(クラスタに接続する端末の数が1)とした関連する無線システムにおけるCSMAの隠れ端末問題を緩和する効果がある。
図16を参照すると、1 個の端末1−1と、2 個の基地局11−1,11−2と、バックボ−ンシステム5とが表示され、2 個の基地局11−1,11−2はバックボ−ンシステム5と接続されている。
同図において、全ての無線通信は同じ周波数帯上で行われるため、異なる基地局からの送信信号が時間的に重なってしまった場合は、重なった部分の受信はできないものとする。また、今、基地局11−1、11−2の無線、有線ともに通信路が遮断されており、隠れ端末問題が生じる状況であるとする。
図17は第9実施形態における呼び出し信号の送受信の状況の一例を示すシーケンスチャートである。なお、同図には本発明の方法とともに、便宜上、関連技術の方法も表示している。
同図を参照すると、t0〜t1 の間に基地局から同時に呼び出し要求が発生したとする。関連技術の方法では、基本フレーム(m=1の場合のスーパーフレーム)全体に呼び出し信号を送信するために、端末101の受信窓において、完全に信号が重なってしまい、呼び出し信号の受信はできない。
これに対し、本発明の方法では、基本フレーム中、各基地局11−1,11−2からの送信時間区間(サブフレームの相対時間位置)をずらすことで、t1〜t2で基地局11−1の、t2〜t3 で基地局11−2n の呼び出し信号をそれぞれ受信することが可能となる。
本発明に係る無線通信システムの一例の構成図である。 本発明に係る無線通信システムの第1実施形態の構成図である。 本発明の第1実施形態における端末1−1の構成図である。 本発明の第1実施形態における制御器2の構成図である。 本発明の第1実施形態における基地局11−1の構成図である。 第1実施例の動作を示すシーケンスチャートである。 第1実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第2実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第3実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第4実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第5実施形態における基地局からの呼び出し信号の信号長の変更例を示す図である。 送信信号と受信窓との関係を示す図である。 第6実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第7実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第8実施形態における基地局からの呼び出し信号の送信および受信動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第9実施形態における基地局と端末の構成を示す図である。 第9実施形態における呼び出し信号の送受信の状況の一例を示すシーケンスチャートである。 本発明に関連する無線通信システムの一例の構成図である。 関連技術における基地局からの呼び出し信号の一例のタイミングチャートである。
符号の説明
1 無線通信端末
2 制御器
3、4 通信ケーブル
5 バックボーンネットワーク
6 クラスタ
11 無線通信基地局
21 浮き
22 送受信器
23 水中部
30 音響信号処理回路
31 制御回路
32 伝送回路
41 制御回路
42 送受信回路
51 通信ケーブル

Claims (18)

  1. 相互に有線接続され、クラスタを構成する複数の無線通信端末と、
    前記複数の無線通信端末と共に前記クラスタを構成する制御器と、
    複数の無線通信基地局とを含み、
    前記各々の無線通信基地局は呼び出し信号をいくつかの短い信号に分割して前記複数の無線通信端末に対し間欠送信するとともに、送信タイミングを無線通信基地局ごとに変え、
    前記複数の無線通信端末は時分割でかつ交互に前記複数の無線通信基地局からの呼び出し信号を受信し、
    前記制御器は、前記呼び出し信号を受信した前記無線通信端末からの情報を基に、前記無線通信基地局と通信を行う無線通信端末を決定することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記無線通信基地局が呼び出し信号を送信する時間は基本フレーム時間長であり、前記無線通信端末が基地局からの呼び出し信号を受信する時間もまた基本フレーム時間長であることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記無線通信端末が前記無線通信基地局からの呼び出し信号を受信する時間は基本フレーム時間長未満であることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 前記無線通信基地局が呼び出し信号を送信する時間は基本フレーム時間長の2倍であることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  5. 基本フレーム時間長を無線通信端末数で積算した値をスーパーフレームとし、前記無線通信基地局は前記スーパーフレームごとに前記基本フレーム時間長の呼び出し信号を送信することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  6. 前記基本フレーム時間長の呼び出し信号の送信はスーパーフレームごとに呼び出し信号送信期間を変えて行うことを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。
  7. 前記無線通信基地局が呼び出し信号を送信する時間は基本フレーム時間長未満の長さであることを特徴とする請求項5または6記載の無線通信システム。
  8. 前記無線通信基地局における送信時間の長さは、前記無線通信端末における受信に必要な最低時間長の2倍以上かつスーパーフレーム長以下であることを特徴とする請求項1から7いずれかに記載の無線通信システム。
  9. 前記無線通信基地局および前記無線通信端末間の通信として音波による音響通信が用いられることを特徴とする請求項1から8いずれかに記載の無線通信システム。
  10. 相互に有線接続され、クラスタを構成する複数の無線通信端末と、
    前記複数の無線通信端末と共に前記クラスタを構成する制御器と、
    複数の無線通信基地局とが無線通信システムに含まれ、
    前記無線通信基地局は呼び出し信号をいくつかの短い信号に分割して前記複数の無線通信端末に対し間欠送信するとともに、送信タイミングを無線通信基地局ごとに変え、
    前記複数の無線通信端末は時分割でかつ交互に前記複数の無線通信基地局からの呼び出し信号を受信し、
    前記制御器は、前記呼び出し信号を受信した前記無線通信端末からの情報を基に、前記無線通信基地局と通信を行う無線通信端末を決定することを特徴とする端末呼び出し方法。
  11. 前記無線通信基地局が呼び出し信号を送信する時間は基本フレーム時間長であり、前記無線通信端末の各々が基地局からの呼び出し信号を受信する時間もまた基本フレーム時間長であることを特徴とする請求項10記載の端末呼び出し方法。
  12. 前記無線通信端末が前記無線通信基地局からの呼び出し信号を受信する時間は基本フレーム時間長未満であることを特徴とする請求項10記載の端末呼び出し方法。
  13. 前記無線通信基地局が呼び出し信号を送信する時間は基本フレーム時間長の2倍であることを特徴とする請求項10記載の端末呼び出し方法。
  14. 基本フレーム時間長を無線通信端末数で積算した値をスーパーフレームとし、前記無線通信基地局は前記スーパーフレームごとに前記基本フレーム時間長の呼び出し信号を送信することを特徴とする請求項10記載の端末呼び出し方法。
  15. 前記基本フレーム時間長の呼び出し信号の送信はスーパーフレームごとに呼び出し信号送信期間を変えて行うことを特徴とする請求項14記載の端末呼び出し方法。
  16. 前記無線通信基地局が呼び出し信号を送信する時間は基本フレーム時間長未満の長さであることを特徴とする請求項14または15記載の端末呼び出し方法。
  17. 前記無線通信基地局における送信時間の長さは、前記複数の無線通信端末の各々における受信に必要な最低時間長の2倍以上かつスーパーフレーム長以下であることを特徴とする請求項10から16いずれかに記載の端末呼び出し方法。
  18. 前記無線通信基地局および前記無線通信端末間の通信として音波による音響通信が用いられることを特徴とする請求項10から17いずれかに記載の端末呼び出し方法。
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