JP5001806B2 - ターボ型圧縮機 - Google Patents
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Description
そのため従来は、特許文献1に開示されるように、前記圧縮機の固定ハウジング内に、気体入口部と、羽根車のシュラウド部との間を連通させる気体の循環流路を設けるとともに、該循環流路のシュラウンド部側の開口位置を前記羽根車における羽根の前縁から子午線に沿って2〜21%の位置とすることで、ターボ型圧縮機の作業範囲の拡大を図るようにした技術が開示されている。
回転軸線を中心に回転駆動される複数枚の羽根と、前記回転軸線に沿って延び、気体を前記羽根に導く気体入口部を形成する固定ハウジングと、前記回転軸線を中心とした円周上に配置され、前記気体入口部と前記羽根のシュラウド部とを連通させる循環流路を形成する環状筒と、前記回転軸線を中心とした径方向に延び、前記循環流路を周方向に分割するために環状筒外周側に、該環状筒周方向に所定間隔存して複数のストラットとを具え、該複数のストラットを介して前記環状筒が複数枚の羽根と同心状に中空支持されているターボ型圧縮機において、
前記ストラットの循環流路入口側の前縁を、前記循環流路における前記回転軸方向の長さの1/4以上にわたり、前記循環流路出口側に向かって縮径する方向に傾斜させ、
前記ストラットに中空支持されている環状筒の、前記循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くなるように規定したことを特徴とする。
循環流路の軸方向共鳴周波数fa、mは、以下の(1)で表すことができる。
fa、m=C/(4mL) (m=1、3、5・・・) ・・・(1)
ここで、Cは音速である。
また、羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数fnz(羽根の回転数(N)、羽根の枚数(Z)により定まる周波数であるため、以後NZ騒音周波数と呼ぶ)の最大値fnz、maxは、以下の(2)式で表すことができる。
fnz、max=(Nmax/60)×Z ・・・(2)
ここで、Nmaxは羽根の想定される最高回転数(rpm)であり、Zは羽根の枚数である。
循環流路の軸方向共鳴周波数fa、mをNZ騒音周波数の最大値fnz、maxよりも高くするためには、以下の(3)式が成立すればよい。
fa、1>fnz、max ・・・(3)
(1)(2)式を(3)式に代入して計算すると、以下の(4)式が導出される。
L<(C×60)/(4Nmax×Z) ・・・(4)
以上のことより、(4)式が成立する範囲で循環流路長さLを決めると、循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、NZ騒音周波数の最大値よりも高くすることができる。従って、羽根の回転数を変化させて(回転数を下げて)運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはなく、よって圧縮機の全ての範囲において共鳴による騒音の増加を防止することができる。
fa、1<fnz、min ・・・(5)
fa、3>fnz、max ・・・(6)
ここで、fnz、minはアイドリング時におけるNZ騒音周波数、即ち取り得るNZ騒音周波数の最小値であり、fnz、maxは想定されるターボ最高回転数におけるNZ騒音周波数、即ち取り得るNZ周波数の最大値である。
(1)(2)式を(5)(6)式に代入して計算すると、以下の(7)式が導出される。
(C×60)/(4Nmin×Z)<L<(C×60)/(12Nmax×Z) ・・・(7)
以上のことより、(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを決めると、循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、NZ騒音周波数よりも高くすることができる。従って、羽根の回転数を変化させて(回転数を下げて)運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはなく、よって圧縮機の全ての範囲において共鳴による騒音の増加を防止することができる。ただし、(7)式が成立するためにはNmin>(Nmax/3)である必要がある。
例えば軸方向で3次モード(m=3)の場合の音圧モード形状は、2節モードで循環流路長さL中に3/4波長入る。
前記傾斜部分を1/4L以上とすることで、軸方向の境界条件が音圧0から音圧最大の範囲をとることになるため、前述の通り循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
これにより、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになるため、共鳴レベルが低下する。
さらに、進行させるストラットと退行させるストラットの前端縁の循環流路端からの距離の差を循環流路長さLの1/4以上とすることが好ましく、このことにより軸方向の境界条件が音圧0から音圧最大の範囲をとることになるため、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
これにより、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになるため、共鳴レベルがさらに低下する。
前記周方向に亘って交互に進退する環状筒の凹凸形状の進退高さを1/4L以上1/2以下とすることで、軸方向の境界条件が音圧0から音圧最大の範囲をとることになるため、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
ストラットの流路壁面に前記流路を短絡する貫通孔を設けることにより、短絡通路が形成されるため、境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
また、ストラットの流路壁面に切欠きを設けることにより、開端と閉端が存在することとなり、境界条件があいまいになるため、共鳴レベルがさらに低下する。
前記貫通孔と切欠きは何れか一方を設けてもよく、貫通孔と切欠きの両方を設けてもよい。境界条件をあいまいにするためには、ストラットの流路壁面の開口率を50%以上とすることが好ましい。
まず、図1及び図2を用いて実施例1に係るターボ型圧縮機の構成について説明する。
図1は、実施例1に係るターボ型圧縮機の構成を説明する要部断面図であり、図2は、実施例1に係るターボ型圧縮機の平面視図である。
圧縮機1は、圧縮機1の外形を構成する固定ハウジング2と、該固定ハウジング2内に配設され、気体(本実施例1においては空気)を圧縮する羽根車3から主構成される。
本実施例1においては図2に示すように3つのストラット10により前記循環流路を3つに分割したが、ストラット10の個数、即ち循環流路の分割個数は特に限定されるものではない。
図3は、実施例1における循環流路8の構成を説明する部分斜視図であり、図4は、実施例1における循環流路8の構成をさらに詳しく説明するためにストラット10周辺を模式的に表した図である。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定される。そのため、下記(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定すればよい。
L<(C×60)/(4Nmax×Z) ・・・(4)
(C×60)/(4Nmin×Z)<L<(C×60)/(12Nmax×Z) ・・・(7)
なお、(4)式及び(7)式の算出根拠は前述の通りである。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnz、MAXよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、ストラット10の空気入口部7側の端縁を、前記循環流路8における前記回転軸方向の長さの1/4以上にわたり、前記シュラウド部5側に向かって縮径する方向に傾斜させた傾斜部11を設けることで、回転軸線A方向の境界条件が音圧0から音圧最大の範囲をとることになるため、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
本実施例2に係る圧縮機の基本構成は、実施例1と同じであり、実施例1とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例2においては、図1を参照しながら、図5及び図6を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定される。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定すればよい。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
なお、本実施例2においては、循環流路8を分割する複数のストラット10の前端縁を隣り合うストラット間で交互に進退させたが、循環流路8を分割する複数のストラット10の後端縁を隣り合うストラット間で交互に進退させてもよく、また両者を組み合わせてもよい。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、循環流路8を分割する複数のストラット10の前端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させて、退行させた前端に凹部12を設けることで、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
本実施例3に係る圧縮機の基本構成は、実施例1及び実施例2と同じであり、実施例1及び実施例2とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例3においては、図1を参照しながら、図7及び図8を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1及び実施例2と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定される。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定すればよい。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、循環流路8を構成する環状筒9の空気入口部7側の端部に、前記回転軸線A方向に交互に進退させた凹凸部13を設け、さらに、前記凹凸部13の進行部と退行部に位置するようにストラット10を設けることで、ストラット10の端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させるようにしているため、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
本実施例4に係る圧縮機の基本構成は、実施例1、2及び3と同じであり、実施例1、2及び3とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例4においては、図1を参照しながら、図9及び図10を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1、2及び3と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定する。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定する。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、循環流路8を構成する固定ハウジング2の空気入口部7側の端部に、前記回転軸線A方向に交互に進退させた凹凸部14を設け、さらに、前記凹凸部14の進行部と退行部に位置するようにストラット10を設けることで、ストラット10の前端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させるようにしているため、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
本実施例5に係る圧縮機の基本構成は、実施例1、2、3及び4と同じであり、実施例1、2、3及び4とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例5においては、図1を参照しながら、図11を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1、2、3及び4と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定する。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定する。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、ストラット10の流路壁面に流路を短絡する貫通孔15を複数設けることで、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
本実施例6に係る圧縮機の基本構成は、実施例1〜5と同じであり、実施例1〜5とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例6においては、図1を参照しながら、図12を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1〜5と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
循環流路8は、循環流路長さLを、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定する。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定する。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、ストラット10の端縁の流路壁面に流路を短絡する切欠き部16を設けることで、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
なお、切欠き部16の大きさ及び個数は特に限定されるものではないが、実施例5で図11を用いて説明した貫通孔15もストラット10に設け、ストラット10の流路壁面の貫通孔15と切欠き部16による合計開口率が50%以上となるようにすることが好ましい。
2 固定ハウジング
3 羽根車
4 ハブ部
5 シュラウド部
6 羽根
7 空気入口部(気体入口部)
8 循環流路
9 環状筒
10 ストラット
11 傾斜部
12 凹部
13、14 凹凸部
15 貫通孔
16 切欠き部
A 回転軸線
Claims (5)
- 回転軸線を中心に回転駆動される複数枚の羽根と、前記回転軸線に沿って延び、気体を前記羽根に導く気体入口部を形成する固定ハウジングと、前記回転軸線を中心とした円周上に配置され、前記気体入口部と前記羽根のシュラウド部とを連通させる循環流路を形成する環状筒と、前記回転軸線を中心とした径方向に延び、前記循環流路を周方向に分割するために環状筒外周側に、該環状筒周方向に所定間隔存して複数のストラットとを具え、該複数のストラットを介して前記環状筒が複数枚の羽根と同心状に中空支持されているターボ型圧縮機において、
前記ストラットの循環流路入口側の前縁を、前記循環流路における前記回転軸方向の長さの1/4以上にわたり、前記循環流路出口側に向かって縮径する方向に傾斜させ、
前記ストラットに中空支持されている環状筒の、前記循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くなるように規定したことを特徴とするターボ型圧縮機。 - 回転軸線を中心に回転駆動される複数枚の羽根と、前記回転軸線に沿って延び、気体を前記羽根に導く気体入口部を形成する固定ハウジングと、前記回転軸線を中心とした円周上に配置され、前記気体入口部と前記羽根のシュラウド部とを連通させる循環流路を形成する環状筒と、前記回転軸線を中心とした径方向に延び、前記循環流路を周方向に分割するために環状筒外周側に、該環状筒周方向に所定間隔存して複数のストラットとを具え、該複数のストラットを介して前記環状筒が複数枚の羽根と同心状に中空支持されているターボ型圧縮機において、
前記循環流路を分割する複数のストラットの前端縁若しくは後端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させて、流路流れ方向に沿うストラット長さを異ならせ、前記ストラットに中空支持されている環状筒の、前記循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くなるように規定したことを特徴とするターボ型圧縮機。 - 前記環状筒の前端縁若しくは後端縁形状を周方向に亘って交互に進退する凹凸形状に形成したことを特徴とする請求項2記載のターボ型圧縮機。
- 前記固定ハウジング側に支持される外筒とその内周側に位置する環状筒の間に該環状筒周方向に所定間隔存して複数のストラットを具えた、前記外筒と環状筒からなる2重筒構造で形成された請求項3記載のターボ型圧縮機において、
環状筒外周方向に沿って、該筒周方向に交互に進退する環状筒の凹凸形状の進退高さが、前記循環流路における回転軸方向の長さの1/4以上で1/2以下であることを特徴とする請求項3記載のターボ型圧縮機。 - 前記流路流れ方向に沿う夫々のストラットの流路壁面に前記流路を短絡する貫通孔若しくは切欠きを設けたことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1記載のターボ型圧縮機。
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