JP5001806B2 - ターボ型圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、ターボ型圧縮機に関するものであり、特に気体入口部と羽根のシュラウド部を連通する気体の循環流路を有し、該循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くなるように規定したターボ型圧縮機に関するものである。
ターボ型圧縮機は、固定ハウジング内で回転自在に回転軸に軸支された羽根車を通常備えている。このように構成されたターボ型圧縮機では、前記羽根車の回転によって前記固定ハウジング内に形成される気体入口部内の気体が羽根車の中に引き込まれて圧縮され、目的の位置まで圧縮気体を運ぶための通路に排出される。ターボ型圧縮機の場合には気体は遠心力によって圧縮され、排出される。
近年、このようなターボ型圧縮機においては、作動範囲の拡大の要求が強まっている。
そのため従来は、特許文献1に開示されるように、前記圧縮機の固定ハウジング内に、気体入口部と、羽根車のシュラウド部との間を連通させる気体の循環流路を設けるとともに、該循環流路のシュラウンド部側の開口位置を前記羽根車における羽根の前縁から子午線に沿って2〜21%の位置とすることで、ターボ型圧縮機の作業範囲の拡大を図るようにした技術が開示されている。
特開2004−27931号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、気体を圧縮するための羽根の回転により発生し羽根の回転数及び羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数が、循環流路の長さによって決まる軸方向の共鳴周波数と一致すると共鳴が発生する可能性があった。共鳴が発生すると、ターボ型圧縮機を運転することにより発生する騒音が大きくなるという課題があった。
従って、本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、気体を圧縮するための羽根の回転により発生する騒音の周波数が、循環流路の軸方向の共鳴周波数と一致しないため、共鳴の発生を抑制し、圧縮機から発生する騒音の増加を防止することができるターボ型圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明においては、
回転軸線を中心に回転駆動される複数枚の羽根と、前記回転軸線に沿って延び、気体を前記羽根に導く気体入口部を形成する固定ハウジングと、前記回転軸線を中心とした円周上に配置され、前記気体入口部と前記羽根のシュラウド部とを連通させる循環流路を形成する環状筒と、前記回転軸線を中心とした径方向に延び、前記循環流路を方向に分割するために環状筒外周側に、該環状筒周方向に所定間隔存して複数のストラットとを具え、該複数のストラットを介して前記環状筒が複数枚の羽根と同心状に中空支持されているターボ型圧縮機において、
前記ストラットの循環流路入口側の前縁を、前記循環流路における前記回転軸方向の長さの1/4以上にわたり、前記循環流路出口側に向かって縮径する方向に傾斜させ、
記ストラットに中空支持されている環状筒の、前記循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くなるように規定したことを特徴とする。
これにより前記ストラットに中空支持されている環状筒の、前記循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くなるように規定することで、共鳴の発生を抑制し、共鳴による騒音の増加を防止することができる。
前記循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くするためには、循環流路長さLの取り得る範囲を以下のようにして決めることができる。
循環流路の軸方向共鳴周波数fa、mは、以下の(1)で表すことができる。
a、m=C/(4mL) (m=1、3、5・・・) ・・・(1)
ここで、Cは音速である。
また、羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数fnz(羽根の回転数(N)、羽根の枚数(Z)により定まる周波数であるため、以後NZ騒音周波数と呼ぶ)の最大値fnz、maxは、以下の(2)式で表すことができる。
nz、max=(Nmax/60)×Z ・・・(2)
ここで、Nmaxは羽根の想定される最高回転数(rpm)であり、Zは羽根の枚数である。
循環流路の軸方向共鳴周波数fa、mをNZ騒音周波数の最大値fnz、maxよりも高くするためには、以下の(3)式が成立すればよい。
a、1>fnz、max ・・・(3)
(1)(2)式を(3)式に代入して計算すると、以下の(4)式が導出される。
L<(C×60)/(4Nmax×Z) ・・・(4)
以上のことより、(4)式が成立する範囲で循環流路長さLを決めると、循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、NZ騒音周波数の最大値よりも高くすることができる。従って、羽根の回転数を変化させて(回転数を下げて)運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはなく、よって圧縮機の全ての範囲において共鳴による騒音の増加を防止することができる。
また、(4)式を満たすLが現実的でな値でない場合には、以下の(5)式及び(6)式が成立するようにLの取り得る範囲を以下のように決めることができる。
a、1<fnz、min ・・・(5)
a、3>fnz、max ・・・(6)
ここで、fnz、minはアイドリング時におけるNZ騒音周波数、即ち取り得るNZ騒音周波数の最小値であり、fnz、maxは想定されるターボ最高回転数におけるNZ騒音周波数、即ち取り得るNZ周波数の最大値である。
(1)(2)式を(5)(6)式に代入して計算すると、以下の(7)式が導出される。
(C×60)/(4Nmin×Z)<L<(C×60)/(12Nmax×Z) ・・・(7)
以上のことより、(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを決めると、循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、NZ騒音周波数よりも高くすることができる。従って、羽根の回転数を変化させて(回転数を下げて)運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはなく、よって圧縮機の全ての範囲において共鳴による騒音の増加を防止することができる。ただし、(7)式が成立するためにはNmin>(Nmax/3)である必要がある。
また、前記ストラットの循環流路入口側の前縁を、前記循環流路における前記回転軸方向の長さの1/4以上にわたり、前記循環流路出口側に向かって縮径する方向に傾斜させることにより、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになるため、共鳴レベルがさらに低下する。
ストラットを傾斜させる範囲は、共鳴波長の節から腹に相当する長さ以上とする。
例えば軸方向で3次モード(m=3)の場合の音圧モード形状は、2節モードで循環流路長さL中に3/4波長入る。
前記傾斜部分を1/4L以上とすることで、軸方向の境界条件が音圧0から音圧最大の範囲をとることになるため、前述の通り循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
また、前記循環流路を分割する複数のストラットの前端縁若しくは後端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させて、流路流れ方向に沿うストラット長さを異ならせたことを特徴とする。
これにより、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになるため、共鳴レベルが低下する。
さらに、進行させるストラットと退行させるストラットの前端縁の循環流路端からの距離の差を循環流路長さLの1/4以上とすることが好ましく、このことにより軸方向の境界条件が音圧0から音圧最大の範囲をとることになるため、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
また、前記環状筒の前端縁若しくは後端縁形状を方向に亘って交互に進退する凹凸形状に形成したことを特徴とする。
これにより、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになるため、共鳴レベルがさらに低下する。
また、前記固定ハウジング側に支持される外筒と環状筒の間に方向に所定間隔存して複数のストラットを具えた2重筒構造で形成されたターボ型圧縮機において、方向に亘って交互に進退する環状筒の凹凸形状の進退高さが、前記循環流路における回転軸方向の長さの1/4以上で1/2以下であることを特徴とする。
前記方向に亘って交互に進退する環状筒の凹凸形状の進退高さを1/4L以上1/2以下とすることで、軸方向の境界条件が音圧0から音圧最大の範囲をとることになるため、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
前記流路流れ方向に沿う夫々のストラットの流路壁面に前記流路を短絡する貫通孔若しくは切欠きを設けたことを特徴とする。
ストラットの流路壁面に前記流路を短絡する貫通孔を設けることにより、短絡通路が形成されるため、境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
また、ストラットの流路壁面に切欠きを設けることにより、開端と閉端が存在することとなり、境界条件があいまいになるため、共鳴レベルがさらに低下する。
前記貫通孔と切欠きは何れか一方を設けてもよく、貫通孔と切欠きの両方を設けてもよい。境界条件をあいまいにするためには、ストラットの流路壁面の開口率を50%以上とすることが好ましい。
以上記載のごとく本発明によれば、前記回転軸線を中心とした環状筒方向の端縁側、若しくは前記循環流路を分割するストラットの流路流れ方向の面形状の少なくともいずれかを異ならせ、前記ストラットに中空支持されている環状筒の、前記循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くなるように規定することで、気体を圧縮するための羽根の回転により発生する騒音の周波数が、循環流路の軸方向の共鳴周波数と一致しないため、共鳴の発生を抑制し、圧縮機から発生する騒音の増加を防止することができるターボ型圧縮機を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1、図2、図3及び図4を用いて実施例1に係る実施形態について説明する。
まず、図1及び図2を用いて実施例1に係るターボ型圧縮機の構成について説明する。
図1は、実施例1に係るターボ型圧縮機の構成を説明する要部断面図であり、図2は、実施例1に係るターボ型圧縮機の平面視図である。
圧縮機1は、圧縮機1の外形を構成する固定ハウジング2と、該固定ハウジング2内に配設され、気体(本実施例1においては空気)を圧縮する羽根車3から主構成される。
羽根車3は、固定ハウジング2内に回転軸線Aを中心として回転自在に軸支されている。該羽根車3を回転軸線Aを中心に回転駆動させることにより、後述する固定ハウジング2内に形成される空気入口部7より吸い込んだ空気を主に遠心力によって圧縮することができる。
前記羽根車3には、ハブ部4とシュラウド部5とが設けられている。前記ハブ部4は、図示しない回転軸に、回転軸線Aを中心として回転自在に軸支され、その径方向外側の面に複数枚の羽根6が設けられている。シュラウド部5は、羽根車3の径方向外側部分のことをいい、前記ハブ部4の径方向外側であり羽根6を含む部分をいう。
また、固定ハウジング2内には、前記羽根車3が回転軸線Aを中心として回転自在に軸支されるとともに、前記回転軸線Aに沿って延び圧縮される前の空気を羽根車3に導く空気入口部7と、前記回転軸線Aを中心とした円周上に配置され、前記空気入口部7と前記羽根車3のシュラウド部5とを連通させる循環流路8が設けられている。
前記循環流路8は、前記羽根車3の空気流れ上流側の端部を取り囲むように固定ハウジング2内に形成されたチャンバ8aと、該チャンバ8aと前記シュラウド部5とを連通するスリット8bから構成されている。チャンバ8aは、略円筒状の環状筒9により回転軸線Aを中心とした径方向内側に位置する空気入口部7と仕切られ、さらに前記回転軸線Aを中心とした径方向に延び、固定ハウジング2と環状筒9とを繋ぐ複数のストラット10により複数に分割されている。
本実施例1においては図2に示すように3つのストラット10により前記循環流路を3つに分割したが、ストラット10の個数、即ち循環流路の分割個数は特に限定されるものではない。
次に本実施例1の特徴的構成である循環流路8の構成について図1、図2、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、実施例1における循環流路8の構成を説明する部分斜視図であり、図4は、実施例1における循環流路8の構成をさらに詳しく説明するためにストラット10周辺を模式的に表した図である。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定される。そのため、下記(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定すればよい。
L<(C×60)/(4Nmax×Z) ・・・(4)
(C×60)/(4Nmin×Z)<L<(C×60)/(12Nmax×Z) ・・・(7)
なお、(4)式及び(7)式の算出根拠は前述の通りである。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
さらに、前記ストラット10の空気入口部7側の端縁を、前記シュラウド部5側に向かって縮径する方向に傾斜させ、傾斜部11を設けている。傾斜部11の長さl(図4参照)は、循環流路長さLの1/4以上であれば特に制限されるものではない。
次に上記の構成からなる圧縮機1における空気の流れについて説明する。圧縮機1の羽根車3は図示しない駆動源によって回転軸線Aを中心として回転駆動され、それにより空気は空気入口部7を介して羽根車3に引き込まれ、複数の羽根6の間を流れて圧縮され、図示しない流路を介して供給先に供給される。
圧縮機1は羽根の回転数を変化させながら運転されるが、この際、圧縮機1がサージングを起こす条件に近い条件では、循環流路8を形成するチャンバ8a内及びスリット8b内の圧力が空気入口部7内の圧力よりも高くなる。そのため、空気は図1の点線Bで示すように、羽根車3のシュラウド部5からスリット8b、チャンバ8a、空気入口部7の順に循環する。
一方、圧縮機1を流れる空気の流量がサージング条件よりも大きい場合には、循環流路8を形成するチャンバ8a内及びスリット8b内の圧力が空気入口部7内の圧力よりも低くなる。そのため、空気は図1の実線Cで示すように、空気入口部7からチャンバ8a、スリット8b、シュラウド部5の順に流れて羽根車3に流入する。
上述のように、圧縮機1が運転条件、つまり回転数を変えながら運転されると、NZ騒音の周波数fnzも回転数の変化に伴い変化する。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnz、MAXよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、循環流路8の入口部分でストラット10に傾斜部11を設けているため、傾斜部近傍で循環流路8の回転軸線方向の境界条件があいまいになる。
以上の構成によれば、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mを、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数fnzよりも高くするように循環流路長さLを設定することで、共鳴を抑制し、共鳴による騒音の増加を防止することができる。
さらに、ストラット10の空気入口部7側の端縁を、前記循環流路8における前記回転軸方向の長さの1/4以上にわたり、前記シュラウド部5側に向かって縮径する方向に傾斜させた傾斜部11を設けることで、回転軸線A方向の境界条件が音圧0から音圧最大の範囲をとることになるため、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
次に、図5及び図6を用いて実施例2に係る実施形態について説明する。
本実施例2に係る圧縮機の基本構成は、実施例1と同じであり、実施例1とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例2においては、図1を参照しながら、図5及び図6を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5は、実施例2における循環流路8の構成を説明する部分斜視図であり、図6は、実施例2における循環流路8の構成をさらに詳しく説明するためにストラット10周辺を模式的に表した図である。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定される。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定すればよい。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
さらに、図5及び図6に示したように前記循環流路8を分割する複数のストラット10の前端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させて、退行させた前端に凹部12を設けている。
なお、本実施例2においては、循環流路8を分割する複数のストラット10の前端縁を隣り合うストラット間で交互に進退させたが、循環流路8を分割する複数のストラット10の後端縁を隣り合うストラット間で交互に進退させてもよく、また両者を組み合わせてもよい。
上記の構成からなる圧縮機1に空気を流通させたとき(空気の流れについては実施例1と同様であるので説明は省略する)、圧縮機1が運転条件、つまり回転数を変えながら運転されると、NZ騒音の周波数fnzも回転数の変化に伴い変化する。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、前記循環流路8を分割する複数のストラット10の前端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させて、退行させた前端に凹部12を設けているため、凹部近傍で循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになる。
以上の構成によれば、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mを、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数fnzよりも高くするように循環流路長さLを設定することで、共鳴を抑制し、共鳴による騒音の増加を防止することができる。
さらに、循環流路8を分割する複数のストラット10の前端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させて、退行させた前端に凹部12を設けることで、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
次に、図7及び図8を用いて実施例3に係る実施形態について説明する。
本実施例3に係る圧縮機の基本構成は、実施例1及び実施例2と同じであり、実施例1及び実施例2とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例3においては、図1を参照しながら、図7及び図8を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1及び実施例2と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7は、実施例3における循環流路8の構成を説明する部分斜視図であり、図8は、実施例3における循環流路8の構成をさらに詳しく説明するためにストラット10周辺を模式的に表した図である。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定される。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定すればよい。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
さらに、図7及び図8に示したように循環流路8を構成する環状筒9の空気入口部7側の端部に、前記回転軸線A方向に交互に進退させた凹凸部13を設けている。該凹凸部13の進退高さl(図8参照)は、循環流路長さLの1/4以上で且つ1/2以下であれば特に制限されるものではない。さらに、前記凹凸部13の進行部と退行部に位置するようにストラット10を設けることで、ストラット10の端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させるようにしている。
上記の構成からなる圧縮機1に空気を流通させたとき(空気の流れについては実施例1及び実施例2と同様であるので説明は省略する)、圧縮機1が運転条件、つまり回転数を変えながら運転されると、NZ騒音の周波数fnzも回転数の変化に伴い変化する。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、循環流路8を構成する環状筒9の空気入口部7側の端部に、前記回転軸線A方向に交互に進退させた凹凸部13を設け、さらに、前記凹凸部13の進行部と退行部に位置するようにストラット10を設けることで、ストラット10の端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させるようにしているため、前記凹凸部13近傍で循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになる。
以上の構成によれば、循環流路長さLを、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mを、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数fnzよりも高くすることで、共鳴を抑制し、共鳴による騒音の増加を防止することができる。
さらに、循環流路8を構成する環状筒9の空気入口部7側の端部に、前記回転軸線A方向に交互に進退させた凹凸部13を設け、さらに、前記凹凸部13の進行部と退行部に位置するようにストラット10を設けることで、ストラット10の端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させるようにしているため、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
次に、図9及び図10を用いて実施例4に係る実施形態について説明する。
本実施例4に係る圧縮機の基本構成は、実施例1、2及び3と同じであり、実施例1、2及び3とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例4においては、図1を参照しながら、図9及び図10を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1、2及び3と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
図9は、実施例4における循環流路8の構成を説明する部分斜視図であり、図10は、実施例4における循環流路8の構成をさらに詳しく説明するためにストラット10周辺を模式的に表した図である。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定する。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定する。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
さらに、図9及び図10に示したように循環流路8を構成する固定ハウジング2の空気入口部7側の端部に、前記回転軸線A方向に交互に進退させた凹凸部14を設けている。該凹凸部14の進退高さl(図10参照)は、循環流路長さLの1/4以上で且つ1/2以下であれば特に制限されるものではない。さらに、前記凹凸部14の進行部と退行部に位置するようにストラット10を設けることで、ストラット10の端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させるようにしている。
上記の構成からなる圧縮機1に空気を流通させたとき(空気の流れについては実施例1及び実施例2と同様であるので説明は省略する)、圧縮機1が運転条件、つまり回転数を変えながら運転されると、NZ騒音の周波数fnzも回転数の変化に伴い変化する。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、循環流路8を構成する固定ハウジング2の空気入口部7側の端部に、前記回転軸線A方向に交互に進退させた凹凸部14を設け、さらに、前記凹凸部14の進行部と退行部に位置するようにストラット10を設けることで、ストラット10の端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させるようにしているため、前記凹凸部14近傍で循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになる。
以上の構成によれば、循環流路長さLを、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mを、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数fnzよりも高くすることで、共鳴を抑制し、共鳴による騒音の増加を防止することができる。
さらに、循環流路8を構成する固定ハウジング2の空気入口部7側の端部に、前記回転軸線A方向に交互に進退させた凹凸部14を設け、さらに、前記凹凸部14の進行部と退行部に位置するようにストラット10を設けることで、ストラット10の前端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させるようにしているため、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
次に、図11を用いて実施例5に係る実施形態について説明する。
本実施例5に係る圧縮機の基本構成は、実施例1、2、3及び4と同じであり、実施例1、2、3及び4とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例5においては、図1を参照しながら、図11を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1、2、3及び4と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
図11は実施例5における循環流路8の構成を説明するためにストラット10周辺を模式的に表した図である。
循環流路8の循環流路長さLは、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定する。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定する。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
さらに、図11に示したようにストラット10の流路壁面に流路を短絡する貫通孔15を複数個設けている。貫通孔15の大きさ及び個数は特に限定されるものではないが、ストラット10の流路壁面の開口率が50%以上となるように貫通孔15の大きさ及び個数を設定することが好ましい。
上記の構成からなる圧縮機1に空気を流通させたとき(空気の流れについては実施例1及び実施例2と同様であるので説明は省略する)、圧縮機1が運転条件、つまり回転数を変えながら運転されると、NZ騒音の周波数fnzも回転数の変化に伴い変化する。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、ストラット10の流路壁面に流路を短絡する貫通孔15を複数個設けているため、前記貫通孔15近傍で循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになる。
以上の構成によれば、循環流路長さLを、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mを、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数fnzよりも高くすることで、共鳴を抑制し、共鳴による騒音の増加を防止することができる。
さらに、ストラット10の流路壁面に流路を短絡する貫通孔15を複数設けることで、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
次に、図12を用いて実施例6に係る実施形態について説明する。
本実施例6に係る圧縮機の基本構成は、実施例1〜5と同じであり、実施例1〜5とは、循環流路の構成が異なる。従って、本実施例6においては、図1を参照しながら、図12を用いて循環流路についてのみ説明し、その他の圧縮機の構成については説明を省略する。なお、実施例1〜5と同一の構成要件には、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は実施例6における循環流路8の構成を説明するためにストラット10周辺を模式的に表した図である。
循環流路8は、循環流路長さLを、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mが、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数の想定される最大値fnz、maxよりも高くなるように設定する。そのため、前述の(4)式又は(7)式が成立する範囲で循環流路長さLを設定する。
(4)式又は(7)式が成り立つ範囲で循環流路長さLを設定すると、羽根の回転数を変化させて運転しても循環流路の回転軸方向共鳴周波数が騒音周波数を越えることはない。
さらに、図12に示したようにストラット10の端縁に流路壁面に流路を短絡する切欠き部16を設けている。
上記の構成からなる圧縮機1に空気を流通させたとき(空気の流れについては実施例1及び実施例2と同様であるので説明は省略する)、圧縮機1が運転条件、つまり回転数を変えながら運転されると、NZ騒音の周波数fnzも回転数の変化に伴い変化する。
しかしながら、循環流路8の共鳴周波数fa、mは、NZ騒音の周波数の取り得る最大値fnzよりも高く設定されているため、循環流路8においてNZ騒音が共鳴することはない。
さらに、ストラット10の流路壁面に流路を短絡する切欠き部16を設けているため、前記切欠き部16近傍では開端と閉端が存在することとなり、循環流路の回転軸線方向の境界条件があいまいになる。
以上の構成によれば、循環流路長さLを、循環流路長さLに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数fa、mを、前記羽根6の回転数及び枚数に基づいて決まるNZ騒音周波数fnzよりも高くすることで、共鳴を抑制し、共鳴による騒音の増加を防止することができる。
さらに、ストラット10の端縁の流路壁面に流路を短絡する切欠き部16を設けることで、回転軸線A方向の境界条件があいまいになり、共鳴レベルがさらに低下する。
なお、切欠き部16の大きさ及び個数は特に限定されるものではないが、実施例5で図11を用いて説明した貫通孔15もストラット10に設け、ストラット10の流路壁面の貫通孔15と切欠き部16による合計開口率が50%以上となるようにすることが好ましい。
気体を圧縮するための羽根の回転により発生する騒音の周波数が、循環流路の軸方向の共鳴周波数と一致しないため、共鳴の発生を抑制し、圧縮機から発生する騒音の増加を防止することができるターボ型圧縮機として、例えばトラック、乗用車等の車両に搭載して利用することができる。
実施例1に係るターボ型圧縮機の構成を説明する要部断面図である。 実施例1に係るターボ型圧縮機の平面視図である。 実施例1における循環流路8の構成を説明する部分斜視図である。 実施例1におけるストラット10周辺を模式的に表した図である。 実施例2における循環流路8の構成を説明する部分斜視図である。 実施例2におけるストラット10周辺を模式的に表した図である。 実施例3における循環流路8の構成を説明する部分斜視図である。 実施例3におけるストラット10周辺を模式的に表した図である。 実施例4における循環流路8の構成を説明する部分斜視図である。 実施例4におけるストラット10周辺を模式的に表した図である。 実施例5におけるストラット10周辺を模式的に表した図である。 実施例6におけるストラット10周辺を模式的に表した図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 固定ハウジング
3 羽根車
4 ハブ部
5 シュラウド部
6 羽根
7 空気入口部(気体入口部)
8 循環流路
9 環状筒
10 ストラット
11 傾斜部
12 凹部
13、14 凹凸部
15 貫通孔
16 切欠き部
A 回転軸線

Claims (5)

  1. 回転軸線を中心に回転駆動される複数枚の羽根と、前記回転軸線に沿って延び、気体を前記羽根に導く気体入口部を形成する固定ハウジングと、前記回転軸線を中心とした円周上に配置され、前記気体入口部と前記羽根のシュラウド部とを連通させる循環流路を形成する環状筒と、前記回転軸線を中心とした径方向に延び、前記循環流路を方向に分割するために環状筒外周側に、該環状筒周方向に所定間隔存して複数のストラットとを具え、該複数のストラットを介して前記環状筒が複数枚の羽根と同心状に中空支持されているターボ型圧縮機において、
    前記ストラットの循環流路入口側の前縁を、前記循環流路における前記回転軸方向の長さの1/4以上にわたり、前記循環流路出口側に向かって縮径する方向に傾斜させ、
    記ストラットに中空支持されている環状筒の、前記循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くなるように規定したことを特徴とするターボ型圧縮機。
  2. 回転軸線を中心に回転駆動される複数枚の羽根と、前記回転軸線に沿って延び、気体を前記羽根に導く気体入口部を形成する固定ハウジングと、前記回転軸線を中心とした円周上に配置され、前記気体入口部と前記羽根のシュラウド部とを連通させる循環流路を形成する環状筒と、前記回転軸線を中心とした径方向に延び、前記循環流路を周方向に分割するために環状筒外周側に、該環状筒周方向に所定間隔存して複数のストラットとを具え、該複数のストラットを介して前記環状筒が複数枚の羽根と同心状に中空支持されているターボ型圧縮機において、
    前記循環流路を分割する複数のストラットの前端縁若しくは後端縁を、隣り合うストラット間で交互に進退させて、流路流れ方向に沿うストラット長さを異ならせ、前記ストラットに中空支持されている環状筒の、前記循環流路長さに基づいて決まる回転軸方向共鳴周波数を、前記羽根の回転数及び前記羽根の枚数に基づいて決まる騒音周波数よりも高くなるように規定したことを特徴とするターボ型圧縮機。
  3. 前記環状筒の前端縁若しくは後端縁形状を方向に亘って交互に進退する凹凸形状に形成したことを特徴とする請求項記載のターボ型圧縮機。
  4. 前記固定ハウジング側に支持される外筒その内周側に位置する環状筒の間に該環状筒周方向に所定間隔存して複数のストラットを具えた、前記外筒と環状筒からなる2重筒構造で形成された請求項記載のターボ型圧縮機において、
    環状筒外周方向に沿って該筒周方向に交互に進退する環状筒の凹凸形状の進退高さが、前記循環流路における回転軸方向の長さの1/4以上で1/2以下であることを特徴とする請求項記載のターボ型圧縮機。
  5. 前記流路流れ方向に沿う夫々のストラットの流路壁面に前記流路を短絡する貫通孔若しくは切欠きを設けたことを特徴とする請求項1乃至いずれか1記載のターボ型圧縮機。
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