JP5000283B2 - カプセル型内視鏡 - Google Patents

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本発明は、被検体内に導入されて、供給される電源により動作して所定の機能を実行するカプセル型内視鏡に関するものである。
近年、内視鏡の分野においては、飲込み型のカプセル型内視鏡が提案されている。このカプセル型内視鏡には、撮像機能と無線通信機能とが設けられている。カプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体(人体)の口から飲込まれた後、自然排出されるまでの間、体腔内、例えば胃、小腸などの臓器の内部をその蠕動運動に従って移動し、順次撮像する機能を有する。
体腔内を移動する間、カプセル型内視鏡によって体内で撮像された画像データは、順次無線通信により外部に送信され、外部に設けられたメモリに蓄積される。無線通信機能とメモリ機能とを備えた受信装置を携帯することにより、被検体は、カプセル型内視鏡を飲み込んだ後、排出されるまでの間に渡って、自由に行動できる。カプセル型内視鏡が排出された後、医者もしくは看護師においては、メモリに蓄積された画像データに基づいて臓器の画像をディスプレイに表示させて診断を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
このようなカプセル型内視鏡では、電源から各機能実行部への電源投入には、外部からの磁界によって作用するリードスイッチが用いられることがあるが、一般的に既存のリードスイッチは、磁界の方向とリードスイッチの延出方向とを一致される必要がある。
特開2003−210395号公報
しかしながら、カプセル型内視鏡は、長手軸方向に回転対称形状に形成されて回転方向の規定がないため、磁界の方向とリードスイッチの延出方向とを一致させることが困難であり、たとえば磁界を発生する磁石をリードスイッチの回りに回転させて、方向性を確認しながらリードスイッチを可動させなければならず、リードスイッチのオン・オフ動作が煩わしかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、動作開始を容易に行うことができるカプセル型内視鏡を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるカプセル型内視鏡は、所定の機能を実行するための機能実行部と、前記機能実行部に電源を供給する電源部と、前記機能実行部と電源部とを内包するカプセル本体と、前記カプセル本体の長手軸方向側に配置された磁性体による磁気誘導によって接離する一対の接点によって前記機能実行部と電源部とを通電および通電遮断可能に接続する前記カプセル本体の内部に設けられた磁気スイッチと、を具備することを特徴とする。
また、発明にかかるカプセル型内視鏡は、上記発明において、前記磁気スイッチにおける接点が、前記磁性体による磁気誘導によって直接磁化されて接離するものであることを特徴とする。
また、発明にかかるカプセル型内視鏡は、上記発明において、前記磁気スイッチの接離方向が、前記カプセル本体における長手軸方向と実質的に垂直であることを特徴とする。
本発明にかかるカプセル型内視鏡は、カプセル型筐体の長手軸方向側に配置された磁性体による磁気誘導作用によって通電状態および通電遮断状態を切り替えるので、動作開始を容易に行うことができるという効果を奏する。
被検体内導入装置および電源供給方法の実施の形態を図1〜図10の図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。
(実施の形態1)
図1は、本発明にかかる被検体内導入装置を含む無線型被検体内情報取得システムの全体構成を示す模式図である。なお、この無線型被検体内情報取得システムでは、被検体内導入装置として、被検体である人間の口などから体腔内に導入して、体腔内の被検部位を撮影するカプセル型内視鏡を一例として説明する。図1において、無線型被検体内情報取得システムは、無線受信機能を有する受信装置2と、被検体1内に導入され、体腔内画像を撮像して受信装置2に対して画像信号などのデータ送信を行うカプセル型内視鏡3とを備える。また、無線型被検体内情報取得システムは、受信装置2が受信した画像信号に基づいて体腔内画像を表示する表示装置4と、受信装置2と表示装置4との間でデータの受け渡しを行うための携帯型記録媒体5とを備える。
受信装置2は、被検体1の体外表面に貼付される複数の受信用アンテナA1〜Anを有したアンテナユニット2aと、複数の受信用アンテナA1〜Anを介して受信される無線信号の処理などを行う受信本体ユニット2bとを備え、これらユニットはコネクタなどを介して着脱可能に接続される。なお、受信用アンテナA1〜Anのそれぞれは、たとえば被検体1が着用可能なジャケットに備え付けられ、被検体1は、このジャケットを着用することによって受信用アンテナA1〜Anを装着するようにしてもよい。また、この場合、受信用アンテナA1〜Anは、ジャケットに対して着脱可能なものであってもよい。さらに、受信用アンテナA1〜Anはそれぞれ、それら先端部のアンテナ本体部が、被検体1の身体に貼り付けることができるアンテナパッドに収容されるものであってもよい。
表示装置4は、カプセル型内視鏡3によって撮像された体腔内画像などを表示するためのものであり、携帯型記録媒体5によって得られるデータに基づいて画像表示を行うワークステーションなどのような構成を有する。具体的には、表示装置4は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイなどによって直接画像を表示する構成としても良いし、プリンタなどのように、他の媒体に画像を出力する構成としても良い。
携帯型記録媒体5は、受信本体ユニット2bおよび表示装置4に対して着脱可能であって、両者に対して挿着された時に情報の出力または記録が可能な構造を有する。この実施の形態では、携帯型記録媒体5は、カプセル型内視鏡3が被検体1の体腔内を移動している間は、受信本体ユニット2bに挿着されてカプセル型内視鏡3から送信されるデータを記録する。そして、カプセル型内視鏡3が被検体1から排出された後、つまり、被検体1の内部の撮像が終了した後には、受信本体ユニット2bから取り出されて表示装置4に挿着され、この表示装置4によって、携帯型記録媒体5に記録されたデータが読み出される構成を有する。たとえば、受信本体ユニット2bと表示装置4とのデータの受け渡しを、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリなどから構成される携帯型記録媒体5によって行うことで、受信本体ユニット2bと表示装置4との間が有線で直接接続された場合よりも、被検体1が体腔内の撮影中に自由に動作することが可能となる。なお、ここでは、受信本体ユニット2bと表示装置4との間のデータの受け渡しに携帯型記録媒体5を使用したが、必ずしもこれに限らず、たとえば受信本体ユニット2bに内蔵型の他の記録装置、たとえばハードディスクを用い、表示装置4との間のデータの受け渡しのために、双方を有線または無線接続するように構成してもよい。
図2は、カプセル型内視鏡3の内部構成を示す断面図であり、図3は、磁気スイッチの構成を示す拡大図であり、図4は、磁性体である磁石を近づけた状態の磁気スイッチの構成を示す拡大図であり、図5は、磁気スイッチの接点としての固定電極と可動電極の部分拡大を示す拡大図であり、図6は、基板に設置した場合の磁気スイッチの構成を示す拡大図であり、図7は、図2に示したカプセル型内視鏡3の回路構成の一例を示すブロック図である。カプセル型内視鏡3は、被検体1の体腔内部を照明する照明手段としてのたとえばLED11、体腔内の画像を撮像する撮像手段としてのたとえばCCD12および体腔内の画像をCCD12の撮像位置に結像させる光学手段としての光学系装置13とを有する情報取得手段としてのイメージセンサ30と、CCD12で撮像された画像データを送信する伝送手段としてのRF送信装置18とアンテナ19とを有する無線部17を備える。このイメージセンサ30と無線部17とは、磁気スイッチ14を介して、電源供給手段としての電源部15と通電および通電遮断可能に接続される。電源部15は、かかる磁気スイッチ14を介して、これらイメージセンサ30や無線部17に電力を供給する。かかるカプセル型内視鏡3は、これらをカプセル本体としてのカプセル型筐体16内に配置した構成となっている。なお、イメージセンサ30、無線部17および後述する信号処理・制御部31は、本発明にかかる機能実行部10の各部位を構成している。
磁気スイッチ14は、図3に示すように、スルーホール14a,14bを有する台座14cと、この台座14cの表面でスルーホール14aと接触して設けられる固定電極14dと、この台座14cの表面でスルーホール14bと接触して設けられ、固定電極14dと接触可能に可動する可動電極14eと、この台座14cの裏面でスルーホール14aと接触して設けられ、スルーホール14aを介して固定電極14dと電気的に接続される裏面電極14fと、この台座14cの裏面でスルーホール14bと接触して設けられ、スルーホール14bを介して可動電極14eと電気的に接続される裏面電極14gと、台座14cの表面に接合層14hを介して接合されて固定電極14dと可動電極14eを覆うキャップ14iとから形成されて、いわゆる表面反応型磁気スイッチを構成している。この磁気スイッチ14は、縦横2mm角程度で、高さが0.8mm程度の大きさに設けられている。台座14cとキャップ14iによって形成される固定電極14dと可動電極14e周辺の空間は、窒素などの不活性ガスによって封止されている。
なお、この台座14cおよびキャップ14iは、非導電性の部材からなり、裏面電極14f,14gは、導電性の部材から形成される。また、固定電極14dと可動電極14eは、導電性で、かつ磁性体の部材から形成される。かかる固定電極14dおよび可動電極14eは、図4および図5に示すように、近づく磁石6によって生じる磁界Lの磁気誘導作用によって、電極の厚み方向に多層する異なる極性(図5参照)を有するように直接磁化される。この磁化により、可動電極14eは、固定電極14dと接離するように可動する。
この実施の形態にかかる磁気スイッチ14は、カプセル型筐体16の略中央部に配設されたスイッチ基板20の表面に配置されており、磁気スイッチ14の固定電極14dの延出方向D1(図4参照)がカプセル本体としてのカプセル型筐体16の長手軸t方向に対して実質的に垂直になるように設けられている。この磁気スイッチ14では、たとえば裏面電極14f,14gがスイッチ基板20上の図示しない配線に半田付けされており、この配線を介して機能実行部10および電源部15と電気的に接続させている。したがって、固定電極14dと可動電極14eが接触すると、電源部15からの電源が機能実行部10に供給されて、各部位の機能実行のための動作が可能となる。
ここで、かかる磁気スイッチ14の固定電極14dおよび可動電極14eは、図4,5に示すように、カプセル型筐体16の長手軸t方向側からカプセル型内視鏡3に近づく磁石6の磁界Lによる磁気誘導作用によって磁化され、これによって互いに接離する。この場合、可動電極14eは、図5に示す接離方向D2と垂直な方向に沿って可動し、この結果、固定電極14dに対して接触または離間する。かかる可動電極14eの接離方向D2(すなわち磁気スイッチ14の接離方向)は、図5に示すように磁化した際の可動電極14eの可動方向と垂直な方向であり、カプセル本体としてのカプセル型筐体16の長手軸t方向に対して実質的に垂直な方向である。
カプセル型筐体16は、たとえばイメージセンサ30と無線部17をそれぞれ覆う透明な半球ドーム状の先端カバー筐体と、先端カバー筐体と係合し、水密状態に保たれた内部に電源部15を介在させてイメージセンサ30と無線部17が配設される円筒形状の胴部筐体とからなり、被検体1の口から飲み込み可能な大きさに形成されている。胴部筐体は、可視光が不透過な有色材質により形成されている。
CCD12は、撮像基板21上に設けられて、LED11からの照明光によって照明された範囲を撮像し、光学系装置13は、このCCD12に被写体像を結像する結像レンズからなる。また、LED11は、照明基板22上に搭載され、結像レンズの光軸を中心にその上下左右の近傍4箇所に配置されている。さらに、イメージセンサ30において、撮像基板21の背面側には、各部を処理または制御するための信号処理・制御部31がイメージセンサ30とRF送信装置18とを制御する内部制御手段として搭載されている。また、スイッチ基板20と撮像基板21と照明基板22とは、適宜フレキシブル基板により電気的に接続されている。
電源部15は、たとえば胴部筐体の内径にほぼ一致する直径のボタン型の電池24により構成されている。この電池24は、カプセル型筐体16内部に1以上配置されればよく、たとえば酸化銀電池、充電式電池、発電式電池などを用い得る。また、RF送信装置18は、たとえば無線基板25の背面側に設けられ、アンテナ19は、たとえば無線基板25上に搭載されている。
次に、カプセル型内視鏡3の回路構成を、図7を用いて説明する。このカプセル型内視鏡3は、イメージセンサ30として、LED11およびCCD12を備え、信号処理・制御部31として、LED11の駆動状態を制御するLED駆動回路23と、CCD12の駆動状態を制御するCCD駆動回路26と、LED駆動回路23、CCD駆動回路26およびRF送信装置18の動作を制御するシステムコントロール回路27とを備え、無線部17として、RF送信装置18と、アンテナ19とを備える。
カプセル型内視鏡3は、システムコントロール回路27を備えることにより、このカプセル型内視鏡3が被検体1内に導入されている間、LED11によって照明された被検部位の画像データをCCD12によって取得するように動作している。この取得された画像データは、さらにRF送信装置18によってRF信号に変換され、アンテナ19を介して被検体1の外部に送信されている。さらに、カプセル型内視鏡3は、磁気スイッチ14を介してシステムコントロール回路27に電力を供給する電池24を備えており、システムコントロール回路27は、電池24から供給される駆動電力を他の構成要素(LED駆動回路23、CCD駆動回路26、RF送信装置18)に対して分配する機能を有している。
なお、電源部15と機能実行部10との間にラッチ回路(図示せず)を備え、ラッチ回路の一部として磁気スイッチ14を配し、磁石6を近づけた際に磁気スイッチ14の固定電極14dと可動電極14eの接触によって発生する信号をコントロール信号として前記ラッチ回路へと入力してオン状態とし、それ以降はこのオン状態をラッチ回路にて保持して、電源部15からの電力を継続して機能実行部10へと供給する構成としてもよい。この構成により、固定電極14dと可動電極14e間の接触抵抗の影響を受けることなく、効率の良い電力供給を行うことができる。
このような構成において、図8に示すように、外部の磁石6をカプセル型内視鏡3におけるカプセル型筐体16の長手軸t方向側から磁気スイッチ14に近づけ、この磁石6が磁気スイッチ14の可動可能範囲に入ると、長手軸t方向と略平行に加わる磁石6の磁界の磁気誘導作用に応じて、固定電極14dおよび可動電極14eが厚み方向に多層する異なる極性(図5参照)に磁化される。この磁化により、可動電極14eが固定電極14dに引き寄せられるように可動して接触して、この磁気スイッチ14を介して電源部15と機能実行部10とが電気的に接続されて、電源部15から機能実行部10への電源供給が可能となる。なお、磁石6は、イメージセンサ30が設けられたカプセル型内視鏡3の先端側から近づけてもよいし、無線部17が設けられたカプセル型内視鏡3の後端側から近づけてもよい。
このように、この実施の形態では、カプセル型内視鏡3外部の磁石6を、長手軸t方向から磁気スイッチ14に近づけ、磁気スイッチ14の延出方向(具体的には固定電極14dの延出方向D1)に対して略垂直に加わる磁石6の磁界Lの作用に応じて、可動電極14eを可動させて固定電極14dに接触させることで、電源部15から機能実行部10への電源供給が可能となる。このため、かかる磁気スイッチ14の接離動作(すなわち電源のオンオフ切替動作)を行うためにカプセル型内視鏡3に対して磁石6を近付ける際の磁石6の近接位置および近接方向を容易に規定することができる。この結果、たとえばカプセル型内視鏡にリードスイッチを採用した場合に生じる、リードスイッチを接離させる磁性体をリード延出方向に合わせてカプセル型内視鏡に近接させる必要性がなくなり、カプセル型筐体と磁性体とを相対的に回転させて磁気スイッチの延出方向に対する磁性体の磁界方向を探求せずとも、カプセル型内視鏡の動作開始を容易に行うことができるようになる。
(変形例1)
図9は、本発明にかかるカプセル型内視鏡の変形例1の内部構成を示す断面図である。実施の形態1では、磁気スイッチ14を電源部15に近いスイッチ基板20の表面に設けたが、この変形例では、LED11が配設された照明基板22の表面に設けるように構成した。
この変形例1では、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、磁気スイッチ14をLED11の照明範囲および光学系装置13の結像レンズの光学的特性で決まる視野範囲に入らない位置に設置することで、イメージセンサ30による光学的フレアの発生を防ぎ、良好な画像の取り込みを可能にする。
(変形例2)
図10は、本発明にかかるカプセル型内視鏡の変形例2の内部構成を示す断面図である。この変形例では、磁気スイッチ14をアンテナ19が配設された無線基板25の表面で、かつアンテナ19の下方に設けるように構成した。
この変形例2では、実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、コイル状のアンテナ19下方に生じている配線などの施されていない空間領域を利用して磁気スイッチ14を配置することで、無線基板25の利用されていない領域を有効利用することができる。なお、本発明にかかる磁気スイッチ14は、形状が小さいので、上述した基板や配置位置以外の位置で、配線などが施されていない場所であれば、いずれの場所にも設置が可能である。なお、これら変形例の場合も、磁石6は、磁界の強さに応じて、イメージセンサ30が設けられたカプセル型内視鏡3の先端側から近づけてもよいし、無線部17が設けられたカプセル型内視鏡3の後端側から近づけてもよい。
(付記項1)
被検体内に導入される略円筒形の長手軸方向に回転対称形状に形成される被検体内導入装置において、
前記略円筒形内に設けられ、予め設定された所定の機能を実行する機能実行部と、
前記機能実行部に電源を供給する電源部と、
前記長手軸方向と垂直に設けられ前記機能実行部と電源部を接続し、前記長手軸方向の外部から略平行に加わる磁界の作用に応じて、前記電源部から前記機能実行部へ電源供給されるように構成されるスイッチ部と、
を備えることを特徴とする被検体内導入装置。
(付記項2)
前記スイッチ部は、前記長手軸方向の外部から略平行に加わる磁界の作用に応じて、厚み方向に多層する異なる極性に磁化される磁性体からなる固定電極および可動電極を有し、前記磁化により前記可動電極が前記固定電極に接触するように可動して、前記電源部から前記機能実行部へ電源供給されるようにすることを特徴とする付記項1に記載の被検体内導入装置。
(付記項3)
所定の機能を実行する機能実行部および前記機能実行部に電源を供給する電源部間に接続されるスイッチ部を、略円筒形の長手軸方向に回転対称形状に形成される被検体内導入装置内に前記長手軸方向と垂直に配置させる配置工程と、
前記長手軸方向の被検体内導入装置外部から略平行に加わる磁界の作用に応じて、前記スイッチ部が可動して、前記電源部から前記機能実行部へ電源供給されるようにする電源供給工程と、
を含むことを特徴とする電源供給方法。
(付記項4)
前記スイッチ部は、磁性体の固定電極および可動電極を有し、前記電源供給工程では、前記長手軸方向の被検体内導入装置外部から略平行に加わる磁界の作用に応じて、前記固定電極および可動電極が厚み方向に多層する異なる極性に磁化されて接触し、前記電源部から前記機能実行部へ電源供給されるようにすることを特徴とする付記項3に記載の電源供給方法。
本発明にかかる被検体内導入装置を含む無線型被検体内情報取得システムの全体構成を示す模式図である。 本発明にかかるカプセル型内視鏡の実施の形態1の内部構成を示す断面図である。 磁気スイッチの構成を示す拡大図である。 磁石を近づけた状態の磁気スイッチの構成を示す拡大図である。 磁気スイッチの固定電極と可動電極の部分拡大を示す拡大図である。 基板に設置した場合の磁気スイッチの構成を示す拡大図である。 図2に示したカプセル型内視鏡の回路構成の一例を示すブロック図である。 磁気スイッチによる電源供給のための動作を説明するための模式図である。 本発明にかかるカプセル型内視鏡の変形例1の内部構成を示す断面図である。 本発明にかかるカプセル型内視鏡の変形例2の内部構成を示す断面図である。
符号の説明
1 被検体
2 受信装置
2a アンテナユニット
2b 受信本体ユニット
3 カプセル型内視鏡
4 表示装置
5 携帯型記録媒体
6 磁石
10 機能実行部
11 LED
12 CCD
13 光学系装置
14 磁気スイッチ
14a,14b スルーホール
14c 台座
14d 固定電極
14e 可動電極
14f,14g 裏面電極
14h 接合層
14i キャップ
15 電源部
16 カプセル型筐体
17 無線部
18 RF送信装置
19 アンテナ
20 スイッチ基板
21 撮像基板
22 照明基板
23 LED駆動回路
24 電池
25 無線基板
26 CCD駆動回路
27 システムコントロール回路
30 イメージセンサ
31 信号処理・制御部
A1〜An 受信用アンテナ
L 磁界
t 長手軸

Claims (2)

  1. 所定の機能を実行するための機能実行部と、
    前記機能実行部に電源を供給する電源部と、
    前記機能実行部と前記電源部とを内包するカプセル本体と、
    前記カプセル本体の内部に設けられ、前記カプセル本体の外部から前記カプセル本体の長手軸方向と略平行に加わる磁界によって接離する一対の接点によって前記電源部から前記機能実行部への電源供給を制御する磁気スイッチと、
    備え、
    前記機能実行部は、照明部、撮像部および無線送信部を有し、
    前記磁気スイッチは、前記カプセル本体の中心軸に垂直な、前記照明部、前記無線送信部が実装される基板、またはスイッチ基板のいずれかの基板上に配置されることを特徴とする被検体内導入装置。
  2. 前記磁気スイッチ外部から前記長手軸方向略平行に加わる磁界の作用に応じて、厚み方向に多層する異なる極性に磁化される磁性体からなる固定電極および可動電極を有し、前記磁化により前記可動電極が前記固定電極に接触するように可動して、前記電源部から前記機能実行部へ電源供給されるようにすることを特徴とする請求項に記載の被検体内導入装置。
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