JP4999482B2 - 樹脂封止装置及び樹脂封止方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に半導体チップがフリップチップ実装されたワークにアンダーフィルモールドする樹脂封止装置及び樹脂封止方法に関する。
半導体チップが回路基板にフリップチップ実装されたワークをアンダーフィルモールドする場合、半導体チップの外周に液状樹脂を滴下して加熱流動化させてチップと基板の隙間へ毛細管現象により浸透させて封止することが行なわれている。
或いは、液状樹脂を半導体チップの外周部の一部を除いて滴下してワークを減圧空間においてチップと基板間の隙間へ流動を促し、その後大気解放による気圧差により隙間内部まで樹脂を充填するモールド方法が提案されている(特許文献1参照)。
また、リリースフィルムを用いたトランスファモールド法を用いて、当該フィルムにより半導体チップの樹脂注入方向と平行な側面を閉止して樹脂の流動圧によりアンダーフィルモールドするモールド方法も提案されている(特許文献2参照)。
特開2000−3405899号公報 特開2002−176067号公報
しかしながら、例えば25×25mmの大きさのCPUが複数基板実装されたワークをアンダーフィルモールドする場合、毛細管現象を用いた充填方法では、樹脂の未充填や、エアの囲い込み、フィラー分布の偏りなどを制御することができなくなっている。
また、金属製のモールド金型を用いた場合、比較的サイズの大きい半導体チップの外径寸法の公差やワークの金型に対する位置精度の幅が狭いため、ワークが破損したり成形品質が変動したりするおそれがある。
また、トランスファー成形によれば、封止樹脂を金型内に投入して低粘度領域で急いでアンダーフィルモールドするため、15kgf/cm程度の樹脂注入圧を伴うので、半導体チップの押上げ剥離が生ずるおそれがある。半導体チップを金型で押さえ込むとすれば、モールド金型によりワークが180度付近に加熱加圧された際に金属バンプが押し潰されるおそれもある。
また、樹脂圧によりアンダーフィルモールドする場合には、キャビティに樹脂を満たしてかチップと基板の隙間に充填するため、金型の樹脂汚れが成形するたびに増大して生産効率を低下させる。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、樹脂材の充填効率が良く、型面を汚すことなく未充填領域のない成形品質に優れたアンダーフィルモールドが行なえる樹脂封止装置及び樹脂封止方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
半導体チップが回路基板にフリップチップ実装されたワークをモールド型でクランプし当該半導体チップの周囲に供給された樹脂材をアンダーフィルモールドする樹脂封止装置であって、半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側で当該半導体チップと回路基板との隙間を閉止する閉止手段と、半導体チップ及び回路基板に押接して半導体チップの樹脂注入方向上流側及び下流側の側面に臨む第1、第2の密閉空間を形成する第1、第2の凹部が形成された密閉型と、ワークの端子形成面を支持する支持部が形成された支持型を備えたモールド型と、密閉型の第1の凹部に接続して圧縮空気が送り込まれる空圧回路と、密閉型の第2の凹部に接続してエアが吸引される吸引回路を備えており、半導体チップの樹脂注入方向上流側において当該半導体チップと回路基板の隙間を覆って供給された樹脂材が、空圧回路より第1の密閉空間に圧縮空気を送り込みかつ吸引回路より第2の密閉空間からエアを吸引しながらアンダーフィルモールドされることを特徴とする。
また、閉止手段は、半導体チップの上面から樹脂注入方向と平行な両側面及び基板面に粘着して閉止する粘着テープ材、樹脂材、接着剤、線材、回路基板の表面レジスト層による突条のいずれかであることを特徴とする。
また、密閉型は、ホルダーに支持された弾性部材であり、ワークはヒータを内蔵した支持型に端子形成面を通じて支持されていることを特徴とする。
また、支持型はワークテーブルに支持されており、該ワークテーブルは支持型に支持されたワークを搬送機構により搬送されることを特徴とする。
また、モールド型はアンダーフィルモールドされる際にワークに振動を加える加振手段を備えたことを特徴とする。
半導体チップが回路基板にフリップチップ実装されたワークをモールド型でクランプし当該半導体チップの周囲に供給された樹脂材をアンダーフィルモールドする樹脂封止方法であって、半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側で回路基板との隙間が閉止されたワークの樹脂注入方向上流側において半導体チップと回路基板の隙間を覆って樹脂材を供給する工程と、ワークに密閉型を押し当て、半導体チップの樹脂材が流し込まれる上流側の側面及び下流側の側面に臨む第1、第2の密閉空間を各々形成する工程と、第1の密閉空間へ圧縮空気を送り込み、第2の密閉空間よりエアを吸引することで半導体チップと回路基板の隙間に樹脂材が注入されるアンダーフィルモールド工程と、アンダーフィルモールドされたワークに押接するモールド型を開放し、半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側へ、必要に応じて四辺に樹脂材を供給して半導体チップの周囲を封止する工程と、ワークを加熱して樹脂材を硬化させる工程を含むことを特徴とする。
また、ワークに樹脂材を供給する前に半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側を閉止手段により閉止する工程と、モールド型を開放した後、半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側へ樹脂材を供給する前に閉止手段を除去する工程を有することを特徴とする。
また、アンダーフィルモールド工程を行なう際に、ワークに低周波振動を加えることを特徴とする。
また、モールド樹脂が第1の密閉空間から第2の密閉空間へ到達したことを検出すると第1の密閉空間への圧縮空気の送り込みを停止しアンダーフィルモールドを終了することを特徴とする。
本発明に係る樹脂封止装置及び方法を用いれば、半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側が閉止されたワークに半導体チップの樹脂注入方向上流側において当該半導体チップと回路基板の隙間を覆って供給された樹脂材が、空圧回路より第1の密閉空間に圧縮空気を送り込みかつ吸引回路より第2の密閉空間からエアを吸引しながらアンダーフィルモールドされる。よって、半導体チップの一側面から全幅領域で毛細管現象より早い流速で微細な気泡を巻き込むことなく樹脂のフローフロントを直線的にそろえながら樹脂材をチップと基板の隙間に充填することができる。したがって、アンダーフィルモールドする面積が大きく隙間が狭いワークであっても、樹脂材の充填効率が良く、型面を汚すことなく未充填領域がない成形品質に優れたアンダーフィルモールドが行なえる。
また、密閉型はホルダーに支持された弾性部材であるので、クランプ力を必要以上に強めなくてもシール性がよく、ワークの追従性も期待できるのでワークの公差や型に対する位置精度も高精度である必要がないため、ワークを破損することもない。
また、支持型はワークテーブルに支持されており、ワークテーブルは支持型に支持されたワークを搬送機構により搬送されるようになっていると、ワークへの樹脂材の供給からアンダーフィル工程を経てモールド樹脂を加熱硬化させる工程まで自動化ラインを組んで行なえる。
以下、本発明に係る樹脂封止装置及び樹脂封止方法の好適な実施の形態について添付図面と共に詳述する。樹脂封止装置は、半導体チップが回路基板にフリップチップ実装されたワークをモールド型でクランプしての当該半導体チップの周囲に供給された樹脂材をアンダーフィルモールドする。
先ず、樹脂封止装置の概略構成について図1及び図2を参照して説明する。
図1において、ワークWは半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側で半導体チップ1と回路基板3の隙間を粘着テープ材2(閉止手段)により閉止されている。図2において粘着テープ材2は半導体チップ1の上面から樹脂注入方向と平行な両側面及び回路基板3に粘着して閉止している。半導体チップ1は回路基板3に対しフリップチップ実装され、回路基板3には外部接続端子4が形成されている。即ち、ワークWは電気的な接続確認が完了したものが用いられている。
モールド型5は、上型に相当する密閉型6と下型に相当する支持型7を備えている。密閉型6は、ホルダー8に組み付けられた型ケース9に支持されている。密閉型6は例えばシリコンゴムなどの弾性部材が好適に用いられる。密閉型6のクランプ面には、第1、第2の凹部6a、6bが各々形成されている。密閉型6はワークWの半導体チップ1の上面及び両側面並びに回路基板3上面に押接し、半導体チップ1の樹脂注入方向上流側及び下流側の側面に臨む第1、第2の密閉空間16、17を各々形成するようになっている。密閉型6は、例えばエアシリンダやサーボモータなどを駆動源とする公知の上下動機構(図示せず)により上下動するようになっている。
支持型7は、ワークWの端子形成面を支持する支持部7aが上面側に形成されている。また、支持型7の内部にはワークWを外部接続端子4を通じて加熱するヒータ7bが設けられている。支持型7は断熱材10を介してワークテーブル11に支持されている。ワークテーブル11はワーク搬送機構を構成するボールねじ12と連繋している。ボールねじ12をサーボモータ13により回転駆動するとワークテーブル11がボールねじ12の長手方向に移動するようになっている。このワーク搬送機構を用いて、ワークWへ樹脂材18の供給からワークWを載置した支持型7を密閉型6に対して位置合わせしてアンダーフィルモールドを行ない、アンダーフィルモールド後の加熱硬化(キュア)の各ステージへ自動化ラインを組んでワークWを搬送することができる。
また、密閉型6の第1の凹部6aに連通して圧縮空気が送り込む空圧回路14が設けられている。また、密閉型6の第2の凹部6bに連通してエアを吸引する吸引回路15が接続されている。空圧回路14、吸引回路15には、電磁弁14a、15aが設けられており、各回路を構成する流路14b、15bを開閉する。
図2(a)〜(c)において、半導体チップ1の一側面側の当該チップ1と回路基板3の隙間を覆って第1の密閉空間16に供給された樹脂材(液状樹脂)18が第1の密閉空間16に圧縮空気を送り込みかつ第2の密閉空間17よりエアを吸引しながら隙間に充填される。
ここで、図3(a)〜(f)を参照して、樹脂封止工程の一例について説明する。
図3(a)において、ワークWに樹脂材18を供給する前に、半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側で回路基板3との隙間を粘着テープ材2を粘着させて閉止する。粘着テープ材2は、半導体チップ1の上面、樹脂注入方向と平行な両側面及び回路基板3に粘着して閉止する。尚、後述するように、回路基板3の表面レジスト層に予め突条22などが形成されて、半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側で回路基板3との隙間が形成されない場合には、この工程を省略することもできる。
図3(b)において、図示しないディスペンサーを用いて、半導体チップ1と回路基板3の隙間が形成されている一側面(ゲート側面)に樹脂材(例えば液状樹脂)18を供給する。樹脂材18は、半導体チップ1のゲート側面を覆って、両側の粘着テープ材2まで及んで塗布されることが望ましい。これにより、密閉型6によりワークWをクランプすると、第1の凹部6aに第1の密閉空間16が形成される(図1参照)。
図3(c)において、ワークWを支持した支持型7を密閉型6と位置合わせし、密閉型6を型閉じする。このとき、密閉型6をワークWの基板面及びチップ面に押し当てて、半導体チップ1の樹脂材18が流し込まれる上流側の側面及び下流側の側面に臨む第1、第2の密閉空間16、17が各々形成される。
この後、空圧回路14より第1の密閉空間16へ圧縮空気を送り込み、吸引回路15より第2の密閉空間17からエアを吸引することで、図3(d)に示すように、半導体チップ1と回路基板3の隙間に樹脂材18が注入される(アンダーフィルモールド)。実験例を示すと、面積16×18mmで隙間46μmのアンダーフィル空間に空圧3kgf/cm、吸引圧−0.95kgf/cmで樹脂注入温度80℃の条件下で約20秒かけてアンダーフィルモールドを行なった。その結果、半導体チップ1の損傷はなく、半導体チップ1のバンプの潰れもなく、金型汚れも発生することがなかった。
尚、アンダーフィルモールド工程を行なう際に、ワークWに振動数30Hz以下で振幅が20μm以下の低周波振動を加えるようにしてもよい。これにより、樹脂材18の流れ性が向上し、フィラー分布の偏りも是正できる。
また、モールド樹脂が第1の密閉空間16から第2の密閉空間17へ到達したことを光学センサー(図示せず)により検出すると、空圧回路14による第1の密閉空間16への圧縮空気の送り込みを停止しアンダーフィルモールドを終了するようにしてもよい。
次に、図3(e)において、モールド型5を開放した後、半導体チップ1に粘着していた粘着テープ材2を除去する。尚、粘着テープ材2を使用しない場合には、この工程は省略することができる。また、図4において、粘着テープ材2の樹脂注入方向下流側の一部には、当該粘着テープ材2を剥離し易くするための粘着層が存在しない舌部2aが設けられていても良い。また、半導体チップ1の表面に粘着テープ材2の粘着剤を付けたくない場合は、当該粘着テープ材2の半導体チップ1に当接する部位の粘着剤を部分的に塗布しないようにしてもよい。
次いで、図3(f)において、粘着テープ材2で覆われていた半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側へ図示しないディスペンサーにより樹脂材(フィレット樹脂材)18を供給して半導体チップ1の周囲を封止する。このように半導体チップ1に周囲にフィレット樹脂材18を形成する理由は、半導体チップ1と回路基板3との熱膨張係数の差により熱応力が半導体チップ1に繰返し作用してもバンプが剥離するのを防ぎ、また、エッジ部に形成された傷から割れが生じて当該半導体チップ1が破損するのを防ぐためである。
次に、ワーク搬送機構のサーボモータ13を起動して、ワークWを支持する支持型7を図示しない加熱ステージへ搬送して樹脂材18を所定温度(例えば180℃程度)で所定時間加熱して硬化させる(キュア)。
以上のように、アンダーフィルモールドする面積が大きく(例えば20×20mm)隙間が狭い(例えば30μm〜50μm)ワークWであっても、樹脂材18の充填効率が良く、型面を汚すことなく未充填領域がない成形品質に優れたアンダーフィルモールドが行なえる。
次に、ワークWの半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側面と回路基板3との隙間を塞ぐ閉止手段の他例について図5乃至図7を参照して説明する。
図5は、閉止手段として半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側面と回路基板3との間の隙間を塞ぐ樹脂材18若しくは接着剤(樹脂材等)を塗布するものである。この樹脂材等を塗布する高さは、一点鎖線で示すフィレット樹脂ラインLの高さの半分以下が望ましい。
また、閉止手段としては、図6(a)に示す粘着テープ材2を回路基板3に粘着することで半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側面と回路基板3との間の隙間を塞ぐようにしてもよい。
或いは、図6(b)に示すように、半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側面に沿って線材20を回路基板3に設けて隙間を塞ぐようにしてもよい。
また或いは、図6(c)に示すように、半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側面に沿って回路基板3の表面レジスト層に形成される散点状の突起21、連続する突条22のいずれかであってもよい。
また、閉止手段としては、アンダーフィルモールドに用いる樹脂材18を用い、粘着テープ材2を併用するようにしてもよい。図7(a)において、予めディスペンサ(図示せず)によりワークWの半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側面と回路基板3との間の隙間を塞ぐように樹脂材18を塗布しておく。次いで、図7(b)において、樹脂材18が塗布されたワークWに粘着テープ材2を半導体チップ1の上面、両側面、回路基板3上を覆って粘着する。これにより半導体チップ1の樹脂注入方向と平行な両側において回路基板3との間の隙間は確実に塞がれる。その後、図7(c)において、図示しないディスペンサーを用いて、半導体チップ1と回路基板3の隙間が形成されている一側面(ゲート側面)に樹脂材18を供給する。樹脂材18は、半導体チップ1のゲート側面を覆って、両側の粘着テープ材2まで及んで塗布されることが望ましい。その後、図3(d)〜図3(f)と同様のアンダーフィル工程、フィレット樹脂材塗布工程、モールド樹脂の加熱硬化工程が行なわれる。
ワークWは半導体チップ(例えばCPUなど)1が回路基板3上に隣接して並べて設けられたものや複数の半導体チップがマトリクス状に配置されたものでもよい。樹脂材18は液状樹脂に限らず、顆粒状、粉状、固形状のいずれでもよい。
また、半導体チップ1と密閉型6との密着性がよい場合には、粘着テープ材2の粘着面を反転させて密閉型6側に粘着させてもよいし、リリースフィルムを密閉型6に吸着保持させるようにしてもよい。
樹脂封止装置の概略構成を示す断面図である。 モールド型の平面図、正面断面図、側断面図である。 樹脂封止工程の一例を示す説明図である。 粘着テープ材の他例を示す説明図である。 閉止手段の他例を示す説明図である。 閉止手段の他例を示す説明図である。 閉止手段の他例を示す説明図である。
符号の説明
W ワーク
1 半導体チップ
2 粘着テープ材
2a 舌部
3 回路基板
4 外部接続端子
5 モールド型
6 密閉型
6a 第1の凹部
6b 第2の凹部
7 支持型
7a 支持部
7b ヒータ
8 ホルダー
9 型ケース
10 断熱材
11 ワークテーブル
12 ボールねじ
13 サーボモータ
14 空圧回路
14a,15a 電磁弁
14b、15b 流路
15 吸引回路
16 第1の密閉空間
17 第2の密閉空間
18 樹脂材
20 線材
21 突起
22 突条

Claims (10)

  1. 半導体チップが回路基板にフリップチップ実装されたワークをモールド型でクランプし当該半導体チップの周囲に供給された樹脂材をアンダーフィルモールドする樹脂封止装置であって、
    半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側で当該半導体チップと回路基板との隙間を閉止する閉止手段と、
    半導体チップ及び回路基板に押接して半導体チップの樹脂注入方向上流側及び下流側の側面に臨む第1、第2の密閉空間を形成する第1、第2の凹部が形成された密閉型と、ワークの端子形成面を支持する支持部が形成された支持型を備えたモールド型と、
    密閉型の第1の凹部に接続して圧縮空気が送り込まれる空圧回路と、密閉型の第2の凹部に接続してエアが吸引される吸引回路を備えており、
    半導体チップの樹脂注入方向上流側において当該半導体チップと回路基板の隙間を覆って供給された樹脂材が、空圧回路より第1の密閉空間に圧縮空気を送り込みかつ吸引回路より第2の密閉空間からエアを吸引しながらアンダーフィルモールドされる樹脂封止装置。
  2. 閉止手段は、半導体チップの上面から樹脂注入方向と平行な両側面及び基板面に粘着して閉止する粘着テープ材である請求項1記載の樹脂封止装置。
  3. 閉止手段は、半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側で当該半導体チップと回路基板との隙間を塞ぐ樹脂材、接着剤、線材、回路基板の表面レジスト層による突条のいずれかである請求項1記載の樹脂封止装置。
  4. 密閉型は、ホルダーに支持された弾性部材であり、ワークはヒータを内蔵した支持型に端子形成面を通じて支持されている請求項1記載の樹脂封止装置。
  5. 支持型はワークテーブルに支持されており、該ワークテーブルは支持型に支持されたワークを搬送機構により搬送される請求項1記載の樹脂封止装置。
  6. モールド型はアンダーフィルモールドされる際にワークに振動を加える加振手段を備えた請求項1記載の樹脂封止装置。
  7. 半導体チップが回路基板にフリップチップ実装されたワークをモールド型でクランプし当該半導体チップの周囲に供給された樹脂材をアンダーフィルモールドする樹脂封止方法であって、
    半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側で回路基板との隙間が閉止されたワークの樹脂注入方向上流側において半導体チップと回路基板の隙間を覆って樹脂材を供給する工程と、
    ワークに密閉型を押し当て、半導体チップの樹脂材が流し込まれる上流側の側面及び下流側の側面に臨む第1、第2の密閉空間を各々形成する工程と、
    第1の密閉空間へ圧縮空気を送り込み、第2の密閉空間よりエアを吸引することで半導体チップと回路基板の隙間に樹脂材が注入されるアンダーフィルモールド工程と、
    アンダーフィルモールドされたワークに押接するモールド型を開放し、半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側へ樹脂材を供給して半導体チップの周囲を封止する工程と、
    ワークを加熱して樹脂材を硬化させる工程を含む樹脂封止方法。
  8. ワークに樹脂材を供給する前に半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側を閉止手段により閉止する工程と、
    モールド型を開放した後、半導体チップの樹脂注入方向と平行な両側へ樹脂材を供給する前に閉止手段を除去する工程を有する請求項7記載の樹脂封止方法。
  9. アンダーフィルモールド工程を行なう際に、ワークに低周波振動を加える請求項7記載の樹脂封止方法。
  10. モールド樹脂が第1の密閉空間から第2の密閉空間へ到達したことを検出すると第1の密閉空間への圧縮空気の送り込みを停止しアンダーフィルモールドを終了する請求項7記載の樹脂封止方法。
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