JP4998802B2 - 画像形成装置およびその検査方法 - Google Patents

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本発明は画像形成装置に関し、詳しくは、画像形成装置において画像形成ユニットが装着される装着部の検査に関する。
色毎に画像を形成する複数の画像形成ユニットが着脱自在に装着される装着部に、画像形成ユニットに換えて検査用の電気負荷を装着した状態で電力供給(電圧印加)ラインの電圧を検出し、検出電圧に基づいて、電圧印加ラインから各画像形成ユニットへの電圧印加が正常になされるか否かを判定する技術が、例えば、特許文献1に開示されている。
特開特開2008−089680公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、複数の電圧印加ラインの接続異常を判断する場合、1つの電圧印加ラインから順番に判断する術しかなく、判断に時間を要する。
本発明は、複数の電圧印加ラインから画像形成ユニットへの電圧印加が正常になされるか否かを効率的に判断する技術を提供するものである。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る画像形成装置は、画像を形成する画像形成ユニットと、前記画像形成ユニットが着脱自在に装着されると共に、前記画像形成ユニットに換えて検査用治具を装着可能な装着部と、各々が所定電圧を生成する複数の電圧生成回路を有し、各所定電圧を、対応する電圧印加ラインを介して、前記装着部に装着された前記画像形成ユニットに印加する電圧印加手段と、前記電圧印加手段の動作を制御する制御手段であって、前記複数の電圧生成回路のうちの第1電圧生成回路によって検査電圧を生成させ、前記第1電圧生成回路と異なる第2電圧生成回路を前記第1電圧生成回路の負荷として、前記第1電圧生成回路に対応する第1電圧印加ライン、前記検査用治具、および前記第2電圧生成回路に対応する第2電圧印加ラインを介して前記検査電圧を前記第2電圧生成回路に印加させる制御手段と、前記検査電圧を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された検出電圧が所定の電圧範囲にあるかどうかを判定し、前記検出電圧が前記所定の電圧範囲にあると判定した場合、前記第1電圧印加ラインおよび前記第2電圧印加ラインを介した前記画像形成ユニットへの各所定電圧の印加が正常になされると判断する判断手段とを備える。
本構成によれば、一回の検査電圧の印加によって二本の電圧印加ライン(二箇所の接続端子)に関する検査を行うことができる。そのため、複数の個別の画像形成ユニットが使用される場合であっても、複数の電圧印加ラインから各画像形成ユニットへの電圧印加が正常になされるか否かの判断を迅速に効率的に行うことができる。その際、第2電圧生成回路を負荷として利用するため、判断精度の向上を図ることができる。
第2の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記検出手段が前記第1電圧生成回路に設けられ、前記制御手段は、検査用治具が前記装着部に装着されることによって、第1電圧生成回路を過負荷状態として動作させる。
本構成によれば、過負荷状態を作り出すことにより、端子の接続状態を制御手段による制御において確認することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明の画像形成装置において、前記画像形成ユニットは帯電手段および現像手段を含み、前記第1電圧生成回路は、前記帯電手段に印加する帯電電圧を生成する帯電電圧生成回路であり、前記電圧印加手段は、前記現像手段に印加する現像バイアスを前記帯電電圧から生成するシャント回路を含み、前記制御手段は、前記検出手段が前記検査電圧として前記現像バイアスを検出する場合、シャント抵抗を画像形成時よりも大きくするように前記シャント回路を制御する。
本構成によれば、検出手段は、検査電圧として適切な電圧で検出することができる。
第4の発明は、第1の発明の画像形成装置において、画像形成ユニットは紙粉クリーナおよび現像手段を含み、前記第1電圧生成回路は、前記紙粉クリーナに印加する紙粉クリーナ電圧を生成する紙粉クリーナ電圧生成回路であり、前記第2電圧生成回路は、前記現像手段に印加する現像バイアスを生成する現像バイアス生成回路であり、前記装着部には、前記第1電圧印加ラインから前記第2電圧印加ラインに向けて電流が流れるようにダイオードが設けられた前記検査用治具が装着され、前記検出手段は、前記第1電圧印加ラインから前記ダイオードを介して前記第2電圧印加ラインに印加される電圧を検出する。
本構成によれば、画像形成ユニットが紙粉クリーナを有する構成において、紙粉クリーナ電圧が正常に印加されかどうかを好適に判断できる。
第5の発明は、第4の発明の画像形成装置において、前記画像形成ユニットはドラムクリーナを含み、前記複数の電圧生成回路は、前記ドラムクリーナに印加するドラムクリーナ電圧を生成するドラムクリーナ電圧生成回路を含み、前記制御手段は、前記紙粉クリーナ電圧生成回路とともに前記ドラムクリーナ電圧生成回路を動作させる。
本構成によれば、紙粉クリーナ電圧生成回路とドラムクリーナ電圧生成回路とが直列接続される場合、ドラムクリーナ電圧生成回路の整流ダイオードのカソード側の電位を安定させ好適に紙粉クリーナ電圧印加ラインを検査できる。
第6の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記画像形成ユニットは、ブラック画像形成ユニットとカラー画像形成ユニットとを含み、前記ブラック画像形成ユニットは、ドラムクリーナ、紙粉クリーナ、現像手段、前記ドラムクリーナにドラムクリーナ電圧を印加するための第1ドラムクリーナ端子、前記紙粉クリーナに紙粉クリーナ電圧を印加するための紙粉クリーナ端子、および前記現像手段に現像バイアスを印加するための第1現像バイアス端子を有し、前記カラー画像形成ユニットは、ドラムクリーナ、現像手段、前記ドラムクリーナにドラムクリーナ電圧を印加するための第2ドラムクリーナ端子、および前記現像手段に現像バイアスを印加するための第2現像バイアス端子を有し、前記検査用治具として、前記ブラック画像形成ユニットに対応する第1検査用治具と前記カラー画像形成ユニットに対応する第2検査用治具とが使用され、第1検査用治具として、前記紙粉クリーナ端子と前記第1現像バイアス端子とに対応する間に直列接続された第1ダイオードと第1抵抗とを有し、前記第1ドラムクリーナ端子と前記第1現像バイアス端子とに対応する間に直列接続された第2ダイオードと第2抵抗とを有する検査用治具が使用され、第2検査用治具として、前記第2ドラムクリーナ端子と前記第2現像バイアス端子とに対応する間に前記直列接続された第2ダイオードと第2抵抗とを有する検査用治具が使用される。
本構成によれば、検査電圧が第1検査用治具の第1端子と第2端子との間に印加されて、過負荷状態になり過ぎて、第1電圧生成回路等の回路が破壊されるのを抑制できる。また、1つの検査用治具を使用して対応する画像形成ユニットの端子を検査する際に、他の検査用治具を介して検査電流が流れるのを防止できる。
第7の発明は、第1〜第6のいずれかの発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1電圧生成回路によってプラス電圧およびマイナス電圧の検査電圧を生成し、前記第2電圧生成回路がプラス電圧またはマイナス電圧を生成する回路である場合、前記第1電圧生成回路の動作よりも先に前記第2電圧生成回路を動作させる。
本構成によれば、例えば、ドラムクリーナ電圧生成回路(第1電圧生成回路)によってマイナス電圧およびプラス電圧の検査電圧を生成する場合に、プラス電圧(あるいはマイナス電圧)を生成する帯電電圧生成回路(第2電圧生成回路)内の電気部品を保護することができる。
第8の発明は、第1〜第7のいずれかの発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記第1電圧生成回路によって前記検査電圧を生成させる際に、前記第2電圧生成回路の動作を停止させる。
本構成によれば、検出手段による検出電圧を安定させ、電圧印加が正常になされるか否かをより正確に判断できる。
第9の発明は、画像を形成する画像形成ユニットが着脱自在に装着されると共に、前記画像形成ユニットに換えて検査用治具を装着可能な装着部と、各々が所定電圧を生成する複数の電圧生成回路を有し、各所定電圧を、対応する電圧印加ラインを介して、前記装着部に装着された前記画像形成ユニットに印加する電圧印加手段とを備えた画像形成装置において、各電圧印加ラインを介した前記画像形成ユニットへの電圧印加が正常になされるかどうかを検査する方法であって、前記検査用治具を前記装着部に装着する工程と、前記複数の電圧生成回路のうちの第1電圧生成回路によって検査電圧を生成する工程と、前記第1電圧生成回路と異なる第2電圧生成回路を、前記第1電圧生成回路の負荷として使用する工程と、前記検査電圧を、前記第1電圧生成回路に対応する第1電圧印加ライン、前記検査用治具、および前記第2電圧生成回路に対応する第2電圧印加ラインを介して、前記第2電圧生成回路に印加する工程と、前記検査電圧を検出する工程と、前記検出する工程によって検出された検出電圧が所定の電圧範囲にあるかどうかを判定する工程と、前記検出電圧が前記所定の電圧範囲にあると判定された場合、前記第1電圧印加ラインおよび前記第2電圧印加ラインを介した前記画像形成ユニットへの各所定電圧の印加が正常になされると判断する工程とを含む。
本構成によれば、第1の発明と同様の効果を有する。
本発明の画像形成装置によれば、複数の電圧印加ラインから画像形成ユニットへの電圧印加が正常になされるか否かを効率的に判断することができる。
<実施形態>
本発明の一実施形態を、図1〜図12を参照しつつ説明する。
1.プリンタの全体構成
図1は、本実施形態のプリンタ10(画像形成装置の一例)の概略構成を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における左側をプリンタ1の前方とする。また、プリンタ10は4色(ブラックK、イエローY、マゼンタM、シアンC)の着色剤でカラー画像を形成するLEDカラープリンタであり、以下、各構成部品を色ごとに区別する場合には、その構成部品の符号末尾に各色を意味するK(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)を付すものとする。さらに、プリンタ10はLEDカラープリンタに限られず、例えば、レーザカラープリンタ、あるいはファクシミリ装置や、プリンタ機能および読み取り機能(スキャナ機能)等を備えた、いわゆる複合機であってもよい。
プリンタ10は、本体ケーシング3を備えており、この本体ケーシング3の底部には、被記録媒体である用紙5が積載される供給トレイ7が設けられている。この本体ケーシング3の上面にはアッパーカバー3Aが後端部を中心に開閉可能に設けられている。
供給トレイ7の前端上方には給紙ローラ9が設けられており、この給紙ローラ9の回転に伴って供給トレイ7内に積載された最上位の用紙5がレジストレーションローラ11へ送り出される。レジストレーションローラ11は、用紙5の斜行補正等を行った後、その用紙5を画像形成部13のベルトユニット15上へ搬送する。
画像形成部13は、ベルトユニット15、露光部17、プロセス部19、定着部21等を備えている。
ベルトユニット15は、前後一対のベルト支持ローラ23およびベルト25を含む。後側のベルト支持ローラ23が回転駆動されることにより、ベルト25が紙面時計周りに循環移動し、ベルト25上面の用紙5が後方へ搬送される。また、ベルト25の内側には、後述するプロセス部19の各感光体ドラム27とベルト25を挟んで対向する位置にそれぞれ転写ローラ29が設けられている。
露光部17は、各色に対応した4つのLEDユニット17を備える。各LEDユニット17は、その下端部にLEDヘッド18を有し、その上端部が所定の手段(図示せず)によってアッパーカバー3A下面に支持されている。LEDヘッド18は、LEDからなる複数の発光部が左右方向に配列されたものである。形成すべき画像データに基づいて各発光部は発光制御され、これにより各発光部から出射された光が感光体ドラム27の表面に照射され、その表面が露光される。
プロセス部19は、上記4色に対応した複数(本実施形態では4個)のプロセスカートリッジ(本発明における「画像形成ユニット」に相当する)33と、各プロセスカートリッジ33が装着される装着フレーム31とを備える。プロセスカートリッジ33は、モノクロカートリッジ(本発明における「ブラック画像形成ユニット」に相当する)33Kと、カラーカートリッジ(本発明における「カラー画像形成ユニット」に相当する)33Y,33M,33Cとを含む。
モノクロカートリッジ33Kは、カートリッジフレーム32の下部に、表面が正帯電性の感光層によって覆われ、高抵抗体である感光体ドラム27、スコロトロン型帯電器(帯電手段の一例)37、ドラムクリーニングローラ(「ドラムクリーナ」に相当)34及びドラムクリーニングシャフト(「紙粉クリーナ」に相当)35を備え、カートリッジフレーム32の上側に現像カートリッジ40Kを備えている。
ドラムクリーニングローラ(以下、単に「クリーニングローラ」)34には、高電圧であるローラ電圧DCLNAが印加され、ローラ電圧DCLNAの印加によって感光体ドラム27上に残留したトナーを回収する。なお、ローラ電圧DCLNAは、正電圧であるローラ電圧DCLNA(+)と負電圧であるローラ電圧DCLNA(−)とを含む。
また、ドラムクリーニングシャフト(以下、単に「クリーニングシャフト」)35は導電性の金属からなり、ローラ電圧DCLNAより高い電圧であるシャフト電圧CLNBの印加によって、クリーニングローラ34上の紙粉を除去する。すなわち、クリーニングシャフト35は、シャフト電圧CLNBを利用して本体ケーシング(筐体)3内部に混入した紙粉を除去する。
通常、トナーは正極性に帯電し、紙粉は負極性に帯電するため、帯電の極性の相違を利用して、トナーおよび紙粉が感光体ドラム27上から個別に除去される。印字中に負電圧、例えば−400Vのローラ電圧DCLNA(−)をクリーニングローラ34に印加してトナーのみを感光体ドラム27上からクリーニングローラ34上に回収する。そして、印字中に、正電圧、例えば600Vのローラ電圧DCLNA(+)をクリーニングローラ34に印加し、700Vのシャフト電圧DCLNBをクリーニングシャフト35に印加する。このとき、紙粉はクリーニングローラ34を介してクリーニングシャフト35に回収される。トナーは感光体ドラム27上に吐き出され、その後、ベルト25表面に付着させ、クリーニング装置28によって回収される。
また、モノクロカートリッジ33Kは、帯電電圧CHGを受け取るCHG端子、グリッド電圧GRIDを受け取るGRID端子、現像バイアスDEVを受け取るDEV端子、ローラ電圧DCLNA(+)、DCLNA(−)を受け取るDCLNA端子、およびシャフト電圧DCLNBを受け取るDCLNB端子を有する(図2参照)。
一方、各カラーカートリッジ33Y,33M,33Cは、カートリッジフレーム32の下部に、同じく感光体ドラム27、グリッド37aを有するスコロトロン型帯電器37およびクリーニングローラ34を備え、カートリッジフレーム32の上側に各現像カートリッジ40Y,40M,40Cを備えている。なお、各カラーカートリッジ33Y,33M,33Cは、クリーニングシャフト35を備えていない。
また、各カラーカートリッジ33Y,33M,33Cは、それぞれ、CHG端子、GRID端子、DEV端子、およびDCLNA端子を有する(図2参照)。
各プロセスカートリッジ33のカートリッジフレーム32に対して、各現像カートリッジ40が着脱可能に装着されている。そして、アッパーカバー3Aを開放することにより現像カートリッジ40あるいはプロセスカートリッジ33が交換されたり、プロセスカートリッジ33を取り出した状態で紙詰まり除去処理(ジャム処理)がされたりする。
各現像カートリッジ40は、箱状のケーシングの内側上部に、現像剤(着色剤)である各色のトナーを収容するトナー収容室42を備え、その下側に供給ローラ41、現像ローラ(現像手段の一例)43等を備えている。
トナー収容室42から放出されたトナーは、供給ローラ41の回転により現像ローラ43に供給され、供給ローラ41と現像ローラ43との間で正に摩擦帯電される。さらに、現像ローラ43上に供給されたトナーは、現像バイアスの印加に伴って十分に帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ43上に担持される。
画像形成時には、感光体ドラム27が回転駆動され、それに伴って感光体ドラム27の表面が帯電器37により一様に正帯電される。そして、その正帯電された部分がLEDヘッド18からの光の高速走査により露光されて、感光体ドラム27の表面に用紙5に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ43の回転により、現像ローラ43上に担持され正帯電されているトナーが、感光体ドラム27に対向して接触するときに、感光体ドラム27の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム27の静電潜像が可視像化され、感光体ドラム27の表面には露光部分にのみトナーが付着したトナー像が担持される。
その後、各感光体ドラム27の表面上に担持されたトナー像は、ベルト25によって搬送される用紙5が、感光体ドラム27と転写ローラ29との間の各転写位置を通る間に、転写ローラ29に印加される負極性の転写電圧によって、用紙5に順次転写される。こうしてトナー像が転写された用紙5は、次いで定着部21に搬送される。
定着部21は、熱源を有する加熱ローラ49と、用紙5を加熱ローラ49側へ押圧する加圧ローラ51とを備えており、用紙5上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、定着部21により熱定着された用紙5は、上方へ搬送され、本体ケーシング3の上面に設けられた排出トレイ53上に排出される。
さらに、ケーシング3内には制御部50が設けられている。制御部50はプリンタ10の動作全般の制御を行う。
また、各プロセスカートリッジ33が装着される装着フレーム31には、各プロセスカートリッジ33に対応してカートリッジ装着部(本発明における「装着部」に相当する)(31K、31Y、31M、31C)がそれぞれ設けられている。カートリッジ装着部31Kの内側には、モノクロカートリッジ33Kの各端子に当接する位置に、各電圧を印加するための電極(図示せず)が設けられている。同様に、各カートリッジ装着部(31Y、31M、31C)の内側には、各カラーカートリッジ33Y,33M,33Cの各端子に当接する位置に、各電圧を印加するための電極(図示せず)が設けられている。
なお、高電圧印加の検査時には、カートリッジ装着部31Kには検査用治具100K(図3参照)が装着され、カートリッジ装着部(31Y、31M、31C)には検査用治具100(Y、M、C)(図4参照)がそれぞれ装着される。検査用治具100Kは、CHG端子、GRID端子、DEV端子、DCLNA端子およびDCLNB端子を、モノクロカートリッジ33Kと同一位置に有する。また、検査用治具100(Y、M、C)は、CHG端子、GRID端子、DEV端子、およびDCLNA端子を、各カラーカートリッジ33Y,33M,33Cと同一位置にそれぞれ有する。
図1に示されるように、モノクロカートリッジ33Kは、画像形成用紙5の画像形成に係る流れの最上流に配置され、各カラーカートリッジ33Y、33M、33Cはモノクロカートリッジ33Kより下流側(図1に示す後方側)に配置される。この構成により、上流側に紙粉除去の構成であるクリーニングシャフト35を設けて上流側で紙粉を除去し、下流側はコスト低減などのためにその構成を省略することによって、紙粉除去対策が好適になされる。
2.高圧制御装置の構成
次に、図2を参照して高圧制御装置について説明する。高圧制御回路60は、制御部50の制御基板(図示せず)上に設けられ、転写ローラ29、クリーニングローラ34、クリーニングシャフト35、帯電器37、および現像ローラ43等、プリンタ10に備えられた各電気的負荷にそれぞれ印加する複数の高電圧を生成する。図2には、複数の高電圧のうち、帯電器37に印加する帯電電圧CHGおよびグリッド電圧GRID、現像ローラ43に印加する現像バイアスDEV、クリーニングローラ34に印加するローラ電圧DCLNA(+)、DCLNA(−)、およびクリーニングシャフト35に印加するシャフト電圧DCLNBを生成する回路のみが示されている。
高圧制御回路60は、大きくはCPU(「制御手段」および「判断手段」の一例)61および電圧印加部(「電圧印加手段」の一例)70を含む。CPU61は、ROM62に格納された所定の処理プログラムにしたがって、上記各高電圧を生成する各高電圧生成回路を制御する。
電圧印加部70は、駆動回路81〜84と、帯電電圧CHG、グリッド電圧GRIDおよび現像バイアスDEVを生成するCHG・GRID・DEV回路71と、ローラ電圧DCLNA(+)、DCLNA(−)およびシャフト電圧DCLNBを生成するDCLN回路72とを含む。
CHG・GRID・DEV回路71は各カートリッジ(33K、33Y、33M、33C)に対応して設けられ、DCLN回路72は各カートリッジ33に共通に設けられる。なお、各カートリッジ(33K、33Y、33M、33C)に対するCHG・GRID・DEV回路71の構成は同一であるため、図2には、モノクロカートリッジ33Kに対応するCHG・GRID・DEV回路71(K)の構成のみが示される。
各CHG・GRID・DEV回路71は、帯電電圧CHGを生成するための帯電電圧生成回路71A、グリッド電圧GRIDを生成するための抵抗R3(例えば、3MΩ)、現像バイアスDEVを生成するためのシャント回路95、および抵抗R7からなるFB(フィードバック)回路(「検出手段」の一例)91を含む。FB回路91は、検出信号をCPU61のA/D1ポートに供給する。
帯電電圧生成回路71Aは、トランスT1、ダイオードD1、抵抗R1およびコンデンサC1を含む。ここでは、駆動回路81は、CPU61のPWM1ポートからのPWM(パルス幅変調)信号にしたがってトランスT1の一次側を駆動し、それによってトランスT2の二次側に所定の高電圧が生成される。
シャント回路95は、抵抗R2〜R6およびトランジスタTr1によって構成される。CPU61の制御によってトランジスタTr1のエミッタ電圧がD/Aポートからの信号によって可変されることによって、現像バイアスDEVが可変される。
一方、DCLN回路72は、シャフト電圧DCLNBを生成するシャフト電圧生成回路72A、ローラ電圧DCLNAを生成するローラ電圧生成回路(72B、72C)、および抵抗R11からなるFB(フィードバック)回路(「検出手段」の一例)92を含む。なお、ローラ電圧生成回路72B、72C)は、詳しくは、ローラ電圧DCLNA(+)を生成するローラ正電圧生成回路72Bと、ローラ電圧DCLNA(−)を生成するローラ負電圧生成回路72Cとを含む。FB回路92は、検出信号をCPU61のA/D2ポートに供給する。
各電圧生成回路(72A〜72C)は、それぞれトランスT(T2〜T4)、ダイオードD(D2〜D4)、抵抗R(R8〜R10)およびコンデンサC(C2〜C4)を含む。各電圧生成回路(72A〜72C)は、電圧生成回路71と同様に、それぞれ駆動回路(82〜84)によって駆動されて、トランスTの二次側に所定の高電圧を発生する。駆動回路(82〜84)は、CPU61のPWM(2〜4)ポートにそれぞれ接続され、PWM信号によって制御される。
各CHG・GRID・DEV回路71およびDCLN回路72によって生成された各高電圧は、図2に示されるように、対応した電圧印加ラインを介して各カートリッジ(33K、33Y、33M、33C)の対応する端子に印加される。具体的には、モノクロカートリッジ33Kには、電圧印加ラインLK1〜LK5を介して、それぞれ帯電電圧CHG、グリッド電圧GRID、現像バイアスDEV、ローラ電圧DCLNA(+)、DCLNA(−)、およびシャフト電圧DCLNBが対応する端子に印加される。また、カラーカートリッジ33Yには、電圧印加ラインLY1〜LY4を介して、カラーカートリッジ33Mには、電圧印加ラインLM1〜LM4を介して、カラーカートリッジ33Cには、電圧印加ラインLC1〜LC4を介して、それぞれ帯電電圧CHG、グリッド電圧GRID、現像バイアスDEV、およびローラ電圧DCLNA(+)、DCLNA(−)が対応する端子に印加される。
なお、検査時において、カートリッジ装着部31(31K〜31C)に検査用治具100(100K〜100C)が装着された場合は、各CHG・GRID・DEV回路71およびDCLN回路72によって生成された各高電圧は、同様にして、対応した電圧印加ラインを介して各検査用治具100(100K〜100C)の対応する端子に印加される。
3.検査用治具の構成
次に、図3および図4を参照して、高圧制御回路60によって生成された各高電圧が、対応する各電圧印加ラインを介して各カートリッジ(33K、33Y、33M、33C)に正常に印加されるかどうかを検査するために使用される検査用治具について説明する。図3はモノクロカートリッジ33Kに代えて使用される検査用治具100K(第1検査用治具の一例)の回路構成を示し、図4はカラーカートリッジ(33Y、33M、33C)に代えて使用される検査用治具100(Y、M、C)(第2検査用治具の一例)の回路構成を示す。
上記したように、検査用治具100Kはモノクロカートリッジ33Kに対応して、および検査用治具100(Y、M、C)は各カラーカートリッジ(33K、33Y、33M、33C)に対応して、それぞれ電圧印加端子を有する。
さらに、図3に示されるように、検査用治具100Kにおいては、CHG端子とGRID端子の間に等価抵抗R100が接続されている。等価抵抗R100の値は、例えば、30.3MΩである。また、DEV端子とDCLNA端子との間には等価抵抗R101および逆流防止ダイオードD100が直列接続され、DEV端子とDCLNB端子との間には制限抵抗R102および逆流防止ダイオードD101が直列接続されている。
ここで、逆流防止ダイオードD101は、電圧印加ラインLK5から電圧印加ラインLK3に向けて電流が流れる向きに設けられている。また、制限抵抗R102はDCLNB端子に係る検査時の過負荷防止のために設けられる。
また、ここで等価抵抗R101の値は、電圧生成回路71および72が検査用治具100を介して検査電圧を印加する際に過負荷状態とするような値に設定されている。それは、検査用により多くの電流を流し、過負荷状態を作り出すことにより、電圧印加端子の接続状態を確認するためである。等価抵抗R101の値は、例えば、3.3MΩであり、制限抵抗R102の値は、例えば、6.8MΩである。
また、検査用治具100(Y、M、C)においては、図4に示されるように、検査用治具100Kの構成から、DCLNB端子、制限抵抗R102および逆流防止ダイオードD101が省略されている。
4.検査用治具を用いた電圧印加検査
次に、図5〜図12を参照して、検査用治具100(K〜C)を用いた、高圧制御回路60によって生成された各高電圧が、対応する各電圧印加ラインを介して各カートリッジ(33K、33Y、33M、33C)に正常に印加されるかどうかを検査について説明する。なお、以下の説明において、同一の構成に対しては同一符号を付してその説明を省略し、同一の処理に対しては同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
図5は、検査処理の概要を示すフローチャートである。図5のステップS10において、まず、カートリッジ装着部31(31K〜31C)に、検査用治具100(100K〜100C)を装着する。次いで、ステップS100においてモノクロカートリッジ33Kに関連する「高圧K色検査」を行い、ステップS200においてカラーカートリッジ(33Y、33M、33C)に関連する「高圧Y、M、C色検査」を行う。続いて、ステップS300においてシャフト電圧DCLNBに関連する「高圧DCLNB検査」を行い、ステップS400においてローラ電圧DCLNA(−)に関連する「高圧DCLNA(−)検査」を行う。
なお、ステップS100〜ステップS400に係る処理は、ここでは、例えば、ROM62に格納された各処理プログラムにしたがって、CPU61によって実行される。また、ステップS100〜ステップS400の処理順序は、任意であり、図5に示された順序に限られない。以下、ステップS100〜ステップS400に係る処理を詳述する。
4−1.高圧K色検査
まず、ステップS100の「高圧K色検査」を、図6および図7を参照して説明する。図6は、「高圧K色検査」における各処理を示すフローチャートであり、図7は、「高圧K色検査」の際の電流の流れを示す説明回路図である。
図6のステップS110において、CPU61は、モノクロカートリッジ33K用のCHG・GRID・DEV回路71(K)によって、グリッド電圧GRID(K)が、例えば700Vとなるように、例えば、7.5kVの帯電電圧CHG(K)を発生させ、帯電電圧CHG(K)を、電圧印加ラインLK1を介して検査用治具100KのCHG端子に印加させる。そしてステップS120において、所定時間、例えば500ms、待機する。次いで、ステップS130において、このとき放電が発生したかどうかを判定する。
この放電は、CHG端子あるいはGRID端子への帯電電圧CHGの印加に不具合が有る場合に、CHG・GRID・DEV回路71(K)のCHG出力とGRID出力との間に発生する。また、この判定は、例えば、通常、グリッド37aに流れるAC電流を検出するために、高圧制御回路60に設けられている放電検知回路(図示せず)によって検出される。
ステップS130において、放電ありと判定された場合は、ステップS135において、CHG(K)端子あるいはGRID(K)端子に係る電圧印加ラインLK1あるいはLK2に関連して電圧印加が正常になされないと判定し、それを、例えば、図1に示す操作パネル4上の表示装置4aに表示する。そして、ステップS190において、全ての高電圧の発生をオフする。
一方、ステップS130において、放電なしと判定された場合は、ステップS140において、CPU61は、シャント回路95を制御して、例えば、500Vの現像バイアスDEV(K)を発生させる。そして、CPU61は、現像バイアスDEV(K)を、電圧印加ラインLK3、検査用治具100K、および電圧印加ラインLK4を介して、DCLN回路72の電圧生成回路(72Bおよび72C)に印加する。このときに流れる電流は、図7において矢印によって示される。
このように、本実施形態においては、高電圧印加の検査の際に、CPU61は、複数の電圧生成回路のうちの帯電電圧生成回路71Aによって検査電圧である現像バイアスDEV(K)を生成させ、帯電電圧生成回路71Aと異なる電圧生成回路(72Bおよび72C)を帯電電圧生成回路71Aの負荷として、現像バイアスDEV(K)を電圧生成回路(72Bおよび72C)に印加する。また、FB回路91(検出手段)による検出電圧を安定させ、電圧印加が正常になされるか否かをより正確に判断するために、検査時に電圧生成回路(72Bおよび72C)の動作は停止される。
そして、ステップS150において、所定時間、例えば300ms、待機する。次いで、ステップS160において、FB回路91によって検出される検出電圧DEV(K)−FBが所定値Aより小さいかどうかを判定する。電圧DEV(K)−FBが所定値Aより小さいと判定された場合には、ステップS165において、DEV(K)端子あるいはDCLNA(K)端子に係る電圧印加ラインLK3あるいはLK4に関連して電圧印加が正常になされないと判定し、それを、例えば、同様に操作パネル4上の表示装置4aに表示する。そして、ステップS190において、全ての高電圧の発生をオフする。
なお、ここで、電圧印加ラインLK3あるいはLK4に関連して電圧印加が正常になされない場合として、電圧印加ラインLK3あるいはLK4の電圧印加ライン自体に不具合がある場合、電圧印加ラインLK3とDEV(K)端子との接続に関連した不具合、あるいは電圧印加ラインLK4とDCLNA(K)端子との接続に関連した不具合がある場合等が含まれる。また、電圧印加ラインとカートリッジ33Kの端子との接続に関連した不具合には、カートリッジ装着部31Kの内側に設けられる電極(図示せず)とカートリッジ33Kの端子との接続における不具合(位置ずれ等)も含まれる。これは、後述する「高圧Y、M、C色検査」等においても同様である。
なお、検査電圧として現像バイアスDEVが検出される場合、FB回路(検出手段)91が検査電圧として適切な電圧によって検出できるために、CPU61は、シャント抵抗を画像形成時よりも大きくするようにシャント回路95を、D/Aポートを介して制御する。
一方、電圧DEV(K)−FBが所定値Aより小さくないと判定された場合には、ステップS170において、検出電圧DEV(K)−FBが所定値Bより大きいかどうかを判定する。ステップS170において、検出電圧DEV(K)−FBが所定値Bより大きいと判定された場合には、ステップS165に移行する。一方、ステップS170において、検出電圧DEV(K)−FBが所定値Bより大きくない、すなわち、検出電圧DEV(K)−FBが所定値A以上で所定値B以下の所定範囲内にあると判定された場合には、ステップS180において、「高圧K色検査」において検査OKとする。すなわち、電圧印加ラインLK1およびLK2介したモノクロカートリッジ33Kへの帯電電圧CHG(K)およびグリッド電圧GRID(K)の印加が正常になされ、また電圧印加ラインLK3およびLK4を介したモノクロカートリッジ33Kへの現像バイアスDEV(K)およびローラ電圧DCLNAの印加が正常になされると判断される。
4−2.高圧Y、M、C色検査
次に、ステップS200の「高圧Y、M、C色検査」を、図8および図9を参照して説明する。図8は、「高圧Y、M、C色検査」における各処理を示すフローチャートであり、図9は、「高圧Y、M、C色検査」の際の電流の流れを示す説明回路図である。なお、「高圧Y、M、C色検査」において、各Y、M、C色に関する高圧検査は同一のため、Y色に関する高圧検査についてのみ説明する。
図8のステップS210において、CPU61は、図6のステップS110と同様に、カラーカートリッジ33Y用のCHG・GRID・DEV回路71(Y)によって、グリッド電圧GRID(Y)が、例えば700Vとなるように、例えば、7.5kVの帯電電圧CHG(Y)を発生させ、帯電電圧CHG(Y)を、電圧印加ラインLY1を介して検査用治具100YのCHG端子に印加させる。そしてステップS220において、所定時間、例えば500ms、待機する。次いで、ステップS230において、このとき放電が発生したかどうかを、図6のステップS130と同様の方法で判定する。
ステップS230において、放電ありと判定された場合は、ステップS235において、CHG(Y)端子あるいはGRID(Y)端子に係る電圧印加ラインLY1あるいはLY2に関連して電圧印加が正常になされないと判定し、それを、例えば、操作パネル4上の表示装置4aに表示する。そして、ステップS190において、全ての高電圧の発生をオフする。
一方、ステップS230において、放電なしと判定された場合は、ステップS240において、CPU61は、CHG・GRID・DEV回路71(Y)のシャント回路95を制御して、例えば、500Vの現像バイアスDEV(Y)を発生させる。そして、CPU61は、現像バイアスDEV(Y)を、電圧印加ラインLY3、検査用治具100Y、および電圧印加ラインLY4を介して、DCLN回路72の電圧生成回路(72Bおよび72C)に印加する。また、このとき、現像バイアスDEV(Y)の印加の影響は、DCLN回路72のシャフト電圧生成回路72Aおよび検査用治具100Kを介して、CHG・GRID・DEV回路71(K)にも及ぶ。このときに流れる電流は、図9において矢印によって示される。
このように、高圧Y色検査においても、高電圧印加の検査の際に、CPU61は、複数の電圧生成回路のうちの電圧生成回路71Bによって検査電圧である現像バイアスDEV(Y)を生成させ、電圧生成回路71Bと異なる電圧生成回路(72A、72Bおよび72C)を電圧生成回路71Bの負荷として、現像バイアスDEV(Y)を電圧生成回路(72A、72Bおよび72C)に印加する。また、検査時に電圧生成回路(72A、72Bおよび72C)の動作は停止される。そして、ステップS250において、所定時間、例えば300ms、待機する。
次いで、ステップS260において、CHG・GRID・DEV回路71(Y)のFB回路91によって検出される検出電圧DEV(Y)−FBが所定値Cより小さいかどうかを判定する。電圧DEV(Y)−FBが所定値Cより小さいと判定された場合には、ステップS265において、DEV(Y)端子あるいはDCLNA(Y)端子に係る電圧印加ラインLY3あるいはLY4に関連して電圧印加が正常になされないと判定し、それを、同様に、操作パネル4上の表示装置4aに表示する。そして、ステップS190において、全ての高電圧の発生をオフする。
一方、ステップS260において、電圧DEV(Y)−FBが所定値Cより小さくないと判定された場合には、ステップS270において、検出電圧DEV(Y)−FBが所定値Dより大きいかどうかを判定する。ステップS270において、検出電圧DEV(Y)−FBが所定値Dより大きいと判定された場合には、ステップS265に移行する。一方、ステップS270において、検出電圧DEV(Y)−FBが所定値Dより大きくない、すなわち、検出電圧DEV(Y)−FBが所定値C以上で所定値D以下の所定範囲内にあると判定された場合には、ステップS180において、高圧Y色検査において検査OKとする。すなわち、電圧印加ラインLY1およびLY2介したカラーカートリッジ33Yへの帯電電圧CHG(Y)およびグリッド電圧GRID(Y)の印加が正常になされ、また電圧印加ラインLY3およびLY4を介したカラーカートリッジ33Yへの現像バイアスDEV(Y)およびローラ電圧DCLNAの印加が正常になされると判断される。
4−3.高圧DCLNB検査
次に、ステップS300の「高圧DCLNB検査」を、図10および図11を参照して説明する。図10は、「高圧DCLNB検査」における各処理を示すフローチャートであり、図11は、「高圧DCLNB検査」の際の電流の流れを示す説明回路図である。
図10のステップS310において、CPU61は、CHG・GRID・DEV回路71(Y)の帯電電圧CHG(Y)をOFF状態とし、現像バイアスDEV(K)を最大値とする。なお、ここで現像バイアスDEV(K)を最大値とするには、例えば、シャント回路95のシャント抵抗をMAXとする。すなわち、シャント抵抗を、CPU61のD/Aポートからの信号によってトランジスタTr1の持っている能力値(数十MΩ)、つまり上限値とする。
そして、ステップS320において、所定時間、例えば300ms、待機する。次いで、ステップS330において、CPU61は、DCLN回路72のシャフト電圧生成回路72Aおよびローラ正電圧生成回路72Bを制御して、それぞれ、例えば300Vのシャフト電圧DCLNBおよび例えば100Vのローラ電圧DCLNA(+)を生成させる。そして、CPU61は、シャフト電圧DCLNBおよびローラ電圧DCLNA(+)を、電圧印加ラインLK5、検査用治具100K、および電圧印加ラインLK3を介して、CHG・GRID・DEV回路71(K)に印加する。このときに流れる電流は、図11において矢印によって示される。
ここで、高圧DCLNB検査において、電圧生成回路72Bを動作させるのは、電圧生成回路72Bの整流ダイオードD3のカソード側の電位を安定させて好適に電圧印加ラインLK5を検査できるようにするためである。
このように、高圧DCLNB検査においても、高電圧印加の検査の際に、CPU61は、複数の電圧生成回路のうちの電圧生成回路72Aおよび72Bによって検査電圧であるシャフト電圧DCLNBおよびローラ電圧DCLNA(+)を生成させ、電圧生成回路72Aおよび72Bと異なる帯電電圧生成回路71Aを電圧生成回路72Aおよび72Bの負荷として、シャフト電圧DCLNBおよびローラ電圧DCLNA(+)を帯電電圧生成回路71Aに印加する。そして、ステップS340において、所定時間、例えば300ms、待機する。
次いで、ステップS350において、CHG・GRID・DEV回路71(K)のFB回路91によって検出される検出電圧DEV(K)−FBが所定値Eより小さいかどうかを判定する。電圧DEV(K)−FBが所定値Eより小さいと判定された場合には、ステップS355において、DCLNB端子に係る電圧印加ラインLK5に関連して電圧印加が正常になされないと判定し、それを、例えば、操作パネル4上の表示装置4aに表示する。そして、ステップS190において、全ての高電圧の発生をオフする。
一方、ステップS350において、電圧DEV(K)−FBが所定値Eより小さくないと判定された場合には、ステップS360において、検出電圧DEV(K)−FBが所定値Fより大きいかどうかを判定する。ステップS360において、検出電圧DEV(K)−FBが所定値Fより大きいと判定された場合には、ステップS355に移行する。一方、ステップS360において、検出電圧DEV(K)−FBが所定値Fより大きくない、すなわち、検出電圧DEV(K)−FBが所定値E以上で所定値F以下の所定範囲内にあると判定された場合には、ステップS370において、高圧DCLNB検査において検査OKとする。すなわち、電圧印加ラインを介したカラーカートリッジ33Kへのシャフト電圧DCLNBの印加が正常になされると判断される。
4−4.高圧DCLNA(−)検査
最後に、ステップS400の「高圧DCLNA(−)検査」を、図12を参照して説明する。図12は、「高圧DCLNA(−)検査」における各処理を示すフローチャートである。
図12のステップS410において、CPU61は、電圧生成回路72Cによって負のローラ電圧DCLNA(−)を発生させる前に、まずCHG・GRID・DEV回路71(K)およびそのシャント回路95を制御して、例えば、300Vの現像バイアスDEV(K)を発生させ、DCLN回路72側に印加する。ここで、ローラ電圧DCLNA(−)を発生させる前に現像バイアスDEV(K)を発生させるのは、プラス電圧を生成するCHG・GRID・DEV回路71(K)側に負電圧が印加されるのを回避して、内の電気部品、例えば、シャント回路95のトランジスタTrを保護するためである。
なお、CHG・GRID・DEV回路71(K)がマイナス電圧を生成する場合には、ローラ電圧DCLNA(+)を発生させる前に現像バイアスDEV(K)を発生させるようにすればよい。
次いで、ステップS420において、CPU61は、電圧生成回路72Cを制御して、例えば、−200Vのローラ電圧DCLNA(−)を発生させ、CHG・GRID・DEV回路71(K)側に印加する。そして、ステップS430において、所定時間、例えば300ms、待機する。
次いで、ステップS440において、DCLN回路72のFB回路92によって検出される検出電圧DCLNA−FBが所定値Gより小さいかどうかを判定する。検出電圧DCLNA−FBが所定値Gより小さいと判定された場合には、ステップS445において、ローラ電圧DCLNA(−)の発生回路である電圧生成回路72の動作が正常になされないと判定し、それを、例えば、操作パネル4上の表示装置4aに表示する。そして、ステップS190において、全ての高電圧の発生をオフする。
一方、ステップS440において、検出電圧DCLNA−FBが所定値Gより小さくないと判定された場合には、ステップS450において、検出電圧DCLNA−FBが所定値Hより大きいかどうかを判定する。ステップS450において、検出電圧DCLNA−FBが所定値Hより大きいと判定された場合には、ステップS445に移行する。一方、ステップS440において、検出電圧DCLNA−FBが所定値Hより大きくない、すなわち、検出電圧DCLNA−FBが所定値G以上で所定値H以下の所定範囲内にあると判定された場合には、ステップS460において、「高圧DCLNA(−)」において検査OKとする。すなわち、ローラ電圧DCLNA(−)を発生する電圧生成回路72の動作が正常である判断される。
5.実施形態の効果
一回の検査電圧の印加によって二本の電圧印加ライン(二箇所の接続端子)に関する検査を行うことができる。そのため、複数の個別のカートリッジ(33K、33Y、33M、33C)が使用される場合であっても、複数の電圧印加ラインから各カートリッジへの電圧印加が正常になされるか否かの判断を迅速に効率的に行うことができる。その際、検査電圧が印加される電圧生成回路を負荷として利用するため、判断精度の向上を図ることができる
検査電圧を印加する際に、検査電圧を生成する電圧生成回路を過負荷状態として動作させる。すなわち、検査時には、電圧生成回路の負荷抵抗を画像形成時と比べて小さくする。そのため、過負荷状態を作り出すことにより、電圧印加端子の接続状態を確認することができる。
検査時、検査電圧として現像バイアスDEVを検出する場合、シャント抵抗を画像形成時よりも大きくするようにシャント回路95が制御される。そのため、FB回路(検出手段)91は、検査電圧として適切な電圧で検出することができる。
カートリッジが紙粉クリーナ(クリーニングシャフト)35を有する構成において、クリーニングシャフト35に印加するシャフト電圧DCLNBが正常に印加されるかどうかを好適に判断できる。
ローラ電圧DCLNA(−)の検査を行う際に、ローラ電圧DCLNA(−)を発生させる前に現像バイアスDEV(K)を発生させる。そのため、プラス電圧を生成するCHG・GRID・DEV回路71(K)内の電気部品、例えば、シャント回路95のトランジスタTrの逆バイアスを防止してトランジスタTrを保護することができる。
検査時に負荷側の電圧生成回路の動作は停止される。そのため、FB回路91(検出手段)による検出電圧を安定させ、電圧印加が正常になされるか否かをより正確に判断できる。
高圧DCLNB検査において、DCLN回路72のシャフト電圧生成回路(紙粉クリーナ電圧生成回路)72Aおよびローラ正電圧生成回路(ドラムクリーナ電圧生成回路)72Bが動作される。そのため、電圧生成回路72Bの整流ダイオードD3のカソード側の電位を安定させ好適に紙粉クリーナ電圧印加ラインLK5を検査できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、検査時に負荷側の電圧生成回路の動作は停止される例を示したが、これに限定されず、検査時に負荷側の電圧生成回路を動作させるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るプリンタの内部構成を表す概略断面図 高圧制御部および電圧印加ラインを示す概略的な回路ブロック図 モノクロカートリッジに対応する検査用治具の構成を示す回路図 カラーカートリッジに対応する検査用治具の構成を示す回路図 検査処理の概要を示すフローチャート 高圧K色検査における各処理を示すフローチャート 高圧K色検査における電流の流れを示す説明図 高圧Y、M、C色検査における各処理を示すフローチャート 高圧Y、M、C色検査における電流の流れを示す説明図 高圧DCLNB検査における各処理を示すフローチャート 高圧DCLNB検査における電流の流れを示す説明図 高圧DCLNA(−)検査における各処理を示すフローチャート
符号の説明
10…LEDカラープリンタ(画像形成装置)
31K…モノクロカートリッジ装着部(装着部)
31Y、31M、31C…カラーカートリッジ装着部(装着部)
33K…モノクロカートリッジ(画像形成ユニット)
33Y、33M、33C…カラーカートリッジ(画像形成ユニット)
34…クリーニングローラ(ドラムクリーナ)
35…クリーニングシャフト(紙粉クリーナ)
37…帯電器(帯電手段)
37a…グリッド(帯電手段)
43…現像ローラ(現像手段)
61…CPU(制御手段、判断手段)
70…電圧印加部(電圧印加手段)
71A、71B、71C、71D…帯電電圧生成回路
72A…シャフト電圧生成回路(紙粉クリーナ電圧生成回路)
72B…ローラ正電圧生成回路(ドラムクリーナ電圧生成回路)
72C…ローラ負電圧生成回路(ドラムクリーナ電圧生成回路)
91、92…FB回路(検出手段)
95…シャント回路
100K…検査用治具(第1検査用治具)
100M、100Y、100C…検査用治具(第2検査用治具)

Claims (9)

  1. 画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットが着脱自在に装着されると共に、前記画像形成ユニットに換えて検査用治具を装着可能な装着部と、
    各々が所定電圧を生成する複数の電圧生成回路を有し、各所定電圧を、対応する電圧印加ラインを介して、前記装着部に装着された前記画像形成ユニットに印加する電圧印加手段と、
    前記電圧印加手段の動作を制御する制御手段であって、前記複数の電圧生成回路のうちの所定の電圧生成回路である第1電圧生成回路によって検査電圧を生成させ、前記複数の電圧生成回路のうちの、前記第1電圧生成回路と異なる第2電圧生成回路を前記第1電圧生成回路の負荷として、前記第1電圧生成回路に対応する第1電圧印加ライン、前記装着部に装着された前記検査用治具、および前記第2電圧生成回路に対応する第2電圧印加ラインを介して、前記第1電圧生成回路によって前記検査電圧を前記第2電圧生成回路に対して印加させる制御手段と、
    前記検査電圧を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された検出電圧が所定の電圧範囲にあるかどうかを判定し、前記検出電圧が前記所定の電圧範囲にあると判定した場合、前記第1電圧印加ラインおよび前記第2電圧印加ラインを介した前記画像形成ユニットへの各所定電圧の印加が正常になされると判断する判断手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記検出手段が前記第1電圧生成回路に設けられ、
    前記制御手段は、検査用治具が前記装着部に装着されることによって、第1電圧生成回路を過負荷状態として動作させる、画像形成装置
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成ユニットは帯電手段および現像手段を含み、
    前記電圧印加手段は、前記帯電手段に印加する帯電電圧を生成する帯電電圧生成回路を含み
    前記第1電圧生成回路は、前記現像手段に印加する現像バイアスを前記帯電電圧から生成するシャント回路であり
    前記制御手段は、前記検出手段が前記検査電圧として前記現像バイアスを検出する場合、シャント抵抗を画像形成時よりも大きくするように前記シャント回路を制御する、画像形成装置
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    画像形成ユニットは紙粉クリーナおよび現像手段を含み、
    前記第1電圧生成回路は、前記紙粉クリーナに印加する紙粉クリーナ電圧を生成する紙粉クリーナ電圧生成回路であり、
    前記第2電圧生成回路は、前記現像手段に印加する現像バイアスを生成する現像バイアス生成回路であり、
    前記装着部には、前記第1電圧印加ラインから前記第2電圧印加ラインに向けて電流が流れるようにダイオードが設けられた前記検査用治具が装着され、
    前記検出手段は、前記第1電圧印加ラインから前記ダイオードを介して前記第2電圧印加ラインに印加される電圧を検出する、画像形成装置
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成ユニットはドラムクリーナを含み、
    前記複数の電圧生成回路は、前記ドラムクリーナに印加するドラムクリーナ電圧を生成するドラムクリーナ電圧生成回路を含み、
    前記制御手段は、前記紙粉クリーナ電圧生成回路とともに前記ドラムクリーナ電圧生成回路を動作させる、画像形成装置
  6. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成ユニットは、ブラック画像形成ユニットとカラー画像形成ユニットとを含み、
    前記ブラック画像形成ユニットは、ドラムクリーナ、紙粉クリーナ、現像手段、前記ドラムクリーナにドラムクリーナ電圧を印加するための第1ドラムクリーナ端子、前記紙粉クリーナに紙粉クリーナ電圧を印加するための紙粉クリーナ端子、および前記現像手段に現像バイアスを印加するための第1現像バイアス端子を有し、
    前記カラー画像形成ユニットは、ドラムクリーナ、現像手段、前記ドラムクリーナにドラムクリーナ電圧を印加するための第2ドラムクリーナ端子、および前記現像手段に現像バイアスを印加するための第2現像バイアス端子を有し、
    前記検査用治具として、前記ブラック画像形成ユニットに対応する第1検査用治具と前記カラー画像形成ユニットに対応する第2検査用治具とが使用され、
    第1検査用治具として、前記紙粉クリーナ端子と前記第1現像バイアス端子とに対応する間に直列接続された第1ダイオードと第1抵抗とを有し、前記第1ドラムクリーナ端子と前記第1現像バイアス端子とに対応する間に直列接続された第2ダイオードと第2抵抗とを有する検査用治具が使用され、
    第2検査用治具として、前記第2ドラムクリーナ端子と前記第2現像バイアス端子とに対応する間に前記直列接続された第2ダイオードと第2抵抗とを有する検査用治具が使用される、画像形成装置
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1電圧生成回路によってプラス電圧およびマイナス電圧の検査電圧を生成し、前記第2電圧生成回路がプラス電圧またはマイナス電圧を生成する回路である場合、前記第1電圧生成回路の動作よりも先に前記第2電圧生成回路を動作させる、画像形成装置
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記第1電圧生成回路によって前記検査電圧を生成させる際に、前記第2電圧生成回路の動作を停止させる、画像形成装置
  9. 画像を形成する画像形成ユニットが着脱自在に装着されると共に、前記画像形成ユニットに換えて検査用治具を装着可能な装着部と、各々が所定電圧を生成する複数の電圧生成回路を有し、各所定電圧を、対応する電圧印加ラインを介して、前記装着部に装着された前記画像形成ユニットに印加する電圧印加手段とを備えた画像形成装置において、各電圧印加ラインを介した前記画像形成ユニットへの電圧印加が正常になされるかどうかを検査する方法であって、
    前記検査用治具を前記装着部に装着する工程と、
    前記複数の電圧生成回路のうちの所定の電圧生成回路である第1電圧生成回路によって検査電圧を生成する工程と、
    前記複数の電圧生成回路のうちの、前記第1電圧生成回路と異なる第2電圧生成回路を前記第1電圧生成回路の負荷として、前記検査電圧を、前記第1電圧生成回路に対応する第1電圧印加ライン、前記装着部に装着された前記検査用治具、および前記第2電圧生成回路に対応する第2電圧印加ラインを介して、前記第2電圧生成回路に印加する工程と、
    前記検査電圧を検出する工程と、
    前記検出する工程によって検出された検出電圧が所定の電圧範囲にあるかどうかを判定する工程と、
    前記検出電圧が前記所定の電圧範囲にあると判定された場合、前記第1電圧印加ラインおよび前記第2電圧印加ラインを介した前記画像形成ユニットへの各所定電圧の印加が正常になされると判断する工程と、
    を含む、画像形成装置の検査方法。
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