JP4998459B2 - 通信回線切替方法及びその装置 - Google Patents

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Description

この発明は、通信回線切替方法及びその装置に関し、詳しくは通信端末装置から送信先への通信回線を複数の通信網のうちのいずれかの通信網を経由して形成する際の最適な通信回線を選択して切り替えるのに好適な通信回線切替方法及びその装置に関する。
近年、異なる通信システムを融合させて各通信システムの特徴を生かしつつ、それら通信システムの活用を計る試みが為されている。
例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics)802.11に代表される無線LAN(Local Area Network)と第3世代携帯電話システム(3Gシステム、3G:3rd Generation)とを融合させて携帯端末装置を使用可能にするシステム構成にその例(以下、公知例という)がある。
その中でも、FMC(Fixed Moblie Convergence)は、移動電話と固定電話との融合を図る取り組みとして注目されている。
また、特許文献1には、複数の無線通信システムが提供する無線ベアラと接続可能な無線通信装置が開示されている。
この無線通信装置は、無線ベアラ情報取得手段により取得された無線ベアラ種別情報、すなわち、無線ベアラの通信料金、データ伝送速度、データ容量等のいずれを優先するかを示す情報と、記憶手段に記憶された無線ベアラ優先度基準情報、すなわち、無線ベアラの通信料金、データ伝送速度、データ容量等とに基づいて、無線ベアラ切替手段が適切な無線通信システムの無線ベアラを選択してその切り替えを行う装置である。
また、特許文献2には、複数の通信システムのうちの使用している無線通信システムから他の切り替え可能な通信システムへの切り替えを行える端末装置が開示されている。
この端末装置は、第1のスループット導出手段により導出された使用中の通信システムのスループット対応の第1の値と、第2のスループット導出手段により導出された切り替え先の通信システムのスループット対応の第2の値とがしきい値決定手段に与えられ、しきい値決定手段において第1の値と第2の値に基づいて伝送路品質に関するしきい値が決定され、しきい値決定手段で決定されたしきい値と伝送路品質導出手段で導出された伝送路品質の値とに基づいて使用中の通信システムから切り替え先の通信システムへの切り替えを行う装置である。
特開2004−080707号公報 特開2004−357213号公報
前記公知例のシステムは、無線LANシステムと3Gシステムとを含んで構成されるが、これら両システム間には無線特性を始め、種種の相違点が存在する。
これらの相違点をどのように克服して実際のアプリケーションをそのシステムの中で融合させ、それぞれが固有に備えている特性を統合されるシステムの中で生かして行けるかが大きな課題となっている。
特許文献1に開示される無線通信装置でも、また、特許文献2に開示される端末装置でも、それぞれの特許文献で対象としている固有の技術的課題の解決は図れているが、上述の課題にはそのほかにもあり、上記各特許文献ではその課題に対する解決策は示唆されていない。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、通信端末装置から送信先への通信回線を複数の通信網のうちのいずれかの通信網を経由して形成する際にアプリケーション別にアプリケーションの特性を考慮して最適な通信回線を選択して切り替える通信回線切替方法及びその装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、第1態様は、複数の通信網に接続可能な通信端末装置から上記複数の通信網のうちのいずれかの通信網を経由して送信先へ通信回線を形成する際に、形成しようとする上記通信回線について所定の選択処理を行って上記送信先への最適な上記通信回線に切り替える通信回線切替方法に係り、上記送信先へ通信する上記通信端末装置のアプリケーション毎に、上記通信端末装置が接続される上記通信回線及び当該通信回線の通信品質に応じて決まる優先度を記憶手段に記憶し、上記通信端末装置を接続しようとする通信回線の通信品質を監視し、上記送信先へ通信を行う上記通信端末装置によって上記アプリケーション対応の読み出しを上記記憶手段に行い、読み出される上記通信回線及び上記監視で得られる上記通信品質に対応する上記優先度に基づいて上記通信回線を選択することを特徴としている。
第2態様は、複数の通信網に接続可能な通信端末装置から上記複数の通信網のうちのいずれかの通信網を経由して送信先へ通信回線を形成する際に、形成しようとする上記通信回線について所定の選択処理を行って上記送信先への最適な上記通信回線に切り替える通信回線切替装置に係り、上記送信先へ通信する上記通信端末装置のアプリケーション毎に、上記通信端末装置が接続される上記通信回線及び当該通信回線の通信品質に応じて決まる優先度を記憶する記憶手段と、上記通信端末装置を接続しようとする通信回線の通信品質を監視する監視手段と、上記アプリケーション対応の読み出しを上記記憶手段に行う読み出し手段と、該読み出し手段によって読み出される上記通信回線及び上記監視手段から得られる上記通信品質に対応する優先度に基づいて上記通信回線を選択する選択手段を備えることを特徴としている。
第3態様は、複数のアプリケーションを有する通信端末装置が通信するときに、複数の前記アプリケーションで個々に形成する複数の通信回線を切り替えるための、前記通信端末装置の通信回線切替方法であって、複数の前記アプリケーションごとに前記通信回線の通信品質に対応した優先度を登録しておき、形成しようとする複数の前記通信回線ごとに前記通信品質を検出し、通信しようとする前記アプリケーションごとに対応した前記優先度を読み出し、読み出された前記優先度と検出された前記通信品質とに基づいて複数の前記通信回線を切り替えることを特徴としている。
第4態様は、複数のアプリケーションを有する通信端末装置が通信するときに、複数の前記アプリケーションで個々に形成する複数の通信回線を切り替えるための、前記通信端末装置の通信回線切替装置であって、複数の前記アプリケーションごとに前記通信回線の通信品質に対応した優先度を記憶している記憶手段と、形成しようとする複数の前記通信回線ごとに前記通信品質を検出する監視手段と、通信しようとする前記アプリケーションごとに対応した前記優先度を読み出す読み出し手段と、読み出された前記優先度と検出された前記通信品質とに基づいて複数の前記通信回線を切り替える選択手段と、を有することを特徴としている。
この発明によれば、アプリケーション毎に、切り替えられるべき通信回線の無線通信品質(電界強度)に応じて決まる優先度を変えているから、無線通信品質に応じて使用したい通信回線を自動的に選択することができる。その自動選択は、アプリケーションの特性を考慮した最適な通信回線を選択することができ、その選択に使用者が特に意識する必要はない。
また、通信回線間での選択順序に応じて変えることにより、通信回線間での回線切り替えにおいて不用意な切り替えの行き来を防止することができる。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
この発明の実施例1である通信経路選択装置を組み込む通信システムの構成図である。 同通信経路選択装置を内臓する携帯端末装置の電気的構成を示す図である。 同通信経路選択装置の処理手順を示すブロック図である。 同通信経路選択装置で用いるルーティングテーブルを示す図である。 同通信経路選択装置の状態遷移図である。 同通信経路選択装置で行われる通信経路選択の処理シーケンス例を示す図である。
この発明は、送信先へ通信するアプリケーション毎に、通信回線の情報及び通信回線の通信品質に応じて決まる優先度を記憶手段に記憶すること、アプリケーションからの参照要求によって記憶手段を参照すること、通信回線の通信品質を監視すること、監視される通信品質対応の優先度に基づいて切り替えたい通信回線を選択することによって構成される。
図1は、この発明の実施例1である通信回線切替装置を組み込む通信システムの構成図、図2は、同通信回線切替装置を内臓する携帯端末装置の電気的構成を示す図、図3は、同通信回線切替装置の処理手順を示すブロック図、図4は、同通信回線切替装置で用いるルーティングテーブルを示す図、図5は、同通信回線切替装置の状態遷移図、また、図6は、同通信回線切替装置で行われる通信回線の切り替えの処理シーケンス例を示す図である。
この実施例の通信回線切替装置10は、送信先へのアプリケーション(通信アプリケーション)毎に通信回線の通信品質に応じて決まる優先度を記憶すると共に、アプリケーションから送信先への通信要求が発生されるときに監視されている通信回線の通信品質対応の優先度に応じて通信回線を切り替える装置に係り、図1に示すように、無線LANシステム12及び第3世代携帯電話システム(以下、3Gシステム(3G:3rd Generation)ともいう)14のいずれかの無線通信回線(以下、ベアラともいう)16、18を経由して通信先である無線LANシステム12のプロキシサーバ(代理サーバ)20又はPoC(Push−talk over Cellular)サーバ22に接続可能な通信端末装置である携帯端末装置24に構築されている。
無線LANシステム12を構成する無線LANの方式としては、IEEE(Institute of Eiectrical and Electronics Engineers)802.11を使用する。
携帯端末装置24は、無線LANシステム通信機能を搭載しており、アクセスポイント(AP)26を介して無線LANシステム12に接続できる能力を有している。携帯端末装置24は、また、3G通信機能も搭載しており、基地局(BTS(Base Transceiver Station))28を介して3Gシステムに接続できる能力も有している。
ベアラ16は、3Gシステムに設置されたゲートウェイ(GW(Gateway))30を介して3Gシステムに設置されているPoCサーバ22にもアクセスできる。
また、ベアラ18は、ゲートウェイ30を介して無線LANシステム12に設置されているプロキシサーバ20にもアクセスできる。無線LANシステム12に設置されるプロキシサーバ20は、インターネット100に接続可能となっている。
同様に、3Gにもプロキシサーバ32が設置されており、このサーバ32を介してインターネット100に接続可能となっている。
携帯端末装置24は、図2に示すように、3Gシステム系のアンテナ41、3Gシステム無線モジュール42、3Gシステムベースバンドモジュール43及び3Gシステムコントローラ44が端末制御コントローラ45に接続されると共に、無線LANシステム12系のアンテナ46、無線LANシステム無線モジュール47、無線LANシステムベースバンドモジュール48及び無線LANシステムコントローラ49が端末制御コントローラ45に接続され、また、端末制御コントローラ45にメモリ(ROM)51及び記憶手段に相当するメモリ(RAM)52が接続されて主要部が構成されている。
これに加えて、キー53、ディスプレイ(LCD)54、マイク55及びスピーカ56が、端末制御コントローラ45に接続されている。
なお、この端末制御コントローラ45は、いわゆるCPU(Central Processing Unit)からなり、適正なコンピュータプログラムがファームウェアなどとして実装されている。
そして、このコンピュータプログラムに対応して端末制御コントローラ45が各種の処理動作を実行することにより、形成しようとする複数の通信回線ごとに通信品質を検出する監視手段71と、通信しようとするアプリケーション61ごとに対応した優先度を読み出す読み出し手段72と、読み出された優先度と検出された通信品質とに基づいて複数の通信回線を切り替える選択手段73と、が論理的に実現されている。
3Gシステム無線モジュール42は、ベースバンド信号を無線周波数信号へ変換し、増幅して出力する機能、及び無線周波数信号をベースバンド信号に変換する機能等を有し、無線周波数信号の処理全般を行う。
3Gシステムベースバンドモジュール43は、主に変復調処理等、ベースバンド信号の処理全般を行う。また、受信電界レベル、信号対ノイズ比等、無線通信品質の指標となる各種測定等も行う機能を有している。
3Gシステムコントローラ44は、3Gシステム無線モジュール42及び3Gシステムベースバンドモジュール43全般を制御する機能を有している。また、3Gシステムベースバンドモジュール43で測定した受信電界レベル、信号対ノイズ比及び3Gシステムコントローラ44で算出したエラーレート等、各種無線通信品質の指標を端末制御コントローラ45に受け渡す機能も有している。
無線LANシステム無線モジュール47、無線LANシステムベースバンドモジュール48及び無線LANシステムコントローラ49は、それぞれ3Gシステムの対応する要素と同等の機能を有している。
メモリ51は、図3に示す処理手順を実行するソフトウェアが記憶されている。そのソフトウェアが、端末制御コントローラ45によって読み出され、メモリ52を使用しつつ実行されることによって、図3に示す処理手順に従った処理が順次行われる。
図3に示す処理手順のブロック61は、アプリケーションソフトウェアで携帯端末装置24の使用者が直接操作するソフトウェアで行われる処理を示す。
このソフトウェアは、具体的には、ブラウザアプリケーションや、PoCアプリケーションのソフトウェアである。これらのアプリケーションソフトウェアは、アプリケーション独自の通信規約に基づいた信号を用いて対向するWebサーバ、PoCサーバ等にアクセスする。
通信規約としては、具体的には、ブラウザアプリケーションであればHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、PoCアプリケーションであればSIP(Sesssion Initiation Protocol)が主に使用される。
ブロック62は、TCP/IPモジュールの処理を示し、HTTPやSIPの信号がTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を介してやり取りが行われるが、この処理を示すものである。
そして、IP信号は、さらに無線LANシステム12及び3Gシステム14のいずれかのベアラを送受信に用いられることになるが、これらの処理は、ブロック63の3GベアラIF及びブロック64の無線LANベアラIFで行われる。
ブロック63の3GベアラIFは、3Gシステムコントローラ44とのデータ送受信及びその制御を行い、ブロック64の無線LANベアラIFは、無線LANシステムコントローラ49とのデータ送受信及びその制御を行う。
ブロック63の3GベアラIF及びブロック64の無線LANベアラIFは、それぞれ3Gシステム14のベアラ及び無線LANシステム12のベアラの無線通信品質情報である電界強度を監視する機能を有している。
なお、これらの3GベアラIF63と無線LANベアラIF64とが、監視手段71に相当する。また、詳細には後述するが、ルーティング制御ミドル65が、読み出し手段72と選択手段73とに相当する。
ブロック66は、ルーティング制御ミドルで、ブロック63の3GベアラIF及びブロック64の無線LANベアラIFから通知される無線通信品質情報(電界強度)をメモリ52のルーティングテーブル52Mに予め記憶されているポリシルーティングに当て嵌め、各アプリケーションに3Gシステム14及び無線LANシステム12のいずれかのベアラを経由して通信すべきかを通知する。
ルーティングテーブル52Mは、図4に示すように、アプリケーション毎に送信先、ルーティング情報(無線通信回線の接続候補)及びメトリック(優先度)を記憶している。テーブル番号1及び2は、PoCアプリケーションに、テーブル番号3及び4は、ブラウザアプリケーションに割り当てられている。
例えば、テーブル番号1は、3Gベアラ経由でPoCサーバ22にアクセスする際の優先度が10であることを意味している。また、テーブル番号2は、無線LANベアラ経由でPoCサーバ22にアクセスする際の優先度が無線LANへの無線通信回線の無線通信品質情報によって可変であることを意味している。優先度の値は、数値が小さいほど優先度が高いことを意味する。
次に、図1乃至図6を参照して、この実施例の動作について説明する。
通信が行われていない状態においては、携帯端末装置24は、「非通信状態」にある(図5のS10)。
「非通信状態」において、アプリケーションの処理によって通信要求イベントが発生すると、「通信回線判断」状態に遷移する(図5のS11)。この「通信回線判断」状態において、図3のブロック62の処理が行われて3GベアラIF 63及び無線LANベアラIF 64で監視されている無線通信品質情報をルーティング制御ミドル65で受け取り、ルーティング制御ミドル65は、通信要求イベントを出したアプリケーションの識別情報でルーティングテーブル52Mを参照して得られる通信回線、例えば、3Gシステム又は無線LANシステムへの無線通信回線(無線ベアラ)と、3GベアラIF又は無線LANベアラIFから受け取った対応無線ベアラの無線通信品質情報(電界強度)に応じて決まる優先度とに基づいて3Gシステム及び無線LANシステムのうちのいずれのベアラ(通信回線)を使用すべきかを選択して「3Gシステム通信状態」(図5のS12)又は「無線LANシステム通信状態」(図5のS13)へ遷移し、通信を開始する。
なお、いずれの通信回線も通信不可能な場合には、「非通信状態」に戻る。
ベアラの具体的な選択例を以下に説明する。
無線通信品質情報として電界強度を使用するものとする。例えば、アプリケーションがPoCアプリケーションである場合で、無線LANシステムのベアラの電界強度が−20dBmであるとき、無線LANシステムの優先度は−20×(−0.5)=10となる。
よって、無線LANシステムのベアラの電界強度が−20dBmよりも小さくなれば、3Gシステムのベアラの優先度が高くなり、したがって3Gシステムのベアラ(通信回線)が選択され、逆に、無線LANシステムのベアラの電界強度が−20dBmよりも大きくなれば、無線LANシステムのベアラの優先度が高くなり、したがって無線LANシステムのベアラ(通信回線)が選択される。
また、ブラウザアプリケーションの場合も、次の点を除き、PoCアプリケーションの場合と同様てある。無線LANシステムのベアラの電界強度が−50dBmよりも小さくなれば、3Gシステムのベアラの優先度が高くなり、したがって3Gシステムのベアラ(通信回線)が選択され、逆に、無線LANシステムのベアラの電界強度が−50dBmよりも大きくなれば、無線LANシステムのベアラの優先度が高くなり、したがって無線LANシステムのベアラ(通信回線)が選択される。
上述のようにして通信が開始された後も、定期的に「通信回線判断」状態に遷移してベアラの通信品質が監視され、ルーティング制御ミドルは、通信中のアプリケーションの識別情報でルーティングテーブル52Mを参照して通信中の無線通信回線、例えば、3Gシステム又は無線LANシステムの無線通信回線(ベアラ、ルーティング情報)と、3GベアラIF 63又は無線LANベアラIF 64から受け取ったベアラ対応の無線通信品質情報に応じて決まる優先度とに基づいて通信に使用されているベアラを他のベアラに切り替えるべきか否かの選択をしてその通信が継続される。
この例を図6を参照して以下に説明する。
例えば、3Gシステムのベアラを使用して通信が継続されている状況にあるとき、3Gシステム及び無線LANシステムそれぞれのベアラの無線通信品質が監視され(図6の101、102)、ルーティングテーブル52Mの通信継続中のアプリケーション対応の無線通信回線と監視されている無線通信回線対応の無線通信品質に応じて決まる優先度とに基づいて3Gシステム及び無線LANシステムのうちのいずれのベアラを選択すべきかの判定を行い、その判定結果が使用中の3Gシステムの選択を示すならば(図6の103の3G優先))、その選択がアプリケーションに通知され、そのアプリケーションは、携帯端末装置24の3GベアラIFへIPデータを送信し(図6の104)、携帯端末装置24の3GベアラIF 63から3Gシステムの3GベアラIFへIPデータを送信し(図6の105)、そして3Gシステムの3GベアラIFから対向サーバへIPデータの送信を行う(図6の106)、つまり、そのまま3Gシステムのベアラで通信を続行する。
その後の同様の判定(図6の111、112、113)で無線LANシステムの選択が示されるならば(図6の113の無線LAN優先)、その旨をアプリケーションに通知する(図6の117)。そのアプリケーションは、無線通信システムのベアラを使用して通信を継続する(図6の114、115、116)。
このように、この実施例の構成によれば、アプリケーション毎に、切り替えられるべき通信回線(ベアラ)の無線通信品質(電界強度)に応じて決まる優先度を変えているから、無線通信品質に応じて使用したいベアラを自動的に選択することができる。その自動選択は、アプリケーションの特性を考慮した最適なベアラを選択することができ、その選択に使用者が特に意識する必要はない。
この発明の実施例2である通信回線切替装置は、3Gシステムから無線LANシステムへのベアラの切り替えと無線LANシステムから3Gシステムへのベアラの切り替えとで優先度を別々に設定する点に実施例1と大きな違いがある。
これを具体的に説明すると、3Gシステムから無線LANシステムへのベアラの切り替えのための電界強度を−20dBmとし、無線LANシステムから3Gシステムへのベアラの切り替えのための電界強度を−25dBmとして切替ポイントをそれぞれ別々にする。
このように構成することにより、実施例1と同効を享受しつつ、切替ポイントを異ならしめることによりベアラの切り替えにヒステリシスを持たせることが可能になり、電界レベルの定常的な擾乱によって3Gシステムと無線LANシステムとの間を不用意に行き来するのを防止することができる。
この発明の実施例3である通信回線切替装置は、無線通信品質情報として電界強度でなく、S/N比、エラーレート、3Gシステム及び無線LANシステムの遅延量等の指標を用いて構成される。
この構成により、実施例1と同等の効果を得ることができる。
また、運用環境に合わせて無線通信品質情報の指標を重み付けをする。
この構成により、より精度の高いベアラの選択が可能になる。
以上、この発明の実施例を、図面を参照して詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明に含まれる。
例えば、実施例においては、優先度を固定とする例を説明したが、システムの運用に応じて調整可能にしてもよい。例えば、携帯端末装置のキーボードから運用に応じて決まる優先度の更新値を入力し、この更新値を用いて端末制御コントローラがメモリにあるルーティングテーブルの優先度を更新する。また、更新テーブルに複数の更新値を予め登録して置き、運用に応じてそのうちの適宜の更新値を選択してルーティングテーブルの優先度の更新に用いるようにしてもよい。
また、実施例では、3Gシステムと無線LANシステムとに接続される携帯端末装置の場合について説明したが、3Gシステムと2Gシステム(2G:2nd Generation)(第2世代携帯電話システム)との通信機能を搭載する携帯端末装置にも、この発明を同等に適用し得る。
また、通信システム数は、2つでなく、3以上へも拡張することができる。
また、無線通信網だけでなく、有線通信網も取り込んでこの発明を実施し得る。
(付記1)複数の通信網に接続可能な通信端末装置から前記複数の通信網のうちのいずれかの通信網を経由して送信先へ通信回線を形成する際に、形成しようとする前記通信回線について所定の選択処理を行って前記送信先への最適な前記通信回線に切り替える通信回線切替方法であって、
前記送信先へ通信する前記通信端末装置のアプリケーション毎に、前記通信端末装置が接続される前記通信回線及び当該通信回線の通信品質に応じて決まる優先度を記憶手段に記憶し、
前記通信端末装置を接続しようとする通信回線の前記通信品質を監視し、
前記送信先へ通信を行う前記通信端末装置によって前記アプリケーション対応の読み出しを前記記憶手段に行い、
読み出される前記通信回線及び前記監視で得られる前記通信品質に対応する前記優先度に基づいて前記通信回線を選択することを特徴とする通信回線切替方法。
(付記2)前記優先度は、前記通信品質に重み付けをして決められることを特徴とする付記1記載の通信回線切替方法。
(付記3)前記通信回線間での選択順序に応じて前記優先度を変えることを特徴とする付記1記載の通信回線切替方法。
(付記4)前記通信品質は、前記通信回線のSN比及びエラーレート並びに前記通信網の遅延量のうちの1つ又は複数であることを特徴とする付記1、2又は3記載の通信回線切替方法。
(付記5)前記通信回線は、無線通信回線で、前記通信品質は、前記無線通信回線の電界強度、SN比及びエラーレート並びに前記通信網の遅延量のうちの1つ又は複数であることを特徴とする付記1、2又は3記載の通信回線切替方法。
(付記6)前記読み出し手段の前記読み出し及び前記通信回線の前記選択は、前記通信端末装置のアプリケーションから前記送信先への通信要求発生時に行われることを特徴とする付記1乃至5のいずれか一に記載の通信回線切替方法。
(付記7)前記読み出し手段の前記読み出し及び前記通信回線の前記選択は、前記通信端末装置のアプリケーションから前記送信先への通信中に行われることを特徴とする付記1乃至6のいずれか一に記載の通信回線切替方法。
(付記8)複数の通信網に接続可能な通信端末装置から前記複数の通信網のうちのいずれかの通信網を経由して送信先へ通信回線を形成する際に、形成しようとする前記通信回線について所定の選択処理を行って前記送信先への最適な前記通信回線に切り替える通信回線切替装置であって、
前記送信先へ通信する前記通信端末装置のアプリケーション毎に、前記通信端末装置が接続される前記通信回線及び当該通信回線の通信品質に応じて決まる優先度を記憶する記憶手段と、
前記通信端末装置を接続しようとする通信回線の通信品質を監視する監視手段と、
前記アプリケーション対応の読み出しを前記記憶手段に行う読み出し手段と、
該読み出し手段によって読み出される前記通信回線及び前記監視手段から得られる前記通信品質に対応する優先度に基づいて前記通信回線を選択する選択手段を備えることを特徴とする通信回線切替装置。
(付記9)前記記憶手段の前記優先度は、前記通信品質に重み付けをして決められることを特徴とする付記8記載の通信回線切替装置。
(付記10)前記記憶手段の前記優先度は、前記通信回線間での選択順序に応じて変えられることを特徴とする付記8記載の通信回線切替装置。
(付記11)前記記憶手段は、前記送信先へ通信する前記通信端末装置のアプリケーション毎に、前記通信端末装置が接続される前記通信回線及び当該通信回線の通信品質に応じて決まる優先度を記憶するルーティングテーブルと、前記優先度の更新値を出力する出力手段と、該出力手段から出力される前記更新値に前記ルーティングテーブルの優先度を更新する更新手段を含むことを特徴とする付記8、9又は10記載の通信回線切替装置。
(付記12)前記通信品質は、前記通信回線のSN比及びエラーレート並びに前記通信網の遅延量のうちの1つ又は複数であることを特徴とする付記8、9、10又は11記載の通信回線切替装置。
(付記13)前記通信回線は、無線通信回線で、前記通信品質は、前記無線通信回線の電界強度、SN比及びエラーレート並びに前記通信網の遅延量のうちの1つ又は複数であることを特徴とする付記8、9、10又は11記載の通信回線切替装置。
(付記14)前記読み出し手段による前記読み出し及び前記選択手段による前記通信回線の前記選択は、前記通信端末装置の前記アプリケーションから前記送信先への通信要求発生時に行うことを特徴とする付記8乃至13のいずれか一に記載の通信回線切替装置。
(付記15)前記読み出し手段による前記読み出し及び前記選択手段による前記通信回線の前記選択は、前記通信端末装置の前記アプリケーションから前記送信先への通信中に行うことを特徴とする付記8乃至13のいずれか一に記載の通信回線切替装置。
(付記16)複数のアプリケーションを有する通信端末装置が通信するときに、複数の前記アプリケーションで個々に形成する複数の通信回線を切り替えるための、前記通信端末装置の通信回線切替方法であって、
複数の前記アプリケーションごとに前記通信回線の通信品質に対応した優先度を登録しておき、
形成しようとする複数の前記通信回線ごとに前記通信品質を検出し、
通信しようとする前記アプリケーションごとに対応した前記優先度を読み出し、
読み出された前記優先度と検出された前記通信品質とに基づいて複数の前記通信回線を切り替えることを特徴とする通信回線切替方法。
(付記17)複数のアプリケーションを有する通信端末装置が通信するときに、複数の前記アプリケーションで個々に形成する複数の通信回線を切り替えるための、前記通信端末装置の通信回線切替装置であって、
複数の前記アプリケーションごとに前記通信回線の通信品質に対応した優先度を記憶している記憶手段と、
形成しようとする複数の前記通信回線ごとに前記通信品質を検出する監視手段と、
通信しようとする前記アプリケーションごとに対応した前記優先度を読み出す読み出し手段と、
読み出された前記優先度と検出された前記通信品質とに基づいて複数の前記通信回線を切り替える選択手段と、
を有することを特徴とする通信回線切替装置。
(付記18)複数の通信回線を個々に形成する複数のアプリケーションを有する通信端末装置であって、
付記1ないし7または16の何れか一項に記載の通信回線切替方法で複数の前記通信回線を切り替えることを特徴とする通信端末装置。
(付記19)複数の通信回線を個々に形成する複数のアプリケーションを有する通信端末装置であって、
付記8ないし15または17の何れか一項に記載の通信回線切替装置を有する通信端末装置。

Claims (17)

  1. 複数の通信網に接続可能な通信端末装置から前記複数の通信網のうちのいずれかの通信網を経由して送信先へ通信回線を形成する際に、形成しようとする前記通信回線について所定の選択処理を行って前記送信先への最適な前記通信回線に切り替える通信回線切替方法であって、
    記通信端末装置を接続しようとする通信回線の通信品質を監視し、
    前記監視で得られた通信品質情報を、前記通信端末装置の、前記送信先と通信するアプリケーション毎に異なるように決められた所定値に、掛け合わせることにより、前記通信回線の優先度を決定し、
    前記通信端末装置のアプリケーション毎に、前記通信回線の情報と当該通信回線の優先度とを記憶する記憶手段から、前記通信端末装置の、前記送信先と通信するアプリケーションに関する該通信回線と該通信回線の優先度とを読み出し、
    前記読み出される前記優先度及び前記決定された前記優先度に基づいて前記通信回線を選択することを特徴とする通信回線切替方法。
  2. 現在選択中の通信回線と切替え先の通信回線との組み合わせ毎に異なる優先度を設定することを更に含む請求項1記載の通信回線切替方法。
  3. 前記通信品質は、前記通信回線のSN比及びエラーレート並びに前記通信網の遅延量のうちの1つ又は複数であることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信回線切替方法。
  4. 前記通信回線は、無線通信回線で、前記通信品質は、前記無線通信回線の電界強度、SN比及びエラーレート並びに前記通信網の遅延量のうちの1つ又は複数であることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信回線切替方法。
  5. 前記読み出し及び前記通信回線の前記選択は、前記通信端末装置のアプリケーションから前記送信先への通信要求発生時に行われることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の通信回線切替方法。
  6. 前記読み出し及び前記通信回線の前記選択は、前記通信端末装置のアプリケーションから前記送信先への通信中に行われることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の通信回線切替方法。
  7. 複数の通信網に接続可能な通信端末装置から前記複数の通信網のうちのいずれかの通信網を経由して送信先へ通信回線を形成する際に、形成しようとする前記通信回線について所定の選択処理を行って前記送信先への最適な前記通信回線に切り替える通信回線切替装置であって、
    前記通信端末装置の、前記送信先と通信するアプリケーション毎に、前記通信端末装置が接続され得る通信回線及び当該通信回線の優先度を記憶する記憶手段と、
    前記通信端末装置を接続しようとする通信回線の通信品質を監視する監視手段と、
    前記記憶手段から、前記通信端末装置の、前記送信先と通信するアプリケーションに関する前記通信回線と前記通信回線の優先度とを読み出す読み出し手段と、
    前記監視手段により得られた通信品質情報を、前記通信端末装置の前記アプリケーション毎に異なるように決められた所定値に、掛け合わせることにより、前記通信回線の優先度を決定する制御手段と、
    前記読み出し手段によって読み出される前記優先度及び前記制御手段により決定された優先度に基づいて前記通信回線を選択する選択手段
    を備えることを特徴とする通信回線切替装置。
  8. 前記制御手段は、現在選択中の通信回線と切替え先の通信回線との組み合わせ毎に異なる優先度を設定する請求項記載の通信回線切替装置。
  9. 前記記憶手段は、前記送信先へ通信する前記通信端末装置のアプリケーション毎に、前記通信端末装置が接続される前記通信回線及び当該通信回線の通信品質に応じて決まる優先度を記憶するルーティングテーブルと、前記優先度の更新値を出力する出力手段と、該出力手段から出力される前記更新値に前記ルーティングテーブルの優先度を更新する更新手段を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の通信回線切替装置。
  10. 前記通信品質は、前記通信回線のSN比及びエラーレート並びに前記通信網の遅延量のうちの1つ又は複数であることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の通信回線切替装置。
  11. 前記通信回線は、無線通信回線で、前記通信品質は、前記無線通信回線の電界強度、SN比及びエラーレート並びに前記通信網の遅延量のうちの1つ又は複数であることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の通信回線切替装置。
  12. 前記読み出し手段による前記読み出し及び前記選択手段による前記通信回線の前記選択は、前記通信端末装置の前記アプリケーションから前記送信先への通信要求発生時に行うことを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の通信回線切替装置。
  13. 前記読み出し手段による前記読み出し及び前記選択手段による前記通信回線の前記選択は、前記通信端末装置の前記アプリケーションから前記送信先への通信中に行うことを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の通信回線切替装置。
  14. 複数のアプリケーションを有する通信端末装置が通信するときに、前記複数のアプリケーションで個々に形成する複数の通信回線を切り替えるための、前記通信端末装置の通信回線切替方法であって、
    前記複数のアプリケーションの各々について前記通信回線の優先度を登録しておき、
    形成しようとする前記通信回線ごとに通信品質を検出し、
    前記検出された通信品質に、前記アプリケーション毎に異なるように決められた所定値を掛け合わせることにより、前記通信回線の優先度を決定し、
    通信しようとする前記アプリケーションに対応した前記優先度を読み出し、
    前記決定された前記優先度と前記読み出された前記優先度とに基づいて複数の前記通信回線を切り替えることを特徴とする通信回線切替方法。
  15. 複数のアプリケーションを有する通信端末装置が通信するときに、前記複数のアプリケーションで個々に形成する複数の通信回線を切り替えるための、前記通信端末装置の通信回線切替装置であって、
    前記複数のアプリケーションの各々について前記通信回線の優先度を記憶している記憶手段と、
    形成しようとする前記通信回線ごとに通信品質を検出する監視手段と、
    前記監視手段により検出された通信品質に、前記アプリケーション毎に異なるように決められた所定値を掛け合わせることにより、前記通信回線の優先度を決定する制御手段と、
    通信しようとする前記アプリケーションに対応した前記優先度を読み出す読み出し手段と、
    前記決定された前記優先度と前記読み出された前記優先度とに基づいて複数の前記通信回線を切り替える選択手段と、
    を有することを特徴とする通信回線切替装置。
  16. 複数の通信回線を個々に形成する複数のアプリケーションを有する通信端末装置であって、
    請求項1から6、及び、14の何れか一項に記載の通信回線切替方法で複数の前記通信回線を切り替えることを特徴とする通信端末装置。
  17. 複数の通信回線を個々に形成する複数のアプリケーションを有する通信端末装置であって、
    請求項7から13、及び、15の何れか一項に記載の通信回線切替装置を有する通信端末装置。
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